JPH06197372A - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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JPH06197372A
JPH06197372A JP4357634A JP35763492A JPH06197372A JP H06197372 A JPH06197372 A JP H06197372A JP 4357634 A JP4357634 A JP 4357634A JP 35763492 A JP35763492 A JP 35763492A JP H06197372 A JPH06197372 A JP H06197372A
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video
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度の高いホワイトバランス制御を行うこと
のできる映像再生装置を得る。 【構成】 複数の映像信号が記録されたHDD(ハード
ディスク)1から、基準映像信号に指定されたものを読
み出し、信号処理して得られる色差信号から色温度を検
出し、これに応じて可変利得増幅器7の利得を、色差信
号の積分値が最小になるように制御し、そのときの制御
値をホールドする。他の映像信号の再生時に上記制御値
を用いてホワイトバランス制御を行う。 【効果】 基準映像信号として例えば白い被写体等から
得たものを用いることにより、精度の高いホワイトバラ
ンス制御を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子スチルカメラ等によ
り記録媒体に記録された映像信号を再生する映像再生装
置のホワイトバランス制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラや電子スチルカメラ
等の装置では被写体を照明する光源の色温度に応じて撮
影時の色信号の利得を制御することにより、撮影した映
像信号の色再現が光源の色温度によって不自然にならな
いようにする、いわゆるホワイトバランス制御が行われ
ている。ホワイトバランス制御の方法としては、色温度
を検出するセンサから得た色温度情報により、又は被写
体を撮影した映像信号の色差成分の積分値が小さくなる
ように色信号のゲインを制御する方法が用いられてい
る。
【0003】一般的には色温度を検出するセンサを用い
る方法に比較して、撮影した映像信号の色差成分を利用
する方法の方が大きさ、コストの面で有利である。しか
し、いずれの場合にもこれらの装置では撮影した映像信
号に対して記録時にホワイトバランス制御を行い、色信
号ゲインを所望の値に制御された映像信号が記録媒体に
記録されるように成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビデオ
カメラや電子スチルカメラ等のように小型化が必要な装
置においては、ホワイトバランス制御を行うための回路
規模や消費電力等が全体のシステムにおいて大きな比重
を占めており、装置全体の小型化を制限する要因となっ
ていた。
【0005】また、一般的に色温度検出用のセンサを利
用する方法に比べて大きさ、コストの面で有利である撮
影した映像信号を利用して、ホワイトバランス制御を行
う方法では、被写体によっては十分な精度の制御を行う
ことができない場合がある。例えば被写体に鮮やかな色
の成分を多く含むような場合には、これを抑圧する方向
に色信号の利得制御がなされるためにどうしても撮影し
た映像信号の色再現において鮮やかさに欠けるという問
題があった。
【0006】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、色差成分の平均値が大きい被写体
の場合でも色の鮮やかさを失うことなく、ホワイトバラ
ンス制御を行うことのできる映像再生装置を得ることを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
複数の映像信号が記録されると共にそのうちのホワイト
バランス制御のための基準となる基準映像信号を指定す
る指定データと他の映像信号がどの基準映像信号を用い
るかを指定する指定データとが記録された記録媒体から
選択的に映像信号を再生するように成され、再生を指示
された映像信号の上記指定データに基づいて上記基準映
像信号又は他の映像信号を検出する検出手段と、上記検
出された上記基準映像信号を再生処理してホワイトバラ
ンスの制御値を得、これを保持する信号処理手段と、上
記検出された上記他の映像信号を再生する際に上記保持
された制御値を用いてホワイトバランス制御を行う制御
手段とを設けている。
