JPH06201846A - 時計及び活字送り用ムーブメント - Google Patents
時計及び活字送り用ムーブメントInfo
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- JPH06201846A JPH06201846A JP35990792A JP35990792A JPH06201846A JP H06201846 A JPH06201846 A JP H06201846A JP 35990792 A JP35990792 A JP 35990792A JP 35990792 A JP35990792 A JP 35990792A JP H06201846 A JPH06201846 A JP H06201846A
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- Japan
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な駆動信号を与えるだけで確実に駆動
し、トルクが大きくて応答時間が早く、早送りが可能で
あって、低コストで製造可能な時計及び活字送り用のム
ーブメントを提供する。 【構成】 動力源となるソレノイド2のプランジャ軸5
にラチェット円盤4を取付け、このラチェット円盤4の
上下両側にラチェット歯を半ピッチずらした上側固定ラ
チェット歯6aと下側固定ラチェット歯2aを設けて、
このラチェット円盤4の上面ラチェット歯4bを常時ス
プリング3の弾発力で上側固定ラチェット歯6aに噛合
し、ソレノイド2が励磁するとラチェット円盤4を下降
させて底面ラチェット歯4aを下側固定ラチェット歯2
aに噛合させる。
し、トルクが大きくて応答時間が早く、早送りが可能で
あって、低コストで製造可能な時計及び活字送り用のム
ーブメントを提供する。 【構成】 動力源となるソレノイド2のプランジャ軸5
にラチェット円盤4を取付け、このラチェット円盤4の
上下両側にラチェット歯を半ピッチずらした上側固定ラ
チェット歯6aと下側固定ラチェット歯2aを設けて、
このラチェット円盤4の上面ラチェット歯4bを常時ス
プリング3の弾発力で上側固定ラチェット歯6aに噛合
し、ソレノイド2が励磁するとラチェット円盤4を下降
させて底面ラチェット歯4aを下側固定ラチェット歯2
aに噛合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計の運針用とか活字
送りの動力源に使用して好適なムーブメントに関するも
のである。
送りの動力源に使用して好適なムーブメントに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】時計の運針とかタイムレコーダの時刻活
字等を送るムーブメントは、1方向回転で等ピッチ送り
を必要とするため、特に時計運針用のムーブメントとし
ては、従来より1相ステッピングモータ、或は、2相ス
テッピングモータが広く使用されている。
字等を送るムーブメントは、1方向回転で等ピッチ送り
を必要とするため、特に時計運針用のムーブメントとし
ては、従来より1相ステッピングモータ、或は、2相ス
テッピングモータが広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した1相
ステッピングモータはトルクが小さいとか、早送りの
際、応答周波数(感度)が低いために時間がかかると云
った問題があり、また、2相ステッピングモータはコイ
ル4個を独立励磁する必要があるため、駆動方法が複雑
で駆動回路の部品数が多く、コストアップに繋がる問題
があった。
ステッピングモータはトルクが小さいとか、早送りの
際、応答周波数(感度)が低いために時間がかかると云
った問題があり、また、2相ステッピングモータはコイ
ル4個を独立励磁する必要があるため、駆動方法が複雑
で駆動回路の部品数が多く、コストアップに繋がる問題
があった。
【0004】従って本発明の技術的課題は、単純な駆動
信号(方形波)を与えるだけで確実に駆動でき、トルク
が大きくて応答速度が早く、早送りが可能であると共
に、構成が簡単で低コストで製造することができる時計
及び活字送り用のムーブメントを提供することである。
信号(方形波)を与えるだけで確実に駆動でき、トルク
が大きくて応答速度が早く、早送りが可能であると共
に、構成が簡単で低コストで製造することができる時計
