JPH06201723A - 加速度センサとこれを用いたエアバッグシステム - Google Patents
加速度センサとこれを用いたエアバッグシステムInfo
- Publication number
- JPH06201723A JPH06201723A JP5263392A JP26339293A JPH06201723A JP H06201723 A JPH06201723 A JP H06201723A JP 5263392 A JP5263392 A JP 5263392A JP 26339293 A JP26339293 A JP 26339293A JP H06201723 A JPH06201723 A JP H06201723A
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- holo
- glass
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- magnetic body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運動する物体に搭載されてその運動体の加速
度を検出する加速度センサに関するものであり、低周波
域での検出精度の劣化を解決し、かつ自己診断機能をも
併せ持った高信頼性の優れた加速度センサを提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 運動体に固定されるケース1に相対変位可能
に取り付けた磁性体2と、この磁性体2の上に設けたガ
ラスホーロ被覆層3とこの上に直接形成された歪抵抗素
子4と、前記磁性体2の自由端側の2の相対変位可能部
分に対向配置された駆動コイル5とその入力端子6a,
6bとで構成することで磁性体2上に歪抵抗素子4を設
けることで検出精度の劣化を解決し、駆動コイル5によ
って自己診断を可能としたものである。
度を検出する加速度センサに関するものであり、低周波
域での検出精度の劣化を解決し、かつ自己診断機能をも
併せ持った高信頼性の優れた加速度センサを提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 運動体に固定されるケース1に相対変位可能
に取り付けた磁性体2と、この磁性体2の上に設けたガ
ラスホーロ被覆層3とこの上に直接形成された歪抵抗素
子4と、前記磁性体2の自由端側の2の相対変位可能部
分に対向配置された駆動コイル5とその入力端子6a,
6bとで構成することで磁性体2上に歪抵抗素子4を設
けることで検出精度の劣化を解決し、駆動コイル5によ
って自己診断を可能としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速度を検出する加速
度センサとこの加速度センサを用いたエアバッグシステ
ムに関するものである。
度センサとこの加速度センサを用いたエアバッグシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加速度センサを図9、図10によ
り説明する。同図によると、11は金属又は導電性樹脂
によって形成された円筒形のケースであり、このケース
11の中央突出部11aに、円形の振動子12の中心部
が固定手段によって固定されている。その振動子12の
外周端は自由端となっていて、この振動子12がたわみ
変形するようになっており、上記ケース11に対して相
対的に変位可能としている。上記振動子12には圧電素
子13の一方の面が面接合されており、この圧電素子1
3の他方の面には、銀によって形成された薄板の電極1
4が貼り付けられて加速度センサ15は構成されてい
る。
り説明する。同図によると、11は金属又は導電性樹脂
によって形成された円筒形のケースであり、このケース
11の中央突出部11aに、円形の振動子12の中心部
が固定手段によって固定されている。その振動子12の
外周端は自由端となっていて、この振動子12がたわみ
変形するようになっており、上記ケース11に対して相
対的に変位可能としている。上記振動子12には圧電素
子13の一方の面が面接合されており、この圧電素子1
3の他方の面には、銀によって形成された薄板の電極1
4が貼り付けられて加速度センサ15は構成されてい
る。
【0003】図10に示すように、この電極14は4個
に分割されて形成されており、これら分割された第1〜
第4電極14a〜14dはそれぞれ互いに絶縁されてい
るが上記第1電極14a、第3電極14cには出力線1
6,19が結線されており、第2電極14b、第4電極
14dには入力線17,18が結線されている。また、
出力線16,19は一本に結線されて出力端子20に、
