JPH06203068A - 機械翻訳装置 - Google Patents
機械翻訳装置Info
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- JPH06203068A JPH06203068A JP4347561A JP34756192A JPH06203068A JP H06203068 A JPH06203068 A JP H06203068A JP 4347561 A JP4347561 A JP 4347561A JP 34756192 A JP34756192 A JP 34756192A JP H06203068 A JPH06203068 A JP H06203068A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 より自然な翻訳のできる機械翻訳装置を提供
する。 【構成】 ソース言語のテキストを解析して構造解析木
を生成するモジュール11、12と、構造解析木を、タ
ーゲット言語の構造解析木に変換するための規則を格納
するメモリ18と、ソース言語の構造解析木を、メモリ
18を参照してターゲット言語の構造解析木に変換する
モジュール13と、ターゲット言語の構造解析木中の、
予め定める条件を満たす単語を検出するためのモジュー
ル21と、ターゲット言語の構造解析木に基づいて、検
出された単語を除外してターゲット言語のテキストを生
成するためのモジュール22とを含む。
する。 【構成】 ソース言語のテキストを解析して構造解析木
を生成するモジュール11、12と、構造解析木を、タ
ーゲット言語の構造解析木に変換するための規則を格納
するメモリ18と、ソース言語の構造解析木を、メモリ
18を参照してターゲット言語の構造解析木に変換する
モジュール13と、ターゲット言語の構造解析木中の、
予め定める条件を満たす単語を検出するためのモジュー
ル21と、ターゲット言語の構造解析木に基づいて、検
出された単語を除外してターゲット言語のテキストを生
成するためのモジュール22とを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は機械翻訳装置に関し、
特に、言語の構造の相違に基づく不自然な翻訳文の生成
を防止することができる機械翻訳装置に関する。
特に、言語の構造の相違に基づく不自然な翻訳文の生成
を防止することができる機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の機械翻訳装置では、キーボードか
ら入力されたソース言語のテキストを、メインCPU
(中央処理装置)の制御により翻訳モジュールに入力す
る。入力されたソース言語のテキストは、機械翻訳装置
に備えられたメモリに記憶されているメイン辞書やユー
ザ辞書からなる辞書と、文法規則と、木構造変換規則と
を利用してターゲット言語のテキストに翻訳される。
ら入力されたソース言語のテキストを、メインCPU
(中央処理装置)の制御により翻訳モジュールに入力す
る。入力されたソース言語のテキストは、機械翻訳装置
に備えられたメモリに記憶されているメイン辞書やユー
ザ辞書からなる辞書と、文法規則と、木構造変換規則と
を利用してターゲット言語のテキストに翻訳される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の機械翻訳装置では、ソース言語の単語とターゲット言
語の単語との間に1対1の対応がつけられているため
に、生成されたターゲット言語のテキストが不自然なも
のになるという問題点があった。図19は、そのような
問題点を示す一例である。図19に示される例は英文を
日本語に翻訳した場合の例である。
の機械翻訳装置では、ソース言語の単語とターゲット言
語の単語との間に1対1の対応がつけられているため
に、生成されたターゲット言語のテキストが不自然なも
のになるという問題点があった。図19は、そのような
問題点を示す一例である。図19に示される例は英文を
日本語に翻訳した場合の例である。
【0004】図19を参照して、英文では“you”が
2箇所、“your”が1箇所出現する。翻訳して得ら
れた日本語の文でも、これらに対応して「あなた」とい
う語が全部で3回出現する。
2箇所、“your”が1箇所出現する。翻訳して得ら
れた日本語の文でも、これらに対応して「あなた」とい
う語が全部で3回出現する。
【0005】英語の文中の“you”のような代名詞な
どの単語は、英語の構造上不可欠なものである。しか
し、英語以外の言語では必ずしもそれが当てはまらな
い。たとえば日本語では、話し手の間で主語が明確であ
る場合には、主語を省略するのが普通である。そのため
に日本語のような言語では、英語の代名詞などをそのま
ま訳語に置換えた場合には、訳文としては冗長で不自然
になることがあるという問題点がある。したがってこの
ような各言語に特有の問題をも考慮にいれて、原文と翻
訳文との間に1対1の関係をつけずにすむような、より
柔軟な翻訳を行なうことが望まれている。できればその
ような翻訳は容易に行なえることが望ましい。
どの単語は、英語の構造上不可欠なものである。しか
し、英語以外の言語では必ずしもそれが当てはまらな
い。たとえば日本語では、話し手の間で主語が明確であ
る場合には、主語を省略するのが普通である。そのため
に日本語のような言語では、英語の代名詞などをそのま
ま訳語に置換えた場合には、訳文としては冗長で不自然
になることがあるという問題点がある。したがってこの
ような各言語に特有の問題をも考慮にいれて、原文と翻
訳文との間に1対1の関係をつけずにすむような、より
柔軟な翻訳を行なうことが望まれている。できればその
ような翻訳は容易に行なえることが望ましい。
【0006】それゆえに請求項1に記載の発明の目的
は、従来よりも柔軟な翻訳を行なうことができる機械翻
訳装置を提供することである。
は、従来よりも柔軟な翻訳を行なうことができる機械翻
訳装置を提供することである。
【0007】請求項2に記載の発明の目的は、従来より
も柔軟な翻訳を容易に行なうことができる機械翻訳装置
を提供することである。
も柔軟な翻訳を容易に行なうことができる機械翻訳装置
を提供することである。
【0008】請求項3に記載の発明の目的は、冗長な表
現が少ない、より自然な翻訳を容易に行なえる機械翻訳
装置を提供することである。
現が少ない、より自然な翻訳を容易に行なえる機械翻訳
装置を提供することである。
【0009】請求項4に記載の発明の目的は、英語か
ら、自然な表現の日本語への翻訳を容易に行なうことが
できる機械翻訳装置を提供することである。
ら、自然な表現の日本語への翻訳を容易に行なうことが
できる機械翻訳装置を提供することである。
【0010】請求項5に記載の発明の目的は、英語では
表現されても日本語では表現不要な代名詞などの単語が
日本語のテキスト上に出現することを防止でき、英語か
ら、自然な表現の日本語への翻訳を容易に行なうことが
できる機械翻訳装置を提供することである。
表現されても日本語では表現不要な代名詞などの単語が
日本語のテキスト上に出現することを防止でき、英語か
ら、自然な表現の日本語への翻訳を容易に行なうことが
できる機械翻訳装置を提供することである。
【0011】請求項6に記載の発明の目的は、英語では
表現されても日本語では表現不要だと使用者が判断した
代名詞などの単語が日本語のテキスト中に出現すること
を防止でき、英語から、自然な表現の日本語への翻訳を
容易に行なうことができる機械翻訳装置を提供すること
である。
表現されても日本語では表現不要だと使用者が判断した
代名詞などの単語が日本語のテキスト中に出現すること
を防止でき、英語から、自然な表現の日本語への翻訳を
容易に行なうことができる機械翻訳装置を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の機械翻
訳装置は、入力されるソース言語のテキストを解析し、
ソース言語の構造解析木を生成するための手段と、生成
された構造解析木を、予め定めるターゲット言語の構造
解析木に変換するための変換規則を格納するための第1
の格納手段と、ソース言語の構造解析木を、変換規則を
