JPH06200986A - ダンパおよびダンパの取付構造 - Google Patents
ダンパおよびダンパの取付構造Info
- Publication number
- JPH06200986A JPH06200986A JP1680493A JP1680493A JPH06200986A JP H06200986 A JPH06200986 A JP H06200986A JP 1680493 A JP1680493 A JP 1680493A JP 1680493 A JP1680493 A JP 1680493A JP H06200986 A JPH06200986 A JP H06200986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- damper
- braking
- casing
- transmission gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 10
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 73
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 17
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 17
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓋などの開閉に所定の制動力を付与して動作
を緩やかに行わせるためのダンパに関し、制動歯車に噛
合する歯車とのバックラッシュを最小にして作動初期か
ら制動力を付与することができ、部品点数を増加させる
ことなく所期の目的を達成することができるとともに、
安価に構成できるようにする。 【構成】 ハウジングから突出した制動軸13に取り付
けた制動歯車14に噛合する伝達歯車21の回動に制動
力を付与するダンパにおいて、ハウジング12Aを合成
樹脂で成形し、制動歯車14を伝達歯車21に噛合させ
るように付勢する樹脂ばね12bをハウジング12Aに
一体的に形成する。
を緩やかに行わせるためのダンパに関し、制動歯車に噛
合する歯車とのバックラッシュを最小にして作動初期か
ら制動力を付与することができ、部品点数を増加させる
ことなく所期の目的を達成することができるとともに、
安価に構成できるようにする。 【構成】 ハウジングから突出した制動軸13に取り付
けた制動歯車14に噛合する伝達歯車21の回動に制動
力を付与するダンパにおいて、ハウジング12Aを合成
樹脂で成形し、制動歯車14を伝達歯車21に噛合させ
るように付勢する樹脂ばね12bをハウジング12Aに
一体的に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の灰皿または
小物入れなどの蓋の開閉、家電製品のコードリールの回
動、音響製品の操作盤の前面を覆う蓋の開閉に所定の制
動力を付与して動作を緩やかに行わせるためのダンパお
よびダンパの取付構造に関するものである。
小物入れなどの蓋の開閉、家電製品のコードリールの回
動、音響製品の操作盤の前面を覆う蓋の開閉に所定の制
動力を付与して動作を緩やかに行わせるためのダンパお
よびダンパの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は上記した従来のダンパの取付構造
を示す概略図、図6は図5の従来例のケーシングにダン
パを取り付けた状態を示す係止爪部分の説明図である。
図5および図6において、1はケーシングを示し、後述
するダンパ11を固定するための一対の係止爪2、後述
する伝達歯車21の伝達軸22を回動可能に支持する第
1の支持穴3、後述する回動歯車41の回動軸42を回
動可能に支持する第2の支持穴4が形成されている。
を示す概略図、図6は図5の従来例のケーシングにダン
パを取り付けた状態を示す係止爪部分の説明図である。
図5および図6において、1はケーシングを示し、後述
するダンパ11を固定するための一対の係止爪2、後述
する伝達歯車21の伝達軸22を回動可能に支持する第
1の支持穴3、後述する回動歯車41の回動軸42を回
動可能に支持する第2の支持穴4が形成されている。
【0003】11はダンパを示し、ハウジング12には
上下に係止翼12aが形成され、この係止翼12aには
ケーシング1の係止爪2が入る溝12aaがそれぞれ形
成されている。13はハウジング12から突出したダン
パ11の制動軸、14は制動軸13に取り付けた制動歯
車を示す。21はダンパ11の制動歯車14に噛合する
伝達歯車を示し、伝達軸22の一端はケーシング1の第
1の支持穴3に、回動可能に支持されている。
上下に係止翼12aが形成され、この係止翼12aには
ケーシング1の係止爪2が入る溝12aaがそれぞれ形
成されている。13はハウジング12から突出したダン
パ11の制動軸、14は制動軸13に取り付けた制動歯
車を示す。21はダンパ11の制動歯車14に噛合する
伝達歯車を示し、伝達軸22の一端はケーシング1の第
1の支持穴3に、回動可能に支持されている。
【0004】31はケーシング1に取り付けた伝達歯車
支持板を示し、伝達歯車21の伝達軸22の他端を回動
可能に支持する支持穴32が形成されている。41は伝
達歯車21に噛合する回動歯車を示し、回動軸42の一
端はケーシング1の第2の支持穴4に、回動可能に支持
されている。51はケーシング1に取り付けた回動歯車
支持板を示し、回動歯車41の回動軸42の他端を回動
可能に支持する支持孔52が形成されている。61は扉
を示し、フランジ62が回動歯車支持板51の支持孔5
2から突出した回動歯車41の回動軸42に一体的に回
動できるように取り付けられている。
支持板を示し、伝達歯車21の伝達軸22の他端を回動
可能に支持する支持穴32が形成されている。41は伝
達歯車21に噛合する回動歯車を示し、回動軸42の一
端はケーシング1の第2の支持穴4に、回動可能に支持
されている。51はケーシング1に取り付けた回動歯車
支持板を示し、回動歯車41の回動軸42の他端を回動
可能に支持する支持孔52が形成されている。61は扉
を示し、フランジ62が回動歯車支持板51の支持孔5
2から突出した回動歯車41の回動軸42に一体的に回
動できるように取り付けられている。
【0005】次に、動作について説明する。まず、図5
に示す扉61の閉成状態において、図示を省略したロッ
ク機構を操作して扉61のロックを解除すると、図示を
省略したスプリングの付勢力によって扉61が回動軸4
2を中心に時計方向へ回動するので、回動歯車41が時
計方向へ回動し、伝達歯車21が反時計方向へ回動する
とともに、制動歯車14が時計方向へ回動する。このよ
うに制動歯車14が時計方向へ回動するとき、ダンパ1
1は伝達歯車21および回動歯車41の回動に制動力を
付与するので、扉61は、開放動作が完了するまで制動
がかけられる。
に示す扉61の閉成状態において、図示を省略したロッ
ク機構を操作して扉61のロックを解除すると、図示を
省略したスプリングの付勢力によって扉61が回動軸4
2を中心に時計方向へ回動するので、回動歯車41が時
計方向へ回動し、伝達歯車21が反時計方向へ回動する
とともに、制動歯車14が時計方向へ回動する。このよ
うに制動歯車14が時計方向へ回動するとき、ダンパ1
1は伝達歯車21および回動歯車41の回動に制動力を
付与するので、扉61は、開放動作が完了するまで制動
がかけられる。
【0006】次に、扉61を開放状態から閉成させる場
合、扉61を、回動軸42を中心に反時計方向へ回動さ
せると、回動歯車41が反時計方向へ回動し、伝達歯車
21が時計方向へ回動するとともに、制動歯車14が反
時計方向へ回動する。このように制動歯車14が反時計
方向へ回動するとき、ダンパ11は伝達歯車21および
回動歯車41の回動に制動力を付与しない。そして、扉
61の閉成が完了すると、ロック機構は扉61を閉成状
態にロックする。
合、扉61を、回動軸42を中心に反時計方向へ回動さ
せると、回動歯車41が反時計方向へ回動し、伝達歯車
21が時計方向へ回動するとともに、制動歯車14が反
時計方向へ回動する。このように制動歯車14が反時計
方向へ回動するとき、ダンパ11は伝達歯車21および
回動歯車41の回動に制動力を付与しない。そして、扉
61の閉成が完了すると、ロック機構は扉61を閉成状
態にロックする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のダンパの取付構
造は、各歯車14,21および41が回動できるよう
に、単に固定しているので、制動歯車14と伝達歯車2
1との間、伝達歯車21と回動歯車41との間にバック
ラッシュがそれぞれ必要である。したがって、制動歯車
14と回動歯車41との間のバックラッシュは累積した
バックラッシュとなるため、回動歯車41が回動を開始
してから回動歯車41に制動がかかるまでの空回動距離
が長くなり、扉61の開放動作の初期に制動がかからな
くなる。
造は、各歯車14,21および41が回動できるよう
に、単に固定しているので、制動歯車14と伝達歯車2
1との間、伝達歯車21と回動歯車41との間にバック
ラッシュがそれぞれ必要である。したがって、制動歯車
14と回動歯車41との間のバックラッシュは累積した
バックラッシュとなるため、回動歯車41が回動を開始
してから回動歯車41に制動がかかるまでの空回動距離
が長くなり、扉61の開放動作の初期に制動がかからな
くなる。
【0008】そこで、制動歯車14と伝達歯車21との
バックラッシュ、伝達歯車21と回動歯車41とのバッ
クラッシュを最小にするように各部品を取り付ければよ
いが、各部品の取付精度には自ずと限度があるので、回
動歯車41に制動がかかるまでの空回動距離を短くする
のには、限界がある。また、制動歯車14と伝達歯車2
1とのバックラッシュ、伝達歯車21と回動歯車41と
のバックラッシュを最小にして各部品を取り付けると、
各歯車14,21,41の寸法精度のばらつきによって
各軸13,22,42は各歯車14,21,41の真の
中心からずれていることが多々あるため、各歯車14,
21,41が回動しなくなる。
バックラッシュ、伝達歯車21と回動歯車41とのバッ
クラッシュを最小にするように各部品を取り付ければよ
いが、各部品の取付精度には自ずと限度があるので、回
動歯車41に制動がかかるまでの空回動距離を短くする
のには、限界がある。また、制動歯車14と伝達歯車2
1とのバックラッシュ、伝達歯車21と回動歯車41と
のバックラッシュを最小にして各部品を取り付けると、
各歯車14,21,41の寸法精度のばらつきによって
各軸13,22,42は各歯車14,21,41の真の
中心からずれていることが多々あるため、各歯車14,
21,41が回動しなくなる。
【0009】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、制動歯車に噛合する歯車と
のバックラッシュを最小にして作動初期から制動力を付
与することができ、部品点数を増加させることなく所期
の目的を達成することができるとともに、安価なダンパ
およびダンパの取付構造を提供するものである。
するためになされたもので、制動歯車に噛合する歯車と
のバックラッシュを最小にして作動初期から制動力を付
与することができ、部品点数を増加させることなく所期
の目的を達成することができるとともに、安価なダンパ
およびダンパの取付構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】まず、第1の発明は、ハ
ウジングから突出した制動軸に取り付けた制動歯車に噛
合する歯車の回動に制動力を付与するダンパにおいて、
ハウジングに、制動歯車を歯車に噛合させるように付勢
する付勢部材を設けたものである。次に、第2の発明に
かかるダンパは、第1の発明において、ハウジングと付
勢部材とを合成樹脂で一体成形したものである。
ウジングから突出した制動軸に取り付けた制動歯車に噛
合する歯車の回動に制動力を付与するダンパにおいて、
ハウジングに、制動歯車を歯車に噛合させるように付勢
する付勢部材を設けたものである。次に、第2の発明に
かかるダンパは、第1の発明において、ハウジングと付
勢部材とを合成樹脂で一体成形したものである。
【0011】そして、第3の発明は、ケーシングにダン
パおよびこのダンパの制動歯車に噛合する歯車を取り付
けた、歯車の回動に制動力を付与するダンパの取付構造
において、ケーシングにダンパを歯車の方向へ移動可能
に取り付け、ケーシングとダンパとの間に、制動歯車を
歯車に噛合させるようにダンパを付勢する付勢部材を設
けたものである。
パおよびこのダンパの制動歯車に噛合する歯車を取り付
けた、歯車の回動に制動力を付与するダンパの取付構造
において、ケーシングにダンパを歯車の方向へ移動可能
に取り付け、ケーシングとダンパとの間に、制動歯車を
歯車に噛合させるようにダンパを付勢する付勢部材を設
けたものである。
【0012】また、第4の発明は、ケーシングにダン
パ、このダンパの制動歯車に噛合する伝達歯車およびこ
の伝達歯車に噛合する回動歯車を取り付けた、回動歯車
の回動に制動力を付与するダンパの取付構造において、
ケーシングに制動歯車、伝達歯車および回動歯車の各軸
がV字状になるように制動歯車、伝達歯車および回動歯
車を取り付けるとともに、伝達歯車を制動歯車および回
動歯車に噛合する方向へ移動可能に取り付け、ケーシン
グと伝達歯車との間に、伝達歯車を制動歯車および回動
歯車に噛合させるように付勢する付勢部材を設けたもの
である。さらに、第5の発明にかかるダンパの取付構造
は、第3または第4の発明において、ケーシングと付勢
部材とを、ハウジングと付勢部材とを、または伝達歯車
をケーシングに取り付ける伝達歯車取付部材と付勢部材
とを合成樹脂で一体成形したものである。
パ、このダンパの制動歯車に噛合する伝達歯車およびこ
の伝達歯車に噛合する回動歯車を取り付けた、回動歯車
の回動に制動力を付与するダンパの取付構造において、
ケーシングに制動歯車、伝達歯車および回動歯車の各軸
