JPH06200146A - ポリエーテルイミド系樹脂組成物 - Google Patents
ポリエーテルイミド系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH06200146A JPH06200146A JP36092492A JP36092492A JPH06200146A JP H06200146 A JPH06200146 A JP H06200146A JP 36092492 A JP36092492 A JP 36092492A JP 36092492 A JP36092492 A JP 36092492A JP H06200146 A JPH06200146 A JP H06200146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyphenylene ether
- group
- resin
- epoxy
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L71/00—Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L71/08—Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
- C08L71/10—Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
- C08L71/12—Polyphenylene oxides
- C08L71/126—Polyphenylene oxides modified by chemical after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L79/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
- C08L79/04—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08L79/08—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリエーテルイミドとポリフェニレンエーテ
ルとの相溶性を改善し、両樹脂から成る組成物を提供す
る。 【構成】 (A)ポリエーテルイミド1〜99重量部
(B)エポキシ変性されたポリフェニレンエーテル系樹
脂99〜1重量部を含む樹脂組成物。
ルとの相溶性を改善し、両樹脂から成る組成物を提供す
る。 【構成】 (A)ポリエーテルイミド1〜99重量部
(B)エポキシ変性されたポリフェニレンエーテル系樹
脂99〜1重量部を含む樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエーテルイミドと
ポリフェニレンエーテルとの相溶性を改善し、両樹脂か
ら成る組成物を提供する。
ポリフェニレンエーテルとの相溶性を改善し、両樹脂か
ら成る組成物を提供する。
【0002】
【従来の技術】従来、性質の異なる熱可塑性樹脂をブレ
ンドすることにより、それぞれの熱可塑性樹脂がもつ欠
点を解決しようとする試みが多くなされている。しかし
ながら、異種ポリマーは通常相溶性が乏しいため均一に
混合せず、成形時に層状剥離を起し、得られる組成物は
もろく、機械的強度、衝撃強度が低下するという欠点が
ある。
ンドすることにより、それぞれの熱可塑性樹脂がもつ欠
点を解決しようとする試みが多くなされている。しかし
ながら、異種ポリマーは通常相溶性が乏しいため均一に
混合せず、成形時に層状剥離を起し、得られる組成物は
もろく、機械的強度、衝撃強度が低下するという欠点が
ある。
【0003】ポリエーテルイミド系樹脂は、耐熱性,難
燃性、剛性、耐薬品性などに優れたエンジニアリングプ
ラスチックスとして電気部品や自動車部品などの用途に
おいて注目されている。しかし、ポリエーテルイミド系
樹脂は高価であるので、経済性の点で劣り、ポリエーテ
ルイミド系樹脂の優れた上記の諸特性を維持したまま、
そのコストを下げることが各種の用途分野で強く要望さ
れている。
燃性、剛性、耐薬品性などに優れたエンジニアリングプ
ラスチックスとして電気部品や自動車部品などの用途に
おいて注目されている。しかし、ポリエーテルイミド系
樹脂は高価であるので、経済性の点で劣り、ポリエーテ
ルイミド系樹脂の優れた上記の諸特性を維持したまま、
そのコストを下げることが各種の用途分野で強く要望さ
れている。
【0004】一方、ポリフェニレンエーテル系樹脂は、
機械的特性に優れ、エンジニアリングプラスチックとし
て多用され、比較的安価になっている。
機械的特性に優れ、エンジニアリングプラスチックとし
て多用され、比較的安価になっている。
【0005】そこで、両樹脂を配合して樹脂組成物を作
ることが考えられるが、両樹脂は相溶性が悪いので、相
分離、層状剥離を起し、機械的強度、衝撃強度が低下す
るという問題がある。
ることが考えられるが、両樹脂は相溶性が悪いので、相
分離、層状剥離を起し、機械的強度、衝撃強度が低下す
るという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリエーテ
ルイミドとポリフェニレンエーテルとの相溶性を改良
し、良好な機械的特性を持つ両樹脂の組成物を提供する
ことを目的とする。
ルイミドとポリフェニレンエーテルとの相溶性を改良
し、良好な機械的特性を持つ両樹脂の組成物を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来のポリフェニレンエ
ーテルの少なくとも一部をエポキシ変性ポリフェニレン
エーテルで置き代えることによって、ポリエーテルイミ
ドとの相溶性が著しく改善されることを本発明者は見い
出し、本発明を完成させた。
ーテルの少なくとも一部をエポキシ変性ポリフェニレン
エーテルで置き代えることによって、ポリエーテルイミ
ドとの相溶性が著しく改善されることを本発明者は見い
出し、本発明を完成させた。
【0008】本発明は、(A)ポリエーテルイミド
1〜99重量部 (B)エポキシ変性されたポリフェニレンエーテル系樹
脂 99〜1重量部 を含む樹脂組成物である。
1〜99重量部 (B)エポキシ変性されたポリフェニレンエーテル系樹
脂 99〜1重量部 を含む樹脂組成物である。
【0009】ポリエーテルイミド自体は公知であり、典
型的には下記の式により表される繰返し単位を含む。
型的には下記の式により表される繰返し単位を含む。
【0010】
【化1】 (式中、Tは−O−または−O−Z−O−であり、その
二本の結合手は3,3′、3,4′、4,3′または
4,4′位に結合し、ここでZは(A)
二本の結合手は3,3′、3,4′、4,3′または
4,4′位に結合し、ここでZは(A)
【0011】
【化2】 及び(B)
【0012】
【化3】 から成る群より選択される二価の有機基であり、式
(B)でXは −Cy H2y−、−C(=O)−、−S
(=O)2 −、−O−及び−S−から成る群より選択さ
れる二価の基であり、ここでyは1〜約5の整数であ
り;Rは(a)6〜約20個の炭素原子をもつ芳香族炭化
水素基及びそのハロゲン化誘導体、(b)2〜約20個の
炭素原子をもつアルキレン基、3〜約20個の炭素原子
をもつシクロアルキレン基及び(c)式
(B)でXは −Cy H2y−、−C(=O)−、−S
(=O)2 −、−O−及び−S−から成る群より選択さ
れる二価の基であり、ここでyは1〜約5の整数であ
り;Rは(a)6〜約20個の炭素原子をもつ芳香族炭化
水素基及びそのハロゲン化誘導体、(b)2〜約20個の
炭素原子をもつアルキレン基、3〜約20個の炭素原子
をもつシクロアルキレン基及び(c)式
【0013】
【化4】 の基から成る群より選択される二価の有機基であり、式
(c) 中でQは −S−、−O−、−C(=O)−、−S
(=O)2 −及び−Cx H2x−から成る群より選択され
る二価の基であり、ここでxは1〜約5の整数であり;
nは繰り返し単位の数である)。
(c) 中でQは −S−、−O−、−C(=O)−、−S
(=O)2 −及び−Cx H2x−から成る群より選択され
る二価の基であり、ここでxは1〜約5の整数であり;
nは繰り返し単位の数である)。
【0014】好ましいポリエーテルイミドは、さらに下
記のポリイミド繰返し単位を含む。
記のポリイミド繰返し単位を含む。
【0015】
【化5】 (式中、Rは先に定義した通りであり、Mは
【0016】
【化6】 から成る群より選択される基であり、但しBは−S−ま
たは−C(=O)−である)。
たは−C(=O)−である)。
【0017】特に好適なポリエーテルイミド樹脂とし
て、下記の一般式
て、下記の一般式
【0018】
【化7】 (式中、R′は炭素数6〜20個の芳香族炭化水素基であ
り、n′は2以上の整数である)で表されるものが挙げ
られ、ゼネラル・エレクトリック社製のULTEM(登
録商標)がその代表的な例であり、その製造方法は特公
昭57−9372号公報などによって開示されている。
これらのポリエーテルイミド樹脂は耐衝撃性を有する程
度の重合度を備えていなければならない。
り、n′は2以上の整数である)で表されるものが挙げ
られ、ゼネラル・エレクトリック社製のULTEM(登
録商標)がその代表的な例であり、その製造方法は特公
昭57−9372号公報などによって開示されている。
これらのポリエーテルイミド樹脂は耐衝撃性を有する程
度の重合度を備えていなければならない。
【0019】ポリフェニレンエーテル系樹脂は公知であ
り、次式の繰返し単位を有する。
り、次式の繰返し単位を有する。
【0020】
【化8】 ここで、各Q1 は、夫々独立に、ハロゲン、第一もしく
は第二低級アルキル基(すなわち炭素原子を7個まで含
むアルキル基)、フェニル基、ハロアルキル基、アミノ
アルキル基、ハイドロカーボンオキシ基、または、ハロ
ゲン原子と酸素原子が少なくとも二つの炭素原子によっ
て隔てられたハロハイドロカーボンオキシ基であり;各
Q2 は夫々独立に水素原子、ハロゲン原子、第一又は第
二低級アルキル基、フェニル基、ハロアルキル基、ハイ
ドロカーボンオキシ基、またはQ1 について定義したハ
ロハイドロカーボンオキシ基である。
は第二低級アルキル基(すなわち炭素原子を7個まで含
むアルキル基)、フェニル基、ハロアルキル基、アミノ
アルキル基、ハイドロカーボンオキシ基、または、ハロ
ゲン原子と酸素原子が少なくとも二つの炭素原子によっ
て隔てられたハロハイドロカーボンオキシ基であり;各
