JPH06201822A - 死角認識補助装置 - Google Patents
死角認識補助装置Info
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- JPH06201822A JPH06201822A JP35957192A JP35957192A JPH06201822A JP H06201822 A JPH06201822 A JP H06201822A JP 35957192 A JP35957192 A JP 35957192A JP 35957192 A JP35957192 A JP 35957192A JP H06201822 A JPH06201822 A JP H06201822A
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- antenna
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 他車両の電子機器の誤動作等の電磁障害を惹
起せず且つ1系統の送受信システムで左右後方の死角に
おける接近車両の存在を認識可能にする。 【構成】 発振部14の出力信号をスペクトル拡散変調部
6でスペクトル拡散変調しサーキュレータ5を経てアン
テナ切換器4へ送る。アンテナ切換器4は方向指示器3
からの方向指示信号によりサーキュレータ5を右後方用
アンテナ1又は左後方用アンテナ2のいずれかへ接続す
る。また発振部14は方向指示器3が方向指示信号を出力
したときに起動する。サーキュレータ5と接続されてい
るアンテナで受信された信号はサーキュレータ5を経て
スペクトル拡張復調部10で復調された後ミキサー15でド
ップラー周波数が検出され、このドップラー周波数信号
を受けた速度計測部16でアンテナ放射角内に存在する車
両等の接近速度を算出し警告判断部17へ送る。警告判断
部17は接近速度が危険速度に達したら警報を発する。
起せず且つ1系統の送受信システムで左右後方の死角に
おける接近車両の存在を認識可能にする。 【構成】 発振部14の出力信号をスペクトル拡散変調部
6でスペクトル拡散変調しサーキュレータ5を経てアン
テナ切換器4へ送る。アンテナ切換器4は方向指示器3
からの方向指示信号によりサーキュレータ5を右後方用
アンテナ1又は左後方用アンテナ2のいずれかへ接続す
る。また発振部14は方向指示器3が方向指示信号を出力
したときに起動する。サーキュレータ5と接続されてい
るアンテナで受信された信号はサーキュレータ5を経て
スペクトル拡張復調部10で復調された後ミキサー15でド
ップラー周波数が検出され、このドップラー周波数信号
を受けた速度計測部16でアンテナ放射角内に存在する車
両等の接近速度を算出し警告判断部17へ送る。警告判断
部17は接近速度が危険速度に達したら警報を発する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車運転者が左折、
右折又は進路変更しようとするときに運転者からみて左
後方向又は右後方向の視界の死角となる方向に接近車両
等の移動体がある場合にその接近速度が衝突等の危険を
生ぜしめる速度である場合に運転者に警報等によりこれ
を知らしむる死角認識補助装置に関するものである。
右折又は進路変更しようとするときに運転者からみて左
後方向又は右後方向の視界の死角となる方向に接近車両
等の移動体がある場合にその接近速度が衝突等の危険を
生ぜしめる速度である場合に運転者に警報等によりこれ
を知らしむる死角認識補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両における死角認識補助装置
は、図4に示すような左後方死角に向けて取り付けられ
たアンテナおよび右後方死角に向けて取り付けられたア
ンテナと、それぞれのアンテナに対応した送受信装置お
よび速度測定装置を具備し、単一周波数の連続波或いは
単一周波数のパルス変調波をアンテナから送信し、アン
テナの放射角範囲内の移動体からの反射波を受信してド
ップラー周波数偏移により移動体の速度を計測すること
により行われていた。
は、図4に示すような左後方死角に向けて取り付けられ
たアンテナおよび右後方死角に向けて取り付けられたア
ンテナと、それぞれのアンテナに対応した送受信装置お
よび速度測定装置を具備し、単一周波数の連続波或いは
単一周波数のパルス変調波をアンテナから送信し、アン
