JPH06201657A - 送電線路用碍子の振動検出装置 - Google Patents

送電線路用碍子の振動検出装置

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Publication number
JPH06201657A
JPH06201657A JP4347249A JP34724992A JPH06201657A JP H06201657 A JPH06201657 A JP H06201657A JP 4347249 A JP4347249 A JP 4347249A JP 34724992 A JP34724992 A JP 34724992A JP H06201657 A JPH06201657 A JP H06201657A
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JP
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light
insulator
vibration
reflected
transmission line
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Application number
JP4347249A
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English (en)
Inventor
Takehiko Kikuchi
武彦 菊池
Takeshi Ishibashi
武 石橋
Takao Nakamura
隆雄 中村
Masahiro Akizuki
優宏 秋月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の対物レンズが必要となる碍子のレーザ
照射状態のモニタ及び干渉信号検出用の光学系を共通と
し、小型・軽量化を図る。 【構成】 収納ケース10内に送電線路用碍子の表面に
向かって振動検出用レーザ光R1を対物レンズ20を通
して照射する半導体レーザ励起固体レーザ発生器12を
設ける。前記碍子からの強反射点を確認するための強反
射点確認用レーザ光R3を発生する機能を前記レーザ発
生器12に付与する。又、前記碍子からの振動検出用反
射レーザ光R2及び強反射点確認用反射レーザ光R4を
受光する対物レンズ46を前記収納ケース10に設け
る。該対物レンズ46の下流側に振動検出用反射レーザ
光R2と参照レーザ光R5の光干渉を行う第3ビームス
プリッタ30を設ける。さらに、クイックリターンミラ
ー52により反射された強反射点確認用反射レーザ光R
4を受光する第1CCDカメラ53を収納ケース10に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば電線を支持する
懸垂碍子等にクラック等の不良箇所が生じた場合に、そ
れを確実、迅速かつ安全に検出することができる送電線
路用碍子の振動検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願発明者は、特開平2−35351号
公報に示すように架空送電線を支持する碍子装置の振動
検出装置を提案している。この検出装置は碍子装置を構
成する懸垂碍子の表面にレーザ光を照射して、該懸垂碍
子を機械的に振動させる碍子振動用レーザ光発生装置を
備えている。又、この検出装置は懸垂碍子の表面に振動
検出用のレーザ光を照射する振動検出用レーザ光発生装
置と、このレーザ光発生装置から照射され、懸垂碍子か
ら反射された振動検出用反射レーザ光(物体反射光)を
受光する受光器とを備えている。さらに、この検出装置
は反射レーザ光を参照レーザ光(原レーザ光)と干渉さ
せて、干渉光から懸垂碍子の振動を検出する振動解析装
置と、振動解析装置から出力された検出信号を可聴音声
に変換するための音声変換装置とを備えている。そし
て、可聴音の状態により懸垂碍子の良否を判別するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、送電線碍子
へのレーザ照射を迅速に行うためには、別途大口径の望
遠レンズを有する碍子表面での反射状態を確認するモニ
タ装置が必要となり、システム全体で大型になるという
問題があった。
【0004】本発明の第1の目的は、大型レンズが必要
