JPH0620085Y2 - ねじ用限界プラグゲージ - Google Patents
ねじ用限界プラグゲージInfo
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- JPH0620085Y2 JPH0620085Y2 JP10159490U JP10159490U JPH0620085Y2 JP H0620085 Y2 JPH0620085 Y2 JP H0620085Y2 JP 10159490 U JP10159490 U JP 10159490U JP 10159490 U JP10159490 U JP 10159490U JP H0620085 Y2 JPH0620085 Y2 JP H0620085Y2
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Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、雌ねじを検査するねじ用限界プラグゲージに
係わり、特に、通りゲージ部と止りゲージ部とを一体的
に備えた複合型ゲージの改良に関するものである。
係わり、特に、通りゲージ部と止りゲージ部とを一体的
に備えた複合型ゲージの改良に関するものである。
従来の技術 雌ねじの精度測定や形状検査を行うに際しては、雌ねじ
の許容精度範囲の下限値および上限値に対応して形成さ
れた一対の通りゲージおよび止りゲージにより適正範囲
内にあるか否かを検査するねじ用限界プラグゲージが用
いられている。たとえば第4図に示すプラグゲージ50
では、通りゲージ部52と止りゲージ部54とがハンド
ル部56の両端に設けられており、通りゲージ部52を
無理なくねじ込むことができた被検査雌ねじに対して、
止りゲージ部54が規定のねじ込み回数以内で止まる
と、被検査雌ねじがその許容精度範囲内にあることが判
断される。
の許容精度範囲の下限値および上限値に対応して形成さ
れた一対の通りゲージおよび止りゲージにより適正範囲
内にあるか否かを検査するねじ用限界プラグゲージが用
いられている。たとえば第4図に示すプラグゲージ50
では、通りゲージ部52と止りゲージ部54とがハンド
ル部56の両端に設けられており、通りゲージ部52を
無理なくねじ込むことができた被検査雌ねじに対して、
止りゲージ部54が規定のねじ込み回数以内で止まる
と、被検査雌ねじがその許容精度範囲内にあることが判
断される。
第5図に示すプラグゲージ60は、ハンドル部66と反
対側において、通りゲージ部62および止りゲージ部6
4を、軸方向に予め定められた間隔を隔てられ且つねじ
山のつる巻線が相互に一致するように位置決めされた状
態で備えている。このプラグゲージ60によれば、トル
ク制御された電動ドライバなどに好適に装着されるの
で、一回のねじ込み動作で通り側と止り側の検査を連続
的に行うことができ、検査作業が能率よく行われ得る。
対側において、通りゲージ部62および止りゲージ部6
4を、軸方向に予め定められた間隔を隔てられ且つねじ
山のつる巻線が相互に一致するように位置決めされた状
態で備えている。このプラグゲージ60によれば、トル
ク制御された電動ドライバなどに好適に装着されるの
で、一回のねじ込み動作で通り側と止り側の検査を連続
的に行うことができ、検査作業が能率よく行われ得る。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記プラグゲージ60においては、止りゲー
ジ部64が被検査雌ねじにねじ込まれる際に、通りゲー
ジ部62が未だ被検査雌ねじを通過していない場合があ
る。このような場合には、たとえば第6図に示すよう
に、被検査雌ねじ40に累積ピッチ誤差が存在すると、
本来止りゲージ部64の規定のねじ込み回数以内では止
まらないような被検査雌ねじ40であっても、プラグゲ
ージ60の回転が拘束されることにより規定のねじ込み
回数以内で止まって合格と判定される可能性があり、止
りゲージ部64による検査精度が充分に得られないこと
があった。
ジ部64が被検査雌ねじにねじ込まれる際に、通りゲー
ジ部62が未だ被検査雌ねじを通過していない場合があ
る。このような場合には、たとえば第6図に示すよう
に、被検査雌ねじ40に累積ピッチ誤差が存在すると、
本来止りゲージ部64の規定のねじ込み回数以内では止
まらないような被検査雌ねじ40であっても、プラグゲ
ージ60の回転が拘束されることにより規定のねじ込み
