JPH06199881A - メチレンジホスホン酸誘導体およびその製造方法 - Google Patents
メチレンジホスホン酸誘導体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06199881A JPH06199881A JP199193A JP199193A JPH06199881A JP H06199881 A JPH06199881 A JP H06199881A JP 199193 A JP199193 A JP 199193A JP 199193 A JP199193 A JP 199193A JP H06199881 A JPH06199881 A JP H06199881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- same
- integer
- naphthyl
- acid derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、抗炎症薬、抗リウマチ薬、骨代謝
疾患薬などの医薬として有用な新規化合物を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 【化1】 〔式中、DはCH2 ,CH2 CH2 ,CH=を表わし、
−(X)m 、−(Y)n はナフチル基に対する置換基を
表わし、R1 、R2 、R3 、R4 は独立して、水素、炭
素数1〜7のアルキル基または薬理的に許容される陽イ
オンを表わす〕に代表されるメチレンジホスホン酸誘導
体およびその製造方法。 【効果】本発明の化合物は優れた骨破壊抑制および抗炎
症作用を持ち、抗炎症薬、抗リウマチ薬、骨代謝疾患薬
などとして有用な化合物である。
疾患薬などの医薬として有用な新規化合物を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 【化1】 〔式中、DはCH2 ,CH2 CH2 ,CH=を表わし、
−(X)m 、−(Y)n はナフチル基に対する置換基を
表わし、R1 、R2 、R3 、R4 は独立して、水素、炭
素数1〜7のアルキル基または薬理的に許容される陽イ
オンを表わす〕に代表されるメチレンジホスホン酸誘導
体およびその製造方法。 【効果】本発明の化合物は優れた骨破壊抑制および抗炎
症作用を持ち、抗炎症薬、抗リウマチ薬、骨代謝疾患薬
などとして有用な化合物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗炎症薬、抗リウマチ
薬、骨代謝疾患薬などの医薬として有用な、骨破壊抑制
および抗炎症作用を持った新規メチレンジホスホン酸誘
導体に関する。
薬、骨代謝疾患薬などの医薬として有用な、骨破壊抑制
および抗炎症作用を持った新規メチレンジホスホン酸誘
導体に関する。
【0002】
【従来の技術】抗炎症薬、抗リウマチ薬として種々の非
ステロイド性化合物が見い出されている。しかし、慢性
関節リウマチをはじめとする慢性の炎症性疾患に対して
満足のいく効果のあるものは見い出されていない。一
方、人口の老令化にともない、骨の代謝疾患、特に骨粗
鬆症がクローズアップされてきている。これに対しても
有効な治療薬の開発が急務となっている。かかる状況下
において、上記疾病のための抗炎症薬、抗リウマチ薬、
骨代謝疾患薬の開発が種々取り組まれている中で、ジホ
スホン酸系化合物に骨代謝疾患の改善効果が見い出さ
れ、そのうちのあるものは骨ページェット病の治療に用
いられている。
ステロイド性化合物が見い出されている。しかし、慢性
関節リウマチをはじめとする慢性の炎症性疾患に対して
満足のいく効果のあるものは見い出されていない。一
方、人口の老令化にともない、骨の代謝疾患、特に骨粗
鬆症がクローズアップされてきている。これに対しても
有効な治療薬の開発が急務となっている。かかる状況下
において、上記疾病のための抗炎症薬、抗リウマチ薬、
骨代謝疾患薬の開発が種々取り組まれている中で、ジホ
スホン酸系化合物に骨代謝疾患の改善効果が見い出さ
れ、そのうちのあるものは骨ページェット病の治療に用
いられている。
【0003】特開昭59−42395号公報には、本発
明の式(I)の化合物に類似したAがS(CH2 )
n で、かつ非置換または種々の置換フェニル基を有する
メチレンジホスホン酸誘導体が炎症抑制性を有すると記
載されている。しかしながら、これらの化合物は効果の
点でなお不十分であるとされている。また、特開平2−
22285号公報および特開平3−77894号公報に
は、AがSまたは(CH2)n で、かつフェノール、特
に3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル基
を有するメチレンジホスホン酸化合物が高脂血症の治療
薬または抗炎症薬、抗リウマチ薬として記載されてい
る。また、特開平3−112994号公報には、1−
(4−ヒドロキシナフチル)エテニリデン−1,1−ジ
ホスホン酸エステル誘導体が高脂血症の治療のためとし
て記載されている。特開昭60−174792号公報に
は、1−置換アミノ−1−チオアルキルメチレンジホス
ホン酸が抗リウマチ用薬剤として有効である旨の記載が
ある。その他にも、種々のメチレンジホスホン酸構造の
化合物が抗炎症薬あるいはカルシウム代謝障害治療薬と
して検討されているが、(1−ヒドロキシエチリデン)
ビスホスホン酸ニナトリウムが骨代謝疾患薬として市販
されているのみであり、種々の上記疾患に対して一層改
善された新しい薬剤の出現が望まれている。
明の式(I)の化合物に類似したAがS(CH2 )
n で、かつ非置換または種々の置換フェニル基を有する
メチレンジホスホン酸誘導体が炎症抑制性を有すると記
載されている。しかしながら、これらの化合物は効果の
点でなお不十分であるとされている。また、特開平2−
22285号公報および特開平3−77894号公報に
は、AがSまたは(CH2)n で、かつフェノール、特
に3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル基
を有するメチレンジホスホン酸化合物が高脂血症の治療
薬または抗炎症薬、抗リウマチ薬として記載されてい
る。また、特開平3−112994号公報には、1−
(4−ヒドロキシナフチル)エテニリデン−1,1−ジ
ホスホン酸エステル誘導体が高脂血症の治療のためとし
て記載されている。特開昭60−174792号公報に
は、1−置換アミノ−1−チオアルキルメチレンジホス
ホン酸が抗リウマチ用薬剤として有効である旨の記載が
ある。その他にも、種々のメチレンジホスホン酸構造の
化合物が抗炎症薬あるいはカルシウム代謝障害治療薬と
して検討されているが、(1−ヒドロキシエチリデン)
ビスホスホン酸ニナトリウムが骨代謝疾患薬として市販
されているのみであり、種々の上記疾患に対して一層改
善された新しい薬剤の出現が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ジホス
ホン酸誘導体に骨代謝疾患薬としての作用だけでなく、
優れた抗炎症作用などを有するジホスホン酸系化合物に
ついて研究を重ねてきた。
ホン酸誘導体に骨代謝疾患薬としての作用だけでなく、
優れた抗炎症作用などを有するジホスホン酸系化合物に
ついて研究を重ねてきた。
【0005】この研究の過程において、ジホスホン酸構
造に対してナフタレン骨格を付与すれば、骨代謝疾患に
係わる炎症に対して既存薬にはない非常に優れた効果が