となる振動検出用受光系と反射状態モニタ用受光系を共
用し、小型、軽量化を図ることができる送電線路用碍子
の振動検出装置を提供することにある。
【0005】又、この発明の第2の目的は、振動検出用
照射光学系から碍子までの距離が変化しても振動測定を
精度良く行うことができる送電線路用碍子の振動検出装
置を提供することにある。
【0006】さらに、この発明の第3の目的は碍子から
の振動検出用反射光又は反射確認モニタ光を必要に応じ
て低損失でO/E変換器もしくはモニタ部に導き、振動
測定精度及び反射状態のモニタ精度を向上することがで
きる送電線路用碍子の振動検出装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明においては、送電線路用碍子に
振動検出用光を照射する照射光学系と、送電線路用碍子
からの反射光を受光する受光光学系を備え、前記振動検
出用反射光と基準となる参照光とを光干渉させ、この光
干渉信号をO/E変換器により電気信号に変換した後、
送電線路用碍子の振動を計測する振動計測部を備えた送
電線路用碍子の振動検出装置において、前記受光光学系
を照射光学系と独立して設け、該受光光学系に送電線路
用碍子の光反射状態を確認するためのモニタ部を備えた
反射状態モニタ光学系を受光用対物レンズを共用するよ
うに組み込むという手段をとっている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記受光光学系の受光用対物レンズとO/E変換器
との間に、送電線路用碍子からの振動検出用反射光の光
軸を参照光の光軸と一致するように補正する光軸補正手
段を設けている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、受光用対物レンズとO/E変換器との間に反射確認
用モニタ光学系の光軸と、振動検出用受光光学系の光軸
とを切り換える光軸切換手段を設けている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明は、碍子からの振動検出用
反射光の集光及び碍子の反射確認モニタが1つの受光用
対物レンズで可能となり、小型・軽量化を図ることがで
きる。
【0011】又、請求項2記載の発明は、振動検出装置
から碍子までの距離が変動し、反射光の光軸がずれて
も、それを参照光の光軸と一致するように補正すること
ができ、測定距離の範囲を拡大することができる。
【0012】さらに、請求項3記載の発明は、振動検出
用反射光及び反射確認用モニタ光の光軸切換手段を設け
たことにより、碍子からの振動検出用反射光又は反射確
認モニタ光を必要に応じて低損失でO/E変換器もしく
はモニタ部に導き、振動測定精度及び反射状態のモニタ
精度を向上することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明を具体化した第1実施例を図
1〜図6に基づいて説明する。最初に、振動検出装置に
より測定される送電線支持碍子装置を説明すると、図4
に示すように鉄塔1の支持アームには送電線4を支持す
る懸垂碍子連3が吊下されている。この懸垂碍子連3は
図5に示す送電線路用碍子としての懸垂碍子2を直列に
多数連結して構成されている。この懸垂碍子2は碍子本
体5と、その上部にセメント接着嵌合したキャップ金具
6と、下部にセメント接着したピン金具7とにより構成
されている。
【0014】一方、地面の安定した箇所には懸垂碍子2
に機械的に振動を与えるためのスピーカ8が設置され、
碍子2に空間を介して音圧を与えて同碍子2が振動する
ようにしている。
【0015】又、図4に示すように地面の安定した箇所
には碍子2の振動をレーザ光の干渉を利用して検出する
ための振動検出装置9が配置されている。該装置9の収
納ケース10内には、図1に示すように半導体レーザ励
起固体レーザ発生器12が装設されている。この励起固
体レーザ発生器12からは(λ=532nm、出力〜数
十mW)の振動検出用レーザ光R1が出力されるように
なっている。
【0016】前記レーザ発生器12の前方には振動検出
用レーザ光R1から後述する参照レーザ光R5を分岐さ
せるための第1偏光ビームスプリッタ13と、振動検出
用レーザ光R1を直進させ、かつ次に述べる反射確認用
レーザ光R3を直角方向へ反射させるための第2偏光ビ
ームスプリッタ14が配置されている。
【0017】又、前記両偏光ビームスプリッタ13,1
