JPH06202624A - 調律状態表示装置 - Google Patents
調律状態表示装置Info
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- JPH06202624A JPH06202624A JP4359842A JP35984292A JPH06202624A JP H06202624 A JPH06202624 A JP H06202624A JP 4359842 A JP4359842 A JP 4359842A JP 35984292 A JP35984292 A JP 35984292A JP H06202624 A JPH06202624 A JP H06202624A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 煩雑な操作を伴うことなく、複数の音の調律
状態を表示することができる調律状態表示装置を提供す
る。 【構成】 フィルタ係数ROM45には、6弦のギター
の各解放弦の音階の周波数に対応する中心フィルタ係数
と、この中心フィルタ係数から±3ずつ変化させたフィ
ルタ係数の7種のフィルタ係数が各弦毎に記憶されてい
る。つまり、7×6=42種類のフィルタ係数がフィル
タ係数ROM45に記憶されている。DSP44は、マ
イクロフォン41から入力される6弦の各音信号を、係
数ROM45に記憶されているフィルタ係数を順次用い
て時分割処理する。この時分割処理された結果をディス
プレイ5に表示することにより、ディスプレイ5には各
弦の調律状態が表示される。
状態を表示することができる調律状態表示装置を提供す
る。 【構成】 フィルタ係数ROM45には、6弦のギター
の各解放弦の音階の周波数に対応する中心フィルタ係数
と、この中心フィルタ係数から±3ずつ変化させたフィ
ルタ係数の7種のフィルタ係数が各弦毎に記憶されてい
る。つまり、7×6=42種類のフィルタ係数がフィル
タ係数ROM45に記憶されている。DSP44は、マ
イクロフォン41から入力される6弦の各音信号を、係
数ROM45に記憶されているフィルタ係数を順次用い
て時分割処理する。この時分割処理された結果をディス
プレイ5に表示することにより、ディスプレイ5には各
弦の調律状態が表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弦楽器等の調律状態を
表示する調律状態表示装置に関する。
表示する調律状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の調律状態表示装置としては、図8
に示したものが存在する。すなわち、マイクロフォンか
らの信号が入力される増幅器50は、可変フィルタ51
を有する演算回路52に接続されている。該演算回路5
2は表示装置53に接続され、また、上記可変フィルタ
52にはフィルタリング係数を切り換える為の切換スイ
ッチ54が設けられている。
に示したものが存在する。すなわち、マイクロフォンか
らの信号が入力される増幅器50は、可変フィルタ51
を有する演算回路52に接続されている。該演算回路5
2は表示装置53に接続され、また、上記可変フィルタ
52にはフィルタリング係数を切り換える為の切換スイ
ッチ54が設けられている。
【0003】かかる構成において、ギターのある弦の調
律状態を表示する場合には、切換スイッチ54を操作し
て、当該弦の音階に対応する周波数帯域を可変フィルタ
52に設定しておく。これにより、演算回路52は入力
信号を処理して、該入力信号の設定されている周波数帯
域における周波数分布を検出する。そして、この検出し
た周波数分布に基づき、上記音階と入力された信号との
ずれ量を表示装置53に表示することにより、調律状態
を示すものである。
律状態を表示する場合には、切換スイッチ54を操作し
て、当該弦の音階に対応する周波数帯域を可変フィルタ
52に設定しておく。これにより、演算回路52は入力
信号を処理して、該入力信号の設定されている周波数帯
域における周波数分布を検出する。そして、この検出し
た周波数分布に基づき、上記音階と入力された信号との
ずれ量を表示装置53に表示することにより、調律状態
を示すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の調律状態表示装置にあっては、例えば6弦か
らなるギターの調律状態を表示する場合には、各弦の調
律状態を表示させる都度、当該弦の音階に応じて切換ス
イッチ54を操作してフィルタリング係数を設定し直さ
なければならず、操作が煩雑となってしまう。また、切
換スイッチ54の操作により設定された周波数帯域に対