参照してターゲット言語の構造解析木に変換するための
手段と、ターゲット言語の構造解析木中の、予め定める
条件を満たす単語を検出するための検出手段と、ターゲ
ット言語の構造解析木に基づいて、検出された単語を除
外してターゲット言語のテキストを生成するための生成
手段とを含む。
訳装置は、入力されるソース言語のテキストを解析し、
ソース言語の構造解析木を生成するための手段と、生成
された構造解析木を、予め定めるターゲット言語の構造
解析木に変換するための変換規則を格納するための第1
の格納手段と、ソース言語の構造解析木を、変換規則を
参照してターゲット言語の構造解析木に変換するための
手段と、ターゲット言語の構造解析木中の、予め定める
条件を満たす単語を検出するための検出手段と、ターゲ
ット言語の構造解析木に基づいて、検出された単語を除
外してターゲット言語のテキストを生成するための生成
手段とを含む。
【0013】請求項2に記載の機械翻訳装置は、請求項
1に記載の機械翻訳装置であって、検出手段は、予め定
める条件を規定する除外規則を格納するための第2の格
納手段と、ターゲット言語の構造解析木中の各単語に対
して、第2の格納手段に格納されている除外規則のいず
れかを適用可能かどうかを判断するための判断手段と、
判断手段により除外規則のいずれかが適用可能と判断さ
れた単語に関連して、所定の標識を準備するための手段
とを含み、生成手段は、標識が準備された単語を除外し
てターゲット言語のテキストを生成する。
1に記載の機械翻訳装置であって、検出手段は、予め定
める条件を規定する除外規則を格納するための第2の格
納手段と、ターゲット言語の構造解析木中の各単語に対
して、第2の格納手段に格納されている除外規則のいず
れかを適用可能かどうかを判断するための判断手段と、
判断手段により除外規則のいずれかが適用可能と判断さ
れた単語に関連して、所定の標識を準備するための手段
とを含み、生成手段は、標識が準備された単語を除外し
てターゲット言語のテキストを生成する。
【0014】請求項3に記載の機械翻訳装置は、請求項
2に記載の機械翻訳装置であって、除外規則は、ターゲ
ット言語の構造解析木中に含まれる、意味的に重複する
複数個の単語の少なくとも1つを除外対象として指定す
る除外規則を含む。
2に記載の機械翻訳装置であって、除外規則は、ターゲ
ット言語の構造解析木中に含まれる、意味的に重複する
複数個の単語の少なくとも1つを除外対象として指定す
る除外規則を含む。
【0015】請求項4に記載の機械翻訳装置は、請求項
2に記載の装置であって、ソース言語は英語であり、タ
ーゲット言語は日本語である。
2に記載の装置であって、ソース言語は英語であり、タ
ーゲット言語は日本語である。
【0016】請求項5に記載の機械翻訳装置は、請求項
4に記載の装置であって、その除外規則は、ターゲット
言語の構造解析木中に含まれる、特定の代名詞を除外対
象として指定する除外規則を含む。
4に記載の装置であって、その除外規則は、ターゲット
言語の構造解析木中に含まれる、特定の代名詞を除外対
象として指定する除外規則を含む。
【0017】請求項6に記載の機械翻訳装置は、請求項
5に記載の装置であって、特定の代名詞を入力するため
の手段をさらに含む。
5に記載の装置であって、特定の代名詞を入力するため
の手段をさらに含む。
【0018】
【作用】請求項1に記載の機械翻訳装置では、入力され
るソース言語のテキストからソース言語の構造解析木が
生成され、生成された構造解析木は、第1の格納手段に
格納されている変換規則によってターゲット言語の構造
解析木に変換される。ターゲット言語の構造解析木中
の、予め定める条件を満たす単語が検出されると、この
検出された単語を除外してターゲット言語のテキストが
生成される。
るソース言語のテキストからソース言語の構造解析木が
生成され、生成された構造解析木は、第1の格納手段に
格納されている変換規則によってターゲット言語の構造
解析木に変換される。ターゲット言語の構造解析木中
の、予め定める条件を満たす単語が検出されると、この
検出された単語を除外してターゲット言語のテキストが
生成される。
【0019】請求項2に記載の機械翻訳装置では、入力
されるソース言語のテキストからソース言語の構造解析
木が生成され、生成された構造解析木は、第1の格納手
段に格納されている変換規則によってターゲット言語の
構造解析木に変換される。変換後の構造解析木中の各単
語に対して、第2の格納手段に格納されている除外規則
のいずれかが適用可能かどうかが判断される。適用可能
な除外規則がある場合にはその単語に関連して所定の標
識が準備され、その標識が準備された単語を除外してタ
ーゲット言語のテキストが生成される。
されるソース言語のテキストからソース言語の構造解析
木が生成され、生成された構造解析木は、第1の格納手
段に格納されている変換規則によってターゲット言語の
構造解析木に変換される。変換後の構造解析木中の各単
語に対して、第2の格納手段に格納されている除外規則
のいずれかが適用可能かどうかが判断される。適用可能
な除外規則がある場合にはその単語に関連して所定の標
識が準備され、その標識が準備された単語を除外してタ
ーゲット言語のテキストが生成される。
【0020】請求項3に記載の機械翻訳装置では、入力
されるソース言語のテキストからソース言語の構造解析
木が生成され、生成された構造解析木は、第1の格納手
段に格納されている変換規則によってターゲット言語の
構造解析木に変換される。変換後の構造解析木中の各単
語に対して、第2の格納手段に格納されている除外規則
のいずれかが適用可能かどうかが判断される。除外規則
は、ターゲット言語の構造解析木中に含まれる、意味的
に重複する複数個の単語の少なくとも1つを除外対象と
して指定する除外規則を含む。適用可能な除外規則があ
る場合にはその単語に関連して所定の標識が準備され、
その標識が準備された単語を除外してターゲット言語の
テキストが生成される。
されるソース言語のテキストからソース言語の構造解析
木が生成され、生成された構造解析木は、第1の格納手
段に格納されている変換規則によってターゲット言語の
構造解析木に変換される。変換後の構造解析木中の各単
語に対して、第2の格納手段に格納されている除外規則
のいずれかが適用可能かどうかが判断される。除外規則
は、ターゲット言語の構造解析木中に含まれる、意味的
に重複する複数個の単語の少なくとも1つを除外対象と
して指定する除外規則を含む。適用可能な除外規則があ
る場合にはその単語に関連して所定の標識が準備され、
その標識が準備された単語を除外してターゲット言語の
テキストが生成される。
【0021】請求項4に記載の機械翻訳装置では、入力
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、生成された構造解析木は、第1の格納手段に格納さ
れている変換規則によって日本語の構造解析木に変換さ
れる。変換語の構造解析木中の各単語に対して、第2の
格納手段に格納されている除外規則のいずれかが適用可
能かどうかが判断される。適用可能な除外規則がある場
合にはその単語に関連して所定の標識が準備され、その
標識が準備された単語を除外して日本語のテキストが生
成される。
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、生成された構造解析木は、第1の格納手段に格納さ
れている変換規則によって日本語の構造解析木に変換さ
れる。変換語の構造解析木中の各単語に対して、第2の
格納手段に格納されている除外規則のいずれかが適用可
能かどうかが判断される。適用可能な除外規則がある場
合にはその単語に関連して所定の標識が準備され、その
標識が準備された単語を除外して日本語のテキストが生
成される。
【0022】請求項5に記載の機械翻訳装置では、入力
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、生成された構造解析木は、第1の格納手段に格納さ
れている変換規則によって日本語の構造解析木に変換さ
れる。変換後の構造解析木中の各単語に対して、第2の
格納手段に格納されている除外規則のいずれかが適用可