テナの放射角範囲内の移動体からの反射波を受信してド
ップラー周波数偏移により移動体の速度を計測すること
により行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式においては単一周波数の連続波或いはパルス変調波
を用いていたためその周波数における放射エネルギー密
度が大きく、放射を受けた車両の電子機器が放射電磁波
によって誤動作をするなどの外部環境に対する電磁障害
をもたらすという問題があった。また、各方向の空中線
毎に送受信装置、速度演算手段および警報装置を有して
いたため、装置の占有スペースが大きいこと、またそれ
に応じて機器のコストが高価になるという問題があっ
た。
方式においては単一周波数の連続波或いはパルス変調波
を用いていたためその周波数における放射エネルギー密
度が大きく、放射を受けた車両の電子機器が放射電磁波
によって誤動作をするなどの外部環境に対する電磁障害
をもたらすという問題があった。また、各方向の空中線
毎に送受信装置、速度演算手段および警報装置を有して
いたため、装置の占有スペースが大きいこと、またそれ
に応じて機器のコストが高価になるという問題があっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて外部環境に対する電磁障害が少なく、且つ設置コ
ストの低い死角認識補助装置を提供することにある。
鑑みて外部環境に対する電磁障害が少なく、且つ設置コ
ストの低い死角認識補助装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の手段構成を有する。即ち、本発明の
死角認識補助装置は、自動車の左後方死角方向に向けて
車体に取り付けられる左後方用アンテナと; 同じく右
後方死角方向に向けて取り付けられる右後方用アンテナ
と; 左右の方向指示操作により左又は右を示す方向信
号を出力する方向指示器と; 該方向指示器を左折指示
にしたときには左後方用アンテナへ、右折指示にしたと
きには右後方用アンテナへ、伝送路接続を切り換えるア
ンテナ切換器と; 方向指示器が左折指示又は右折指示
のときに高周波信号を出力する発振部と; 該発振部か
らの高周波信号をスペクトル拡散変調するスペクトル拡
散変調部と; スペクトル拡散変調されている受信信号
を復調するスペクトル拡散復調部と; スペクトル拡散
変調部の被変調出力信号を前記アンテナ切換器へ導き、
該アンテナ切換器からの受信信号を前記スペクトル拡散
復調部へ導くサーキュレータと; 該スペクトル拡散復
調部からの復調信号を受けて受信波のドップラー周波数
を検出するドップラー周波数検出部と; 該ドップラー
周波数から、前記いずれかのアンテナで捕捉された移動
体の速度を算出する速度計測部と; 該速度計測部から
の速度信号を受けてそれが予め設定された危険速度に達
しているときに警告を発する警告判断部と; を具備す
ることを特徴とするものである。
達成するために次の手段構成を有する。即ち、本発明の
死角認識補助装置は、自動車の左後方死角方向に向けて
車体に取り付けられる左後方用アンテナと; 同じく右
後方死角方向に向けて取り付けられる右後方用アンテナ
と; 左右の方向指示操作により左又は右を示す方向信
号を出力する方向指示器と; 該方向指示器を左折指示
にしたときには左後方用アンテナへ、右折指示にしたと
きには右後方用アンテナへ、伝送路接続を切り換えるア
ンテナ切換器と; 方向指示器が左折指示又は右折指示
のときに高周波信号を出力する発振部と; 該発振部か
らの高周波信号をスペクトル拡散変調するスペクトル拡
散変調部と; スペクトル拡散変調されている受信信号
を復調するスペクトル拡散復調部と; スペクトル拡散
変調部の被変調出力信号を前記アンテナ切換器へ導き、
該アンテナ切換器からの受信信号を前記スペクトル拡散
復調部へ導くサーキュレータと; 該スペクトル拡散復
調部からの復調信号を受けて受信波のドップラー周波数
を検出するドップラー周波数検出部と; 該ドップラー
周波数から、前記いずれかのアンテナで捕捉された移動
体の速度を算出する速度計測部と; 該速度計測部から
の速度信号を受けてそれが予め設定された危険速度に達
しているときに警告を発する警告判断部と; を具備す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】以下、上記手段構成を有する本発明の死角認識
補助装置の作用について説明する。本発明においては、