応する単一の音階に対して、周波数分布に基づく表示を
行うことから、表示装置53に表示される調律状態は、
単一の弦に対するものに限定され、よって、複数の弦全
ての調律状態を表示し得るものではなかった。
うな従来の調律状態表示装置にあっては、例えば6弦か
らなるギターの調律状態を表示する場合には、各弦の調
律状態を表示させる都度、当該弦の音階に応じて切換ス
イッチ54を操作してフィルタリング係数を設定し直さ
なければならず、操作が煩雑となってしまう。また、切
換スイッチ54の操作により設定された周波数帯域に対
応する単一の音階に対して、周波数分布に基づく表示を
行うことから、表示装置53に表示される調律状態は、
単一の弦に対するものに限定され、よって、複数の弦全
ての調律状態を表示し得るものではなかった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、煩雑な操作を伴うことなく、複数
の音の調律状態を表示することができる調律状態表示装
置を提供することを目的とするものである。
なされたものであり、煩雑な操作を伴うことなく、複数
の音の調律状態を表示することができる調律状態表示装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、入力される音響信号に対して、複
数の音階に対応する周波数をもって時分割で異なる特性
のフィルタリングを順次実行する信号処理手段と、この
信号処理手段にて実行されたフィルタリングの結果に基
づいて、上記入力される音響信号の調律状態を検知する
検知手段と、この検知手段により検知された調律状態を
表示する表示手段とを有している。
に本発明にあっては、入力される音響信号に対して、複
数の音階に対応する周波数をもって時分割で異なる特性
のフィルタリングを順次実行する信号処理手段と、この
信号処理手段にて実行されたフィルタリングの結果に基
づいて、上記入力される音響信号の調律状態を検知する
検知手段と、この検知手段により検知された調律状態を
表示する表示手段とを有している。
【0007】
【作用】上記構成において、信号処理手段は音階に対応
する周波数をもって、時分割で異なる特性のフィルタリ
ングを順次実行する。したがって、例えばギターの調律
状態を表示する場合に、全ての弦を弾弦して楽音を発生
させると、発生した複数の楽音が信号処理手段により時
分割でフィルタリングされる。したがって、このフィル
タリングされた結果に基づき、検知手段は各弦毎の調律
状態を検出することができ、この各弦毎の調律状態は表
示手段により表示される。
する周波数をもって、時分割で異なる特性のフィルタリ
ングを順次実行する。したがって、例えばギターの調律
状態を表示する場合に、全ての弦を弾弦して楽音を発生
させると、発生した複数の楽音が信号処理手段により時
分割でフィルタリングされる。したがって、このフィル
タリングされた結果に基づき、検知手段は各弦毎の調律
状態を検出することができ、この各弦毎の調律状態は表
示手段により表示される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。図1は、本実施例にかかる調律状態表示装
置の全体構成を示しており、CPU1がこの全システム
を制御する。このCPU1の動作はROM2に記憶され
たプログラムに従っており、CPU1はRAM3を使用
して各種演算処理を行う。音階検出装置4においては、
マイクロフォン41からあるいはライン入力LINE
INから入力する音響信号(調律を表示しようとする楽
器音信号、本実施例ではギターの音信号)が、コンプレ
ッサ48を介してローパスフィルタ42に入力される。
この音響信号は、ローパスフィルタ42で適宜フィルタ
リングされた後、適当なサンプリング周波数fsでA/
D変換器43によりデジタル信号x(n)に変換され、
DSP44に与えられる。このDSP44は、デジタル
フィルタリングのための各種係数を記憶したフィルタ係
数ROM45や入力波形信号x(n)やフィルタリング
演算のためのためのデータを記憶するワークRAM46
を使用して、信号処理動作を実行する。
て説明する。図1は、本実施例にかかる調律状態表示装
置の全体構成を示しており、CPU1がこの全システム
を制御する。このCPU1の動作はROM2に記憶され
たプログラムに従っており、CPU1はRAM3を使用
して各種演算処理を行う。音階検出装置4においては、
マイクロフォン41からあるいはライン入力LINE
INから入力する音響信号(調律を表示しようとする楽
器音信号、本実施例ではギターの音信号)が、コンプレ
ッサ48を介してローパスフィルタ42に入力される。
この音響信号は、ローパスフィルタ42で適宜フィルタ
