JPH0619986A - 画像診断装置 - Google Patents

画像診断装置

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JPH0619986A
JPH0619986A JP17239192A JP17239192A JPH0619986A JP H0619986 A JPH0619986 A JP H0619986A JP 17239192 A JP17239192 A JP 17239192A JP 17239192 A JP17239192 A JP 17239192A JP H0619986 A JPH0619986 A JP H0619986A
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Osamu Sasahara
修 笹原
Yukio Ito
幸雄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液等をその速度状態において従来以上に複
雑な面まで表示する。 【構成】 体内循環液の走行方向に沿った複数のそれぞ
れの断面像データ群から、所定範囲の速度毎に分割され
た体内循環液がそれぞれ抽出された各断面像データ群に
分割する分割手段と、この分割手段により分割されたそ
れぞれの断面像データを分割に応じた色分けをする色分
け手段と、この色分け手段によって色分けされた各断面
像データからそれぞれ別個に三次元表示画像データを構
成する演算手段と、この演算手段により別個に形成され
た三次元表示画像データをそれぞれ別個にあるいは合成
して表示する手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像診断装置に係り、
特に、体内循環液をその速度状態まで示して表示する画
像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像診断装置としては、たとえ
ば、血管をたとえばその横方向から観た状態の二次元表
示を行ない、その血管内を流れる血液をたとえば所定の
速度以下の血流部分を薄い赤色に、そして所定の速度以
上の血流部分を濃い赤色に表示したものが知られてい
る。
【0003】このように、色で区分けされた流速分布を
有する血流の診断画像から、たとえば動脈硬化症などで
狭窄した部分を可視化できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された画像診断装置は、血管の長さ方向におけ
るある部分において血流の速度が大きいかあるいは小さ
いか等の情報しか得られていないことから、それだけ血
流の速度の情報が少なく、充分な診断ができない等の問
題点が残されていた。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところのものは、血液等
の体内循環液をその速度状態において従来以上に複雑な
面までも表示することのできる画像診断装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、体内循環液の走行方
向に沿った複数のそれぞれの断面像データ群から、所定
範囲の速度毎に分割された体内循環液がそれぞれ抽出さ
れた各断面像データ群に分割する分割手段と、この分割
手段により分割されたそれぞれの断面像データを分割に
応じた色分けをする色分け手段と、この色分け手段によ
って色分けされた各断面像データからそれぞれ別個に三
次元表示画像データを構成する演算手段と、この演算手
段により別個に形成された三次元表示画像データをそれ
ぞれ別個にあるいは合成して表示する手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】このように構成された画像診断装置は、まず、
体内循環液の走行方向に沿った複数のそれぞれの断面像
データ群から、所定範囲の速度毎に分割された体内循環
液がそれぞれ抽出された各断面像データ群に分割するよ
うになっている。
【0008】このため、全体の液流のうち、所定範囲の
速度を有する液流のみが抽出されて分割されることにな
るが、各分割されたそれぞれの速度の情報は、断面にお
いての速度情報をも含んだものとなっている。
【0009】そして、それぞれの液流は分割に応じて色
分けされ、これにより所定範囲の速度を有する液流は色
によって認識が容易になる。
【0010】このようにして色分けされた断面像データ
群から、各断面像データ毎の演算によって三次元表示画
像データを構成し、これにより、所定範囲の速度を有す
る液流部分のみの三次元表示画像データを得ることがで
きる。
【0011】その後は、それら各三次元表示画像データ
に基づいて、それぞれ別個にあるいは合成して表示装置
に表示するようにして診断を行なう。
【0012】このことから明らかなように、診断対象と
なる体内循環液は、その断面における液流の速度分布を
も含んだ三次元表示となることから、液流の速度状態を
三次元的に解析することができる。したがって、体内循
環液をその速度状態において従来以上に複雑な面までも
表示することができるようになる。
【0013】
【実施例】まず、図2は、本発明が適用される超音波診
断装置の一実施例を示す概略構成図である。
【0014】同図において、被検体1に当接されて操作
される超音波探触子2がある。この超音波探触子2は送
