JPH06199302A - 脱気式粉体充填機 - Google Patents

脱気式粉体充填機

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JPH06199302A
JPH06199302A JP1810793A JP1810793A JPH06199302A JP H06199302 A JPH06199302 A JP H06199302A JP 1810793 A JP1810793 A JP 1810793A JP 1810793 A JP1810793 A JP 1810793A JP H06199302 A JPH06199302 A JP H06199302A
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JP
Japan
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powder
container
granular material
powdery
filling
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Withdrawn
Application number
JP1810793A
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English (en)
Inventor
Masatomi Tsuruoka
雅富 鶴岡
Kazuya Tanigawa
和也 谷川
Kazuya Matsumoto
一哉 松本
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱気した粉体を容器に充填すること及びこれ
により容器の容積を小さくしてコストの低減を図るこ
と。 【構成】 紙袋42内に粉体を充填する供給装置9と、
多数の小孔を有するコーンバルブ27を備えこれら小孔
から気体を連続的に吸引する吸引部10と、コーンバル
ブ27を紙袋42内の粉体内に埋没させた状態で、粉体
が紙袋42内に充填されていくときの該粉体の表面の上
昇に伴って紙袋42をコーンバルブ27に対して相対的
に下降移動させる移動装置11と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉体、粒体等の粉粒
状体を紙袋、ボトル等の容器に充填するための充填機に
おいて、充填中の粉粒状体に含まれている空気等の気体
を脱気することができる脱気式粉体充填機に関する。
【0002】
【従来の技術】所定量の粉体をポリエチレン袋等の通気
性の低い袋に充填し、該袋の開口部をシールする作業を
行う充填包装機においては、粉体を貯蔵場所から搬送し
て袋に充填するまでに多くの空気が混入し、粉体の見か
け比重が低下する。そして、この空気が十分に脱気され
ないままで開口部をシールしてしまうと、袋は空気枕の
ようになり、パレット上に積み上げた状態で不安定とな
り、運搬、保管が困難となる。そして、高く積み上げる
と、袋が破裂してしまうことがある。また、多くの空気
を含んだ粉体を充填すると、大きな袋を必要とし、袋の
コストが増大するという問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、図3に
示す縦型スクリュー式充填機が考案されている。この充
填機により粉体を充填するときは、昇降装置1のクラン
プ部によりクランプされている空袋4を、まず、同図の
実線で示す下降位置から二点鎖線で示す上昇位置に移動
させる。そして、スクリュー3を回転させてホッパ内5
の粉体6を出口7より排出して、充填を開始する。そし
て、同図に示すように出口7が袋4に充填された粉体内
に埋没した時点で、昇降装置1を駆動して袋4を上昇位
置から徐々に下降させる。袋4を下降させる速度は、袋
4内に充填されていく粉体の上側表面がホッパ5の出口
7よりも常に少しだけ上側に位置させることができる速
度である。これにより、ホッパ5内の粉体6が出口7よ
り排出されて袋4内に充填される時に、大気中の空気が
粉体内に混入することを防止でき、その結果、充填中の
粉体の嵩の膨張を防止することができる。
【0004】しかし、図3に示す縦型スクリュー式充填
機では、粉体を袋4内に充填する時に、大気中の空気が
粉体内に混入することを防止できるが、ホッパ5内の粉
体中に最初から含まれている空気を取り出すことはでき
ないという問題がある。