生じることを見い出した。
造に対してナフタレン骨格を付与すれば、骨代謝疾患に
係わる炎症に対して既存薬にはない非常に優れた効果が
生じることを見い出した。
【0006】本発明の目的は、優れた抗炎症効果と骨代
謝改善効果を有する、医薬品として有用な新規化合物を
提供するものである。
謝改善効果を有する、医薬品として有用な新規化合物を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
に示されるメチレンジホスホン酸誘導体
に示されるメチレンジホスホン酸誘導体
【化7】 〔式中、X、Yはナフチル基上の置換基を表わし、ハロ
ゲン、ニトロ基、ニトリル基、アルキル基、アルコキシ
基、トリフルオロメチル基、
ゲン、ニトロ基、ニトリル基、アルキル基、アルコキシ
基、トリフルオロメチル基、
【化8】 基(ただし、Z1 およびZ2 は互いに独立して、水素、
アルキル基を意味し、または、Z1 とZ2 で炭素からな
る環またはヘテロ原子を含む炭素からなる環を形成して
もよい)、
アルキル基を意味し、または、Z1 とZ2 で炭素からな
る環またはヘテロ原子を含む炭素からなる環を形成して
もよい)、
【化9】 基(ただし、Z1 およびZ2 は上記と同じであり、Z3
は酸素または硫黄を意味する)、チオール基、水酸基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、ア
シルアミノ基、アシルチオ基、アシル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基、COOH基、また
はCOOアルキル基を意味し、mは0〜3の整数、nは
0〜4の整数を表わし、m個のXとn個のYは、それぞ
れ同一または異なってもよい、…は二重結合または単結
合を表す、Aは−(CH2 )a −(CH=CH)b −
(CH2 )c −(aは0〜10の整数、bは0〜2の整
数、cは1〜10の整数である)または−(CH=C
H)d −CH=(dは0〜2の整数であり、この場合B
は存在しない)を表し、Bは水素、アルキル基、アミノ
基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アシ
ルアミノ基、水酸基、アルコキシ基またはアシルオキシ
基を意味する、R1 、R2 、R3 およびR4 は、水素、
炭素数1〜7の直鎖または分岐鎖のアルキル基または薬
理的に許容できる陽イオンであり、同一または異なって
もよい。〕であり、該誘導体の製造方法および該誘導体
を有効成分とする抗炎症薬、抗リウマチ薬および骨代謝
疾患薬に関するものである。
は酸素または硫黄を意味する)、チオール基、水酸基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、ア
シルアミノ基、アシルチオ基、アシル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基、COOH基、また
はCOOアルキル基を意味し、mは0〜3の整数、nは
0〜4の整数を表わし、m個のXとn個のYは、それぞ
れ同一または異なってもよい、…は二重結合または単結
合を表す、Aは−(CH2 )a −(CH=CH)b −
(CH2 )c −(aは0〜10の整数、bは0〜2の整
数、cは1〜10の整数である)または−(CH=C
H)d −CH=(dは0〜2の整数であり、この場合B
は存在しない)を表し、Bは水素、アルキル基、アミノ
基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アシ
ルアミノ基、水酸基、アルコキシ基またはアシルオキシ
基を意味する、R1 、R2 、R3 およびR4 は、水素、
炭素数1〜7の直鎖または分岐鎖のアルキル基または薬
理的に許容できる陽イオンであり、同一または異なって
もよい。〕であり、該誘導体の製造方法および該誘導体
を有効成分とする抗炎症薬、抗リウマチ薬および骨代謝
疾患薬に関するものである。
【0008】無置換のナフチル基の場合は、1−ナフチ
ル基または2−ナフチル基を表わし、1個以上の置換基
を有するナフチル基の場合は、2位から8位に置換基を
有する1−ナフチル基または1位または3位から8位に
置換基を有する2−ナフチル基を表わす。ナフチル基が
置換基を有する場合、好ましい置換基の位置は、ナフチ
ル基が1−ナフチル基の場合、Xで置換される位置は2
位および/または4位であり、Yで置換される位置は5
位および/または6位および/または8位であり、ナフ
チル基が2−ナフチル基の場合、Xで置換される位置は
1位およびまたは4位であり、Yで置換される位置は5
位および/または6位および/または8位である。置換
基X、Yとして用いられるハロゲン原子はフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素である。アルキル基(以下に記すアル
キル基は同じ意味を有する)は、炭素数1〜7の直鎖ま
たは分岐鎖のもので、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、
ペンチル、ヘキシル、シクロヘキシルメチルなどが挙げ
られる。アルコキシ基は、炭素数1〜7からなるもの
で、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシなどが挙げられる。
ル基または2−ナフチル基を表わし、1個以上の置換基
を有するナフチル基の場合は、2位から8位に置換基を
有する1−ナフチル基または1位または3位から8位に
置換基を有する2−ナフチル基を表わす。ナフチル基が
置換基を有する場合、好ましい置換基の位置は、ナフチ
ル基が1−ナフチル基の場合、Xで置換される位置は2
位および/または4位であり、Yで置換される位置は5
位および/または6位および/または8位であり、ナフ
チル基が2−ナフチル基の場合、Xで置換される位置は
1位およびまたは4位であり、Yで置換される位置は5
位および/または6位および/または8位である。置換
基X、Yとして用いられるハロゲン原子はフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素である。アルキル基(以下に記すアル
キル基は同じ意味を有する)は、炭素数1〜7の直鎖ま
たは分岐鎖のもので、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、
ペンチル、ヘキシル、シクロヘキシルメチルなどが挙げ
られる。アルコキシ基は、炭素数1〜7からなるもの
で、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシなどが挙げられる。
【0009】
【化10】 基(Z1 とZ2 のアルキルは上記と同じ)は、アミノ、
メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、ブチル
アミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ピロリジ
ノ、ピペリジノ、モノホリノ、チオモルホリノなどが挙
げられる。
メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、ブチル
アミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ピロリジ
ノ、ピペリジノ、モノホリノ、チオモルホリノなどが挙
げられる。