回数以内で止まって合格と判定される可能性があり、止
りゲージ部64による検査精度が充分に得られないこと
があった。
これに対して、第7図に示すプラグゲージ70のよう
に、通りゲージ部72と止りゲージ部74との間隔を被
検査雌ねじ40の長さよりも大きく構成すれば、通りゲ
ージ部72による止りゲージ部74への影響を回避する
ことはできるが、この場合には、通りゲージ部72が被
検査雌ねじ40から抜けたあとにおける止りゲージ部7
4のねじ込み時や、第8図に示すような通りゲージ部7
2の抜き戻し時におけるねじ山合わせが容易ではなく、
特に電動ドライバなどを利用した検査作業では、被検査
雌ねじ40やプラグゲージ70を損なうおそれがあり、
作業をスムーズに行うことができなくなるという不都合
があった。
に、通りゲージ部72と止りゲージ部74との間隔を被
検査雌ねじ40の長さよりも大きく構成すれば、通りゲ
ージ部72による止りゲージ部74への影響を回避する
ことはできるが、この場合には、通りゲージ部72が被
検査雌ねじ40から抜けたあとにおける止りゲージ部7
4のねじ込み時や、第8図に示すような通りゲージ部7
2の抜き戻し時におけるねじ山合わせが容易ではなく、
特に電動ドライバなどを利用した検査作業では、被検査
雌ねじ40やプラグゲージ70を損なうおそれがあり、
作業をスムーズに行うことができなくなるという不都合
があった。
本考案は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、高い検査精度により能率良く
検査作業を行うことができるねじ用限界プラグゲージを
提供することにある。
その目的とするところは、高い検査精度により能率良く
検査作業を行うことができるねじ用限界プラグゲージを
提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本考案の要旨とするところ
は、相互に同心の通りゲージ部および止りゲージ部を軸
方向において予め定められた間隔を隔てた状態で一体的
に備えたねじ用限界プラグゲージであって、(a)前記通
りゲージ部および止りゲージ部の一方を、他方に対して
軸まわりの回転不能且つ軸方向の移動可能に案内する案
内手段と、(b)前記通りゲージ部および止りゲージ部の
一方を、他方に対してねじ山のつる巻線が相互に一致す
るように位置決めするとともに、その一方の他方に対す
る軸方向距離の僅かな変化を許容する弾性部材とを含む
ことにある。
は、相互に同心の通りゲージ部および止りゲージ部を軸
方向において予め定められた間隔を隔てた状態で一体的
に備えたねじ用限界プラグゲージであって、(a)前記通
りゲージ部および止りゲージ部の一方を、他方に対して
軸まわりの回転不能且つ軸方向の移動可能に案内する案
内手段と、(b)前記通りゲージ部および止りゲージ部の
一方を、他方に対してねじ山のつる巻線が相互に一致す
るように位置決めするとともに、その一方の他方に対す
る軸方向距離の僅かな変化を許容する弾性部材とを含む
ことにある。
作用および考案の効果 上記ねじ用限界プラグゲージにおいては、通りゲージ部
および止りゲージ部の一方が、案内手段によって他方に
対して軸まわりの回転不能且つ軸方向の移動可能に案内
されているとともに、弾性部材によってねじ山のつる巻
線が相互に一致するように他方に対して位置決めされて
いるため、通り側の検査が終了した時点においては、先
に雌ねじに螺合している通りゲージ部に導かれて止りゲ
ージ部がねじ山合わせをすることなく雌ねじに食い込ま
され、通り側の検査に引き続いて止り側の検査が速やか
に連続して行われる。一方、弾性部材はそれ自身の変形
により通りゲージ部および止りゲージ部の一方の他方に
対する軸方向距離の僅かな変化を許容するため、検査さ
れる雌ねじに通りゲージ部と止りゲージ部とが同時に螺
合させられる場合であっても、その雌ねじの累積ピッチ
誤差等に起因して止りゲージ部が通りゲージ部によって
拘束されることがなく、止りゲージ部による検査が充分
な精度を有して行われる。
および止りゲージ部の一方が、案内手段によって他方に
対して軸まわりの回転不能且つ軸方向の移動可能に案内
されているとともに、弾性部材によってねじ山のつる巻
線が相互に一致するように他方に対して位置決めされて
いるため、通り側の検査が終了した時点においては、先
に雌ねじに螺合している通りゲージ部に導かれて止りゲ
ージ部がねじ山合わせをすることなく雌ねじに食い込ま
され、通り側の検査に引き続いて止り側の検査が速やか