4の間には、第1及び第2の反射ミラー15,16が配
置されている。前記両反射ミラー15,16間には一次
回析光としての振動検出用レーザ光R1に一定の周波数
(80メガHz)を低下させるための第1音響光学素子
(AOM)18が接続され、該第1音響光学素子18に
は第1駆動回路19が接続されている。そして、前記第
1駆動回路19により第1音響光学素子18に高周波が
印加されると、振動検出用レーザ光R1の周波数が80
メガHzに低下された1次光が主成分となり、これがこ
の実施例では反射確認用レーザ光R1として碍子2に照
射される。
【0018】さらに、第2反射ミラー16と第2ビーム
スプリッタ14との間には例えば焦点距離が−25mm
程度の第1中間レンズ17が配置され、対物レンズ20
とコリメータ形のレンズ配置としてレーザ光R1のビー
ム径を拡大して懸垂碍子2に照射するようにしている。
前記対物レンズ20としては、例えば口径φ54mm、
焦点距離150mm程度のものが使用される。なお、レ
ーザ光R1のビーム径φは5〜10mm程度の平行光と
する。
【0019】第1音響光学素子18に高周波を加えない
場合、0次光となる。(1次光との角度差は1〜2
°)。そして、該反射ミラー16の前方には第3反射ミ
ラー21が振動検出用レーザ光R1の光軸上から側方に
若干変位した位置に配置されている。該反射ミラー21
により反射された反射確認用レーザ光R3は第4反射ミ
ラー22及び第5反射ミラー23により前記第2偏光ビ
ームスプリッタ14に導かれるようにしている。前記両
反射ミラー21,22間には、光の偏波面を90度回転
する第1の1/2波長板24が配置されている。又、前
記両反射ミラー22,23間には、第2中間レンズ2
5、第3中間レンズ26及び第4中間レンズ27が順次
配設され、反射確認用レーザ光R3のビーム径を拡大し
て、第2偏光ビームスプリッタ14に入射させ、この反
射確認用レーザ光R3が前記対物レンズ20を通して懸
垂碍子2に照射されるようにしている。なお、この実施
例では前記第2〜第4中間レンズ25,26,27の焦
点距離を適宜に設定することにより対物レンズ20から
碍子2に照射される反射確認用レーザ光R3のビーム径
φを50mm程度の平行光とする。
【0020】又、前記第1偏光ビームスプリッタ13の
側方には振動検出用レーザ光R1から分岐された参照レ
ーザ光R5の偏波面を90度偏向するための第2の1/
2波長板28が配設されている。この第2の1/2波長
板28の前方には、該波長板28を透過した参照レーザ
光R5を直角に反射するための第6反射ミラー29が配
置され、後述する第3ビームスプリッタ30に導かれる
ようにしている。又、第6反射ミラー29の前方には、
参照レーザ光R5に一定の周波数(78メガHz)を低
下させるための第2音響光学素子(AOM)31が配置
され、該第2音響光学素子31には第2駆動回路32が
設けられている。そして、前記第1音響光学素子18と
同様に第2駆動回路32により第2音響光学素子(AO
M)31に高周波を印加すると、参照レーザ光R5が一
次光に変調されて前記参照レーザ光R5の光軸上から偏
向されて、第3ビームスプリッタ30へ導かれるように
している。この第2音響光学素子(AOM)31の下流
側には第5中間レンズ33、第1ピンホールプレート3
4、第6中間レンズ35が配置されていて、これらによ
り、参照レーザ光R5のビーム径を調整するようにして
いる。又、前記第3ビームスプリッタ30に入射された
参照レーザ光R5は振動検出用反射レーザ光R2と光干
渉された後、直角方向に反射されて第2ピンホールプレ
ート36から、光信号を電気信号に変換するO/E変換
器37に入射されて電気信号に変換される。又、前記O
/E変換器37には、図4に示すように碍子の振動速度
に比例した出力信号に変換するための復調器38が接続
されている。該復調器38には懸垂碍子の振動数及びレ
ベルの解析を行うための振動計測部としての周波数(振
動)解析装置(FFTアナライザ)39が接続されてい
る。
【0021】一方、前記懸垂碍子2から反射された振動
検出用反射レーザ光R2及び強反射点確認用反射レーザ
光R4は、収納ケース10の前面に支持したズーム式の
受光用対物レンズ46に入射される。この受光用対物レ
ンズ46の光軸上には第3ピンホールプレート47が配
置され、その下流側には光軸補正手段を構成する第7反
射ミラー48が第7中間レンズ49とともに、同じく光
