JPH062010Y2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

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JPH062010Y2
JPH062010Y2 JP1986111232U JP11123286U JPH062010Y2 JP H062010 Y2 JPH062010 Y2 JP H062010Y2 JP 1986111232 U JP1986111232 U JP 1986111232U JP 11123286 U JP11123286 U JP 11123286U JP H062010 Y2 JPH062010 Y2 JP H062010Y2
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sandwiching
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享範 梅谷
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Iwatani Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、書類、伝票等の事務用品をはじめ、比較的薄
い小物類を挟持するのに用いるクリップに関するもので
ある。
《従来技術》 本考案は、その基本構造として、例えば第9図に示すよ
うに、挟持片(A)・(B)の中間部に支点部(1)を、後部に
力点部(2)を、先部に作用点部(3)を形成し、一対の挟持
片(A)・(B)の支点部(1)同士を開閉揺動自在に係合する
とともに、作用点部(3)同士をばね圧で閉じ側に弾圧し
て構成したクリップに関する。
従来、この構造のクリップとしては、実開昭61−57
208号公報のものがある。
即ち、第23図乃至第25図に示すように、一方の挟持
片(D)の前側部分(24)にコ字型の切込み(26)を設け、こ
の切込み(26)によって分離されたコ字枠(27)を鋭く湾曲
させて支点部(21)を形成し、前記コ字枠(27)を貫く肉壁
部(28)を屈曲させて作用点部(23)を形成し、さらに、後
側部分(25)を鋭く湾曲させて力点部(22)を形成し、そし
て、この一方の挟持片(D)を他方の平板状の挟持片(E)に
弾力的に係架したものである。
《解決しようとする課題》 しかし、上記構造では、次の問題がある。
イ.一方の挟持片の支点部、力点部及び作用点部は、そ
れぞれ平板を鋭く湾曲させたり、屈曲させたりして形成
するものなので、構造及び形状がに複雑になり、製造コ
ストが高価になる。
ロ.鋭く湾曲させたコ字枠により発生したばね弾力は力
点部の湾曲部分や作用点部の屈曲部分で弱められてから
作用点部に伝えられるので、作用点部での挟持力は弱く
なる。
ハ.上記のように、一方の挟持片の支点部、力点部及び
作用点部は、それぞれ平板を鋭く湾曲させたり、屈曲さ
せたりして形成しているので、これら湾曲部分や屈曲部
分が早期に損傷し、破損しやすく、耐久性に劣るうえ、
上記湾曲部分等での弾力低下が早期に発生しやすく、作
用点部での挟持力を長期に亘って一定に維持できない。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記目的を達成するために、例えば第1図乃
至第22図に示すように構成したものである。
即ち、一方の挟持片(A)にU形の切込み(7)を形成し、こ
のU形の切込み(7)で取り囲まれる肉壁部を板ばね(4)と
して形成し、他方の挟持片(B)の支点部(1)よりも作用点
部(3)側にばね挿通孔(8)を透設し、このばね挿通孔(8)
の作用点部(3)側での端縁近傍部分にばね係合部(5)を形
成し、前記板ばね(4)の先端部(6)をばね係合部(5)に係
合して構成したものである。
《作用》 次に、その作用を説明する。
支点部(1)同士を係合して揺動自在とした一対の挟持片
(A)・(B)の作用点部(3)同士が、一方の挟持片(A)の力点
部(2)側部分から支点部(1)を越えて作用点(3)側に延出
している板ばね(4)のばね力により、閉じ側に弾圧さ
れ、一対の挟持片(A)・(B)の作用点部(3)同士間に挟持
力が働く(第18図参照)。
上記板ばね(4)のばね力により発生する挟持力に抗して
力点部(2)に力を加えると、作用点部(3)同士が開き側に
動き、作用点部(3)間に挟持力は作用しなくなる(第9
図参照)。
また、両挟持片(A)・(B)の組付けは、一方の挟持片(A)
に形成した板ばね(4)の先端部(6)を、他方の挟持片(B)
に形成したばね挿通孔(8)に挿入し、このばね挿通孔(8)
の作用点側端縁近傍部分で形成したばね係合部(5)に係
合するだけで簡単に行える。
《実施例》 次に、本考案の実施例を第1図乃至第9図に基づき説明
する。
クリップ(C)は合成樹脂製の平板な可動側挟持片(A)と固