【0005】このような問題を解決するために、図4に
示す脱気装置が発明されている(特公昭56-41484号公
報)。この脱気装置は、図4に示すように、真空ポンプ
21と、真空ポンプ21と連通するフレキシブルパイプ
22と、フレキシブルパイプ22と連通する脱気用パイ
プ15と、脱気用パイプ15と連通する脱気端末17
と、を備えている。脱気端末17は、外壁に多数の微小
孔を備えるパイプである。この脱気装置によると、真空
ポンプ21を駆動させた状態で袋4内に充填された粉体
7中に脱気端末17を挿入すれば、脱気端末17の周囲
に存在する粉体8中に含まれている空気を、脱気端末1
7の微小孔、脱気用パイプ15、フレキシブルパイプ2
2を通して真空ポンプ21により吸引することができ
る。これにより、充填前の粉体中に含まれている空気を
取り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示す脱
気装置では、袋4内に充填した脱気前の粉体内に脱気端
末17を挿入して、この脱気端末17から空気を吸入す
ると、まず、脱気端末17の周囲付近の粉体8内に含ま
れている空気を吸込むこととなる。すると、脱気端末1
7の周囲付近の粉体7が脱気されて体積が減少する。つ
まり、脱気端末17の周囲付近の粉体8が締まって比較
的固くなり、この固くなった粉体8が脱気端末17の周
囲を覆うことになり、この状態ではそれ以後、脱気端末
17から空気を十分に吸い込むことができなくなる。そ
の結果、脱気端末17から離れた位置にある粉体8中の
空気を十分に吸引することができなくなる。つまり、図
4に示す脱気装置では、脱気端末17の周囲付近の粉体
8の脱気をすることができるが、脱気端末17から離れ
た位置にある粉体8の脱気をすることができないという
問題がある。
【0007】更に、図4に示す脱気装置は、まず、脱気
前の粉体を袋4に充填し、しかる後に脱気を行うもので
あるから、袋4の大きさは、脱気前の粉体を収容するこ
とができる大きさである必要がある。従って、袋4の大
きさは、粉体中に含まれている空気の嵩を収容できる分
だけ大きくする必要があり、その大きい分が袋のコスト
を増大させるという問題がある。
【0008】本発明は、脱気した粉体を容器に充填する
こと及びこれにより容器の容積を小さくして容器のコス
トの低減を図ることができる脱気式粉体充填機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、容器内に
粉粒状体を充填する供給装置と、多数の小孔を有する吸
込口を備えこれら小孔から気体を連続的に若しくは断続
的に吸引する吸引部と、上記吸込口を上記容器内の粉粒
状体内に埋没させた状態で、上記粉粒状体が上記容器内
に充填されていくときの該粉粒状体の表面の上昇に伴っ
て上記容器を上記吸込口に対して相対的に下降移動させ
る移動装置と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0010】第2の発明は、粉粒状体を所定の出口から
排出して容器内に充填する供給装置と、多数の小孔を有
する吸込口を備えこれら小孔から気体を連続的に若しく
は断続的に吸引する吸引部と、上記出口が上記容器内の
粉粒状体の表面に対して無落差の位置関係を維持すると
共に上記吸込口を該粉粒状体内に埋没させた状態で、上
記粉粒状体が上記容器内に充填されていくときの該粉粒
状体の表面の上昇に伴って上記容器を上記吸込口に対し
て相対的に下降移動させる移動装置と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】第1の発明によると、粉粒状体を容器内に充填
していくときの粉粒状体の表面の上昇に伴って、吸引部
の吸込口を粉粒状体内に埋没させた状態で、容器を吸込
口に対して相対的に下降移動させている。これにより、
容器内に順次充填されていく粉粒状体中に元から含まれ
ている気体及び充填中に混入する気体を、連続的に若し
くは断続的に順次脱気することができる。従って、脱気
した粉粒状体を容器に充填することができる。
【0012】第2の発明によると、粉粒状体を送り出す
供給装置の出口が、容器内に充填されていく粉粒状体の
表面に対して無落差の位置関係を維持するようにして、
充填を行うので、充填中に大気中の空気等が粉粒状体中
に混入することを防止することができる。しかも、第1
の発明と同様に、容器内に順次充填されていく粉粒状体
中に元から含まれている気体を、連続的に若しくは断続
