JPH06196993A - Mos型半導体集積回路 - Google Patents
Mos型半導体集積回路Info
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- JPH06196993A JPH06196993A JP4345021A JP34502192A JPH06196993A JP H06196993 A JPH06196993 A JP H06196993A JP 4345021 A JP4345021 A JP 4345021A JP 34502192 A JP34502192 A JP 34502192A JP H06196993 A JPH06196993 A JP H06196993A
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- JP
- Japan
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- circuit
- transistor
- transfer gate
- semiconductor integrated
- transistors
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- Pending
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 NMOS型トランジスタのみを用いたトラン
スファーゲートを使用した半導体集積回路において、貫
通電流の流れる期間が短い半導体集積回路を得ること。 【構成】 電源電圧にクランプするクランプ回路100
を、2つのPMOS型トランジスタTr5a、bの直列
回路により構成する。その結果、1つのPMOS型トラ
ンジスタには、電源電圧VDDのほぼ半分の電圧しか加わ
らないため、より低いゲート電圧で非導通状態となる。
従って、クランプ回路100が導通状態から非導通状態
へ変化するのが迅速になり、貫通電流が流れる期間が短
くなる。
スファーゲートを使用した半導体集積回路において、貫
通電流の流れる期間が短い半導体集積回路を得ること。 【構成】 電源電圧にクランプするクランプ回路100
を、2つのPMOS型トランジスタTr5a、bの直列
回路により構成する。その結果、1つのPMOS型トラ
ンジスタには、電源電圧VDDのほぼ半分の電圧しか加わ
らないため、より低いゲート電圧で非導通状態となる。
従って、クランプ回路100が導通状態から非導通状態
へ変化するのが迅速になり、貫通電流が流れる期間が短
くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路、特
に、NMOSトランジスタのみを用いたトランスファー
ゲートを用いて構成されたMOS型半導体集積回路に関
する。
に、NMOSトランジスタのみを用いたトランスファー
ゲートを用いて構成されたMOS型半導体集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランスファーゲートは、電気信
号のON/OFFを行う回路として幅広く用いられてお
り、このようなトランスファーゲートはPMOS型トラ
ンジスタと、NMOS型トランジスタを並列に接続する
ことにより構成されている。図8には、このようなトラ
ンスファーゲートを用いたセレクタの回路の例が示され
ている。図8に示されているセレクタは、AとBとの2
つの入力を有し、いずれか一方の信号をCに出力するセ
レクタである。図8中、トランジスタ10p、10nと
で一つのトランスファーゲート12を構成し、またトラ
ンジスタ14pと14nとでもう一つのトランスファー
ゲート16を構成している。トランスファーゲート12
と16とには、それぞれ反対の極性のセレクト信号が供
給されている。この結果常にいずれか一方の、トランス
ファーゲート(14もしくは16)が導通し、他方のト
ランスファーゲートは非導通状態となる。
号のON/OFFを行う回路として幅広く用いられてお
り、このようなトランスファーゲートはPMOS型トラ
ンジスタと、NMOS型トランジスタを並列に接続する
ことにより構成されている。図8には、このようなトラ
ンスファーゲートを用いたセレクタの回路の例が示され
ている。図8に示されているセレクタは、AとBとの2
つの入力を有し、いずれか一方の信号をCに出力するセ
レクタである。図8中、トランジスタ10p、10nと
で一つのトランスファーゲート12を構成し、またトラ
ンジスタ14pと14nとでもう一つのトランスファー
ゲート16を構成している。トランスファーゲート12
と16とには、それぞれ反対の極性のセレクト信号が供
給されている。この結果常にいずれか一方の、トランス
ファーゲート(14もしくは16)が導通し、他方のト
ランスファーゲートは非導通状態となる。
【0003】図8のトランスファーゲート14、16
は、それぞれNMOS型トランジスタとPMOS型トラ
ンジスタとを組み合わせて構成されているが、半導体集
積回路の面積を減少させるため、NMOS型トランジス
タのみで簡易に構成することも行われている。このよう
な回路の例が図9に示されている。
は、それぞれNMOS型トランジスタとPMOS型トラ
ンジスタとを組み合わせて構成されているが、半導体集
積回路の面積を減少させるため、NMOS型トランジス
タのみで簡易に構成することも行われている。このよう
な回路の例が図9に示されている。
【0004】図9には、図8と同様なセレクタの回路の
例が示されている。図9に示されているセレクタが、図
8に示されているセレクタと相違する点は、トランスフ
ァーゲートがNMOS型トランジスタTr1(Tr2)
のみで構成されている点である。このような構成とする
ことにより、回路が占める面積を減少させることが可能
である。
例が示されている。図9に示されているセレクタが、図
8に示されているセレクタと相違する点は、トランスフ
ァーゲートがNMOS型トランジスタTr1(Tr2)
のみで構成されている点である。このような構成とする
ことにより、回路が占める面積を減少させることが可能
である。
【0005】しかしながら、このように、NMOS型ト
ランジスタTr1(Tr2)のみで構成することにより
トランスファーゲートの出力は、電源電圧からNMOS
型トランジスタTr1(Tr2)のスレッショルド電圧
VTN分だけ低い電圧にしか上昇しない。その結果、後述
するようにトランジスタTr3が完全なOFF作動をし
なくなり、定常的な貫通電流が流れてしまう。
ランジスタTr1(Tr2)のみで構成することにより
トランスファーゲートの出力は、電源電圧からNMOS
型トランジスタTr1(Tr2)のスレッショルド電圧
VTN分だけ低い電圧にしか上昇しない。その結果、後述
するようにトランジスタTr3が完全なOFF作動をし
なくなり、定常的な貫通電流が流れてしまう。
【0006】例えば、トランスファーゲートの出力が