発振部で発生された高周波信号はスペクトル拡散変調部
でスペクトル拡散されるためそのスペクトル分布は広い
周波数範囲に渡ることになる。この様子を図示すると図
2のようになる。
補助装置の作用について説明する。本発明においては、
発振部で発生された高周波信号はスペクトル拡散変調部
でスペクトル拡散されるためそのスペクトル分布は広い
周波数範囲に渡ることになる。この様子を図示すると図
2のようになる。
【0007】図2の(a)は発振部で発生された高周波
信号(従来の送信波)のスペクトルを示す図であり、図
2の(b)はスペクトル拡散変調を受けた後のスペクト
ル分布図であり、スペクトル分布が(a)よりも広くな
る一方、各周波数成分における電力は雑音レベル近くま
で小さくなし得ることを示している。このように、各周
波数成分における電力が小さくなることにより、電波の
放射を受けた車両等の電子機器が誤動作する可能性が低
くなる。
信号(従来の送信波)のスペクトルを示す図であり、図
2の(b)はスペクトル拡散変調を受けた後のスペクト
ル分布図であり、スペクトル分布が(a)よりも広くな
る一方、各周波数成分における電力は雑音レベル近くま
で小さくなし得ることを示している。このように、各周
波数成分における電力が小さくなることにより、電波の
放射を受けた車両等の電子機器が誤動作する可能性が低
くなる。
【0008】また、発振部の発振が、方向指示器を左指
示又は右指示にしたときのみ行われるので常時発振に較
べ電磁障害がより少なくなるとともにエネルギーの無駄
な消費を防ぐことができる。
示又は右指示にしたときのみ行われるので常時発振に較
べ電磁障害がより少なくなるとともにエネルギーの無駄
な消費を防ぐことができる。
【0009】更に、方向指示器の指示方向によりアンテ
ナ切換器で、サーキュレータを左後方用アンテナ又は右
後方用アンテナへの接続切換ができるので、サーキュレ
ータ以下スペクトル拡散変調部およびスペクトル拡散復
調部を含む送受信機能が1系統でよく占有スペースが節
約できまた複数設ける場合に較べコストを低く抑えるこ
とができる。
ナ切換器で、サーキュレータを左後方用アンテナ又は右
後方用アンテナへの接続切換ができるので、サーキュレ
ータ以下スペクトル拡散変調部およびスペクトル拡散復
調部を含む送受信機能が1系統でよく占有スペースが節
約できまた複数設ける場合に較べコストを低く抑えるこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例装置の構成を示すブロック
図である。方向指示器3を右方向指示に操作するとその
方向信号はアンテナ切換器4へ送られ、アンテナ切換器
4はサーキュレータ5を右後方用アンテナ1へ接続する
とともに、発振部14へも方向信号を送り発振部14の
動作を起動し高周波信号を発生させる。同様に、方向指
示器3を左方向指示に操作するとサーキュレータ5は左
後方用アンテナ2へ接続され、同時に発振部14も起動
される。
する。図1は本発明の実施例装置の構成を示すブロック
図である。方向指示器3を右方向指示に操作するとその
方向信号はアンテナ切換器4へ送られ、アンテナ切換器
4はサーキュレータ5を右後方用アンテナ1へ接続する
とともに、発振部14へも方向信号を送り発振部14の
動作を起動し高周波信号を発生させる。同様に、方向指
示器3を左方向指示に操作するとサーキュレータ5は左
後方用アンテナ2へ接続され、同時に発振部14も起動
される。
【0011】左右の方向指示を行わないときは、アンテ
ナ切換器4は最後に指示した方向の接続状態のままとな
っているが、発振部14は起動されず高周波信号は発生
されない。左右の方向指示によって異なるのは方向信号
と、アンテナ切換器4の接続状態と稼働しているアンテ
ナが右後方用アンテナ1か左後方用アンテナ2かの違い
だけであるので、以下、右方向指示を行ったものとして
説明を進める。
ナ切換器4は最後に指示した方向の接続状態のままとな
っているが、発振部14は起動されず高周波信号は発生
されない。左右の方向指示によって異なるのは方向信号
と、アンテナ切換器4の接続状態と稼働しているアンテ
ナが右後方用アンテナ1か左後方用アンテナ2かの違い
だけであるので、以下、右方向指示を行ったものとして
説明を進める。
【0012】従って、右後方用アンテナ1がサーキュレ
ータ5と接続されており、このアンテナで電波の送受信
が行われる。方向指示が行われたので発振部14が起動