入力線17,18は一本に結線されてドライブ入力端子
21に接続されている。
に分割されて形成されており、これら分割された第1〜
第4電極14a〜14dはそれぞれ互いに絶縁されてい
るが上記第1電極14a、第3電極14cには出力線1
6,19が結線されており、第2電極14b、第4電極
14dには入力線17,18が結線されている。また、
出力線16,19は一本に結線されて出力端子20に、
入力線17,18は一本に結線されてドライブ入力端子
21に接続されている。
【0004】次に上記従来技術の動作について説明す
る。ケース11が固定されている運動体(図示せず)に
加速度が生じると上記振動子12が上記ケース11に対
して相対変位して上記圧電素子13が歪むことにより、
その加速度に比例した電圧を電極14a,14cから出
力線16,19を介して出力端子20より出力する。
る。ケース11が固定されている運動体(図示せず)に
加速度が生じると上記振動子12が上記ケース11に対
して相対変位して上記圧電素子13が歪むことにより、
その加速度に比例した電圧を電極14a,14cから出
力線16,19を介して出力端子20より出力する。
【0005】一方、加速度センサ15が正常に作動する
かどうかを診断するに当たっては、別途パルス信号をド
ライブ入力端子21を経て加速度センサ15の第2、第
4電極14b,14dに入力し、この時、圧電素子13
に逆圧電効果による歪を生じさせ、その歪に比例して発
生した電圧を電極14a,14cから出力線16,19
を介して出力端子20から出力することによって、この
出力をもとに加速度センサ15が正常に作動するかどう
かを診断するものである。
かどうかを診断するに当たっては、別途パルス信号をド
ライブ入力端子21を経て加速度センサ15の第2、第
4電極14b,14dに入力し、この時、圧電素子13
に逆圧電効果による歪を生じさせ、その歪に比例して発
生した電圧を電極14a,14cから出力線16,19
を介して出力端子20から出力することによって、この
出力をもとに加速度センサ15が正常に作動するかどう
かを診断するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の加速度センサでは、圧電素子13には原理的に直流
から出力を取り出すことは不可能であり、低周波域でも
出力レベルが小さく、また焦電現象により出力電圧が埋
没しやすくなるため、低周波域での加速度検出精度の低
下を抑えることが困難であるという課題があった。
来の加速度センサでは、圧電素子13には原理的に直流
から出力を取り出すことは不可能であり、低周波域でも
出力レベルが小さく、また焦電現象により出力電圧が埋
没しやすくなるため、低周波域での加速度検出精度の低
下を抑えることが困難であるという課題があった。
【0007】また、圧電素子は、通常脆性材料であるた
め、衝撃に弱く、単独で振動子とすることができないた
め金属弾性体などで作られた別の振動子12に、多くの
場合接着剤を用いて接着した構造となっており、構造が
複雑となり、組立て工数が増加して、コスト面に課題が
あった。また耐熱信頼性も接着を含む構造のため問題が
あった。
め、衝撃に弱く、単独で振動子とすることができないた
め金属弾性体などで作られた別の振動子12に、多くの
場合接着剤を用いて接着した構造となっており、構造が
複雑となり、組立て工数が増加して、コスト面に課題が
あった。また耐熱信頼性も接着を含む構造のため問題が
あった。
【0008】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、低周波域でも十分に精度良く加速度検出を
行なえる耐衝撃性に強いシンプルな構造をもった低廉で
かつ、高信頼性の加速度センサを提供することを目的と
するものである。
ものであり、低周波域でも十分に精度良く加速度検出を
行なえる耐衝撃性に強いシンプルな構造をもった低廉で
かつ、高信頼性の加速度センサを提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加速度センサは
上記課題を解決するために、運動体に固定されるケース
に相対変位可能に取り付けられた平板状の金属弾性体よ
りなる磁性体と、この磁性体上に設けられたガラスホー
ロ被覆層と、このガラスホーロ被覆層上に直接形成され
た歪抵抗素子と、上記磁性体の相対変位可能部分に対向
配置された駆動コイルとで構成したものである。
上記課題を解決するために、運動体に固定されるケース
に相対変位可能に取り付けられた平板状の金属弾性体よ
りなる磁性体と、この磁性体上に設けられたガラスホー
ロ被覆層と、このガラスホーロ被覆層上に直接形成され
た歪抵抗素子と、上記磁性体の相対変位可能部分に対向
