JPH06202895A - 論理演算回路 - Google Patents

論理演算回路

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JPH06202895A
JPH06202895A JP4180423A JP18042392A JPH06202895A JP H06202895 A JPH06202895 A JP H06202895A JP 4180423 A JP4180423 A JP 4180423A JP 18042392 A JP18042392 A JP 18042392A JP H06202895 A JPH06202895 A JP H06202895A
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voltage
doubler rectifier
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Masakazu Kato
雅一 加藤
Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加算レベルの差に基づく多値演算論理処理によ
り、n個の多重系システムから与えられる情報の状態、
多数決判断、回路故障判断等を実行し得るフェイルセー
フ性の高い高信頼度の論理演算回路を提供する。 【構成】2値の入力信号が供給される複数の入力端を有
する。入力信号を論理値1に誤らない2値信号とし、2
値信号を加算し加算値の大きくなる側に誤らない多値信
号に変換して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重処理系において各
系の演算処理を行なう論理演算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】システムダウンによって膨大な損害或は
重大な事故が予想されるシステム、例えば鉄道、交通管
制、プラント、発電所、電話等のシステムにおいては、
3重系などの多重処理系とし、この多重処理系の多数決
をとることにより、1系統が故障した場合にも、多数決
原理によって、システムダウンを防止するのが普通であ
る。この場合、多数決回路は、それ自身に故障が生じた
ときに、安全側で停止するフェイルセーフな回路として
構成する必要がある。このようなフェイルセーフな論理
演算回路の公知例としては、例えば、電気学会論文誌
57ーC11(昭和57年4月)に発表された「内部三
重系を持ったフェイルセーフ計算機システムの開発」が
ある。図6はこの公知技術の概略を示すものであって、
A〜C系の三重系処理システムに対応して3個備えられ
た非対称誤り論理演算発振器11〜13の出力を倍電圧
整流回路21〜23によって整流し、そのワイヤードオ
ア出力から多数決出力(2 out of 3)を得るようにな
っている。
【0003】システムがn個の多重系となった場合には
それに対応して論理演算発振器11〜13及び倍電圧整
流回路21〜23が付加され、(n/2)<mとなるm
個以上の入力があったときに多数決出力を生じるように
構成される。倍電圧整流回路21〜23はダイオードD
11〜D13、D21〜D23及びコンデンサC21〜C23などを
備える一般的な倍電圧整流回路となっている。C11〜C
13は結合コンデンサである。
【0004】図7は論理演算発振器11〜13の具体的
な回路例を示している。図において、Q1 、Q3 はNPN
型トランジスタ、Q2はPNP型トランジスタ、R1 〜R7
は抵抗である。この発振回路は入力端子aに、 Vin1 >(R1+R2+R3)V / R3 の入力電圧Vin1 が加わり、かつ、入力端子bに、 V<Vin2 <(R6+R7)V/ R7 を満足する入力電圧Vin2 が加わったときに発振するア
ンドゲートとして機能する。論理演算発振器11〜13
の出力は倍電圧整流回路21〜23によって整流され、
整流出力として取出される。また入力端子a、bを共通
にして入力電圧Vinを印加すると、 (R1+R2+R3)V / R3 <Vin<(R6+R7)V/ R7 の間の入力電圧Vinで発振するウインドウ.コンパレー
タとなる。
【0005】入力端子a、bを独立させて使用する場合
