JPH06199234A - 車両用換気装置 - Google Patents

車両用換気装置

Info

Publication number
JPH06199234A
JPH06199234A JP3359557A JP35955791A JPH06199234A JP H06199234 A JPH06199234 A JP H06199234A JP 3359557 A JP3359557 A JP 3359557A JP 35955791 A JP35955791 A JP 35955791A JP H06199234 A JPH06199234 A JP H06199234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blower
vehicle
auxiliary
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3359557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2784509B2 (ja
Inventor
So Kashima
宗 鹿嶌
Hajime Yamada
一 山田
Fumihito Kimura
史仁 木村
Katsuji Kuwazawa
勝治 桑澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP3359557A priority Critical patent/JP2784509B2/ja
Publication of JPH06199234A publication Critical patent/JPH06199234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2784509B2 publication Critical patent/JP2784509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル内を通過する際に発生する高い圧力
変動が車内に伝播するのを有効に遮断するとともに、安
定した給排気動作を達成し、エネルギロスを減少させ
る。 【構成】 給排気装置1,2の少なくとも一方は、給気
用主通風路E1に組み込まれた送風機F1と、この送風
機の吐出側に接続された補助通風路S1と、この補助通
風路に組み込まれた補助風路絞り機構SV1と、上記主
風路と補助風路との分岐部における車両側の主風路に組
み込まれた主風路絞り機構EV1とから構成される給気
装置、もしくは、排気用主通風路E2に組み込まれた送
風機F2と、この送風機の吸込側に接続された補助通風
路S2と、この補助通風路に組み込まれた補助風路絞り
機構SV2と、上記主風路と補助風路との分岐部におけ
る車両側の主風路に組み込まれた主風路絞り機構SV2
とから構成される排気装置で構成され、上記各絞り機構
は調節可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に高速度で走行す
る鉄道車両に適合した車両用換気装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高速度で走行する鉄道車両がトンネルに
進入する際、その衝撃波にもとづく車外の急激な圧力変
動が車内圧力に伝播して、それが許容範囲を超えると、
乗客の聴覚に不快感を与える。
【0003】従来、これを改善するための換気装置とし
て各種のものが提案されている。図8は、この種の換気
装置の基本的な構成を示す概略線図である。同図で示す
ように、車両Dには、換気装置として車内外の空気を給
排気する給気装置1と排気装置2がそれぞれ組み込まれ
ている。上記給気装置1は、主通風路E1に上流側から
絞り機構EV1および送風機F1を、排気装置2は、主
通風路E2に上流側から絞り機構EV2および送風機F
2をそれぞれ接続して構成されている。なお、R1,R
2は各主通風路E1,E2の風路抵抗を示す。
【0004】通常、上記給気装置1の送風機F1は、図
9で示すように、送風機特性曲線M1と主通風路の全風
路抵抗を示す風路抵抗曲線R12との交点a12で運転
され、その給気流量Q1はQ12となる。この状態で、
絞り機構EV1を閉方向へ作動させると、風路抵抗曲線
はR11となり、送風機F1は、送風機特性曲線M1と
の交点a11で運転され、その給気流量Q1はQ12か
らQ11に減少する。
【0005】他方、上記排気装置2の送風機F2は、同
図の仮想線で示すように、送風機特性曲線M2と主通風
路の全風路抵抗を示す風路抵抗曲線R22との交点a2
2で運転され、その排気流量Q2はQ22となる。この
状態で、絞り機構EV2を閉方向へ作動させると、風路
抵抗曲線はR21となり、送風機F2は、送風機特性曲
線M2との交点a21で運転され、その排気流量Q2は
Q22からQ21に減少する。ところで、トンネル内に
おける車外圧の変動で車内圧が変化する理由は、例え車