【0008】第2の発明においては、複数の映像信号が
記録された記録媒体から再生を指示された映像信号をホ
ワイトバランス制御の制御値を得るための基準映像信号
として用いることを指定する指定手段と、上記指定され
た基準映像信号を再生処理して上記制御値を得、これを
保持する信号処理手段と、上記指定手段で指定されない
他の映像信号を再生処理する際に上記保持された制御値
を用いてホワイトバランス制御を行う制御手段とを設け
ている。
【0009】
【作用】上記基準映像信号として、他の映像信号と同一
光源下で撮影された例えば無色の被写体、グレーや白色
の被写体を撮影した映像信号を指定することにより、こ
の基準映像信号から得られるホワイトバランス制御の制
御値を用いて他の映像信号のホワイトバランス制御が行
われるので、他の映像信号の画面のホワイトバランスが
高精度に制御される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による映像再生
装置を示す。
【0011】図1において、1は映像記録媒体としての
ハードディスク装置(以下、HDDと略す)で、着脱可
能に装着される。2はHDD1及び全体を制御する制御
部、3はHDD1から読み出された映像信号を制御部2
により制御されて格納するメモリ、4は後述するように
メモリ3から読み出された信号をフィールドに応じて加
算するための加算器、5は加算器4から得られる信号を
処理して輝度信号Yを作成する輝度信号処理回路であ
る。
【0012】6は加算器4から得られる映像信号を処理
してR1 、G1 、B1 の色信号を作成する色信号処理回
路、7はR1 、G1 、B1 の色信号の利得をそれぞれ制
御して、R、G、Bの色信号を出力する可変利得増幅
器、8はR、G、Bの色信号をマトリクス演算してR−
Y、B−Yの色差信号を作成するマトリクス回路、9は
R−Y、B−Yの色差信号と上記輝度信号Yとによりコ
ンポジット映像信号を作成するエンコーダ、10はコン
ポジット映像信号をアナログ信号に変換するD/A変換
器、11はD/A変換されたコンポジット映像信号に制
御部2からの同期信号を加える加算器、12は同期信号
が加えられたコンポジット映像信号が加えられ、制御部
2で制御されるドライバ、13はドライバ12により制
御され、映像を表示するモニタ、19は各種操作スイッ
チを有する操作部である。
【0013】14はHDD1から読み出された信号から
後述するホワイトバランスに関する指定データを検出し
て制御部2に送るデータ検出部、15は上記色差信号R
−Y、B−Yから制御部2の制御により映像信号の色温
度を検出する色温度検出部、16は検出された色温度を
制御部2の制御により保持して、その色温度をホワイト
バランスの制御値として可変利得増幅器7の利得を制御
するホールド回路である。
【0014】図2は被写体を撮影して上記HDD1に記
録するカメラ部を示す。HDD1は着脱可能に装着さ
れ、このカメラ部で撮影記録した後、取り外して図1の
映像再生装置に装着されて再生されるように成されてい
る。あるいは、カメラ部と映像再生装置とが一体的に構
成されていてもよい。
【0015】図2において、20は全体を制御する制御
部、21はレンズ、絞り等を含む光学系、22は撮像素
子としてのCCDを含む撮像部である。上記CCDは図
3に示すような色フィルタが画素毎に配列されている。
この色フィルタは図示のように、Mg(マゼンダ)とG
(緑)の繰り返しのラインと、Cy(シアン)とYe
(黄)の繰り返しのラインとから構成され、Mg、Gの
ラインはライン毎に位相が反転する、いわゆる補色市松
配置となっている。
【0016】23は撮像部22で光電変換された信号を
ディジタル値に変換するA/D変換器、24はA/D変
換器23の出力信号が入力される半導体メモリ等のメモ
リで、このメモリ24に上記CCDにより光電変換され
た一画面分の信号がディジタル値として記憶される。2
5は加算器であり、制御部20より出力されるホワイト
バランスに関する指定データがメモリ24より読み出さ
れた信号に加算されて出力され、HDD1に記録され
る。26は指定データを作るための指定スイッチ等の各
種操作スイッチを含む操作部である。
【0017】次に上記構成による動作について説明す
る。
【0018】本実施例では、カメラ部で複数回の撮影を
行ない、その複数の映像信号をHDD1に記録する際、
そのうちの一つを再生時におけるホワイトバランス制御
の制御値を得るための基準となる基準映像信号に指定
し、その旨を示す指定データを基準映像信号とそのHD
D1上の位置を示す位置データと共に記録する。そし
て、残りの映像信号についてはその映像信号の再生時に
どの位置に記録された映像信号を基準映像信号としてホ
ワイトバランス制御を行うかを指定する指定データ(基
準映像信号の位置データに相当する)をそれぞれの映像