「H」レベルである場合は、トランスファーゲートに続
くインバータ回路のトランジスタTr4はON作動し、
トランジスタTr3はOFF作動しなければならない
が、上述したようにトランジスタTr3は完全なOFF
作動をするわけではないので、トランジスタTr3、T
r4を通じて貫通電流が定常的に流れるのである。
「H」レベルである場合は、トランスファーゲートに続
くインバータ回路のトランジスタTr4はON作動し、
トランジスタTr3はOFF作動しなければならない
が、上述したようにトランジスタTr3は完全なOFF
作動をするわけではないので、トランジスタTr3、T
r4を通じて貫通電流が定常的に流れるのである。
【0007】このような定常的な貫通電流を防止するた
めに、いわゆるプルアップトランジスタによる回路が使
用されている。このプルアップトランジスタを適用した
回路の例が図10に示されている。図10に示されてい
る回路の例は、図8及び図9に示されている回路と同様
にセレクタの回路である。この図10に示されている回
路が上記図9と異なる点は、新たにプルアップトランジ
スタTr5を備えている。このプルアップトランジスタ
Tr5はPMOS型トランジスタであり、そのソースは
+側電源に接続され、ドレインはトランスファーゲート
の出力端子に接続されている。上記図9にも示されてい
るように、トランスファーゲートの出力にはバッファア
ンプとしての役割を果たすインバータ回路が接続されて
おり、このインバータ回路を通じてCに信号が出力され
ている。そして、このCに出力されている信号が前記プ
ルアップトランジスタTr5のゲートに接続されてい
る。換言すれば、プルアップトランジスタTr5のドレ
インはインバータ回路の入力に、ゲートは出力にそれぞ
れ接続されているわけである。
めに、いわゆるプルアップトランジスタによる回路が使
用されている。このプルアップトランジスタを適用した
回路の例が図10に示されている。図10に示されてい
る回路の例は、図8及び図9に示されている回路と同様
にセレクタの回路である。この図10に示されている回
路が上記図9と異なる点は、新たにプルアップトランジ
スタTr5を備えている。このプルアップトランジスタ
Tr5はPMOS型トランジスタであり、そのソースは
+側電源に接続され、ドレインはトランスファーゲート
の出力端子に接続されている。上記図9にも示されてい
るように、トランスファーゲートの出力にはバッファア
ンプとしての役割を果たすインバータ回路が接続されて
おり、このインバータ回路を通じてCに信号が出力され
ている。そして、このCに出力されている信号が前記プ
ルアップトランジスタTr5のゲートに接続されてい
る。換言すれば、プルアップトランジスタTr5のドレ
インはインバータ回路の入力に、ゲートは出力にそれぞ
れ接続されているわけである。
【0008】このようにプルアップトランジスタTr5
を接続することによりインバータ回路の出力電圧V2が
「L」である場合にはプルアップトランジスタTr5が
ON作動し、インバータ回路の入力電圧V1が+電圧方
向に引っ張られることになる。その結果、インバータ回
路の入力電圧V1が上昇し、インバータ回路を構成する
トランジスタTr3が完全にOFF作動することにな
る。
を接続することによりインバータ回路の出力電圧V2が
「L」である場合にはプルアップトランジスタTr5が
ON作動し、インバータ回路の入力電圧V1が+電圧方
向に引っ張られることになる。その結果、インバータ回
路の入力電圧V1が上昇し、インバータ回路を構成する
トランジスタTr3が完全にOFF作動することにな
る。
【0009】このようにして、図10の従来の改良され
た回路によれば、インバータ回路のトランジスタTr3
を完全にOFF作動させることができるため、定常的な
貫通電流を防止することができる。
た回路によれば、インバータ回路のトランジスタTr3
を完全にOFF作動させることができるため、定常的な
貫通電流を防止することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】NMOS型トランジス
タのみを用いたトランスファーゲートを使用した回路
は、例えば上述した図10のように構成されていた。従
って、定常的な貫通電流を防止し、消費電流の低減を図
ることができた。
タのみを用いたトランスファーゲートを使用した回路
は、例えば上述した図10のように構成されていた。従
って、定常的な貫通電流を防止し、消費電流の低減を図
ることができた。
【0011】しかしながら、このプルアップトランジス
タTr5は、インバータ回路の出力電圧V2によってそ
の導通状態が制御されるため、出力電圧V2が「L」か
ら「H」に変化する場合一時的に貫通電流が流れてしま
う。このように貫通電流が一時的に流れてしまう様子が
図11に示されている。図11には、インバータ回路の
入力電圧V1が「H」から「L」に変化する場合、即ち
インバータ回路の出力電圧V2が「L」から「H」に変
化する場合の様子を表すグラフが示されている。図11
の上部のグラフは、横軸が時間であり縦軸が電圧で、イ
ンバータ回路の入力電圧V1と出力電圧V2との変化が
示されている。このグラフの下部には、トランジスタT
r6と、プルアップトランジスタTr5との導通状態が
示されている。ここに示されているように、NMOS型
トランジスタTr6がON作動すると、インバータ回路
の入力電圧V1は下降を始め、やがてほぼ接地電位とな
る。インバータ回路の出力電圧V2は入力電圧V1が下
降を始めると、それに伴って上昇を始め、やがてほぼ+
電源電位VDDとなる。
タTr5は、インバータ回路の出力電圧V2によってそ
の導通状態が制御されるため、出力電圧V2が「L」か
ら「H」に変化する場合一時的に貫通電流が流れてしま
う。このように貫通電流が一時的に流れてしまう様子が
図11に示されている。図11には、インバータ回路の
入力電圧V1が「H」から「L」に変化する場合、即ち
インバータ回路の出力電圧V2が「L」から「H」に変
化する場合の様子を表すグラフが示されている。図11
の上部のグラフは、横軸が時間であり縦軸が電圧で、イ
ンバータ回路の入力電圧V1と出力電圧V2との変化が
示されている。このグラフの下部には、トランジスタT
r6と、プルアップトランジスタTr5との導通状態が
示されている。ここに示されているように、NMOS型
トランジスタTr6がON作動すると、インバータ回路
の入力電圧V1は下降を始め、やがてほぼ接地電位とな
る。インバータ回路の出力電圧V2は入力電圧V1が下
降を始めると、それに伴って上昇を始め、やがてほぼ+
電源電位VDDとなる。
【0012】プルアップトランジスタTr5は、この出
力電圧V2によってその導通状態が制御され、ゲート電
圧がVDD−|VTP|以上であればOFF作動し、ゲート
電圧がVDD−|VTP|未満であればON作動する。従っ
て、図11に示されているように、トランジスタTr6