Q2 は夫々独立に水素原子、ハロゲン原子、第一又は第
二低級アルキル基、フェニル基、ハロアルキル基、ハイ
ドロカーボンオキシ基、またはQ1 について定義したハ
ロハイドロカーボンオキシ基である。
【0021】上記一般式で示される重合体の一種単独で
あっても、二種以上が組合わされた共重合体であっても
よい。好ましい具体例ではR1 およびR2 が炭素原子数
1〜4のアルキル基であり、R3 およびR4 が水素原子
もしくは炭素原子数1〜4のアルキル基である。例え
ば、ポリ(2,6‐ジメチル‐1,4‐フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6‐ジエチル‐1,4‐フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2‐メチル‐6‐エチル‐1,4
‐フェニレン)エーテル、ポリ(2‐メチル‐6‐プロ
ピル‐1,4‐フェニレン)エーテル、ポリ(2,6‐
ジプロピル‐1,4‐フェニレン)エーテル、ポリ(2
‐エチル‐6‐プロピル‐1,4‐フェニレン)エーテ
ル等が挙げられる。またPPE共重合体としては、上記
ポリフェニレンエーテル繰返し単位中にアルキル三置換
フェノール、例えば2,3,6‐トリメチルフェノール
を一部含有する共重合体が挙げることができる。また、
これらのPPEに、スチレン系化合物がグラフトした共
重合体であってもよい。スチレン系化合物グラフト化ポ
リフェニレンエーテルとしては上記PPEにスチレン系
化合物として、例えばスチレン、α‐メチルスチレン、
ビニルトルエン、クロルスチレンなどをグラフト重合し
て得られる共重合体である。
あっても、二種以上が組合わされた共重合体であっても
よい。好ましい具体例ではR1 およびR2 が炭素原子数
1〜4のアルキル基であり、R3 およびR4 が水素原子
もしくは炭素原子数1〜4のアルキル基である。例え
ば、ポリ(2,6‐ジメチル‐1,4‐フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6‐ジエチル‐1,4‐フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2‐メチル‐6‐エチル‐1,4
‐フェニレン)エーテル、ポリ(2‐メチル‐6‐プロ
ピル‐1,4‐フェニレン)エーテル、ポリ(2,6‐
ジプロピル‐1,4‐フェニレン)エーテル、ポリ(2
‐エチル‐6‐プロピル‐1,4‐フェニレン)エーテ
ル等が挙げられる。またPPE共重合体としては、上記
ポリフェニレンエーテル繰返し単位中にアルキル三置換
フェノール、例えば2,3,6‐トリメチルフェノール
を一部含有する共重合体が挙げることができる。また、
これらのPPEに、スチレン系化合物がグラフトした共
重合体であってもよい。スチレン系化合物グラフト化ポ
リフェニレンエーテルとしては上記PPEにスチレン系
化合物として、例えばスチレン、α‐メチルスチレン、
ビニルトルエン、クロルスチレンなどをグラフト重合し
て得られる共重合体である。
【0022】本発明においては、エポキシ基を有するよ
うに変性されたポリフェニレンエーテル系樹脂(B)を
用いる。そのようなエポキシ変性ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂(B)の一例は、エポキシトリアジン基を含む
ものである。エポキシトリアジン基は通常、ポリフェニ
レンエーテル鎖のキャップ(caps)として存在するが、
しかし、該ポリマー分子中の他の場所に位置していても
良い。
うに変性されたポリフェニレンエーテル系樹脂(B)を
用いる。そのようなエポキシ変性ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂(B)の一例は、エポキシトリアジン基を含む
ものである。エポキシトリアジン基は通常、ポリフェニ
レンエーテル鎖のキャップ(caps)として存在するが、
しかし、該ポリマー分子中の他の場所に位置していても
良い。
【0023】エポキシトリアジンでキャップされたポリ
フェニレンエーテル類及びその調製法は、米国特許出願
シリアルNO. 210,547(1988年6月23日提
出)に開示され、特許請求されている。これらは、次式
の末端基を有するポリマー分子を含有する。
フェニレンエーテル類及びその調製法は、米国特許出願
シリアルNO. 210,547(1988年6月23日提
出)に開示され、特許請求されている。これらは、次式
の末端基を有するポリマー分子を含有する。
【0024】
【化9】 ここで、Q1 及びQ2 はポリフェニレンエーテル系樹脂
の式で定義した通りである。Xはアルキル基、シクロア
ルキル基又は芳香族残基又は−R1 −エポキシ残基であ
り、R1 は二価の脂肪族の、脂環式の、複素環式の又は
置換されたもしくはされていない芳香族の炭化水素残基
である。
の式で定義した通りである。Xはアルキル基、シクロア
ルキル基又は芳香族残基又は−R1 −エポキシ残基であ
り、R1 は二価の脂肪族の、脂環式の、複素環式の又は
置換されたもしくはされていない芳香族の炭化水素残基
である。
【0025】本発明におけるエポキシ基を有するポリフ
ェニレンエーテル樹脂(B)の他の例は、グリシジルメ