に連続して行われる。一方、弾性部材はそれ自身の変形
により通りゲージ部および止りゲージ部の一方の他方に
対する軸方向距離の僅かな変化を許容するため、検査さ
れる雌ねじに通りゲージ部と止りゲージ部とが同時に螺
合させられる場合であっても、その雌ねじの累積ピッチ
誤差等に起因して止りゲージ部が通りゲージ部によって
拘束されることがなく、止りゲージ部による検査が充分
な精度を有して行われる。
これにより、通りゲージ部および止りゲージ部による一
連の雌ねじ検査が高い精度により容易且つ迅速に行われ
得るのである。特に、本考案のねじ用限界プラグゲージ
が電動ドライバに装着されて雌ねじ検査が高速にて行わ
れる場合に、その検査作業が極めてスムーズに行われ得
る。
連の雌ねじ検査が高い精度により容易且つ迅速に行われ
得るのである。特に、本考案のねじ用限界プラグゲージ
が電動ドライバに装着されて雌ねじ検査が高速にて行わ
れる場合に、その検査作業が極めてスムーズに行われ得
る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第2図は、本実施例のねじ用限界プラグゲージ(以下、
プラグゲージという)10の正面図であり、第1図は、
その要部を部分的に切り欠いて詳しく示す部分断面図で
ある。プラグゲージ10には、その先端から順に、先端
ガイド部18、通りゲージ部12、止りゲージ部14、
およびハンドル部16が同心且つ一体的に設けられてい
る。
プラグゲージという)10の正面図であり、第1図は、
その要部を部分的に切り欠いて詳しく示す部分断面図で
ある。プラグゲージ10には、その先端から順に、先端
ガイド部18、通りゲージ部12、止りゲージ部14、
およびハンドル部16が同心且つ一体的に設けられてい
る。
第1図から判るように、止り側のねじゲージを備えた止
りゲージ部14と六角の面取りが施されたハンドル部1
6とが本体17に一体に構成されている。また、その本
体17の内部においては、止りゲージ部14側に開口を
有する挿通孔24が同心状に形成されており、前記先端
ガイド部18を一端に備えたシャフト26がその挿通孔
24内に軸嵌合させられている。シャフト26の上記挿
通孔24内に嵌め入れられた先端側の部分には回り止め
面28が施されている一方、挿通孔24の外周側からは
止めねじ30が軸心に向かって螺合させられており、こ
の止めねじ30によって回り止め面28が締め付けられ
ることにより、シャフト26が本体17に固定されてい
る。一方、通りゲージ部12は、通り側のねじゲージが
外周に形成された円筒状のゲージ部材13により構成さ
れている。このゲージ部材13は、先端ガイド部18と
の間に弾性スリーブ20aを介し、且つ、止りゲージ部
14との間に弾性スリーブ20bおよび調整用スペーサ
22を介した状態で、シャフト26に摺動可能に嵌合さ
れている。
りゲージ部14と六角の面取りが施されたハンドル部1
6とが本体17に一体に構成されている。また、その本
体17の内部においては、止りゲージ部14側に開口を
有する挿通孔24が同心状に形成されており、前記先端
ガイド部18を一端に備えたシャフト26がその挿通孔
24内に軸嵌合させられている。シャフト26の上記挿
通孔24内に嵌め入れられた先端側の部分には回り止め
面28が施されている一方、挿通孔24の外周側からは
止めねじ30が軸心に向かって螺合させられており、こ
の止めねじ30によって回り止め面28が締め付けられ
ることにより、シャフト26が本体17に固定されてい
る。一方、通りゲージ部12は、通り側のねじゲージが
外周に形成された円筒状のゲージ部材13により構成さ
れている。このゲージ部材13は、先端ガイド部18と
の間に弾性スリーブ20aを介し、且つ、止りゲージ部
14との間に弾性スリーブ20bおよび調整用スペーサ
22を介した状態で、シャフト26に摺動可能に嵌合さ
れている。
通りゲージ部12における通り側ねじゲージのねじ山形
状は、検査する雌ねじの正規寸法に対してはめあい公差
の下限値を加えた最小寸法、すなわち許容される雌ねじ
の最小限界寸法に仕上げられている。一方、止りゲージ
部14における止り側ねじゲージでは、検査する雌ねじ
の正規寸法に対してはめあい公差の上限値を加えた最大
寸法、すなわち許容される雌ねじの最大限界寸法に、先
端からの規定のつる巻回数(例えば2回)に位置するね
じ山の形状が仕上げられている。
状は、検査する雌ねじの正規寸法に対してはめあい公差