両Dが気密構成であっても、多少の隙間が存在するため
に、車両Dに漏れ流量Q3が存在することと、上記給気
流量Q1と排気流量Q2とのバランスが崩れることのた
めである。
【0006】換言すれば、上記車両Dに流入出する単位
時間当たりの空気量が、 Q1+Q3−Q2=0 …(1 ) となるように、上記車両Dの内部における空気量を車外
圧の変動に応じて変化させ、車内圧を常に一定に保持す
る構成にすると、乗客の聴覚に不快感を与えることもな
い。
【0007】そこで、従来、車両Dに流入出する単位時
間当たりの空気量が(1)式を満足するように構成した
ものとして、例えば特開昭63−199170号,特開
平1−168560号および特開平3−104770号
の各公報には、上記絞り機構EV1,V2に相当する圧
力緩和器を設け、車外圧力の変動にともなって、上記圧
力緩和器で通風路E1,E2の断面積を可変にし、上記
各送風機F1,F2の給排気流量Q1,Q2を制御する
ものが開示されている。
【0008】また、特開昭63−315365号公報に
は、車外圧力を検出し、その圧力変動にともなって、上
記各送風機F1,F2の回転数を可変にし、上記各送風
機F1,F2の給排気流量Q1,Q2を制御するものが
開示されている。
【0009】さらに、特開昭64−18766号公報に
は、上記各送風機F1,F2として、まゆ形や三葉の1
対のロ−タを噛合させた容積式送風機を用い、上記車外
圧力の変動を上記ロ−タの噛合で遮断して車内の圧力に
伝播するのを抑制するものが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今後、車両
をさらに高速度化しようとする場合、トンネル内の圧力
変動はほぼ速度の自乗に比例して増大することから、車
外圧力の変動を送風機の部分で遮断し、その圧力変動が
車内の圧力に伝播するのを抑制することが要望されてい
る。このような観点にもとづけば、特開昭64−187
66号公報に開示されている容積式送風機を用いること
が望ましいけれども、この容積式送風機は大型かつ大重
量であるなどの課題がある。
【0011】そこで、従来、小型かつ軽量の遠心式送風
機が採用されているけれども、この遠心式送風機は、図
9に示す最大静圧h1max,h2maxが低く、ま
た、静圧hの変化に対して流量Q1,Q2の変化が大き
く、上記車内外圧力の遮断特性が悪いから、車両の超高
速度化にともなって、トンネル内を通過する際に発生す
る高い圧力変動が車内に伝播するのを有効に遮断するこ
とができない。
【0012】また、特開昭63−199170号公報で
も指摘のとおり、車内外の圧力差が送風機特性曲線M
1,M2のh1max,h2maxを越えてhxとなっ
たとき逆流が発生する。例えば、車外圧力が低下して給
気送風機の圧力差がh1maxを越えると給気装置は車
外空気を車内へ供給することができず、逆に給気装置を
通して車内空気が車外へ流出して車内圧力が急激に低下
することになる。また、反対に車外圧力が上昇して給気
送風機の圧力差がh2maxを越えた場合には、排気装
置を通じて車外空気が車内に流入し、車内圧力が上昇す
ることになる。このような送風機の逆流を防止するため
には、h1max,h2maxが車外圧力変動よりも大
きな渦流送風機などを使用すればよい。
【0013】絞り機構EV1,EV2によって、上記各
送風機F1,F2の給排気流量Q1,Q2を制御する場
合、例えば絞り機構EV1を絞りすぎると、送風機F1
の流量Q1が絞られ小流量となると、サージング現象と
いう不安定な動作を繰り返して、送風機F1に振動や騒
音が発生して、正常な運転ができない。したがって、上
記送風機F1,F2の送風流量Q1,Q2を小さく絞る
ことができず、前述した(1)式を成立させることがき
わめて困難である。このような高い静圧を発生する送風
機に対し、主風路に組み込まれた送風機に絞り機構を直
列に接続した場合、送風機流量が減少するのにともなっ
てその動力は増大する。このため、従来技術で使用され
ている直列絞りを用いた流量制御をこの種の送風機に適
用することは、エネルギロスを増大させることになり経
済的でない。さらに、このエネルギロスはすべて送風機
の吐出空気温度の上昇となり、場合によっては送風機の
破損にいたることもある。
【0014】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、車両の高速度化にともなって、トンネル内
を通過する際に発生する高い圧力変動が車内に伝播する
のを有効に遮断するとともに、安定した給排気動作を達
成し、エネルギロスを減少させることができる車両用換
気装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明による車両用換
気装置は、車両に対する給気装置と排気装置の少なくと
も一方は、給気用主通風路に組み込まれた送風機と、こ
の送風機の吐出側に接続された補助通風路と、この補助
通風路に組み込まれた補助風路絞り機構と、上記主風路