タクリレート、グリシジルアクリレート、ビニルグリシ
ジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、ヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートのグリシジルエーテル、
ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレートのグリ
シジルエーテル、またはグリシジルイタコネートのよう
なエポキシ基含有共重合性不飽和単量体を、前記繰り返
し単位からなるポリフェニレンエーテル樹脂に共重合ま
たはグラフト共重合して得られる。なお、エポキシ基含
有共重合性不飽和単量体の含有量は、樹脂(B)に対し
て通常0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重
量%である。
ェニレンエーテル樹脂(B)の他の例は、グリシジルメ
タクリレート、グリシジルアクリレート、ビニルグリシ
ジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、ヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートのグリシジルエーテル、
ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレートのグリ
シジルエーテル、またはグリシジルイタコネートのよう
なエポキシ基含有共重合性不飽和単量体を、前記繰り返
し単位からなるポリフェニレンエーテル樹脂に共重合ま
たはグラフト共重合して得られる。なお、エポキシ基含
有共重合性不飽和単量体の含有量は、樹脂(B)に対し
て通常0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重
量%である。
【0026】本発明の樹脂組成物において、ポリエーテ
ルイミド及びエポキシ変性ポリフェニレンエーテル系樹
脂の量は、夫々1〜99重量部である。ポリエーテルイ
ミドの量が1重量部未満では、ポリエーテルイミドの優
れた性質が現われない。エポキシ変性ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂の量が1重量部未満ではこれの特性が現わ
れず、また経済的利点が少ない。
ルイミド及びエポキシ変性ポリフェニレンエーテル系樹
脂の量は、夫々1〜99重量部である。ポリエーテルイ
ミドの量が1重量部未満では、ポリエーテルイミドの優
れた性質が現われない。エポキシ変性ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂の量が1重量部未満ではこれの特性が現わ
れず、また経済的利点が少ない。
【0027】本発明の樹脂組成物は、更に他の樹脂を含
むことができる。たとえば上記エポキシ変性ポリフェニ
レンエーテル系樹脂と相溶性が良い未変性のポリフェニ
レンエーテル系樹脂を含むことができ、その量は好まし
くは(B)に対し90重量%以下である。組成物はま
た、エポキシ変性の及び未変性のポリフェニレンエーテ
ル系樹脂と相溶性が良い芳香族ビニル系樹脂たとえばポ
リスチレン又はゴム変性ポリスチレンを、前者に対して
好ましくは70重量%以下の量で含むことができる。
むことができる。たとえば上記エポキシ変性ポリフェニ
レンエーテル系樹脂と相溶性が良い未変性のポリフェニ
レンエーテル系樹脂を含むことができ、その量は好まし
くは(B)に対し90重量%以下である。組成物はま
た、エポキシ変性の及び未変性のポリフェニレンエーテ
ル系樹脂と相溶性が良い芳香族ビニル系樹脂たとえばポ
リスチレン又はゴム変性ポリスチレンを、前者に対して
好ましくは70重量%以下の量で含むことができる。
【0028】更に、本発明の組成物に対して、本発明の
目的を損わない範囲で、他の公知の添加物たとえば酸化
防止剤、紫外線吸収剤、耐加水分解性改良剤のような安
定剤、可塑剤、滑剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、
着色剤、帯電性付与剤、摺動性改良剤(固体潤滑剤、液
体潤滑剤)、多官能性架橋剤、耐衝撃性改良剤(例えば
Tgが0℃以下、好ましくは−20℃以下のゴム状物
質、さらに好ましくは反応性基含有ゴム)、上記以外の
無機充填剤、繊維状強化剤(例えばガラス繊維、カーボ
ン繊維、グラファイド繊維、炭化ケイ素繊維、窒化ケイ
素繊維、窒化ホウ素繊維、チタン酸カリウィスカー、耐
熱性有機繊維)、導電性付与剤(例えば金属繊維、ポリ
アセチレン繊維、金属粉、リン鉄、カーボンブラック、
有機導電ポリマー等)の添加剤を配合することもでき
る。無機充填剤、無機繊維を配合するときはシランカッ
プラー、チタンカップラー、ジルコアルミネート系カッ
プラー等を併用しても良い。本発明の樹脂組成物を製造
するための方法に特に制限はなく、従来公知の手段を採
用することができる。しかしながら一般に溶融混合法が
望ましい。各成分をそれぞれ別々に溶融混合機に供給し
ても良いし、予めこれらを乳鉢、ヘンシャルミキサー、
ボールミル、リボンブレンダーなどを利用して予備混合
してから、溶融混合機に供給しても良い。さらに、各成
分のうち適当に選択した材料を予備溶融混合しておき、