信号と共に記録する。
【0019】尚、基準映像信号としては、例えば、ニュ
ートラルグレーの標準板あるいは白の多い被写体を撮影
して得られる信号が使用される。
【0020】再生時には、上記複数の映像信号の中の基
準映像信号を再生してホワイトバランス制御の制御値を
求め、この制御値により可変利得増幅器7の利得を決定
する。そして他の映像信号の再生に際しては、上記制御
値を用いたホワイトバランス制御が行われる。
【0021】次に記録・再生の動作を詳細に説明する。
【0022】図2のカメラ部において、操作部26に
は、これから撮影する信号を再生時にホワイトバランス
制御の制御値を決定するための基準映像信号として使用
するか否かを選択指定するスイッチと、このスイッチが
基準映像信号として使用しないと選択された場合に、再
生時のホワイトバランス制御値を決定するための基準映
像信号としてどの映像信号を使用するかを指定するスイ
ッチとが設けられている。操作者は被写体の撮影に先立
って、これらのスイッチの設定を行う。ここで設定され
たスイッチの情報は指定データとして制御部20より加
算器25に送出され、映像信号の記録時にHDD1に記
録されることになる。図2において、操作部26のレリ
ーズスイッチを操作すると、制御部20は光学系21の
絞りを制御し、また撮像部22のCCDに適正露光が得
られるように露光時間を決定して、光学系21、撮像部
22を制御する。次に適正露光量が得られたCCDから
信号を読み出し、これをA/D変換器23に入力する。
ここでは、CCDの画素に対応する電気信号がディジタ
ル値に変換される。A/D変換器23より出力されたC
CDの画素に対応する信号はメモリ24に入力され一時
記憶される。
【0023】次にメモリ24よりHDD1に信号が転送
されるが、この時、メモリ24からの信号の読み出しに
先立って、今回撮影した信号を再生時にホワイトバラン
ス制御の制御値を決定するための基準映像信号として使
用するか否か又は使用しない場合は再生時に用いる基準
映像信号の記録領域(位置)を示す指定データが制御部
20より出力され、加算器25を介してHDD1の所定
の記録領域(位置)に記録される。次に制御部20はメ
モリ24を制御して、記憶された信号を読み出し、加算
器25を介してHDD1の所定の記録領域に記録する。
【0024】以上のようにしてカメラ部で撮影した映像
信号が、ホワイトバランス制御に関する指定データとと
もにHDD1に記録される。次に、映像信号の記録が行
われたHDD1を取り外してこれを図1に示す映像再生
装置に取り付け、映像信号の再生を行う場合の動作につ
いて説明する。
【0025】図1において、操作部19により、ある映
像信号の再生が指示されると、制御部2はHDD1より
信号の読み出しを行う。読み出される信号は、まず記録
されている映像信号のホワイトバランス制御に関する指
定データであり、これがデータ検出部14により検出さ
れて制御部2に入力される。
【0026】次に制御部2は再生を指示された映像信号
が基準映像信号か否かを判別する。基準映像信号である
場合にはこの映像信号のデータをHDD1から1画面分
読み出して、メモリ3に書き込む。またこの時の映像信
号の記録領域を示す位置データが制御部2に記憶され
る。メモリ3に書き込まれた1画面分の映像信号は前述
したカメラ部に用いられている撮像素子の2ラインが同
時に読み出されるように制御される。
【0027】具体的には図3に示すように第1フィール
ドの読み出し時には1、2ライン、3、4ライン、・・
・、2n+1 、2(n+1) ライン、第2フィールドの読み出
し時には2、3ライン、4、5ライン、・・・、2n
n+1 ライン、の組合せで同時にメモリ3より読み出さ
れ、読み出された信号は加算器4で加算される。加算器
4の出力信号は輝度信号処理回路5と色信号処理回路6
とに入力される。輝度信号処理回路5では、入力された
Mg、G、Cy、Yeの信号より輝度信号Yを形成して
これをエンコーダ9に出力する。色信号処理回路6で
は、入力された映像信号よりR1 、G1 、B1 の信号を
形成して可変利得増幅器7に出力する。
【0028】この時可変利得増幅器7を利得制御するホ
ールド回路16の出力信号は制御部2によりホールドが
解除された状態にされており、色温度検出部15の出力
信号がそのまま出力されている。即ち、前回の映像信号
の処理を行った状態から引続いて現在の信号を処理して
いる場合には、前回の映像信号を処理した時の最終的な
出力信号が色温度検出部15より出力されており、これ
がホールド回路16を介して可変利得増幅器7の制御入
力となっている。ここで可変利得増幅器7の利得制御は
入力であるR1 、G1 、B1 信号それぞれの増幅器の利
得に対する制御信号により行われている。
【0029】次に利得制御されたR、G、B信号が可変
利得増幅器7よりマトリクス回路8に入力される。マト