とプルアップトランジスタTr5とは、同時に導通状態
となる期間が存在する。このとき、+電源と接地との間
に、プルアップトランジスタTr5−トランスファーゲ
ートのNMOS型トランジスタTr1−トランジスタT
r6に至る導通路が形成される。そのため、この導通路
が形成されている期間においては、図11の下部に示さ
れているグラフのように大きな貫通電流が上記導通路を
通じて流れることになる。図11の下部のグラフにおい
て、横軸は上段に示されたグラフと同様の縮尺を有する
時間軸であり、縦軸は電流である。
力電圧V2によってその導通状態が制御され、ゲート電
圧がVDD−|VTP|以上であればOFF作動し、ゲート
電圧がVDD−|VTP|未満であればON作動する。従っ
て、図11に示されているように、トランジスタTr6
とプルアップトランジスタTr5とは、同時に導通状態
となる期間が存在する。このとき、+電源と接地との間
に、プルアップトランジスタTr5−トランスファーゲ
ートのNMOS型トランジスタTr1−トランジスタT
r6に至る導通路が形成される。そのため、この導通路
が形成されている期間においては、図11の下部に示さ
れているグラフのように大きな貫通電流が上記導通路を
通じて流れることになる。図11の下部のグラフにおい
て、横軸は上段に示されたグラフと同様の縮尺を有する
時間軸であり、縦軸は電流である。
【0013】このように、NMOS型トランジスタのみ
を用いたトランスファーゲートを利用した回路において
は、瞬間的に過大な貫通電流が流れてしまうという問題
があった。この貫通電流は消費電力を増大させるだけで
なく、極めて短い時間パルス状に流れるため、ノイズを
発生し周囲の回路に悪影響を与える恐れもあった。
を用いたトランスファーゲートを利用した回路において
は、瞬間的に過大な貫通電流が流れてしまうという問題
があった。この貫通電流は消費電力を増大させるだけで
なく、極めて短い時間パルス状に流れるため、ノイズを
発生し周囲の回路に悪影響を与える恐れもあった。
【0014】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的は、NMOS型トランジスタのみを用いたトラ
ンスファーゲートを備えた半導体集積回路において、プ
ルアップトランジスタを通じて流れる貫通電流を減少さ
せた半導体集積回路を得ることである。
その目的は、NMOS型トランジスタのみを用いたトラ
ンスファーゲートを備えた半導体集積回路において、プ
ルアップトランジスタを通じて流れる貫通電流を減少さ
せた半導体集積回路を得ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、上記課
題を解決するために、NMOS型トランジスタのみを用
いたトランスファーゲートを備えた半導体集積回路にお
いて、前記トランスファーゲートの出力信号を入力し、
反転して出力するインバータ回路と、前記トランスファ
ーゲートの出力端子と、5ボルトの電源端子とに接続さ
れた回路であって、前記インバータ回路の出力信号が所
定の電圧になったならば、前記トランスファーゲートの
出力端子と前記電源端子とを電気的に接続するクランプ
回路と、を有し、前記クランプ回路は、スレッショルド
電圧が略3.5ボルトのPMOS型トランジスタを含
み、前記トランスファーゲートの出力端子と前記電源端
子とは、前記PMOS型トランジスタのドレインとソー
スとにそれぞれ接続され、前記PMOS型トランジスタ
のゲートに対して前記インバータ回路の出力信号が印加
されていることを特徴とするMOS型半導体集積回路で
ある。
題を解決するために、NMOS型トランジスタのみを用
いたトランスファーゲートを備えた半導体集積回路にお
いて、前記トランスファーゲートの出力信号を入力し、
反転して出力するインバータ回路と、前記トランスファ
ーゲートの出力端子と、5ボルトの電源端子とに接続さ
れた回路であって、前記インバータ回路の出力信号が所
定の電圧になったならば、前記トランスファーゲートの
出力端子と前記電源端子とを電気的に接続するクランプ
回路と、を有し、前記クランプ回路は、スレッショルド
電圧が略3.5ボルトのPMOS型トランジスタを含
み、前記トランスファーゲートの出力端子と前記電源端
子とは、前記PMOS型トランジスタのドレインとソー
スとにそれぞれ接続され、前記PMOS型トランジスタ
のゲートに対して前記インバータ回路の出力信号が印加
されていることを特徴とするMOS型半導体集積回路で
ある。
【0016】第二の本発明は、上記課題を解決するため
に、NMOS型トランジスタのみを用いたトランスファ
ーゲートを備えた半導体集積回路において、前記トラン
スファーゲートの出力信号を入力し、反転して出力する
インバータ回路と、前記トランスファーゲートの出力端
子と、電源端子とに接続された回路であって、前記イン
バータ回路の出力信号が所定の電圧になったならば、前
記トランスファーゲートの出力端子と前記電源端子とを
電気的に接続するクランプ回路と、を有し、前記クラン
プ回路は、複数のPMOS型トランジスタの直列回路を
含み、前記トランスファーゲートの出力端子と前記電源
端子とは前記直列回路により接続され、前記複数のPM
OS型トランジスタのゲートの全てに対して前記インバ
ータ回路の出力信号が印加されていることを特徴とする
MOS型半導体集積回路である。第三の本発明は上記課
題を解決するために、上記第二の本発明において、直列
に接続された前記複数のPMOS型トランジスタからな
る直列回路の端に位置し、そのドレインが前記トランス
ファーゲートに接続されているPMOS型トランジスタ
のチャネルのW/L値が、前記直列回路を構成する他の
PMOS型トランジスタのチャネルのW/L値より小さ
いことを特徴とするMOS型半導体集積回路である。
に、NMOS型トランジスタのみを用いたトランスファ
ーゲートを備えた半導体集積回路において、前記トラン
スファーゲートの出力信号を入力し、反転して出力する
インバータ回路と、前記トランスファーゲートの出力端
子と、電源端子とに接続された回路であって、前記イン
バータ回路の出力信号が所定の電圧になったならば、前
記トランスファーゲートの出力端子と前記電源端子とを
電気的に接続するクランプ回路と、を有し、前記クラン
プ回路は、複数のPMOS型トランジスタの直列回路を
含み、前記トランスファーゲートの出力端子と前記電源
端子とは前記直列回路により接続され、前記複数のPM
OS型トランジスタのゲートの全てに対して前記インバ
ータ回路の出力信号が印加されていることを特徴とする
MOS型半導体集積回路である。第三の本発明は上記課
題を解決するために、上記第二の本発明において、直列
に接続された前記複数のPMOS型トランジスタからな
る直列回路の端に位置し、そのドレインが前記トランス
ファーゲートに接続されているPMOS型トランジスタ
のチャネルのW/L値が、前記直列回路を構成する他の
PMOS型トランジスタのチャネルのW/L値より小さ