には入力電圧Vin1 またはVin2 の何れかが、また、入
力端a、bを共通にした場合には入力電圧Vinが上記の
条件式を満足できなくなった場合、及び演算発振器11
〜13の各構成要素の何れかが、断線、短絡等の故障を
生じた場合には、論理演算発振器11〜13の発振動作
が停止し、整流出力が得られない。倍電圧整流回路21
〜23に断線故障を生じた場合も同様である。従って、
入力端子a、bに接続されるA〜C系の回路故障及び自
己の回路故障に対してフェイルセーフである。
【0006】図7に示した回路において、トランジスタ
Q1 〜Q3 を、NPN 型のものとPNP型のものとを相互に
交換すると、負の入力電圧で発振する論理演算発振器ま
たはウインドウ.コンパレータを構成できる。図8はそ
の具体例を示し、入力端子a、bにアースレベルより低
い入力電圧が印加されると発振する。
【0007】図6において、A〜C系のそれぞれの2値
の入力信号をA∈{1、0}、B∈{1、0}、C∈
{1、0}とする。ここに、論理値1は論理演算発振器
が発振できる論理レベルであり、論理値0は論理演算発
振器が発振できない論理レベルである。図6に示す論理
処理は、その回路の出力をOUT1∈{1、0}とすると、
次式で表わされる。
【0008】 OUT1=A・B∨B・C∨C・A (1) ここで、記号・は論理積を表し、記号∨は論理和を表わ
す。
【0009】次に、図9の論理処理において、出力信号
OUT1は上記(1)式によって表されるが、3つの論理演
算発信機の出力信号が一致した時、即ち、A・B・C=
1であるときと、出力信号がすべてある時、即ち、¬A
・¬B・¬C=1である時を正常(論理値1)とすれ
ば、出力信号OUT2は次のようになる。
【0010】 OUT2=A・B・C ∨ ¬A・¬B・¬C (2) ここで、記号・は論理積を表し、記号¬は否定を表す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の論
理演算回路は、n個の多重系システムから与えられる情
報のうち、過半数以上の一致出力を間違うことなく判断
して出力し、誤った演算出力を出さないことと、一致、
不一致検出を正確に行ない、多数決回路自身を含めて、
回路故障を確実に検知し、かつ、速やかに通報し得る機
能を持つことが必要である。ところが、上記した公知技
術では、ワイヤードオア入力側が故障しても、その故障
が出力側ではわからない。出力側で故障検知を行なう例
として、例えば図9に示すように、倍電圧整流回路21
〜23の各出力の論理積をとる論理演算発振器3と、A
〜C系から与えられる各入力信号の論理積を取る論理演
算発振器4を備え、論理演算発振器3、4の出力の一致
/不一致を検出することにより、故障検知を行なう手段
も考えられる(検出は例えば(2)式の論理式とな
る。)が、この場合にも、多数決出力OUT1側の倍電圧整
流回路21〜23が故障した場合にはこれを検知するこ
とができない。
【0012】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、加算レベルの差に基づく多値演算論理
処理により、n個の多重系システムから与えられる情報
の状態、多数決判断、回路故障判断等を実行し得るフェ
イルセーフ性の高い高信頼度の論理演算回路を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、2値の入力信号が供給される複数の入力
端を有する論理演算回路であって、前記入力信号を論理
値1に誤らない2値信号とし、前記2値信号を加算し加
算値の大きくなる側に誤らない多値信号に変換して出力
する。
【0014】
【作用】入力信号を論理値1に誤らない2値信号とし、
この2値信号を加算によって多値信号に変換して出力す
るので、加算レベルの差に基づくしきい値演算論理処理
により、入力信号の状態、多数決判断、回路故障判断等
を実行し得る。これは、前掲の(1)式や(2)式で表
される従来の論理処理とは全く異なる多値演算処理であ
る。
【0015】しかも、入力信号を論理値1に誤らない2
値信号とし、2値信号を加算値の大きくなる側に誤らな
い信号、換言すれば小さくなる側にしか誤らない信号に
変換して出力するから、回路故障に対してフェイルセー
フである。