波器3による駆動で前記被検体1内に超音波パルス波が
照射されるようになっている。
【0015】そして、被検体1内における超音波パルス
波の反射波は前記超音波探触子2により検知され、RF
増幅器4に入力されるようになっている。このRF増幅
器4からの出力は検波器5によって検波され、ビデオ増
幅器6に入力されるようになっている。
【0016】さらに、このビデオ増幅器6の出力はスキ
ャンコンバータ7を介してCRT8に入力されるように
なっている。
【0017】これらの動作はCPUを備える制御回路9
によって制御されるとともに、画像演算処理装置10に
より種々の形態で画像処理された画像を前記CRT8に
映像させることができるようになっている。
【0018】そして、この実施例では、特に、この制御
回路9および画像演算処理装置10によって、三次元血
流画像情報が作成され、所望の視点から該三次元血流画
像を観た二次元画像(このような二次元画像を本明細書
では三次元画像と称する)を映像できるとともに、その
三次元画像の所定の部分は情報を意味づけさせた色で着
色されたものになっている。
【0019】このような画像を得るためになされる処理
を図1を用いて説明する。同図では、次に示す4段階の
ステップからなっている。
【0020】ステップ1.まず、血液の走行方向に沿っ
た複数のそれぞれの断面像データ群101が用意されて
いる。この断面像データ群101は#1から#nまでの
n枚からなっている。
【0021】なお、ここで、#1から#nの各断面像デ
ータは、それぞれたとえば半導体メモリに格納されてい
るものである。
【0022】それぞれの各断面像データ(#1〜#n)
は、血管内の断面像データであり、血管の外壁内の血液
は血流の速度に応じて輝度を異ならしめて表示されてい
る。
【0023】すなわち、中心部分においては輝度が高く
速度が大きいことを示している。そして、その周辺の前
記外壁に隣接する部分においては輝度が低く速度が小さ
いことを示している。
【0024】ステップ2.断面像データ群101におけ
る各断面像データを順次#1から読みだす。この場合の
データ読みだしは、たとえば各断面像データの左上から
右下に到って水平に順次読みだし、その際、流速10〜
20の範囲に相当する輝度値を有するデータのみをコン
パレータを介して取り込み、この取り込まれたデータを
異なる半導体メモリの同一アドレスに書き込む。このよ
うにして、断面像データ群102aのうちの断面像デー
タ#1が得られる。
【0025】また、上記読みだしの際に、流速20以上
の範囲に相当する輝度値を有するデータのみをコンパレ
ータを介して取り込み、この取り込まれたデータを異な
る半導体メモリの同一アドレスに書き込む。このように
して、断面像データ群102bのうちの断面像データ#
1が得られる。
【0026】さらに、上記読みだしの際に、血管の外壁
に相当する輝度値を有するデータのみをコンパレータを
介して取り込み、この取り込まれたデータを異なる半導
体メモリの同一アドレスに書き込む。このようにして、
断面像データ群102cのうちの断面像データ#1が得
られる。
【0027】断面像データ群101におけ各断面像デー
タの#2以降の読みだしも同様に行なわれ、これによ
り、流速10〜20の範囲にある血流のみが表示される
断面像データ群102a、流速20以上の範囲にある血
流のみが表示される断面像データ群102b、および血
管の外壁のみが表示される断面像データ群102cに分
割されることになる。
【0028】そして、この場合において、断面像データ
102aにおける血流の表示はたとえば薄い赤色でなさ
れるようにし、また断面像データ102bにおける血流
の表示はたとえば濃い赤色でなされるようにする。な
お、断面像データ102cにおける血管の表示はたとえ
ば赤以外の色で半透明の表示がなされるようにする。
【0029】ステップ3.断面像データ群102aの各
断面像データ#1〜#nの各血流データから、演算によ
り三次元画像を構成する。これにより、全体の血流のう
ち、流速が10〜20の範囲にある血流の三次元画像1
03aが構成される。
【0030】また、同様に、断面像データ群102bの
各断面像データ#1〜#nの各血流データから、演算に
より三次元画像を構成する。これにより、全体の血流の
うち、流速が20以上の範囲にある血流の三次元画像1
03bが構成される。
【0031】さらに、同様に、断面像データ群102c
の各断面像データ#1〜#nの各血流データから、演算
により三次元画像を構成する。これにより、血液を除く
血管のみの三次元画像103cが構成される。
【0032】ステップ4.このように構成された三次元
画像103a、103bのうちの一つを選択してCRT
面に表示する。この場合、三次元画像103cを合成し
て表示させることによって、所定範囲の流速を有する血
流の血管に対する位置づけを明確にすることができるよ
うになる。
【0033】また、それぞれの三次元画像103a、1
03b、103cを全て合成して表示するようにしても
よい。この場合、血流の流速の分布は色分けによって明
確に区別できることになる。
【0034】そして、このような処理において、前記画
像処理装置10に作動する制御回路(CPU)9の動作
フローを図3を用いて説明をする。
【0035】同図において、S1. メモリ#n(1〜n)に格納された各スライス情
報があり、nを1としてメモリ#1から画素を読みだ
す。
【0036】S2.読みだされた画素の輝度がある範囲