リクス回路8では公知のマトリクス演算によりR−Y信
号とB−Y信号を作成し出力する。出力されたR−Y、
B−Y信号はエンコーダ9及び色温度検出部15に入力
される。色温度検出部15では入力されるR−Y、B−
Y信号を1フィールド期間にわたって積分し、その積分
結果により1フィールド毎にホールド回路16を介して
可変利得増幅器7に対する制御信号を更新し、R−Y、
B−Yの積分値が”0”に近くなるようにR、G、B信
号の利得を制御する。即ち、可変利得増幅器7、マトリ
クス回路8、色温度検出部15及びホールド回路16に
よりR−Y、B−Y信号の1フィールド期間にわたる積
分値が”0”に近くなるように制御する制御ループが構
成される。この制御ループによりホワイトバランス制御
が行われることになる。
【0030】次に、エンコーダ9にはR−Y、B−Y信
号と輝度信号処理回路5より出力されるY信号とが入力
され、ここでコンポジット映像信号が形成され、D/A
変換器10によりアナログ信号に変換される。次に加算
器11において、D/A変換器10より出力された信号
に制御部2より同期信号が加算された後、ドライバ12
に入力される。そしてドライバ12より映像信号として
出力され、モニタ13で表示される。
【0031】以上がHDD1より読み出した映像信号が
その指定データにより基準映像信号であると判別された
場合の動作である。次に、映像信号がその指定データに
より基準映像信号ではないと判別された場合の動作につ
いて説明する。
【0032】前述のようにこのような場合には、HDD
1より読み出される映像信号に対しての基準映像信号の
記録領域を示す位置データが指定データとして記録され
ているので、このデータをデータ検出部14により検出
する。検出された映像信号の記録領域と制御部2に記憶
されている映像信号の記憶領域の位置データ、即ち、前
回ホワイトバランス制御を行った基準映像信号の記憶領
域を示す位置データとを比較し、同一である場合には、
制御部2はホールド回路16をホールド状態に制御し
て、その時の色温度検出部15の出力値をホールドし、
これを可変利得増幅器7に出力し続けるようにする。つ
まりホワイトバランス制御を新たに行うことなく、同一
の制御値によってこれから読み出される映像信号のホワ
イトバランス制御が行われるとになる。
【0033】次に制御部2はHDD1より続いて再生を
指示された映像信号を読み出し、これをメモリ3に書き
込む。そして前述の場合と同様にして映像信号処理が行
われドライバ12より再生処理された映像信号が出力さ
れる。このときホワイトバランス制御については上述の
ように新たに色温度検出部15の出力がホールド回路1
6を介して可変利得増幅器7に出力されることはなく、
前回の色温度検出部15の出力信号をホールドした値が
可変利得増幅器7に加えられて、制御入力は一定に保た
れた状態となっている。
【0034】次に再生しようとする映像信号に対してホ
ワイトバランス制御を行うための映像信号の記録領域を
示す位置データが制御部2に記憶されている前回のホワ
イトバランス制御を行なった基準映像信号の記憶領域の
位置データと異なる場合について説明する。
【0035】この場合には、制御部2はホワイトバラン
ス制御を行うための映像信号の記録領域を示す位置デー
タを記憶するとともに、この記録領域に記録されている
基準映像信号を読み出してメモリ3に書き込む。次にメ
モリ3に書き込まれた映像信号を読み出してホワイトバ
ランス制御を行う。つまりこの時には制御部2によりホ
ールド回路16はホールド解除され、新たに色温度検出
を行ない、これにより可変利得増幅器7を制御する上記
制御ループが動作させられる。ただしこの時の再生映像
信号は制御部2がドライバ12をミュート状態に制御す
ることにより、出力端子からは出力されないようになさ
れている。
【0036】このようにしてホワイトバランス制御が終
了すると、制御部2はホールド回路16をホールド状態
として、この時のホワイトバランスの制御値を保持させ
る。次に再生を指示された映像信号をHDD1より読み
出してメモリ3に書き込む。次にメモリ3より信号を読
み出して、ホワイトバランスの制御値が更新されること
なく再生の処理が行われ、ドライバ12のミュートを制
御部2が解除することにより、出力端子に再生映像信号
として出力されることになる。
【0037】尚、再生を指示された映像信号の処理に先
立って行われるホワイトバランス制御を行うための映像
信号の処理時には一画面分の映像信号のすべてのデータ
を使用することなく、間引いた映像信号によって処理を
行ってもよい。
【0038】間引きの方法としては、映像信号をHDD
1よりメモリ3に映像信号を転送するときに行ってもよ
いし、メモリ3の読み出し時に行ってもよい。
【0039】図4に本発明の第2の実施例を示す。図中