及び活字送り用のムーブメントを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。 (1) 時計及び活字送りの動力源となるソレノイドの
プランジャ軸に、上下両面に上面と底面の各ラチェット
歯を設けたラチェット円盤を取付け、このラチェット円
盤の上下両側には、上記上面と底面の各ラチェット歯に
夫々噛合自在な上側と下側の各固定ラチェット歯を相互
に半ピッチずらして設けて、ソレノイドが励磁するとラ
チェット円盤が引き下げられて底面ラチェット歯を下側
固定ラチェット歯に噛合するように構成すると共に、上
記ラチェット円盤と下側固定ラチェット歯の間には、ソ
レノイドの消勢時にラチェット円盤を押し上げて上面ラ
チェット歯を上側固定ラチェット円盤に噛合させるスプ
リングを介在すること。
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。 (1) 時計及び活字送りの動力源となるソレノイドの
プランジャ軸に、上下両面に上面と底面の各ラチェット
歯を設けたラチェット円盤を取付け、このラチェット円
盤の上下両側には、上記上面と底面の各ラチェット歯に
夫々噛合自在な上側と下側の各固定ラチェット歯を相互
に半ピッチずらして設けて、ソレノイドが励磁するとラ
チェット円盤が引き下げられて底面ラチェット歯を下側
固定ラチェット歯に噛合するように構成すると共に、上
記ラチェット円盤と下側固定ラチェット歯の間には、ソ
レノイドの消勢時にラチェット円盤を押し上げて上面ラ
チェット歯を上側固定ラチェット円盤に噛合させるスプ
リングを介在すること。
【0006】(2) ソレノイドを1分間に1回励磁す
るように構成する一方、ラチェット円盤に設けた上面と
底面の各ラチェット歯を60等分に形成すること。
るように構成する一方、ラチェット円盤に設けた上面と
底面の各ラチェット歯を60等分に形成すること。
【0007】(3) プランジャ軸の動きを太陽ギヤと
遊星ギヤの組合せによって時計の長針と短針に伝達する
こと。
遊星ギヤの組合せによって時計の長針と短針に伝達する
こと。
【0008】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。上記(1)
で述べた手段によれば、ソレノイドを励磁(ON)して
プランジャ軸をスプリングの弾発力に抗して下方に吸引
作動すると、ラチェット円盤の底面ラチェット歯が下側
固定ラチェット歯に当たり、次いで、歯面の傾斜に沿っ
て滑り移動して両ラチェット歯が噛合するため、これで
ラチェット円盤即ちプランジャ軸(動力源)を半ピッチ
分回転することができ、更に、上記ソレノイドを消勢
(OFF)してプランジャ軸を解放すると、スプリング
の弾発力によってラチェット円盤が上昇して上面ラチェ
ット歯を上側固定ラチェット歯に当て、且つ、歯面の傾
斜に沿って滑り移動して両ラチェット歯を噛合させるか
ら、ラチェット円盤即ちプランジャ軸を更に半ピッチ分
回転することができ、従って、ソレノイドの1回の励磁
によってプランジャ軸を1ピッチ分確実に回転できるた
め、このプランジャ軸の回転力を動力源として時計の運
針とか活字送りを大きなトルクで正確に行うことを可能
にする。
で述べた手段によれば、ソレノイドを励磁(ON)して
プランジャ軸をスプリングの弾発力に抗して下方に吸引
作動すると、ラチェット円盤の底面ラチェット歯が下側
固定ラチェット歯に当たり、次いで、歯面の傾斜に沿っ
て滑り移動して両ラチェット歯が噛合するため、これで
ラチェット円盤即ちプランジャ軸(動力源)を半ピッチ
分回転することができ、更に、上記ソレノイドを消勢
(OFF)してプランジャ軸を解放すると、スプリング
の弾発力によってラチェット円盤が上昇して上面ラチェ
ット歯を上側固定ラチェット歯に当て、且つ、歯面の傾
斜に沿って滑り移動して両ラチェット歯を噛合させるか
ら、ラチェット円盤即ちプランジャ軸を更に半ピッチ分
回転することができ、従って、ソレノイドの1回の励磁
によってプランジャ軸を1ピッチ分確実に回転できるた
め、このプランジャ軸の回転力を動力源として時計の運
針とか活字送りを大きなトルクで正確に行うことを可能
にする。
【0009】上記(2)で述べた手段によれば、ソレノ
イドを1分間に1回励磁することによって、プランジャ
軸を60分の1ピッチずつ回転することができるから、
これを時計の長針を運針する駆動源として利用したり、