軸補正手段を構成する電動スライドステージ50上に位
置調節可能に支持されている。この電動スライドステー
ジ50は電動マイクロシリンダ51により動作される。
従って、振動検出用反射レーザ光R2は第3ピンホール
プレート47を通り、第中間レンズ49によりビームを
平行光に、かつ参照レーザ光R5のビーム径と同一径に
調整される。その後、第7反射ミラー48に入反射さ
れ、前記第3ビームスプリッタ30に入射される。そし
て、前記電動スライドステージ50を図1において上下
方向、つまり第3ピンホールプレート47から第7反射
ミラー48に至る光軸と直交する方向へ往復動させて、
第3ビームスプリッタ30に入射されるレーザ光R2の
光軸を調整して、前記参照レーザ光R5の光軸とレーザ
光R2の光軸が一致するように調整可能である。
【0022】前記受光用対物レンズ46と第3ピンホー
ルプレート47との間には、図3に示すように光軸切換
手段を構成するクイックリターンミラー52が配設され
ている。そして、対物レンズ46に入射された懸垂碍子
2の形状、振動検出用反射レーザ光R2及び強反射点確
認用反射レーザ光R4をモニターしたい場合には、次の
ようにする。すなわち、前記クイックリターンミラー5
2を図示しない駆動機構により図3に二点鎖線で示す退
避位置から実線で示す作動位置に回動してビーム径調整
用の第8,第9中間レンズ54,55を通してモニタ部
を構成する第1CCDカメラ53に前記両光R2,R4
を入射するようにしている。さらに、前記第1CCDカ
メラ53には同じくモニタ部を構成するモニターテレビ
56が接続されていて、碍子2の形状及びレーザ光R
2,R4の照射状態、特に碍子表面の強反射点Eを確認
することができる。
【0023】さらに、前記第3ビームスプリッタ30の
側方には、第8反射ミラー57が配置されている。そし
て、前記第7反射ミラー48により入反射された振動検
出用レーザ光R2の一部を第3ビームスプリッタ30に
より直角に反射し、第8反射ミラー57により直角に入
反射して、第2CCDカメラ58に導くようにしてい
る。この第2CCDカメラ58により撮像された映像、
すなわち懸垂碍子2の表面に照射されたレーザ光R2の
光軸位置が前記モニターテレビ56に表示可能である。
このレーザ光R2をモニターする場合には、前記第2音
響光学素子31の第2駆動回路32を停止して、参照レ
ーザ光R5を0次光として参照レーザ光R5の光軸上か
らずらすことにより、振動検出用反射レーザ光R2を単
独で撮像する。
【0024】次に、前記のように構成した懸垂碍子2の
振動検出装置についてその作用を説明する。前記レーザ
発生器12から出力された振動検出用レーザ光R1は第
1音響光学素子18が第1駆動回路19により高速でオ
ン・オフ切り換え駆動される。このため第1音響光学素
子18からは交互に振動検出用レーザ光R1及び反射確
認用レーザ光R3が出力されて、対物レンズ20から懸
垂碍子2に向かって照射される。そして、懸垂碍子2か
ら反射された両レーザ光R2,R4は、受光用対物レン
ズ46に入射されて、作動位置に保持されたクイックリ
ターンミラー52により入反射されて第8,9中間レン
ズ54,55から第1CCDカメラ53により撮像され
る。その画像はモニタテレビ56によりモニターされ、
碍子本体5表面での両レーザ光R2,R4の反射状態が
表示される。このため、図6に示すような強反射点確認
用反射レーザ光R4の碍子本体5への照射状態が確認さ
れ、その中で最も強く反射している強反射点Eが確認さ
れる場合には、図4においてレーザ光R1,R3の照射
方向を変える電動架台60を操作して、振動検出装置9
の方向を調整し、レーザ光R1の照射位置を強反射点E
に一致するように操作する。この動作によりレーザ光R
1を碍子本体5表面の適正な照射位置に照射することが
可能となる。強反射点Eが碍子本体5において不鮮明で
あったり、表れない場合にも、対物レンズ46や電動架
台60を調整することにより強反射点Eが碍子本体5の
表面に表れるようにする。
【0025】次に、前記クイックリターンミラー52を
作動位置から退避位置に切り換え、第1音響光学素子1
8の第1駆動回路19をオン状態にとして、強反射点確
認用レーザ光R3を無くし、半導体レーザ励起固体レー
ザ発生器12から振動検出用レーザ光R1のみを前記強
反射点Eに指向するように照射する。その反射レーザ光
R2は対物レンズ46を通して収納ケース10内の第3
ピンホールプレート47を通過し、第7中間レンズ49