図1と同一の構成要素については同一番号を付し説明を
省略する。
【0040】図4において、17はHDD1より読み出
された信号が入力される演算回路である。この演算回路
17には最大遅延量が図3に示すCCDの1H分に相当
する可変遅延線が含まれ、ここにおいて、CCDより得
られた信号のライン間の加算処理が行われるように成さ
れている。18はメモリであり、このメモリ18にはエ
ンコーダ9より出力されるコンポジット映像信号が入力
される。また、メモリ18への信号の書き込み、読み出
しは制御部2により制御される。
【0041】次に制御部2に映像信号の再生が指示され
た時の動作について説明する。まず、制御部2はHDD
1より映像信号の読み出しに先立ってその映像信号のホ
ワイトバランス制御に関する指定データをデータ検出部
14により得る。データ検出部14より得られた指定デ
ータにより、基準映像信号として他の領域に記録されて
いるものが指定されている場合には、この指定された基
準映像信号をまずHDD1より読み出すわけであるが、
この時制御部2は演算回路17に含まれる可変遅延線の
遅延量を1/2Hに設定し、HDD1からは、水平方向
にデータ量を1/2に間引いた映像信号を読み出し、こ
れを演算回路17に出力する。演算回路17ではここで
ライン間の加算処理を行ない、信号を色信号処理回路6
と輝度信号処理回路5とに出力する。そして以降の処理
により色温度検出部15の出力信号がホールドされて、
ホワイトバランスの制御値が得られることになるが、こ
の時にはエンコーダ9の出力信号をメモリ18に書き込
むことは行わない。
【0042】次に制御部2は再生が指示された映像信号
をHDD1より読み出し、演算回路17の可変遅延線の
遅延量を1Hに設定する。このようにして読み出された
映像信号が演算回路17でライン間の加算処理を受けて
出力される。さらに以降の処理がなされてエンコーダ9
よりコンポジット映像信号がメモリ18に出力される。
この時制御部2はメモリ18にエンコーダ9の出力信号
が書き込まれるようにメモリ18を制御し、再生処理さ
れた映像信号がメモリ18に書き込まれることになる。
【0043】次に制御部2はメモリ18より映像信号の
読み出しを行い、加算器11で同期信号が付加されてド
ライバ12よりモニタ13に対して再生映像信号が出力
される。
【0044】さらに別の映像信号の再生が指示され、こ
の映像信号の基準映像信号として別の映像信号が指示さ
れている場合は、制御部2はホワイトバランスの制御値
を得るための処理をしている間はメモリ18に記憶され
ている信号の読み出しを継続し、新たな制御値が得られ
その後再生を指示された映像信号の処理を行なった時
に、メモリ18の内容を更新して再生映像信号の出力を
切り換えるように制御する。このようにすることにより
映像信号の再生出力を違和感なく切り換えることができ
る。
【0045】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0046】本実施例は、ホワイトバランス制御を行う
ための基準映像信号として同一の基準映像信号を指定し
ている複数の映像信号を1つのグループとして図5に示
すように同一画面上に同時に再生を行うものである。
尚、同時に表示される画面数の指定スイッチにより4、
9、16、25画面のマルチ画面を選択可能に構成され
ており、ここでは図5のように4画面A、B、C、Dの
マルチ画面再生について説明する。
【0047】このマルチ画面再生モードが指示される
と、図1において、制御部2はHDD1より信号の読み
出しを行い、データ検出部14により指定データを判別
して、データに続いて読み出される基準映像信号を使用
してホワイトバランス制御を行うと指定されている映像
信号をメモリ3の図5のAの領域に対応する領域に転送
する。HDD1よりメモリ3に映像信号のデータを転送
する際には、マルチ画面の画面数に応じて映像信号デー
タの間引き処理が行われる。ここではH、V方向ともに
1/2にデータが間引かれてメモリ3に転送される。
【0048】次に制御部2はさらにHDD1の別の記録
領域の指定データを読み出し、先にメモリ3に転送した
映像信号と同一グループに属する映像信号の検索を行
う。
【0049】映像信号を検索して同一グループの映像信
号の指定データを読み出したときは続いて、その信号の
データをH、V方向ともに1/2に間引いてメモリ3の
図5のBに対応する領域に転送する。さらに検索をくり
返して、同様にして同一グループに属する映像信号をメ
モリ3のC、Dに対応する領域に間引いて転送する。
【0050】このようにしてメモリ3に4画面分の映像
信号がデータを間引かれて1画面分の映像信号として記
憶されると、制御部2はメモリ3より前述したのと同様
にして、映像信号の読み出しを開始する。この時、色温
度検出部15におけるマトリクス回路8より出力される