配置された駆動コイルとで構成したものである。
【0010】
【作用】以上の本発明によれば、運動体に加速度が生じ
た時、磁性体がケースに対して相対変位して歪抵抗素子
が歪むことにより、その加速度に比例した電圧を出力す
ることで加速度を検出することができる。また低周波域
でも歪抵抗効果による出力は周波数に依存しないので検
出精度が低下することはなく、駆動コイルに交番電圧を
印加することで交番磁界を発生させ、それにより磁性体
をたわみ振動させ歪抵抗素子が歪むことによる出力を検
出することで正常に動作するかどうかを診断することが
できるものである。
た時、磁性体がケースに対して相対変位して歪抵抗素子
が歪むことにより、その加速度に比例した電圧を出力す
ることで加速度を検出することができる。また低周波域
でも歪抵抗効果による出力は周波数に依存しないので検
出精度が低下することはなく、駆動コイルに交番電圧を
印加することで交番磁界を発生させ、それにより磁性体
をたわみ振動させ歪抵抗素子が歪むことによる出力を検
出することで正常に動作するかどうかを診断することが
できるものである。
【0011】
(実施例1)本発明の加速度センサの一実施例を図1〜
図3により説明する。2は運動体に固定されるケース1
に片持梁式に相対変位可能に取り付けられた平板状の金
属弾性体よりなる磁性体であり、この磁性体2には境界
面に相互拡散層をはさんで設けたガラスホーロ被覆層3
と、このガラスホーロ被覆層3上にスクリーン印刷法な
どで印刷した後、焼成することによって直接歪抵抗素子
4が形成されており、この磁性体2の自由端側の相対変
位可能部分のケース1側には対向配置された駆動コイル
5とその入力端子6a,6bを設けている。また図2に
示すように歪抵抗素子4は、4aと4bの2つに分割さ
れており、これらは図3に示すようなブリッジ回路を構
成している。7は定電圧源であり、8と9は固定抵抗で
ある。
図3により説明する。2は運動体に固定されるケース1
に片持梁式に相対変位可能に取り付けられた平板状の金
属弾性体よりなる磁性体であり、この磁性体2には境界
面に相互拡散層をはさんで設けたガラスホーロ被覆層3
と、このガラスホーロ被覆層3上にスクリーン印刷法な
どで印刷した後、焼成することによって直接歪抵抗素子
4が形成されており、この磁性体2の自由端側の相対変
位可能部分のケース1側には対向配置された駆動コイル
5とその入力端子6a,6bを設けている。また図2に
示すように歪抵抗素子4は、4aと4bの2つに分割さ
れており、これらは図3に示すようなブリッジ回路を構
成している。7は定電圧源であり、8と9は固定抵抗で
ある。
【0012】次に上記実施例の動作について説明する
と、上記運動体に加速度が生じた時、上記磁性体2が上
記ケース1に対して相対変位して前記歪抵抗素子4a,
4bが歪みその抵抗値が変化する。この時図2に示した
ブリッジ回路によって抵抗値変化に応じた出力が出力端
子10a,10bより出力される。
と、上記運動体に加速度が生じた時、上記磁性体2が上
記ケース1に対して相対変位して前記歪抵抗素子4a,
4bが歪みその抵抗値が変化する。この時図2に示した
ブリッジ回路によって抵抗値変化に応じた出力が出力端
子10a,10bより出力される。
【0013】また、前記駆動コイル5の入力端子6a,
6bに交番電圧を印加することで交番磁界を発生させ、
それにより上記磁性体2をたわみ振動させ、上記歪抵抗
素子4a,4bが歪むことによる出力を前記出力端子1
0a,10bから検出して、正常に動作するかどうかを
診断することもできる。
6bに交番電圧を印加することで交番磁界を発生させ、
それにより上記磁性体2をたわみ振動させ、上記歪抵抗
素子4a,4bが歪むことによる出力を前記出力端子1
0a,10bから検出して、正常に動作するかどうかを
診断することもできる。
【0014】このように上記実施例によれば歪抵抗効果
で加速度を検出するため低周波域でも出力は周波数に依
存しないため、検出精度が変化しないものである。
で加速度を検出するため低周波域でも出力は周波数に依
存しないため、検出精度が変化しないものである。
【0015】なお、上述の実施例においては磁性体2の
片面に4a,4bの2つの歪抵抗素子を形成した2ゲー
ジ法を採用しているが、更に他方の面に2つの歪抵抗素
子を追加し、これら4素子でブリッジを構成する4ゲー
ジ法を採用することで高いリニアリティを得ることがで
き検出精度の向上を図ることもできるものである。
片面に4a,4bの2つの歪抵抗素子を形成した2ゲー
ジ法を採用しているが、更に他方の面に2つの歪抵抗素
子を追加し、これら4素子でブリッジを構成する4ゲー
ジ法を採用することで高いリニアリティを得ることがで
き検出精度の向上を図ることもできるものである。