【0010】
【化11】 基(Z1 、Z2 およびZ3 は上記と同じ)は、カルバモ
イル、チオカルバモイル、N−メチルアミノカルボニ
ル、N,N−ジメチルアミノカルボニル、ピペリジノカ
ルボニル、ピロリジノカルボニル、モルホリノカルボニ
ルなどが挙げられる。アルキルチオ基(アルキルは上記
のアルキル基と同じ)は、メチルチオ、エチルチオ、プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、シクロペンチルチオ、
シクロヘキシルチオなどが挙げられる。アリールチオ基
は、好ましくは炭素数6〜15であり、フェニルチオ、
置換フェニルチオなどである。アシルオキシ、アシルア
ミノ、アシルチオ、アシル基のアシル(基)は、炭素数
2〜7の直鎖または分岐鎖のもので、例えばアセチル、
プロパノイル、ブタノイルなどが挙げられる。アルケニ
ル基は、炭素数2〜7の直鎖または分岐鎖のもので、ビ
ニル、アリル、2−プロペニル、イソプロペニル、ブテ
ニル、ペンテニルなどが挙げられる。アリール基は、好
ましくは炭素数6〜15であり、フェニル、置換フェニ
ル、ナフチルなどである。シクロアルキル基は、炭素数
3から8のもので、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。CO
Oアルキル基(アルキルは上記のアルキル基と同じ)
は、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニルなどが挙げられる。
イル、チオカルバモイル、N−メチルアミノカルボニ
ル、N,N−ジメチルアミノカルボニル、ピペリジノカ
ルボニル、ピロリジノカルボニル、モルホリノカルボニ
ルなどが挙げられる。アルキルチオ基(アルキルは上記
のアルキル基と同じ)は、メチルチオ、エチルチオ、プ
ロピルチオ、イソプロピルチオ、シクロペンチルチオ、
シクロヘキシルチオなどが挙げられる。アリールチオ基
は、好ましくは炭素数6〜15であり、フェニルチオ、
置換フェニルチオなどである。アシルオキシ、アシルア
ミノ、アシルチオ、アシル基のアシル(基)は、炭素数
2〜7の直鎖または分岐鎖のもので、例えばアセチル、
プロパノイル、ブタノイルなどが挙げられる。アルケニ
ル基は、炭素数2〜7の直鎖または分岐鎖のもので、ビ
ニル、アリル、2−プロペニル、イソプロペニル、ブテ
ニル、ペンテニルなどが挙げられる。アリール基は、好
ましくは炭素数6〜15であり、フェニル、置換フェニ
ル、ナフチルなどである。シクロアルキル基は、炭素数
3から8のもので、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。CO
Oアルキル基(アルキルは上記のアルキル基と同じ)
は、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニルなどが挙げられる。
【0011】Aは−(CH2 )a −(CH=CH)b −
(CH2 )c −(aは0〜10の整数、bは0〜2の整
数、cは1〜10の整数である)または−(CH=C
H)d−CH=(dは0〜2の整数であり、この場合B
は存在しない)を表し、より好ましくはa、b、c、d
が独立して0または1である。
(CH2 )c −(aは0〜10の整数、bは0〜2の整
数、cは1〜10の整数である)または−(CH=C
H)d−CH=(dは0〜2の整数であり、この場合B
は存在しない)を表し、より好ましくはa、b、c、d
が独立して0または1である。
【0012】特に好ましい具体例としては、AがC
H2 ,CH2 CH2 ,CH2 CH2 CH2 ,CH=,C
H=CH−CH=,CH=CH−CH2 等である。
H2 ,CH2 CH2 ,CH2 CH2 CH2 ,CH=,C
H=CH−CH=,CH=CH−CH2 等である。
【0013】Bがアルキル基、モノアルキルアミノ基、
ジアルキルアミノ基およびアルコキシ基の場合のアルキ
ルは上記のアルキル基と同様であり、またアシルアミノ
基、アシルオキシ基のアシルは上記のアシル基と同様で
ある。
ジアルキルアミノ基およびアルコキシ基の場合のアルキ
ルは上記のアルキル基と同様であり、またアシルアミノ
基、アシルオキシ基のアシルは上記のアシル基と同様で
ある。
【0014】R1 、R2 、R3 およびR4 のアルキル基
の代表的なものとしては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペン
チルなどが挙げられる。
の代表的なものとしては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペン
チルなどが挙げられる。
【0015】R1 、R2 、R3 およびR4 が水素である
場合、式(I)のホスホン酸部分は無機または有機塩基
で塩を形成することができる。この場合の薬理的に許容
される陽イオンとしては、金属陽イオン、アンモニウム
NR4 (ただし、Rは上記のアルキル基および水素と同
じ)をさし、特に好ましい金属陽イオンは、アルカリ金
属類、例えばリチウム、ナトリウム、カリウムなど、お
よびアルカリ土類金属類、例えばマグネシウム、カルシ
ウムなどの陽イオンである。しかし、他の金属、例えば
アルミニウム、亜鉛、鉄などの陽イオンも本発明に含ま
れる。アンモニウムとしては、アンモニア、一級アミ
ン、二級アミン、三級アミンのアンモニウムおよび四級
アンモニウムである。これらとしては、アンモニア、メ
チルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピ
ルアミン、ジプロピルアミン、イソプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、
イソブチルアミン、t−ブチルアミン、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンな
どのアンモニウムおよびテトラメチルアンモニウム、テ
トラエチルアンモニウムなどが挙げられる。なかでもナ
トリウム、カリウム、アンモニア、アルキルアミンの陽
イオンが好ましい。またR1 〜R4 において陽イオンは
同一でも異なっていてもよく、また陽イオンと水素が混
合したもの、例えば一陽イオン塩、二陽イオン塩、三陽
イオン塩も本発明に含まれる。好ましくは、一般式
(I)で示されるメチレンジホスホン酸誘導体は、R1
〜R4 のすべてが水素からなるもの、R1 〜R4 のうち
3つが水素で残りの1つがナトリウムであるもの、また
は3つが水素で残りの1つがアンモニウムであるもの、
またはR1 〜R4 のうち2つが水素で、残りの2つがナ
トリウムであるもの、または2つが水素で、残りの2つ
がアンモニウムのものである。
場合、式(I)のホスホン酸部分は無機または有機塩基
で塩を形成することができる。この場合の薬理的に許容
される陽イオンとしては、金属陽イオン、アンモニウム
NR4 (ただし、Rは上記のアルキル基および水素と同
じ)をさし、特に好ましい金属陽イオンは、アルカリ金
属類、例えばリチウム、ナトリウム、カリウムなど、お
よびアルカリ土類金属類、例えばマグネシウム、カルシ
ウムなどの陽イオンである。しかし、他の金属、例えば
アルミニウム、亜鉛、鉄などの陽イオンも本発明に含ま
れる。アンモニウムとしては、アンモニア、一級アミ
ン、二級アミン、三級アミンのアンモニウムおよび四級
アンモニウムである。これらとしては、アンモニア、メ
チルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピ
ルアミン、ジプロピルアミン、イソプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミン、
イソブチルアミン、t−ブチルアミン、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンな
どのアンモニウムおよびテトラメチルアンモニウム、テ
トラエチルアンモニウムなどが挙げられる。なかでもナ
トリウム、カリウム、アンモニア、アルキルアミンの陽
イオンが好ましい。またR1 〜R4 において陽イオンは
同一でも異なっていてもよく、また陽イオンと水素が混
合したもの、例えば一陽イオン塩、二陽イオン塩、三陽
イオン塩も本発明に含まれる。好ましくは、一般式
(I)で示されるメチレンジホスホン酸誘導体は、R1
〜R4 のすべてが水素からなるもの、R1 〜R4 のうち
3つが水素で残りの1つがナトリウムであるもの、また
は3つが水素で残りの1つがアンモニウムであるもの、
またはR1 〜R4 のうち2つが水素で、残りの2つがナ
トリウムであるもの、または2つが水素で、残りの2つ
がアンモニウムのものである。
【0016】本発明のメチレンジホスホン酸誘導体は、
当該分野における公知の方法に類似する方法によって製
造することができる。例えば、本発明の式(I)のメチ
レンジホスホン酸誘導体の1つ(BがHである場合)
は、次の反応式で示される方法によって製造できる。
当該分野における公知の方法に類似する方法によって製
造することができる。例えば、本発明の式(I)のメチ
レンジホスホン酸誘導体の1つ(BがHである場合)
は、次の反応式で示される方法によって製造できる。
【0017】
【化12】 使用される出発物質は、メチレンジホスホン酸の低級ア
ルキルエステル(II)(ただし、低級アルキルとは炭素
数1〜7の直鎖または分岐鎖のアルキルである)であ
り、水素化ナトリウム、アルキルリチウムなどの塩基と
反応させることによって相応するメタル化メチレンジホ
スホン酸エステル(V)となし、これに種々のナフチル
−A基の導入剤(ここでナフチルは
ルキルエステル(II)(ただし、低級アルキルとは炭素
数1〜7の直鎖または分岐鎖のアルキルである)であ
り、水素化ナトリウム、アルキルリチウムなどの塩基と
反応させることによって相応するメタル化メチレンジホ
スホン酸エステル(V)となし、これに種々のナフチル
−A基の導入剤(ここでナフチルは
【化13】 (X、Y、m、nは上記と同じ)であり、Aは−(CH
2 )a −(CH=CH)b −(CH2 )c −(a,b,
cは前記定義に同じ))を反応させて、化合物(VI)と
する。ナフチル−A基の導入剤として、ナフチル−(C
H2 )a −(CH=CH)b −(CH2 )c −ハロゲン
(a、b、cは前記定義に同じ)が用いられる。
2 )a −(CH=CH)b −(CH2 )c −(a,b,
cは前記定義に同じ))を反応させて、化合物(VI)と
する。ナフチル−A基の導入剤として、ナフチル−(C
H2 )a −(CH=CH)b −(CH2 )c −ハロゲン
(a、b、cは前記定義に同じ)が用いられる。
【0018】反応温度および反応時間は使用される試薬
によって変わる。例えば、反応温度は−78℃と溶媒ま
たは溶媒混合物の沸点との間であり、反応時間は10分
から数日まで及ぶ。
によって変わる。例えば、反応温度は−78℃と溶媒ま
たは溶媒混合物の沸点との間であり、反応時間は10分
から数日まで及ぶ。
【0019】また一般式(I)のメチレンジホスホン酸
誘導体の別の合成法としては例えば次の反応式で示され
るものが挙げられる。
誘導体の別の合成法としては例えば次の反応式で示され
るものが挙げられる。
【0020】
【化14】 アルデヒド
【化15】 (X,Y,d,m,nは前記定義と同じ)とメチレンジ
ホスホン酸の低級アルキルエステル(II)を四塩化チ
タンおよびNメチルモルホリンのような第3級アミンの
存在下、縮合反応させて化合物(VII)を得る。さら
に形成された二重結合を還元して化合物(VIII)と
する。
ホスホン酸の低級アルキルエステル(II)を四塩化チ
タンおよびNメチルモルホリンのような第3級アミンの
存在下、縮合反応させて化合物(VII)を得る。さら
に形成された二重結合を還元して化合物(VIII)と
する。
【0021】R1 〜R4 がアルキル基であるメチレンジ
ホスホン酸誘導体(ホスホン酸エステル)からR1 〜R
4 が水素であるメチレンジホスホン酸誘導体は、加水分
解などによって得られる。例えば、ホスホン酸エステル
は塩酸などの酸と反応させるか、トリメチルシリルブロ
ミド、次いで水またはアルコールで処理することによっ
て加水分解される。かくして得られたメチレンジホスホ
ン酸は、その塩の1種に公知の方法で転化させることが
できる。
ホスホン酸誘導体(ホスホン酸エステル)からR1 〜R
4 が水素であるメチレンジホスホン酸誘導体は、加水分
解などによって得られる。例えば、ホスホン酸エステル
は塩酸などの酸と反応させるか、トリメチルシリルブロ
ミド、次いで水またはアルコールで処理することによっ
て加水分解される。かくして得られたメチレンジホスホ
ン酸は、その塩の1種に公知の方法で転化させることが
できる。
【0022】また、メチレンジホスホン酸エステルの部
分加水分解、あるいはメチレンジホスホン酸の部分エス
テル化によって得られるR1 〜R4 のうち1〜3個のも
のがアルキル基になっている化合物(メチレンジホスホ
ン酸の部分エステル)も本発明に含まれる。
分加水分解、あるいはメチレンジホスホン酸の部分エス
テル化によって得られるR1 〜R4 のうち1〜3個のも
のがアルキル基になっている化合物(メチレンジホスホ
ン酸の部分エステル)も本発明に含まれる。
【0023】また、本発明のメチレンジホスホン酸誘導
体の大部分はP=0結合がケト型として存在するが、化
合物自身の化学的性質、溶媒や温度といった外部環境に
よって一部エノール型として存在する場合があるが、こ
れらも本発明の化合物の中に含まれる。
体の大部分はP=0結合がケト型として存在するが、化
合物自身の化学的性質、溶媒や温度といった外部環境に
よって一部エノール型として存在する場合があるが、こ
れらも本発明の化合物の中に含まれる。
【0024】また、すべての反応において、目的とする
反応以外の反応性置換基、反応性官能基を含有する場
合、これらの置換基、官能基は容易に除去することがで
きる試薬によってあらかじめブロックしておいても良
い。
反応以外の反応性置換基、反応性官能基を含有する場
合、これらの置換基、官能基は容易に除去することがで
きる試薬によってあらかじめブロックしておいても良
い。
【0025】本発明の化合物の対象とする疾患は、炎症
性疾患、疼痛性疾患ないし骨代謝疾患である。例えば、
(慢性)関節リウマチ、リウマチ様多発関節炎、変形性
関節症、肩甲関節周囲炎、頸肩腕症候群、椎間板障害、
腰痛症、腱・腱鞘炎、骨関節炎、五十肩、結合織炎、筋
肉痛、神経痛、痛風、手術後・外傷後の炎症・腫脹など
(抗炎症薬、抗リウマチ薬、抗関節炎薬、鎮痛薬および
解熱薬)または骨粗鬆症、ページェット病、ベヒチレフ
病、高カルシウム血症、異所性骨化など(代謝性骨疾患
薬)の治療・予防活性の優れた薬剤の提供にある。
性疾患、疼痛性疾患ないし骨代謝疾患である。例えば、
(慢性)関節リウマチ、リウマチ様多発関節炎、変形性
関節症、肩甲関節周囲炎、頸肩腕症候群、椎間板障害、