がV字状になるように制動歯車、伝達歯車および回動歯
車を取り付けるとともに、伝達歯車を制動歯車および回
動歯車に噛合する方向へ移動可能に取り付け、ケーシン
グと伝達歯車との間に、伝達歯車を制動歯車および回動
歯車に噛合させるように付勢する付勢部材を設けたもの
である。さらに、第5の発明にかかるダンパの取付構造
は、第3または第4の発明において、ケーシングと付勢
部材とを、ハウジングと付勢部材とを、または伝達歯車
をケーシングに取り付ける伝達歯車取付部材と付勢部材
とを合成樹脂で一体成形したものである。
【0013】
【作用】この発明におけるダンパを、例えばハウジング
に、歯車の方向へ移動可能に取り付け、付勢部材に弾性
力を蓄積させた状態で制動歯車と歯車とを噛合させる
と、制動歯車と歯車とがバックラッシュのない状態で噛
合する。そして、歯車が回動を開始すると、制動歯車が
付勢部材の付勢力に抗して歯車から離れる方向へ移動す
るので、制動歯車と歯車との間にバックラッシュがある
状態になる。
に、歯車の方向へ移動可能に取り付け、付勢部材に弾性
力を蓄積させた状態で制動歯車と歯車とを噛合させる
と、制動歯車と歯車とがバックラッシュのない状態で噛
合する。そして、歯車が回動を開始すると、制動歯車が
付勢部材の付勢力に抗して歯車から離れる方向へ移動す
るので、制動歯車と歯車との間にバックラッシュがある
状態になる。
【0014】また、この発明におけるダンパの取り付け
構造は、付勢部材の付勢力によって制動歯車と歯車と
が、または伝達歯車と制動歯車および回動歯車とがバッ
クラッシュのない状態で噛合する。そして、回動歯車が
回動を開始すると、制動歯車が付勢部材の付勢力に抗し
て歯車から離れる方向へ移動し、伝達歯車が付勢部材の
付勢力に抗して制動歯車および回動歯車から離れる方向
へ移動するので、各歯車の間にバックラッシュがある状
態になる。
構造は、付勢部材の付勢力によって制動歯車と歯車と
が、または伝達歯車と制動歯車および回動歯車とがバッ
クラッシュのない状態で噛合する。そして、回動歯車が
回動を開始すると、制動歯車が付勢部材の付勢力に抗し
て歯車から離れる方向へ移動し、伝達歯車が付勢部材の
付勢力に抗して制動歯車および回動歯車から離れる方向
へ移動するので、各歯車の間にバックラッシュがある状
態になる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例であるダンパの取付構
造を示す概略図、図2は図1の一実施例のケーシングに
ダンパを取り付けた状態を示す係止爪部分の説明図であ
り、図5および図6と同一または相当部分に同一符号を
付して説明を省略する。
する。図1はこの発明の一実施例であるダンパの取付構
造を示す概略図、図2は図1の一実施例のケーシングに
ダンパを取り付けた状態を示す係止爪部分の説明図であ
り、図5および図6と同一または相当部分に同一符号を
付して説明を省略する。
【0016】図1および図2において、1Aは合成樹脂
で成形したケーシングを示し、後述するダンパ11Aの
樹脂ばね12bが当接する突起5が形成されている。な
お、係止爪2Aは、ダンパ11Aの制動軸13と回動歯
車41の回動軸42とを結ぶ方向へダンパ11Aが移動
できるように係止翼12aを係止する構成とされてい
る。また、伝達歯車21の伝達軸22を回動可能に支持
する第1の支持穴3Aは、制動軸13と回動軸42とを
結ぶ方向へ伝達軸22が移動できるように、後述する伝
達歯車支持板31Aの支持穴32Aと同じ形状の長穴と
されている。
で成形したケーシングを示し、後述するダンパ11Aの
樹脂ばね12bが当接する突起5が形成されている。な
お、係止爪2Aは、ダンパ11Aの制動軸13と回動歯
車41の回動軸42とを結ぶ方向へダンパ11Aが移動
できるように係止翼12aを係止する構成とされてい
る。また、伝達歯車21の伝達軸22を回動可能に支持
する第1の支持穴3Aは、制動軸13と回動軸42とを
結ぶ方向へ伝達軸22が移動できるように、後述する伝
達歯車支持板31Aの支持穴32Aと同じ形状の長穴と
されている。
【0017】11Aはダンパを示し、合成樹脂で成形し
たハウジング12Aには、ダンパ11Aを伝達歯車21
の方向へ付勢する樹脂ばね12bが一体的に形成されて
いる。31Aはケーシング1Aに取り付けた伝達歯車支
持板を示し、伝達歯車21の伝達軸22の他端を回動可
能に支持する支持穴32Aは、制動軸13と回動軸42
とを結ぶ方向へ伝達軸22が移動できるように長穴とさ
れている。
たハウジング12Aには、ダンパ11Aを伝達歯車21
の方向へ付勢する樹脂ばね12bが一体的に形成されて
いる。31Aはケーシング1Aに取り付けた伝達歯車支
持板を示し、伝達歯車21の伝達軸22の他端を回動可
能に支持する支持穴32Aは、制動軸13と回動軸42
とを結ぶ方向へ伝達軸22が移動できるように長穴とさ
れている。
【0018】次に、動作について説明する。まず、図1
に示す扉61の閉成状態では、樹脂ばね12bの付勢力
によってダンパ11Aが回動歯車41の方向へ付勢され
ているので、制動歯車14と伝達歯車21との間、およ
び伝達歯車21と回動歯車41との間にバックラッシュ
がない状態で各歯車14,21および41は噛合してい
る。この状態で図示を省略したロック機構を操作して扉
61のロックを解除すると、図示を省略したスプリング
の付勢力によって扉61が回動軸42を中心に時計方向
へ回動するので、回動歯車41が時計方向へ回動し、伝
達歯車21が反時計方向へ回動するとともに、制動歯車
14が時計方向へ回動する。
に示す扉61の閉成状態では、樹脂ばね12bの付勢力
によってダンパ11Aが回動歯車41の方向へ付勢され
ているので、制動歯車14と伝達歯車21との間、およ
び伝達歯車21と回動歯車41との間にバックラッシュ
がない状態で各歯車14,21および41は噛合してい
る。この状態で図示を省略したロック機構を操作して扉
61のロックを解除すると、図示を省略したスプリング
の付勢力によって扉61が回動軸42を中心に時計方向
へ回動するので、回動歯車41が時計方向へ回動し、伝
達歯車21が反時計方向へ回動するとともに、制動歯車
14が時計方向へ回動する。
【0019】このように各歯車14,21および41が
回動し始めるとき、回動歯車41と伝達歯車21との
間、および伝達歯車21と制動歯車14との間にバック
ラッシュが必要になるので、制動歯車14および伝達歯
車21は樹脂ばね12bの付勢力に抗して突起5の方向
へ移動し、回動歯車41と伝達歯車21との間、および
伝達歯車21と制動歯車14との間にバックラッシュが
確保され、ダンパ11Aは伝達歯車21および回動歯車
41の回動に制動力を付与するため、扉61は、開放動
作が完了するまで制動がかけられる。そして、扉61の
開放が完了すると、伝達歯車21および制動歯車14は
樹脂ばね12bの付勢力によって回動歯車41の方向へ
移動し、各歯車14,21および41は、バックラッシ
ュがない状態で噛合する。
回動し始めるとき、回動歯車41と伝達歯車21との
間、および伝達歯車21と制動歯車14との間にバック
ラッシュが必要になるので、制動歯車14および伝達歯
車21は樹脂ばね12bの付勢力に抗して突起5の方向
へ移動し、回動歯車41と伝達歯車21との間、および
伝達歯車21と制動歯車14との間にバックラッシュが
確保され、ダンパ11Aは伝達歯車21および回動歯車
41の回動に制動力を付与するため、扉61は、開放動
作が完了するまで制動がかけられる。そして、扉61の
開放が完了すると、伝達歯車21および制動歯車14は
樹脂ばね12bの付勢力によって回動歯車41の方向へ
移動し、各歯車14,21および41は、バックラッシ
ュがない状態で噛合する。
【0020】次に、扉61を開放状態から閉成させる場
合、扉61を、回動軸42を中心に反時計方向へ回動さ
せると、回動歯車41が反時計方向へ回動し、伝達歯車
21が時計方向へ回動するとともに、制動歯車14が反
時計方向へ回動する。このように制動歯車14が反時計
方向へ回動するとき、前述の説明のように、伝達歯車2
1および制動歯車14は移動するので、各歯車14,2
1および41は回動する。しかし、ダンパ11Aは伝達
歯車21および回動歯車41の回動に制動力を付与しな
い。そして、扉61の閉成が完了すると、ロック機構は
扉61を閉成状態にロックする。
合、扉61を、回動軸42を中心に反時計方向へ回動さ
せると、回動歯車41が反時計方向へ回動し、伝達歯車
21が時計方向へ回動するとともに、制動歯車14が反
時計方向へ回動する。このように制動歯車14が反時計
方向へ回動するとき、前述の説明のように、伝達歯車2
1および制動歯車14は移動するので、各歯車14,2
1および41は回動する。しかし、ダンパ11Aは伝達
歯車21および回動歯車41の回動に制動力を付与しな
い。そして、扉61の閉成が完了すると、ロック機構は
扉61を閉成状態にロックする。
【0021】上述したように、この発明の一実施例によ
れば、扉61を開放させるときに各歯車14,21およ
び41がバックラッシュのない状態から回動し始めてバ
ックラッシュのある状態になるため、扉61の開放動作
の初期からダンパ11Aによって扉61の開放に制動を
かけることができる。そして、ハウジング12Aを合成
樹脂で成形して樹脂ばね12bを一体的に形成したの
で、部品点数を増加させることなく所期の目的を達成す
ることができるとともに、安価に構成することができ
る。