それらを適宜組合わせて溶融混合することもできる。
目的を損わない範囲で、他の公知の添加物たとえば酸化
防止剤、紫外線吸収剤、耐加水分解性改良剤のような安
定剤、可塑剤、滑剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、
着色剤、帯電性付与剤、摺動性改良剤(固体潤滑剤、液
体潤滑剤)、多官能性架橋剤、耐衝撃性改良剤(例えば
Tgが0℃以下、好ましくは−20℃以下のゴム状物
質、さらに好ましくは反応性基含有ゴム)、上記以外の
無機充填剤、繊維状強化剤(例えばガラス繊維、カーボ
ン繊維、グラファイド繊維、炭化ケイ素繊維、窒化ケイ
素繊維、窒化ホウ素繊維、チタン酸カリウィスカー、耐
熱性有機繊維)、導電性付与剤(例えば金属繊維、ポリ
アセチレン繊維、金属粉、リン鉄、カーボンブラック、
有機導電ポリマー等)の添加剤を配合することもでき
る。無機充填剤、無機繊維を配合するときはシランカッ
プラー、チタンカップラー、ジルコアルミネート系カッ
プラー等を併用しても良い。本発明の樹脂組成物を製造
するための方法に特に制限はなく、従来公知の手段を採
用することができる。しかしながら一般に溶融混合法が
望ましい。各成分をそれぞれ別々に溶融混合機に供給し
ても良いし、予めこれらを乳鉢、ヘンシャルミキサー、
ボールミル、リボンブレンダーなどを利用して予備混合
してから、溶融混合機に供給しても良い。さらに、各成
分のうち適当に選択した材料を予備溶融混合しておき、
それらを適宜組合わせて溶融混合することもできる。
【0029】以下に本発明を実施例により更に説明す
る。
る。
【0030】
【実施例】用いた成分は下記の通りである。
【0031】ポリエーテルイミド(PEI):ULTE
M 1000(商標、ゼネラルエレクトリック社) 未変性ポリフェニレンエーテル(PPE):ポリ(2,
6‐ジメチル‐1,4‐フェニレン)エーテル、インヒ
ーレント粘度 0.48dl/g エポキシ変性されたポリフェニレンエーテル系樹脂(エ
ポキシ変性PPE):上記PPEを用いて、下記の様に
して調製した。
M 1000(商標、ゼネラルエレクトリック社) 未変性ポリフェニレンエーテル(PPE):ポリ(2,
6‐ジメチル‐1,4‐フェニレン)エーテル、インヒ
ーレント粘度 0.48dl/g エポキシ変性されたポリフェニレンエーテル系樹脂(エ
ポキシ変性PPE):上記PPEを用いて、下記の様に
して調製した。
【0032】トルエン2500ml中に400gのポリフ
ェニレンエーテルを含む溶液に、少量の塩化メチレンに
溶融した種々の量のエポキシクロロトリアジン類を加え
た。次に、そこに、アルキル基が8〜10個の炭素原子
を含むところの市販のメチルトリアルキルアンモニウム
クロリドの10%トルエン溶液48g、及び10%水酸
化ナトリウム水溶液(エポキシクロロトリアジン1モル
当り1.3当量の水酸化ナトリウムの量にて)を加え
た。該混合物を25〜40℃にて種々の時間激しく撹拌
し、その後、該生成物をブレンダー中でメタノールで沈
殿させ、即座に瀘過し、メタノールで洗浄し、真空乾燥
した。
ェニレンエーテルを含む溶液に、少量の塩化メチレンに
溶融した種々の量のエポキシクロロトリアジン類を加え
た。次に、そこに、アルキル基が8〜10個の炭素原子
を含むところの市販のメチルトリアルキルアンモニウム
クロリドの10%トルエン溶液48g、及び10%水酸
化ナトリウム水溶液(エポキシクロロトリアジン1モル
当り1.3当量の水酸化ナトリウムの量にて)を加え
た。該混合物を25〜40℃にて種々の時間激しく撹拌
し、その後、該生成物をブレンダー中でメタノールで沈
殿させ、即座に瀘過し、メタノールで洗浄し、真空乾燥
した。
【0033】上記各成分を表1に示す量(重量部)で混
合し、2軸押出機を用いて350℃、150rpm で溶融
混練した後、シリンダー温度350℃、金型温度80℃
で射出成形して、アイゾット耐衝撃強度(アンノッチ)
測定用の試料を作った。
合し、2軸押出機を用いて350℃、150rpm で溶融
混練した後、シリンダー温度350℃、金型温度80℃
で射出成形して、アイゾット耐衝撃強度(アンノッチ)
測定用の試料を作った。
【0034】アイゾット耐衝撃強度は、ASTM1号ダ
ンベル(厚さ1/8インチ)にノッチを切り、反対側よ
り2ポンドハンマーで打ちぬき、その強度をkg−cm
/cmで表わしたものである。又、破断面状態は、打ち
抜き後の上記テスト片を目視及び顕微鏡で観察した結果
を示す。
ンベル(厚さ1/8インチ)にノッチを切り、反対側よ
り2ポンドハンマーで打ちぬき、その強度をkg−cm
/cmで表わしたものである。又、破断面状態は、打ち
抜き後の上記テスト片を目視及び顕微鏡で観察した結果
を示す。
【0035】
【表1】 実施例1〜3において、耐衝撃強度が明らかに改善され
ており、また破断面で層状剥離がないことより、両樹脂
の相溶性が顕著に改善されたことが判る。
ており、また破断面で層状剥離がないことより、両樹脂
の相溶性が顕著に改善されたことが判る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、良好に相溶化された、
ポリエーテルイミド系樹脂とポリフェニレンエーテル系
樹脂とを含む樹脂組成物を提供することができる。