腰痛症、腱・腱鞘炎、骨関節炎、五十肩、結合織炎、筋
肉痛、神経痛、痛風、手術後・外傷後の炎症・腫脹など
(抗炎症薬、抗リウマチ薬、抗関節炎薬、鎮痛薬および
解熱薬)または骨粗鬆症、ページェット病、ベヒチレフ
病、高カルシウム血症、異所性骨化など(代謝性骨疾患
薬)の治療・予防活性の優れた薬剤の提供にある。
【0026】本発明になる新規メチレンジホスホン酸誘
導体を、先に述べた本発明の用途に用いる場合、そのま
まもしくは自体公知の薬学的に許容されうる担体、賦形
剤などと混合した医薬組成物として使用に供される。投
与は、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、丸剤などの経
口投与、注射剤、シロップ剤、軟膏剤、坐剤などの非経
口投与のいずれであってもよい。投与量は、投与対象、
投与ルート、症状などによって異なるが、約0.1mg
〜5g程度、好ましくは1mg〜2g程度であり、これ
を1日1〜数回に分けて、または1回/1日〜7日の割
合で、経口または非経口投与する。
導体を、先に述べた本発明の用途に用いる場合、そのま
まもしくは自体公知の薬学的に許容されうる担体、賦形
剤などと混合した医薬組成物として使用に供される。投
与は、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、丸剤などの経
口投与、注射剤、シロップ剤、軟膏剤、坐剤などの非経
口投与のいずれであってもよい。投与量は、投与対象、
投与ルート、症状などによって異なるが、約0.1mg
〜5g程度、好ましくは1mg〜2g程度であり、これ
を1日1〜数回に分けて、または1回/1日〜7日の割
合で、経口または非経口投与する。
【0027】
【実施例】次の実施例は本発明を説明するために挙げる
ものであって、本発明を制限するものではない。
ものであって、本発明を制限するものではない。
【0028】実施例1 2−[3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]
エテン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
エテン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
【化16】 アルゴン雰囲気下、乾燥テトラヒドロフラン55mlを
0℃に冷却し、これに四塩化チタン20.49g(10
8mmol)の乾燥塩化メチレン(15ml)溶液を1
5分かけて徐々に滴下した。得られた混合物にメチレン
ジホスホン酸テトラエチル15.57g(54mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(40ml)溶液、およ
び3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒ
ド10.92g(54mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(40ml)溶液を加え10分間撹拌したのち、N
−メチルモルホリン21.85g(216mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(40ml)溶液を内温が5℃
を超えないように30分かけて徐々に滴下した。得られ
た混合物を30分撹拌したのち室温まで昇温し、5時間
撹拌した。次に、この混合物を氷水中に投入し、酢酸エ
チル(3×150ml)で抽出した。有機層を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち減圧下溶媒を
留去した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒 エタノール:酢酸エチル=5:95)で精
製したのち、酢酸エチル−ジエチルエーテルを溶媒とし
て再結晶し、表題化合物18.37gを黄色結晶として
得た。収率72%。
0℃に冷却し、これに四塩化チタン20.49g(10
8mmol)の乾燥塩化メチレン(15ml)溶液を1
5分かけて徐々に滴下した。得られた混合物にメチレン
ジホスホン酸テトラエチル15.57g(54mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(40ml)溶液、およ
び3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒ
ド10.92g(54mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(40ml)溶液を加え10分間撹拌したのち、N
−メチルモルホリン21.85g(216mmol)の
乾燥テトラヒドロフラン(40ml)溶液を内温が5℃
を超えないように30分かけて徐々に滴下した。得られ
た混合物を30分撹拌したのち室温まで昇温し、5時間
撹拌した。次に、この混合物を氷水中に投入し、酢酸エ
チル(3×150ml)で抽出した。有機層を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥したのち減圧下溶媒を
留去した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒 エタノール:酢酸エチル=5:95)で精
製したのち、酢酸エチル−ジエチルエーテルを溶媒とし
て再結晶し、表題化合物18.37gを黄色結晶として
得た。収率72%。
【0029】m.p.115.5〜116.5℃1 H−NMR(CD3 Cl)[ppm] 1.02(t、J=7Hz、6H) 1.42(t、J=7Hz、6H) 3.30〜4.50(m、8H) 4.04(s、3H) 6.90(brs、1H) 7.30〜7.65(m、2H) 7.70〜7.95(m、1H) 8.10〜8.35(m、1H) 8.20(s、1H) 8.35(dd、J=24、46Hz、1H) IR(KBr)[cm-1] 3190、2990、1553、1363、1247、
1226、1036、996 MASS(FAB) m/z 473(M+H)+ EA(C21H30O8 P2 として) 計算値(%): C 53.39 H 6.41 測定値(%): C 53.33 H 6.50
1226、1036、996 MASS(FAB) m/z 473(M+H)+ EA(C21H30O8 P2 として) 計算値(%): C 53.39 H 6.41 測定値(%): C 53.33 H 6.50
【0030】実施例2 2−[3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]
エテン−1,1−ジホスホン酸
エテン−1,1−ジホスホン酸
【化17】 実施例1で得られた2−[3−メトキシ−4−ヒドロキ
シ−1−ナフチル]エテン−1,1−ジホスホン酸テト
ラエチル9.45g(20mmol)の乾燥塩化メチレ
ン(100ml)溶液に、室温で臭化トリメチルシラン
27.56g(180mmol)を滴下し、そのまま室
温で72時間撹拌した。減圧下溶媒および過剰の臭化ト
リメチルシランを留去したのち、得られた残渣を水:メ
タノール=5:95の混合液に溶解し、30分間加熱・
還流して再び減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をア
セトン−塩化メチレンを溶媒として結晶化させ、得られ
た結晶を再度同じ溶媒系から再結晶して、表題化合物
4.97gを黄色結晶として得た。収率69%。