能かどうかが判断される。適用可能な除外規則がある場
合、たとえば特定の代名詞が発見された場合には、その
特定の代名詞に関連して所定の標識が準備され、その特
定の代名詞を除外して日本語のテキストが生成される。
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、生成された構造解析木は、第1の格納手段に格納さ
れている変換規則によって日本語の構造解析木に変換さ
れる。変換後の構造解析木中の各単語に対して、第2の
格納手段に格納されている除外規則のいずれかが適用可
能かどうかが判断される。適用可能な除外規則がある場
合、たとえば特定の代名詞が発見された場合には、その
特定の代名詞に関連して所定の標識が準備され、その特
定の代名詞を除外して日本語のテキストが生成される。
【0023】請求項6に記載の機械翻訳装置では、入力
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、生成された構造解析木は、第1の格納手段に格納さ
れている変換規則によって日本語の構造解析木に変換さ
れる。変換後の構造解析木中の各単語に対して、第2の
格納手段に格納されている除外規則のいずれかが適用可
能かどうかが判断される。適用可能な除外規則がある場
合、たとえば予め使用者によって入力された特定の代名
詞が発見された場合には、その特定の代名詞に関連して
所定の標識が準備され、その特定の代名詞を除外して日
本語のテキストが生成される。
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、生成された構造解析木は、第1の格納手段に格納さ
れている変換規則によって日本語の構造解析木に変換さ
れる。変換後の構造解析木中の各単語に対して、第2の
格納手段に格納されている除外規則のいずれかが適用可
能かどうかが判断される。適用可能な除外規則がある場
合、たとえば予め使用者によって入力された特定の代名
詞が発見された場合には、その特定の代名詞に関連して
所定の標識が準備され、その特定の代名詞を除外して日
本語のテキストが生成される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例の機械翻訳装置を説
明する。
明する。
【0025】実施例の説明の前に、機械翻訳の概念につ
いて簡単に説明する。第1図を参照して、機械翻訳にお
いて行なわれる解析処理には、様々な解析レベルがあ
る。機械翻訳は、図1の左上に示されるソース言語が入
力されると、各レベルの処理を順に行なって最終的に図
1の右側に示されるターゲット言語を得るための処理で
ある。たとえばソース言語が入力されると、まずレベル
L1の辞書引き処理、レベルL2の形態素解析処理、レ
ベルL3の構文解析処理、…と処理が進められ、最終的
にレベルL10の形態素生成処理が行なわれてターゲッ
ト言語が生成される。
いて簡単に説明する。第1図を参照して、機械翻訳にお
いて行なわれる解析処理には、様々な解析レベルがあ
る。機械翻訳は、図1の左上に示されるソース言語が入
力されると、各レベルの処理を順に行なって最終的に図
1の右側に示されるターゲット言語を得るための処理で
ある。たとえばソース言語が入力されると、まずレベル
L1の辞書引き処理、レベルL2の形態素解析処理、レ
ベルL3の構文解析処理、…と処理が進められ、最終的
にレベルL10の形態素生成処理が行なわれてターゲッ
ト言語が生成される。
【0026】機械翻訳は、どのレベルの解析処理まで行
なうかによって、大きく次の2つに分けられる。第1
は、レベルL6に示される中間言語まで解析し、そこか
らターゲット言語を生成していくピボット方式である。
第2は、上述のレベルL2〜レベルL5のいずれかまで
解析を行なってソース言語の内部構造を得、次に、得ら
れたソース言語の内部構造と同じレベルのターゲット言
語の内部構造に変換した後、ターゲット言語を生成する
トランスファ方式である。
なうかによって、大きく次の2つに分けられる。第1
は、レベルL6に示される中間言語まで解析し、そこか
らターゲット言語を生成していくピボット方式である。
第2は、上述のレベルL2〜レベルL5のいずれかまで
解析を行なってソース言語の内部構造を得、次に、得ら
れたソース言語の内部構造と同じレベルのターゲット言
語の内部構造に変換した後、ターゲット言語を生成する
トランスファ方式である。
【0027】ピボット方式において用いられる中間言語
とは、ソース言語およびターゲット言語のどちらにも依
存しない概念である。したがってソース言語の解析処理
を一度行なって中間言語を得れば、この中間言語から複
数の言語を生成することができるため、多言語間翻訳に
有利であるとされる。しかし、このようなピボット方式
では、その基本的概念である中間言語を本当に設定でき
るかどうかという点が未解決である。
とは、ソース言語およびターゲット言語のどちらにも依
存しない概念である。したがってソース言語の解析処理
を一度行なって中間言語を得れば、この中間言語から複
数の言語を生成することができるため、多言語間翻訳に
有利であるとされる。しかし、このようなピボット方式
では、その基本的概念である中間言語を本当に設定でき
るかどうかという点が未解決である。
【0028】トランスファ方式はピボット方式のこのよ
うな問題に対する妥協案であって、現在の多くのシステ
ムはこのトランスファ方式を採っている。以下の説明は
トランスファ方式についてのものであり、後述する実施
例の機械翻訳装置もトランスファ方式を用いたものであ
る。
うな問題に対する妥協案であって、現在の多くのシステ
ムはこのトランスファ方式を採っている。以下の説明は
トランスファ方式についてのものであり、後述する実施
例の機械翻訳装置もトランスファ方式を用いたものであ
る。
【0029】以下、図1に示される各解析処理の内容に
ついて説明する。 (1) 辞書引き、形態素解析 この処理においては、入力された文章に対して、形態素
が格納された辞書を参照しながらたとえば最長一致法な
どを用いて形態素列(単語列)に分割する処理がまず行
なわれる。そして、得られた各単語に対する品詞などの
文法情報および訳語を得、さらに時制・人称・数などを
解析する処理が行なわれる。
ついて説明する。 (1) 辞書引き、形態素解析 この処理においては、入力された文章に対して、形態素
が格納された辞書を参照しながらたとえば最長一致法な
どを用いて形態素列(単語列)に分割する処理がまず行
なわれる。そして、得られた各単語に対する品詞などの
文法情報および訳語を得、さらに時制・人称・数などを
解析する処理が行なわれる。
【0030】(2) 構文解析 この処理においては、品詞・変化形などに基づき、単語
間のかかり受けなどの文章の構造(構造解析木)を組立
て、決定する処理が行なわれる。この処理においては、
得られた文章の構造が正しい意味を表わすかどうかにつ
いての判断は行なわれない。
間のかかり受けなどの文章の構造(構造解析木)を組立
て、決定する処理が行なわれる。この処理においては、
得られた文章の構造が正しい意味を表わすかどうかにつ
いての判断は行なわれない。
【0031】(3) 意味解析 構文解析処理の結果得られた複数の構造解析木から、意
味的に正しいものとそうでないものとを判別し、正しい
もののみを採用する処理が行なわれる。
味的に正しいものとそうでないものとを判別し、正しい
もののみを採用する処理が行なわれる。
【0032】(4) 文脈解析 文脈解析処理では、入力された文章の話題を理解し、入
力文章中に含まれる省略部分や曖昧さなどを取去る処理
が行なわれる。
力文章中に含まれる省略部分や曖昧さなどを取去る処理
が行なわれる。
【0033】以下で説明する本発明の一実施例の機械翻
訳装置の翻訳モジュールにおいては、レベルL3までの
解析処理を行なうものとする。すなわち、本実施例の機
械翻訳装置の翻訳モジュールの機能ブロックは、図2に
示されるような構造を有する。この翻訳モジュールは、
図2を参照して、入力モジュール10から与えられるソ
ース言語のテキストに対して辞書引き・形態素解析処理
を行なうための辞書引き・形態素解析モジュール11
と、形態素解析されたテキストに対して構文解析を行な