ポリエーテルイミド系樹脂とポリフェニレンエーテル系
樹脂とを含む樹脂組成物を提供することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)ポリエーテルイミド 1〜9
9重量部(B)エポキシ変性されたポリフェニレンエー
テル系樹脂 99〜1重量部 を含む樹脂組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36092492A JPH06200146A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ポリエーテルイミド系樹脂組成物 |
| EP93310444A EP0605197A3 (en) | 1992-12-28 | 1993-12-22 | Polyether-imide resin compositions. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36092492A JPH06200146A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ポリエーテルイミド系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200146A true JPH06200146A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18471478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36092492A Pending JPH06200146A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ポリエーテルイミド系樹脂組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0605197A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06200146A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022507096A (ja) * | 2018-11-08 | 2022-01-18 | エスエイチピーピー グローバル テクノロジーズ べスローテン フェンノートシャップ | 熱可塑性組成物、電線および電線を備える物品 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6166137A (en) * | 1998-12-10 | 2000-12-26 | General Electric Company | Poly(arylene ether)/polyetherimide blends and methods of making the same |
| WO2012084940A1 (en) | 2010-12-23 | 2012-06-28 | Solvay Sa | Use of oligomers as compatibilizers for inorganic particles and compositions containing compatibilizer, inorganic particles and polymer |
| CN103951962A (zh) * | 2014-05-07 | 2014-07-30 | 镇江亿清复合材料有限公司 | 一种热塑性聚酰亚胺改性/聚苯醚共混物及其制备方法 |
| CN104356604B (zh) * | 2014-12-02 | 2016-10-26 | 四川大学 | 介电材料组合物及其制备方法和用途 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4431779A (en) * | 1982-04-02 | 1984-02-14 | General Electric Company | Polyetherimide-polyphenylene ether blends |
| NL8701585A (nl) * | 1987-07-06 | 1989-02-01 | Gen Electric | Polymeermengsel met gefunctionaliseerde polyfenyleenether en polyetherimide. |
| US5096979A (en) * | 1988-06-23 | 1992-03-17 | General Electric Company | Epoxytriazine-capped polyphenylene ethers and method of preparation |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP36092492A patent/JPH06200146A/ja active Pending
-
1993