的に順次脱気することができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2を参照して
説明する。図1に示す9は供給装置、10は吸引部、1
1は移動装置である。供給装置9は、図1に示すよう
に、スクリュー12を例えばサーボモータ(図示せず)
で所定の回転数だけ、例えば1回転させることにより、
ホッパ13内の粉粒状体(以下、「粉体」という。)1
4を所定体積ずつ出口16から排出させることができる
ものである。そして、このサーボモータは、別に設けた
サーボアンプ(図示せず)から発せられる信号によっ
て、起動及び停止等の制御が行われる。なお、図に示す
スクリュー12の上端部に取り付けてあるスプロケット
18は、サーボモータの回転軸に設けられているスプロ
ケットとチェーン19を介して連結している。図1に示
す20は、攪拌羽根であり、ホッパ13の上部に形成さ
れている逆円錐台状部内に投入されている粉体14を攪
拌するためのものである。この攪拌羽根20は、中空軸
23に取り付けられており、この中空軸23の上端部に
取り付けられているスプロケット24がモータ(図示せ
ず)の回転軸に取り付けてあるスプロケットとチェーン
25を介して連結されている。また、26は、供給シュ
ートであり、この供給シュート26を通じて粉体がホッ
パ13内に供給される。
【0014】吸引部10は、図1に示すように、ホッパ
13の出口16の下方位置に配置されているコーンバル
ブ27を備えている。このコーンバルブ27は、外径が
出口16の内径よりも大きく形成されている円錐状体で
あり、内側に部屋28を有している。そして、底壁29
を多孔質板によって形成してある。この底壁29が請求
項1に記載の吸込口である。また、このコーンバルブ2
7の外周には、複数本のパイプ30の下端部が或る一定
の間隔を隔てて結合されており、この複数本のパイプ3
0は、ホッパ13の下部に形成されている円筒部と平行
すると共にこの円筒部の外周に沿って設けてある。そし
て、各パイプ30の内孔は、コーンバルブ27の部屋2
8と連通している。また、互いに隣接する各パイプ30
の上端部は、連結パイプ31によって連結されており、
各パイプ30は連結パイプ31を介して互いに連通して
いる。
【0015】そして、複数本のパイプ30のうち1本の
パイプ30の上端部は、図1に示すようにホース34を
介して真空ポンプ32の吸込口33と連結しており、こ
の真空ポンプ32はモータ35によって回転駆動され
る。即ち、真空ポンプ32がモータ35によって回転駆
動されると、ホース34、パイプ30、コーンバルブ2
7の部屋28及び底壁29の多数の小孔を通して空気を
吸引することができる。なお、小孔は、空気は吸い込む
が、粉体を吸い込まない程度の大きさである。
【0016】また、この複数本のパイプ30及びコーン
バルブ27は、図1に示すコーンバルブ用昇降装置36
によって昇降される。このコーンバルブ用昇降装置36
は、複数本のパイプ30のうち2本のパイプ30の各上
端部と枢軸37、37を介してリンク結合するY字状の
アーム38と、このアーム38の他端部と枢軸39を介
してリンク結合するエアーシリンダ40とを備えてい
る。そして、このアーム38は、固定側に設けられてい
る支持部41に軸支されている。図1に示す状態は、コ
ーンバルブ27が下降位置にあり、コーンバルブ27の
上面とホッパ13の出口16とは所定の間隔を隔て対向
している。この下降位置の状態で出口16は、開状態と
なっており、スクリュー12の回転によって出口16か
ら粉体14が排出される。この下降位置にあるコーンバ
ルブ27を上昇位置に移動させるときは、短縮状態のエ
アーシリンダ40を駆動させて伸長状態にする。これに
より、アーム38がパイプ30及びコーンバルブ27を
持ち上げる方向に支持部41を中心にして回転させるこ
とができ、コーンバルブ27を上昇位置に移動させるこ
とができる。この上昇位置でコーンバルブ27の上面が
出口16を閉塞する。
【0017】移動装置11は、図1に示すように、紙袋
42等の容器を保持する保持部43と、この保持部43
を上下方向に移動(昇降)させる容器用昇降装置44と
を備えている。保持部43は、短円筒状であり、内側に
ホッパ13の円筒部と複数本のパイプ30とコーンバル
ブ27が挿通している。そして、保持部43の下部に
は、袋42の上端縁をクランプして袋42を保持するた
めのクランプ装置45を設けてある。容器用昇降装置4
4は、ホッパ13の円筒部と間隔を隔てて固定側に固定