され単一周波数の高周波信号が出力される。この高周波
信号はスペクトル拡散変調部6でスペクトル拡散変調を
受けてサーキュレータ5へ導かれる。スペクトル拡散変
調そのものは周知の技術で、周波数成分を広い範囲に拡
散することにより各周波数毎のエネルギーを小さくなる
変調方式である。
ータ5と接続されており、このアンテナで電波の送受信
が行われる。方向指示が行われたので発振部14が起動
され単一周波数の高周波信号が出力される。この高周波
信号はスペクトル拡散変調部6でスペクトル拡散変調を
受けてサーキュレータ5へ導かれる。スペクトル拡散変
調そのものは周知の技術で、周波数成分を広い範囲に拡
散することにより各周波数毎のエネルギーを小さくなる
変調方式である。
【0013】こうして変調を受けた信号はサーキュレー
タ5およびアンテナ切換器4を経て右後方用アンテナ1
へ送られ空間へ放射される。アンテナの放射角範囲内に
他の車両等が存在する場合にはその車両に当たって反射
され右後方用アンテナ1へ戻って来る。
タ5およびアンテナ切換器4を経て右後方用アンテナ1
へ送られ空間へ放射される。アンテナの放射角範囲内に
他の車両等が存在する場合にはその車両に当たって反射
され右後方用アンテナ1へ戻って来る。
【0014】この場合他の車両の電子機器を誤動作させ
る等の電磁障害については、スペクトル拡散変調により
電波の周波数成分が広い周波数に渡って分布しているた
めその分だけ各周波数毎のエネルギーが小さくなるの
で、このレベルを電磁障害を引き起こすレベルよりも低
くなるように拡散の程度を設定することにより電磁障害
をなくすことができる。
る等の電磁障害については、スペクトル拡散変調により
電波の周波数成分が広い周波数に渡って分布しているた
めその分だけ各周波数毎のエネルギーが小さくなるの
で、このレベルを電磁障害を引き起こすレベルよりも低
くなるように拡散の程度を設定することにより電磁障害
をなくすことができる。
【0015】右後方用アンテナ1へ戻って来た反射波は
アンテナ切換器4およびサーキュレータ5を経てスペク
トル拡散復調部10へ入力され、ここでスペクトル拡散
前の高周波信号に復調される。換言すれば、発振部で発
生された信号がスペクトル拡散変調を受けないでアンテ
ナから放射され、車両等から反射されて戻って来た場合
の信号と同じ信号に復調されるのである。
アンテナ切換器4およびサーキュレータ5を経てスペク
トル拡散復調部10へ入力され、ここでスペクトル拡散
前の高周波信号に復調される。換言すれば、発振部で発
生された信号がスペクトル拡散変調を受けないでアンテ
ナから放射され、車両等から反射されて戻って来た場合
の信号と同じ信号に復調されるのである。
【0016】ここで電波を反射した車両等が移動してい
る場合にはドップラー効果により反射波の周波数がドッ
プラー周波数分だけ偏移する。即ち、車両等が接近しつ
つある場合には反射波の周波数は送信周波数よりもドッ
プラー周波数分だけ高くなり、車両等が遠ざかる場合に
はドップラー周波数分だけ低くなっている。
る場合にはドップラー効果により反射波の周波数がドッ
プラー周波数分だけ偏移する。即ち、車両等が接近しつ
つある場合には反射波の周波数は送信周波数よりもドッ
プラー周波数分だけ高くなり、車両等が遠ざかる場合に
はドップラー周波数分だけ低くなっている。
【0017】従って、スペクトル拡散復調部10でスペ
クトル拡散状態から元の状態に戻された受信信号の周波
数は丁度発振部14の出力高周波信号の周波数に対しド
ップラー周波数だけ偏移した周波数となる。この復調信
号はミキサー15へ送られる。ミキサー15には発振部
14の出力の一部が基準信号として入力されており、こ
こで周波数変換が行われ、復調信号の周波数と基準信号
の周波数との差の周波数即ちドップラー周波数の信号が
出力される。即ち、ミキサー15は手段構成にいうドッ
プラー周波数検出部ということになる。
クトル拡散状態から元の状態に戻された受信信号の周波
数は丁度発振部14の出力高周波信号の周波数に対しド
ップラー周波数だけ偏移した周波数となる。この復調信
号はミキサー15へ送られる。ミキサー15には発振部
14の出力の一部が基準信号として入力されており、こ
こで周波数変換が行われ、復調信号の周波数と基準信号
の周波数との差の周波数即ちドップラー周波数の信号が
出力される。即ち、ミキサー15は手段構成にいうドッ
プラー周波数検出部ということになる。
【0018】ドップラー周波数は周知のように速度に比