【0016】また、本実施例においては磁性体2とガラ
スホーロ被覆層3の境界面に相互拡散層があるため密着
性が高くまたガラスホーロ被覆層3と歪抵抗素子4も密
着性が強固なため耐熱信頼性に優れた構造となってい
る。
スホーロ被覆層3の境界面に相互拡散層があるため密着
性が高くまたガラスホーロ被覆層3と歪抵抗素子4も密
着性が強固なため耐熱信頼性に優れた構造となってい
る。
【0017】また、磁性体2は素材が金属弾性体であ
り、耐衝撃性に優れており、そのため補強のための構造
を必要としないため、実施例に示したような片持梁式の
ようなシンプルで、低コストの量産性に優れた構造とす
ることができるものである。
り、耐衝撃性に優れており、そのため補強のための構造
を必要としないため、実施例に示したような片持梁式の
ようなシンプルで、低コストの量産性に優れた構造とす
ることができるものである。
【0018】(実施例2)次に、第2の実施例を図4
(a),(b)により説明する。図4において、図1、
図2に示す第1の実施例と相違するところは、磁性体2
の形状、歪抵抗素子4の位置、および拘束部である。片
持梁の磁性体2には、図4に示すようにガラスホーロ被
覆層3の長手方向(以下、「幅」とする)中心に対して
等間隔に、かつ磁性体2の幅方向に平行に孔部2a,2
bが設けてあり、この孔部2a,2bの間で、孔部2
a,2bのエッジを結ぶ破線l,l′の間におさまる位
置に、歪抵抗素子4c,4dを形成している。ガラスホ
ーロ被覆層3の保持は、孔部2a,2bの近傍から外れ
た部分をビスで2ヶ所を固定してある(図中に斜線部で
示す。)。
(a),(b)により説明する。図4において、図1、
図2に示す第1の実施例と相違するところは、磁性体2
の形状、歪抵抗素子4の位置、および拘束部である。片
持梁の磁性体2には、図4に示すようにガラスホーロ被
覆層3の長手方向(以下、「幅」とする)中心に対して
等間隔に、かつ磁性体2の幅方向に平行に孔部2a,2
bが設けてあり、この孔部2a,2bの間で、孔部2
a,2bのエッジを結ぶ破線l,l′の間におさまる位
置に、歪抵抗素子4c,4dを形成している。ガラスホ
ーロ被覆層3の保持は、孔部2a,2bの近傍から外れ
た部分をビスで2ヶ所を固定してある(図中に斜線部で
示す。)。
【0019】次に、本実施例の動作について説明する。
加速度の印加時に、前記磁性体2の自由端がケース1に
対して相対変位するが、この時、孔部2a,2bの設け
られた部分、特に破線lを固定端として磁性体2は曲が
るため、ガラスホーロ被覆層3の保持の位置精度の影響
を受けにくい構造になっている。これに対して実施例1
は、図2に示した斜線部のエッジが固定端になるため、
このエッジを精度良く拘束しないと感度にバラツキが生
じるデメリットがある。また、孔部2a,2bの間の磁
性体の幅が、先端部分の幅に対して小さいため、応力集
中効果によって実施例1に対しての磁性体の長さを短く
しても、同じ程度の感度をとることができるという効果
がある。
加速度の印加時に、前記磁性体2の自由端がケース1に
対して相対変位するが、この時、孔部2a,2bの設け
られた部分、特に破線lを固定端として磁性体2は曲が
るため、ガラスホーロ被覆層3の保持の位置精度の影響
を受けにくい構造になっている。これに対して実施例1
は、図2に示した斜線部のエッジが固定端になるため、
このエッジを精度良く拘束しないと感度にバラツキが生
じるデメリットがある。また、孔部2a,2bの間の磁
性体の幅が、先端部分の幅に対して小さいため、応力集
中効果によって実施例1に対しての磁性体の長さを短く
しても、同じ程度の感度をとることができるという効果
がある。
【0020】また、磁性体2a,2bは実施例1に対し
て長さを短くできるため、共振周波数を高く設定でき、
磁性体2a,2bの共振が及ぼすトレーサビリティへの
影響を小さくできるという効果がある。
て長さを短くできるため、共振周波数を高く設定でき、
磁性体2a,2bの共振が及ぼすトレーサビリティへの
影響を小さくできるという効果がある。
【0021】また、実施例1に対して、実施例2は、横
方向の加速度が加わったとき、孔部2a,2bの両端が
桟となりしかもこの桟の間隔が広いため反発モーメント
が大きく発生歪は小さくなり加速度感応方向に指向性を
もたせることが容易となる。
方向の加速度が加わったとき、孔部2a,2bの両端が
桟となりしかもこの桟の間隔が広いため反発モーメント
が大きく発生歪は小さくなり加速度感応方向に指向性を
もたせることが容易となる。
【0022】(実施例3)次に、第3の実施例を図5に
より説明する。第1、第2実施例と相違するところは、
本実施例では1つの孔部2cが、幅の中央部で、根元部