(たとえば10から20までの範囲)にあるか否かを判
定する。
【0037】S3.該範囲の輝度を有する画素を”1”
情報とする。
【0038】S4.該範囲の輝度を有しない画素を”
0”情報とする。
【0039】S5.別個に用意されたメモリに、前記”
1”情報をその変換前と同一のアドレスに、また、前
記”0”情報をその変換前の同一のアドレスに格納す
る。
【0040】S6.全ての画素を読みだしたか否か判定
し、いまだ読みだしていないときは、S1.に戻り、次
に読みだされる画素について同様のステップを繰り返
す。
【0041】S7.全ての画素を読みだした場合は、n
=n+1として、つまり、次のメモリの画素を読みだす
ようにする。
【0042】S8.各スライス情報を読みだしたか否か
を判定する。
【0043】S9.各スライス情報を読みだした場合に
は、前記別個の各メモリに格納された情報に基づいて三
次元像を演算により構成する。
【0044】S10.CRTに映像させる場合に、適当
な色が施されるように処理される。
【0045】このような操作は、S2.における設定輝
度値変更することによって、他の所定範囲(たとえば2
0以上)にある流速の血液のみを抽出することができる
ようになる。
【0046】以上説明した実施例から明らかなように、
この超音波診断装置によれば、まず、血液の走行方向に
沿った複数のそれぞれの断面像データ群から、所定範囲
の速度毎に分割された血液がそれぞれ抽出された各断面
像データ群に分割するようになっている。
【0047】このため、全体の血流のうち、所定範囲の
速度を有する血流のみが抽出されて分割されることにな
るが、各分割されたそれぞれの速度の情報は、断面にお
いての速度情報をも含んだものとなっている。
【0048】そして、それぞれの血流は分割に応じて色
分けされ、これにより所定範囲の速度を有する血流は色
によって認識が容易になる。
【0049】このようにして色分けされた断面像データ
群から、各断面像データ毎の演算によって三次元表示画
像データを構成し、これにより、所定範囲の速度を有す
る血流部分のみの三次元表示画像データを得ることがで
きる。
【0050】その後は、それら各三次元表示画像データ
に基づいて、それぞれ別個にあるいは合成して表示装置
に表示するようにして診断を行なう。
【0051】このことから明らかなように、診断対象と
なる血液は、その断面における血流の速度分布をも含ん
だ三次元表示となることから、血流の速度状態を三次元
的に解析することができる。したがって、血液をその速
度状態において従来以上に複雑な面までも表示すること
ができるようになる。
【0052】上述した実施例では、血液の流速分布は、
10〜20、20以上の2区分について説明したもので
あるが、さらに細区分するようにしてもよいことはいう
までもない。
【0053】上述した実施例では、体内循環液として血
液を示したものであるが、これに限定されず、他に、リ
ンパ液等であってもよいことはいうまでもない。
【0054】上述した実施例では、超音波診断装置につ
いて示したものであるが、これに限定されず、他に、N
MR装置あるいはX線CT装置にも適用することができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による画像診断装置によれば、血液等の体内循環
液をその速度状態において従来以上に複雑な面までも表
示することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像診断装置の処理工程の一実
施例を示す説明図である。
【図2】 本発明による画像診断装置の一実施例を示す
概略ブロック図である。
【図3】 本発明による画像診断装置の画像演算処理装
置へ作動するCPUの動作の一実施例を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
101 断面像データ群 102 断面像データ群(分割されたもの) 103 三次元像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内循環液の走行方向に沿った複数のそ
    れぞれの断面像データ群から、所定範囲の速度毎に分割
    された体内循環液がそれぞれ抽出された各断面像データ
    群に分割する分割手段と、この分割手段により分割され
    たそれぞれの断面像データを分割に応じた色分けをする
    色分け手段と、この色分け手段によって色分けされた各
    断面像データからそれぞれ別個に三次元表示画像データ
    を構成する演算手段と、この演算手段により別個に形成
    された三次元表示画像データをそれぞれ別個にあるいは
    合成して表示する手段とを備えたことを特徴とする画像
    診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004133736A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Hitachi Medical Corp 医用画像表示方法及びその装置
WO2024262106A1 (ja) * 2023-06-20 2024-12-26 キヤノン株式会社 超音波診断装置、医用情報処理装置、情報処理方法、プログラム

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