或は、時刻活字の分活字輪を送る駆動源として利用する
ことを可能にする。
イドを1分間に1回励磁することによって、プランジャ
軸を60分の1ピッチずつ回転することができるから、
これを時計の長針を運針する駆動源として利用したり、
或は、時刻活字の分活字輪を送る駆動源として利用する
ことを可能にする。
【0010】上記(3)で述べた手段によれば、プラン
ジャ軸の回転をそのまま時計の長針に伝達し、同じくプ
ランジャ軸の回転を太陽ギヤと遊星ギヤの組合せによっ
て1/12に減速して短針に伝達すれば、ソレノイドを
1分間に1回励磁することによって時計の長針と短針を
正確に運針させることを可能にする。以上の如くである
から、上記の手段によって上述した技術的課題を解決し
て、前記従来の技術の問題点を解消することができる。
ジャ軸の回転をそのまま時計の長針に伝達し、同じくプ
ランジャ軸の回転を太陽ギヤと遊星ギヤの組合せによっ
て1/12に減速して短針に伝達すれば、ソレノイドを
1分間に1回励磁することによって時計の長針と短針を
正確に運針させることを可能にする。以上の如くである
から、上記の手段によって上述した技術的課題を解決し
て、前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0011】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る時計及び活字
送り用ムーブメントの好適な実施例を添付した図面と共
に詳細に説明する。図1は本発明に係るムーブメントを
時計用のムーブメントとして利用している場合の構成を
示した正断面図で、図2は本発明の要部を分解して示し
た斜視図を示すものであって、これ等の図面に於いて、
符号1で全体的に示したのは比較的大きな上部室1A
と、比較的小さな下部室1Bとからなるケーシングであ
って、下部室1Bの底面中央部にはセンタ軸1Cが突設
され、更にこの下部室1B内にはセンタ軸1Cに位置決
めされた状態でソレノイド2が固定されていて、ソレノ
イド2の中央に設け穴2Tには動力源となるプランジャ
軸5の下端部側が挿入され、且つ、ソレノイド2の上面
板2Tには合計60枚の下側固定ラチェット歯2a…が
円周方向に等間隔に上向きに突設形成されている。
送り用ムーブメントの好適な実施例を添付した図面と共
に詳細に説明する。図1は本発明に係るムーブメントを
時計用のムーブメントとして利用している場合の構成を
示した正断面図で、図2は本発明の要部を分解して示し
た斜視図を示すものであって、これ等の図面に於いて、
符号1で全体的に示したのは比較的大きな上部室1A
と、比較的小さな下部室1Bとからなるケーシングであ
って、下部室1Bの底面中央部にはセンタ軸1Cが突設
され、更にこの下部室1B内にはセンタ軸1Cに位置決
めされた状態でソレノイド2が固定されていて、ソレノ
イド2の中央に設け穴2Tには動力源となるプランジャ
軸5の下端部側が挿入され、且つ、ソレノイド2の上面
板2Tには合計60枚の下側固定ラチェット歯2a…が
円周方向に等間隔に上向きに突設形成されている。
【0012】次に、4は上述したプランジャ軸5の中央
部に固定したラチェット円盤で、この円盤4の底面と上
面の両面には、歯の向きを同一方向に傾斜させた合計6
0枚の底面ラチェット歯4a…と上面ラチェット歯4b
…が円周方向に等間隔に突出形成され、且つ、上記ソレ
ノイド2の上面板2Tとラチェット円盤4の底面の間に
は、ラチェット円盤4をプランジャ軸5と共に常時上方
に弾発作用するコイルスプリング3が介在されている。
部に固定したラチェット円盤で、この円盤4の底面と上
面の両面には、歯の向きを同一方向に傾斜させた合計6
0枚の底面ラチェット歯4a…と上面ラチェット歯4b
…が円周方向に等間隔に突出形成され、且つ、上記ソレ
ノイド2の上面板2Tとラチェット円盤4の底面の間に
は、ラチェット円盤4をプランジャ軸5と共に常時上方
に弾発作用するコイルスプリング3が介在されている。
【0013】6は上述したケーシング1の下部室1Bの
上面口を塞ぐ中蓋板であって、ケーシング1側に固定さ
れたこの中蓋板6の底面には、合計60枚の上側固定ラ
チェット歯6a…を、上述した下側ラチェット歯4a…
に対して半ピッチずらした状態で、且つ、円周方向に等
間隔に下向きに突出形成されていて、上述したラチェッ
ト円盤4は上述したソレノイド2の励磁作用とコイルス
プリング3の弾発作用によって、これ等下側と上側の両