例する。この関係を利用して、速度計測部16では速度
を算出し、その速度信号を警告判断部17へ送る。警告
判断部17では速度信号の示す速度が予め設定された危
険速度に達したときに運転者に警告を発し、左折、右折
又は進路変更するに際しての注意を喚起する。
例する。この関係を利用して、速度計測部16では速度
を算出し、その速度信号を警告判断部17へ送る。警告
判断部17では速度信号の示す速度が予め設定された危
険速度に達したときに運転者に警告を発し、左折、右折
又は進路変更するに際しての注意を喚起する。
【0019】なお、電波を反射する車両等が遠ざかる場
合にもドップラー周波数が生ずるが、遠ざかる場合には
左折又は右折に対して危険はないので警報を発するよう
にはしていない。ミキサー15の出力のドップラー周波
数が接近によるものか遠ざかる移動によるものかは、両
者の位相が180度異なるので位相を識別することによ
り容易に判別し得る。
合にもドップラー周波数が生ずるが、遠ざかる場合には
左折又は右折に対して危険はないので警報を発するよう
にはしていない。ミキサー15の出力のドップラー周波
数が接近によるものか遠ざかる移動によるものかは、両
者の位相が180度異なるので位相を識別することによ
り容易に判別し得る。
【0020】本発明におけるスペクトル拡散変調部およ
びスペクトル拡散復調部は、要するに、送信エネルギー
としての発振部の高周波出力のスペクトル分布を拡散
し、スペクトル拡散状態でアンテナから空間へ放射され
物体から反射されて戻って来て受信された信号のスペク
トルを再び拡散前の状態に戻すための手段であればよ
く、周知技術のいずれかの方式構成のものに限定される
というものではない。本実施例においては直接拡散方式
と呼ばれるスペクトル拡散システムの具体例を用いた。
びスペクトル拡散復調部は、要するに、送信エネルギー
としての発振部の高周波出力のスペクトル分布を拡散
し、スペクトル拡散状態でアンテナから空間へ放射され
物体から反射されて戻って来て受信された信号のスペク
トルを再び拡散前の状態に戻すための手段であればよ
く、周知技術のいずれかの方式構成のものに限定される
というものではない。本実施例においては直接拡散方式
と呼ばれるスペクトル拡散システムの具体例を用いた。
【0021】図1において疑似雑音発生器8はクロック
発信器9からのクロック信号を得て“1”と“0”の信
号をランダムにある周期で発生し、この信号(疑似雑音
符号)を拡散変調器7へ送る。拡散変調器7へは発振部
14から連続波の高周波信号が入力されており、疑似雑
音符号が“1”から“0”へ、又は“0”から“1”へ
変化したときに高周波信号の位相を180度反転するよ
うに動作する。これを図示すると図3のようになる。
(a)は発振部14の出力波形であり、(b)は疑似雑
音発生器8の出力の疑似雑音符号である。
発信器9からのクロック信号を得て“1”と“0”の信
号をランダムにある周期で発生し、この信号(疑似雑音
符号)を拡散変調器7へ送る。拡散変調器7へは発振部
14から連続波の高周波信号が入力されており、疑似雑
音符号が“1”から“0”へ、又は“0”から“1”へ
変化したときに高周波信号の位相を180度反転するよ
うに動作する。これを図示すると図3のようになる。
(a)は発振部14の出力波形であり、(b)は疑似雑
音発生器8の出力の疑似雑音符号である。
【0022】(b)図中の、T1,T2,T3,T4 はランダ
ムに選ばれた時間幅であり、例えばT1 〜T4 までの組
が周期的に繰り返されるようになっている。そして
(b)図の波形が“1”から“0”へ変わる時点および
“0”から“1”へ変わる時点で(a)図の波形を18
0度位相反転させている。その結果(c)図の実線で示
すような波形が得られ、このような波形の周波数スペク
トルは拡散されたものとなる。(c)図中の点線で示さ
れている部分の波形は(a)図と同じで位相反転する前
の波形を参考的に示したものである。
ムに選ばれた時間幅であり、例えばT1 〜T4 までの組
が周期的に繰り返されるようになっている。そして
(b)図の波形が“1”から“0”へ変わる時点および
“0”から“1”へ変わる時点で(a)図の波形を18
0度位相反転させている。その結果(c)図の実線で示
すような波形が得られ、このような波形の周波数スペク
トルは拡散されたものとなる。(c)図中の点線で示さ
れている部分の波形は(a)図と同じで位相反転する前
の波形を参考的に示したものである。