リングされた後、適当なサンプリング周波数fsでA/
D変換器43によりデジタル信号x(n)に変換され、
DSP44に与えられる。このDSP44は、デジタル
フィルタリングのための各種係数を記憶したフィルタ係
数ROM45や入力波形信号x(n)やフィルタリング
演算のためのためのデータを記憶するワークRAM46
を使用して、信号処理動作を実行する。
【0009】なお、この実施例においては、6弦ギター
の各弦の調律状態を表示することを前提にしており、よ
って、フィルタ係数ROM45には、図2に示したよう
に、解放弦の音階の周波数に対応する中心フィルタ係数
と、この中心フィルタ係数から±3ずつ変化させたフィ
ルタ係数の7種のフィルタ係数が各弦(M=6)毎に記
憶されている。つまり、7×6=42種類のフィルタ係
数がフィルタ係数ROM45に記憶されている。
の各弦の調律状態を表示することを前提にしており、よ
って、フィルタ係数ROM45には、図2に示したよう
に、解放弦の音階の周波数に対応する中心フィルタ係数
と、この中心フィルタ係数から±3ずつ変化させたフィ
ルタ係数の7種のフィルタ係数が各弦(M=6)毎に記
憶されている。つまり、7×6=42種類のフィルタ係
数がフィルタ係数ROM45に記憶されている。
【0010】このDSP44の信号処理結果は、CPU
1に送られ各種制御のために使用される。CPU1は、
バスを介して、ROM2及びRAM3に接続されるほ
か、ファンクショキーを有するキーボード5、ディスプ
レイ6に接続され、これらを制御する。ディスプレイ6
は、図3に示したように、音階検出装置4にて検出され
た6種類の楽音A〜Fに対して、対応する音階に対する
ずれを、−3〜0〜+3の値で示す。 図4は、DSP
44の一構成例を示しており、このDSP44は、イン
ターフェース441を介して、CPU1やA/D変換器
43が接続される。オペレーションROM442がこの
DSP44の動作を規定しており、このオペレーション
ROM442をアクセスして順次動作を行わせるのがア
ドレスカウンタ443である。
1に送られ各種制御のために使用される。CPU1は、
バスを介して、ROM2及びRAM3に接続されるほ
か、ファンクショキーを有するキーボード5、ディスプ
レイ6に接続され、これらを制御する。ディスプレイ6
は、図3に示したように、音階検出装置4にて検出され
た6種類の楽音A〜Fに対して、対応する音階に対する
ずれを、−3〜0〜+3の値で示す。 図4は、DSP
44の一構成例を示しており、このDSP44は、イン
ターフェース441を介して、CPU1やA/D変換器
43が接続される。オペレーションROM442がこの
DSP44の動作を規定しており、このオペレーション
ROM442をアクセスして順次動作を行わせるのがア
ドレスカウンタ443である。
【0011】CPU1は、オペレーションROM442
から如何なる動作プログラムを読み出して信号処理を実
行するかを指示する。このオペレーションROM442
の出力はデコーダ444にも与えられて、各種制御信号
を出力し、DSP44内のゲートやラッチを開閉制御し
て所望の信号処理動作を実行する。
から如何なる動作プログラムを読み出して信号処理を実
行するかを指示する。このオペレーションROM442
の出力はデコーダ444にも与えられて、各種制御信号
を出力し、DSP44内のゲートやラッチを開閉制御し
て所望の信号処理動作を実行する。
【0012】また、このDSP44内のバス上に、上述
したフィルタ係数ROM45、ワークRAM46が接続
されて、オペレーションROM442のプログラムに従
って適宜係数データや波形信号がDSP44に対し供給
されたり、あるいはワークRAM46へ信号波形などが
書き込まれたりする。
したフィルタ係数ROM45、ワークRAM46が接続
されて、オペレーションROM442のプログラムに従
って適宜係数データや波形信号がDSP44に対し供給
されたり、あるいはワークRAM46へ信号波形などが
書き込まれたりする。
【0013】DSP44は、更に、乗算器445、加減
算器446を、演算処理のために有しており、夫々乗算
器445、加減算器446は2入力、1出力の形式でバ
スに接続されている。レジスタ群447は演算途中のデ
ータを記憶する複数のレジスタを有し、乗算器445の
入出力端、加減算器446の入出力端にバスを介し接続
されている。
算器446を、演算処理のために有しており、夫々乗算
器445、加減算器446は2入力、1出力の形式でバ
スに接続されている。レジスタ群447は演算途中のデ
ータを記憶する複数のレジスタを有し、乗算器445の
入出力端、加減算器446の入出力端にバスを介し接続