いことを特徴とするMOS型半導体集積回路である。
【0017】
【作用】第1の本発明におけるPMOS型トランジスタ
は、そのスレッショルド電圧がおよそ3.5ボルトであ
るため、そのゲートに電源電圧VDD−3.5ボルト
(1.5ボルト)以上の電圧が印加されたならばOFF
作動する。従って、ゲート電圧が「L」から「H」に変
化する場合、従来の通常のPMOS型トランジスタに比
べて早く非導通状態となる。
は、そのスレッショルド電圧がおよそ3.5ボルトであ
るため、そのゲートに電源電圧VDD−3.5ボルト
(1.5ボルト)以上の電圧が印加されたならばOFF
作動する。従って、ゲート電圧が「L」から「H」に変
化する場合、従来の通常のPMOS型トランジスタに比
べて早く非導通状態となる。
【0018】第2の本発明によれば、トランスファーゲ
ートの出力端子と電源端子とを複数のPMOS型トラン
ジスタの直列回路によって接続されている。従って、電
源電圧は複数のPMOS型トランジスタのそれぞれに対
し分圧して加わるため、トランスファーゲートの出力端
子に直接接続されている1個のPMOS型トランジスタ
に加わる電圧は電源電圧より小さくなる。
ートの出力端子と電源端子とを複数のPMOS型トラン
ジスタの直列回路によって接続されている。従って、電
源電圧は複数のPMOS型トランジスタのそれぞれに対
し分圧して加わるため、トランスファーゲートの出力端
子に直接接続されている1個のPMOS型トランジスタ
に加わる電圧は電源電圧より小さくなる。
【0019】そのため、PMOS型トランジスタの導通
状態と非導通状態とが切り替わるゲート電圧は低くな
る。これは、分圧によってPMOS型トランジスタにと
って電源電圧が低下したのと同様の効果を与えるからで
ある。従って、ゲート電圧が「L」から「H」に変化す
る場合、従来より早くOFF作動する。
状態と非導通状態とが切り替わるゲート電圧は低くな
る。これは、分圧によってPMOS型トランジスタにと
って電源電圧が低下したのと同様の効果を与えるからで
ある。従って、ゲート電圧が「L」から「H」に変化す
る場合、従来より早くOFF作動する。
【0020】第3の本発明によれば、上記第2の本発明
の半導体集積回路において、トランスファーゲートの出
力端子に接続されているPMOS型トランジスタのチャ
ネルのW/L値が、直列回路の他のPMOS型トランジ
スタのその値よりも小さい。そのため、上記第2の本発
明に比べて、トランスファーゲートの出力端子に直接接
続されているPMOS型トランジスタに加わる電圧は、
更に低くなる。これは、そのPMOS型トランジスタの
チャネルのW/L値が小さいため、即ち導通抵抗が小さ
いためである。この結果、上述したトランスファーゲー
トに直接接続されているPMOS型トランジスタに加わ
る電圧が更に低くなるのである。このようにして、第3
の本発明によれば、そのゲート電圧が「L」から「H」
へ変化する場合、前記PMOS型トランジスタが更に早
くOFF作動する。
の半導体集積回路において、トランスファーゲートの出
力端子に接続されているPMOS型トランジスタのチャ
ネルのW/L値が、直列回路の他のPMOS型トランジ
スタのその値よりも小さい。そのため、上記第2の本発
明に比べて、トランスファーゲートの出力端子に直接接
続されているPMOS型トランジスタに加わる電圧は、
更に低くなる。これは、そのPMOS型トランジスタの
チャネルのW/L値が小さいため、即ち導通抵抗が小さ
いためである。この結果、上述したトランスファーゲー
トに直接接続されているPMOS型トランジスタに加わ
る電圧が更に低くなるのである。このようにして、第3
の本発明によれば、そのゲート電圧が「L」から「H」
へ変化する場合、前記PMOS型トランジスタが更に早
くOFF作動する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を所定の図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0022】実施例1 本実施例による半導体集積回路の回路図は、従来の技術
において説明した図10と全く同様である。しかし、本
実施例において特徴的なことは、電源電圧5Vの半導体
集積回路において、プルアップトランジスタTr5のス
レッショルド電圧VTPがおよそ3.5ボルトと高いこと
である。従来、通常のPMOS型トランジスタにおいて
は、そのスレッショルド電圧VTPは、およそ0.8ボル
トから1.0ボルトであった。即ち、本実施例における
プルアップトランジスタTr5はそのスレッショルド電
圧VTPが非常に高く設定されている。
において説明した図10と全く同様である。しかし、本
実施例において特徴的なことは、電源電圧5Vの半導体
集積回路において、プルアップトランジスタTr5のス
レッショルド電圧VTPがおよそ3.5ボルトと高いこと
である。従来、通常のPMOS型トランジスタにおいて
は、そのスレッショルド電圧VTPは、およそ0.8ボル
トから1.0ボルトであった。即ち、本実施例における
プルアップトランジスタTr5はそのスレッショルド電
圧VTPが非常に高く設定されている。
【0023】プルアップトランジスタTr5の導通状態
と非導通状態とが切り替わるゲート電圧は、電源電圧V
DD−|−3.5|ボルトであるため、スレッショルド電
圧VTPを高くすることにより、ゲート電圧が「L」から
「H」へ変化する場合、従来より早い時期にプルアップ
トランジスタTr5はOFF作動する。
と非導通状態とが切り替わるゲート電圧は、電源電圧V
DD−|−3.5|ボルトであるため、スレッショルド電
圧VTPを高くすることにより、ゲート電圧が「L」から
「H」へ変化する場合、従来より早い時期にプルアップ
トランジスタTr5はOFF作動する。
【0024】本実施例による半導体集積回路の動作を説
明するグラフが図1に示されている。図1に示されてい
るグラフは上述した図11に示されているグラフと同様
のグラフであり、同様にトランジスタTr6とプルアッ
プトランジスタTr5との導通・非導通状態が示されて
いる。図1に示されているように、本実施例においては
プルアップトランジスタTr5のスレッショルド電圧V
TPがほぼ3.5ボルトに設定されているため、プルアッ
プトランジスタTr5が、導通状態から非導通状態へ変
化するタイミングが早くなっている。従って、NMOS
型トランジスタTr6と、プルアップトランジスタTr
5とが同時に導通状態となる期間が短くなる。これは、
上記図11のグラフと比較することにより明らかであろ
う。
明するグラフが図1に示されている。図1に示されてい
るグラフは上述した図11に示されているグラフと同様
のグラフであり、同様にトランジスタTr6とプルアッ
プトランジスタTr5との導通・非導通状態が示されて
いる。図1に示されているように、本実施例においては
プルアップトランジスタTr5のスレッショルド電圧V