と補助風路との分岐部における車両側の主風路に組み込
まれた主風路絞り機構とから構成される給気装置、もし
くは、排気用主通風路に組み込まれた送風機と、この送
風機の吸込側に接続された補助通風路と、この補助通風
路に組み込まれた補助風路絞り機構と、上記主風路と補
助風路との分岐部における車両側の主風路に組み込まれ
た主風路絞り機構とから構成される排気装置で構成さ
れ、上記各絞り機構は調節可能であることを特徴とす
る。
【0016】
【作用】この発明によれば、車内外に圧力差が発生する
と、絞り機構を制御して、送風機の流量を変え、車両に
流入出する空気量を調節して、車内圧力の変動がなくな
るように制御する。
【0017】上記各送風機として、渦流送風機のような
高い静圧を発生する送風機を用い、上記静圧の変化に対
して流量の変化を小さくすることができる。したがっ
て、上記車外圧力の遮断特性がよく、車外圧力の変動が
車内の圧力に伝播するのを有効に抑制することができ
る。
【0018】また、元来、この種の送風機は、主通風路
に組み込まれた送風機に絞り機構を直列接続した場合、
送風機流量が減少するのにともなって、その動力は増大
し、これがエネルギロスとなる。ところが、この発明の
給気装置では、送風機が組み込まれた主通風路に補助通
風路を並列接続し、上記各通風路に絞り機構を組み込
み、主風路絞り機構を全開状態にして、補助風路絞り機
構を全開状態から全閉状態まで絞り込んでゆくと、その
動力は順次増大し、これは車内への給気流量が増大する
方向であるから、エネルギを有効に活用することができ
る。
【0019】さらに、上記主風路絞り機構を全閉に絞り
込んでも、補助風路絞り機構を開放すれば、送風機の流
量が小となる近傍のサージング領域に達しないから、上
記送風機が不安定な動作を繰り返して振動や騒音が発生
するのを有効に防止し、正常な運転ができる。また、こ
の発明の排気装置においても同様の作用ならびに効果が
得られる。しかも、上記主風路絞り機構の全閉で、上記
車内外圧の遮断特性を一層向上させて、車外圧力の変動
が車内の圧力に伝播するのを有効に防止することができ
る。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明による車両用換気装置の基
本構成を示す概略線図である。同図で示すように、給気
装置1は、車両Dに給気する主通風路E1と、この主通
風路E1に組み込まれた給気用送風機F1と、この給気
用送風機F1の吐出側に一端部が接続されかつ他端部が
車外に開放された補助通風路S1と、上記主通風路E1
に組み込まれた主風路絞り機構(以下、「給気風路絞
り」と称す。)EV1と、上記補助通風路S1に組み込
まれた抽気用の補助風路絞り機構(以下、「抽気用絞
り」と略す。)SV1とから構成されている。他方、排
気装置2は、車両Dから排気する主通風路E2と、この
主通風路E2に組み込まれた排気用送風機F2と、この
排気用送風機F2の吸込側に一端部が接続されかつ他端
部が車外に開放された補助通風路S2と、上記主通風路
E2に組み込まれた主風路絞り機構(以下、「排気風路
絞り」と称す。)EV2と、上記補助通風路S2に組み
込まれた混気用の補助風路絞り機構(以下、「混気用絞
り」と称す。)SV2とから構成されている。
【0021】上記構成において、通常の換気状態で抽気
用絞りSV1を全閉とし、給気風路絞りEV1を全開に
すると、上記給気装置1の送風機F1は、図2(A)で
示すように、送風機特性曲線M1と風路抵抗曲線R1a
との交点a1で運転され、車内への給気流量Q11は送
風機流量Q1aとなる。このとき、上記送風機F1の静
圧hはh1a、その動力Lは同図(B)で示すようにL
1aとなる。
【0022】この状態で、抽気用絞りSV1を開方向へ
作動させると、上記送風機流量Q1の1部分Q12が補
助通風路S1を通って外部に放出され、風路抵抗が減少
して、合成風路抵抗曲線R1bとなり、給気用送風機F
1は送風機特性曲線M1上をa1点からb1点へ移動し
て運転される。つまり、上記送風機F1の流量Q1はQ
1aからQ1bに増加し、他方、静圧hはh1aからh
1bに、動力LはL1aからL1bにそれぞれ減少す
る。そのため、車両Dに供給される風量Q11は、給気
用送風機F1の直列風路抵抗である抵抗曲線R1a上の
運転点b11となって、Q1aからQ11bに減少す
る。
【0023】さらに、抽気用絞りSV1を開方向へ作動
させると、合成風路抵抗曲線R1cとなり、給気用送風
機F1は送風機特性曲線M1上をb1点からc1点へ移
動して運転され、上記送風機F1の流量Q1はQ1bか
らQ1cに増加し、他方、静圧hはh1bからh1c
に、動力LはL1bからL1cにそれぞれ減少する。そ
のため、車両Dに供給される風量Q11は、同様の理由
により、直列風路抵抗曲線R1a上の運転点c11とな
って、Q11bからQ11cに減少する。
【0024】他方、上記排気装置2の送風機F2は、通
常の換気状態で混気用絞りSV2を全閉とし、排気通風
絞りEV2を全開にすると、図3(A)で示すように、