に沿って設けられ、前記孔部2cの両端に、歪抵抗素子
4e,4fが形成されているところである。ガラスホー
ロ被覆層3の保持は第2の実施例と同じである。
より説明する。第1、第2実施例と相違するところは、
本実施例では1つの孔部2cが、幅の中央部で、根元部
に沿って設けられ、前記孔部2cの両端に、歪抵抗素子
4e,4fが形成されているところである。ガラスホー
ロ被覆層3の保持は第2の実施例と同じである。
【0023】次に、本実施例の動作について説明する。
加速度の印加時に、磁性体2cがたわむが、このとき孔
部2cに設けられた部分の保持の位置精度の影響を受け
にくい構造になっている。また、歪抵抗素子4e,4f
の設けられた部分の磁性体2cの幅が、先端部分の幅に
対して小さいため、応力集中効果によって、歪感度が高
まるという効果がある。
加速度の印加時に、磁性体2cがたわむが、このとき孔
部2cに設けられた部分の保持の位置精度の影響を受け
にくい構造になっている。また、歪抵抗素子4e,4f
の設けられた部分の磁性体2cの幅が、先端部分の幅に
対して小さいため、応力集中効果によって、歪感度が高
まるという効果がある。
【0024】また、実施例2と同様に実施例1に対して
孔部2cの両端が桟となり、しかもこの桟の間隔が広い
ため、加速度の感応方向に指向性をもたせることが容易
となる。
孔部2cの両端が桟となり、しかもこの桟の間隔が広い
ため、加速度の感応方向に指向性をもたせることが容易
となる。
【0025】(実施例4)次に、第4の実施例を図6
(a),(b)により説明する。第1〜第3の実施例と
相違する点は、孔部2a,2bが設けられている部分に
おいて、歪抵抗素子4c,4dが形成されている面と反
対側の面のホーロ層であるガラスホーロ被膜層30が除
かれた構造になっている。
(a),(b)により説明する。第1〜第3の実施例と
相違する点は、孔部2a,2bが設けられている部分に
おいて、歪抵抗素子4c,4dが形成されている面と反
対側の面のホーロ層であるガラスホーロ被膜層30が除
かれた構造になっている。
【0026】本実施例の動作も第2の実施例とほぼ同じ
であるが、ホーロ層が除かれている分、応力集中効果が
高まり、歪感度(単位加速度当たりの発生歪量)が大き
くなるというメリットがある。
であるが、ホーロ層が除かれている分、応力集中効果が
高まり、歪感度(単位加速度当たりの発生歪量)が大き
くなるというメリットがある。
【0027】ただし、同時に共振周波数も若干低下する
ので、歪感度との兼合いを考慮し、歪感度を優先する場
合は本形状が良い。
ので、歪感度との兼合いを考慮し、歪感度を優先する場
合は本形状が良い。
【0028】(実施例5)次に、第5の実施例を図7
(a),(b)に示す。ホーロ層が除かれているガラス
ホーロ層30以外は第3の実施例と同じであり、その効
果は第4の実施例についてと同様である。
(a),(b)に示す。ホーロ層が除かれているガラス
ホーロ層30以外は第3の実施例と同じであり、その効
果は第4の実施例についてと同様である。
【0029】次に、図8により上記実施例のセンサを車
両用のエアバッグシステムに搭載した応用例を示す。
両用のエアバッグシステムに搭載した応用例を示す。
【0030】なお、同図において1から10a,10b
までは上記実施例に対応しているので説明を省略して説
明すると、22は増幅回路、23は信号処理回路、24
は雷管、25は点火回路に介入される接点を有する誤発
防止用の機械式加速度センサ、26はフェールセーフリ
レー、27は診断パルス発生器、28は診断回路、29
は警報器である。
までは上記実施例に対応しているので説明を省略して説
明すると、22は増幅回路、23は信号処理回路、24
は雷管、25は点火回路に介入される接点を有する誤発
防止用の機械式加速度センサ、26はフェールセーフリ
レー、27は診断パルス発生器、28は診断回路、29
は警報器である。
【0031】次に、上記応用例の動作について説明す
る。車両が衝突すると前記磁性体2がたわんで歪抵抗素
子4a,4bが歪み、それによる出力が出力端子10
a,10bより出力される。その出力は増幅回路22に
より増幅されて、信号処理回路23へ入力される。ここ
で、入力電圧が設定電圧以上になったときに、点火信号
が雷管24に出力されてエアバッグは作動する。
る。車両が衝突すると前記磁性体2がたわんで歪抵抗素
子4a,4bが歪み、それによる出力が出力端子10
a,10bより出力される。その出力は増幅回路22に
より増幅されて、信号処理回路23へ入力される。ここ
で、入力電圧が設定電圧以上になったときに、点火信号
が雷管24に出力されてエアバッグは作動する。
【0032】診断パルス発生器27は、車速信号、クラ
ンキング信号、パーキングブレーキ信号から停車中のク