【0023】こうしてスペクトル拡散変調された信号は
サーキュレータ5、アンテナ切換器4を経て、いずれか
のアンテナから空間へ放射される。放射された電波は、
放射角内に反射物体があればそれにより反射されてアン
テナまで戻って来て受信される。受信された信号はアン
テナ切換器4、サーキュレータ5を経てスペクトル拡散
復調部10の拡散復調器11および時間弁別制御回路1
2へ送られ、時間弁別制御回路12では、受信信号自体
から、送信側の疑似雑音符号(図3の(b))のT1,T2,
T3,T4 の時間幅及び順序を弁別し、図3の(b)と同
じで且つ電波が反射物体まで行って戻ってくるまでの伝
搬遅延時間だけ遅れた疑似雑音符号を疑似雑音発生器1
3に発生させる。結局この疑似雑音符号は受信されたス
ペクトル拡散信号と同期したものとなる。
サーキュレータ5、アンテナ切換器4を経て、いずれか
のアンテナから空間へ放射される。放射された電波は、
放射角内に反射物体があればそれにより反射されてアン
テナまで戻って来て受信される。受信された信号はアン
テナ切換器4、サーキュレータ5を経てスペクトル拡散
復調部10の拡散復調器11および時間弁別制御回路1
2へ送られ、時間弁別制御回路12では、受信信号自体
から、送信側の疑似雑音符号(図3の(b))のT1,T2,
T3,T4 の時間幅及び順序を弁別し、図3の(b)と同
じで且つ電波が反射物体まで行って戻ってくるまでの伝
搬遅延時間だけ遅れた疑似雑音符号を疑似雑音発生器1
3に発生させる。結局この疑似雑音符号は受信されたス
ペクトル拡散信号と同期したものとなる。
【0024】こうして得られた疑似雑音符号は拡散復調
器11へ加えられ、変調のときと同じように、“1”か
ら“0”へ、又は“0”から“1”へ変化したときに受
信信号の位相を180度反転させるので、結局、拡散変
調器7で180度位相反転された部分が拡散復調器11
でもう一度180度位相反転されるので結局元へ戻りス
ペクトル拡散変調をしなかったと同様の信号となり、伝
搬による減衰とドップラー情報だけを含んだものとな
る。そしてミキサー15でドップラー周波数が抽出され
ることとなる。
器11へ加えられ、変調のときと同じように、“1”か
ら“0”へ、又は“0”から“1”へ変化したときに受
信信号の位相を180度反転させるので、結局、拡散変
調器7で180度位相反転された部分が拡散復調器11
でもう一度180度位相反転されるので結局元へ戻りス
ペクトル拡散変調をしなかったと同様の信号となり、伝
搬による減衰とドップラー情報だけを含んだものとな
る。そしてミキサー15でドップラー周波数が抽出され
ることとなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の死角認識
補助装置は送信信号をスペクトル拡散変調してアンテナ
から放射しているのでスペクトル分布は広い範囲に渡り
各周波数成分毎のエネルギーが小さくなり電波の放射を
受けた他の車両等の電子機器を誤動作を惹起する等の電
磁障害の発生を防止できるという利点がある。また、ア
ンテナ切換部を設け、指示した方向のアンテナだけから
送受信を行うようにしているので送受信システムは1系
統でよく、従来のように左右毎に送受信システムを必要
とする場合に較べコストの低減が図れるという利点があ
る。更に、電波の放射は、左又は右の方向指示をしたと
きのみ行われるのでエネルギーの節減を図ることがで
き、また電磁障害の可能性を一層低くするという利点が
ある。
補助装置は送信信号をスペクトル拡散変調してアンテナ
から放射しているのでスペクトル分布は広い範囲に渡り
各周波数成分毎のエネルギーが小さくなり電波の放射を
受けた他の車両等の電子機器を誤動作を惹起する等の電
磁障害の発生を防止できるという利点がある。また、ア
ンテナ切換部を設け、指示した方向のアンテナだけから
送受信を行うようにしているので送受信システムは1系
統でよく、従来のように左右毎に送受信システムを必要
とする場合に較べコストの低減が図れるという利点があ
る。更に、電波の放射は、左又は右の方向指示をしたと
きのみ行われるのでエネルギーの節減を図ることがで
き、また電磁障害の可能性を一層低くするという利点が
ある。
【図1】本発明の実施例装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】従来の送信電波とスペクトル拡散変調を行った
送信電波のスペクトル分布の比較図である。
送信電波のスペクトル分布の比較図である。