R−Y、B−Y信号の積分期間としては、基準映像信号
がメモリ3より読み出される期間すなわち図5のAの領
域が読み出されている期間であり、色温度検出はこの基
準映像信号だけを使って行われる。そしてホールド回路
16を介して可変利得増幅器7の利得制御が行われる。
このようにしてホワイトバランスの制御ループが収束す
ると、制御部2はホールド回路16をホールド状態とし
て、この時の色温度検出部15の出力値がホールド回路
16より出力され続けることになる。この出力値により
ホワイトバランス制御が行われ、可変利得増幅器7の利
得が制御される。これにより、ドライバ12の出力には
ホワイトバランスのとれた4画面のマルチ画面再生出力
信号が出力され、モニタ13に図5の表示が行われるこ
とになる。
【0051】さらに制御部2に再生信号を切り換える指
示がなされると、制御部2は再度HDD1の別の映像信
号の記録領域を検索して基準映像信号をメモリ3のAに
対応する領域に転送してそのAの領域の映像信号を更新
する。さらにHDD1の映像信号の検索を続けて順に
B、C、Dの領域に転送する。その後、メモリ3より映
像信号を順次読み出してマルチ画面の再生を行う。
【0052】映像信号の検索の途中で即ち、図5のA、
B、C、Dの全域への映像信号の転送が終了する前にH
DD1の全記録領域の検索が終了した場合には、残りの
領域にグレーレベルの信号の書き込みが制御部2により
行われる。
【0053】以上のようにして、ホワイトバランスの制
御値を決定する映像信号として同一の基準映像信号が指
定されたグレープに属する映像信号のマルチ画面再生が
行われる。その際、最初のマルチ画面再生に指定された
基準映像信号によりホワイトバランス制御を行い制御値
を決定し、これをホールドした後、同一の制御値によっ
てマルチ画面再生が行われることになる。
【0054】また、マルチ画面として、16、25画面
のような多画面が選択された場合には、まず、ホワイト
バランス制御を行うための映像信号を1画面分映像信号
を間引くことなしに又は所定のデータ量分をメモリ3に
取り込み、次にメモリ3より信号を読み出してホワイト
バランス制御値を決定し、これをホールドする。その後
所定の画面数だけメモリ3に映像信号を間引いて取り込
み、これを読み出して再生映像信号を得ることにより、
多画面のマルチ画面再生の時にも良好なホワイトバラン
ス制御が行われる。
【0055】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
【0056】本実施例では、撮影時にはホワイトバラン
スに関する前記指定データは記録しない。そして再生時
に、再生する映像信号毎にその映像信号自身を基準映像
信号とするか、又は他の映像信号を基準映像信号として
指定するかを選択する。この選択を行う選択スイッチが
操作部19に設けられている。また、本実施例は図4の
回路を用いるものとする。
【0057】操作部19により再生する映像信号が指定
され、かつその映像信号自身を基準映像信号として指定
した場合は、この映像信号がHDD1から読み出され、
これまで説明してきたのと同様にして色温度が検出さ
れ、上記制御ループが構成されてホワイトバランスの制
御値が決定される。そしてこの制御値によりホワイトバ
ランス制御された再生映像信号が得られることになる。
【0058】尚、制御ループによるホワイトバランス制
御が行われている間は、図4のメモリ18より前回に処
理されて記憶されている映像信号の読み出しが続いて行
われており、モニタ13に表示されている。
【0059】次にホワイトバランス制御値を指定した基
準映像信号より得て、その制御値に基づいて再生処理す
る場合について説明する。まず、第5の実施例としての
図6に示すようなマルチ画面を利用して再生を行う場合
について述べる。操作部19より制御部2にマルチ画面
再生の指示がなされると、制御部2はHDD1より映像
信号の読み出しを行い、この信号に対して前述した再生
処理を行う。ここでホワイトバランス制御が終了し処理
が完了した映像信号がメモリ18に書き込まれるが、こ
の時にはメモリ18に書き込まれる信号がエンコーダ9
より出力される信号をマルチ画面の画面数に応じて間引
いた信号となる。図6の場合には25画面のマルチ画面
再生を例に説明を行うが、画面数はこれに限定されるも
のではない。従ってこの場合にはメモリ18に書き込ま
れる信号は1/25に間引かれた信号となり、これが書
き込まれる。この時のメモリ18に書き込まれる領域は
再生時の画面を1/25に分割した図6の最も左上に再
生される1の領域となる。
【0060】次に別の映像信号がHDD1より読み出さ
れ、この信号に対しても前述したようにホワイトバラン
スの制御ループによりホワイトバランス制御がなされて
メモリ18の図6の2の領域に処理が終了したデータを