シ−1−ナフチル]エテン−1,1−ジホスホン酸テト
ラエチル9.45g(20mmol)の乾燥塩化メチレ
ン(100ml)溶液に、室温で臭化トリメチルシラン
27.56g(180mmol)を滴下し、そのまま室
温で72時間撹拌した。減圧下溶媒および過剰の臭化ト
リメチルシランを留去したのち、得られた残渣を水:メ
タノール=5:95の混合液に溶解し、30分間加熱・
還流して再び減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をア
セトン−塩化メチレンを溶媒として結晶化させ、得られ
た結晶を再度同じ溶媒系から再結晶して、表題化合物
4.97gを黄色結晶として得た。収率69%。
【0031】m.p.123〜124℃(dec.)1 H−NMR(CD3 OD)[ppm] 4.01(s,3H) 7.37〜7.52(m、2H) 7.85〜7.93(m、1H) 8.12(s、1H) 8.15〜8.23(m、1H) 8.73(dd、J=28、46Hz、1H) IR(KBr)[cm-1] 3450、1603、1574、1363、1125、
1058、1009 MASS(FAB) m/z 361(M+H)+ EA(C13H14O8 P2 として) 計算値(%): C 43.35 H 3.93 測定値(%): C 43.20 H 3.82
1058、1009 MASS(FAB) m/z 361(M+H)+ EA(C13H14O8 P2 として) 計算値(%): C 43.35 H 3.93 測定値(%): C 43.20 H 3.82
【0032】実施例3 2−[3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]
エタン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
エタン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
【化18】 アルゴン雰囲気下、実施例1で得られた2−[3−メト
キシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エテン−1,1
−ジホスホン酸テトラエチル8.50g(18mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(120ml)溶液に、
水素化ホウ素ナトリウム2.72g(72mmol)を
徐々に加えた。得られた混合物を50℃に昇温し、30
分間撹拌した。次に、混合物を0℃に冷却し、飽和塩化
アンモニウム水溶液を水素の発生が止むまで加えて反応
を停止し、1規定塩酸で中和したのち酢酸エチル(3×
150ml)で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥したのち減圧下溶媒を留去した。
得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒エ
タノール:酢酸エチル=5:95)で精製し、表題化合
物8.28gを淡黄色油状物として得た。収率98%。
キシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エテン−1,1
−ジホスホン酸テトラエチル8.50g(18mmo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(120ml)溶液に、
水素化ホウ素ナトリウム2.72g(72mmol)を
徐々に加えた。得られた混合物を50℃に昇温し、30
分間撹拌した。次に、混合物を0℃に冷却し、飽和塩化
アンモニウム水溶液を水素の発生が止むまで加えて反応
を停止し、1規定塩酸で中和したのち酢酸エチル(3×
150ml)で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥したのち減圧下溶媒を留去した。
得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒エ
タノール:酢酸エチル=5:95)で精製し、表題化合
物8.28gを淡黄色油状物として得た。収率98%。
【0033】1H−NMR(CD3 Cl)[ppm] 1.22(t、J=7Hz、6H) 1.24(t、J=7Hz、6H) 2.87(tt、J=6.23Hz、1H) 3.70〜4.50(m、8H) 3.71(dt、J=6.16Hz、2H) 3.95(s、3H) 6.60(s、1H) 7.30〜7.57(m、2H) 7.35(s、1H) 7.95〜8.05(m、1H) 8.05〜8.15(m、1H) IR(KBr)[cm-1] 3248、2986、1630、1603、1586、
1479、1367、1249、1025、975 MASS(FAB) m/z 475(M+H)+ EA(C21H32O8 P2 として) 計算値(%): C 53.17 H 6.81 測定値(%): C 53.23 H 6.96
1479、1367、1249、1025、975 MASS(FAB) m/z 475(M+H)+ EA(C21H32O8 P2 として) 計算値(%): C 53.17 H 6.81 測定値(%): C 53.23 H 6.96
【0034】実施例4 2−[3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]
エタン−1,1−ジホスホン酸
エタン−1,1−ジホスホン酸
【化19】 実施例2と同様の方法により、実施例3で得られた2−
[3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エタ
ン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル7.12g(1
5mmol)を臭化トリメチルシランで処理し、そのの
ち加水分解することにより、表題化合物3.64gを淡
黄色結晶として得た、収率67%。
[3−メトキシ−4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エタ
ン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル7.12g(1
5mmol)を臭化トリメチルシランで処理し、そのの
ち加水分解することにより、表題化合物3.64gを淡
黄色結晶として得た、収率67%。
【0035】m.p.231〜232℃(dec.)1 H−NMR(CD3 OD)[ppm] 2.68(tt、J=6.23Hz、1H) 3.65(dt、J=6.16Hz、2H) 3.96(s、3H) 7.33〜7.40(m、2H) 7.42(s、1H) 8.04〜8.11(m、1H) 8.11〜8.18(m、1H) IR(KBr)[cm-1] 3324、2906、1638、1475、1402、
1278、1176、1033 MASS(FAB) m/z 363(M+H)+ EA(C13H16O8 P2 として) 計算値(%): C 43.11 H 4.46 測定値(%): C 43.02 H 4.45
1278、1176、1033 MASS(FAB) m/z 363(M+H)+ EA(C13H16O8 P2 として) 計算値(%): C 43.11 H 4.46 測定値(%): C 43.02 H 4.45
【0036】実施例5 2−[3−メチルチオ−4−ヒドロキシ−1−ナフチ
ル]エテン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