して設けた案内棒46と、この案内棒46に沿って摺動
自在に設けたスライド部47とを備えている。このスラ
イド部47は、支持部材48を介して保持部43と結合
している。また、このスライド部47は、環状のチェー
ン49に固着しており、このチェーン49はスプロケッ
ト50、50に掛けられている。このスプロケット5
0、50は、上下方向に互いに間隔を隔てて回動自在に
固定側に取り付けられている。そして、図の下側のスプ
ロケット50は、モータ51の回転軸に取り付けられて
いるスプロケットとチェーンを介して連結している。即
ち、モータ51の回転軸を図1の時計方向に回転駆動す
ると、チェーン49が移動し、これによって、スライド
部47、保持部43及び保持部43に保持されている袋
42が案内棒46に沿って上昇移動する。そして、モー
タ51の回転軸を図1の反時計方向に回転駆動すると、
スライド部47、保持部43及び保持部43に保持され
ている袋42が案内棒46に沿って上記と逆に下降移動
する。
【0018】上記構成の脱気式粉体充填機により粉体1
4を紙袋42に充填する手順を図2を参照して説明す
る。まず、図2(a)に示すように、コーンバルブ27
を上昇位置に移動させて、ホッパ13の出口16を閉塞
する。そして、ホッパ13内に粉体14を投入する。な
お、ホッパ13には粉体14が常に或る一定量投入され
ているように、充填量に応じて粉体が順次投入される。
次に、紙袋42の開口縁をクランプ装置45によって保
持部43に固定する。このとき、紙袋42を取り付けや
すくするために、保持部43は下降位置にある。これ
で、紙袋42のセットが終了する。
【0019】次に、図2(b)に示すように、下降位置
にある保持部43を上昇位置に移動させて、紙袋42の
底をホッパ13の出口16に接近させる。そして、上昇
位置にあるコーンバルブ27を下降位置に移動させてホ
ッパ13の出口16を開状態にする。これで、充填準備
が完了する。しかる後に、スクリュー12を回転させて
粉体14の充填を開始する。
【0020】そして、図2(c)に示すように、粉体1
4が紙袋42内に充填されていき、ホッパ13の出口1
6が紙袋42内の粉体52の上側表面に埋没若しくは一
致して、出口16が粉体52の表面に対して無落差とな
った時点から真空ポンプ32を駆動して、コーンバルブ
27の下面に設けた多数の小孔から紙袋42内に充填さ
れていく粉体52中に含まれている空気を脱気する。そ
して、真空ポンプ32が駆動を開始した時から、即ち、
出口16が粉体52の表面に略一致(埋没)した時点か
ら保持部43を下降位置に向かって移動させる。ただ
し、保持部43、即ち紙袋42の下降速度は、ホッパ1
3の出口16から順次排出されて紙袋42内に充填され
ていく粉体52の表面がホッパ13の出口16と略一致
する状態を維持することができる速度に調整されてい
る。なお、コーンバルブ27の下面に設けた小孔から粉
体52内の空気を効率よく脱気するための条件として、
コーンバルブ27の下面を粉体52内に或る一定の深さ
に埋没させることが必要とされるが、この深さは、要求
される脱気の程度、粉体の性状、粉体の充填量、紙袋4
2の形状等に応じて定められる。例えば、図2に示す紙
袋42に10〜30Kgの粉体を充填する場合は、10
0〜150mmの深さが適当である。
【0021】また、粉体の充填中において、図2(d)
に示すコーンバルブ27の下面よりも下側の位置にある
粉体は脱気済みのものであり、コーンバルブ27の外周
付近の粉体及び上側の位置にある粉体は脱気中若しくは
脱気前のものである。そして、紙袋42が下降すると、
上記脱気済みの粉体がコーンバルブ27の下面から離れ
る方向に移動し、コーンバルブ27の下面と脱気済みの
粉体との間に上記脱気中若しくは脱気前の粉体が流入す
る。そして、この流入してきた脱気中等の粉体内の空気
はコーンバルブ27の小孔を介して十分に吸引される。
なお、コーンバルブ27の下面に順次流入してくる粉体
は脱気中等の粉体であるから、脱気済みの粉体によって
コーンバルブ27の小孔が詰まることはない。このよう
な脱気機構によって、紙袋42内に順次充填されてくる
粉体52を連続して脱気することができ、脱気した粉体
を紙袋42の隅々に送り込むことができる。
【0022】そして、所定体積又は重量の粉体の充填が
完了すると、図2(e)に示すように、真空ポンプ32
を停止させてコーンバルブ27による吸引を止める。
【0023】次に、図2(f)に示すように、下降位置