されている。
【0014】また、DSP44では、加減算器446か
らの演算結果に従ってジャッジ処理をするため、フラグ
レジスタ448を介し、アドレスカウンタ443へジャ
ッジ結果を示すフラグ信号が送出される。このフラグレ
ジスタ448の出力に依存して、オペレーションROM
442から読み出されるオペレーション信号等が変更さ
れることになる。
らの演算結果に従ってジャッジ処理をするため、フラグ
レジスタ448を介し、アドレスカウンタ443へジャ
ッジ結果を示すフラグ信号が送出される。このフラグレ
ジスタ448の出力に依存して、オペレーションROM
442から読み出されるオペレーション信号等が変更さ
れることになる。
【0015】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
を説明する。先ず音階検出装置4における音階検出処理
動作を説明する。図5は、オペレーションROM442
に従って動作するDSP44のフローチャートを示して
おり、CPU1の指示に従って、音階検出処理動作を開
始する際は、イニシャル処理を行う(SA1)。これ
は、主にワークRAM46をクリアする動作である。続
いて、A/D変換器43からのサンプリング周期でのA
/D変換終了を待ち(SA2)、A/D変換された入力
信号をワークRAM46へ順次アドレスインクリメント
しながら記憶させる。ワークRAM46のうちの特定エ
リアをリングバッファ(終端と始端とを仮想的に連結す
ることで構成されるバッファ)として使用すると無制限
の入力信号に対応できる。次にFIRハイパスフィルタ
リングH1(z)を実行する(SA4)。この演算は、 Y(n)=1/4(x(n)−2x(n−1)+x(n
−2)) によるもので、今回の入力x(n)のほかワークRAM
46から前回、前前回の入力x(n),x(n−2)を
読み出しDSP44内の乗算器445、加減算器446
を使用して実行する。
を説明する。先ず音階検出装置4における音階検出処理
動作を説明する。図5は、オペレーションROM442
に従って動作するDSP44のフローチャートを示して
おり、CPU1の指示に従って、音階検出処理動作を開
始する際は、イニシャル処理を行う(SA1)。これ
は、主にワークRAM46をクリアする動作である。続
いて、A/D変換器43からのサンプリング周期でのA
/D変換終了を待ち(SA2)、A/D変換された入力
信号をワークRAM46へ順次アドレスインクリメント
しながら記憶させる。ワークRAM46のうちの特定エ
リアをリングバッファ(終端と始端とを仮想的に連結す
ることで構成されるバッファ)として使用すると無制限
の入力信号に対応できる。次にFIRハイパスフィルタ
リングH1(z)を実行する(SA4)。この演算は、 Y(n)=1/4(x(n)−2x(n−1)+x(n
−2)) によるもので、今回の入力x(n)のほかワークRAM
46から前回、前前回の入力x(n),x(n−2)を
読み出しDSP44内の乗算器445、加減算器446
を使用して実行する。
【0016】続いて、各音階についてのIIRローパス
フィルタリングH2t(z)のための初期設定t=1を行い
(SA5)、次に実際のフィルタリング演算を行う(SA
6)。この演算は、 Wt(n)=CY・Y(n)+(2rcosθ)Wt(n−1)
−r2Wt(n−2) によるもので、各係数CY,2cosθ、r2をフィルタ
係数ROM45から読み出しながら、DSP44内の乗
算器445、加減算器446を使用して実行する。この
演算結果Wt(n)も、ワークRAM46の別の特定の
エリアをリングバッファとして使用して、順次ストアし
てゆく。このようにすると、このバッファからWt(n
−1)、Wt(n−2)を次々と読み出して演算に用いる
ことができる。
フィルタリングH2t(z)のための初期設定t=1を行い
(SA5)、次に実際のフィルタリング演算を行う(SA
6)。この演算は、 Wt(n)=CY・Y(n)+(2rcosθ)Wt(n−1)
−r2Wt(n−2) によるもので、各係数CY,2cosθ、r2をフィルタ
係数ROM45から読み出しながら、DSP44内の乗
算器445、加減算器446を使用して実行する。この
演算結果Wt(n)も、ワークRAM46の別の特定の
エリアをリングバッファとして使用して、順次ストアし
てゆく。このようにすると、このバッファからWt(n
−1)、Wt(n−2)を次々と読み出して演算に用いる
ことができる。
【0017】続いて、各音階についてのエンベロープ検
出のためのIIRローパスフィルタリングHE(z)を実行
する(SA7)。この演算は、 Et(n)=CE│Wt(n)│+1.8Et(n−1)−0.
81Et(n−2) によるもので、各係数CE,1.8、−0.81をフィル
タ係数ROM45から読み出しながら、DSP44内の
乗算器445、加減算器446を使用して行う。この演
算のうち、絶対値計算│Wt(n)│も加減算器446を使
用して実行する。そして、この演算結果Et(n)も、ワ
ークRAM46の更に別の特定エリア46をリングバッ
ファとして使用して順次ストアしてゆく。このようにす
るとこのバッファからEt(n−1)、 Et(n−2)を次々
読み出して演算に用いることができる。
出のためのIIRローパスフィルタリングHE(z)を実行
する(SA7)。この演算は、 Et(n)=CE│Wt(n)│+1.8Et(n−1)−0.
81Et(n−2) によるもので、各係数CE,1.8、−0.81をフィル
タ係数ROM45から読み出しながら、DSP44内の
乗算器445、加減算器446を使用して行う。この演
算のうち、絶対値計算│Wt(n)│も加減算器446を使
用して実行する。そして、この演算結果Et(n)も、ワ
ークRAM46の更に別の特定エリア46をリングバッ
ファとして使用して順次ストアしてゆく。このようにす
るとこのバッファからEt(n−1)、 Et(n−2)を次々
読み出して演算に用いることができる。
【0018】続いて、全て音階つまり図2に示した7×
6=42の音階についてこれらの検出処理がなされたか
t=Nのジャッジを行い(SA8)、NOの場合は、tを
インクリメント(SA9)してから再びSA6、SA7の
フィルタリング処理を実行する。そして、これらのフィ
ルタリング処理が、42の音階について終了すると各音
階についてのエンベロープEt(n)(t=1〜N)をCP
U1へ通知した後(SA10)、次のA/D変換にそなえ
る(SA2)。 つまり、DSP44は、1サンプリング毎に、時分割で
3系統のデジタルフィルタリングを順番に、しかも各音
階についてくりかえし実行することで、リアルタイム
で、各音階のエンベロープに従って、各上記42種類の
音階に対応する周波数に関する周波数スペクトルのレベ
ルを検知することになる。
6=42の音階についてこれらの検出処理がなされたか
t=Nのジャッジを行い(SA8)、NOの場合は、tを
インクリメント(SA9)してから再びSA6、SA7の
フィルタリング処理を実行する。そして、これらのフィ
ルタリング処理が、42の音階について終了すると各音
階についてのエンベロープEt(n)(t=1〜N)をCP
U1へ通知した後(SA10)、次のA/D変換にそなえ
る(SA2)。 つまり、DSP44は、1サンプリング毎に、時分割で
3系統のデジタルフィルタリングを順番に、しかも各音
階についてくりかえし実行することで、リアルタイム
で、各音階のエンベロープに従って、各上記42種類の
音階に対応する周波数に関する周波数スペクトルのレベ
ルを検知することになる。
【0019】一方、図6に示したフローチャートにおい
ては、下記に示した値が用いられる。 N:チューニングしたい音階数(本実施例ではギターの
6弦、N=6) Mmax:ずれ量の分解能の数(本実施例では図2に示し
たように、−3〜0〜+3までで、Mmax=7) Et(n,m):第n音階、ずれ量mに対してフィルタ
を設定した時の出力 ずれ(n):第n音階におけるずれを示す指標(周波数
差あるいはそれに代わる数値) ずれ量(m):各音階におけるずれを示す指標(周波数
差あるいはそれに代わる数値) すなわち、このフローチャートでは、DSP44からの
情報がCPU1に伝達された時点でSB1から進んで先
ずn=1を設定するとともに(SB2)、m=2を設定
する(SB3)。次に、第n音階ずれ量mに対してフィ
ルタを設定した時の出力が、同一の第n音階ずれ量m−
1に対してフィルタを設定した時の出力より小であるか
否かを判別する(SB4)。この判別がNOであれば、
mをアップさせて、今回のmより大きい指標m+1を設
定して、再度SB4の判別を行う。
ては、下記に示した値が用いられる。 N:チューニングしたい音階数(本実施例ではギターの
6弦、N=6) Mmax:ずれ量の分解能の数(本実施例では図2に示し
たように、−3〜0〜+3までで、Mmax=7) Et(n,m):第n音階、ずれ量mに対してフィルタ
を設定した時の出力 ずれ(n):第n音階におけるずれを示す指標(周波数
差あるいはそれに代わる数値) ずれ量(m):各音階におけるずれを示す指標(周波数
差あるいはそれに代わる数値) すなわち、このフローチャートでは、DSP44からの
情報がCPU1に伝達された時点でSB1から進んで先
ずn=1を設定するとともに(SB2)、m=2を設定