を通して第7反射ミラー48に入反射される。さらに、
その反射レーザ光R2は第3ビームスプリッタ30に入
反射されて第8反射ミラー57から第2CCDカメラ5
8により撮像される。このため振動検出用反射レーザ光
R2の映像がモニターテレビ56によりモニターされ
る。このモニター画像は振動検出用反射レーザ光R2が
参照レーザ光R5と同一光軸にあるか否かを判定する。
すなわち、振動検出装置9から懸垂碍子2までの距離が
変動すると、受光側でのレーザ光R2の光軸が変化する
ので、それにより参照レーザ光R5との光軸の整合性が
低下し、検出精度が低下する。これを防止するため電動
スライドステージ50により前記レーザ光R2の光軸を
調整する。
【0026】両レーザ光R2,R5の光軸が同一となる
ように調整された後、第2駆動回路32が動作される
と、参照レーザ光R5が第3ビームスプリッタ30に入
射され、ここで両レーザ光R2,R5が光干渉されてO
/E変換器37に送られ、この光信号が電気信号に変換
され、振動の測定作業が行われる。この状態で、スピー
カー8により懸垂碍子2を振動させる。すると、碍子本
体5の固有振動数が測定され、不良碍子か否かが周波数
解析装置39により解析され、その結果は例えばモニタ
ーテレビ56により表示される。
【0027】さて、この発明の第1実施例においては、
半導体レーザ励起固体レーザ発生器12から照射される
振動検出用レーザ光R1と、強反射点確認用レーザ光R
3とを同軸上で懸垂碍子2に照射するとともに、干渉信
号の検出及び碍子のモニタを共通の対物レンズ46に入
射するようにしたので、次のような効果がある。即ち、
大型の受光用対物レンズが1個で兼用でき部品点数を減
少して検出装置を簡素化でき小型・軽量化を図ることが
できる。
【0028】次に、この発明を具体化した第2実施例を
図7に基づいて説明する。なお、前述した第1実施例と
同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略
する。
【0029】この実施例では碍子2から反射された振動
検出用反射レーザ光R2及び強反射点確認用反射レーザ
光R4を反射するミラー48を旋回スライドステージ6
1に支持している。そして、振動検出用反射レーザ光R
2の光軸を旋回スライドステージ61を回動することに
より調整し、参照レーザ光R5の光軸と同一となるよう
にしている。
【0030】又、この実施例では昇降スライドステージ
62に第9反射ミラー63を支持している。そして、強
反射点確認用反射レーザ光R4を入射する場合のみ、ス
ライドステージ62により第9反射ミラー63を第1C
CDカメラ53と対応させ、該カメラ53に内蔵したC
CD素子53aから出力された信号によりモニターテレ
ビ56に画像を表示し碍子本体5の表面での強反射点E
の確認を行うようにしている。
【0031】又、前記第7反射ミラー48の上流側には
焦点位置延長用の第10中間レンズ64が配置されてい
る。前記第7反射ミラー48と第3ビームスプリッタ3
0との間には第3のλ/2波長板65が配設されてい
る。
【0032】上述の振動検出装置9においても、モニタ
及び干渉信号検出とが共通の受光用対物レンズ46を通
して入射されるので、装置を簡素化して、小型・軽量化
することができる。
【0033】なお、この発明は前記両実施例に限定され
るものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で各
部の構成を例えば次のように変更して具体化することも
できる。
【0034】(1)強反射点確認用レーザ光R3に代え
て不可視光線を使用したり、レーザ光以外の強反射点確
認用光を使用したりすること。 (2)前記実施例ではクイックリターンミラー52によ
り強反射点Eを確認するため強反射点確認用反射レーザ
光R4を第1CCDカメラ53に導くようにしたが、ク
イックリターンミラー52及び第1CCDカメラ53を
省略し、第2CCDカメラ58により強反射点Eを確認
するように構成すること。この場合には、例えば第3ピ
ンホールプレート47を切換機構により作動位置と退避
位置との間で切り換えるように構成すればよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は碍子の光反射状態のモニタと、光干渉信号の検出に
共通の受光用対物レンズを使用したので、検出装置の部