TPがほぼ3.5ボルトに設定されているため、プルアッ
プトランジスタTr5が、導通状態から非導通状態へ変
化するタイミングが早くなっている。従って、NMOS
型トランジスタTr6と、プルアップトランジスタTr
5とが同時に導通状態となる期間が短くなる。これは、
上記図11のグラフと比較することにより明らかであろ
う。
【0025】その結果、図1の下部のグラフに示されて
いるように、貫通電流が流れる期間が短くなると共にそ
の大きさも小さくなることが期待される。
いるように、貫通電流が流れる期間が短くなると共にそ
の大きさも小さくなることが期待される。
【0026】なお、PMOS型トランジスタのスレッシ
ョルド電圧VTPを大きくするには、従来知られている様
々な方法が適用可能である。例えば、PMOS型トラン
ジスタのチャネル領域に燐P,砒素As等のN型不純物
をより多くドープすることによりスレッショルド電圧V
TPを大きくすることができる。
ョルド電圧VTPを大きくするには、従来知られている様
々な方法が適用可能である。例えば、PMOS型トラン
ジスタのチャネル領域に燐P,砒素As等のN型不純物
をより多くドープすることによりスレッショルド電圧V
TPを大きくすることができる。
【0027】以上述べたように、本実施例1によればプ
ルアップトランジスタTr5のスレッショルド電圧VTP
を大きく設定したので、ゲート電圧の「L」から「H」
への変化の際に、より早く非導通状態となる。その結
果、NMOS型トランジスタTr6−NMOS型トラン
ジスタTr1−プルアップトランジスタTr5に至るま
での導通路が形成される期間が短くなる。そのため、貫
通電流が流れる期間が短く、かつ、その大きさも小さく
なる。特に本実施例においては回路的には従来の回路と
全く同様であるため、チャネル領域により多く不純物を
ドープすること以外は従来の製造工程がそのまま使える
というメリットがある。
ルアップトランジスタTr5のスレッショルド電圧VTP
を大きく設定したので、ゲート電圧の「L」から「H」
への変化の際に、より早く非導通状態となる。その結
果、NMOS型トランジスタTr6−NMOS型トラン
ジスタTr1−プルアップトランジスタTr5に至るま
での導通路が形成される期間が短くなる。そのため、貫
通電流が流れる期間が短く、かつ、その大きさも小さく
なる。特に本実施例においては回路的には従来の回路と
全く同様であるため、チャネル領域により多く不純物を
ドープすること以外は従来の製造工程がそのまま使える
というメリットがある。
【0028】実施例2 上記実施例1は回路的には従来と全く同様であるが、プ
ルアップトランジスタTr5のチャネル領域のみに対
し、より多くの不純物のドープを行わなければならな
い。そのため製造工程においては新たな拡散工程と、そ
のためのマスクが必要となる。本実施例には、プルアッ
プトランジスタTr5のスレッショルド電圧VTPの値は
従来と同一の値に保ちながら、貫通電流が流れる期間を
短くしたものである。
ルアップトランジスタTr5のチャネル領域のみに対
し、より多くの不純物のドープを行わなければならな
い。そのため製造工程においては新たな拡散工程と、そ
のためのマスクが必要となる。本実施例には、プルアッ
プトランジスタTr5のスレッショルド電圧VTPの値は
従来と同一の値に保ちながら、貫通電流が流れる期間を
短くしたものである。
【0029】図2に、本実施例2の半導体集積回路の回
路図が示されている。本実施例において特徴的なこと
は、図2に示されているように、従来のプルアップトラ
ンジスタTr5に相当するクランプ回路100が2つの
PMOS型トランジスタTr5aとTr5bとの直列回
路で構成されていることである。PMOS型トランジス
タTr5aのソース端子は+電源に接続され、ドレイン
はPMOS型トランジスタTr5bのソース端子に接続
されている。そして、PMOS型トランジスタTr5b
のドレイン端子はトランスファーゲートの出力端子、即
ちインバータ回路の入力端子に接続されている。更に、
この2つのトランジスタTr5a、Tr5bとのゲート
端子は共にインバータ回路の出力端子に接続されてい
る。
路図が示されている。本実施例において特徴的なこと
は、図2に示されているように、従来のプルアップトラ
ンジスタTr5に相当するクランプ回路100が2つの
PMOS型トランジスタTr5aとTr5bとの直列回
路で構成されていることである。PMOS型トランジス
タTr5aのソース端子は+電源に接続され、ドレイン
はPMOS型トランジスタTr5bのソース端子に接続
されている。そして、PMOS型トランジスタTr5b
のドレイン端子はトランスファーゲートの出力端子、即
ちインバータ回路の入力端子に接続されている。更に、
この2つのトランジスタTr5a、Tr5bとのゲート
端子は共にインバータ回路の出力端子に接続されてい
る。
【0030】本実施例においては、クランプ回路100
は2つのトランジスタTr5aとTr5bとから構成さ
れているが、これらのトランジスタは同一の構造をなし
ている。同一の構造をなしているため、両トランジスタ
のその導通抵抗も等しく、その結果一方のトランジスタ
に加えられる電圧は電源電圧VDDの2分の1となる。こ
のように、本実施例においてはトランジスタTr5bに
加わる電圧は電源電圧のほぼ半分となる。つまり、本実
施例におけるトランジスタTr5bにとっては、電源電
圧がほぼ半分になった場合と等価である。
は2つのトランジスタTr5aとTr5bとから構成さ
れているが、これらのトランジスタは同一の構造をなし
ている。同一の構造をなしているため、両トランジスタ
のその導通抵抗も等しく、その結果一方のトランジスタ
に加えられる電圧は電源電圧VDDの2分の1となる。こ
のように、本実施例においてはトランジスタTr5bに
加わる電圧は電源電圧のほぼ半分となる。つまり、本実
施例におけるトランジスタTr5bにとっては、電源電
圧がほぼ半分になった場合と等価である。
【0031】図3に、本実施例の動作を説明するための
グラフが示されている。図3に示されているグラフは、
上述した図11及び図1と同様のグラフであり、同じよ
うに、NMOS型トランジスタTr6と、プルアップト
ランジスタTr5との導通・非導通状態が表されてい
る。図3の上部に示されているグラフの縦軸が電圧であ
り、下部に示されているグラフの縦軸は電流である。そ
して、両グラフともその横軸は時間を表す。
グラフが示されている。図3に示されているグラフは、
上述した図11及び図1と同様のグラフであり、同じよ
うに、NMOS型トランジスタTr6と、プルアップト
ランジスタTr5との導通・非導通状態が表されてい
る。図3の上部に示されているグラフの縦軸が電圧であ
り、下部に示されているグラフの縦軸は電流である。そ
して、両グラフともその横軸は時間を表す。
【0032】上述したように、本実施例のクランプ回路
100は、2つのPMOS型トランジスタTr5aとT
r5bとの直列回路から構成されている。従って、いず
れか一方のトランジスタが非導通状態となれば、クラン
プ回路100が非導通状態となる。そして、上述したよ
うに、トランジスタTr5bには電源電圧VDDのほぼ1
/2の電圧しか加えられていないため、クランプ回路1
00全体としては、VDD/2−|VTP|ボルトのゲート
電圧を境にしてその電圧より高い電圧の場合には非導通
状態となり、その電圧より低い場合には導通状態とな
る。従って、図3に示されているようにインバータ回路
の出力電圧V2が「L」から「H」へ変化する場合、従
来より早くクランプ回路100は非導通状態となる。即
ち、クランプ回路100は、より低いゲート電圧で非導
通状態へ移行するのである。その結果、NMOS型トラ
ンジスタTr6−トランスファーゲートのトランジスタ
Tr1−プルアップトランジスタTr5に至る導通路が
形成される期間を短くすることができる。従って、図3
に示されているように、貫通電流が流れる期間が短くな
り、貫通電流の大きさのピークも低く抑えられることが
理解されよう。
100は、2つのPMOS型トランジスタTr5aとT
r5bとの直列回路から構成されている。従って、いず
れか一方のトランジスタが非導通状態となれば、クラン
プ回路100が非導通状態となる。そして、上述したよ
うに、トランジスタTr5bには電源電圧VDDのほぼ1
/2の電圧しか加えられていないため、クランプ回路1
00全体としては、VDD/2−|VTP|ボルトのゲート
電圧を境にしてその電圧より高い電圧の場合には非導通
状態となり、その電圧より低い場合には導通状態とな
る。従って、図3に示されているようにインバータ回路
の出力電圧V2が「L」から「H」へ変化する場合、従
来より早くクランプ回路100は非導通状態となる。即
ち、クランプ回路100は、より低いゲート電圧で非導
通状態へ移行するのである。その結果、NMOS型トラ
ンジスタTr6−トランスファーゲートのトランジスタ
Tr1−プルアップトランジスタTr5に至る導通路が
形成される期間を短くすることができる。従って、図3
に示されているように、貫通電流が流れる期間が短くな
り、貫通電流の大きさのピークも低く抑えられることが
理解されよう。
【0033】本実施例においては、クランプ回路100
を2個のトランジスタTr5a、bの直列回路で構成し
たので、トランジスタの個数が増え、回路の占める面積
が増加してしまう恐れがある。しかしながら、クランプ
回路100は、前段に対しなるべく負荷とならないよう
にするためそのチャネルのいわゆるW/L値が小さくな
るように設計されるのが通常である。また、2つのトラ
ンジスタTr5a、bは直列回路を構成するため、より
近接して配置することが可能である。以上のことから、
クランプ回路100を構成するトランジスタTr5a、
bはより小型化することができる。このように、トラン
ジスタTr5a、bを小面積で構成した例が図4(b)
に示されている。図4(a)には、従来の半導体集積回
路におけるプルアップトランジスタの構成を表す平面図
が示されている。図4(a)に示されているように、ソ
ース・ドレイン拡散領域に、またがるようにゲート電極
が設けられている。図4(b)に示されているように、
本実施例においては、従来のプルアップトランジスタT
r5のゲート電極を、2つのより細いゲート電極とした
ものである。そして、この2つの細いゲートに挟まれた
領域は、トランジスタTr5aのドレインでもあり、ト
ランジスタTr5bのソースでもある。即ちこの領域は
ソース・ドレイン共通領域となるわけである。このよう
に、2つのトランジスタTr5a、bのソース・ドレイ
ンを共通の領域で実現したため、プルアップトランジス
タTr5aが1個である従来の半導体集積回路と比べて
ほぼ同じ面積でクランプ回路100が構成できる。
を2個のトランジスタTr5a、bの直列回路で構成し
たので、トランジスタの個数が増え、回路の占める面積
が増加してしまう恐れがある。しかしながら、クランプ
回路100は、前段に対しなるべく負荷とならないよう
にするためそのチャネルのいわゆるW/L値が小さくな
るように設計されるのが通常である。また、2つのトラ
ンジスタTr5a、bは直列回路を構成するため、より
近接して配置することが可能である。以上のことから、
クランプ回路100を構成するトランジスタTr5a、
bはより小型化することができる。このように、トラン
ジスタTr5a、bを小面積で構成した例が図4(b)
に示されている。図4(a)には、従来の半導体集積回
路におけるプルアップトランジスタの構成を表す平面図
が示されている。図4(a)に示されているように、ソ
ース・ドレイン拡散領域に、またがるようにゲート電極
が設けられている。図4(b)に示されているように、
本実施例においては、従来のプルアップトランジスタT
r5のゲート電極を、2つのより細いゲート電極とした
ものである。そして、この2つの細いゲートに挟まれた
領域は、トランジスタTr5aのドレインでもあり、ト
ランジスタTr5bのソースでもある。即ちこの領域は
ソース・ドレイン共通領域となるわけである。このよう
に、2つのトランジスタTr5a、bのソース・ドレイ
ンを共通の領域で実現したため、プルアップトランジス
タTr5aが1個である従来の半導体集積回路と比べて
ほぼ同じ面積でクランプ回路100が構成できる。
【0034】以上述べたように、本実施例によれば、回
路面積を増やさず、かつ、製造工程も増やすことなく貫
通電流が流れる期間が短い半導体集積回路を得ることが
可能である。
路面積を増やさず、かつ、製造工程も増やすことなく貫
通電流が流れる期間が短い半導体集積回路を得ることが
可能である。
【0035】実施例3 上記実施例2においてはクランプ回路100を2個のト
ランジスタで構成した例を示した。本実施例3では、こ
のクランプ回路100を構成するトランジスタの個数を
増やすことにより、貫通電流が流れる期間をより短くし
た半導体集積回路の例である。
ランジスタで構成した例を示した。本実施例3では、こ
のクランプ回路100を構成するトランジスタの個数を
増やすことにより、貫通電流が流れる期間をより短くし
た半導体集積回路の例である。
【0036】図5には、プルアップトランジスタTr5
が3個のPMOS型トランジスタTr5a、b、cによ
って構成した回路例が示されている。本実施例において
特徴的なことは、このようにクランプ回路100が複数
のPMOS型トランジスタの直列回路から構成されてい
ることである。このこと以外は、上記実施例1及び2と
全く同様である。
が3個のPMOS型トランジスタTr5a、b、cによ
って構成した回路例が示されている。本実施例において
特徴的なことは、このようにクランプ回路100が複数
のPMOS型トランジスタの直列回路から構成されてい
ることである。このこと以外は、上記実施例1及び2と
全く同様である。
【0037】本実施例においても、各トランジスタTr
5a、b、cは同一の構成であるため、トランスファー
ゲートの出力端子即ちインバータ回路の入力端子に接続
されているトランジスタTr5cに加わる電圧は電源電
圧VDDの1/3となることが理解されよう。その結果、
本実施例における動作は、図6に示されたグラフに表さ
れているようになる。即ち本実施例によれば、クランプ
回路100は、ゲート電圧がVDD/3−|VTP|ボルト
以上の場合に非導通状態となり、ゲート電圧が前述した
電圧未満の場合には導通状態となる。従って、図6に示
されているように貫通電流が流れる期間は更に短くな
り、またその値も小さなものとなる。
5a、b、cは同一の構成であるため、トランスファー
ゲートの出力端子即ちインバータ回路の入力端子に接続
されているトランジスタTr5cに加わる電圧は電源電
圧VDDの1/3となることが理解されよう。その結果、
本実施例における動作は、図6に示されたグラフに表さ
れているようになる。即ち本実施例によれば、クランプ
回路100は、ゲート電圧がVDD/3−|VTP|ボルト
以上の場合に非導通状態となり、ゲート電圧が前述した
電圧未満の場合には導通状態となる。従って、図6に示
されているように貫通電流が流れる期間は更に短くな
り、またその値も小さなものとなる。
【0038】以上述べたように、本実施例によればクラ
ンプ回路100を複数のPMOS型トランジスタの直列
回路によって構成したので、より低いゲート電圧でクラ
ンプ回路100を非導通状態とすることができる。その
結果、貫通電流が流れる期間の短い半導体集積回路を得
ることが可能である。
ンプ回路100を複数のPMOS型トランジスタの直列
回路によって構成したので、より低いゲート電圧でクラ
ンプ回路100を非導通状態とすることができる。その
結果、貫通電流が流れる期間の短い半導体集積回路を得
ることが可能である。
【0039】実施例4 上記実施例3においては、複数のPMOS型トランジス
タを直列にすることにより、貫通電流が流れる期間を短
くすることが可能である。しかしながら一方、トランジ
スタの個数が増加してしまうという問題も生じる。そこ
で本実施例は、より少ない個数のトランジスタを用いて
上記実施例3と同様の効果を得ようとするものである。
タを直列にすることにより、貫通電流が流れる期間を短
くすることが可能である。しかしながら一方、トランジ
スタの個数が増加してしまうという問題も生じる。そこ
で本実施例は、より少ない個数のトランジスタを用いて
上記実施例3と同様の効果を得ようとするものである。
【0040】本実施例における半導体集積回路の回路図
は図2に示されている実施例2の回路図と同一である。
即ち、本実施例4においてもクランプ回路100は2つ
のPMOS型トランジスタTr5a、bとから構成され
ている。本実施例において特徴的なことは、2つのPM
OS型トランジスタTr5a、bとのチャネルのW/L
値が異なっていることである。即ち、図7に示されてい
るように、トランジスタTr5bのW/L値は、トラン
ジスタTr5aのW/L値より大きく設定されている。
本実施例においては、図7に示されているように、トラ
ンジスタTr5bのW/L値は、トランジスタTr5a
のほぼ2倍に設定されている。このように、トランジス
タTr5bのほうがチャネルのW/L値が大きいため、
その導通抵抗がほぼトランジスタTr5aの1/2とな
っている。従って、両トランジスタに加わる電圧は実施
例2のように等しくはなく、トランジスタTr5bのほ
うが小さくなる。本実施例においては両トランジスタT
r5a、bのW/L値がほぼ1:2に設定されているた
め、トランジスタTr5bには、電源電圧VDDのほぼ1
/3の大きさの電圧が加わることになる。
は図2に示されている実施例2の回路図と同一である。
即ち、本実施例4においてもクランプ回路100は2つ
のPMOS型トランジスタTr5a、bとから構成され
ている。本実施例において特徴的なことは、2つのPM
OS型トランジスタTr5a、bとのチャネルのW/L
値が異なっていることである。即ち、図7に示されてい
るように、トランジスタTr5bのW/L値は、トラン
ジスタTr5aのW/L値より大きく設定されている。
本実施例においては、図7に示されているように、トラ
ンジスタTr5bのW/L値は、トランジスタTr5a
のほぼ2倍に設定されている。このように、トランジス
タTr5bのほうがチャネルのW/L値が大きいため、
その導通抵抗がほぼトランジスタTr5aの1/2とな
っている。従って、両トランジスタに加わる電圧は実施
例2のように等しくはなく、トランジスタTr5bのほ
うが小さくなる。本実施例においては両トランジスタT
r5a、bのW/L値がほぼ1:2に設定されているた
め、トランジスタTr5bには、電源電圧VDDのほぼ1
/3の大きさの電圧が加わることになる。
【0041】その結果、本実施例の動作は、図6に示さ
れた実施例3の動作とほぼ同一となる。
れた実施例3の動作とほぼ同一となる。
【0042】以上述べたように本実施例によれば、クラ
ンプ回路100を構成するトランジスタの個数を少なく
抑えつつ、その動作としてはトランジスタの個数が多い
ときと同等の効果を得ることが可能である。
ンプ回路100を構成するトランジスタの個数を少なく
抑えつつ、その動作としてはトランジスタの個数が多い
ときと同等の効果を得ることが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、第1の本発明によれ
ば、PMOS型トランジスタのスレッショルド電圧を通
常より高く設定したので、貫通電流の流れる期間が短い
半導体集積回路を得ることが可能である。その結果、消
費電流及びノイズの少ない半導体集積回路が得られると
いう効果を有する。
ば、PMOS型トランジスタのスレッショルド電圧を通
常より高く設定したので、貫通電流の流れる期間が短い
半導体集積回路を得ることが可能である。その結果、消
費電流及びノイズの少ない半導体集積回路が得られると
いう効果を有する。
【0044】第2の本発明によれば、製造工程の工程数
を増やさずとも、貫通電流の流れる期間の短い半導体集
積回路が得られる。従って、第1の本発明と同様に消費
電流及びノイズの少ない半導体集積回路を得られるとい
う効果を有する。
を増やさずとも、貫通電流の流れる期間の短い半導体集
積回路が得られる。従って、第1の本発明と同様に消費
電流及びノイズの少ない半導体集積回路を得られるとい
う効果を有する。
【0045】第3の本発明によれば、第2の本発明と同
様に製造工程の工程数を増やさずに、かつ、第2の本発
明よりも更に貫通電流が流れる期間を短くすることがで
きる。その結果、より消費電流及びノイズの少ない半導
体集積回路が得られるという効果を有する。
様に製造工程の工程数を増やさずに、かつ、第2の本発
明よりも更に貫通電流が流れる期間を短くすることがで
きる。その結果、より消費電流及びノイズの少ない半導
体集積回路が得られるという効果を有する。
【0046】第4の本発明によれば、第3の本発明と同