うための構文解析モジュール12と、構文解析の結果を
変換してターゲット言語の構造解析木を生成するための
構文変換モジュール13と、構文変換モジュール13に
よって生成されたターゲット言語の構造解析木に基づ
き、ターゲット言語の翻訳文を生成するための翻訳文生
成モジュール14とを含む。各モジュール11〜14で
行なわれる処理では、メモリ6の格納内容が参照される
が、各処理の内容については、実施例において詳しく説
明する。
訳装置の翻訳モジュールにおいては、レベルL3までの
解析処理を行なうものとする。すなわち、本実施例の機
械翻訳装置の翻訳モジュールの機能ブロックは、図2に
示されるような構造を有する。この翻訳モジュールは、
図2を参照して、入力モジュール10から与えられるソ
ース言語のテキストに対して辞書引き・形態素解析処理
を行なうための辞書引き・形態素解析モジュール11
と、形態素解析されたテキストに対して構文解析を行な
うための構文解析モジュール12と、構文解析の結果を
変換してターゲット言語の構造解析木を生成するための
構文変換モジュール13と、構文変換モジュール13に
よって生成されたターゲット言語の構造解析木に基づ
き、ターゲット言語の翻訳文を生成するための翻訳文生
成モジュール14とを含む。各モジュール11〜14で
行なわれる処理では、メモリ6の格納内容が参照される
が、各処理の内容については、実施例において詳しく説
明する。
【0034】翻訳文生成モジュール14は、構文変換モ
ジュール13によって生成されたターゲット言語の構造
解析木に対し、訳語変換ルールを適用し、省略可能な単
語に対して省略フラグに所定の値を設定するための訳語
変換ルール適用モジュール21と、訳語変換ルール適用
モジュール21によって設定された省略フラグを参照し
て、ターゲット言語の構造解析木に基づいて、省略可能
な語を省略しながらターゲット言語の翻訳文を生成する
ための訳語生成モジュール22とを含む。訳語生成モジ
ュール22によって生成されたターゲット言語の翻訳文
は、出力モジュール17を介してプリンタや外部ファイ
ルなどに出力される。
ジュール13によって生成されたターゲット言語の構造
解析木に対し、訳語変換ルールを適用し、省略可能な単
語に対して省略フラグに所定の値を設定するための訳語
変換ルール適用モジュール21と、訳語変換ルール適用
モジュール21によって設定された省略フラグを参照し
て、ターゲット言語の構造解析木に基づいて、省略可能
な語を省略しながらターゲット言語の翻訳文を生成する
ための訳語生成モジュール22とを含む。訳語生成モジ
ュール22によって生成されたターゲット言語の翻訳文
は、出力モジュール17を介してプリンタや外部ファイ
ルなどに出力される。
【0035】メモリ6は、辞書メモリ18と、バッファ
メモリ19と、訳語変換ルールメモリ20とを含む。メ
モリ6には、図示されてはいないが文法規則や木構造変
換規則を格納するメモリも含まれる。
メモリ19と、訳語変換ルールメモリ20とを含む。メ
モリ6には、図示されてはいないが文法規則や木構造変
換規則を格納するメモリも含まれる。
【0036】図3は、この発明の言語処理装置の一実施
例の機械翻訳装置のブロック図である。図3を参照し
て、この機械翻訳装置は、メインCPU(中央処理装
置)1と、メインCPU1が接続されたバス7と、バス
7に接続されたメインメモリ2と、バス7に接続された
CRT(陰極線管)やLCD(液晶表示装置)などから
なる表示装置3と、キーボード4と、バス7に接続され
た前述の翻訳モジュール5と、翻訳モジュール5に接続
された翻訳用の辞書・文法規則および木構造変換規則な
どの知識ベースを格納している前述のメモリ6とを含
む。
例の機械翻訳装置のブロック図である。図3を参照し
て、この機械翻訳装置は、メインCPU(中央処理装
置)1と、メインCPU1が接続されたバス7と、バス
7に接続されたメインメモリ2と、バス7に接続された
CRT(陰極線管)やLCD(液晶表示装置)などから
なる表示装置3と、キーボード4と、バス7に接続され
た前述の翻訳モジュール5と、翻訳モジュール5に接続
された翻訳用の辞書・文法規則および木構造変換規則な
どの知識ベースを格納している前述のメモリ6とを含
む。
【0037】翻訳モジュール5は、ソース言語の文章が
入力されると、それを所定の手順で翻訳してターゲット
言語を出力するためのものである。図4を参照して、ハ
ードウェアとして、翻訳モジュール5は、バス7に接続
され、バス7を介して入力されるソース言語(本実施例
の場合には英語)を、所定の翻訳プログラムに従って翻
訳してターゲット言語(本実施例の場合には日本語)と
してバス7に出力するための翻訳CPU15と、バス7
に接続され、翻訳CPU15で実行される翻訳プログラ
ムを格納するための翻訳プログラムメモリ16と、入力
されたソース言語の原文を各単語ごとに格納するための
バッファAと、バッファAに格納された各単語につき、
メモリ6に含まれる辞書を参照して得た各単語の品詞、
訳語などの情報を格納するためのバッファBと、ソース
言語の構造解析木に関する情報を格納するためのバッフ
ァCと、バッファCに格納されたソース言語の構造解析
木が変換されたターゲット言語の構造解析木を格納する
ためのバッファDと、バッファDに格納された日本語の
構造解析木に適切な助詞や助動詞などを補充して、日本
語の形として整えられた文章を格納するためのバッファ
Eとを含む。
入力されると、それを所定の手順で翻訳してターゲット
言語を出力するためのものである。図4を参照して、ハ
ードウェアとして、翻訳モジュール5は、バス7に接続
され、バス7を介して入力されるソース言語(本実施例
の場合には英語)を、所定の翻訳プログラムに従って翻
訳してターゲット言語(本実施例の場合には日本語)と
してバス7に出力するための翻訳CPU15と、バス7
に接続され、翻訳CPU15で実行される翻訳プログラ
ムを格納するための翻訳プログラムメモリ16と、入力
されたソース言語の原文を各単語ごとに格納するための
バッファAと、バッファAに格納された各単語につき、
メモリ6に含まれる辞書を参照して得た各単語の品詞、
訳語などの情報を格納するためのバッファBと、ソース
言語の構造解析木に関する情報を格納するためのバッフ
ァCと、バッファCに格納されたソース言語の構造解析
木が変換されたターゲット言語の構造解析木を格納する
ためのバッファDと、バッファDに格納された日本語の
構造解析木に適切な助詞や助動詞などを補充して、日本
語の形として整えられた文章を格納するためのバッファ
Eとを含む。
【0038】以下、図3〜図9を参照して、本実施例の
機械翻訳装置による英日翻訳の動作を説明する。なお、
翻訳CPU15で実行される翻訳プログラムの詳細につ
いては後に詳述する。
機械翻訳装置による英日翻訳の動作を説明する。なお、
翻訳CPU15で実行される翻訳プログラムの詳細につ
いては後に詳述する。
【0039】まず、読込まれた原文は形態素解析によっ
て形態素に分解され、図5に示されるようにバッファA
(図4参照)に格納される。
て形態素に分解され、図5に示されるようにバッファA
(図4参照)に格納される。
【0040】続いて翻訳プログラム16に基づく翻訳C
PU15の制御の下に、図2に示される辞書引き・形態
素解析部11によって、バッファAに格納された原文の
各単語につき、メモリ6に格納されている辞書を参照す
ることにより各単語の訳語や品詞情報などの情報が得ら
れる。この情報は図4に示されるバッファBに格納され
る。これらの情報の一部として、各単語の品詞情報が含
まれるが、これら品詞情報は図6に示されるように格納
される。すなわち“this”は多品詞語であって代名
詞、指示形容詞の2つの品詞を持つ。また“is”の品
詞は動詞である。同様に“a”、“pen”についても
それぞれの品詞がバッファBに格納される。“thi
s”は多品詞語であるが、文中の品詞が何であるかにつ
いては、図2に示される構文解析部12に相当する処理
によって一意に決定される。
PU15の制御の下に、図2に示される辞書引き・形態
素解析部11によって、バッファAに格納された原文の
各単語につき、メモリ6に格納されている辞書を参照す
ることにより各単語の訳語や品詞情報などの情報が得ら