固定ラチェット歯2aと6aの間を上下動して、これ等
両固定ラチェット歯2a,6aに対して底面ラチェット
歯4aと上面ラチェット歯4bを交互に係脱する仕組に
成っている。
上面口を塞ぐ中蓋板であって、ケーシング1側に固定さ
れたこの中蓋板6の底面には、合計60枚の上側固定ラ
チェット歯6a…を、上述した下側ラチェット歯4a…
に対して半ピッチずらした状態で、且つ、円周方向に等
間隔に下向きに突出形成されていて、上述したラチェッ
ト円盤4は上述したソレノイド2の励磁作用とコイルス
プリング3の弾発作用によって、これ等下側と上側の両
固定ラチェット歯2aと6aの間を上下動して、これ等
両固定ラチェット歯2a,6aに対して底面ラチェット
歯4aと上面ラチェット歯4bを交互に係脱する仕組に
成っている。
【0014】また、7は上述したプランジャ軸5の上端
部に固定し、プランジャ軸5の回転に従ってケーシング
1の上部室1A内に於いて一体回転するように構成した
ギヤベース板であって、8はこのギヤベース板7を貫い
て突出したプランジャ軸5の上端部5aに連結した分針
軸を示し、この分針軸8の上端部側は上部室1Aの内部
より上蓋10の中心に設けた穴10Tを貫いてその上面
側に突出し、且つ、この突出した上端部には分針15が
取付けられている。
部に固定し、プランジャ軸5の回転に従ってケーシング
1の上部室1A内に於いて一体回転するように構成した
ギヤベース板であって、8はこのギヤベース板7を貫い
て突出したプランジャ軸5の上端部5aに連結した分針
軸を示し、この分針軸8の上端部側は上部室1Aの内部
より上蓋10の中心に設けた穴10Tを貫いてその上面
側に突出し、且つ、この突出した上端部には分針15が
取付けられている。
【0015】更に、9は分針軸8の周面に同軸的に、且
つ、回転自在に嵌装した円筒状の時針軸で、9aはこの
時針軸9の下端部に連設した計12枚の歯を持つ時針ギ
ヤ、10aは上述した上蓋10の底面に分針軸8及び時
針軸9と同軸的に設けた計11枚の歯を持つ太陽ギヤ、
11は上述したギヤベース板7の上面に突設したギヤ軸
12に回転自在に取付けた計12枚の歯を持つ遊星ギヤ
であって、この遊星ギヤ11が上記の時針ギヤ9aと太
陽ギヤ10aの双方に噛合していて、分針軸8の回転を
1/2に減速して時針軸9に伝達し、この時針軸9の先
端に取付けた時針16を分針軸8の1回転に対して1/
12回転すると共に、時針軸9が12回転すると遊星ギ
ヤ11の噛合位置が復元されることを利用して、これを
基板14に取付けたホームポジション検出センサ13で
読取らせて、ホームポジションを検知できるように構成
されている。尚、図中11aは遊星ギヤ11に設けたホ
ームポジション検出用突起、13Sは検出センサ13の
スイッチ片を示す。
つ、回転自在に嵌装した円筒状の時針軸で、9aはこの
時針軸9の下端部に連設した計12枚の歯を持つ時針ギ
ヤ、10aは上述した上蓋10の底面に分針軸8及び時
針軸9と同軸的に設けた計11枚の歯を持つ太陽ギヤ、
11は上述したギヤベース板7の上面に突設したギヤ軸
12に回転自在に取付けた計12枚の歯を持つ遊星ギヤ
であって、この遊星ギヤ11が上記の時針ギヤ9aと太
陽ギヤ10aの双方に噛合していて、分針軸8の回転を
1/2に減速して時針軸9に伝達し、この時針軸9の先
端に取付けた時針16を分針軸8の1回転に対して1/
12回転すると共に、時針軸9が12回転すると遊星ギ
ヤ11の噛合位置が復元されることを利用して、これを
基板14に取付けたホームポジション検出センサ13で
読取らせて、ホームポジションを検知できるように構成
されている。尚、図中11aは遊星ギヤ11に設けたホ
ームポジション検出用突起、13Sは検出センサ13の
スイッチ片を示す。
【0016】本発明に係る時計及び活字送り用ムーブメ
ントは以上述べた如く構成であるから、通常時は図3に
示す如くラチェット円盤4はスプリング3の弾発力を受
けて上方に押し上げられ、上面ラチェット歯4bを中蓋
板6の底面に形成した上側固定ラチェット歯6aに噛合
しているが、ソレノイド2が励磁(ON)してプランジ
ャ軸5を下方に吸引作動すると、ラチェット円盤4もス
プリング3を圧縮しながら一緒に下降し、図4の如く上
面ラチェット歯4bを上側固定ラチェット歯6aから離
して、底面ラチェット歯4aを位相差を持った下側固定
ラチェット歯2aに押し当て、更にその歯面の傾斜を滑