ランキング時を確認して例えばイグニッションキーのス
クータ始動時に、診断パルスを発生すべく構成されてお
り、この診断パルスの入力端子6a,6bへの入力で駆
動コイル5により磁場が発生し、それにより前記磁性体
2をたわみ振動させ、それによって歪抵抗素子4a,4
bが歪み、それによる出力が出力端子10a,10bよ
り出力される。その出力が診断回路28に入力されて、
設定電圧以上の入力電圧が検出されれば故障なしと判断
され、検出されない場合は故障と判断してフェールセー
フリレー26をオフにするとともに警報器29を作動さ
せ、運転者に異常を知らせる。
ンキング信号、パーキングブレーキ信号から停車中のク
ランキング時を確認して例えばイグニッションキーのス
クータ始動時に、診断パルスを発生すべく構成されてお
り、この診断パルスの入力端子6a,6bへの入力で駆
動コイル5により磁場が発生し、それにより前記磁性体
2をたわみ振動させ、それによって歪抵抗素子4a,4
bが歪み、それによる出力が出力端子10a,10bよ
り出力される。その出力が診断回路28に入力されて、
設定電圧以上の入力電圧が検出されれば故障なしと判断
され、検出されない場合は故障と判断してフェールセー
フリレー26をオフにするとともに警報器29を作動さ
せ、運転者に異常を知らせる。
【0033】なお、診断パルスが発生されるのは、停車
中であるため25の機械式加速度センサの接点はオフに
なっているため、雷管24に点火信号が加わることはな
い。
中であるため25の機械式加速度センサの接点はオフに
なっているため、雷管24に点火信号が加わることはな
い。
【0034】このように上記実施例によればセンサが正
常に動作するかどうかを調べるための加振装置が不要に
なるとともにセンサを車両から取り外す必要もないの
で、センサの診断を簡単に行うことができるため、セン
サを常時正常状態に維持することができるという利点を
有する。
常に動作するかどうかを調べるための加振装置が不要に
なるとともにセンサを車両から取り外す必要もないの
で、センサの診断を簡単に行うことができるため、セン
サを常時正常状態に維持することができるという利点を
有する。
【0035】なお、図1〜図3の加速度センサに図4の
増幅回路も含めて加速度センサとして取扱い、エアバッ
グシステムとしての回路の簡素化を図ることも可能であ
る。
増幅回路も含めて加速度センサとして取扱い、エアバッ
グシステムとしての回路の簡素化を図ることも可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、磁性体上に設けた歪抵抗素子で加速度を検出するた
め低周波域でも精度良く検出することができるととも
に、磁性体を駆動コイルでたわみ振動させ、歪抵抗素子
が歪むことによる出力を検出することで正常に動作する
かどうかを診断する自己診断機能を有することも可能と
なり、加速度センサを常時正常状態かどうかの確認を常
に行うことができ、また、歪抵抗素子を磁性体に直接形
成しているので耐熱信頼性に優れ、さらに磁性体の素材
が耐衝撃性の高い金属弾性体であるため、構造的にシン
プルで低コストの量産性に優れた構造をとることができ
る等の効果を有するものである。
に、磁性体上に設けた歪抵抗素子で加速度を検出するた
め低周波域でも精度良く検出することができるととも
に、磁性体を駆動コイルでたわみ振動させ、歪抵抗素子
が歪むことによる出力を検出することで正常に動作する
かどうかを診断する自己診断機能を有することも可能と
なり、加速度センサを常時正常状態かどうかの確認を常
に行うことができ、また、歪抵抗素子を磁性体に直接形
成しているので耐熱信頼性に優れ、さらに磁性体の素材
が耐衝撃性の高い金属弾性体であるため、構造的にシン
プルで低コストの量産性に優れた構造をとることができ
る等の効果を有するものである。
【図1】本発明の第1の実施例における加速度センサの
側断面図
側断面図
【図2】同要部である磁性体の平面図
【図3】同要部回路図
【図4】(a)本発明の第2の実施例における磁性体の
平面図 (b)同側面図
平面図 (b)同側面図
【図5】本発明の第3の実施例における磁性体の平面図
【図6】(a)本発明の第4の実施例における磁性体の
平面図 (b)同側面図
平面図 (b)同側面図
【図7】(a)本発明の第5の実施例における磁性体の
平面図 (b)同側面図
平面図 (b)同側面図
【図8】本発明のセンサを車両のエアバッグシステムに
応用した応用例の回路ブロック図
応用した応用例の回路ブロック図
【図9】従来の加速度センサの側断面図
【図10】同要部回路図