する(SB3)。次に、第n音階ずれ量mに対してフィ
ルタを設定した時の出力が、同一の第n音階ずれ量m−
1に対してフィルタを設定した時の出力より小であるか
否かを判別する(SB4)。この判別がNOであれば、
mをアップさせて、今回のmより大きい指標m+1を設
定して、再度SB4の判別を行う。
【0020】そして、SB4の判別がNOである間は、
SB4→SB8→SB9→SB4のループを繰り返す。
その結果、1度もSB4の判別がYESとならなかった
場合には、m=mmaxとなって、この場合はギターの当
該弦のチューニングは、−3〜+3以上ずれている状態
である。したがって、この場合にはずれ(n)にずれ量
(mmax)を設定して(SB9)、このずれ(n)を記
憶する。つまり、今第1弦の音に対してこのフローが実
行されていると仮定し、SB9がYESとなってしまっ
たとすると、この実施例ではmmaxは+3であることか
ら、第1弦のずれ(n)として+3が記憶されることに
なる。
SB4→SB8→SB9→SB4のループを繰り返す。
その結果、1度もSB4の判別がYESとならなかった
場合には、m=mmaxとなって、この場合はギターの当
該弦のチューニングは、−3〜+3以上ずれている状態
である。したがって、この場合にはずれ(n)にずれ量
(mmax)を設定して(SB9)、このずれ(n)を記
憶する。つまり、今第1弦の音に対してこのフローが実
行されていると仮定し、SB9がYESとなってしまっ
たとすると、この実施例ではmmaxは+3であることか
ら、第1弦のずれ(n)として+3が記憶されることに
なる。
【0021】これに対し、SB8でmをインクリンメン
トして、SB4の判別を行ったとき、SB4の判別がY
ESとなると当該弦が有する周波数は、図7に示したよ
うにEt(m−1)であることがわかる。つまり、n弦
が図示した周波数を有するとすると、Etに対してmの
値を1ずつアップさせれば、Et(m)は同図に矢印で
示したように増加してゆく。このとき、Et(m)が前
回のEt(m−1)より小さければ、Et(m)はピー
クを過ぎた時点の値であるから、前回のEt(m−1)
がピークであって、当該n弦の周波数に対応することが
わかる。したがって、SB4の判別がYESとなること
により、n弦の周波数を特定することができ、特定でき
たならば、n弦のずれ量(m−1)を当該弦のずれ
(n)として設定し(SB5)、このずれ(n)を記憶
する。しかる後に、n=Nとなったか否か、つまり6弦
全てについてずれを検出したか否かを判別して、n=N
となって6弦すべてについて、ずれを検出するまで、S
B2からの判別処理を繰り返す。
トして、SB4の判別を行ったとき、SB4の判別がY
ESとなると当該弦が有する周波数は、図7に示したよ
うにEt(m−1)であることがわかる。つまり、n弦
が図示した周波数を有するとすると、Etに対してmの
値を1ずつアップさせれば、Et(m)は同図に矢印で
示したように増加してゆく。このとき、Et(m)が前
回のEt(m−1)より小さければ、Et(m)はピー
クを過ぎた時点の値であるから、前回のEt(m−1)
がピークであって、当該n弦の周波数に対応することが
わかる。したがって、SB4の判別がYESとなること
により、n弦の周波数を特定することができ、特定でき
たならば、n弦のずれ量(m−1)を当該弦のずれ
(n)として設定し(SB5)、このずれ(n)を記憶
する。しかる後に、n=Nとなったか否か、つまり6弦
全てについてずれを検出したか否かを判別して、n=N
となって6弦すべてについて、ずれを検出するまで、S
B2からの判別処理を繰り返す。
【0022】よって、n=Nとなった時点では、1弦か
ら6弦までの各弦のずれ(n)がSB6で記憶されてお
り、このSB6で記憶された結果をディスプレイ6に表
示する。これにより、ディスプレイ6には、図3に例示
したように各弦について、各々の弦の本来の音程に対し
てどの程度ずれているかが示され、6弦すべてのチュー
ニング状態を一見して把握することができる。
ら6弦までの各弦のずれ(n)がSB6で記憶されてお
り、このSB6で記憶された結果をディスプレイ6に表
示する。これにより、ディスプレイ6には、図3に例示
したように各弦について、各々の弦の本来の音程に対し
てどの程度ずれているかが示され、6弦すべてのチュー
ニング状態を一見して把握することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、時分割で
異なる特性のフィルタリングを順次実行し、このフィル
タリングの結果に基づいて調律状態を検知して表示する
ようにした。よって、切り換え操作等の煩雑な操作を伴
うことなく、ギターのように複数の音を同時発生可能な
楽器の調律状態を各弦毎に表示することができる。
異なる特性のフィルタリングを順次実行し、このフィル
タリングの結果に基づいて調律状態を検知して表示する
ようにした。よって、切り換え操作等の煩雑な操作を伴
うことなく、ギターのように複数の音を同時発生可能な
楽器の調律状態を各弦毎に表示することができる。
【図1】本発明の一実施例にかかる調律状態表示装置の
全体構成を示すブロック図である。
全体構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例において設定されるフィルタ係数を示
す図である。
す図である。
【図3】同実施例におけるディスプレイの表示例を示す
図である。
図である。
【図4】同実施例のDSPを示す図である。
【図5】DSP音階検出処理の内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】ずれ量演算処理の内容を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】ずれ量演算処理の内容を示す説明図である。
【図8】従来の調律状態表示装置を示すブロック図であ
る。
る。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 音階検出装置 41 マイクロフォン 44 DSP
Claims (1)
- 【請求項1】 入力される音響信号に対して、複数の音
階に対応する周波数をもって時分割で異なる特性のフィ
ルタリングを順次実行する信号処理手段と、 この信号処理手段にて実行されたフィルタリングの結果
に基づいて、上記入力される音響信号の調律状態を検知
する検知手段と、 この検知手段により検知された調律状態を表示する表示
手段と、 を備えたことを特徴とする調律状態表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359842A JPH06202624A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 調律状態表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359842A JPH06202624A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 調律状態表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06202624A true JPH06202624A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18466583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4359842A Pending JPH06202624A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 調律状態表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06202624A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005258286A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Seiko Instruments Inc | 調律装置及び調律方法 |
| JP2013140312A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-18 | Korg Inc | 調律器 |
-
1992
- 1992-12-30 JP JP4359842A patent/JPH06202624A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005258286A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Seiko Instruments Inc | 調律装置及び調律方法 |
| JP2013140312A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-18 | Korg Inc | 調律器 |
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