って位相分、即ち、半ピッチだけ回転して両方のラチェ
ット歯4aと2aを図5の如く完全に噛合する。
ントは以上述べた如く構成であるから、通常時は図3に
示す如くラチェット円盤4はスプリング3の弾発力を受
けて上方に押し上げられ、上面ラチェット歯4bを中蓋
板6の底面に形成した上側固定ラチェット歯6aに噛合
しているが、ソレノイド2が励磁(ON)してプランジ
ャ軸5を下方に吸引作動すると、ラチェット円盤4もス
プリング3を圧縮しながら一緒に下降し、図4の如く上
面ラチェット歯4bを上側固定ラチェット歯6aから離
して、底面ラチェット歯4aを位相差を持った下側固定
ラチェット歯2aに押し当て、更にその歯面の傾斜を滑
って位相分、即ち、半ピッチだけ回転して両方のラチェ
ット歯4aと2aを図5の如く完全に噛合する。
【0017】次いで、この図5に示した状態でソレノイ
ド2が消勢(OFF)されてプランジャ軸5が解放され
ると、スプリング3の弾発力によってラチェット円盤4
が図6の如く押し上げられ、底面ラチェット歯4aを下
側固定ラチェット歯2aから離す一方、上面ラチェット
歯4bを位相差を持った上側固定ラチェット歯6aに押
し当て、更に、その歯面の傾斜を滑って位相分、即ち、
半ピッチ分だけ回転して両方のラチェット歯4bと6a
を完全に噛合するから、従って、ソレノイド2の1回の
励磁作動によって動力源となるプランジャ軸5を1ピッ
チ回転することができる。
ド2が消勢(OFF)されてプランジャ軸5が解放され
ると、スプリング3の弾発力によってラチェット円盤4
が図6の如く押し上げられ、底面ラチェット歯4aを下
側固定ラチェット歯2aから離す一方、上面ラチェット
歯4bを位相差を持った上側固定ラチェット歯6aに押
し当て、更に、その歯面の傾斜を滑って位相分、即ち、
半ピッチ分だけ回転して両方のラチェット歯4bと6a
を完全に噛合するから、従って、ソレノイド2の1回の
励磁作動によって動力源となるプランジャ軸5を1ピッ
チ回転することができる。
【0018】このように、本発明によればソレノイド2
の1回の励磁作動によってプランジャ軸5を1ピッチ回
転できるから、ソレノイド2を1分間に1回励磁させ、
且つ、ラチェット円盤4に形成した各ラチェット歯4a
と4bを夫々60等分すれば、このプランジャ軸5を動
力源として図1及び図2に示した如き歯車輪列を用いて
時計の長針15と短針16を正確に運針させることがで
き、更に、同じくプランジャ軸5を動力源として時刻活
字を送ることも可能である。
の1回の励磁作動によってプランジャ軸5を1ピッチ回
転できるから、ソレノイド2を1分間に1回励磁させ、
且つ、ラチェット円盤4に形成した各ラチェット歯4a
と4bを夫々60等分すれば、このプランジャ軸5を動
力源として図1及び図2に示した如き歯車輪列を用いて
時計の長針15と短針16を正確に運針させることがで
き、更に、同じくプランジャ軸5を動力源として時刻活
字を送ることも可能である。
【0019】尚、図示した実施例ではムーブメントの全
体を縦型にした状態で説明しているが、これを横型にし
ても同様に使用でき、且つ、縦型と同様の作用、効果を
発揮できることは勿論であって、本発明はこの横向きタ
イプのムーブメントも包含するものである。
体を縦型にした状態で説明しているが、これを横型にし
ても同様に使用でき、且つ、縦型と同様の作用、効果を
発揮できることは勿論であって、本発明はこの横向きタ
イプのムーブメントも包含するものである。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係る時計及び
活字送り用ムーブメントによれば、ソレノイドに入力す
るステップ数だけ動力源と成るプランジャ軸(ラチェッ
ト円盤)を回転することができるものであって、従っ
て、比較的単純な構造でトルクが大きく、応答速度の早
い時計及び活字送り用のムーブメントを提供できる利点
を発揮できるものであって、特に、タイムレコーダの時
計装置とか活字送り装置等に実施して頗る好適である。
活字送り用ムーブメントによれば、ソレノイドに入力す
るステップ数だけ動力源と成るプランジャ軸(ラチェッ
ト円盤)を回転することができるものであって、従っ
て、比較的単純な構造でトルクが大きく、応答速度の早
い時計及び活字送り用のムーブメントを提供できる利点
を発揮できるものであって、特に、タイムレコーダの時
計装置とか活字送り装置等に実施して頗る好適である。
【図1】本発明に係るムーブメントを実施した時計装置