ル]エテン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
【化20】 実施例1と同様の方法により、メチレンジホスホン酸テ
トラエチル14.42g(50mmol)および3−メ
チルチオ−4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒド1
0.91g(50mmol)から表題化合物18.32
gを黄色結晶として得た。収率75%。
トラエチル14.42g(50mmol)および3−メ
チルチオ−4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒド1
0.91g(50mmol)から表題化合物18.32
gを黄色結晶として得た。収率75%。
【0037】m.p.106〜107℃1 H−NMR(CD3 Cl)[ppm] 1.03(t、J=7Hz、6H) 1.45(t、J=7Hz、6H) 2.43(s、3H) 3.70〜4.50(m、8H) 7.50(s、1H) 7.50〜7.70(m、2H) 7.70〜7.90(m、1H) 8.14(s、1H) 8.20〜8.45(m、1H) 8.80(dd、J=28、46Hz、1H) IR(KBr)[cm-1] 2990、1568、1396、1313、1251、
1212、1046、982 MASS(FAB) m/z 489(M+H)+ EA(C21H30O7 P2 Sとして) 計算値(%): C 51.64 H 6.20 測定値(%): C 51.55 H 6.33
1212、1046、982 MASS(FAB) m/z 489(M+H)+ EA(C21H30O7 P2 Sとして) 計算値(%): C 51.64 H 6.20 測定値(%): C 51.55 H 6.33
【0038】実施例6 2−[3−メチルチオ−4−ヒドロキシ−1−ナフチ
ル]エタン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
ル]エタン−1,1−ジホスホン酸テトラエチル
【化21】 実施例3と同様の方法により、2−[3−メチルチオ−
4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エテン−1,1−ジホ
スホン酸テトラエチル8.79g(18mmol)を水
素化ホウ素ナトリウム2.72g(72mmol)を用
いて還元することにより、表題化合物8.73gを淡黄
色油状物として得た。収率99%。
4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エテン−1,1−ジホ
スホン酸テトラエチル8.79g(18mmol)を水
素化ホウ素ナトリウム2.72g(72mmol)を用
いて還元することにより、表題化合物8.73gを淡黄
色油状物として得た。収率99%。
【0039】1H−NMR(CD3 Cl)[ppm] 1.22(t、J=7Hz、6H) 1.26(t、J=7Hz、6H) 2.37(s、3H) 2.82(tt、J=6.23Hz、1H) 3.65(dt、J=6.16Hz、2H) 3.80〜4.35(m、8H) 7.23(s、1H) 7.35〜7.70(m、2H) 7.55(s、1H) 7.93〜8.18(m、1H) 8.18〜8.42(m、1H) IR(KBr)[cm-1] 3216、2986、2928、1572、1450、
1388、1249、1019、975 MASS(FAB) m/z 491(M+H)+ EA(C21H32O7 P2 Sとして) 計算値(%): C 51.42 H 6.60 測定値(%): C 51.66 H 6.73
1388、1249、1019、975 MASS(FAB) m/z 491(M+H)+ EA(C21H32O7 P2 Sとして) 計算値(%): C 51.42 H 6.60 測定値(%): C 51.66 H 6.73
【0040】実施例7 2−[3−メチルチオ−4−ヒドロキシ−1−ナフチ
ル]エタン−1,1−ジホスホン酸
ル]エタン−1,1−ジホスホン酸
【化22】 実施例2と同様の方法により、2−[3−メチルチオ−
4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エタン−1,1−ジホ
スホン酸テトラエチル7.36g(15mmol)を臭
化トリメチルシランで処理し、そののち加水分解するこ
とにより、表題化合物4.03gを淡黄色結晶として得
た、収率71%。
4−ヒドロキシ−1−ナフチル]エタン−1,1−ジホ
スホン酸テトラエチル7.36g(15mmol)を臭
化トリメチルシランで処理し、そののち加水分解するこ
とにより、表題化合物4.03gを淡黄色結晶として得
た、収率71%。
【0041】m.p.195〜196℃(dec.)1 H−NMR(CD3 OD)[ppm] 2.39(s、3H) 2.68(tt、J=6.23Hz、1H) 3.63(dt、J=6.16Hz、2H) 7.35〜7.70(m、2H) 7.57(s、1H) 8.00〜8.40(m、2H) IR(KBr)[cm-1] 3386、1578、1392、1276、1210、
1162、1079、1013 MASS(FAB) m/z 379(M+H)+ EA(C13H16O7 P2 Sとして) 計算値(%): C 41.28 H 4.27 測定値(%): C 41.33 H 4.38
1162、1079、1013 MASS(FAB) m/z 379(M+H)+ EA(C13H16O7 P2 Sとして) 計算値(%): C 41.28 H 4.27 測定値(%): C 41.33 H 4.38
【0042】
【発明の効果】本発明の化合物は、優れた抗炎症作用、
抗リウマチ作用、骨吸収抑制作用、リウマチ、関節炎、
骨粗鬆症などによる骨代謝異常を改善する作用を有する
ので、抗炎症薬、抗リウマチ薬、その他の骨代謝疾患
薬、鎮痛薬として有用である。
抗リウマチ作用、骨吸収抑制作用、リウマチ、関節炎、
骨粗鬆症などによる骨代謝異常を改善する作用を有する
ので、抗炎症薬、抗リウマチ薬、その他の骨代謝疾患
薬、鎮痛薬として有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07F 9/38 E 9155−4H
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I)で示されるメチレンジホス
ホン酸誘導体。 【化1】 〔式中、X、Yはナフチル基上の置換基を表わし、ハロ
ゲン、ニトロ基、ニトリル基、アルキル基、アルコキシ
基、トリフルオロメチル基、 【化2】 基(ただし、Z1 およびZ2 は互いに独立して、水素、
アルキル基を意味し、または、Z1 とZ2 で炭素からな
る環またはヘテロ原子を含む炭素からなる環を形成して
もよい)、 【化3】 基(ただし、Z1 およびZ2 は上記と同じであり、Z3
は酸素または硫黄を意味する)、チオール基、水酸基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、ア
シルアミノ基、アシルチオ基、アシル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基、COOH基、また
はCOOアルキル基を意味し、mは0〜3の整数、nは
0〜4の整数を表わし、m個のXとn個のYは、それぞ
れ同一または異なってもよい、…は二重結合または単結