送風機特性曲線M2と風路抵抗曲線R2aとの交点a2
で運転され、車外への排気流量Q21は送風機流量Q2
aとなる。このとき、上記送風機F2の静圧hはh2
a、その動力Lは同図(B)で示すようにL2aとな
る。
【0025】この状態で、混気用絞りSV2を開方向へ
作動させると、補助通風路S2を通って流量Q2の外気
が送風機F2に吸い込まれたのち、外部に放出され、風
路抵抗が減少して、合成風路抵抗曲線R2bとなり、排
気用送風機F2は送風機特性曲線M2上をa2点からb
2点へ移動して運転される。つまり、上記送風機F2の
流量Q2はQ2aからQ2bに増加し、他方、静圧hは
h2aからh2bに、動力LはL2aからL2bにそれ
ぞれ減少する。そのため、車両Dから排気される風量Q
21は、排気用送風機F2の直列風路抵抗曲線R2a上
の運転点b21となって、Q2aからQ21bに減少す
る。
【0026】さらに、混気用絞りSV2を開方向へ作動
させると、合成風路抵抗曲線R2cとなり、排気用送風
機F2は送風機特性曲線M2上をb2点からc2点へ移
動して運転され、上記送風機F2の流量Q2はQ2bか
らQ2cに増加し、他方、静圧hはh2bからh2c
に、動力LはL2bからL2cにそれぞれ減少する。そ
のため、車両Dに供給される風量Q21は、上記直列風
路抵抗曲線R2a上の運転点c21となって、Q2bか
らQ21cに減少する。
【0027】また、上記各送風機F1,F2は、絞りE
V1,EV2を図4で示すように直列接続した場合、流
量Q1,Q2が、例えばQ1b(Q2b)からQ1a
(Q2a)に減少するのにともなって、その動力LはL
1b(L2b)からL1a(L2a)にそれぞれ増大
し、これがエネルギロスとなる。ところが、上記各給排
気装置1,2は、絞りSV1,SV2を図1で示すよう
に主通風路E1,E2に並列接続したから、例えば、図
2(A)で示すように、絞りSV1を全開状態(交点c
1)から全閉状態(交点a1)まで絞り込んでゆくと、
その動力Lは同図(B)で示すようにL1cからL1a
に順次増大し、これは車内への給気流量Q11がQ11
c,Q11bおよびQ1aへと増大する方向であるか
ら、エネルギを有効に活用することができる。このこと
は、図3で示すように、排気装置2についても同様の効
果を奏することができる。
【0028】さらに、上記絞りSV1,SV2を全開と
して主通風路の空気流量を減少させても、図2および図
3から明らかなように、送風機F1,F2の流量Q1,
Q2が小流量となるサージング領域SJに達しないか
ら、上記各送風機F1,F2が不安定な動作を繰り返し
て振動や騒音が発生するのを有効に防止して、正常な運
転ができる。しかも、上記絞りSV1,SV2を開放
し、絞りEV1,EV2を絞り込むと、小流量の範囲で
の流量調節が可能となり、上記車内外圧の遮断特性を一
層向上させて、車外圧力の変動が車内の圧力に伝播する
のを有効に防止することができる。さらに、絞りEV
1,EV2を全閉とすることも可能となる。
【0029】実施例2.図5は、この発明による車両用
換気装置の一例を鉄道車両に適用して示す概略線図であ
る。同図において、図1と同一または相当部分には同一
の符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0030】同図で示すように、給気および排気装置
1,2は、車両D内の客室Kを構成する床下に収納さ
れ、給気用送風機F1の吐出側における主通風路E1
は、上記客室Kの外周に形成された給気ダクトKDに接
続され、排気用送風機F2の吸込側における主通風路E
2は、上記客室Kの外周に形成された排気ダクトHDに
接続されている。上記給気用送風機F1で吸い込まれた
新鮮な空気Q1は、主通風路E1と抽気用補助通風路S
1へ風量Q11とQ12にそれぞれ分岐され、この主通
風路E1を通って、風量Q11の空気がその吹き出し口
FKから客室Kに供給される。上記客室K内の汚染空気
Q21は、客室Kの下部に形成された排気口HKから主
通風路E2を通って、補助通風路S2からの流量Q22
の流入空気とともに、排気用送風機F2により、流量Q
2の空気が車外に排出される。
【0031】実施例3.図6は、この発明による車両用
換気装置の具体例を示す概略線図である。同図におい
て、図1と同一または相当部分には同一の符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。同図で示すように、給
気装置1における抽気用絞りSV1は、給気用送風機F
1の吐出側における主通風路E1および補助通風路S1
に電磁バルブEV11,EV12およびSV11,SV
12をそれぞれ並列接続して構成されている。また、排
気装置2における混気用絞りSV2は、給気用送風機F
2の吸込側における主通風路E2および補助通風路S2
に電磁バルブEV21,EV22およびSV21,SV
22をそれぞれ並列接続して構成されている。
【0032】上記車両Dの内部には車内圧力センサC1