の構成を示した正断面図である。
の構成を示した正断面図である。
【図2】図1に示した時計装置を分解して示した斜視図
である。
である。
【図3】本発明の要部であるラチェット歯の通常時に於
ける噛合状態を説明した構成図である。
ける噛合状態を説明した構成図である。
【図4】同じく、ソレノイドによる吸引開始時の状態を
説明した構成図である。
説明した構成図である。
【図5】同じく、ソレノイドによる吸引完了時の状態を
説明した構成図である。
説明した構成図である。
【図6】同じく、ソレノイドによる吸引解放時の状態を
説明した構成図である。
説明した構成図である。
2 ソレノイド 2a 下側固定ラチェット歯 3 スプリング 4 ラチェット円盤 4a 底面ラチェット歯 4b 上面ラチェット歯 5 プランジャ軸 6 中蓋板 6a 上側固定ラチェット歯 8 分針軸 10a 太陽ギヤ 11 遊星ギヤ 15 長針 16 短針
Claims (3)
- 【請求項1】 時計及び活字送りの動力源となるソレノ
イドのプランジャ軸に、上下両面に上面と底面の各ラチ
ェット歯を設けたラチェット円盤を取付け、このラチェ
ット円盤の上下両側には、上記上面と底面の各ラチェッ
ト歯に夫々噛合自在な上側と下側の各固定ラチェット歯
を相互に半ピッチずらして設けて、ソレノイドが励磁す
るとラチェット円盤が引き下げられて底面ラチェット歯
を下側固定ラチェット歯に噛合するように構成すると共
に、上記ラチェット円盤と下側固定ラチェット歯の間に
は、ソレノイドの消勢時にラチェット円盤を押し上げて
上面ラチェット歯を上側固定ラチェット円盤に噛合させ
るスプリングを介在したことを特徴とする時計及び活字
送り用ムーブメント。 - 【請求項2】 ソレノイドを1分間に1回励磁するよう
に構成する一方、ラチェット円盤に設けた上面と底面の
各ラチェット歯を60等分に形成したことを特徴とする
請求項1記載の時計及び活字送り用ムーブメント。 - 【請求項3】 プランジャ軸の動きを太陽ギヤと遊星ギ
ヤの組合せによって時計の長針と短針に伝達するように
構成したことを特徴とする請求項1または2記載の時計
用ムーブメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35990792A JPH06201846A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 時計及び活字送り用ムーブメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35990792A JPH06201846A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 時計及び活字送り用ムーブメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06201846A true JPH06201846A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18466909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35990792A Pending JPH06201846A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 時計及び活字送り用ムーブメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06201846A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102384186A (zh) * | 2010-08-30 | 2012-03-21 | 郝凤成 | 棘盘式超越离合器 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP35990792A patent/JPH06201846A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102384186A (zh) * | 2010-08-30 | 2012-03-21 | 郝凤成 | 棘盘式超越离合器 |
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