間引いて書き込まれる。以下同様にして、順番に図6の
3〜25の番号を付した領域まで対応する映像信号がメ
モリ18に書き込まれるように制御される。このように
して25画面分の映像信号がそれぞれホワイトバランス
制御が施され、データを間引いて、メモリ18に書き込
まれる。
【0061】25画面のデータの書き込みが終了する
と、制御部2はメモリ18よりデータを読み出して出力
する。この信号はD/A変換器10を介してドライバ1
2より、25画面のマルチ画面再生された映像信号とし
てモニタ13に出力される。ここで、操作者はモニタ1
3を確認しながら、ホワイトバランスの制御値を得るた
めの基準映像信号を操作部19より指示する。これは図
6に示すように25分割された画面の番号により行われ
るが、カーソルを画面上に出して、マウスで指示するよ
うにしてもよい。
【0062】次に、この基準映像信号から得られる制御
値を用いて表示したい映像信号を25分割された画面中
より同様の方法で指示する。この指示を操作部19を介
して制御部2が受けると、まず、基準映像信号をHDD
1より再度読み出し、この信号に対して前述したホワイ
トバランス制御を行う。ホワイトバランス制御が完了す
ると、ホールド回路16をホールド状態として色温度検
出部15の出力を保持させる。この時は処理した基準映
像信号をメモリ18に書き込むことはしない。
【0063】次に、再生処理を行うことを指示された映
像信号をHDD1より読み出し、処理を行う。このとき
は基準映像信号を処理して得られたホワイトバランス制
御値を使用して、R、G、B信号の利得が制御された映
像信号がメモリ18に書き込まれ、一画面分のデータが
書き込まれた後、読み出されモニタ13に出力される。
【0064】以上のようにしてマルチ画面再生を行った
映像信号の中からホワイトバランスの制御値を得るため
の基準映像信号を指定し、これを処理して得られたホワ
イトバランス制御値に基づいて、再生を指示した映像信
号の再生処理が行われ、これがモニタ13に出力される
ことになる。尚、ここではマルチ画面再生した後、基準
映像信号の処理を再度行っているが、マルチ画面を作成
する時に得られた映像信号に対する制御値を制御部2が
各映像信号毎に記憶しておき、これを利用するようにし
てもよい。即ち、指定された基準映像信号に対する制御
値を制御部2に記憶されている各映像信号に対する制御
値より検索して取り出し、これに基づいてR、G、B信
号の利得を制御しながら、再生を指示された映像信号の
処理を行うようにしてもよい。
【0065】次に、第6の実施例による図7に示すよう
な小画面表示を用いて基準映像信号を指定する方法につ
いて述べる。
【0066】まず操作部19を操作して前述した一画面
毎の再生処理を行い、これをモニタ13により確認す
る。この時再生された映像信号を制御値を得るための基
準映像信号として指示する場合には、操作部19に設け
られたホワイトバランス指定スイッチを操作する。この
スイッチが操作されると、この時モニタ13に出力され
る映像信号を処理したときの制御値がホールド回路16
に保持される。また、この時再生されている映像信号が
図7のAで示す小画面表示となるようにメモリ18への
書き込みが行われる。
【0067】次に新たな映像信号の再生が指示される
と、この再生が指示された映像信号は図7の小画面Aに
表示されている映像信号の処理により得られた制御値に
基づいて信号処理が行われ、メモリ18に書き込まれ
る。次にメモリ18より信号が読み出されてモニタ出力
が得られるが、この時の再生信号は図7のBの領域に表
示されるようにメモリ18からの読み出しが制御され
る。この時のモニタ画面は制御値を得るために使用され
た映像信号が小画面Aで表示され、この映像信号より得
られた制御値に基づいてホワイトバランス制御された映
像信号が画面Bに表示されることになる。
【0068】以後、新たな映像信号の再生が指示される
と、画面Bにこれが表示されるようになる。さらに制御
値を得るための信号として別の映像信号が指定された場
合は、この映像信号が代わって小画面Aに表示され、制
御値もこの映像信号より得られたものに変更される。
【0069】以上説明した各実施例において、ホワイト
バランス制御の方法は色差信号の積分値を使用している
がこれに限定されるものではなくR、G、B信号を用い
てもよい。
【0070】また、映像信号の記録媒体はハードディス
クに限定されるものではなく、メモリカード、磁気シー
ト、磁気テープ、光ディスク等でもよい。
【0071】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、映
像信号を再生処理する際に、記録時に指定された基準映
像信号から得られる制御値に基づいてホワイトバランス
制御を行うようにしたことにより、色差成分の大きな被
写体を再生処理する際にも、同様の色温度下で、例え