が、車両Dの外部には車外圧力センサC2が設定され、
制御装置SSにその検出信号が入力されるとともに、所
定の上記各電磁バルブを開閉動作させる。
【0033】いま、車内および車外圧力センサC1,C
2の検出信号を制御装置SSに入力し、この制御装置S
Sにおいて、例えば、車内圧力の変化速度を所定の範囲
に抑制して、乗客の聴覚に不快感を与えないような給気
流量Q11と、排気流量Q21とを演算し、それに相当
する給排気流量となるように、上記各電磁バルブを順次
励磁して開閉動作させる。
【0034】例えば、車内圧力が上昇しようとする際、
上記制御装置SSが抽気用電磁バルブSV11,SV1
2を上記車内圧力の上昇速度に応じて順次開放して、給
気流量Q11を減少させ、最終的に車内圧力の上昇を抑
制する。他方、車内圧力が下降しようとする際、上記制
御装置SSが混気用電磁バルブSV21,SV22を上
記車内圧力の下降速度に応じて順次開放して、排気流量
Q21を減少させ、最終的に車内圧力の下降を抑制す
る。なお、給気および排気装置1,2の主通風路E1,
E2には、その各流入出口に消音器SK2がそれぞれ設
定され、騒音の低減を図っている。
【0035】実施例4.図6において、電磁バルブに代
えて、ダンパ,ゲート弁および玉形弁などを電動,空気
圧および油圧によって駆動してもよい。また、サーボ系
で構成してもよい。
【0036】実施例5.図7で示すように、給気装置1
を構成する抽気用通風路S1の流出口は上記給気用送風
機F1の吸込側に接続されて、上記抽気用通風路S1に
ラジエタからなる冷却器RK1を組み込み、上記給気用
送風機F1で昇温された空気を冷却したのち、上記給気
用送風機F1の吸込側に戻してもよい。また、排気装置
2を構成する混気用通風路S2の流入口は上記排気用送
風機F2の吐出側に接続されて、上記抽気用通風路S2
にラジエタからなる冷却器RK2を組み込み、上記排気
用送風機F2で昇温された空気を冷却したのち、上記排
気用送風機F2の吸込側に戻してもよい。
【0037】実施例6.図1ないし図7において、給気
装置1と排気装置2のうちの一方は、上述した各構成と
し、他方は公知の構成としてもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、車両の
超高速度化にともなって、トンネル内を通過する際に発
生する高い圧力変動が車内に伝播するのを有効に遮断す
るとともに、安定した給排気動作をエネルギロスなく達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における車両用換気装置の基本構成を
示す概略線図である。
【図2】実施例1における給気側の動作を説明するため
の特性図である。
【図3】実施例1における排気側の動作を説明するため
の特性図である。
【図4】実施例1における車両用換気装置の理解を助け
るための基本構成を示す概略線図である。
【図5】実施例2における車両用換気装置を示す概略線
図である。
【図6】実施例3ないし4における車両用換気装置の概
略線図である。
【図7】実施例5における車両用換気装置の概略線図で
ある。
【図8】従来の車両用換気装置の基本構成を示す概略線
図である。
【図9】従来の換気装置の動作を説明するための特性図
である。
【符号の説明】
1 給気装置 2 排気装置 D 車両 E1 給気用主通風路 F1 給気用送風機 S1 抽気用補助通風路 EV1 給気用主風路絞り機構 SV1 抽気用補助風路絞り機構 E2 排気用主通風路 F2 排気用送風機 S2 混気用補助通風路 EV2 排気用主風路絞り機構 SV2 混気用補助風路絞り機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 史仁 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重 工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 桑澤 勝治 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重 工業株式会社神戸工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に対する給気装置および排気装置を
    備えた車両用換気装置において、上記給気装置と排気装
    置の少なくとも一方は、 給気用主通風路に組み込まれた送風機と、この送風機の
    吐出側に接続された補助通風路と、この補助通風路に組
    み込まれた補助風路絞り機構と、上記主風路と補助風路
    との分岐部における車両側の主風路に組み込まれた主風
    路絞り機構とから構成される給気装置もしくは、 排気用主通風路に組み込まれた送風機と、この送風機の
    吸込側に接続された補助通風路と、この補助通風路に組
    み込まれた補助風路絞り機構と、上記主風路と補助風路
    との分岐部における車両側の主風路に組み込まれた主風