【0016】本発明に係る論理演算回路は、好ましく
は、多値信号を論理値1に誤らない2値信号に変換して
出力する回路を有する。このような回路構成をとる場合
は、多値信号を論理値1に誤らない2値信号に変換した
出力信号に基づき、再度、フェールセーフな多値演算を
行うことができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る論理演算回路の電気回路
図である。図は多数決回路として具体化された論理演算
回路の1例を示している。図において、図6〜図9と同
一の参照符号は同一性ある構成部分を示している。この
実施例では、図7及び図8で説明した非対称誤りの論理
演算発振器11〜13のそれぞれに接続される倍電圧整
流回路21〜23を、倍電圧整流出力Va〜Vcが順次
加算されるように接続してある。即ち、倍電圧整流回路
23の倍電圧整流出力Vcを基準とした場合、倍電圧整
流回路23の倍電圧整流出力端を倍電圧整流回路22の
アース端子に接続し、倍電圧整流回路22の倍電圧整流
出力端を倍電圧整流回路21のアース端子へと順次積上
げ結線し、倍電圧整流回路21の倍電圧整流出力端子
(イ)から加算出力を得るようになっている。
【0018】倍電圧整流回路の回路動作は当業者によく
知られており、その基本的機能は、交流入力電圧を、ク
ランプ用のダイオードのアノード電位に重畳することに
ある。
【0019】次に、図2及び図3を参照して倍電圧整流
回路の回路動作を説明する。まず、図2において、C1n
は結合用のコンデンサ、D1nはクランプ用のダイオー
ド、D2nは整流用のダイオード、C2nは平滑用のコンデ
ンサである。正負のピーク値がVn /2である交流電圧
が入力(図3(a)参照)された場合、負サイクルにお
いて、ダイオードD1nが導通し、結合用のコンデンサC
1nが図示極性で充電される。コンデンサC1nの充電電圧
は(Vn /2)であり、クランプ用ダイオードD1nのカ
ソード端子bはアース電位となる。
【0020】次に、正サイクルにおいて、結合用コンデ
ンサC1nの充電電位(アース電位)に正サイクル時の電
圧(振幅Vn )を加算した電圧Vn が、クランプ用のダ
イオードD1nのカソード側である点bに現れる(図3
(b)参照)。そして、このとき、整流用のダイオード
D2nが導通し、電圧Vn によりコンデンサC2nが充電さ
れる(図3(c)参照)。従って、倍電圧整流回路は交
流入力電圧を、クランプ用のダイオードD1nのアノード
側の電位に重畳する。
【0021】実施例では、図2及び図3に示す回路作用
を有する倍電圧整流回路21〜23を備え、倍電圧整流
回路23の倍電圧整流出力端を倍電圧整流回路22のア
ース端子に接続し、倍電圧整流回路22の倍電圧整流出
力端を倍電圧整流回路21のアース端子へと順次積上げ
結線してあるので、各倍電圧整流回路21〜23のクラ
ンプ用ダイオード21〜23のカソード電位に、他の倍
電圧整流回路23〜21の出力電圧が加算され、出力端
子(イ)から加算出力が得られる。
【0022】倍電圧整流回路21〜23を構成するコン
デンサC21〜C23は、自己が属する倍電圧整流回路の平
滑用コンデンサとしてのみ作用し、他の倍電圧整流回路
を経由して充電されることはない。例えば、図8に示す
ように、A系について考えると、交流入力電圧が負サイ
クルであるときは、B系及びC系の倍電圧整流回路2
2、23に含まれるダイオドD22、D12、D23、D13が
導通し、コンデンサC22、C23を短絡するので、コンデ
ンサC22、C23を無視できる。A系はダイオードD22、
D12、D23、D13による電圧降下を無視すれば、クラン
プ用ダイオードD11のアノード側がアース電位に保たれ
る。ダイオードD11の電圧降下を無視すれば、カソード
側電位がアース電位となる。そして、図2及び図3で説
明したように、結合用のコンデンサC11が所定極性で
(Va/2)まで充電され、次の正サイクルにおいて、
コンデンサC11の充電電圧(Va/2)に正サイクル時
の電圧(Va/2)が加わった電圧Vaが、クランプ用
のダイオードD11のカソード側に現れる。そして、整流
用のダイオードD21が導通し、電圧Vaによりコンデン
サC21が充電され、出力端子(イ)に電圧Vaが現れ
る。
【0023】B系及びC系でも同様の回路動作が行なわ