れる。この情報は図4に示されるバッファBに格納され
る。これらの情報の一部として、各単語の品詞情報が含
まれるが、これら品詞情報は図6に示されるように格納
される。すなわち“this”は多品詞語であって代名
詞、指示形容詞の2つの品詞を持つ。また“is”の品
詞は動詞である。同様に“a”、“pen”についても
それぞれの品詞がバッファBに格納される。“thi
s”は多品詞語であるが、文中の品詞が何であるかにつ
いては、図2に示される構文解析部12に相当する処理
によって一意に決定される。
【0041】翻訳プログラムのうち図2に示される構文
解析モジュール12に相当する処理においては、メモリ
6に格納された辞書および文法規則に従って、各単語間
のかかり受け関係を示す構造解析木がたとえば図7に示
されるように決定される。この構文解析結果は図4のバ
ッファCに格納される。
解析モジュール12に相当する処理においては、メモリ
6に格納された辞書および文法規則に従って、各単語間
のかかり受け関係を示す構造解析木がたとえば図7に示
されるように決定される。この構文解析結果は図4のバ
ッファCに格納される。
【0042】構造解析木の決定は次のようにして行なわ
れる。メモリ6に格納された文法規則のうち、英語に関
する文法規則は次のようなものから成り立っている。
れる。メモリ6に格納された文法規則のうち、英語に関
する文法規則は次のようなものから成り立っている。
【0043】文→主部、述部 主部→名詞句 述部→動詞、名詞句 名詞句→代名詞 名詞句→冠詞、名詞 この規則のうちたとえば1つ目の規則は、「文は主部と
述部からできている。」ということを表わす。他の規則
についても同様である。これらの規則に従って構造解析
木が決定されるのである。なお、このような文法規則は
同じように日本語についても用意されており、英語の文
法規則と日本語の文法規則との間で対応づけがなされて
いる。
述部からできている。」ということを表わす。他の規則
についても同様である。これらの規則に従って構造解析
木が決定されるのである。なお、このような文法規則は
同じように日本語についても用意されており、英語の文
法規則と日本語の文法規則との間で対応づけがなされて
いる。
【0044】翻訳プログラムのうち、図2に示される構
文変換モジュール13に相当する処理においては、入力
された英文の構造解析木(図7参照)の構造が、図8に
示される日本文に対する構文解析木の構造に変換され
る。この変換においては、上述の構文解析部12が利用
したのと同様に、メモリ6に格納されている「木構造変
換規則」が用いられる。この変換は、図1でいえばレベ
ルL3からターゲット言語のレベルL9への変換に相当
する。得られた結果は図4に示されるバッファDに格納
される。この説明において用いられている例文“Thi
s is a pen”は、この変換によって日本語文
字列「これ ペン である」に変換されたことになる。
文変換モジュール13に相当する処理においては、入力
された英文の構造解析木(図7参照)の構造が、図8に
示される日本文に対する構文解析木の構造に変換され
る。この変換においては、上述の構文解析部12が利用
したのと同様に、メモリ6に格納されている「木構造変
換規則」が用いられる。この変換は、図1でいえばレベ
ルL3からターゲット言語のレベルL9への変換に相当
する。得られた結果は図4に示されるバッファDに格納
される。この説明において用いられている例文“Thi
s is a pen”は、この変換によって日本語文
字列「これ ペン である」に変換されたことになる。
【0045】翻訳プログラムのうち図2の翻訳文生成モ
ジュール14に相当する処理を行なう部分は、得られた
日本語文字列「これ ペン である」に適切な助詞
「は」や助動詞をつけることにより、図9に示されるよ
うな文法的な日本語の形にし、図4に示されるバッファ
Eに格納する。この処理は、図1に示されるレベルL9
からレベルL10への変換に相当する。得られた日本文
「これはペンである。」は、図4に示される翻訳モジュ
ール5から出力され、メインメモリ2に格納されるとと
もに、表示装置3に表示される。
ジュール14に相当する処理を行なう部分は、得られた
日本語文字列「これ ペン である」に適切な助詞
「は」や助動詞をつけることにより、図9に示されるよ
うな文法的な日本語の形にし、図4に示されるバッファ
Eに格納する。この処理は、図1に示されるレベルL9
からレベルL10への変換に相当する。得られた日本文
「これはペンである。」は、図4に示される翻訳モジュ
ール5から出力され、メインメモリ2に格納されるとと
もに、表示装置3に表示される。
【0046】本発明の特徴は、構文変換モジュール13
によって生成された日本語の構造解析木から翻訳文を生
成する際に、英語では多用されるが日本語では訳出する
必要のない単語、たとえば従属節の主語であって主節の
主語と同じ単語のようなものを、訳出しないように翻訳
文を生成するところにある。以下翻訳文生成モジュール
14で行なわれる処理の詳細について説明する。
によって生成された日本語の構造解析木から翻訳文を生
成する際に、英語では多用されるが日本語では訳出する
必要のない単語、たとえば従属節の主語であって主節の
主語と同じ単語のようなものを、訳出しないように翻訳
文を生成するところにある。以下翻訳文生成モジュール
14で行なわれる処理の詳細について説明する。
【0047】図10は、図2の翻訳文生成モジュール1
4で行なわれる処理のフローチャートである。特にステ
ップS001は、図2の訳語変換ルール適用モジュール
21の行なう処理に対応する。
4で行なわれる処理のフローチャートである。特にステ
ップS001は、図2の訳語変換ルール適用モジュール
21の行なう処理に対応する。
【0048】図10を参照して、まずステップS001
で、構文変換モジュール13(図2参照)の処理の結果
得られた構文解析木の変換結果を格納するバッファD内
をスキャンし、省略可能な単語に対して省略フラグを立
てるという処理を行なう。この処理においては、入力テ
キストの各単語に対して、図2の訳語変換ルールメモリ
20に格納されている訳語変換ルールのいずれかが適用
できるかどうかを調べることにより行なわれる。各訳語
変換ルールについて或る単語に対して行なわれる処理
は、それぞれ一定の条件がこの単語に対して当てはまる
かどうかを確認するためのものである。この実施例で
は、訳語変換ルールとして3つのルールを用いる場合に
ついて説明する。
で、構文変換モジュール13(図2参照)の処理の結果
得られた構文解析木の変換結果を格納するバッファD内
をスキャンし、省略可能な単語に対して省略フラグを立
てるという処理を行なう。この処理においては、入力テ
キストの各単語に対して、図2の訳語変換ルールメモリ
20に格納されている訳語変換ルールのいずれかが適用
できるかどうかを調べることにより行なわれる。各訳語
変換ルールについて或る単語に対して行なわれる処理
は、それぞれ一定の条件がこの単語に対して当てはまる
かどうかを確認するためのものである。この実施例で
は、訳語変換ルールとして3つのルールを用いる場合に
ついて説明する。
【0049】第1の訳語変換ルールは、「従属節の主語
が主節の主語と同じものには省略フラグを設定する。」
というものである。第2の訳語変換ルールは、「主語と
同じ代名詞には省略フラグを立てる」というものであ
る。第3の訳語変換ルールは、「ユーザが訳さないよう
に指定した代名詞に対してはフラグを設定する。」とい
うものである。第3のルールについて、ユーザが設定す
る単語は図3に示されるキーボード4を利用して訳語変
換ルールメモリ20内に格納される。これら3つのルー
ルが適用可能かどうかについて調べる処理は、ステップ
S001のルール適用処理の中で順次行なわれる。以下
各ルールについての処理をフローチャートを参照しなが
ら説明する。
が主節の主語と同じものには省略フラグを設定する。」
というものである。第2の訳語変換ルールは、「主語と
同じ代名詞には省略フラグを立てる」というものであ
る。第3の訳語変換ルールは、「ユーザが訳さないよう
に指定した代名詞に対してはフラグを設定する。」とい