様の効果を、第2の本発明と同様の構成によって得るこ
とが可能である。従って、より簡易な構成で貫通電流が
流れる期間の極めて短い半導体集積回路が得られるとい
う効果を有する。
様の効果を、第2の本発明と同様の構成によって得るこ
とが可能である。従って、より簡易な構成で貫通電流が
流れる期間の極めて短い半導体集積回路が得られるとい
う効果を有する。
【図1】本発明の好適な実施例1の半導体集積回路の動
作を説明するグラフである。
作を説明するグラフである。
【図2】実施例2の半導体集積回路の回路図である。
【図3】実施例2の動作を説明するグラフである。
【図4】実施例2のクランプ回路100を構成する2つ
のトランジスタTr5a、bの構成を示す平面図であ
る。
のトランジスタTr5a、bの構成を示す平面図であ
る。
【図5】実施例3の半導体集積回路の回路図である。
【図6】実施例3の動作を説明するグラフである。
【図7】実施例4の半導体集積回路のクランプ回路10
0を構成する2つのトランジスタTr5a、bの構成を
表す平面図である。
0を構成する2つのトランジスタTr5a、bの構成を
表す平面図である。
【図8】トランスファーゲートを用いた従来のセレクタ
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図9】NMOS型トランジスタのみを用いたトランス
ファーゲートを使用した従来のセレクタ回路の回路図で
ある。
ファーゲートを使用した従来のセレクタ回路の回路図で
ある。
【図10】NMOS型トランジスタのみを用いたトラン
スファーゲートを使用した改良された従来のセレクタ回
路の回路図である。
スファーゲートを使用した改良された従来のセレクタ回
路の回路図である。
【図11】図10に示されている回路の動作を説明する
グラフである。
グラフである。
Tr1、2 トランスファーゲートを構成するMOS型
トランジスタ Tr3、4 インバータ回路を構成するPMOS及びN
MOS型トランジスタ Tr5a、b プルアップトランジスタを構成するPM
OS型トランジスタ V1 インバータ回路の入力電圧 V2 インバータ回路の出力電圧
トランジスタ Tr3、4 インバータ回路を構成するPMOS及びN
MOS型トランジスタ Tr5a、b プルアップトランジスタを構成するPM
OS型トランジスタ V1 インバータ回路の入力電圧 V2 インバータ回路の出力電圧
Claims (3)
- 【請求項1】 NMOS型トランジスタのみを用いたト
ランスファーゲートを備えた半導体集積回路において、 前記トランスファーゲートの出力信号を入力し、反転し
て出力するインバータ回路と、 前記トランスファーゲートの出力端子と、5ボルトの電
源端子とに接続された回路であって、前記インバータ回
路の出力信号が所定の電圧になったならば、前記トラン
スファーゲートの出力端子と前記電源端子とを電気的に
接続するクランプ回路と、 を有し、前記クランプ回路は、スレッショルド電圧が略
3.5ボルトのPMOS型トランジスタを含み、 前記トランスファーゲートの出力端子と前記電源端子と
は、前記PMOS型トランジスタのドレインとソースと
にそれぞれ接続され、 前記PMOS型トランジスタのゲートに対して前記イン
バータ回路の出力信号が印加されていることを特徴とす
るMOS型半導体集積回路。 - 【請求項2】NMOS型トランジスタのみを用いたトラ
ンスファーゲートを備えた半導体集積回路において、 前記トランスファーゲートの出力信号を入力し、反転し
て出力するインバータ回路と、 前記トランスファーゲートの出力端子と、電源端子とに
接続された回路であって、前記インバータ回路の出力信
号が所定の電圧になったならば、前記トランスファーゲ
ートの出力端子と前記電源端子とを電気的に接続するク
ランプ回路と、 を有し、前記クランプ回路は、複数のPMOS型トラン
ジスタの直列回路を含み、 前記トランスファーゲートの出力端子と前記電源端子と
は前記直列回路により接続され、前記複数のPMOS型
トランジスタのゲートの全てに対して前記インバータ回
路の出力信号が印加されていることを特徴とするMOS
型半導体集積回路。 - 【請求項3】請求項2記載の半導体集積回路において、 直列に接続された前記複数のPMOS型トランジスタか
らなる直列回路の端に位置し、そのドレインが前記トラ
ンスファーゲートに接続されているPMOS型トランジ
スタのチャネルのW/L値が、前記直列回路を構成する
他のPMOS型トランジスタのチャネルのW/L値より
小さいことを特徴とするMOS型半導体集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4345021A JPH06196993A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Mos型半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4345021A JPH06196993A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Mos型半導体集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196993A true JPH06196993A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18373754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4345021A Pending JPH06196993A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Mos型半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06196993A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5955912A (en) * | 1995-10-25 | 1999-09-21 | Texas Instruments Incorporated | Multiplexer circuits |
| JP2013142899A (ja) * | 2012-01-12 | 2013-07-22 | Samsung Electronics Co Ltd | ゲート駆動回路及びそれを備える表示装置 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4345021A patent/JPH06196993A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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