- 1993-12-22 EP EP93310444A patent/EP0605197A3/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022507096A (ja) * | 2018-11-08 | 2022-01-18 | エスエイチピーピー グローバル テクノロジーズ べスローテン フェンノートシャップ | 熱可塑性組成物、電線および電線を備える物品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0605197A3 (en) | 1995-03-15 |
| EP0605197A2 (en) | 1994-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0369814B1 (en) | Thermoplastic resin composition | |
| US4732937A (en) | Epoxide-functionalized polyphenylene ethers and method of preparation | |
| US4994525A (en) | Functionalized polyphenylene ethers, method of preparation, and polyphenylene ether-polyamide compositions prepared therefrom | |
| US4816510A (en) | Compatible polyphenylene ether-linear polyester blends containing mica reinforcement | |
| CA1320776C (en) | Compatible polyphenylene ether-linear polyester blends having improved coefficient of thermal expansion | |
| CA2019883A1 (en) | Thermoplastic resin composition | |
| AU608773B2 (en) | Functionalized polyphenylene ethers, method of preparation, and polyphenylene ether-polyamide compositions prepared therefrom | |
| US5134194A (en) | Thermoplastic resin composition | |
| US4994531A (en) | Functionalized polyphenylene ethers, method of preparation, and polyphenylene ether-polyamide compositions prepared therefrom | |
| JPH06200146A (ja) | ポリエーテルイミド系樹脂組成物 | |
| JPH093319A (ja) | ポリ(フェニレンエーテル)、ポリ(アリーレンスルフィド)及びシロキサン共重合体樹脂の難燃化組成物 | |
| WO1992013035A1 (en) | Polyphenylene ether compositions resistant to environmental stress cracking | |
| JPH093279A (ja) | エポキシ官能性ポリ(フェニレンエーテル)/ポリ(アリーレンスルフィド)、エポキシ官能性α‐オレフィン系エラストマー、エラストマー性ブロックコポリマーを含む組成物 | |
| JP2610620B2 (ja) | 耐熱耐溶剤性に優れた樹脂組成物 | |
| JP3966941B2 (ja) | 耐熱水性に優れたポンプ部品 | |
| JP3048432B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH02272026A (ja) | アリールオキシトリアジンでキャッピングされたポリフェニレンエーテルおよびその製法 | |
| US4831088A (en) | Epoxide-functionalized polyphenylene ethers and method of preparation | |
| JP4399906B2 (ja) | ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物 | |
| EP0476368B1 (en) | Polyphenylene ether-polyetheramide blends | |
| JP4200585B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| TW200530330A (en) | Lead free solder friendly thermoplastic blends and methods of manufacture thereof | |
| JP2636852B2 (ja) | 新規な耐熱耐溶剤性樹脂組成物 | |
| KR100550932B1 (ko) | 폴리페닐렌에테르계 수지 조성물 | |
| JPH11349788A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 |