にあるコーンバルブ27を上昇位置に移動させて、ホッ
パ13の出口16を閉じる。しかる後に、保持部43を
更に下降させて下降位置に移動させる。そして、クラン
プ装置45をアンクランプ状態にして、紙袋42を保持
部43から取り外す。このようにして充填の1サイクル
が終了する。
【0024】ただし、上記実施例では、1回の充填で略
所定重量又は体積の粉体52を紙袋42に充填したが、
充填された粉体52の重量精度を向上させる場合は、粉
体52を2回に分けて紙袋42に充填するとよい。つま
り、例えば20Kgの粉体を紙袋42に充填する場合、
まず、図2(a)〜(f)に示すようにして、スクリュ
ー12を所定時間又は所定回転数だけ回転させて、約1
8Kg(全体の約90%)の粉体を紙袋42に充填す
る。そして、この約18Kgの粉体が充填されている紙
袋42を保持部43から外して、図1に示す台秤53上
に載置する。紙袋42を台秤53上に載置した状態で
は、ホッパ13の出口16は紙袋42に充填されている
粉体の表面から離れた位置にある。この状態で、紙袋4
2内の粉体の重量を台秤53により計量しながらこの充
填機により残りの約2Kgの粉体を追加充填する。そし
て、紙袋42内の粉体の重量が20Kgよりも少し軽い
目の予め定めた重量となったときに充填を停止する。こ
れにより、上記実施例よりも精度良く所定重量の粉体を
紙袋42に充填することができる。
【0025】また、上記では、紙袋42内の粉体の重量
を台秤53で計量しながら充填したが、台秤53を設け
る代わりに、例えば支持部材48と保持部43との間に
ロードセル等の重量検出器を設け、この重量検出器によ
り粉体の重量を計量することができる。つまり、上記と
同様に例えば20Kgの粉体を紙袋42に充填する場
合、まず、図2(a)〜(f)に示すようにして、スク
リュー12を所定時間又は所定回転数だけ回転させて、
約18Kgの粉体を紙袋42に充填する。そして、この
約18Kgの粉体が充填されている紙袋42を保持部4
3により保持させた状態で保持部43を少し下降させ
て、ホッパ13の出口16を紙袋42に充填されている
粉体の表面から引き離す。この引き離した状態で、紙袋
42内の粉体の重量を重量検出器により計量しながらこ
の充填機により残りの約2Kgの粉体を追加充填する。
そして、紙袋42内の粉体の重量が20Kgよりも少し
軽い予め定めた重量となったときに充填を停止させる。
【0026】また、上記のように、粉体を2回に分けて
紙袋42に充填する場合、1台の充填機を使用して2回
充填を行ったが、1回目の充填を図2に示す充填方法で
行い、2回目の充填を別の充填機により粉体の重量を計
量しながら充填することができる。
【0027】更に、上記実施例のコーンバルブ27の底
壁29を多孔質板により形成したが、上面と下面とに貫
通する多数の小孔を設けた底壁29とすることができ
る。そして、コーンバルブ27の底壁29のみに多数の
小孔を設けたが、コーンバルブ27の底壁29及び周壁
全てに多数の小孔を設けてもよい。また、コーンバルブ
27の形状を円錐状としたが、ホッパ13の出口16を
開閉することができる他の形状とすることができる。
【0028】そして、上記実施例では、図2(c)、
(d)に示す粉体の充填中において、真空ポンプ32を
駆動して脱気を連続的に行ったが、粉体中に含まれてい
る空気量に応じて断続的に脱気を行うことができる。断
続的に脱気を行う場合の方法として、例えば真空ポンプ
32を断続的に駆動してもよいし、ホースの途中に開閉
弁を設け、この開閉弁を開閉してもよい。
【0029】また、上記実施例では、図2(e)に示す
ように、充填が完了した時に、まず、真空ポンプ32を
停止させた後に下降位置にあるコーンバルブ27を上昇
位置に移動させたが、まず、下降位置にあるコーンバル
ブ27を上昇位置に移動させた後に真空ポンプ32を停
止させてもよい。また、真空ポンプ32を図2(a)〜
(f)の各段階で常時駆動させて、コーンバルブ27か
ら空気を吸引させてもよい。
【0030】更に、上記実施例では、この発明を紙袋4
2に粉体を充填する場合について適用したが、紙袋42
以外の例えばボトル等の他の容器に粉体を充填する場合
についても適用することができる。
【0031】そして、上記実施例では、保持部43を下
降させることにより、紙袋42を吸込口から引き離す方
向に移動させたが、保持部43(紙袋42)を下降させ
る代わりに、吸込口(及びホッパ13側)を上昇させる
ことにより、吸込口を紙袋42から引き離す方向に移動