合を表す、Aは−(CH2 )a −(CH=CH)b −
(CH2 )c −(aは0〜10の整数、bは0〜2の整
数、cは1〜10の整数である)または−(CH=C
H)d −CH=(dは0〜2の整数であり、この場合B
は存在しない)を表し、Bは水素、アルキル基、アミノ
基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アシ
ルアミノ基、水酸基、アルコキシ基またはアシルオキシ
基を意味する、R1 、R2 、R3 およびR4 は、水素、
炭素数1〜7の直鎖または分岐鎖のアルキル基または薬
理的に許容できる陽イオンであり、同一または異なって
もよい。〕 - 【請求項2】 ナフチル基が、1−ナフチル基または2
−ナフチル基である請求の範囲第1項記載のメチレンジ
ホスホン酸誘導体。 - 【請求項3】 塩基の存在下において、式(III) 【化4】 (ただし、Halはハロゲンを意味し、X、Y、a、
b、c、mおよびnは上記と同じ)の化合物または式
(IV) 【化5】 (ただし、X、Y、d、mおよびnは上記と同じ)の化
合物を、一般式(II)のジホスホネート化合物 【化6】 〔式中、R1 は炭素数1〜7の直鎖または分岐鎖のアル
キル基であり、同一でも異なってもよい〕と反応させ、
式(I)のメチレンジホスホン酸誘導体を得ることを特
徴とする請求の範囲第1項記載のメチレンジホスホン酸
誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP199193A JPH06199881A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | メチレンジホスホン酸誘導体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP199193A JPH06199881A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | メチレンジホスホン酸誘導体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199881A true JPH06199881A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=11516943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP199193A Pending JPH06199881A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | メチレンジホスホン酸誘導体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06199881A (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP199193A patent/JPH06199881A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1296739C (en) | Diphosphonic acid derivatives, processes for the preparation thereofand pharmaceutical compositions containing them | |
| US4939131A (en) | Certain cycloalkane-1,1-diphosphonic acids and derivatives thereof having the ability to treat diseases associated with abnormal calcium and phosphate metabolism | |
| US5508273A (en) | Substituted phosphonic acids and derivatives useful in treating bone wasting diseases | |
| RU2086556C1 (ru) | Производные метиленбисфосфоновых кислот и способ их получения | |
| JPH05271258A (ja) | ファルネシルピロホスフェート類似体 | |
| JP3347324B2 (ja) | 新規なメチレンビスホスホン酸誘導体 | |
| CA1336978C (en) | Bisphosphonates | |
| WO1991002737A1 (en) | Methylenediphosphonic acid compound and anti-inflammatory containing the same as active ingredient | |
| JP3377234B2 (ja) | グアニジノアルキル−1,1−ビスホスホン酸誘導体、その製造方法およびそれを含有する骨粗鬆症治療用医薬組成物 | |
| JPH0826048B2 (ja) | メタンジホスホン酸誘導体、その製造方法およびその医薬用途 | |
| HU199151B (en) | Process for producing bis-phosphonic acid derivatives | |
| JPH05500208A (ja) | カルシウム代謝異常による疾病用治療剤 | |
| KR100272907B1 (ko) | 메탄디포스폰산 유도체, 이의 제조방법 및 이의 의약 용도 | |
| JPH06199881A (ja) | メチレンジホスホン酸誘導体およびその製造方法 | |
| US5104863A (en) | Certain bicycloalkane and azabicycloalkane-1,1-diphosphonic acid derivatives useful for treating diseases associated with abnormal calcium and phosphate metabolism | |
| US5457094A (en) | Heterocyclic amidines useful for treating diseases associated with calcium metabolism | |
| KR100246809B1 (ko) | 비고리형 아미딘기 함유 디포스폰산유도체, 이들의 제조방법 및 이들을 포함하는 의약조성물 | |
| JP3341303B2 (ja) | メチレンジホスホン酸誘導体、その製造方法およびその医薬用途 | |
| EP0627438B1 (en) | Methanediphosphonate derivative, process for producing the same, and pharmaceutical use thereof | |
| CA2186389A1 (en) | 2,4-diphosphonoglutaric acid derivatives, methods of preparing such compounds and drugs containing them | |
| JPWO1991002737A1 (ja) | メチレンジホスホン酸化合物およびそれを有効成分とする抗炎症剤 | |
| MXPA01010033A (en) | Lta4 |