定側挟持片(B)とからなる。
可動側挟持片(A)には、その下面に左右方向にV字形の
支点部(1)が3箇所突設されている。そして、これら支
点部(1)の間に前後方向に向けてU形の切込み(7)が2条
並設されており、このU形の切込み(7)で取り囲まれる
帯状の肉壁部が板ばね(4)として形成されている。
上記板ばね(4)は力点部(2)側部分から支点部(1)より作
用点部(3)側へ向けて第7、8、9図に見られるよう
に、緩やかに折り起こされている。そして、その先端部
(6)を折曲げて係合部(11)を形成している。
固定側挟持片(B)には、その上面に左右方向に支点部(1)
が3箇所突設されており、この支点部(1)に可動側挟持
片(A)のV字形支点部(1)と揺動自在に係合するV字形溝
を設けてある。そして、これら支点部(1)の間に前後方
向に向けてばね挿通孔(8)が2条並設されており、この
ばね挿通孔(8)の作用点部(3)側の肉壁部の下面にばね係
合部(5)が形成されている。
なお、上記作用点部(3)を摩擦力増強のため粗面乃至凹
凸面に形成するとよい。
上記可動側挟持片(A)と固定側挟持片(B)とは次のように
して組付けられ、クリップ(C)となる。
すなわち、固定側挟持片(B)の支点部(1)のV字形溝に可
動側挟持片(A)のV字形支点部(1)を係合するとともに、
可動側挟持片(A)の板ばね(4)の先端部(6)を固定側挟持
片(B)のばね挿通孔(8)に通過させて板ばね(4)の先端部
(6)に形成された係合部(11)をばね挿通孔(8)のばね係合
部(5)にその長さ方向にすべり止め状に係合する(第9
図参照)。
板ばね(4)のばね力により、両挟持片(A)・(B)の作用点
部(3)同士が閉じ側に弾圧され、作用点部(3)同士間に挟
持力が働く。
更に、本考案の別実施例を第10図乃至第18図に基づ
き説明する。
この別実施例では、上記実施例の場合とことなり、一体
に延出された板ばねを有する一方の挟持片(A)が固定側
挟持片であり、他方の挟持片(B)が可動側挟持片であ
る。
即ち、このクリップ(C)の可動側挟持片(B)には、前記実
施例とは異なり、その下面に支点部(1)がV字形溝とし
て2箇所形成されており、また、この支点部(1)の間に
1条のばね挿通孔(8)が、このばね挿通孔(8)の作用点部
(3)側にばね係合部(5)がそれぞれ形成されている。
一方、固定側挟持片(A)にはその上面に(V)字形の支点部
(1)が2箇所突設されており、また、両支点部(1)間の1
条のU形の切込み(7)内に板ばね(4)が形成されている。
上記固定側挟持片(A)の力点部(2)は可動側挟持片(B)の
力点部(2)より外方に突出していて、この突出力点部に
留孔(9)が明けられている。この留孔(9)に留針(10)を固
着させて背方に刺し入れるようにすれば、クリップ(C)
を所望の場所に留めることが可能となる(第18図参
照)。
なお、上記留針(10)に限らず、例えば、第19図及び第
20図に示すように、固定側挟持片(A)の背面に粘着テ
ープ(13)を貼着する方法とか、第21図及び第22図に
示すように固定側挟持片(A)の背面に溝付き係止具(12)
を付設する方法によっても、クリップ(C)を種々の場所
に固定することが可能となる。
また、上記両支点部(1)のV字形状を、それぞれ円弧状
形状に代えても、もとより差し支えない。
また、第9図の仮想線で示すように、固定側挟持片(B)
を大形のプラスチック板を用いて、学習用又は事務用の
下敷板(B′)に形成することも可能である。
《考案の効果》 本考案は、上記のように構成され、作用することから、
次の効果を奏する。
(イ)一方の挟持片には板ばねをあまり湾曲させることな
く設け、他方の挟持片にはばね係合部を形成しただけの
ものであるから、構造及び形状が簡単であり、製造コス
トが安価である。
(ロ)両支点部を互いに係合させるとともに、板ばねを挿
通孔に挿入するだけの操作で済むから、組付け作業が著
しく簡便である。
(ハ)両挟持片には鋭く湾曲する部分がなく、ほぼ平板状
になっているので、板ばねにより発生した弾力は途中で
弱められることなく作用点部に伝えられる。このため、
作用点部での挟持力は強いものになる。
(ニ)一方の挟持片から延出した板ばねはあまり湾曲させ
ることなく設けられており、しかも、板ばね以外の部分
はほぼ平板状であるので、薄くて嵩張らないうえ、両挟
持片の各部での早期劣化を防ぎ、耐久性に優れるうえ、
作用点部での挟持力を長期に亘って一定に維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本考案の実施例を示し、第1図は固
定側挟持片の正面図、第2図はその底面図、第3図はそ
の側面図、第4図は第1図のM−M線断面図、第5図は
可動側挟持片の正面図、第6図はその底面図、第7図は
その側面図、第8図は第5図のN−N線断面図、第9図
は固定側挟持片と可動側挟持片とを組付けた状態を示す
斜視図であり、第10図乃至第18図は本考案の別実施
例を示し、第10図は固定側挟持片の正面図、第11図
はその底面図、第12図はその側面図、第13図は第1
0図のP−P線断面図、第14図は可動側挟持片の正面
図、第15図はその底面図、第16図はその側面図、第
17図は第14図のQ−Q線断面図、第18図は固定側
挟持片と可動側挟持片とを組付けた状態を示す斜視図で
あり、第19図乃至第22図は本考案の別実施例を示
し、第19図及び第21図はその正面図、第20図及び
第22図はその側面図である。第23図乃至第25図は
従来例を示し、第23図は可動側挟持片を折曲げ加工す
る前の状態を示す正面図、第24図は固定側挟持片と可
動側挟持片とを組付けた状態を示す斜視図、第25図は
その側面図である。 A…一方の挟持片、B…他方の挟持片、C…クリップ、
1…支点部、2…力点部、3…作用点部、4…板ばね、
5…ばね係合部、6…板ばねの先端部、7…切込み、8
…ばね挿通孔、9…留孔、10…留針。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の挟持片(A)・(B)の中間部に支点部
    (1)を、後部に力点部(2)を、先部に作用点部(3)を形成
    し、一対の挟持片(A)・(B)の支点部(1)同士を開閉揺動
    自在に係合するとともに、作用点部(3)同士をばね圧で
    閉じ側に弾圧して構成したクリップにおいて、 一方の挟持片(A)にU形の切込み(7)を形成し、このU形
    の切込み(7)で取り囲まれる肉壁部を板ばね(4)として形
    成し、他方の挟持片(B)の支点部(1)よりも作用点部(3)
    側にばね挿通孔(8)を透設し、このばね挿通孔(8)の作用
    点部(3)側での端縁近傍部分にばね係合部(5)を形成し、
    前記板ばね(4)の先端部(6)をばね係合部(5)に係合して
    構成したクリップ。
  2. 【請求項2】前記一方の挟持片(A)に板ばね(4)を複数本
    並設するとともに、他方の挟持片(B)にばね係合部(5)を
    複数個並設した実用新案登録請求の範囲第1項に記載し
    たクリップ。
  3. 【請求項3】前記作用点部(3)を摩擦力増強用の粗面乃
    至は凹凸面に形成した実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項に記載したクリップ。
  4. 【請求項4】板ばね先端部(6)を外面側へ折曲がらせ、
    この外方折曲り状板ばね先端部(6)をばね係合部(5)にそ
    の長さ方向にすべり止め状に係合させた実用新案登録請
    求の範囲第1項〜第3項のうちのいずれか1項に記載し
    たクリップ。
  5. 【請求項5】前記一対の挟持片(A)・(B)が固定側挟持片
    と可動側挟持片とからなり、前記一方の挟持片(A)が可
    動側挟持片であって、他方の挟持片(B)が固定側挟持片
    である実用新案登録請求の範囲第1項〜第4項のうちの
    いずれか1項に記載したクリップ。
  6. 【請求項6】前記一対の挟持片(A)・(B)が固定側挟持片
    と可動側挟持片とからなり、前記一方の挟持片(A)が固
    定側挟持片であって、他方の挟持片(B)が可動側挟持片
    である実用新案登録請求の範囲第1項〜第4項のうちの
    いずれか1項に記載したクリップ。
  7. 【請求項7】前記固定側挟持片を下敷板(B′)に形成し
    た実用新案登録請求の範囲第5項又は第6項に記載した
    クリップ。
  8. 【請求項8】前記固定側挟持片の力点部(2)を可動側挟
    持片の力点部(2)より外方に突出させ、この突出力点部
    (2)に留孔(9)を明けた実用新案登録請求の範囲第5項ま
    た第6項に記載したクリップ。
  9. 【請求項9】前記固定側挟持片の力点部(2)から留針(1
    0)を背方へ固着突出させた実用新案登録請求の範囲第5
    項、第6項又は第8項に記載したクリップ。
JP1986111232U 1986-07-18 1986-07-18 クリツプ Expired - Lifetime JPH062010Y2 (ja)

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JPS6317308U JPS6317308U (ja) 1988-02-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52171314U (ja) * 1976-06-17 1977-12-26
JPS5727508U (ja) * 1980-07-22 1982-02-13
JPS6157208U (ja) * 1984-09-20 1986-04-17

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