させる構成としてもよい。
【0032】また、上記実施例では、図2(c)、
(d)に示すように、ホッパ13の出口16を粉体の表
面に一致させた状態で充填を行ったが、ホッパ13の出
口16を粉体表面に一致させない状態で充填を行っても
よい。この場合、充填中に大気中の空気が粉体内に混入
する恐れがあるが、充填された粉体中の空気は、コーン
バルブ27を介して脱気することができる。
【0033】更に、供給装置9をスクリュー式の粉体供
給装置9としたが、これ以外の従来公知の供給装置を使
用することができる。要は、所定の出口から粉体を順次
送り出すことができる構成の供給装置であれば良い。
【0034】
【発明の効果】第1及び第2の発明は、容器内に順次充
填されていく粉粒状体中に元から含まれている気体及び
充填中に混入する気体、又は粉粒状体中に元から含まれ
ている気体を、連続的に若しくは断続的に脱気すること
ができる構成であるので、例えば所定量の粉粒状体を容
器に充填し終えた時に、容器内の粉粒状体の脱気も終了
する。これにより、容器の大きさ(容積)は、脱気した
粉粒状体を収容できる大きさであればよく、図3及び図
4に示す従来のように脱気前の粉粒状体(脱気した粉粒
状体+脱気前の粉粒状体中に含まれる気体)を収容する
ことができる大きさを必要とせず、つまり、気体の容積
分だけ容器のコストを軽減することができるという効果
がある。
【0035】そして、図4に示す脱気装置では、上述し
たように脱気端末17の周囲付近の粉体8の脱気をする
ことができるが、脱気端末17から離れた位置にある粉
体8の脱気をすることができないという問題がある。こ
れに対して、第1及び第2の発明によると、吸込口の周
辺に存在する粉粒状体中の気体の脱気を終了すると、こ
の脱気済みの粉粒状体が吸込口から離れる方向に相対的
に移動し、このとき吸込口と脱気済みの粉粒状体との間
に脱気前の粉粒状体が供給され、次に、この新たに供給
された脱気前の粉粒状体を前回と同様にして順次脱気す
ることができる。このように、吸込口には、常に脱気前
又は脱気中の粉粒状体が供給されるので、吸込口が脱気
後の粉粒状体によって目づまりを起こすことを防止する
ことができ、その結果、容器に充填されていく粉粒状体
の脱気を効率よく十分に行うことができるという効果が
ある。
【0036】そして、第2の発明によると、充填中に大
気中の空気等が粉粒状体中に混入することを防止するこ
とができるので、脱気するのは粉粒状体中に元から含ま
れている空気のみである。従って、脱気時間の短縮を図
ることができ、ひいては充填速度を第1の発明よりも向
上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る脱気式粉体充填機の
断面図である。
【図2】(a)〜(f)は同実施例の脱気式粉体充填機
により粉体を脱気しながら充填する各段階を示す同脱気
式粉体充填機の断面図である。
【図3】従来の粉体充填機の一例を示す断面図である。
【図4】従来の脱気装置の正面図である。
【符号の説明】
9 供給装置 10 吸引部 11 移動装置 16 出口 27コーンバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に粉粒状体を充填する供給装置
    と、多数の小孔を有する吸込口を備えこれら小孔から気
    体を連続的に若しくは断続的に吸引する吸引部と、上記
    吸込口を上記容器内の粉粒状体内に埋没させた状態で、
    上記粉粒状体が上記容器内に充填されていくときの該粉
    粒状体の表面の上昇に伴って上記容器を上記吸込口に対
    して相対的に下降移動させる移動装置と、を具備するこ
    とを特徴とする脱気式粉体充填機。
  2. 【請求項2】 粉粒状体を所定の出口から排出して容器
    内に充填する供給装置と、多数の小孔を有する吸込口を
    備えこれら小孔から気体を連続的に若しくは断続的に吸
    引する吸引部と、上記出口が上記容器内の粉粒状体の表
    面に対して無落差の位置関係を維持すると共に上記吸込
    口を該粉粒状体内に埋没させた状態で、上記粉粒状体が
    上記容器内に充填されていくときの該粉粒状体の表面の
    上昇に伴って上記容器を上記吸込口に対して相対的に下
    降移動させる移動装置と、を具備することを特徴とする
    脱気式粉体充填機。
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