1 ケース 2 磁性体 3 ガラスホーロ被覆層 4 歪抵抗素子 4a 歪抵抗素子 4b 歪抵抗素子 5 駆動コイル 6a 駆動コイルの入力端子 6b 駆動コイルの入力端子 7 定電圧源 8 固定抵抗 9 固定抵抗 10a 出力端子 10b 出力端子
フロントページの続き (72)発明者 上田 真二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田村 雅巳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 運動体に固定されるケースに相対変位可
能に取り付けられた金属弾性体よりなる磁性体と、この
磁性体上に設けられたガラスホーロ被覆層と、このガラ
スホーロ被覆層上に直接形成された歪抵抗素子と、前記
磁性体の相対変位可能部分に対向配置され、電圧印加す
ることで前記磁性体に磁力を及ぼす駆動コイルとを備え
た加速度センサ。 - 【請求項2】 ガラスホーロ被覆層上にこのガラスホー
ロ被覆層の長手方向に対して両端面に接しない近傍に設
けた孔部と、前記孔部の間に2つの歪抵抗素子を備えた
請求項1記載の加速度センサ。 - 【請求項3】 ガラスホーロ被覆層上にこのガラスホー
ロ被覆層の長手方向に対して両端面に接しない近傍に設
けた歪抵抗素子と、前記歪抵抗素子間に孔部を備えた請
求項1記載の加速度センサ。 - 【請求項4】 ガラスホーロ被覆層上に設けられた歪抵
抗素子の反対側の面のガラスホーロ被覆層を除いた請求
項2または3記載の加速度センサ。 - 【請求項5】 車両に搭載され、車両が衝突等で受ける
衝撃を検出して作動する請求項1〜4いずれか記載のエ
アバッグシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5263392A JPH06201723A (ja) | 1992-10-21 | 1993-10-21 | 加速度センサとこれを用いたエアバッグシステム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-282670 | 1992-10-21 | ||
| JP28267092 | 1992-10-21 | ||
| JP5263392A JPH06201723A (ja) | 1992-10-21 | 1993-10-21 | 加速度センサとこれを用いたエアバッグシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06201723A true JPH06201723A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=26546001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5263392A Pending JPH06201723A (ja) | 1992-10-21 | 1993-10-21 | 加速度センサとこれを用いたエアバッグシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06201723A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7679865B2 (en) | 2005-07-22 | 2010-03-16 | Tdk Corporation | Spring member for acceleration sensor, acceleration sensor and magnetic disk drive apparatus |
| JP2016090544A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 三菱重工業株式会社 | ひずみ検出板及びひずみ検出方法 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP5263392A patent/JPH06201723A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7679865B2 (en) | 2005-07-22 | 2010-03-16 | Tdk Corporation | Spring member for acceleration sensor, acceleration sensor and magnetic disk drive apparatus |
| JP2016090544A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 三菱重工業株式会社 | ひずみ検出板及びひずみ検出方法 |
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