ば、白い被写体のような色差成分の小さいものを撮影
し、これを基準映像信号と指定しておくことにより、再
生時に良好なホワイトバランス制御を行うことが可能と
なり、色差成分の大きな被写体に対しても、色の鮮やか
さを失うことなく、高精度のホワイトバランス制御が行
える効果がある。また、第2の発明によれば、記録媒体
に記録された映像信号を再生処理する時に、ホワイトバ
ランス制御値を得るための基準映像信号として他の任意
の映像信号を指定する手段を設けたことにより、それ自
身では十分な精度のホワイトバランス制御を行うことが
できなかった映像信号についても満足できるホワイトバ
ランス制御を行うことができるようになる。特に、同一
の光源下で無色の物体、例えば白い紙のようなものを撮
影しておき、これを再生時に基準映像信号として指定
し、これに基づいて同一光源下で撮影した他の映像信号
の処理を行うことにより理想的なホワイトバランス制御
を行うことができる。また、第1、第2の発明におい
て、基準映像信号と映像信号とをマルチ画面再生するこ
とにより、同様な撮影条件で撮影された映像信号の検
索、確認を迅速に行うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】カメラ部の実施例を示すブロック図である。
【図3】色フィルタの配列を示す構成図である。
【図4】本発明の第2、第4の実施例を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第3の実施例によるマルチ再生画面を
示す構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例によるマルチ再生画面を
示す構成図である。
【図7】本発明の第6の実施例によるマルチ再生画面を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 ハードディスク(HDD) 2 制御部 6 色信号処理回路 7 可変利得増幅器 8 マトリクス回路 14 データ検出部 15 色温度検出部 16 ホールド回路 19 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像信号が記録されると共にその
    うちのホワイトバランス制御のための基準となる基準映
    像信号を指定する指定データと他の映像信号がどの基準
    映像信号を用いるかを指定する指定データとが記録され
    た記録媒体から選択的に映像信号を再生する映像再生装
    置であって、 再生を指示された映像信号の上記指定データに基づいて
    上記基準映像信号又は他の映像信号を検出する検出手段
    と、 上記検出手段で検出された上記基準映像信号を再生処理
    してホワイトバランスの制御値を得、これを保持する信
    号処理手段と、 上記検出手段で検出された上記他の映像信号を再生処理
    する際に、上記保持された制御値を用いてホワイトバラ
    ンス制御を行う制御手段とを設けたことを特徴とする映
    像再生装置。
  2. 【請求項2】 複数の映像信号が記録された記録媒体か
    ら選択的に映像信号を再生する映像再生装置であって、 再生を指示された映像信号をホワイトバランス制御の制
    御値を得るための基準映像信号として用いることを指定
    する指定手段と、 上記指定手段で指定された基準映像信号を再生処理して
    上記制御値を得、これを保持する信号処理手段と、 上記指定手段で指定されない他の映像信号を再生処理す
    る際に、上記保持された制御値を用いてホワイトバラン
    ス制御を行う制御手段とを設けたことを特徴とする映像
    再生装置。
  3. 【請求項3】 上記基準映像信号の再生画面とこの基準
    映像信号を用いる他の映像信号の再生画面とを同一画面
    で表示する信号処理を行う信号処理手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の映像再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06303421A (ja) * 1993-04-13 1994-10-28 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPH08205187A (ja) * 1995-01-25 1996-08-09 Canon Inc 画像再生方法及び画像再生装置
JP2010161627A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Nikon Corp 画像処理装置

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