【図3】直接拡散方式によるスペクトル拡散変調の波形
説明図である。
説明図である。
【図4】車両に取り付けられた左後方用および右後方用
アンテナとそれらからの電波放射の状況を示す図であ
る。
アンテナとそれらからの電波放射の状況を示す図であ
る。
1 右後方用アンテナ 2 左後方用アンテナ 3 方向指示器 4 アンテナ切換器 5 サーキュレータ 6 スペクトル拡散変調部 7 拡散変調器 8 疑似雑音発生器 9 クロック発信器 10 スペクトル拡散復調部 11 拡散復調器 12 時間弁別制御回路 13 疑似雑音発生器 14 発振部 15 ミキサー 16 速度計測部 17 警告判断部
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の左後方死角方向に向けて車体に
取り付けられる左後方用アンテナと; 同じく右後方死
角方向に向けて取り付けられる右後方用アンテナと;
左右の方向指示操作により左又は右を示す方向信号を出
力する方向指示器と; 該方向指示器を左折指示にした
ときには左後方用アンテナへ、右折指示にしたときには
右後方用アンテナへ、伝送路接続を切り換えるアンテナ
切換器と; 方向指示器が左折指示又は右折指示のとき
に高周波信号を出力する発振部と; 該発振部からの高
周波信号をスペクトル拡散変調するスペクトル拡散変調
部と; スペクトル拡散変調されている受信信号を復調
するスペクトル拡散復調部と; スペクトル拡散変調部
の被変調出力信号を前記アンテナ切換器へ導き、該アン
テナ切換器からの受信信号を前記スペクトル拡散復調部
へ導くサーキュレータと; 該スペクトル拡散復調部か
らの復調信号を受けて受信波のドップラー周波数を検出
するドップラー周波数検出部と; 該ドップラー周波数
から、前記いずれかのアンテナで捕捉された移動体の速
度を算出する速度計測部と; 該速度計測部からの速度
信号を受けてそれが予め設定された危険速度に達してい
るときに警告を発する警告判断部と; を具備すること
を特徴とする死角認識補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35957192A JPH06201822A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 死角認識補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35957192A JPH06201822A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 死角認識補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06201822A true JPH06201822A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18465187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35957192A Withdrawn JPH06201822A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 死角認識補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06201822A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102106976B1 (ko) * | 2018-12-20 | 2020-05-29 | 재단법인대구경북과학기술원 | 도플러 정보를 이용한 차량의 후방 또는 사각지대 탐지 장치 및 그 방법 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35957192A patent/JPH06201822A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102106976B1 (ko) * | 2018-12-20 | 2020-05-29 | 재단법인대구경북과학기술원 | 도플러 정보를 이용한 차량의 후방 또는 사각지대 탐지 장치 및 그 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |