JPH06201161A - 蓄熱用氷水の製造方法及びその装置 - Google Patents

蓄熱用氷水の製造方法及びその装置

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JPH06201161A
JPH06201161A JP36054092A JP36054092A JPH06201161A JP H06201161 A JPH06201161 A JP H06201161A JP 36054092 A JP36054092 A JP 36054092A JP 36054092 A JP36054092 A JP 36054092A JP H06201161 A JPH06201161 A JP H06201161A
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Yukio Kazano
幸雄 風能
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、冷房または食品冷却等に用いる冷
熱源として蓄熱しておくためのシャベット状の氷水を製
造する方法と、これに用いる装置に関するものである。 【構成】 蓄熱用槽内に貯蔵されている原料水を、当該
蓄熱用槽の真上に配置されている氷水製造機Aに供給す
ると共に、当該氷水製造機Aに依って製されたシャベッ
ト状氷水を、蓄熱用槽内に落下供給させ、このような循
環を繰り返すことに依り、蓄熱用槽内に貯蔵されている
原料水をシャベット状の氷水化するようにしたことを特
徴とする蓄熱用氷水の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷房または食品冷却等
に用いる冷熱源として蓄熱しておくための氷水(シャベ
ット状の氷水)を製造する方法と、これに用いる装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、全体的に暖房負荷に比べて冷房負
荷が急増傾向にある。 この事は20から30年前に施
設された空調設備では冷房負担が必要時に不足する。
一方、各電力会社が昼夜電力負荷の平準化を図るという
方針から、夜間の電力料金を著しく廉価化している。
【0003】このような夜間電力の廉価性に着眼し、夜
間電力で冷熱源蓄熱用氷水を製造すると共に所要の槽内
に貯えておき、これを昼間の冷房用冷熱源として利用す
るような新しいシステムの採用が検討されており、ま
た、一部では試験的に実行されている。
【0004】ところで、冷熱源たる蓄熱用氷水の製造手
段として、従来は、水を満たした水槽内に製氷機で製し
たブロック状の氷を落下させるような方式、すなわち、
既存の製氷機で製造した氷を利用して氷水を作るような
方式が採られている。これ以外の手段としては、冷却用
コイルを水槽内に收装して氷結を図る方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】冷熱源としての蓄熱用
の氷水は、昼間において配管内を流通させる関係上、流
水性を具えていることが要求される。 然るに、既存の
製氷機で製造した氷を利用して氷水を作るような方式で
あると、水槽内の水が完全に凍ってしまったりブロック
状の氷の存在に基づき、流水性が阻害されたりする等の
問題が必然伴うことを余儀なくされた。
【0006】更に、既存の製氷機であると、氷結された
氷を製氷板内から取り出す際に、当該製氷板は主として
電熱で加熱することが要求される。 一方、氷蓄熱と言
うシステムは、出来るだけ合理的なる電力の利用と言う
観点で考えられたものであり、従って、製氷型に対する
加熱のため電力使用は、無駄な電力使用として避けなけ
ればならない問題である。
【0007】また冷却用コイルを水槽内に收装するして
氷結を図る方式の場合、当該コイル部分から凍結が開始
される関係上、均一なる氷結が出来ないと言う欠点を有
するものであった。
【0008】本発明は、冷熱源として蓄熱しておくため
の氷水として、シャベット状の氷水を水から直接的に製
造するように成し、これに依り従来における上記のよう
な問題を解消するようにした新規の蓄熱用氷水の製造方
法及び装置を提供を図ったものである。 そして、本発
明は夜間に蓄熱した冷熱源を利用することに依り、従来
の冷房設備と合わせて使用すことに依り、新規設備に代
替しなくても快適な冷房が行えるようにしたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、蓄熱用槽内に
貯蔵されている原料水を、当該蓄熱用槽の真上に配置さ
れている氷水製造機Aに供給すると共に、当該氷水製造
機Aに依って製されたシャベット状氷水を、蓄熱用槽内
に落下供給させ、このような循環を繰り返すことに依
り、蓄熱用槽内に貯蔵されている原料水をシャベット状
の氷水化するようにしたことを特徴とするものである。
本発明はこのような構成の採用に基づき前記した従来
における問題を解消したものである。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る蓄熱用氷水の製造方法を
表した説明用ブロック線図である。 同図において、1
は蓄熱用槽であって、原料水が貯蔵されている。 当該
原料水はポンプ2を介して後述するような構成を具えた
氷水製造機Aに送られと共に、当該氷水製造機Aによっ
てシャベット状に氷結させられる。 当該氷結された氷
水は、前記した蓄熱用槽1に戻される。 戻された氷水
は再びポンプ2を介して氷水製造機Aに送られる。 こ
のような循環が繰り返されることに依り、最初に蓄熱用
槽1に貯蔵した原料水は、次第に冷却されてその全体が
シャベット状の氷水化されることとなる。
【0011】3は水位センサ3aを具えた氷水量検出槽
であって、氷蓄熱槽1内の氷水が、氷結に基づく体積増
加を招いた際、当該氷蓄熱槽1から溢れた氷水を量検出
槽3内に流れ込ませ、氷蓄熱槽1からの外部流出を防止
すると共に、溢水の事実に依り水量(蓄熱量)の検出を
行うためのものである。
【0012】4は水位センサ4aを具えた水受け槽であ
って、氷水製造機Aに原料水を供給した際、その内部に
有る空気と過供給水を排出させ、その過供給水だけを受
け止めるためのものである。 そして、受け止められた
水は氷蓄熱槽1に戻されるように構成してある。 ま
た、このセンサ4aに依り、氷水製造機A内に原料水が
満たされている事を検出し、ポンプ2による揚水を停止
する。の
【0013】5は冷媒液冷却循環機であって、氷水製造
機A内に冷媒液を送り込むと共に、当該氷水製造機A内
で冷却作用に従事した冷媒液を受入れ、これを冷却した
後に再び氷水製造機A内に送り込むためのものである。
【0014】図2は氷水製造機Aを表した説明用断面図
であって、下記のように構成されている。
【0015】10は筒状を呈する機体外函であって、そ
の前後面には仕切板11,12を介して密閉室と成るよ
うに構成してある。 そして、当該機体外函10内には
その軸線方向に沿って多数の氷水製造用細管13が、前
記仕切板11,12を気密に貫通して配管してある。
【0016】14は機体外函10の先端寄り下面に設け
た冷媒液供給口、15は同後端寄り上面に設けた冷媒液
排出用口であって、これらは既述した冷媒液冷却循環機
5に対して管連結してある。
【0017】16は氷水排出口16aを具えた氷水受入
れ用空所形成函部であって、機体外函10の先部に設け
られている。 17は当該氷水排出口16aの開口部分
に取付けた自動開閉弁である。
【0018】18は機体外函10の後部に設けた原料水
受入れ用空所形成函部であって、原料水供給用口18a
が形成されている。 19は空気給排管であって、給水
に基づく内部空気排出を行うためのものである。 そし
て、当該空気給排管19は既述した水受け槽4に対して
管連結してある。
【0019】また、上記したような構成を具えた氷水製
造機Aは、氷水排出口16a側が低くなるような傾斜状
態に支持し、これに依り供給した原料水供給に基づく内
部空気排出の良化、並びに当該原料水の過供給に基づく
溢水的排水が可能化されるように図ってある。 図2に
おいてMは地表線を示す。
【0020】また、氷水製造機Aの取付けであるが、既
述した蓄熱用槽1の真上に氷水排出口16aを位置させ
た状態で配置する。 これに依り、製造された氷水は自
動開閉弁17を開くだけで蓄熱用槽1内に落下供給され
ることと成る。
【0021】氷水製造機Aに対し供給用口18aから原
料水を供給する。 この時、氷水排出口16aの開口部
分に取付けた自動開閉弁17は閉じておく。 供給され
た当該原料水は、氷水受入れ用空所形成函部16、各氷
水製造用細管13、そして原料水受入れ用空所形成函部
18を満たすこととなる。 余剰の供給水は空気給排管
19部分から逃される。
【0022】上記した給水状態において、各氷水製造用
細管13内に充填されている原料水は、機体外函10内
に満たされている冷媒液に依り冷却されて氷結化される
こととなる。 従って、所要時間経過後、自動開閉弁1
7を開けば、氷水化された原水が蓄熱用槽1内に落下供
給されることとなる。
【0023】上記のような氷水の供給後、自動開閉弁1
7を閉じると共に、新たな原料水を供給すれば、再び各
氷水製造用細管13内での氷水が製造されることと成
る。
【0024】尚、製造される氷水とはシャベット状のも
のとするような制御、すなわち、自動開閉弁17の開閉
制御を行うことが重要である。 当該制御は供給水の温
度及び氷水製造用細管13の直径、冷媒液の温度等に基
づき設定される温度センサ20を設ける。 これに時間
的制御を併用するため、氷水製造用細管13内で完全凍
結することが防止される。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る蓄熱用氷水の製造方法は、
蓄熱用槽内に貯蔵されている原料水を、当該蓄熱用槽の
真上に配置されている氷水製造機Aに供給すると共に、
当該氷水製造機Aに依って製されたシャベット状氷水
を、蓄熱用槽内に落下供給させ、このような循環を繰り
返すことに依り、蓄熱用槽内に貯蔵されている原料水を
シャベット状の氷水化するようにしたから、蓄熱用氷水
の製造が極めて良好かつ低電力で達成されることと成
る。
【0026】すなわち、従来のように水を満たした水槽
内に製氷機で製したブロック状の氷を落下させるような
方式において生じた、氷離型のための型加熱依る電力消
費、並びに固形氷の存在に基づく配管供給の阻害性と言
うような問題は、本発明にあっては全く解消化されるば
かりでなく、均一的氷結がなされた蓄熱用氷水を得るこ
とができる。
【0027】また、本発明に係る蓄熱用氷水の製造装置
は、前後面に仕切板11,12を設けることに依り密閉
室として成る機体外函10内に、多数の氷水製造用細管
13を、前記仕切板11,12を気密に貫通させて軸線
方向に沿って配管し、当該機体外函にはその密閉室内に
冷媒液を循環させるための冷媒液供給口14と冷媒液排
出用口15とを設け、更に、機体外函10の先端部には
自動開閉弁17を具えた氷水排出口16a設けると共
に、当該機体外函10の後端部には原料水供給用口18
aと空気給排管19を設け、更に機体外函は、氷水排出
口16a側が低くなるような傾斜状態に支持されるよう
に構成したから、前記した方法の実施が良好になされる
こととなる。
【0028】すなわち、従来の製氷機と異なり、ブロッ
ク状の氷ではなくシャベット状の氷水を製造するように
構成したものであるから、本発明に依って製造された氷
水は氷蓄熱方式に用いる氷水として極めて最適なものと
される。また、当該氷水は通常の冷水よりも低温水とさ
れるため、食品等の冷却用として使用すれば(一過性)
水量の節約が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を表したブロック線図である。
【図2】本発明の方法に用いる蓄熱用氷水の製造装置の
説明用断面図である。
【図3】図2におけるX−X線断面図である。
【符号の説明】
A 氷水製造機 1 蓄熱用槽 2 ポンプ 3 氷水量検出槽 3a 水位センサ 4 水受け槽 4a 水位センサ 5 冷媒液冷却循環機 10 機体外函 11 仕切板 12 仕切板 13 氷水製造用細管 14 冷媒液供給用口 15 冷媒液排出用口 16 氷水受入れ用空所形成函部 16a 氷水排出口 17 自動開閉弁 18 原水受入れ用空所形成函部 18a 原料水供給用口 19 空気給排管 20 温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱用槽内に貯蔵されている原料水を、
    当該蓄熱用槽の真上に配置されている氷水製造機に供給
    すると共に、当該氷水製造機に依って製されたシャベッ
    ト状氷水を、蓄熱用槽内に落下供給させ、このような循
    環を繰り返すことに依り、蓄熱用槽内に貯蔵されている
    原料水をシャベット状の氷水化するようにしたことを特
    徴とする蓄熱用氷水の製造方法。
  2. 【請求項2】 前後面に仕切板(11,12)を設ける
    ことに依り密閉室として成る機体外函(10)内に、多
    数の氷水製造用細管(13)を、前記仕切板(11,1
    2)を気密に貫通させて軸線方向に沿って配管し、当該
    機体外函にはその密閉室内に冷媒液を循環させるための
    冷媒液供給口(14)と冷媒液排出用口(15)とを設
    け、更に、機体外函(10)の先端部には自動開閉弁
    (17)を具えた氷水排出口(16a)設けると共に、
    当該機体外函(10)の後端部には原料水供給用口(1
    8a)と空気給排管(19)を設け、更に機体外函(1
    0)は、氷水排出口(16a)側が低くなるような傾斜
    状態に支持することに依って、内部に製造された氷水が
    自重で氷水排水出口(16a)から氷水蓄熱用槽内に落
    下するように構成したことを特徴とする蓄熱用氷水の製
    造装置。
JP4360540A 1992-12-28 1992-12-28 蓄熱用氷水の製造装置 Expired - Lifetime JP2610215B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63217170A (ja) * 1987-03-04 1988-09-09 高砂熱学工業株式会社 蓄熱用製氷法および装置
JPS6490973A (en) * 1987-10-01 1989-04-10 Takasago Thermal Engineering Ice making method for accumulating heat

Patent Citations (2)

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