の下限値を加えた最小寸法、すなわち許容される雌ねじ
の最小限界寸法に仕上げられている。一方、止りゲージ
部14における止り側ねじゲージでは、検査する雌ねじ
の正規寸法に対してはめあい公差の上限値を加えた最大
寸法、すなわち許容される雌ねじの最大限界寸法に、先
端からの規定のつる巻回数(例えば2回)に位置するね
じ山の形状が仕上げられている。
シャフト26とゲージ部材13との嵌合部分におけるシ
ャフト26の外周面およびゲージ部材13の外周面に
は、外案内溝34および内案内溝36が周方向において
等間隔な3箇所において軸心と平行にそれぞれ形成され
ており、それら外案内溝34および内案内溝36内に
は、トルク伝達用の複数のガイドボール38が転動可能
に配設されている。これら外案内溝34、内案内溝3
6、およびガイドボール38からなるガイド機構32に
より本実施例における案内手段が構成されており、通り
ゲージ部12が止りゲージ部14に対して軸まわりの回
転不能に支持され、且つ軸方向の移動可能に案内されて
いる。
ャフト26の外周面およびゲージ部材13の外周面に
は、外案内溝34および内案内溝36が周方向において
等間隔な3箇所において軸心と平行にそれぞれ形成され
ており、それら外案内溝34および内案内溝36内に
は、トルク伝達用の複数のガイドボール38が転動可能
に配設されている。これら外案内溝34、内案内溝3
6、およびガイドボール38からなるガイド機構32に
より本実施例における案内手段が構成されており、通り
ゲージ部12が止りゲージ部14に対して軸まわりの回
転不能に支持され、且つ軸方向の移動可能に案内されて
いる。
しかし、前記弾性スリーブ20a、ゲージ部材13、弾
性スリーブ20b、および調整用スペーサ22は、先端
ガイド部18と止りゲージ部14との中間において隙間
なく介挿されており、通りゲージ部12と止りゲージ部
14とは、軸方向において予め定められた所定の間隔に
隔てられ、且つねじ山のつる巻線(リード線)が相互に
一致させられた状態に位置決めされている。
性スリーブ20b、および調整用スペーサ22は、先端
ガイド部18と止りゲージ部14との中間において隙間
なく介挿されており、通りゲージ部12と止りゲージ部
14とは、軸方向において予め定められた所定の間隔に
隔てられ、且つねじ山のつる巻線(リード線)が相互に
一致させられた状態に位置決めされている。
ゲージ部材13の両側にそれぞれ密接して介在させられ
た弾性スリーブ20aおよび20bは、軸方向の圧縮力
を受けて変形させられ得るように、ゴム等の弾性材から
リング状に形成された同一寸法の部材であって、組付け
状態において予め所定の軸方向長さとなるように予圧縮
されている。このため、通りゲージ部12が止りゲージ
部14に対して第1図における左方向または右方向へ僅
かに移動させられる際には、弾性スリーブ20aおよび
20bの何れか一方が圧縮変形するとともに他方が伸長
変形して、通りゲージ部12と止りゲージ部14との軸
方向距離の増大または減少を許容するようになってい
る。したがって、本実施例では、上記弾性スリーブ20
aおよび20bが、通りゲージ部12を止りゲージ部1
4に対してねじ山のつる巻線が相互に一致するように位
置決めするとともに、通りゲージ部12の止りゲージ部
14に対する軸方向距離の僅かな変化を許容する弾性部
材として機能している。
た弾性スリーブ20aおよび20bは、軸方向の圧縮力
を受けて変形させられ得るように、ゴム等の弾性材から
リング状に形成された同一寸法の部材であって、組付け
状態において予め所定の軸方向長さとなるように予圧縮
されている。このため、通りゲージ部12が止りゲージ
部14に対して第1図における左方向または右方向へ僅
かに移動させられる際には、弾性スリーブ20aおよび
20bの何れか一方が圧縮変形するとともに他方が伸長
変形して、通りゲージ部12と止りゲージ部14との軸
方向距離の増大または減少を許容するようになってい
る。したがって、本実施例では、上記弾性スリーブ20
aおよび20bが、通りゲージ部12を止りゲージ部1
4に対してねじ山のつる巻線が相互に一致するように位
置決めするとともに、通りゲージ部12の止りゲージ部
14に対する軸方向距離の僅かな変化を許容する弾性部
材として機能している。
調整用スペーサ22は、金属或いは硬質の合成樹脂など
により構成された円筒状の部材であり、検査される雌ね
じの軸方向長さに対応して、通りゲージ部12と止りゲ
ージ部14とが雌ねじに同時に螺合するようにそれらの
間隔を調整するものである。なお、この調整用スペーサ
22と異なる長さを有する他のものとの交換は、前記止
めねじ30を緩めてシャフト26を本体17から外すこ
とにより、容易に行うことができる。
により構成された円筒状の部材であり、検査される雌ね
じの軸方向長さに対応して、通りゲージ部12と止りゲ
ージ部14とが雌ねじに同時に螺合するようにそれらの
間隔を調整するものである。なお、この調整用スペーサ
22と異なる長さを有する他のものとの交換は、前記止
めねじ30を緩めてシャフト26を本体17から外すこ
とにより、容易に行うことができる。
次に、以上のように構成されたプラグゲージ10を用い
ての雌ねじの検査手順を以下に説明する。
ての雌ねじの検査手順を以下に説明する。
まず、予め被検査雌ねじ40の軸方向長さに応じて調整
用スペーサ22を選択してプラグゲージ10を組み立て
る。そして、ハンドル部16を図示しない電動ドライバ
に把持させてプラグゲージ10をセットし、電動ドライ
バのトルクリミッタを調整して駆動トルクを所定の検査
をトルクに設定する。
用スペーサ22を選択してプラグゲージ10を組み立て
る。そして、ハンドル部16を図示しない電動ドライバ
に把持させてプラグゲージ10をセットし、電動ドライ
バのトルクリミッタを調整して駆動トルクを所定の検査
をトルクに設定する。
次に、被検査雌ねじ40の開口部に軸心を合わせて先端
ガイド部18をあてがい、電動ドライバを低速回転で駆
動させてねじ山合わせを行う。通りゲージ部12が被検
査雌ねじ40に食い付いたら高速回転に切り換えて通り
ゲージ部12による通り側の検査を行う。
ガイド部18をあてがい、電動ドライバを低速回転で駆
動させてねじ山合わせを行う。通りゲージ部12が被検
査雌ねじ40に食い付いたら高速回転に切り換えて通り
ゲージ部12による通り側の検査を行う。
無理なく通りゲージ部12が通って合格した場合は、プ
ラグゲージ10をそのまま連続回転させ、止りゲージ部
14を被検査雌ねじ40に螺合させて止り側の検査を行
う。そして、プラグゲージ10のねじ込みが止まった時
点で電動ドライバの駆動を停止させる。このとき、被検
査雌ねじ40には通りゲージ部12と止りゲージ部14
とが同時に螺合させられており、被検査雌ねじ40に累
積ピッチ誤差がある場合には通りゲージ部12が止りゲ
ージ部14に対して軸方向に僅かに移動させられようと
する。このようなときには、前記弾性スリーブ20aお
よび20bが圧縮および伸長変形させられるので、第3
図に示すように、止りゲージ部14は通りゲージ部12
の影響を受けることなく、充分な精度にて止り側の検査
を行い得る。このとき、プラグゲージ10が先端からの
規定のねじ込み回数(ねじ山数)以内で止まったか否か
に基づいて合否が判定される。
ラグゲージ10をそのまま連続回転させ、止りゲージ部
14を被検査雌ねじ40に螺合させて止り側の検査を行
う。そして、プラグゲージ10のねじ込みが止まった時
点で電動ドライバの駆動を停止させる。このとき、被検
査雌ねじ40には通りゲージ部12と止りゲージ部14
とが同時に螺合させられており、被検査雌ねじ40に累
積ピッチ誤差がある場合には通りゲージ部12が止りゲ
ージ部14に対して軸方向に僅かに移動させられようと
する。このようなときには、前記弾性スリーブ20aお
よび20bが圧縮および伸長変形させられるので、第3
図に示すように、止りゲージ部14は通りゲージ部12
の影響を受けることなく、充分な精度にて止り側の検査
を行い得る。このとき、プラグゲージ10が先端からの
規定のねじ込み回数(ねじ山数)以内で止まったか否か
に基づいて合否が判定される。
止り側の検査が終了した後は、電動ドライバを高速で逆
回転駆動させる。このとき、通りゲージ部12が被検査
雌ねじ40を通過させられた状態(止り側で不合格であ
った場合に起こり得る)となっても、通りゲージ部12
と止りゲージ部14との相互のつる巻線は一致している
ので、通りゲージ部12のねじ山合わせをする必要な
く、プラグゲージ10を一気に抜き戻すことができる。
回転駆動させる。このとき、通りゲージ部12が被検査
雌ねじ40を通過させられた状態(止り側で不合格であ
った場合に起こり得る)となっても、通りゲージ部12
と止りゲージ部14との相互のつる巻線は一致している
ので、通りゲージ部12のねじ山合わせをする必要な
く、プラグゲージ10を一気に抜き戻すことができる。
このように、本実施例のプラグゲージ10によれば、互
いにつる巻線が一致させられた通りゲージ部12と止り
ゲージ部14とが同時に被検査雌ねじ40に嵌合する状
態で、止りゲージ部14による止り側の検査が通り側の
検査に引き続いて連続的に迅速且つ容易に行われ得ると
ともに、弾性スリーブ20aおよび20bによって通り
ゲージ部12の止りゲージ部14に対する軸方向距離の
僅かな変化が許容されているため、被検査雌ねじ40に
通りゲージ部12および止りゲージ部14が同時に螺合
させられる場合であっても、通りゲージ部と止りゲージ
部とが完全に固定された従来のプラグゲージのように被
検査雌ねじ40の累積ピッチ誤差などに起因して止りゲ
ージ部が通りゲージ部に拘束されることがなく、止り側
の検査精度が良好に維持されるのである。
いにつる巻線が一致させられた通りゲージ部12と止り
ゲージ部14とが同時に被検査雌ねじ40に嵌合する状
態で、止りゲージ部14による止り側の検査が通り側の
検査に引き続いて連続的に迅速且つ容易に行われ得ると
ともに、弾性スリーブ20aおよび20bによって通り
ゲージ部12の止りゲージ部14に対する軸方向距離の
僅かな変化が許容されているため、被検査雌ねじ40に
通りゲージ部12および止りゲージ部14が同時に螺合
させられる場合であっても、通りゲージ部と止りゲージ
部とが完全に固定された従来のプラグゲージのように被
検査雌ねじ40の累積ピッチ誤差などに起因して止りゲ
ージ部が通りゲージ部に拘束されることがなく、止り側
の検査精度が良好に維持されるのである。
また、本実施例のプラグゲージ10によれば、被検査雌
ねじ40の軸方向長さに応じて調整用スペーサ22が選
択して用いられるため、被検査雌ねじ40の長さに対応
して個々にプラグゲージを製作する必要がなく、1つの
プラグゲージ10を、調整用スペーサ22による調整可
能な適合範囲内の長さを有する被検査雌ねじの全てに対
応させて検査を行うことが可能である。
ねじ40の軸方向長さに応じて調整用スペーサ22が選
択して用いられるため、被検査雌ねじ40の長さに対応
して個々にプラグゲージを製作する必要がなく、1つの
プラグゲージ10を、調整用スペーサ22による調整可
能な適合範囲内の長さを有する被検査雌ねじの全てに対
応させて検査を行うことが可能である。
また、本実施例のプラグゲージ10は、容易に分解が可
能であるため、比較的早期に摩耗限度に達し易い通りゲ
ージ部12のみを交換して使用することができ、通りゲ
ージ部12および止りゲージ部14が一体に形成された
従来のものに比較してコストが低減される利点がある。
能であるため、比較的早期に摩耗限度に達し易い通りゲ
ージ部12のみを交換して使用することができ、通りゲ
ージ部12および止りゲージ部14が一体に形成された
従来のものに比較してコストが低減される利点がある。
以上、本考案の一実施例を詳細に説明したが、本考案は
他の態様で実施することもできる。
他の態様で実施することもできる。
たとえば、前述の実施例においては、弾性部材としてゴ
ム等の弾性材からなる弾性スリーブ20aおよび20b
が用いられていたが、これらに替えて、弾性を有する軟
質の合成樹脂から成る樹脂スリーブや圧縮コイルスプリ
ング等がそれぞれ配設されてもよいし、圧縮変形および
引張変形が可能な単一の弾性部材がゲージ部材13の片
側に配設されてもよい。
ム等の弾性材からなる弾性スリーブ20aおよび20b
が用いられていたが、これらに替えて、弾性を有する軟
質の合成樹脂から成る樹脂スリーブや圧縮コイルスプリ
ング等がそれぞれ配設されてもよいし、圧縮変形および
引張変形が可能な単一の弾性部材がゲージ部材13の片
側に配設されてもよい。
また、前述の実施例においては、弾性スリーブ20aお
よび20bが予圧縮された状態で介挿されていたが、予
圧縮されていなくても、ゲージ部材13の位置決め機能
は得られる。
よび20bが予圧縮された状態で介挿されていたが、予
圧縮されていなくても、ゲージ部材13の位置決め機能
は得られる。
また、前述の実施例においては、案内手段として、外案
内溝34および内案内溝36内にガイドボール38が配
設されていたが、これに替えて、摺動性のよい滑りキー
をシャフト26の外周面に植え込むとともに対応するキ
ー溝をゲージ部材13に設けたりするなど、他の案内手
段を用いることが可能である。
内溝34および内案内溝36内にガイドボール38が配
設されていたが、これに替えて、摺動性のよい滑りキー
をシャフト26の外周面に植え込むとともに対応するキ
ー溝をゲージ部材13に設けたりするなど、他の案内手
段を用いることが可能である。
また、前述の実施例においては、先端ガイド部18がシ
ャフト26と一体に形成され、そのシャフト26と本体
17とが止めねじ30によって一体的に固定されるとと
もに、それらに対して通りゲージ部12であるゲージ部
材13が軸方向の移動可能に案内されていたが、たとえ
ば、通りゲージ部12を先端ガイド部18と共にシャフ
ト26と一体に形成し、止りゲージ部14をそれら通り
ゲージ部12などに対して移動可能に案内するように構
成してもよい。
ャフト26と一体に形成され、そのシャフト26と本体
17とが止めねじ30によって一体的に固定されるとと
もに、それらに対して通りゲージ部12であるゲージ部
材13が軸方向の移動可能に案内されていたが、たとえ
ば、通りゲージ部12を先端ガイド部18と共にシャフ
ト26と一体に形成し、止りゲージ部14をそれら通り
ゲージ部12などに対して移動可能に案内するように構
成してもよい。
また、前述の実施例においては、止りゲージ部14とハ
ンドル部16とが本体17に一体に形成され、その本体
17とシャフト26とが別体に構成されていたが、たと
えば、シャフト26と本体17とを一体に形成するとと
もに、止りゲージ部14および先端ガイド部18を本体
17およびシャフト26と別体とし、その止りゲージ部
14と先端ガイド部18とを止めねじ等によりシャフト
26に固定するように構成してもよい。
ンドル部16とが本体17に一体に形成され、その本体
17とシャフト26とが別体に構成されていたが、たと
えば、シャフト26と本体17とを一体に形成するとと
もに、止りゲージ部14および先端ガイド部18を本体
17およびシャフト26と別体とし、その止りゲージ部
14と先端ガイド部18とを止めねじ等によりシャフト
26に固定するように構成してもよい。
また、前述の実施例においては、通りゲージ部12と止
りゲージ部14との間の間隔を調整するための調整用ス
ペーサ22が配設されていたが、このような調整手段を
有せず、調整用スペーサ22に相当する部分が本体17
と一体に形成されたものであっても本考案の効果を得る
ことが可能である。或いはまた、調整用スペーサ22に
替えて、例えばシャフト26の回り止め面28の表面に
ねじ山のピッチに等しい間隔で複数の止り穴(センタ
穴)を形成し、その止り穴内に止めねじ30が嵌まり込
むように構成してもよい。このような位置決め手段が設
けられる場合には、弾性スリーブ20bをゲージ部材1
3に密接した状態でシャフト26に対して位置決めする
スナップリング等を設けて弾性スリーブ20bと本体1
7との間に空間を形成すればよい。
りゲージ部14との間の間隔を調整するための調整用ス
ペーサ22が配設されていたが、このような調整手段を
有せず、調整用スペーサ22に相当する部分が本体17
と一体に形成されたものであっても本考案の効果を得る
ことが可能である。或いはまた、調整用スペーサ22に
替えて、例えばシャフト26の回り止め面28の表面に
ねじ山のピッチに等しい間隔で複数の止り穴(センタ
穴)を形成し、その止り穴内に止めねじ30が嵌まり込
むように構成してもよい。このような位置決め手段が設
けられる場合には、弾性スリーブ20bをゲージ部材1
3に密接した状態でシャフト26に対して位置決めする
スナップリング等を設けて弾性スリーブ20bと本体1
7との間に空間を形成すればよい。
また、前述の実施例においては、電動ドライバを用いて
プラグゲージ10を回転駆動させる場合であったが、作
業者の手動作により検査が行われる場合においても同様
の効果が得られることは勿論のことである。
プラグゲージ10を回転駆動させる場合であったが、作
業者の手動作により検査が行われる場合においても同様
の効果が得られることは勿論のことである。
なお、上述したのはあくまでも本考案の一実施例であ
り、本考案はその精神を逸脱しない範囲において当業者
の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施
することができる。
り、本考案はその精神を逸脱しない範囲において当業者
の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施
することができる。
第1図は、本考案の一実施例であるねじ用限界プラグゲ
ージの要部構成を詳しく示す部分断面図である。第2図
は、第1図のねじ用限界プラグゲージの全体を示す正面
図である。第3図は、第1図のねじ用限界プラグゲージ
による雌ねじの検査状態を説明する図である。第4図、
第5図、および第7図は、それぞれ従来のねじ用限界プ
ラグゲージを示す第2図に相当する図である。第6図お
よび第8図は、それぞれ第5図および第7図の従来例に
おける第3図に相当する図である。 10:ねじ用限界プラグゲージ 12:通りゲージ部 14:止りゲージ部 20a,20b:弾性スリーブ(弾性部材) 32:ガイド機構(案内手段)
ージの要部構成を詳しく示す部分断面図である。第2図
は、第1図のねじ用限界プラグゲージの全体を示す正面
図である。第3図は、第1図のねじ用限界プラグゲージ
による雌ねじの検査状態を説明する図である。第4図、
第5図、および第7図は、それぞれ従来のねじ用限界プ
ラグゲージを示す第2図に相当する図である。第6図お
よび第8図は、それぞれ第5図および第7図の従来例に
おける第3図に相当する図である。 10:ねじ用限界プラグゲージ 12:通りゲージ部 14:止りゲージ部 20a,20b:弾性スリーブ(弾性部材) 32:ガイド機構(案内手段)
Claims (1)
- 【請求項1】相互に同心の通りゲージ部および止りゲー
ジ部を軸方向において予め定められた間隔を隔てた状態
で一体的に備えたねじ用限界プラグゲージであって、 前記通りゲージ部および止りゲージ部の一方を、他方に
対して軸まわりの回転不能且つ軸方向の移動可能に案内
する案内手段と、 前記通りゲージ部および止りゲージ部の一方を、他方に
対してねじ山のつる巻線が相互に一致するように位置決
めするとともに、該一方の他方に対する軸方向距離の僅
かな変化を許容する弾性部材と を含むことを特徴とするねじ用限界プラグゲージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159490U JPH0620085Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | ねじ用限界プラグゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10159490U JPH0620085Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | ねじ用限界プラグゲージ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0457701U JPH0457701U (ja) | 1992-05-18 |
| JPH0620085Y2 true JPH0620085Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31845184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10159490U Expired - Lifetime JPH0620085Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | ねじ用限界プラグゲージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620085Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2639333B2 (ja) * | 1993-12-21 | 1997-08-13 | 日本電気株式会社 | メネジ軸測定具 |
| KR101659268B1 (ko) * | 2014-10-20 | 2016-09-23 | 일륭기공(주) | 범용 요크 세레이션 검사 장치 |
| WO2019202633A1 (ja) * | 2018-04-16 | 2019-10-24 | オーエスジー株式会社 | ねじゲージ |
| JP7643227B2 (ja) * | 2021-07-21 | 2025-03-11 | 株式会社Ihi | ねじゲージ |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP10159490U patent/JPH0620085Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0457701U (ja) | 1992-05-18 |
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