品点数を減少して装置の小型・軽量化を図ることができ
る。
【0036】又、請求項2記載の発明は、光軸補正手段
により検出装置から碍子までの距離が変化して、受光側
での振動検出用反射レーザ光の光軸が変位してもそれを
容易に補正して、参照レーザ光と検出用反射レーザ光と
の光軸を一致させて光干渉を確実に行い、振動の測定精
度を向上することができる。
【0037】さらに、請求項3記載の発明は、振動検出
用反射光及び反射確認用モニタ光の光軸切換手段を設け
たことにより、碍子からの振動検出用反射光又は反射確
認モニタ光を必要に応じて低損失でO/E変換器もしく
はモニタ部に導き、振動測定精度及び反射状態のモニタ
精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送電線路用碍子の振動検出装置の第1
実施例を示す配置図である。
【図2】振動検出装置全体を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線に相当する配置図である。
【図4】振動検出装置全体を示す略体正面図である。
【図5】懸垂碍子連の部分正面図である。
【図6】レーザ光及び強反射点確認用レーザ光の照射状
態を示すモニタテレビの正面図である。
【図7】本発明の送電線路用碍子の振動検出装置の第2
実施例を示す配置図である。
【符号の説明】
2 送電線路用碍子としての懸垂碍子、5 碍子本体、
9 振動検出装置、10 収納ケース、12 半導体レ
ーザ励起固体レーザ発生器、20 照射用対物レンズ、
37 O/E変換器、39 振動計測部としての周波数
解析装置、46受光用対物レンズ、48 光軸補正手段
を構成する第7反射ミラー、50 光軸補正手段を構成
する電動スライドステージ、52 光軸切換手段を構成
するクイックリターンミラー、53 モニタ部を構成す
る第1CCDカメラ、56 モニタ部を構成するモニタ
ーテレビ、R1 振動検出用レーザ光、R2 振動検出
用反射レーザ光、R3 強反射点確認用レーザ光、R4
強反射点確認用反射レーザ光、R5 参照レーザ光、
E 強反射点。
フロントページの続き (72)発明者 秋月 優宏 愛知県名古屋市瑞穂区市丘町2丁目38番2 号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線路用碍子に振動検出用光を照射す
    る照射光学系と、送電線路用碍子からの反射光を受光す
    る受光光学系を備え、前記振動検出用反射光と基準とな
    る参照光とを光干渉させ、この光干渉信号をO/E変換
    器により電気信号に変換した後、送電線路用碍子の振動
    を計測する振動計測部を備えた送電線路用碍子の振動検
    出装置において、 前記受光光学系を照射光学系と独立して設け、該受光光
    学系に送電線路用碍子の光反射状態を確認するためのモ
    ニタ部を備えた反射状態モニタ光学系を受光用対物レン
    ズを共用するように組み込んだことを特徴とする送電線
    路用碍子の振動検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記受光光学系の受
    光用対物レンズとO/E変換器との間に、送電線路用碍
    子からの振動検出用反射光の光軸を参照光の光軸と一致
    するように補正する光軸補正手段を設けたことを特徴と
    する送電線路用碍子の振動検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、受光用対物レンズと
    O/E変換器との間に反射状態モニタ光学系の光軸と、
    振動検出用受光光学系の光軸とを切り換える光軸切換手
    段を設けたことを特徴とする送電線路用碍子の振動検出
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124226A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レーザ測定装置

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JP2018124226A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レーザ測定装置

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