    路絞り機構とから構成される排気装置で構成されること
    を特徴とする車両用換気装置。
JP3359557A 1991-12-31 1991-12-31 車両用換気装置 Expired - Fee Related JP2784509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3359557A JP2784509B2 (ja) 1991-12-31 1991-12-31 車両用換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3359557A JP2784509B2 (ja) 1991-12-31 1991-12-31 車両用換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06199234A true JPH06199234A (ja) 1994-07-19
JP2784509B2 JP2784509B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=18465116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3359557A Expired - Fee Related JP2784509B2 (ja) 1991-12-31 1991-12-31 車両用換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2784509B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51634U (ja) * 1974-06-19 1976-01-06
JPH01142365U (ja) * 1988-03-25 1989-09-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51634U (ja) * 1974-06-19 1976-01-06
JPH01142365U (ja) * 1988-03-25 1989-09-29

Also Published As

Publication number Publication date
JP2784509B2 (ja) 1998-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8939823B2 (en) Vehicle HVAC system with ram pressure control
KR100298276B1 (ko) 육상차량내부의급격한압력변화를제거하기위한방법및장치
JP2894104B2 (ja) 車両用換気装置及びその制御方法
JPH07223428A (ja) 電気自動車用空調装置
JPH10147137A (ja) 自動車の車室用空調装置
US8594910B2 (en) Apparatus and method for preventing inflow of exhaust gas of vehicle
GB986662A (en) Improvements relating to the air conditioning and heating of vehicles
JP2784510B2 (ja) 車両用換気装置
JPH06199234A (ja) 車両用換気装置
JP2505138Y2 (ja) 車両用換気装置
JPH06255341A (ja) 空気調和装置
US6883506B2 (en) Apparatus for inducing air for an engine
JPH0577726A (ja) 車両用換気装置及びその制御方法
US11506096B2 (en) Exhaust system for an internal combustion engine
US20220055444A1 (en) Heating ventilation and air-conditioning system
JP3322441B2 (ja) 車両用換気装置
JP3282391B2 (ja) 車両用燃料冷却装置
JP4316764B2 (ja) 車両用換気装置
US20210229526A1 (en) System and method for controlling an airflow supplied to a cabin of a work vehicle
JP2003072358A (ja) 車両用換気装置
US5348449A (en) Airflow regulator
JPH11291904A (ja) 車両用換気装置
JPH04136984U (ja) 車両用換気装置の絞り機構
JPS62166108A (ja) 自動車用空気調和装置の制御方法及び装置
JPH09104345A (ja) 車両の換気方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees