JPH06202024A - レーザビーム走査光学系 - Google Patents
レーザビーム走査光学系Info
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- JPH06202024A JPH06202024A JP5192621A JP19262193A JPH06202024A JP H06202024 A JPH06202024 A JP H06202024A JP 5192621 A JP5192621 A JP 5192621A JP 19262193 A JP19262193 A JP 19262193A JP H06202024 A JPH06202024 A JP H06202024A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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- G02B27/0031—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for optical correction, e.g. distorsion, aberration for scanning purposes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転偏向器に特別な加工を施すことなく、特
性(画像品質、ジッタ値)が優れたレーザビーム走査光
学系を得る。 【構成】 回転偏向器は樹脂材からなり、回転駆動時に
は遠心力が作用して各偏向面は凹形状又は凸形状に変形
する。回転偏向器が静止状態から回転状態になり、例え
ば偏向面が凹形状に変形すると、像面は光軸方向に回転
偏向器側にシフトする。そこで、回転偏向器が静止状態
のときには像面が光軸方向に感光体ドラムの受光面の後
方に位置し(実線32)、かつ、回転偏向器が回転状態
では像面が感光体ドラムの受光面の近傍に位置する(点
線33)ように、走査光学系の各構成部品の位置関係を
設定する。
性(画像品質、ジッタ値)が優れたレーザビーム走査光
学系を得る。 【構成】 回転偏向器は樹脂材からなり、回転駆動時に
は遠心力が作用して各偏向面は凹形状又は凸形状に変形
する。回転偏向器が静止状態から回転状態になり、例え
ば偏向面が凹形状に変形すると、像面は光軸方向に回転
偏向器側にシフトする。そこで、回転偏向器が静止状態
のときには像面が光軸方向に感光体ドラムの受光面の後
方に位置し(実線32)、かつ、回転偏向器が回転状態
では像面が感光体ドラムの受光面の近傍に位置する(点
線33)ように、走査光学系の各構成部品の位置関係を
設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビーム走査光学
系、特に、レーザプリンタやファクシミリ等の画像形成
装置あるいは画像読取り装置に組み込まれる、回転偏向
器を備えたレーザビーム走査光学系に関する。
系、特に、レーザプリンタやファクシミリ等の画像形成
装置あるいは画像読取り装置に組み込まれる、回転偏向
器を備えたレーザビーム走査光学系に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】最近では、樹脂を素材として射出
成形法により回転偏向器を製造することが種々試みられ
ている。樹脂を素材とすれば、精度の高い金型を用いて
高精度の成形品を安価なコストで量産可能であるためで
ある。しかしながら、樹脂製の回転偏向器は、回転によ
る遠心力によって偏向面が僅かに凹形状又は凸形状に変
形するという問題がある。回転偏向器の偏向面が凹形状
又は凸形状に変形すると、像面が感光体ドラムの受光面
近傍から外れ、十分な特性(ジッタ値、画像品質)を得
ることができない。この問題を解決するために、回転偏
向器を特別な形状に加工することが考えられるが、煩雑
な作業工程や特殊な加工技術を必要とする等の理由によ
り実現困難である。
成形法により回転偏向器を製造することが種々試みられ
ている。樹脂を素材とすれば、精度の高い金型を用いて
高精度の成形品を安価なコストで量産可能であるためで
ある。しかしながら、樹脂製の回転偏向器は、回転によ
る遠心力によって偏向面が僅かに凹形状又は凸形状に変
形するという問題がある。回転偏向器の偏向面が凹形状
又は凸形状に変形すると、像面が感光体ドラムの受光面
近傍から外れ、十分な特性(ジッタ値、画像品質)を得
ることができない。この問題を解決するために、回転偏
向器を特別な形状に加工することが考えられるが、煩雑
な作業工程や特殊な加工技術を必要とする等の理由によ
り実現困難である。
【0003】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明の目
的は、回転偏向器に特別な加工を施すことなく、特性
(ジッタ値、画像品質)が優れたレーザビーム走査光学
系を提供することにある。以上の目的を達成するため、
本発明に係るレーザビーム走査光学系は,回転偏向器が
所定の回転速度で回転すると、主走査方向のビームウエ
スト位置が光軸方向であって受光面近傍にシフトするこ
とを特徴とする。
的は、回転偏向器に特別な加工を施すことなく、特性
(ジッタ値、画像品質)が優れたレーザビーム走査光学
系を提供することにある。以上の目的を達成するため、
本発明に係るレーザビーム走査光学系は,回転偏向器が
所定の回転速度で回転すると、主走査方向のビームウエ
スト位置が光軸方向であって受光面近傍にシフトするこ
とを特徴とする。
【0004】回転偏向器が高速で回転すると、遠心力が
作用し、偏向面が僅かに凹形状又は凸形状に変形する。
例えば、凹形状に変形した回転偏向器の偏向面によって
反射されたレーザビームは僅かに収束する。従って、回
転偏向器が回転しているときの像面は、回転偏向器が静
止しているときと比較して、光軸方向に回転偏向器側に
近づく。これを考慮して、回転偏向器が静止状態のとき
の像面を光軸方向に受光面の後方に位置させ、回転偏向
器が所定の回転速度で回転する状態では像面が光軸方向
に回転偏向器側に移動して受光面の近傍に位置するよう
に、例えば、走査光学系の各構成部品の位置関係を設定
することにより、回転偏向器の変形による特性(ジッタ
値、画像品質)への悪影響が解消される。
作用し、偏向面が僅かに凹形状又は凸形状に変形する。
例えば、凹形状に変形した回転偏向器の偏向面によって
反射されたレーザビームは僅かに収束する。従って、回
転偏向器が回転しているときの像面は、回転偏向器が静
止しているときと比較して、光軸方向に回転偏向器側に
近づく。これを考慮して、回転偏向器が静止状態のとき
の像面を光軸方向に受光面の後方に位置させ、回転偏向
器が所定の回転速度で回転する状態では像面が光軸方向
に回転偏向器側に移動して受光面の近傍に位置するよう
に、例えば、走査光学系の各構成部品の位置関係を設定
することにより、回転偏向器の変形による特性(ジッタ
値、画像品質)への悪影響が解消される。
【0005】一方、回転偏向器の回転時に偏向面が凸形
状に変形する場合には、この偏向面によって反射された
レーザビームは僅かに発散する。従って、回転偏向器が
回転しているときの像面は、回転偏向器が静止している
ときと比較して、光軸方向に回転偏向器から遠ざかる。
これを考慮して、回転偏向器が所定の回転速度で回転す
る状態では像面が光軸方向に回転偏向器から離れる方向
に移動して受光面の近傍に位置するように、例えば、走
査光学系の各構成部品の位置関係を設定することによ
り、回転偏向器の変形による特性(ジッタ値、画像品
質)への悪影響が解消される。
状に変形する場合には、この偏向面によって反射された
レーザビームは僅かに発散する。従って、回転偏向器が
回転しているときの像面は、回転偏向器が静止している
ときと比較して、光軸方向に回転偏向器から遠ざかる。
これを考慮して、回転偏向器が所定の回転速度で回転す
る状態では像面が光軸方向に回転偏向器から離れる方向
に移動して受光面の近傍に位置するように、例えば、走
査光学系の各構成部品の位置関係を設定することによ
り、回転偏向器の変形による特性(ジッタ値、画像品
質)への悪影響が解消される。
【0006】さらに、本発明に係るレーザビーム走査光
学系は、前記回転偏向器の物体側に主走査方向及び副走
査方向にパワーを持つレンズと、副走査方向にのみパワ
ーを持つレンズをそれぞれ少なくとも1枚ずつ備え、各
レンズが光軸方向に位置調整可能であることが好まし
い。これらのレンズの光軸方向の位置を調整することに
よりビームウエスト位置が調整され、回転偏向器の各偏
向面の面倒れ補正の不足を補うことができる。
学系は、前記回転偏向器の物体側に主走査方向及び副走
査方向にパワーを持つレンズと、副走査方向にのみパワ
ーを持つレンズをそれぞれ少なくとも1枚ずつ備え、各
レンズが光軸方向に位置調整可能であることが好まし
い。これらのレンズの光軸方向の位置を調整することに
よりビームウエスト位置が調整され、回転偏向器の各偏
向面の面倒れ補正の不足を補うことができる。
【0007】さらに、回転時に偏向面が凹形状に変形す
る回転偏向器を使用する場合、偏向面に入射するビーム
と該偏向面で反射されるビームとで形成される角度が大
きくなるに従って、光学素子のビームに対する主走査方
向の正のパワーが弱くなることが好ましい。これとは逆
に、回転時に偏向面が凸形状に変形する回転偏向器を使
用する場合、前記角度が大きくなるに従って、光学素子
のビームに対する主走査方向の正のパワーが強くなるこ
とが好ましい。このような構成によって前記角度が大き
くなったときのビームウエスト位置のずれ量が小さくな
る。
る回転偏向器を使用する場合、偏向面に入射するビーム
と該偏向面で反射されるビームとで形成される角度が大
きくなるに従って、光学素子のビームに対する主走査方
向の正のパワーが弱くなることが好ましい。これとは逆
に、回転時に偏向面が凸形状に変形する回転偏向器を使
用する場合、前記角度が大きくなるに従って、光学素子
のビームに対する主走査方向の正のパワーが強くなるこ
とが好ましい。このような構成によって前記角度が大き
くなったときのビームウエスト位置のずれ量が小さくな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るレーザビーム走査光学系
の実施例を添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図5参照]図1は第1実施例のレ
ーザビーム走査光学系の基本構成を示すものである。レ
ーザビーム走査光学系は、半導体レーザ1、コリメータ
レンズ2、シリンドリカルレンズ3、樹脂製回転偏向器
4、トーリックレンズ20、球面ミラー21及び折り返
しミラー22とで構成されている。
の実施例を添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図5参照]図1は第1実施例のレ
ーザビーム走査光学系の基本構成を示すものである。レ
ーザビーム走査光学系は、半導体レーザ1、コリメータ
レンズ2、シリンドリカルレンズ3、樹脂製回転偏向器
4、トーリックレンズ20、球面ミラー21及び折り返
しミラー22とで構成されている。
【0009】半導体レーザ1は図示しない制御部に入力
された画像情報に基づいて変調(オン、オフ)制御さ
れ、オン時にレーザビームが半導体レーザ1のユニット
のカバーガラスを透過して出射される。このレーザビー
ムはコリメータレンズ2を通過した後、シリンドリカル
レンズ3でそのスポット形状を長手方向が主走査方向と
平行な略直線形状に変換され、回転偏向器4に到達す
る。
された画像情報に基づいて変調(オン、オフ)制御さ
れ、オン時にレーザビームが半導体レーザ1のユニット
のカバーガラスを透過して出射される。このレーザビー
ムはコリメータレンズ2を通過した後、シリンドリカル
レンズ3でそのスポット形状を長手方向が主走査方向と
平行な略直線形状に変換され、回転偏向器4に到達す
る。
【0010】回転偏向器4は矢印a方向へ一定速度で回
転駆動され、この回転に基づいてレーザビームは回転軸
と垂直な一平面内で等角速度に偏向され、トーリックレ
ンズ20に導かれる。トーリックレンズ20は偏向面と
水平な方向(主走査方向)及び偏向面と垂直な方向(副
走査方向)に異なるパワーを有し、副走査方向につい
て、前記シリンドリカルレンズ3との組み合わせにより
回転偏向器4の各偏向面4aの面倒れを補正する。
転駆動され、この回転に基づいてレーザビームは回転軸
と垂直な一平面内で等角速度に偏向され、トーリックレ
ンズ20に導かれる。トーリックレンズ20は偏向面と
水平な方向(主走査方向)及び偏向面と垂直な方向(副
走査方向)に異なるパワーを有し、副走査方向につい
て、前記シリンドリカルレンズ3との組み合わせにより
回転偏向器4の各偏向面4aの面倒れを補正する。
【0011】さらに、レーザビームは球面ミラー21で
反射され、その反射光は折り返しミラー22を介して感
光体ドラム30の受光面に結像する。感光体ドラム30
上への画像形成は、回転偏向器4の矢印a方向への回転
による主走査と感光体ドラム30の矢印b方向への回転
による副走査にて行われる。球面ミラー21はレーザビ
ームの主走査速度を補正する歪曲収差補正機能を有する
と共に、感光体ドラム30上での像面湾曲を補正する機
能を有する。
反射され、その反射光は折り返しミラー22を介して感
光体ドラム30の受光面に結像する。感光体ドラム30
上への画像形成は、回転偏向器4の矢印a方向への回転
による主走査と感光体ドラム30の矢印b方向への回転
による副走査にて行われる。球面ミラー21はレーザビ
ームの主走査速度を補正する歪曲収差補正機能を有する
と共に、感光体ドラム30上での像面湾曲を補正する機
能を有する。
【0012】ここで、回転駆動時における樹脂製回転偏
向器4の変形について説明する。図2において、回転偏
向器4は四つの偏向面4aを有し、一辺が30mmの正
方形状をしている。一点鎖線5は回転時の形状を示して
いる。この回転偏向器4について、回転駆動時の変形を
有限要素法を用いてシュミレーションすると以下の第1
表に示す結果が得られた。シュミレーションに用いた材
質の物性値を第2表に示す。
向器4の変形について説明する。図2において、回転偏
向器4は四つの偏向面4aを有し、一辺が30mmの正
方形状をしている。一点鎖線5は回転時の形状を示して
いる。この回転偏向器4について、回転駆動時の変形を
有限要素法を用いてシュミレーションすると以下の第1
表に示す結果が得られた。シュミレーションに用いた材
質の物性値を第2表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】第1表において、凹量(d1−d2)は図
2に示す最大変形量d1と最小変形量d2との差であ
り、回転時において、各偏向面4aは凹形状に変形す
る。偏向面4aが凹形状に変形したとき、最も影響を受
けるのは主走査方向の像面シフト量である。即ち、偏向
面4aは凹面化することにより、主走査方向に正のパワ
ーを有するようになる。その結果、ビームは偏向面4a
で反射することによって収束ぎみとなり、主走査方向の
像面がマイナス方向にシフトする。即ち、主走査方向の
像面と副走査方向の像面との間に格差が生じる。さら
に、凹量が大きくなると、主走査方向の像面の傾きが問
題になってくると同時に、像面湾曲量や歪曲収差等の走
査性能にも影響を及ぼしてくる。歪曲収差に関しては、
プラス方向に増大するため、全体倍率(走査幅)は拡大
する方向に変化する。
2に示す最大変形量d1と最小変形量d2との差であ
り、回転時において、各偏向面4aは凹形状に変形す
る。偏向面4aが凹形状に変形したとき、最も影響を受
けるのは主走査方向の像面シフト量である。即ち、偏向
面4aは凹面化することにより、主走査方向に正のパワ
ーを有するようになる。その結果、ビームは偏向面4a
で反射することによって収束ぎみとなり、主走査方向の
像面がマイナス方向にシフトする。即ち、主走査方向の
像面と副走査方向の像面との間に格差が生じる。さら
に、凹量が大きくなると、主走査方向の像面の傾きが問
題になってくると同時に、像面湾曲量や歪曲収差等の走
査性能にも影響を及ぼしてくる。歪曲収差に関しては、
プラス方向に増大するため、全体倍率(走査幅)は拡大
する方向に変化する。
【0016】偏向面4aが収差を増大させる凹面化の方
向に変形するとき、この変形によって発生する収差は予
め計算することができ、fθ系を設計する時点で、その
収差を打ち消す逆の収差をfθ系に持たせればよい。主
走査方向と副走査方向の像面の格差は副走査方向のパワ
ーを強くすることで解消できる。像面の傾きは、fθ系
を主走査方向に偏心させることで補正できる。なお、以
上の補正を全て同時に行う必要はなく、影響のあるもの
(大きいもの)のみ、補正を加えればよい。例えば、歪
曲収差のみ設計的に補正を行い、像面シフトは組立て後
に調整によって補正する方法であってもよい。
向に変形するとき、この変形によって発生する収差は予
め計算することができ、fθ系を設計する時点で、その
収差を打ち消す逆の収差をfθ系に持たせればよい。主
走査方向と副走査方向の像面の格差は副走査方向のパワ
ーを強くすることで解消できる。像面の傾きは、fθ系
を主走査方向に偏心させることで補正できる。なお、以
上の補正を全て同時に行う必要はなく、影響のあるもの
(大きいもの)のみ、補正を加えればよい。例えば、歪
曲収差のみ設計的に補正を行い、像面シフトは組立て後
に調整によって補正する方法であってもよい。
【0017】次に、第1表、第2表に示した特性を有す
る回転偏向器4を6000rpmの回転速度で回転させ
たときの像面が、感光体ドラム30の受光面近傍に位置
するように、走査光学系を構成する各部品及び感光体ド
ラム30の望ましい位置関係を決定した。この望ましい
位置関係の構成データを第3表に示す。
る回転偏向器4を6000rpmの回転速度で回転させ
たときの像面が、感光体ドラム30の受光面近傍に位置
するように、走査光学系を構成する各部品及び感光体ド
ラム30の望ましい位置関係を決定した。この望ましい
位置関係の構成データを第3表に示す。
【0018】第3表は回転偏向器4が静止状態のときの
構成データである。回転偏向器4が回転状態(6000
rpm)のときは、第3表において回転偏向器4の曲率
半径が−45000mm(第1表参照)に変更される。
構成データである。回転偏向器4が回転状態(6000
rpm)のときは、第3表において回転偏向器4の曲率
半径が−45000mm(第1表参照)に変更される。
【0019】
【表3】
【0020】ここに、コリメータレンズ2の出射面は非
球面であり、以下の式(1)で定義される。
球面であり、以下の式(1)で定義される。
【0021】
【数1】
【0022】x:光軸方向の位置 Φ:光軸からの高さ ε:2次曲線パラメータ CO:近軸曲率 Ai:高次パラメータ(2次から16次までの非球面係
数A2〜A16) この式(1)に、以下の非球面データ(2)と第3表に
示されているコリメータレンズ2の出射面の曲率半径
(1/CO)の値−6.286mmを代入することによ
ってコリメータレンズ2の出射面が具体的に表わされ
る。
数A2〜A16) この式(1)に、以下の非球面データ(2)と第3表に
示されているコリメータレンズ2の出射面の曲率半径
(1/CO)の値−6.286mmを代入することによ
ってコリメータレンズ2の出射面が具体的に表わされ
る。
【0023】
【数2】
【0024】また、第3表において、トーリックレンズ
20の入射面はレンズ面頂点が主走査方向に光軸から一
方側に−0.21mm偏心しており、出射面はレンズ面
頂点が主走査方向に光軸から一方側に−0.5mm、か
つ、副走査方向に光軸から一方側に−9mm偏心してい
る。さらに、球面ミラー21の反射面はミラー面頂点が
副走査方向に光軸から一方側に−10.3mm偏心して
いる。
20の入射面はレンズ面頂点が主走査方向に光軸から一
方側に−0.21mm偏心しており、出射面はレンズ面
頂点が主走査方向に光軸から一方側に−0.5mm、か
つ、副走査方向に光軸から一方側に−9mm偏心してい
る。さらに、球面ミラー21の反射面はミラー面頂点が
副走査方向に光軸から一方側に−10.3mm偏心して
いる。
【0025】次に、第3表に示された光学配置を有する
レーザビーム走査光学系の作用、効果について説明す
る。第3表に示された走査光学系において、回転偏向器
4に入射するレーザビームは、主走査方向について僅か
に発散した光束になる。回転偏向器4が静止状態時、像
面は光軸に対して感光体ドラム30の受光面より後方に
位置する。そして、回転偏向器4が回転状態(6000
rpm)時においては、回転偏向器4が変形(凹面化)
することにより、トーリックレンズ20に入射するレー
ザビームはほぼ平行光束(収束ぎみ)となる。従って、
像面は光軸に対して回転偏向器4側にシフトし、感光体
ドラム30の受光面近傍に位置することになる。
レーザビーム走査光学系の作用、効果について説明す
る。第3表に示された走査光学系において、回転偏向器
4に入射するレーザビームは、主走査方向について僅か
に発散した光束になる。回転偏向器4が静止状態時、像
面は光軸に対して感光体ドラム30の受光面より後方に
位置する。そして、回転偏向器4が回転状態(6000
rpm)時においては、回転偏向器4が変形(凹面化)
することにより、トーリックレンズ20に入射するレー
ザビームはほぼ平行光束(収束ぎみ)となる。従って、
像面は光軸に対して回転偏向器4側にシフトし、感光体
ドラム30の受光面近傍に位置することになる。
【0026】第4表及び第5表は、第3表に示した構成
の走査光学系について、回転偏向器4が静止状態時及び
回転状態(6000rpm)時の像面湾曲量を示すもの
である。第4表、第5表において、画角とは主走査方向
中央位置の光軸Bとビームのなす角度を意味しており、
光軸Bを基準にして走査開始側を正の値、走査終了側を
負の値で表示している。また、像面湾曲量とは感光体ド
ラム30の受光面から像面までの距離を意味しており、
光軸方向に対して像面が感光体ドラム30の受光面より
後方に位置している場合には正の値、感光体ドラム30
の受光面より前方に位置している場合には負の値で表示
している。
の走査光学系について、回転偏向器4が静止状態時及び
回転状態(6000rpm)時の像面湾曲量を示すもの
である。第4表、第5表において、画角とは主走査方向
中央位置の光軸Bとビームのなす角度を意味しており、
光軸Bを基準にして走査開始側を正の値、走査終了側を
負の値で表示している。また、像面湾曲量とは感光体ド
ラム30の受光面から像面までの距離を意味しており、
光軸方向に対して像面が感光体ドラム30の受光面より
後方に位置している場合には正の値、感光体ドラム30
の受光面より前方に位置している場合には負の値で表示
している。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】図3は、第4表及び第5表に記載されてい
る主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化したもの
である。図3において、実線32は回転偏向器4が静止
状態時、点線33は6000rpmでの回転状態時の像
面湾曲量を示している。図3を参照すると、主走査方向
の像面湾曲量は、回転偏向器4が静止しているときは大
きく、回転しているときは小さくなる。その差は約2m
mである。一方、副走査方向の像面湾曲量は回転偏向器
4の静止/回転に殆んど関係なく、常に小さな値になっ
ている(第4表及び第5表参照)。即ち、本第1実施例
のレーザビーム走査光学系は、画像形成のために回転偏
向器4を回転させた状態において像面湾曲量が小さくな
り、十分な特性(ジッタ値、画像品質)が得られること
になる。
る主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化したもの
である。図3において、実線32は回転偏向器4が静止
状態時、点線33は6000rpmでの回転状態時の像
面湾曲量を示している。図3を参照すると、主走査方向
の像面湾曲量は、回転偏向器4が静止しているときは大
きく、回転しているときは小さくなる。その差は約2m
mである。一方、副走査方向の像面湾曲量は回転偏向器
4の静止/回転に殆んど関係なく、常に小さな値になっ
ている(第4表及び第5表参照)。即ち、本第1実施例
のレーザビーム走査光学系は、画像形成のために回転偏
向器4を回転させた状態において像面湾曲量が小さくな
り、十分な特性(ジッタ値、画像品質)が得られること
になる。
【0030】ここで、比較のために、回転偏向器4が静
止状態のときは像面が感光体ドラム30の受光面近傍に
位置するように設定された走査光学系も合わせて説明す
る。この走査光学系において、構成部品の位置は第6表
に示す関係を有する。第6表は回転偏向器4が静止状態
のときの構成データである。回転偏向器4が回転状態
(6000rpm)のときは第6表において回転偏向器
4の曲率半径が−45000mm(第1表参照)に変更
される。
止状態のときは像面が感光体ドラム30の受光面近傍に
位置するように設定された走査光学系も合わせて説明す
る。この走査光学系において、構成部品の位置は第6表
に示す関係を有する。第6表は回転偏向器4が静止状態
のときの構成データである。回転偏向器4が回転状態
(6000rpm)のときは第6表において回転偏向器
4の曲率半径が−45000mm(第1表参照)に変更
される。
【0031】
【表6】
【0032】第6表を第3表と比較すると、比較例の走
査光学系は、第1実施例の走査光学系においてコリメー
タレンズ2及びシリンドリカルレンズ3を回転偏向器4
にそれぞれ0.002mm、0.05mm近づけたもの
に等しい。比較例の走査光学系において、回転偏向器4
が静止状態時、回転偏向器4を経てトーリックレンズ2
0に入射するレーザビームはほぼ平行光束になる。従っ
て、像面は感光体ドラム30の受光面近傍に位置する。
そして、回転偏向器4が回転状態時においては、回転偏
向器4が変形することによりトーリックレンズ20に入
射するレーザビームは僅かに収束した光束になる。従っ
て、像面は光軸に対して回転偏向器4側にシフトし、感
光体ドラム30の受光面より前方に位置することにな
る。
査光学系は、第1実施例の走査光学系においてコリメー
タレンズ2及びシリンドリカルレンズ3を回転偏向器4
にそれぞれ0.002mm、0.05mm近づけたもの
に等しい。比較例の走査光学系において、回転偏向器4
が静止状態時、回転偏向器4を経てトーリックレンズ2
0に入射するレーザビームはほぼ平行光束になる。従っ
て、像面は感光体ドラム30の受光面近傍に位置する。
そして、回転偏向器4が回転状態時においては、回転偏
向器4が変形することによりトーリックレンズ20に入
射するレーザビームは僅かに収束した光束になる。従っ
て、像面は光軸に対して回転偏向器4側にシフトし、感
光体ドラム30の受光面より前方に位置することにな
る。
【0033】第7表及び第8表は、比較例の走査光学系
について、回転偏向器4が静止状態時及び回転状態(6
000rpm)時の像面湾曲量を示すものである。
について、回転偏向器4が静止状態時及び回転状態(6
000rpm)時の像面湾曲量を示すものである。
【0034】
【表7】
【0035】
【表8】
【0036】図4は、第7表及び第8表に記載されてい
る主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化したもの
である。図4において、実線35は回転偏向器4が静止
状態時、点線36は6000rpmでの回転状態時の像
面湾曲量を示している。図4を参照すると、主走査方向
の像面湾曲量は、回転偏向器4が静止しているときは小
さく、回転しているときは大きくなる。即ち、比較例の
走査光学系は、画像形成のために回転偏向器4を回転さ
せた状態において像面湾曲量が大きくなり、十分な特性
(ジッタ値、画像品質)が得られないことになる。第3
表に示された第1実施例の構成は、換言すれば、第6表
に示された比較例の構成において、像面の位置をコリメ
ータレンズ2及びシリンドリカルレンズ3の位置を移動
させることにより調整したものである。
る主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化したもの
である。図4において、実線35は回転偏向器4が静止
状態時、点線36は6000rpmでの回転状態時の像
面湾曲量を示している。図4を参照すると、主走査方向
の像面湾曲量は、回転偏向器4が静止しているときは小
さく、回転しているときは大きくなる。即ち、比較例の
走査光学系は、画像形成のために回転偏向器4を回転さ
せた状態において像面湾曲量が大きくなり、十分な特性
(ジッタ値、画像品質)が得られないことになる。第3
表に示された第1実施例の構成は、換言すれば、第6表
に示された比較例の構成において、像面の位置をコリメ
ータレンズ2及びシリンドリカルレンズ3の位置を移動
させることにより調整したものである。
【0037】さらに第1表、第2表に示した特性を有す
る回転偏向器4を15000rpmの回転速度で回転さ
せたときの像面が、感光体ドラム30の受光面近傍に位
置するように、走査光学系を構成する各部品及び感光体
ドラム30の望ましい位置関係を決定した。この望まし
い位置関係の構成データを第9表に示す。第9表は回転
偏向器4が静止状態のときの構成データである。回転偏
向器4が回転状態(15000rpm)のときは、第9
表において回転偏向器4の曲率半径が−7600mm
(第1表参照)に変更される。
る回転偏向器4を15000rpmの回転速度で回転さ
せたときの像面が、感光体ドラム30の受光面近傍に位
置するように、走査光学系を構成する各部品及び感光体
ドラム30の望ましい位置関係を決定した。この望まし
い位置関係の構成データを第9表に示す。第9表は回転
偏向器4が静止状態のときの構成データである。回転偏
向器4が回転状態(15000rpm)のときは、第9
表において回転偏向器4の曲率半径が−7600mm
(第1表参照)に変更される。
【0038】
【表9】
【0039】コリメータレンズ2の出射面の形状は前記
第3表の構成データで示したのと同じである。また、ト
ーリックレンズ20の入射面はレンズ面頂点が主走査方
向に光軸から一方側に−0.21mm偏心しており、出
射面はレンズ面頂点が主走査方向に光軸から一方側に−
1.5mm、かつ、副走査方向に光軸から一方側に−9
mm偏心している。さらに、球面ミラー21の反射面は
ミラー面頂点が副走査方向に光軸から一方側に−10.
3mm偏心している。
第3表の構成データで示したのと同じである。また、ト
ーリックレンズ20の入射面はレンズ面頂点が主走査方
向に光軸から一方側に−0.21mm偏心しており、出
射面はレンズ面頂点が主走査方向に光軸から一方側に−
1.5mm、かつ、副走査方向に光軸から一方側に−9
mm偏心している。さらに、球面ミラー21の反射面は
ミラー面頂点が副走査方向に光軸から一方側に−10.
3mm偏心している。
【0040】第9表に示された光学配置を有するレーザ
ビーム走査光学系の作用、効果は、前記第3表に示した
走査光学系と同様である。第10表及び第11表は第9
表に示した構成の走査光学系について、回転偏向器4が
静止状態時及び回転状態(15000rpm)時の像面
湾曲量を示すものである。
ビーム走査光学系の作用、効果は、前記第3表に示した
走査光学系と同様である。第10表及び第11表は第9
表に示した構成の走査光学系について、回転偏向器4が
静止状態時及び回転状態(15000rpm)時の像面
湾曲量を示すものである。
【0041】
【表10】
【0042】
【表11】
【0043】図5は、第10表及び第11表に記載され
ている主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化した
ものである。図5において、実線37は回転偏向器4が
静止状態時、点線38は15000rpmでの回転状態
時の像面湾曲量を示している。さらに、比較のために前
記第6表に示した構成例の走査光学系(比較例)を使用
し、回転偏向器4を15000rpmで回転させたとき
の像面湾曲量を第12表及び図5の点線39に示す。
ている主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化した
ものである。図5において、実線37は回転偏向器4が
静止状態時、点線38は15000rpmでの回転状態
時の像面湾曲量を示している。さらに、比較のために前
記第6表に示した構成例の走査光学系(比較例)を使用
し、回転偏向器4を15000rpmで回転させたとき
の像面湾曲量を第12表及び図5の点線39に示す。
【0044】
【表12】
【0045】次に、回転偏向器4が回転によって変形し
ても、十分な特性(ジッタ値、画像品質)を得ることが
できるようにレーザビーム走査光学系を調整する方法に
ついて具体的に説明する。第1の調整方法は、回転偏向
器4を回転させた状態でビーム径を測定する方法であ
る。回転偏向器4を使用時の回転数(6000rpm又
は15000rpm)で回転駆動させる。半導体レーザ
1を、画像書き出し位置検出信号に同期させた駆動信号
により1ドット分点灯させる。この半導体レーザ1から
出射されたレーザビームの径を、感光体ドラム30の受
光面相当位置に置いたモニタカメラで観測する。レーザ
ビームの径は、ピーク出力の(1/e2)以上の信号出
力を有する画素数をカウントし、カウントした画素数に
1画素の大きさを掛けることにより得られる。そして、
このビーム径を観測しながら、まず、コリメータレンズ
2の光軸方向への位置調整を行って、主走査方向のビー
ム径が所定値内に入るようにする。このとき、コリメー
タレンズ2は主・副走査方向にパワーを有するため、副
走査方向のビーム径が所定値内から外れる場合がある。
そこで、副走査方向のビーム径が所定値内に入るように
するため、副走査方向にのみパワーを有するシリンドリ
カルレンズ3の光軸方向への位置調整を行う。こうし
て、ビーム径が所定値内に入るように走査光学系を調整
する。
ても、十分な特性(ジッタ値、画像品質)を得ることが
できるようにレーザビーム走査光学系を調整する方法に
ついて具体的に説明する。第1の調整方法は、回転偏向
器4を回転させた状態でビーム径を測定する方法であ
る。回転偏向器4を使用時の回転数(6000rpm又
は15000rpm)で回転駆動させる。半導体レーザ
1を、画像書き出し位置検出信号に同期させた駆動信号
により1ドット分点灯させる。この半導体レーザ1から
出射されたレーザビームの径を、感光体ドラム30の受
光面相当位置に置いたモニタカメラで観測する。レーザ
ビームの径は、ピーク出力の(1/e2)以上の信号出
力を有する画素数をカウントし、カウントした画素数に
1画素の大きさを掛けることにより得られる。そして、
このビーム径を観測しながら、まず、コリメータレンズ
2の光軸方向への位置調整を行って、主走査方向のビー
ム径が所定値内に入るようにする。このとき、コリメー
タレンズ2は主・副走査方向にパワーを有するため、副
走査方向のビーム径が所定値内から外れる場合がある。
そこで、副走査方向のビーム径が所定値内に入るように
するため、副走査方向にのみパワーを有するシリンドリ
カルレンズ3の光軸方向への位置調整を行う。こうし
て、ビーム径が所定値内に入るように走査光学系を調整
する。
【0046】なお、前述の調整方法ではモニタカメラを
受光面相当位置に置くことにしたが、より精度の高い観
測を行うため、モニタカメラを受光面の後方に配置し、
受光面とモニタカメラの間にレンズを配置して受光面上
のビームを拡大投影してもよい。
受光面相当位置に置くことにしたが、より精度の高い観
測を行うため、モニタカメラを受光面の後方に配置し、
受光面とモニタカメラの間にレンズを配置して受光面上
のビームを拡大投影してもよい。
【0047】第2の調整方法は、回転偏向器4を静止さ
せた状態でビーム径を測定する方法である。即ち、前述
したように、回転偏向器4の回転による像面のシフト量
はシュミレーションによって演算することができる。従
って、モニタカメラを光軸方向に対してシュミレートさ
れたシフト量だけ感光体ドラム30の受光面相当位置よ
り後方に設定し、その設定位置でビーム径が所定値内に
入るように、コリメータレンズ2やシリンドリカルレン
ズ3の光軸上での位置調整を行い、走査光学系を調整す
る。通常、走査光学系の量産時においては、前記二つの
調整方法はサンプリングされた走査光学系に対してのみ
適用される。残りの走査光学系は、得られた代表データ
に基づいて組み立てられる。
せた状態でビーム径を測定する方法である。即ち、前述
したように、回転偏向器4の回転による像面のシフト量
はシュミレーションによって演算することができる。従
って、モニタカメラを光軸方向に対してシュミレートさ
れたシフト量だけ感光体ドラム30の受光面相当位置よ
り後方に設定し、その設定位置でビーム径が所定値内に
入るように、コリメータレンズ2やシリンドリカルレン
ズ3の光軸上での位置調整を行い、走査光学系を調整す
る。通常、走査光学系の量産時においては、前記二つの
調整方法はサンプリングされた走査光学系に対してのみ
適用される。残りの走査光学系は、得られた代表データ
に基づいて組み立てられる。
【0048】以上二つの調整方法は、いずれも回転偏向
器4の物体側に設けたレンズ2,3を光軸上で移動させ
てビームウエスト位置を調整し、面倒れ補正が不足ぎみ
になることを防止している。即ち、回転偏向器4の回転
によって生じる凹形状の変形に起因して主走査方向のビ
ームウエスト位置はマイナス側へシフトする。このた
め、コリメータレンズ2を光軸方向マイナス側に移動さ
せ、回転偏向器4の偏向面4aへのビーム入射光を発散
ぎみにし、回転偏向器4の静止時における主走査方向の
ビームウエスト位置を像面よりもプラス側(後方)と
し、回転偏向器4の回転(変形)時における主走査方向
のビームウエスト位置を像面付近に調整する。この調整
時に、コリメータレンズ2は主走査方向及び副走査方向
にパワーを有するため、副走査方向のビームウエスト位
置もシフトする。これをキャンセルするために、副走査
方向にのみパワーを有するシリンドリカルレンズ3を光
軸上で移動させ、副走査方向のビームウエスト位置を像
面付近に調整する。
器4の物体側に設けたレンズ2,3を光軸上で移動させ
てビームウエスト位置を調整し、面倒れ補正が不足ぎみ
になることを防止している。即ち、回転偏向器4の回転
によって生じる凹形状の変形に起因して主走査方向のビ
ームウエスト位置はマイナス側へシフトする。このた
め、コリメータレンズ2を光軸方向マイナス側に移動さ
せ、回転偏向器4の偏向面4aへのビーム入射光を発散
ぎみにし、回転偏向器4の静止時における主走査方向の
ビームウエスト位置を像面よりもプラス側(後方)と
し、回転偏向器4の回転(変形)時における主走査方向
のビームウエスト位置を像面付近に調整する。この調整
時に、コリメータレンズ2は主走査方向及び副走査方向
にパワーを有するため、副走査方向のビームウエスト位
置もシフトする。これをキャンセルするために、副走査
方向にのみパワーを有するシリンドリカルレンズ3を光
軸上で移動させ、副走査方向のビームウエスト位置を像
面付近に調整する。
【0049】このように、主走査方向のビームウエスト
位置の調整を、回転偏向器4の物体側に位置して主・副
走査方向にパワーを有するレンズで行う場合には、副走
査方向のビームウエスト位置の調整は、回転偏向器4の
物体側に位置して副走査方向にのみパワーを有するレン
ズで行った方がよい。シリンドリカルレンズ3で副走査
方向のビームウエスト位置の調整を行い、ビームウエス
ト位置が像面付近に位置するようにセットすると、これ
に連動してシリンドリカルレンズ3の出射光の結像点も
回転偏向器4の偏向面4aの付近にシフトし、面倒れ補
正が良好に行われる。
位置の調整を、回転偏向器4の物体側に位置して主・副
走査方向にパワーを有するレンズで行う場合には、副走
査方向のビームウエスト位置の調整は、回転偏向器4の
物体側に位置して副走査方向にのみパワーを有するレン
ズで行った方がよい。シリンドリカルレンズ3で副走査
方向のビームウエスト位置の調整を行い、ビームウエス
ト位置が像面付近に位置するようにセットすると、これ
に連動してシリンドリカルレンズ3の出射光の結像点も
回転偏向器4の偏向面4aの付近にシフトし、面倒れ補
正が良好に行われる。
【0050】以上、レーザビーム走査光学系の具体的な
二つの調整方法を説明したが、必ずしもこの二つの調整
方法に限定されるものではなく、回転偏向器4の回転時
の変形による像面のシフトを補正することができれば、
別の調整方法を採用してもよい。
二つの調整方法を説明したが、必ずしもこの二つの調整
方法に限定されるものではなく、回転偏向器4の回転時
の変形による像面のシフトを補正することができれば、
別の調整方法を採用してもよい。
【0051】ところで、回転偏向器4が回転によって凹
面化したとき、画角30°のときより画角−30°のと
きの方が偏向面のレーザビームに対するパワーが強くな
るため(ビームをより強く収束させるため)、ビームウ
エスト位置は画角30°のときよりも画角−30°のと
きの方が光軸方向マイナス側にシフトする。図5のグラ
フ中点線39及び第12表を参照すると、ビームウエス
ト位置が画角30°のときよりも画角−30°のときの
方が光軸方向マイナス側にシフトしていることが分か
る。このように像面が傾いているのを補正するために、
例えば第9表に示した構成例の走査光学系ではトーリッ
クレンズ20の入射面の面頂点を固定のまま出射面の面
頂点を−1.5mm偏心させて、図6に示すように、出
射面の面頂点を回転偏向器4のビーム入射側に偏心させ
ている。
面化したとき、画角30°のときより画角−30°のと
きの方が偏向面のレーザビームに対するパワーが強くな
るため(ビームをより強く収束させるため)、ビームウ
エスト位置は画角30°のときよりも画角−30°のと
きの方が光軸方向マイナス側にシフトする。図5のグラ
フ中点線39及び第12表を参照すると、ビームウエス
ト位置が画角30°のときよりも画角−30°のときの
方が光軸方向マイナス側にシフトしていることが分か
る。このように像面が傾いているのを補正するために、
例えば第9表に示した構成例の走査光学系ではトーリッ
クレンズ20の入射面の面頂点を固定のまま出射面の面
頂点を−1.5mm偏心させて、図6に示すように、出
射面の面頂点を回転偏向器4のビーム入射側に偏心させ
ている。
【0052】以上の構成によれば、図5のグラフ中実線
37及び第10表に示したように、回転偏向器4が静止
時においては、ビームウエスト位置が画角30°のとき
よりも画角−30°のときの方が光軸方向プラス側にシ
フトし、回転偏向器4の回転時(図5中点線38参照)
における画角−30°のレーザビームが光軸方向マイナ
ス側に大きくシフトするのをキャンセルしている。即
ち、画角30°よりも画角−30°のレーザビームの方
が主走査方向において弱く収束させ、画角30°のとき
と画角−30°のときのビームウエスト位置のずれ量を
少なくしている。換言すれば、偏向面に入射するレーザ
ビームと偏向面で反射されるレーザビームとで形成され
る角度が大きくなるに伴って、ビームに対する主走査方
向の正のパワーが弱くなるようにしている。
37及び第10表に示したように、回転偏向器4が静止
時においては、ビームウエスト位置が画角30°のとき
よりも画角−30°のときの方が光軸方向プラス側にシ
フトし、回転偏向器4の回転時(図5中点線38参照)
における画角−30°のレーザビームが光軸方向マイナ
ス側に大きくシフトするのをキャンセルしている。即
ち、画角30°よりも画角−30°のレーザビームの方
が主走査方向において弱く収束させ、画角30°のとき
と画角−30°のときのビームウエスト位置のずれ量を
少なくしている。換言すれば、偏向面に入射するレーザ
ビームと偏向面で反射されるレーザビームとで形成され
る角度が大きくなるに伴って、ビームに対する主走査方
向の正のパワーが弱くなるようにしている。
【0053】[第2実施例、図7及び図8参照]図7は
第2実施例のレーザビーム走査光学系の基本構成を示す
ものである。レーザビーム走査光学系は、半導体レーザ
41、コリメータレンズ42、スリット板43、シリン
ドリカルレンズ44、樹脂製回転偏向器45、非球面レ
ンズ46、非球面トーリックレンズ47、折り返しミラ
ー48で構成されている。半導体レーザ41から射出さ
れたレーザビームは、コリメータレンズ42、スリット
43a、シリンドリカルレンズ44を介して回転偏向器
45に到達する。回転偏向器45は一定速度で回転駆動
されており、この回転に基づいてレーザビームは偏向さ
れ、非球面レンズ46、非球面トーリックレンズ47、
折り返しミラー48及びカバーガラス49を介して感光
体ドラム50の受光面に結像する。なお、各構成部品4
1〜48は従来から知られたものであり、それぞれの機
能についての詳細な説明は省略する。
第2実施例のレーザビーム走査光学系の基本構成を示す
ものである。レーザビーム走査光学系は、半導体レーザ
41、コリメータレンズ42、スリット板43、シリン
ドリカルレンズ44、樹脂製回転偏向器45、非球面レ
ンズ46、非球面トーリックレンズ47、折り返しミラ
ー48で構成されている。半導体レーザ41から射出さ
れたレーザビームは、コリメータレンズ42、スリット
43a、シリンドリカルレンズ44を介して回転偏向器
45に到達する。回転偏向器45は一定速度で回転駆動
されており、この回転に基づいてレーザビームは偏向さ
れ、非球面レンズ46、非球面トーリックレンズ47、
折り返しミラー48及びカバーガラス49を介して感光
体ドラム50の受光面に結像する。なお、各構成部品4
1〜48は従来から知られたものであり、それぞれの機
能についての詳細な説明は省略する。
【0054】回転偏向器45は、四つの偏向面45aを
有し、前記第1実施例において説明した第1表及び第2
表に示された特性を有する。この回転偏向器45の回転
時の像面が、感光体ドラム50の受光面近傍に位置する
ように、走査光学系を構成する各部品41〜48及び感
光体ドラム50の望ましい位置関係を決定した。この望
ましい位置関係の構成データを第13表に示す。第13
表は回転偏向器45が静止状態のときの構成データであ
る。回転偏向器45が回転状態(6000rpm)のと
きは、第13表において回転偏向器45の曲率半径が−
45000mm(第1表参照)に変更される。
有し、前記第1実施例において説明した第1表及び第2
表に示された特性を有する。この回転偏向器45の回転
時の像面が、感光体ドラム50の受光面近傍に位置する
ように、走査光学系を構成する各部品41〜48及び感
光体ドラム50の望ましい位置関係を決定した。この望
ましい位置関係の構成データを第13表に示す。第13
表は回転偏向器45が静止状態のときの構成データであ
る。回転偏向器45が回転状態(6000rpm)のと
きは、第13表において回転偏向器45の曲率半径が−
45000mm(第1表参照)に変更される。
【0055】
【表13】
【0056】ここに、非球面レンズ46及び非球面トー
リックレンズ47のそれぞれの出射面は、前記第1実施
例で示した式(1)で定義される。この式(1)に以下
の非球面データ(3),(4)と第13表に示されてい
るレンズ46,47の出射面の曲率半径(1/CO)の
値−105.2mm、1300mmをそれぞれ代入する
ことによって非球面レンズ46及び非球面トーリックレ
ンズ47の出射面が具体的に表わされる。
リックレンズ47のそれぞれの出射面は、前記第1実施
例で示した式(1)で定義される。この式(1)に以下
の非球面データ(3),(4)と第13表に示されてい
るレンズ46,47の出射面の曲率半径(1/CO)の
値−105.2mm、1300mmをそれぞれ代入する
ことによって非球面レンズ46及び非球面トーリックレ
ンズ47の出射面が具体的に表わされる。
【0057】
【数3】
【0058】また、非球面トーリックレンズ47の入射
面は以下の式(5),(6),(7),(8),
(9),(10)で定義される。
面は以下の式(5),(6),(7),(8),
(9),(10)で定義される。
【0059】
【数4】
【0060】x:光軸方向の位置 y:主走査方向の位置 z:副走査方向の位置 K:主走査方向の面曲率 C:副走査方向の面曲率 μ:主走査方向の2次曲線パラメータ ε:副走査方向の2次曲線パラメータ Aij:非球面付加項
【0061】前記式(5)〜(10)に、以下の非球面
データ(11)と第13表に示されている非球面トーリ
ックレンズ47の出射面の主走査方向の曲率半径(1/
K)、副走査方向の曲率半径(1/C)のそれぞれの値
−1900mm,32.15mmを代入することによっ
て非球面トーリックレンズ47の入射面が具体的に表わ
される。
データ(11)と第13表に示されている非球面トーリ
ックレンズ47の出射面の主走査方向の曲率半径(1/
K)、副走査方向の曲率半径(1/C)のそれぞれの値
−1900mm,32.15mmを代入することによっ
て非球面トーリックレンズ47の入射面が具体的に表わ
される。
【0062】
【数5】
【0063】さらに、コリメータレンズ42の位置を調
整することにより、回転偏向器45の偏向面45aを基
準とした主走査方向の物点S1は−17196mmに設
定されている。回転偏向器45に入射するビームが平行
光の場合は物点S1は無限大となり、発散光の場合は物
点S1は負の値、収束光の場合は物点S1は正の値で表
示している。従って、物点S1が−17196mmに設
定された走査光学系においては、半導体レーザ41から
放射されたレーザビームは僅かに発散した光束の状態で
回転偏向器45に入射することになる。このレーザビー
ムは、回転偏向器45の偏向面45aで反射され、回転
偏向器45が静止しているときは僅かに発散した光で非
球面レンズ46に入射する。従って、像面は光軸に対し
て感光体ドラム50の受光面より後方に位置する。そし
て、回転偏向器45が回転(6000rpm)している
ときは回転偏向器45が変形(凸面化)するので、レー
ザビームは平行光で非球面レンズ46に入射する。従っ
て、像面は、光軸に対して回転偏向器45側にシフト
し、感光体ドラム50の受光面近傍に位置することにな
る。
整することにより、回転偏向器45の偏向面45aを基
準とした主走査方向の物点S1は−17196mmに設
定されている。回転偏向器45に入射するビームが平行
光の場合は物点S1は無限大となり、発散光の場合は物
点S1は負の値、収束光の場合は物点S1は正の値で表
示している。従って、物点S1が−17196mmに設
定された走査光学系においては、半導体レーザ41から
放射されたレーザビームは僅かに発散した光束の状態で
回転偏向器45に入射することになる。このレーザビー
ムは、回転偏向器45の偏向面45aで反射され、回転
偏向器45が静止しているときは僅かに発散した光で非
球面レンズ46に入射する。従って、像面は光軸に対し
て感光体ドラム50の受光面より後方に位置する。そし
て、回転偏向器45が回転(6000rpm)している
ときは回転偏向器45が変形(凸面化)するので、レー
ザビームは平行光で非球面レンズ46に入射する。従っ
て、像面は、光軸に対して回転偏向器45側にシフト
し、感光体ドラム50の受光面近傍に位置することにな
る。
【0064】第14表及び第15表は、本第2実施例の
走査光学系について回転偏向器45が静止状態時及び回
転状態(6000rpm)時の像面湾曲量を示すもので
ある。
走査光学系について回転偏向器45が静止状態時及び回
転状態(6000rpm)時の像面湾曲量を示すもので
ある。
【0065】
【表14】
【0066】
【表15】
【0067】図8は、第14表及び第15表に記載され
ている主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化した
ものである。図8において、実線61は回転偏向器45
が静止状態時、点線62は6000rpmでの回転状態
時の像面湾曲量を示している。図8を参照すると、主走
査方向の像面湾曲量は、回転偏向器45が静止している
ときは大きく、回転しているときは小さくなる。その差
は約4mmである。一方、副走査方向の像面湾曲量は回
転偏向器45の静止/回転に殆んど関係なく、常に小さ
な値になっている(第14表及び第15表参照)。即
ち、第2実施例のレーザビーム走査光学系は、画像形成
のために回転偏向器45を回転させた状態において像面
湾曲量が小さくなり、十分な特性(ジッタ値、画像品
質)が得られることになる。
ている主走査方向の像面湾曲量のデータをグラフ化した
ものである。図8において、実線61は回転偏向器45
が静止状態時、点線62は6000rpmでの回転状態
時の像面湾曲量を示している。図8を参照すると、主走
査方向の像面湾曲量は、回転偏向器45が静止している
ときは大きく、回転しているときは小さくなる。その差
は約4mmである。一方、副走査方向の像面湾曲量は回
転偏向器45の静止/回転に殆んど関係なく、常に小さ
な値になっている(第14表及び第15表参照)。即
ち、第2実施例のレーザビーム走査光学系は、画像形成
のために回転偏向器45を回転させた状態において像面
湾曲量が小さくなり、十分な特性(ジッタ値、画像品
質)が得られることになる。
【0068】ここで、比較のために、回転偏向器45が
静止状態のときの像面が感光体ドラム50の受光面近傍
に位置するように設定された走査光学系について説明す
る。この走査光学系において、構成部品の位置は第16
表に示す関係を有する。第16表は回転偏向器45が静
止状態のときの構成データである。回転偏向器45が回
転状態(6000rpm)のときは第16表において回
転偏向器45の曲率半径が−45000mm(第1表参
照)に変更される。
静止状態のときの像面が感光体ドラム50の受光面近傍
に位置するように設定された走査光学系について説明す
る。この走査光学系において、構成部品の位置は第16
表に示す関係を有する。第16表は回転偏向器45が静
止状態のときの構成データである。回転偏向器45が回
転状態(6000rpm)のときは第16表において回
転偏向器45の曲率半径が−45000mm(第1表参
照)に変更される。
【0069】
【表16】
【0070】第16表を第13表と比較すると、比較例
の走査光学系は、第2実施例の走査光学系においてシリ
ンドリカルレンズ44を回転偏向器45に9mm近づけ
たものに等しい。さらに、比較例の走査光学系の物点S
1は、コリメータレンズ42の位置を調整することによ
り無限大に設定されている。従って、回転偏向器45に
入射するレーザビームは平行光となる。このレーザビー
ムは回転偏向器45の偏向面45aで反射され、回転偏
向器45が静止しているときは平行光で非球面レンズ4
6に入射する。従って、像面は感光体ドラム50の受光
面近傍に位置する。そして、回転偏向器45が回転(6
000rpm)しているときは回転偏向器45の変形に
より僅かに収束した光で非球面レンズ46に入射する。
従って像面は、光軸に対して回転偏向器45側にシフト
し、感光体ドラム50の受光面より前方に位置すること
になる。
の走査光学系は、第2実施例の走査光学系においてシリ
ンドリカルレンズ44を回転偏向器45に9mm近づけ
たものに等しい。さらに、比較例の走査光学系の物点S
1は、コリメータレンズ42の位置を調整することによ
り無限大に設定されている。従って、回転偏向器45に
入射するレーザビームは平行光となる。このレーザビー
ムは回転偏向器45の偏向面45aで反射され、回転偏
向器45が静止しているときは平行光で非球面レンズ4
6に入射する。従って、像面は感光体ドラム50の受光
面近傍に位置する。そして、回転偏向器45が回転(6
000rpm)しているときは回転偏向器45の変形に
より僅かに収束した光で非球面レンズ46に入射する。
従って像面は、光軸に対して回転偏向器45側にシフト
し、感光体ドラム50の受光面より前方に位置すること
になる。
【0071】第17表及び第18表は、第16表に示し
た比較例の走査光学系について、回転偏向器45が静止
状態時及び回転状態(6000rpm)時の像面湾曲量
を示すものである。
た比較例の走査光学系について、回転偏向器45が静止
状態時及び回転状態(6000rpm)時の像面湾曲量
を示すものである。
【0072】
【表17】
【0073】
【表18】
【0074】第17表と第18表を参照すると、主走査
方向の像面湾曲量は、回転偏向器45が静止していると
きは小さく、回転しているときは大きくなる。即ち、こ
の比較例の走査光学系は、画像形成のために回転偏向器
45を回転させた状態において、像面湾曲量が大きくな
り、十分な特性(ジッタ値、画像品質)が得られないこ
とになる。
方向の像面湾曲量は、回転偏向器45が静止していると
きは小さく、回転しているときは大きくなる。即ち、こ
の比較例の走査光学系は、画像形成のために回転偏向器
45を回転させた状態において、像面湾曲量が大きくな
り、十分な特性(ジッタ値、画像品質)が得られないこ
とになる。
【0075】[第3実施例、図9〜図12参照]ところ
で、樹脂製の多角形状の回転偏向器は面数が5面以上で
あると回転時に各偏向面が凸形状に変形することが判明
した。本第3実施例はこのように回転時に凸形状に変形
する回転偏向器を用いたレーザビーム走査光学系を示
す。図9はこの走査光学系の基本構成を示し、回転偏向
器14は正六角形であり、六つの偏向面14aを有して
いる。その他の構成は図1に示した走査光学系と同じ部
品を有し、同じ符号が付されている。
で、樹脂製の多角形状の回転偏向器は面数が5面以上で
あると回転時に各偏向面が凸形状に変形することが判明
した。本第3実施例はこのように回転時に凸形状に変形
する回転偏向器を用いたレーザビーム走査光学系を示
す。図9はこの走査光学系の基本構成を示し、回転偏向
器14は正六角形であり、六つの偏向面14aを有して
いる。その他の構成は図1に示した走査光学系と同じ部
品を有し、同じ符号が付されている。
【0076】図10において、六つの偏向面14aを有
する回転偏向器14は、実線で示す静止時の形状から回
転駆動時には点線で示すように凸形状に変形する。この
変形を有限要素法を用いてシュミレートした結果を以下
の第19表に偏向面曲率半径として示す。第19表には
シュミレーションに用いた材質の物性値をも示す。
する回転偏向器14は、実線で示す静止時の形状から回
転駆動時には点線で示すように凸形状に変形する。この
変形を有限要素法を用いてシュミレートした結果を以下
の第19表に偏向面曲率半径として示す。第19表には
シュミレーションに用いた材質の物性値をも示す。
【0077】
【表19】
【0078】偏向面14aが凸形状に変形したとき、最
も影響を受けるのは前記第1、第2実施例と同様に、主
走査方向の像面シフト量である。即ち、偏向面14aは
凸面化することにより、主走査方向に負のパワーを有す
るようになる。その結果、ビームは偏向面14aで反射
することによって拡散ぎみとなり、主走査方向の像面が
プラス方向にシフトする。このような現象は前記第1、
第2実施例とは正反対の現象であり、凸面化によって発
生する収差は予め計算できるため、fθ系を設計する時
点で、その収差を打ち消す逆の収差をfθ系に持たせれ
ばよい。
も影響を受けるのは前記第1、第2実施例と同様に、主
走査方向の像面シフト量である。即ち、偏向面14aは
凸面化することにより、主走査方向に負のパワーを有す
るようになる。その結果、ビームは偏向面14aで反射
することによって拡散ぎみとなり、主走査方向の像面が
プラス方向にシフトする。このような現象は前記第1、
第2実施例とは正反対の現象であり、凸面化によって発
生する収差は予め計算できるため、fθ系を設計する時
点で、その収差を打ち消す逆の収差をfθ系に持たせれ
ばよい。
【0079】そこで、第19表に示した特性を有する回
転偏向器14を15000rpmの回転速度で回転させ
たときの像面が、感光体ドラム30の受光面近傍に位置
するように、走査光学系を構成する各部品及び感光体ド
ラム30の望ましい位置関係を決定した。この構成デー
タを第20表に示す。第20表は回転偏向器14が静止
状態のときの構成データである。回転偏向器14が回転
状態(15000rpm)のときは、第20表において
回転偏向器14の曲率半径が22500mm(第19表
参照)に変更される。
転偏向器14を15000rpmの回転速度で回転させ
たときの像面が、感光体ドラム30の受光面近傍に位置
するように、走査光学系を構成する各部品及び感光体ド
ラム30の望ましい位置関係を決定した。この構成デー
タを第20表に示す。第20表は回転偏向器14が静止
状態のときの構成データである。回転偏向器14が回転
状態(15000rpm)のときは、第20表において
回転偏向器14の曲率半径が22500mm(第19表
参照)に変更される。
【0080】
【表20】
【0081】コリメータレンズ2の出射面形状は前記式
(1)で定義され、その式(1)に以下の非球面データ
(12)と第20表に示されている曲率半径の値−6.
286mmを代入することによって具体的に表わされ
る。
(1)で定義され、その式(1)に以下の非球面データ
(12)と第20表に示されている曲率半径の値−6.
286mmを代入することによって具体的に表わされ
る。
【0082】
【数6】
【0083】また、第20表において、トーリックレン
ズ20の入射面はレンズ面頂点が主走査方向に光軸から
一方側に−0.2mm偏心しており、出射面はレンズ面
頂点が主走査方向に光軸から一方側に−0.5mm、か
つ、副走査方向に光軸から一方側に−9mm偏心してい
る。さらに、球面ミラー21の反射面はミラー面頂点が
副走査方向に光軸から一方側に−10.3mm偏心して
いる。
ズ20の入射面はレンズ面頂点が主走査方向に光軸から
一方側に−0.2mm偏心しており、出射面はレンズ面
頂点が主走査方向に光軸から一方側に−0.5mm、か
つ、副走査方向に光軸から一方側に−9mm偏心してい
る。さらに、球面ミラー21の反射面はミラー面頂点が
副走査方向に光軸から一方側に−10.3mm偏心して
いる。
【0084】次に、第20表に示された光学配置を有す
るレーザビーム走査光学系の作用、効果について説明す
る。回転偏向器14に入射するレーザビームは、主走査
方向について僅かに発散した光束になる。回転偏向器1
4が静止状態時、像面は光軸に対して感光体ドラム30
の受光面より前方に位置する。そして、回転偏向器14
が回転状態(15000rpm)時においては、回転偏
向器14が変形(凸面化)することにより、トーリック
レンズ20に入射するレーザビームはさらに発散ぎみに
なる。従って、像面は光軸に対して感光体ドラム30側
にシフトし、感光体ドラム30の受光面近傍に位置する
ことになる。
るレーザビーム走査光学系の作用、効果について説明す
る。回転偏向器14に入射するレーザビームは、主走査
方向について僅かに発散した光束になる。回転偏向器1
4が静止状態時、像面は光軸に対して感光体ドラム30
の受光面より前方に位置する。そして、回転偏向器14
が回転状態(15000rpm)時においては、回転偏
向器14が変形(凸面化)することにより、トーリック
レンズ20に入射するレーザビームはさらに発散ぎみに
なる。従って、像面は光軸に対して感光体ドラム30側
にシフトし、感光体ドラム30の受光面近傍に位置する
ことになる。
【0085】図11は第20表の構成からなる第3実施
例の走査光学系について、主走査方向の像面湾曲量を示
す。図11において、実線65は回転偏向器14が静止
状態時、点線66は15000rpmでの回転状態時の
像面湾曲量を示している。図11から明らかなように、
主走査方向の像面は回転偏向器14が静止しているとき
はマイナス方向にシフトするが、回転すると受光面付近
に位置する。
例の走査光学系について、主走査方向の像面湾曲量を示
す。図11において、実線65は回転偏向器14が静止
状態時、点線66は15000rpmでの回転状態時の
像面湾曲量を示している。図11から明らかなように、
主走査方向の像面は回転偏向器14が静止しているとき
はマイナス方向にシフトするが、回転すると受光面付近
に位置する。
【0086】ここで、比較のために、回転偏向器14が
静止状態のときは像面が感光体ドラム30の受光面近傍
に位置するように設定された走査光学系も合わせて説明
する。この走査光学系において、構成部品の位置は第2
1表に示す関係を有する。第21表は回転偏向器14が
静止状態のときの構成データである。回転偏向器14が
回転状態(15000rpm)のときは第21表におい
て回転偏向器14の曲率半径が22500mm(第19
表参照)に変更される。
静止状態のときは像面が感光体ドラム30の受光面近傍
に位置するように設定された走査光学系も合わせて説明
する。この走査光学系において、構成部品の位置は第2
1表に示す関係を有する。第21表は回転偏向器14が
静止状態のときの構成データである。回転偏向器14が
回転状態(15000rpm)のときは第21表におい
て回転偏向器14の曲率半径が22500mm(第19
表参照)に変更される。
【0087】
【表21】
【0088】第21表と第20表とを比較すると、第2
0表の第3実施例においては、第21表の比較例に対し
て、回転偏向器14が凸面化する影響を補正するため、
コリメータレンズ2を半導体レーザ1から若干離してレ
ーザビームを収束ぎみに補正し、シリンドリカルレンズ
3を回転偏向器14側に寄せてコリメータレンズ2の移
動による副走査方向の像面のシフトを補正している。
0表の第3実施例においては、第21表の比較例に対し
て、回転偏向器14が凸面化する影響を補正するため、
コリメータレンズ2を半導体レーザ1から若干離してレ
ーザビームを収束ぎみに補正し、シリンドリカルレンズ
3を回転偏向器14側に寄せてコリメータレンズ2の移
動による副走査方向の像面のシフトを補正している。
【0089】図12は第21表の構成からなる走査光学
系(比較例)について、主走査方向の像面湾曲量を示
す。図12において、実線67は回転偏向器14が静止
状態時、点線68は15000rpmでの回転状態時の
像面湾曲量を示している。なお、第21表の比較例と第
20表の第3実施例において、副走査方向の像面湾曲と
歪曲収差は殆ど同じである。
系(比較例)について、主走査方向の像面湾曲量を示
す。図12において、実線67は回転偏向器14が静止
状態時、点線68は15000rpmでの回転状態時の
像面湾曲量を示している。なお、第21表の比較例と第
20表の第3実施例において、副走査方向の像面湾曲と
歪曲収差は殆ど同じである。
【0090】[第4実施例、図13〜図15参照]本第
4実施例は回転時に凸形状に変形する回転偏向器55を
用いたレーザビーム走査光学系であり(図13参照)、
基本的な構成は図7に示した第2実施例の走査光学系と
同じ部品を有し、同じ符号が付されている。回転偏向器
55は、前記第3実施例において説明した第19表に示
された特性を有する。この回転偏向器55の回転時の像
面が、感光体ドラム50の受光面近傍に位置するよう
に、走査光学系を構成する各部品41〜48及び感光体
ドラム50の望ましい位置関係を決定した。この望まし
い位置関係の構成データを第22表に示す。第22表は
回転偏向器55が静止状態のときの構成データである。
回転偏向器55が回転状態(15000rpm)のとき
は、第22表において回転偏向器55の曲率半径が22
500mm(第19表参照)に変更される。
4実施例は回転時に凸形状に変形する回転偏向器55を
用いたレーザビーム走査光学系であり(図13参照)、
基本的な構成は図7に示した第2実施例の走査光学系と
同じ部品を有し、同じ符号が付されている。回転偏向器
55は、前記第3実施例において説明した第19表に示
された特性を有する。この回転偏向器55の回転時の像
面が、感光体ドラム50の受光面近傍に位置するよう
に、走査光学系を構成する各部品41〜48及び感光体
ドラム50の望ましい位置関係を決定した。この望まし
い位置関係の構成データを第22表に示す。第22表は
回転偏向器55が静止状態のときの構成データである。
回転偏向器55が回転状態(15000rpm)のとき
は、第22表において回転偏向器55の曲率半径が22
500mm(第19表参照)に変更される。
【0091】
【表22】
【0092】ここに、非球面レンズ46及び非球面トー
リックレンズ47のそれぞれの出射面は、第1実施例で
示した式(1)で定義される。この式(1)に以下の非
球面データ(13),(14)と第22表に示されてい
るレンズ46,47の出射面の曲率半径(1/C0)の
値−103.5mm、1300mmをそれぞれ代入する
ことによって非球面レンズ46及び非球面トーリックレ
ンズ47の出射面が具体的に表わされる。
リックレンズ47のそれぞれの出射面は、第1実施例で
示した式(1)で定義される。この式(1)に以下の非
球面データ(13),(14)と第22表に示されてい
るレンズ46,47の出射面の曲率半径(1/C0)の
値−103.5mm、1300mmをそれぞれ代入する
ことによって非球面レンズ46及び非球面トーリックレ
ンズ47の出射面が具体的に表わされる。
【0093】
【数7】
【0094】また、非球面トーリックレンズ47の入射
面は第3実施例で示した式(5),(6),(7),
(8),(9),(10)で定義される。前記式(5)
〜(10)に、以下の非球面データ(15)と第22表
に示されている非球面トーリックレンズ47の出射面の
主走査方向の曲率半径(1/K)、副走査方向の曲率半
径(1/C)のそれぞれの値−1900mm,32.1
5mmを代入することによって非球面トーリックレンズ
47の入射面が具体的に表わされる。
面は第3実施例で示した式(5),(6),(7),
(8),(9),(10)で定義される。前記式(5)
〜(10)に、以下の非球面データ(15)と第22表
に示されている非球面トーリックレンズ47の出射面の
主走査方向の曲率半径(1/K)、副走査方向の曲率半
径(1/C)のそれぞれの値−1900mm,32.1
5mmを代入することによって非球面トーリックレンズ
47の入射面が具体的に表わされる。
【0095】
【数8】
【0096】さらに、コリメータレンズ42の位置を調
整することにより、回転偏向器55の偏向面55aを基
準とした主走査方向の物点S1は−17196mmに設
定されている。回転偏向器55に入射するビームが平行
光の場合は物点S1は無限大となり、発散光の場合は物
点S1は負の値、収束光の場合は物点S1は正の値で表
示している。従って、物点S1が−17196mmに設
定された走査光学系においては、半導体レーザ41から
放射されたレーザビームは僅かに発散した光束の状態で
回転偏向器55に入射することになる。このレーザビー
ムは、回転偏向器55の偏向面55aで反射され、回転
偏向器55が静止しているときはほぼ平行光で非球面レ
ンズ46に入射する。従って、像面は光軸に対して感光
体ドラム50の受光面より前方に位置する。そして、回
転偏向器55が回転(15000rpm)しているとき
は回転偏向器55が変形(凸面化)するので、レーザビ
ームは発散ぎみで非球面レンズ46に入射する。従っ
て、像面は、光軸に対して感光体ドラム50側にシフト
し、感光体ドラム50の受光面近傍に位置することにな
る。
整することにより、回転偏向器55の偏向面55aを基
準とした主走査方向の物点S1は−17196mmに設
定されている。回転偏向器55に入射するビームが平行
光の場合は物点S1は無限大となり、発散光の場合は物
点S1は負の値、収束光の場合は物点S1は正の値で表
示している。従って、物点S1が−17196mmに設
定された走査光学系においては、半導体レーザ41から
放射されたレーザビームは僅かに発散した光束の状態で
回転偏向器55に入射することになる。このレーザビー
ムは、回転偏向器55の偏向面55aで反射され、回転
偏向器55が静止しているときはほぼ平行光で非球面レ
ンズ46に入射する。従って、像面は光軸に対して感光
体ドラム50の受光面より前方に位置する。そして、回
転偏向器55が回転(15000rpm)しているとき
は回転偏向器55が変形(凸面化)するので、レーザビ
ームは発散ぎみで非球面レンズ46に入射する。従っ
て、像面は、光軸に対して感光体ドラム50側にシフト
し、感光体ドラム50の受光面近傍に位置することにな
る。
【0097】図14は本第4実施例の走査光学系につい
て、主走査方向の像面湾曲量を示す。図14において、
実線71は回転偏向器55が静止状態時、点線72は1
5000rpmでの回転状態時の像面湾曲量を示してい
る。図14から明らかなように、主走査方向の像面は回
転偏向器55が静止しているときはマイナス方向にシフ
トするが、回転すると受光面付近に位置する。
て、主走査方向の像面湾曲量を示す。図14において、
実線71は回転偏向器55が静止状態時、点線72は1
5000rpmでの回転状態時の像面湾曲量を示してい
る。図14から明らかなように、主走査方向の像面は回
転偏向器55が静止しているときはマイナス方向にシフ
トするが、回転すると受光面付近に位置する。
【0098】ここで、比較のために、回転偏向器55が
静止状態のときの像面が感光体ドラム50の受光面近傍
に位置するように設定された走査光学系について説明す
る。この走査光学系において、構成部品の位置は第23
表に示す関係を有する。第23表は回転偏向器55が静
止状態のときの構成データである。回転偏向器55が回
転状態(15000rpm)のときは第23表において
回転偏向器55の曲率半径が22500mm(第19
表)に変更される。
静止状態のときの像面が感光体ドラム50の受光面近傍
に位置するように設定された走査光学系について説明す
る。この走査光学系において、構成部品の位置は第23
表に示す関係を有する。第23表は回転偏向器55が静
止状態のときの構成データである。回転偏向器55が回
転状態(15000rpm)のときは第23表において
回転偏向器55の曲率半径が22500mm(第19
表)に変更される。
【0099】
【表23】
【0100】第23表を第22表と比較すると、比較例
の走査光学系の物点S1は、コリメータレンズ42の位
置を調整することにより無限大に設定されている。従っ
て、回転偏向器55に入射するレーザビームは平行光と
なる。このレーザビームは回転偏向器55の偏向面55
aで反射され、回転偏向器55が静止しているときは平
行光で非球面レンズ46に入射する。従って、像面は感
光体ドラム50の受光面近傍に位置する。そして、回転
偏向器55が回転(15000rpm)しているときは
回転偏向器55の変形により僅かに発散ぎみで非球面レ
ンズ46に入射する。従って像面は、光軸に対してプラ
ス方向にシフトし、感光体ドラム50の受光面より後方
に位置することになる。
の走査光学系の物点S1は、コリメータレンズ42の位
置を調整することにより無限大に設定されている。従っ
て、回転偏向器55に入射するレーザビームは平行光と
なる。このレーザビームは回転偏向器55の偏向面55
aで反射され、回転偏向器55が静止しているときは平
行光で非球面レンズ46に入射する。従って、像面は感
光体ドラム50の受光面近傍に位置する。そして、回転
偏向器55が回転(15000rpm)しているときは
回転偏向器55の変形により僅かに発散ぎみで非球面レ
ンズ46に入射する。従って像面は、光軸に対してプラ
ス方向にシフトし、感光体ドラム50の受光面より後方
に位置することになる。
【0101】図15は第23表の構成からなる走査光学
系について、主走査方向の像面湾曲量を示す。図15に
おいて、実線73は回転偏向器55が静止状態時、点線
74は15000rpmでの回転状態時の像面湾曲量を
示している。なお、第23表の比較例と第22表の第4
実施例において、副走査方向の像面湾曲と歪曲収差は殆
ど同じである。
系について、主走査方向の像面湾曲量を示す。図15に
おいて、実線73は回転偏向器55が静止状態時、点線
74は15000rpmでの回転状態時の像面湾曲量を
示している。なお、第23表の比較例と第22表の第4
実施例において、副走査方向の像面湾曲と歪曲収差は殆
ど同じである。
【0102】ところで、回転偏向器14,55が回転に
よって変形しても、十分な特性(ジッタ値、画像品質)
を得ることができるように、ビームウエスト位置を調整
するには、前記第1、第2実施例で説明したように、回
転偏向器14,55の物体側に設けたコリメータレンズ
2,42及びシリンドリカルレンズ3,44の光軸上の
位置を調整することにより行われる。このような調整に
より、面倒れ補正が不足ぎみになることが防止される。
即ち、前記第3実施例で説明すると、回転偏向器14の
回転によって生じる凸形状の変形に起因して主走査方向
のビームウエスト位置はプラス側へシフトする。このた
め、コリメータレンズ2を光軸方向プラス側に移動さ
せ、回転偏向器14の偏向面14aへのビーム入射光を
発散ぎみにし、回転偏向器14の静止時における主走査
方向のビームウエスト位置を像面よりもマイナス側(前
方)とし、回転偏向器14の回転(変形)時における主
走査方向のビームウエスト位置を像面付近に調整する。
この調整時に、コリメータレンズ2は主走査方向及び副
走査方向にパワーを有するため、副走査方向のビームウ
エスト位置もシフトする。これをキャンセルするため
に、副走査方向にのみパワーを有するシリンドリカルレ
ンズ3を光軸上で移動させ、副走査方向のビームウエス
ト位置を像面付近に調整する。
よって変形しても、十分な特性(ジッタ値、画像品質)
を得ることができるように、ビームウエスト位置を調整
するには、前記第1、第2実施例で説明したように、回
転偏向器14,55の物体側に設けたコリメータレンズ
2,42及びシリンドリカルレンズ3,44の光軸上の
位置を調整することにより行われる。このような調整に
より、面倒れ補正が不足ぎみになることが防止される。
即ち、前記第3実施例で説明すると、回転偏向器14の
回転によって生じる凸形状の変形に起因して主走査方向
のビームウエスト位置はプラス側へシフトする。このた
め、コリメータレンズ2を光軸方向プラス側に移動さ
せ、回転偏向器14の偏向面14aへのビーム入射光を
発散ぎみにし、回転偏向器14の静止時における主走査
方向のビームウエスト位置を像面よりもマイナス側(前
方)とし、回転偏向器14の回転(変形)時における主
走査方向のビームウエスト位置を像面付近に調整する。
この調整時に、コリメータレンズ2は主走査方向及び副
走査方向にパワーを有するため、副走査方向のビームウ
エスト位置もシフトする。これをキャンセルするため
に、副走査方向にのみパワーを有するシリンドリカルレ
ンズ3を光軸上で移動させ、副走査方向のビームウエス
ト位置を像面付近に調整する。
【0103】このように、主走査方向のビームウエスト
位置の調整を回転偏向器14の物体側に位置して主・副
走査方向にパワーを有するレンズで行う場合には、副走
査方向のビームウエスト位置の調整は、回転偏向器14
の物体側に位置して副走査方向にのみパワーを有するレ
ンズで行った方がよい。シリンドリカルレンズ3で副走
査方向のビームウエスト位置の調整を行い、ビームウエ
スト位置が像面付近に位置するようにセットすると、こ
れに連動して、シリンドリカルレンズ3の出射光の結像
点も回転偏向器14の偏向面付近にシフトし、面倒れ補
正が良好に行われる。
位置の調整を回転偏向器14の物体側に位置して主・副
走査方向にパワーを有するレンズで行う場合には、副走
査方向のビームウエスト位置の調整は、回転偏向器14
の物体側に位置して副走査方向にのみパワーを有するレ
ンズで行った方がよい。シリンドリカルレンズ3で副走
査方向のビームウエスト位置の調整を行い、ビームウエ
スト位置が像面付近に位置するようにセットすると、こ
れに連動して、シリンドリカルレンズ3の出射光の結像
点も回転偏向器14の偏向面付近にシフトし、面倒れ補
正が良好に行われる。
【0104】ところで、回転偏向器が回転によって凸面
化したとき、画角−30°のときより画角30°のとき
の方が偏向面のレーザビームに対するパワーが強くなる
ため(ビームをより強く収束させるため)、ビームウエ
スト位置は画角−30°のときよりも画角30°のとき
の方が光軸方向マイナス側にシフトする。図15のグラ
フ中点線74を参照すると、ビームウエスト位置が画角
−30°のときよりも画角30°のときの方が光軸方向
マイナス側にシフトしていることが分かる。このように
像面が傾いているのを補正するために、例えば第22表
に示した構成例の走査光学系(第4実施例)では非球面
レンズ46の入射面の面頂点及び非球面トーリックレン
ズ47の出射面の面頂点を−5mm偏心させて、図6に
示したように、それぞれ回転偏向器のレーザビーム入射
側に偏心させている。
化したとき、画角−30°のときより画角30°のとき
の方が偏向面のレーザビームに対するパワーが強くなる
ため(ビームをより強く収束させるため)、ビームウエ
スト位置は画角−30°のときよりも画角30°のとき
の方が光軸方向マイナス側にシフトする。図15のグラ
フ中点線74を参照すると、ビームウエスト位置が画角
−30°のときよりも画角30°のときの方が光軸方向
マイナス側にシフトしていることが分かる。このように
像面が傾いているのを補正するために、例えば第22表
に示した構成例の走査光学系(第4実施例)では非球面
レンズ46の入射面の面頂点及び非球面トーリックレン
ズ47の出射面の面頂点を−5mm偏心させて、図6に
示したように、それぞれ回転偏向器のレーザビーム入射
側に偏心させている。
【0105】以上の構成によれば、図14のグラフ中実
線71に示したように、回転偏向器55が静止時におい
ては、ビームウエスト位置が画角−30°のときよりも
画角30°のときの方が光軸方向プラス側にシフトし、
回転偏向器55の回転時(図14中点線72参照)にお
ける画角30°のレーザビームが光軸方向マイナス側に
シフトするのをキャンセルしている。即ち、画角−30
°よりも30°のレーザビームの方が主走査方向におい
て弱く収束させ、画角−30°のときと画角30°のと
きのビームウエスト位置のずれ量を少なくしている。換
言すれば、偏向面に入射するレーザビームと偏向面で反
射されるレーザビームとで形成される角度が大きくなる
に伴って、ビームに対する主走査方向の正のパワーが強
くなるようにしている。
線71に示したように、回転偏向器55が静止時におい
ては、ビームウエスト位置が画角−30°のときよりも
画角30°のときの方が光軸方向プラス側にシフトし、
回転偏向器55の回転時(図14中点線72参照)にお
ける画角30°のレーザビームが光軸方向マイナス側に
シフトするのをキャンセルしている。即ち、画角−30
°よりも30°のレーザビームの方が主走査方向におい
て弱く収束させ、画角−30°のときと画角30°のと
きのビームウエスト位置のずれ量を少なくしている。換
言すれば、偏向面に入射するレーザビームと偏向面で反
射されるレーザビームとで形成される角度が大きくなる
に伴って、ビームに対する主走査方向の正のパワーが強
くなるようにしている。
【0106】[他の実施例]本発明に係るレーザビーム
走査光学系は前記実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変形することができる。例え
ば、回転偏向器の反射面の数は、4面、6面以外に、少
なくとも1面あればよく、2面、8面であってもよい。
また、回転偏向器の材料として使用される樹脂も前記の
ものに限定されない。例えば、ポリスチレン、アクリロ
ニトリルスチレン共重合樹脂、テトラポリメチルペンテ
ン及びこれらの樹脂をアロイル化したものであってもよ
い。さらに、回転偏向器が金属製の場合であっても、非
常に高速で回転した場合には樹脂製の場合と同様の反射
面の変形が生じるので、回転偏向器の材料は樹脂に限定
されない。
走査光学系は前記実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々に変形することができる。例え
ば、回転偏向器の反射面の数は、4面、6面以外に、少
なくとも1面あればよく、2面、8面であってもよい。
また、回転偏向器の材料として使用される樹脂も前記の
ものに限定されない。例えば、ポリスチレン、アクリロ
ニトリルスチレン共重合樹脂、テトラポリメチルペンテ
ン及びこれらの樹脂をアロイル化したものであってもよ
い。さらに、回転偏向器が金属製の場合であっても、非
常に高速で回転した場合には樹脂製の場合と同様の反射
面の変形が生じるので、回転偏向器の材料は樹脂に限定
されない。
【0107】また、回転偏向器が回転によって変形して
も、十分な特性(ジッタ値、画像品質)を得ることがで
きるようにレーザビーム走査光学系を調整する方法は、
例えば、シリンドリカルレンズと回転偏向器の間に凹面
レンズを1枚配設し、この凹面レンズを位置調整するこ
とによっても可能である。さらに、前記各実施例では回
転偏向器の面変形を想定したうえで光学系を設計し、偏
向面変形時における主走査方向のビームウエスト位置の
光軸方向のシフト及び像面の傾きをキャンセルする例を
示した。しかし、画角に応じてコリメータレンズを自動
的に光軸方向に移動させて像面の傾きを補正したり、ま
た偏向面の変形量に応じてコリメータレンズを自動的に
移動させ、主走査方向のビームウエスト位置を補正する
ようにしてもよい。
も、十分な特性(ジッタ値、画像品質)を得ることがで
きるようにレーザビーム走査光学系を調整する方法は、
例えば、シリンドリカルレンズと回転偏向器の間に凹面
レンズを1枚配設し、この凹面レンズを位置調整するこ
とによっても可能である。さらに、前記各実施例では回
転偏向器の面変形を想定したうえで光学系を設計し、偏
向面変形時における主走査方向のビームウエスト位置の
光軸方向のシフト及び像面の傾きをキャンセルする例を
示した。しかし、画角に応じてコリメータレンズを自動
的に光軸方向に移動させて像面の傾きを補正したり、ま
た偏向面の変形量に応じてコリメータレンズを自動的に
移動させ、主走査方向のビームウエスト位置を補正する
ようにしてもよい。
【0108】さらに、本発明は他のタイプのレンズを用
いたfθ系を備えた走査光学系にも当然適用可能であ
る。
いたfθ系を備えた走査光学系にも当然適用可能であ
る。
【図1】本発明に係るレーザビーム走査光学系の第1実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【図2】図1に示されている回転偏向器の回転状態時に
おける変形を説明するための平面図。
おける変形を説明するための平面図。
【図3】第1実施例における回転偏向器の静止状態時及
び回転状態(6000rpm)時の画角に対する像面湾
曲量を示すグラフ。
び回転状態(6000rpm)時の画角に対する像面湾
曲量を示すグラフ。
【図4】第1実施例に対する比較例における回転偏向器
の静止状態時及び回転状態時(6000rpm)の画角
に対する像面湾曲量を示すグラフ。
の静止状態時及び回転状態時(6000rpm)の画角
に対する像面湾曲量を示すグラフ。
【図5】第1実施例における回転偏向器の静止状態及び
回転状態(15000rpm)時の像面湾曲量を示すグ
ラフ。
回転状態(15000rpm)時の像面湾曲量を示すグ
ラフ。
【図6】画角に応じた回転偏向器の偏向面の位置とレー
ザビームの入射及び反射の状態を示す説明図。
ザビームの入射及び反射の状態を示す説明図。
【図7】本発明に係るレーザビーム走査光学系の第2実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【図8】第2実施例における回転偏向器の静止状態時及
び回転状態(6000rpm)時の画角に対する像面湾
曲量を示すグラフ。
び回転状態(6000rpm)時の画角に対する像面湾
曲量を示すグラフ。
【図9】本発明に係るレーザビーム走査光学系の第3実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【図10】図9に示されている回転偏向器の回転状態時
における変形を説明するための平面図。
における変形を説明するための平面図。
【図11】第3実施例における回転偏向器の静止状態時
及び回転状態(15000rpm)時の画角に対する像
面湾曲量を示すグラフ。
及び回転状態(15000rpm)時の画角に対する像
面湾曲量を示すグラフ。
【図12】第3実施例に対する比較例における回転偏向
器の静止状態時及び回転状態(15000rpm)時の
画角に対する像面湾曲量を示すグラフ。
器の静止状態時及び回転状態(15000rpm)時の
画角に対する像面湾曲量を示すグラフ。
【図13】本発明に係るレーザビーム走査光学系の第4
実施例を示す斜視図。
実施例を示す斜視図。
【図14】第4実施例における回転偏向器の静止状態時
及び回転状態(15000rpm)時の画角に対する像
面湾曲量を示すグラフ。
及び回転状態(15000rpm)時の画角に対する像
面湾曲量を示すグラフ。
【図15】第4実施例に対する比較例における回転偏向
器の静止状態時及び回転状態(15000rpm)時の
画角に対する像面湾曲量を示すグラフ。
器の静止状態時及び回転状態(15000rpm)時の
画角に対する像面湾曲量を示すグラフ。
1,41…半導体レーザ 2,42…コリメータレンズ 3,44…シリンドリカルレンズ 4,14,45,55…回転偏向器 4a,14a,45a,55a…偏向面 20…トーリックレンズ 21…球面ミラー 30,50…感光体ドラム 46…非球面レンズ 47…非球面トーリックレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 明佳 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内
Claims (9)
- 【請求項1】 回転することによってビームを偏向して
受光面を走査する回転偏向器を備えたレーザビーム走査
光学系において、 前記回転偏向器が静止しているときの像面が受光面より
後方に位置し、かつ、回転偏向器が所定の回転速度で回
転しているときの像面が受光面の近傍に位置するように
構成されていること、 を特徴とするレーザビーム走査光学系。 - 【請求項2】 回転偏向器が所定の回転速度で回転して
いるとき、偏向面が凹形状に変形することを特徴とする
請求項1記載のレーザビーム走査光学系。 - 【請求項3】 回転偏向器の物体側に、主走査方向及び
副走査方向にパワーを持つレンズと、副走査方向にのみ
パワーを持つレンズをそれぞれ少なくとも1枚ずつ備
え、各レンズが光軸方向に位置調整可能であることを特
徴とする請求項1記載のレーザビーム走査光学系。 - 【請求項4】 回転偏向器の偏向面に入射するビームと
該偏向面で反射されるビームとで形成される角度が大き
くなるに伴って、光学素子のビームに対する主走査方向
の正のパワーが弱くなることを特徴とする請求項1記載
のレーザビーム走査光学系。 - 【請求項5】 回転することによってビームを偏向して
受光面を走査する回転偏向器を備えたレーザビーム走査
光学系において、 前記回転偏向器が静止しているときの像面が受光面より
前方に位置し、かつ、回転偏向器が所定の回転速度で回
転しているときの像面が受光面の近傍に位置するように
構成されていること、 を特徴とするレーザビーム走査光学系。 - 【請求項6】 回転偏向器が所定の回転速度で回転して
いるとき、偏向面が凸形状に変形することを特徴とする
請求項5記載のレーザビーム走査光学系。 - 【請求項7】 回転偏向器の物体側に、主走査方向及び
副走査方向にパワーを持つレンズと、副走査方向にのみ
パワーを持つレンズをそれぞれ少なくとも1枚ずつ備
え、各レンズが光軸方向に位置調整可能であることを特
徴とする請求項5記載のレーザビーム走査光学系。 - 【請求項8】 回転偏向器の偏向面に入射するビームと
該偏向面で反射されるビームとで形成される角度が大き
くなるに伴って、光学素子のビームに対する主走査方向
の正のパワーが強くなることを特徴とする請求項5記載
のレーザビーム走査光学系。 - 【請求項9】 回転することによってビームを偏向して
受光面を走査する回転偏向器を備えたレーザビーム走査
光学系において、 前記回転偏向器が所定の回転速度で回転すると、主走査
方向のビームウエスト位置が光軸方向であって受光面近
傍にシフトすること、 を特徴とするレーザビーム走査光学系。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5192621A JPH06202024A (ja) | 1992-11-13 | 1993-08-03 | レーザビーム走査光学系 |
| US08/147,723 US5530579A (en) | 1992-11-13 | 1993-11-04 | Laser beam optical scanning device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30368892 | 1992-11-13 | ||
| JP4-303688 | 1992-11-13 | ||
| JP5192621A JPH06202024A (ja) | 1992-11-13 | 1993-08-03 | レーザビーム走査光学系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202024A true JPH06202024A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=26507431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5192621A Pending JPH06202024A (ja) | 1992-11-13 | 1993-08-03 | レーザビーム走査光学系 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5530579A (ja) |
| JP (1) | JPH06202024A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006259336A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置および画像形成装置 |
| JP2008065063A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置及び画像形成装置 |
| US9250558B2 (en) | 2014-02-28 | 2016-02-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Light deflector and image forming apparatus including a rotating polygon mirror having displaceable reflecting surfaces |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2774444B2 (ja) * | 1994-05-13 | 1998-07-09 | 株式会社リコー | 密閉型ポリゴンスキャナ |
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