れば、扉61を開放させるときに各歯車14,21およ
び41がバックラッシュのない状態から回動し始めてバ
ックラッシュのある状態になるため、扉61の開放動作
の初期からダンパ11Aによって扉61の開放に制動を
かけることができる。そして、ハウジング12Aを合成
樹脂で成形して樹脂ばね12bを一体的に形成したの
で、部品点数を増加させることなく所期の目的を達成す
ることができるとともに、安価に構成することができ
る。
【0022】図3はこの発明の他の実施例であるダンパ
の取付構造を示す概略図、図4は図3の他の実施例のケ
ーシングに設けた樹脂ばねの付勢状態を示す説明図であ
り、図1、図2、図5および図6と同一または相当部分
に同一符号を付して説明を省略する。図3および図4に
おいて、1Bは合成樹脂で成形したケーシングを示し、
伝達歯車21の伝達軸22をダンパ11の制動軸13と
回動歯車41の回動軸42とを結ぶ線と直交する方向へ
付勢し、伝達歯車21を制動歯車14および回動歯車4
2に噛合させる樹脂ばね6が一体的に形成されている。
の取付構造を示す概略図、図4は図3の他の実施例のケ
ーシングに設けた樹脂ばねの付勢状態を示す説明図であ
り、図1、図2、図5および図6と同一または相当部分
に同一符号を付して説明を省略する。図3および図4に
おいて、1Bは合成樹脂で成形したケーシングを示し、
伝達歯車21の伝達軸22をダンパ11の制動軸13と
回動歯車41の回動軸42とを結ぶ線と直交する方向へ
付勢し、伝達歯車21を制動歯車14および回動歯車4
2に噛合させる樹脂ばね6が一体的に形成されている。
【0023】なお、第1の支持穴3Bおよび伝達歯車支
持板31Bの支持孔32Bは、制動軸13と回動軸42
とを結ぶ線と直交する方向へ伝達軸22が移動できるよ
うに長穴とされている。
持板31Bの支持孔32Bは、制動軸13と回動軸42
とを結ぶ線と直交する方向へ伝達軸22が移動できるよ
うに長穴とされている。
【0024】図3および図4に示した他の実施例の動作
は、図1および図2の一実施例と同様になるので、説明
を省略する。そして、効果も、図1および図2の一実施
例と同様な効果を得ることができる。
は、図1および図2の一実施例と同様になるので、説明
を省略する。そして、効果も、図1および図2の一実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0025】なお、上記した図1および図2の一実施例
では、制動歯車14と回動歯車42との間に伝達歯車2
1を配置した例で説明したが、伝達歯車21がなくとも
同様な効果を得ることができる。そして、図1および図
2の実施例において、ハウジング12Aに樹脂ばね12
bを一体的に設けた例で説明したが、ケーシング1A
に、同様に機能する樹脂ばねを一体的に形成し、樹脂ば
ねでダンパを付勢する構成としたり、図3および図4の
実施例において、伝達歯車取付部材としての伝達歯車支
持板31Bを合成樹脂で成形して樹脂ばねを一体的に形
成したり、両実施例において、付勢部材を別部品として
配設する構成とすることにより、同様な効果を得ること
ができる。
では、制動歯車14と回動歯車42との間に伝達歯車2
1を配置した例で説明したが、伝達歯車21がなくとも
同様な効果を得ることができる。そして、図1および図
2の実施例において、ハウジング12Aに樹脂ばね12
bを一体的に設けた例で説明したが、ケーシング1A
に、同様に機能する樹脂ばねを一体的に形成し、樹脂ば
ねでダンパを付勢する構成としたり、図3および図4の
実施例において、伝達歯車取付部材としての伝達歯車支
持板31Bを合成樹脂で成形して樹脂ばねを一体的に形
成したり、両実施例において、付勢部材を別部品として
配設する構成とすることにより、同様な効果を得ること
ができる。
【0026】また、ダンパ11,11Aを係止爪2,2
Aでケーシング1,1A,1Bに取り付け、各支持板3
1,31A,31Bおよび51で伝達歯車21および回
動歯車41を支持する例で説明したが、同様に各部を機
能させるように取り付けたり、支持できれば、他の構成
であってもよいことは言うまでもない。
Aでケーシング1,1A,1Bに取り付け、各支持板3
1,31A,31Bおよび51で伝達歯車21および回
動歯車41を支持する例で説明したが、同様に各部を機
能させるように取り付けたり、支持できれば、他の構成
であってもよいことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回動
の初期に各歯車をバックラッシュのない状態で噛合させ
ておき、回動が始まると、各歯車の間にバックラッシュ
がある状態になるので、作動の初期から制動力を付与す
ることができる。そして、ダンパのハウジング、ケーシ
ングまたは伝達歯車をケーシングに取り付ける伝達歯車
取付部材を合成樹脂で成形し、バックラッシュを調整す
る付勢部材をハウジング、ケーシングまたは伝達歯車取
付部材に、一体的に形成することにより、部品点数を増
加させることなく所期の目的を達成することができると
ともに、安価に構成することができる。
の初期に各歯車をバックラッシュのない状態で噛合させ
ておき、回動が始まると、各歯車の間にバックラッシュ
がある状態になるので、作動の初期から制動力を付与す
ることができる。そして、ダンパのハウジング、ケーシ
ングまたは伝達歯車をケーシングに取り付ける伝達歯車
取付部材を合成樹脂で成形し、バックラッシュを調整す
る付勢部材をハウジング、ケーシングまたは伝達歯車取
付部材に、一体的に形成することにより、部品点数を増
加させることなく所期の目的を達成することができると
ともに、安価に構成することができる。
【図1】この発明の一実施例であるダンパの取付構造を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図2】図1の一実施例のケーシングにダンパを取り付
けた状態を示す係止爪部分の説明図である。
けた状態を示す係止爪部分の説明図である。
【図3】この発明の他の実施例であるダンパの取付構造
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図4】図3の他の実施例のケーシングに設けた樹脂ば
ねの付勢状態を示す説明図である。
ねの付勢状態を示す説明図である。
【図5】従来のダンパの取付構造を示す概略図である。
【図6】図5の従来例のケーシングにダンパを取り付け
た状態を示す係止爪部分の説明図である。
た状態を示す係止爪部分の説明図である。
1,1A,1B ケーシング 2,2A 係止爪 3,3A,3B 第1の支持穴 4 第2の支持穴 5 突起 6 樹脂ばね 11,11A ダンパ 12,12A ハウジング 12a 係止翼 12aa 溝 12b 樹脂ばね 13 制動軸 14 制動歯車 21 伝達歯車 22 伝達軸 31,31A,31B 伝達歯車支持板 32,32A 支持穴 32B 支持孔 41 回動歯車 42 回動軸 51 回動歯車支持板 52 支持孔 61 扉
Claims (5)
- 【請求項1】 ハウジングから突出した制動軸に取り付
けた制動歯車に噛合する歯車の回動に制動力を付与する
ダンパにおいて、 前記ハウジングに、前記制動歯車を前記歯車に噛合させ
るように付勢する付勢部材を設けた、 ことを特徴とするダンパ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のダンパにおいて、 前記ハウジングと前記付勢部材とを合成樹脂で一体成形
した、 ことを特徴とするダンパ。 - 【請求項3】 ケーシングにダンパおよびこのダンパの
制動歯車に噛合する歯車を取り付けた、前記歯車の回動
に制動力を付与するダンパの取付構造において、 前記ケーシングに前記ダンパを前記歯車の方向へ移動可
能に取り付け、 前記ケーシングと前記ダンパとの間に、前記制動歯車を
前記歯車に噛合させるように前記ダンパを付勢する付勢
部材を設けた、 ことを特徴とするダンパの取付構造。 - 【請求項4】 ケーシングにダンパ、このダンパの制動
歯車に噛合する伝達歯車およびこの伝達歯車に噛合する
回動歯車を取り付けた、前記回動歯車の回動に制動力を
付与するダンパの取付構造において、 前記ケーシングに前記制動歯車、前記伝達歯車および前
記回動歯車の各軸がV字状になるように前記制動歯車、
前記伝達歯車および前記回動歯車を取り付けるととも
に、前記伝達歯車を前記制動歯車および前記回動歯車に
噛合する方向へ移動可能に取り付け、 前記ケーシングと前記伝達歯車との間に、前記伝達歯車
を前記制動歯車および前記回動歯車に噛合させるように
付勢する付勢部材を設けた、 ことを特徴とするダンパの取付構造。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載のダンパ
の取付構造において、 前記ケーシングと前記付勢部材とを、前記ダンパのハウ
ジングと前記付勢部材とを、または前記伝達歯車を前記
ケーシングに取り付ける伝達歯車取付部材と前記付勢部
材とを合成樹脂で一体成形した、 ことを特徴とするダンパの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1680493A JPH06200986A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | ダンパおよびダンパの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1680493A JPH06200986A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | ダンパおよびダンパの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200986A true JPH06200986A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=11926344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1680493A Pending JPH06200986A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | ダンパおよびダンパの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200986A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052870A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Hitachi Appliances Inc | ダンパ装置及びダンパ装置を備えた冷蔵庫 |
| JP2019183851A (ja) * | 2018-03-31 | 2019-10-24 | アルパイン株式会社 | 動力伝達装置および動力伝達装置を使用した表示装置 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP1680493A patent/JPH06200986A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052870A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Hitachi Appliances Inc | ダンパ装置及びダンパ装置を備えた冷蔵庫 |
| JP2019183851A (ja) * | 2018-03-31 | 2019-10-24 | アルパイン株式会社 | 動力伝達装置および動力伝達装置を使用した表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6241300B1 (en) | Concealing door for car mountable equipment | |
| KR100482442B1 (ko) | 자동차용 암레스트의 힌지 구조 | |
| JP2002067805A (ja) | 電動格納式ドアミラー | |
| WO2017174027A1 (zh) | 一种用于汽车内饰的组件以及联动机构 | |
| KR101230047B1 (ko) | 차량용 글로브 박스의 개폐장치 | |
| JPH06200986A (ja) | ダンパおよびダンパの取付構造 | |
| KR100412439B1 (ko) | 듀얼 댐퍼를 갖는 힌지 구조 | |
| WO2020049856A1 (ja) | 車両用リッドロック装置 | |
| JP3736832B2 (ja) | オーバーヘッドコンソール | |
| JP3661816B2 (ja) | サンバイザの支持装置 | |
| JP3609135B2 (ja) | 車載用機器の扉開閉機構 | |
| JP2001173277A (ja) | 車両用ドアハンドル装置 | |
| KR20150032922A (ko) | 차량의 글로브박스 개폐장치 | |
| JP2948128B2 (ja) | 電子機器の扉開閉機構 | |
| KR100527138B1 (ko) | 자동차 트렁크용 트랜스버스 트림 커버장치 | |
| JPH0145311Y2 (ja) | ||
| JPS5919107Y2 (ja) | ドア開閉装置 | |
| JPH04272558A (ja) | ラック・ピニオン機構 | |
| CN219548689U (zh) | 一种翻转机构 | |
| JPH06305365A (ja) | 自動車用収納ボックスの開閉機構 | |
| JP2004161019A (ja) | 車両用収納装置 | |
| JP3793853B2 (ja) | 車両用ウインドレギュレータのピニオン回転駆動機構 | |
| JP2025030087A (ja) | 開閉体の電動式ロック装置 | |
| JP2931350B2 (ja) | モータ式アクチュエータ | |
| JPS6175037A (ja) | 車室内収納箱の開閉装置 |