れる。即ち、B系単独では電圧Vbが、C系単独では電
圧Vcが出力端子(イ)に現れる。
【0024】倍電圧整流回路23の倍電圧整流出力端を
倍電圧整流回路22のアース端子に接続し、倍電圧整流
回路22の倍電圧整流出力端を倍電圧整流回路21のア
ース端子へと順次積上げ結線してあるので、各倍電圧整
流回路21〜23のクランプ用ダイオード21〜23の
カソード電位に、他の倍電圧整流回路23〜21の出力
電圧Va、Vb、Vcが加算され、出力端子(イ)から
加算出力が得られる。従って、 Va<Vb+Vc<Va+Vb+Vc Vb<Va+Vc<Va+Vb+Vc Vc<Va+Vb<Va+Vb+Vc である。
【0025】A〜C系から与えられる入力の全てが高レ
ベルである場合には、回路故障を生じていない限り、倍
電圧整流回路21〜23の倍電圧整流出力は高レベルV
c、Vb及びVaとなり、出力端子(イ)における加算
出力は高レベル(Vc+Vb+Va)となるが、A〜C
系の一部または全部の入力がなくなった場合には、その
系に対応する倍電圧整流回路の倍電圧整流出力Vc、V
b、Vaが低レベルになるから、出力端子(イ)におけ
る加算出力はその分だけ低下する。例えば、A系の入力
がなくなったとすれば、倍電圧整流回路21の出力が低
レベルとなり、出力端(イ)における加算出力レベル
は、実質的に(Vc+Vb)に低下する。
【0026】出力端(イ)には多数決回路5及び監視回
路6が接続されている。多数決回路5及び監視回路6は
レベル検定器として動作するものであって、論理演算発
振器によって構成する。特に前述のウインドウ.コンパ
レータが適している。
【0027】多数決回路5は、A〜C系から与えられる
3つの入力のうち、2つ以上の入力が高レベルにある場
合に多数決出力OUT1を生じる。即ち、倍電圧整流回路2
1の出力端(イ)における加算出力が3つの倍電圧整流
出力Vc、Vb及びVaのうち、2つ以上の倍電圧整流
出力を加算した高レベルにあるときに発振し、多数決出
力OUT1を生じる。A〜C系のうち、2つの系の入力が低
レベルになった場合には、発振できなくなるから、多数
決出力OUT1はなくなる。
【0028】また、A〜C系のうち、2つ以上の系の入
力が高レベルであっても、論理演算発振器11〜13ま
たは倍電圧整流回路21〜23の回路故障により、出力
端(イ)で見た加算出力が1つの倍電圧整流出力のレベ
ル以下にあるときは、多数決出力OUT1は生じない。更
に、多数決回路5自身が回路故障を生じた場合には論理
演算発振動作が停止し、多数決出力OUT1がなくなる。従
って、回路故障に対してフェイルセーフである。
【0029】監視回路6は出力端(イ)における出力レ
ベルがA〜C系の高レベル時の加算出力であるか否かを
検定する。即ち、監視回路6は、出力端(イ)の出力レ
ベルが、倍電圧整流回路21〜23の高レベル出力V
c、Vb、Vaを加算したレベル(Vc+Vb+Va)
にあるときにのみ、発振して監視出力OUT2を発生する。
論理演算発振器11〜13及び倍電圧整流回路21〜2
3の1つでも、回路故障を生じた場合には、出力端
(イ)のレベルが(Vc+Vb+Va)を維持できなく
なり、監視出力OUT2がなくなる。つまり、監視回路6は
高レベルの不一致と同時に、論理演算発振器11〜13
及び倍電圧整流回路21〜23の故障を検知するもので
ある。しかも自己の回路故障を生じた場合にも監視出力
OUT2がなくなるから、回路故障に対して、フェイルセー
フ性を確保できる。
【0030】本発明に係る論理演算回路の論理処理は、
(1)式や(2)式で表される従来の論理処理と著しく
異なる。即ち、1の入力信号の加算値を論理値1とし、
2つの入力信号の加算値を論理値2とし、3つの入力信
号の加算値を論理値3として、多値の論理値で示せば、
出力信号OUT1、OUT2は次式で表現される。
【0031】 OUT1=1のとき、A+B+C>1 0のとき、A+B+C=1または0 (3) OUT2=1のとき、A+B+C=3 OUT2=0のとき、A+B+C<3 (4) ここで、記号+は加算を意味し、加算演算の結果、即
ち、端子(イ)の出力信号は0、1、2、3の論理値を
とる多値信号である。
【0032】多数決回路5及び監視回路6は1に誤らな
い2値信号である出力信号OUT1及びOUT2を出力する。従
って、これらの出力信号OUT1、OUT2に基づき、再度、フ
ェールセーフな、出力信号OUT1とOUT2の両者ともない場
合(論理値0)と、何れか一方だけがある場合(論理値
1)と、何れもある場合(論理値2)とで表されるよう
な多値演算を行うことができる。例えば、出力信号OUT
1、OUT2の加算出力信号は3値であって、論理式 OUT1+OUT2=2 は2out of 3の出力信号で回路故障がないことを意味
し、論理式 OUT1+OUT2<2 は2 out of 3の出力信号がないか、または、演算回路
故障を生じていることを意味する。
【0033】図5は本発明に係る論理演算回路の別の実
施例を示している。この実施例では、A〜C系からの入
力を、論理演算発振器11〜13の入力端で並列に分岐
して監視回路7に入力し、監視回路7の出力と監視回路
6の出力とのワイヤードオア出力を監視出力OUT2とする
ようになっている。
【0034】監視回路7はA〜C系の全入力が低レベル
にあるときに発振する論理演算発振器71、つまり図8
に示した回路構成の論理演算発振器を備えて構成されて
いる。ツェナーダイオードVzは図8のアース点に接続さ
れてアース電位を与えており、論理演算発振器71は、
ツェナーダイオードVzのツェナー電圧Ezより低い負入力
(ーV+Ez)で発振する。72は倍電圧整流回路であ
る。従って、この監視回路7は、監視回路6が高レベル
時の入力の不一致を検知するのに対し、低レベル時の入
力の不一致を検知する回路として動作する。61は監視
回路6を構成する論理演算発振器、62は同じく倍電圧
整流回路、81〜83はA〜C系毎の処理回路ある。
【0035】上記実施例では、A〜C系の三重系システ
ムを例にとって説明したが、これより多重のn 個の系の
システムについても、同様に適用が可能であることはい
うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)入力信号を論理値1に誤らない2値信号とし、こ
の2値信号を加算によって多値信号に変換して出力する
ので、従来の論理処理と著しく異なる加算レベルの差に
基づく多値演算論理処理により、入力信号の状態、多数
決判断、回路故障判断等を実行し得る論理演算回路を提
供できる。 (b)入力信号を論理値1に誤らない2値信号とし、2
値信号を加算値の大きくなる側に誤らない信号に変換し
て出力するから、回路故障に対してフェイルセーフな論
理演算回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る論理演算回路の電気回路図であ
る。
【図2】倍電圧整流回路の回路動作を説明する図であ
る。
【図3】図2に示した倍電圧整流回路の各部の波形図で
ある。
【図4】本発明に係る論理演算回路の動作を説明する回
路図である。
【図5】本発明に係る論理演算回路の別の実施例におけ
る電気回路図である。
【図6】従来の多数決回路の電気回路図である。
【図7】非対称誤り論理演算発振器の電気回路図であ
る。
【図8】非対称誤り論理演算発振器の電気回路図であ
る。
【図9】多数決回路の別の従来例における電気回路図で
ある。
【符号の説明】
11〜13 非対称誤り論理演算発振器 21〜23 倍電圧整流回路 5 多数決回路 6 監視回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図7は論理演算発振器11〜13の具体的
な回路例を示している。図において、Q1 、Q3 はNPN
型トランジスタ、Q2はPNP型トランジスタ、R1 〜R7
は抵抗である。この発振回路は入力端子aに、 Vin1 >(R1+R2+R3)V / R3 の入力電圧Vin1 が加わり、かつ、入力端子bに、 V<Vin2 <(R6+R7)V/ R7 を満足する入力電圧Vin2 が加わったときに発振するア
ンドゲートとして機能する(但し、Vは電源電位)。論
理演算発振器11〜13の出力は倍電圧整流回路21〜
23によって整流され、整流出力として取出される。ま
た入力端子a、bを共通にして入力電圧Vinを印加する
と、 (R1+R2+R3)V / R3 <Vin<(R6+R7)V/ R7 の間の入力電圧Vinで発振するウインドウ.コンパレー
タとなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】次に、従来の図9の論理処理について予め
その論理式を示すと、出力信号OUT1は上記(1)式によ
って表されるが、3つの論理演算発信の出力信号が一
致した時、即ち、A・B・C=1であるときと、出力信
号がすべて0である時、即ち、¬A・¬B・¬C=1で
ある時を正常(論理値1)とすれば、出力信号OUT2は次
のようになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の論
理演算回路は、n個の多重系システムから与えられる情
報のうち、過半数以上の一致出力を間違うことなく判断
して出力し、誤った演算出力を出さないことと、一致、
不一致検出を正確に行ない、多数決回路自身を含めて、
回路故障を確実に検知し、かつ、速やかに通報し得る機
能を持つことが必要である。ところが、上記した論理式
(1)、(2)に基づく公知技術では、ワイヤードオア
入力側が故障しても、その故障が出力側ではわからな
い。出力側で故障検知を行なう例として、例えば図9に
示すように、倍電圧整流回路21〜23の各出力の論理
積をとる論理演算発振器3と、A〜C系から与えられる
各入力信号の論理積を取る論理演算発振器4を備え、論
理演算発振器3、4の出力の一致/不一致を検出するこ
とにより、故障検知を行なう手段も考えられる(検出は
例えば(2)式の論理式となる。)が、この場合にも、
多数決出力OUT1側の倍電圧整流回路21〜23が故障し
た場合にはこれを検知することができない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次に、図2及び図3を参照して倍電圧整流
回路の回路動作を説明する。まず、図2において、C1n
は結合用のコンデンサ、D1nはクランプ用のダイオー
ド、D2nは整流用のダイオード、C2nは平滑用のコンデ
ンサである。正負のピーク値がVn /2である交流電圧
が入力(図3(a)参照)された場合、負サイクルにお
いて、ダイオードD1nが導通し、結合用のコンデンサC
1nが図2に示す極性で充電される。コンデンサC1nの充
電電圧は(Vn /2)であり、クランプ用ダイオードD
1nのカソード端子bはアース電位となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次に、正サイクルにおいて、結合用コンデ
ンサC1nの充電電位(b点;アース電位)に正サイクル
時の電圧(振幅Vn )を加算した電圧Vn が、クランプ
用のダイオードD1nのカソード側である点bに現れる
(図3(b)参照)。そして、このとき、整流用のダイ
オードD2nが導通し、電圧Vn によりコンデンサC2nが
充電される(図3(c)参照)。従って、倍電圧整流回
路は交流入力電圧を、クランプ用のダイオードD1nのア
ノード側の電位に重畳する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】実施例では、図2及び図3に示す回路作用
を有する倍電圧整流回路21〜23を備え、倍電圧整流
回路23の倍電圧整流出力端を倍電圧整流回路22のア
ース端子に接続し、倍電圧整流回路22の倍電圧整流出
力端を倍電圧整流回路21のアース端子へと順次積上げ
結線してあるので、倍電圧整流回路22の出力信号は倍
電圧整流回路23の出力信号にクランプ用ダイオードD
12を用いて加算され、倍電圧整流回路21の出力信号
は倍電圧整流回路22の出力信号にクランプ用ダイオー
ドD11を用いて加算され、出力端子(イ)から加算出
力端子が得られる。倍電圧整流回路22に出力信号がな
い場合はクランプ用ダイオードD11と整流用ダイオー
ドD22とクランプ用ダイオードD12とを介して倍電
圧整流回路23の出力信号に加算される
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】倍電圧整流回路21〜23を構成するコン
デンサC21〜C23は、自己が属する倍電圧整流回路の平
滑用コンデンサとしてのみ作用し、他の倍電圧整流回路
を経由して充電されることはない。例えば、図4に示す
ように、A系について考えると、交流入力電圧が負サイ
クルであるときは、B系及びC系の倍電圧整流回路2
2、23に含まれるダイオドD22、D12、D23、D13が
導通し、コンデンサC22、C23を短絡するので、コンデ
ンサC22、C23を無視できる。A系はダイオードD22、
D12、D23、D13による電圧降下を無視すれば、クラン
プ用ダイオードD11のアノード側がアース電位に保たれ
る。ダイオードD11の電圧降下を無視すれば、カソード
側電位がアース電位となる。そして、図2及び図3で説
明したように、結合用のコンデンサC11が所定極性で
(Va/2)まで充電され、次の正サイクルにおいて、
コンデンサC11の充電電圧(アース電位)に正サイクル
時の電圧(振幅Vn)が加わった電圧Vaが、クランプ
用のダイオードD11のカソード側に現れる。そして、整
流用のダイオードD21が導通し、電圧Vaによりコンデ
ンサC21が充電され、出力端子(イ)に電圧Vaが現れ
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】倍電圧整流回路23の倍電圧整流出力端を
倍電圧整流回路22のアース端子に接続し、倍電圧整流
回路22の倍電圧整流出力端を倍電圧整流回路21のア
ース端子へと順次積上げ結線してあるので、各倍電圧整
流回路21〜23のクランプ用ダイオードD11〜D1
3を用いて、上位の倍電圧整流回路の出力電圧Va、V
b、がVc、Vc+Vb、Vc+Vb+Vaの論理レベ
ルとして加算され、出力端子(イ)から加算出力信号
得られる。従って、論理レベルは Va<Vb+Vc<Va+Vb+Vc Vb<Va+Vc<Va+Vb+Vc Vc<Va+Vb<Va+Vb+Vc である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】多数決回路5及び監視回路6は1に誤らな
い2値信号である出力信号OUT1及びOUT2を出力する。従
って、これらの出力信号OUT1、OUT2に基づき、再度、フ
ェールセーフな、出力信号OUT1とOUT2の両者ともない場
合(論理値0)と、何れか一方だけがある場合(論理値
1)と、何れもある場合(論理値2)とで表されるよう
な多値演算を行うことができる特長をもつ。例えば、出
力信号OUT1、OUT2の加算出力信号は3値であって、論理
式 OUT1+OUT2=2 は2out of 3の出力信号で回路故障がないことを意味
し、論理式 OUT1+OUT2<2 は2 out of 3の出力信号がないか、または、演算回路
故障を生じていることを意味する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】監視回路7はA〜C系の全入力が低レベル
にあるときに発振する論理演算発振器71、つまり図8
に示した回路構成の論理演算発振器を備えて構成されて
いる。ツェナーダイオードVzは図8のアース点に接続さ
れてアース電位を与えており、論理演算発振器71は、
ツェナーダイオードVzのツェナー電圧(Vz)より低い負入
力(ーV+Vz)で発振する。72は倍電圧整流回路であ
る。従って、この監視回路7は、監視回路6が高レベル
時の入力の不一致を検知するのに対し、低レベル時の入
力の不一致を検知する回路として動作する。61は監視
回路6を構成する論理演算発振器、62は同じく倍電圧
整流回路、81〜83はA〜C系毎の処理回路ある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値の入力信号が供給される複数の入力
    端を有する論理演算回路であって、 前記入力信号を論理値1に誤らない2値信号とし、前記
    2値信号を加算し加算値の大きくなる側に誤らない多値
    信号に変換して出力する論理演算回路。
  2. 【請求項2】 前記多値信号を論理値1に誤らない2値
    信号に変換して出力する回路を有する論理演算回路。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6047634A (en) * 1996-09-03 2000-04-11 The Nippon Signal Co., Ltd. Fail-safe automatic sliding operation control apparatus for press

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