うものである。第3のルールについて、ユーザが設定す
る単語は図3に示されるキーボード4を利用して訳語変
換ルールメモリ20内に格納される。これら3つのルー
ルが適用可能かどうかについて調べる処理は、ステップ
S001のルール適用処理の中で順次行なわれる。以下
各ルールについての処理をフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0050】図11は、第1の訳語変換ルールについて
行なわれる処理のフローチャートである。図11を参照
して、まずステップS101で、ポインタを構文解析木
変換結果バッファDの先頭に位置づける。
行なわれる処理のフローチャートである。図11を参照
して、まずステップS101で、ポインタを構文解析木
変換結果バッファDの先頭に位置づける。
【0051】続いてステップS102で、ポインタが変
換結果の最後まで到達したかどうかについての判断を行
なう。到達していればこのルール1についての処理は終
了する。未だ最後まで到達していない場合、ポインタの
指す位置の単語が主語かどうかについて、ステップS1
03での判断が行なわれる。主語でなければ処理はステ
ップS108に進み、ポインタに1が加算される。ステ
ップS108の後制御はステップS102に戻る。
換結果の最後まで到達したかどうかについての判断を行
なう。到達していればこのルール1についての処理は終
了する。未だ最後まで到達していない場合、ポインタの
指す位置の単語が主語かどうかについて、ステップS1
03での判断が行なわれる。主語でなければ処理はステ
ップS108に進み、ポインタに1が加算される。ステ
ップS108の後制御はステップS102に戻る。
【0052】ポインタの指す位置の単語が主語であれば
制御はステップS104に進む。ステップS104で
は、現在ポインタが指す位置の単語が属する節が主節で
あるかどうかについての判断が行なわれる。主節であれ
ば処理はステップS105に、従属節であれば処理はス
テップS106に進む。すなわち、ポインタの指す位置
の単語が従属節に属するものであれば制御はステップS
106に進むことになる。
制御はステップS104に進む。ステップS104で
は、現在ポインタが指す位置の単語が属する節が主節で
あるかどうかについての判断が行なわれる。主節であれ
ば処理はステップS105に、従属節であれば処理はス
テップS106に進む。すなわち、ポインタの指す位置
の単語が従属節に属するものであれば制御はステップS
106に進むことになる。
【0053】ステップS105では、ポインタの指す位
置の単語が主節の主語であると判断される。したがっ
て、ポインタの指す位置の単語を、主語を覚えておくた
めのバッファ(図2のバッファメモリ19内に確保され
る)に格納する。ステップS105の後制御はステップ
S108に進む。
置の単語が主節の主語であると判断される。したがっ
て、ポインタの指す位置の単語を、主語を覚えておくた
めのバッファ(図2のバッファメモリ19内に確保され
る)に格納する。ステップS105の後制御はステップ
S108に進む。
【0054】ステップS106に制御が進んだ場合、ポ
インタの指す位置にある単語が、ステップS105でバ
ッファに格納された単語(主語)と同一であるかどうか
についての判断が行なわれる。同一であれば制御はステ
ップS107に、同一でなければ制御はステップS10
8にそれぞれ進む。
インタの指す位置にある単語が、ステップS105でバ
ッファに格納された単語(主語)と同一であるかどうか
についての判断が行なわれる。同一であれば制御はステ
ップS107に、同一でなければ制御はステップS10
8にそれぞれ進む。
【0055】ステップS107では、主節の主語と従属
節の主語とが同一の単語であると判断されるために、ル
ール1を適用することが可能であると判断される。した
がって、第1の訳語変換ルールが適用可能であることを
示す省略フラグがセットされる。ステップS107の後
処理はステップS108に進む。
節の主語とが同一の単語であると判断されるために、ル
ール1を適用することが可能であると判断される。した
がって、第1の訳語変換ルールが適用可能であることを
示す省略フラグがセットされる。ステップS107の後
処理はステップS108に進む。
【0056】このようにして図11に示される処理が終
了することにより、バッファ内の各単語について、第1
の訳語変換ルールを適用可能かどうかが判断され、もし
そのようなものが存在すればそれに対する省略フラグが
設定される。
了することにより、バッファ内の各単語について、第1
の訳語変換ルールを適用可能かどうかが判断され、もし
そのようなものが存在すればそれに対する省略フラグが
設定される。
【0057】この第1の訳語変換ルールを用いると、次
のような結果が得られる。図19に示される英文を構文
解析し、日本語の木構造に変換した結果が図15に示さ
れている。この変換結果は、図8に示されるようなバッ
ファDに格納されている。上述の第1の訳語変換ルール
をこのバッファDに対して適用すると、(*1)の“y
ou”に対して省略フラグが設定されることになる。な
お、上述の判断を行なうためには、主部がバッファD内
に格納されている木構造のうちのどの部分かを示す情報
が必要となるが、そうした情報もこのバッファDには一
緒に格納されている。図15の場合には左から3つめの
“You”が主節の主語であるという情報が保持されて
おり、右から4つめの“you”がこれと一致するた
め、図11のステップS107でこの“you”に省略
フラグが設定されることになる。
のような結果が得られる。図19に示される英文を構文
解析し、日本語の木構造に変換した結果が図15に示さ
れている。この変換結果は、図8に示されるようなバッ
ファDに格納されている。上述の第1の訳語変換ルール
をこのバッファDに対して適用すると、(*1)の“y
ou”に対して省略フラグが設定されることになる。な
お、上述の判断を行なうためには、主部がバッファD内
に格納されている木構造のうちのどの部分かを示す情報
が必要となるが、そうした情報もこのバッファDには一
緒に格納されている。図15の場合には左から3つめの
“You”が主節の主語であるという情報が保持されて
おり、右から4つめの“you”がこれと一致するた
め、図11のステップS107でこの“you”に省略
フラグが設定されることになる。
【0058】図12は、第2の訳語変換ルールを適用可
能かどうか調べるための処理のフローチャートである。
まずステップS201で、ポインタを変換結果バッファ
Dの先頭位置に位置づける。
能かどうか調べるための処理のフローチャートである。
まずステップS201で、ポインタを変換結果バッファ
Dの先頭位置に位置づける。
【0059】続いてステップS202で、ポインタが、
変換結果の最後の位置にきているかどうかについての判
断が行なわれる。変換結果の最後までポインタがきてい
る場合には制御はステップS203に、また最後まで到
達していない場合には制御はステップS209に、それ
ぞれ進む。
変換結果の最後の位置にきているかどうかについての判
断が行なわれる。変換結果の最後までポインタがきてい
る場合には制御はステップS203に、また最後まで到
達していない場合には制御はステップS209に、それ
ぞれ進む。
【0060】ステップS209では、現在ポインタが指
す位置の単語が主語であるかどうかについての判断が行
なわれる。この判断は、図15に示されているような木
変換結果のバッファ内の文法的な情報に基づいて行なわ
れる。もしも現在の単語が主語であれば制御はステップ
S210に、主語でなければ制御はステップS211に
それぞれ進む。
す位置の単語が主語であるかどうかについての判断が行
なわれる。この判断は、図15に示されているような木
変換結果のバッファ内の文法的な情報に基づいて行なわ
れる。もしも現在の単語が主語であれば制御はステップ
S210に、主語でなければ制御はステップS211に
それぞれ進む。
【0061】ステップS211では、ポインタに1が加
算される。ステップS211の後制御はステップS20
2に戻る。
算される。ステップS211の後制御はステップS20
2に戻る。
【0062】ステップS210では、現在ポインタによ
って指し示される位置の単語を、主語を格納するために
予め準備されていたバッファに格納される。このバッフ
ァは図2のバッファメモリ19内に確保される。ステッ
プS210の後制御はステップS211に進む。
って指し示される位置の単語を、主語を格納するために
予め準備されていたバッファに格納される。このバッフ
ァは図2のバッファメモリ19内に確保される。ステッ
プS210の後制御はステップS211に進む。
【0063】ステップS202、ステップS209ない
しS211の処理が繰返し行なわれることにより、バッ
ファに主語となる単語が格納され、バッファの最後まで
ポインタが到達した時点で制御はステップS203に進
む。
しS211の処理が繰返し行なわれることにより、バッ
ファに主語となる単語が格納され、バッファの最後まで
ポインタが到達した時点で制御はステップS203に進
む。
【0064】ステップS203では、ポインタが再び木
変換結果バッファDの先頭位置に戻される。
変換結果バッファDの先頭位置に戻される。
【0065】続いてステップS204で、ポインタが変
換結果の最後の位置を指し示しているかどうかについて
の判断が行なわれる。最後まで到達している場合にはこ
の処理は終了する。最後まで到達していない場合には制
御はステップS205に進む。
換結果の最後の位置を指し示しているかどうかについて
の判断が行なわれる。最後まで到達している場合にはこ
の処理は終了する。最後まで到達していない場合には制
御はステップS205に進む。
【0066】ステップS205では、現在ポインタが指
し示す位置の単語が代名詞かどうかについての判断が行
なわれる。代名詞でない場合には制御はステップS20
8に、代名詞である場合には制御はステップS206に
それぞれ進む。
し示す位置の単語が代名詞かどうかについての判断が行
なわれる。代名詞でない場合には制御はステップS20
8に、代名詞である場合には制御はステップS206に
それぞれ進む。
【0067】ステップS208ではポインタに1が加算
される。ステップS208の後制御はステップS204
に戻る。
される。ステップS208の後制御はステップS204
に戻る。
【0068】ステップS206では、現在ポインタが指
し示す位置の単語が、バッファに格納されている単語と
同一かどうか、すなわち主語と同一かどうかについての
判断が行なわれる。同一である場合には制御はステップ
S207に、そうでない場合には制御はステップS20
8に進む。
し示す位置の単語が、バッファに格納されている単語と
同一かどうか、すなわち主語と同一かどうかについての
判断が行なわれる。同一である場合には制御はステップ
S207に、そうでない場合には制御はステップS20
8に進む。
【0069】ステップS207では、現在ポインタが指
し示している位置にある単語に対し、第2の訳語変換ル
ールを適用することが可能であるため、省略フラグを設
定する。ステップS207の後制御はステップS208
に進む。
し示している位置にある単語に対し、第2の訳語変換ル
ールを適用することが可能であるため、省略フラグを設
定する。ステップS207の後制御はステップS208
に進む。
【0070】ステップS204〜S208の処理が繰返
し行なわれることにより、文の主語と同一である代名詞
については、第2の訳語変換ルールを適用した結果に基
づく省略フラグが設定されることになる。
し行なわれることにより、文の主語と同一である代名詞
については、第2の訳語変換ルールを適用した結果に基
づく省略フラグが設定されることになる。
【0071】図15に示される例では、(*2)が付さ
れた単語“your”にフラグが設定される。なお、こ
の場合には所有格の“your”を、“you”と同一
のものとして取り扱っている。
れた単語“your”にフラグが設定される。なお、こ
の場合には所有格の“your”を、“you”と同一
のものとして取り扱っている。
【0072】この第2の訳語変換ルールを適用した場
合、図19に示される例文では次のような結果が得られ
る。図15を参照して、左から4つめの単語“you
r”に省略フラグが設定される結果、訳出される日本語
の文ではこの単語に該当する部分が削除される。すなわ
ち、図19に示される例文をこの第2の訳語変換ルール
に従って日本語に訳すと、図17に示されるものが得ら
れる。図17においては、第1の訳語変換ルールも適用
されている。この図17に示される結果は、図16に示
されるものよりもさらに自然な日本語に近い。
合、図19に示される例文では次のような結果が得られ
る。図15を参照して、左から4つめの単語“you
r”に省略フラグが設定される結果、訳出される日本語
の文ではこの単語に該当する部分が削除される。すなわ
ち、図19に示される例文をこの第2の訳語変換ルール
に従って日本語に訳すと、図17に示されるものが得ら
れる。図17においては、第1の訳語変換ルールも適用
されている。この図17に示される結果は、図16に示
されるものよりもさらに自然な日本語に近い。
【0073】第3の訳語変換ルールを適用可能な単語が
存在するかどうかを調べるための処理のフローチャート
が図13に示される。図13を参照して、まずステップ
S301で、ポインタを木変換結果バッファDの先頭位
置に設定する処理が行なわれる。
存在するかどうかを調べるための処理のフローチャート
が図13に示される。図13を参照して、まずステップ
S301で、ポインタを木変換結果バッファDの先頭位
置に設定する処理が行なわれる。
【0074】続いてステップS302で、ポインタの指
す位置が木変換結果バッファDの格納内容の終了位置に
到達したかどうかについての判断が行なわれる。到達し
ている場合にはこの処理は終了する。到達していない場
合には制御はステップS303に進む。
す位置が木変換結果バッファDの格納内容の終了位置に
到達したかどうかについての判断が行なわれる。到達し
ている場合にはこの処理は終了する。到達していない場
合には制御はステップS303に進む。
【0075】ステップS303では、ポインタが指し示
す位置の単語が、予めユーザが指定した単語かどうかに
ついての判断が行なわれる。一致しない場合には制御は
ステップS305に、一致する場合には制御はステップ
S304に、それぞれ進む。
す位置の単語が、予めユーザが指定した単語かどうかに
ついての判断が行なわれる。一致しない場合には制御は
ステップS305に、一致する場合には制御はステップ
S304に、それぞれ進む。
【0076】ステップS305では、ポインタに1加算
する処理が行なわれ、制御はステップS302に戻る。
する処理が行なわれ、制御はステップS302に戻る。
【0077】ステップS304では、木変換結果の中
に、第3の訳語変換ルールが適用可能な単語を発見した
ということであるから、この単語に対して省略可能であ
ることを示す省略フラグを設定する処理が行なわれる。
ステップS304の後制御はステップS305に進む。
に、第3の訳語変換ルールが適用可能な単語を発見した
ということであるから、この単語に対して省略可能であ
ることを示す省略フラグを設定する処理が行なわれる。
ステップS304の後制御はステップS305に進む。
【0078】第3の訳語変換ルールを適用するために
は、予めユーザが特定の代名詞を指定することが必要で
ある。これについては、たとえば翻訳処理を始める前の
初期設定の段階で、翻訳システムからユーザに対して問
い合わせを行ない、「訳さない代名詞」をユーザが設定
できるようにしておくことが考えられる。
は、予めユーザが特定の代名詞を指定することが必要で
ある。これについては、たとえば翻訳処理を始める前の
初期設定の段階で、翻訳システムからユーザに対して問
い合わせを行ない、「訳さない代名詞」をユーザが設定
できるようにしておくことが考えられる。
【0079】たとえばユーザが“you”を訳さない代
名詞として指定したものとする。“you”の変化形も
すべてこの“you”の指定により「訳されない代名
詞」と指定されたものとして取り扱う。すると、図15
に示される木変換結果バッファの内容の場合には、(*
1)(*2)(*3)の3つの単語に対して省略フラグ
が設定されることになる。すなわち、この第3の訳語変
換ルールを適用した結果、図18に示されるように「あ
なた」という語が全く含まれない翻訳文が得られること
になる。この翻訳文は、図16、図17に示されるもの
よりもさらに自然な日本語に近いものとなっている。
名詞として指定したものとする。“you”の変化形も
すべてこの“you”の指定により「訳されない代名
詞」と指定されたものとして取り扱う。すると、図15
に示される木変換結果バッファの内容の場合には、(*
1)(*2)(*3)の3つの単語に対して省略フラグ
が設定されることになる。すなわち、この第3の訳語変
換ルールを適用した結果、図18に示されるように「あ
なた」という語が全く含まれない翻訳文が得られること
になる。この翻訳文は、図16、図17に示されるもの
よりもさらに自然な日本語に近いものとなっている。
【0080】再び図10に戻り、ステップS001のル
ール適用処理は、上述したような各ルールについての処
理をすべて行なうことにより終了する。
ール適用処理は、上述したような各ルールについての処
理をすべて行なうことにより終了する。
【0081】ステップS001の後、ステップS002
で、木変換結果バッファDの格納内容のうち、未だ日本
語を生成していない単語が存在するかどうかについての
判断が行なわれる。既に最後まで到達し、これ以上生成
する対象の単語が存在しない場合にはこの処理は終了す
る。日本語が生成されていない単語が存在する場合に
は、その単語の品詞に応じてステップS003、S00
4、S005などに処理が進み、代名詞、名詞、動詞な
どに応じた日本語の生成が行なわれる。この後たとえば
ステップS003の後処理はステップS006に進む。
で、木変換結果バッファDの格納内容のうち、未だ日本
語を生成していない単語が存在するかどうかについての
判断が行なわれる。既に最後まで到達し、これ以上生成
する対象の単語が存在しない場合にはこの処理は終了す
る。日本語が生成されていない単語が存在する場合に
は、その単語の品詞に応じてステップS003、S00
4、S005などに処理が進み、代名詞、名詞、動詞な
どに応じた日本語の生成が行なわれる。この後たとえば
ステップS003の後処理はステップS006に進む。
【0082】ステップS006では、ステップS001
で行なわれたルール適用処理の結果、処理対象の単語に
対する省略フラグが設定されているかどうかについての
判断を行なう。すなわち、処理対象の単語を翻訳文内に
訳出するかどうかについての判断が行なわれる。省略フ
ラグが設定されていなければ制御はステップS007に
進む。省略フラグが設定されている場合には制御はステ
ップS002に戻る。
で行なわれたルール適用処理の結果、処理対象の単語に
対する省略フラグが設定されているかどうかについての
判断を行なう。すなわち、処理対象の単語を翻訳文内に
訳出するかどうかについての判断が行なわれる。省略フ
ラグが設定されていなければ制御はステップS007に
進む。省略フラグが設定されている場合には制御はステ
ップS002に戻る。
【0083】ステップS007では、処理対象の単語に
対して、辞書バッファに格納されている訳語を割当てて
出力文バッファに格納する処理が行なわれる。ステップ
S007の後制御はステップS002に戻る。
対して、辞書バッファに格納されている訳語を割当てて
出力文バッファに格納する処理が行なわれる。ステップ
S007の後制御はステップS002に戻る。
【0084】或る単語に対して省略フラグが設定されて
いる場合には、このステップS007の処理が行なわれ
ない。そのため、翻訳文にはこの単語が訳出されること
はない。
いる場合には、このステップS007の処理が行なわれ
ない。そのため、翻訳文にはこの単語が訳出されること
はない。
【0085】以上、この発明につき英日翻訳の機械翻訳
装置を例として説明したが、この発明は英日機械翻訳装
置のみに限定されているものではない。本発明は言語の
構造が異なるために、単語と単語とを機械的に対応した
場合に不自然な訳文が得られる可能性のある言語間の翻
訳全般に対して適用することが可能である。
装置を例として説明したが、この発明は英日機械翻訳装
置のみに限定されているものではない。本発明は言語の
構造が異なるために、単語と単語とを機械的に対応した
場合に不自然な訳文が得られる可能性のある言語間の翻
訳全般に対して適用することが可能である。
【0086】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の機械翻訳
装置では、ターゲット言語の構造解析木中の、予め定め
る条件を満たす単語が検出されると、この検出された単
語を除外してターゲット言語のテキストが生成される。
ソース言語のテキスト中に含まれる単語であっても、タ
ーゲット言語の訳文には訳出されることがなくなる場合
があり、従来よりも柔軟な翻訳を行なうことが可能にな
る。
装置では、ターゲット言語の構造解析木中の、予め定め
る条件を満たす単語が検出されると、この検出された単
語を除外してターゲット言語のテキストが生成される。
ソース言語のテキスト中に含まれる単語であっても、タ
ーゲット言語の訳文には訳出されることがなくなる場合
があり、従来よりも柔軟な翻訳を行なうことが可能にな
る。
【0087】請求項2に記載の機械翻訳装置では、変換
後の構造解析木中の単語のうち、第2の格納手段に格納
されている除外規則のいずれかが適用可能な単語に関連
して所定の標識が準備され、その単語を除外してターゲ
ット言語のテキストが生成される。訳文から除外する単
語を除外規則の形で予め複数個定義しておくことがで
き、従来よりも柔軟な翻訳を容易に行なうことができ
る。
後の構造解析木中の単語のうち、第2の格納手段に格納
されている除外規則のいずれかが適用可能な単語に関連
して所定の標識が準備され、その単語を除外してターゲ
ット言語のテキストが生成される。訳文から除外する単
語を除外規則の形で予め複数個定義しておくことがで
き、従来よりも柔軟な翻訳を容易に行なうことができ
る。
【0088】請求項3に記載の機械翻訳装置では、変換
後の構造解析木中の各単語のうち、意味的に重複する複
数個の単語について、そのうちの少なくとも1つが除外
対象として指定される。そして、この除外対象に指定さ
れた単語を除外してターゲット言語のテキストが生成さ
れるので、冗長な表現の少ない、より自然な翻訳が容易
に行なえる。
後の構造解析木中の各単語のうち、意味的に重複する複
数個の単語について、そのうちの少なくとも1つが除外
対象として指定される。そして、この除外対象に指定さ
れた単語を除外してターゲット言語のテキストが生成さ
れるので、冗長な表現の少ない、より自然な翻訳が容易
に行なえる。
【0089】請求項4に記載の機械翻訳装置では、入力
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、さらに日本語の構造解析木に変換される。変換後の
構造解析木中の各単語のうち除外規則が適用可能なもの
は、それを除外して日本語のテキストが生成される。英
語では表現されても日本語では表現不要な単語などが日
本語のテキスト中に出現することを防止でき、英語か
ら、自然な表現の日本語への翻訳を容易に行なうことが
できる。
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、さらに日本語の構造解析木に変換される。変換後の
構造解析木中の各単語のうち除外規則が適用可能なもの
は、それを除外して日本語のテキストが生成される。英
語では表現されても日本語では表現不要な単語などが日
本語のテキスト中に出現することを防止でき、英語か
ら、自然な表現の日本語への翻訳を容易に行なうことが
できる。
【0090】請求項5に記載の機械翻訳装置では、入力
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、さらに日本語の構造解析木に変換される。変換後の
構造解析木中の各単語のうち除外規則が適用可能なも
の、たとえば特定の代名詞は、それを除外して日本語の
テキストが生成される。英語では表現されても日本語で
は表現不要な代名詞などの単語が日本語のテキスト中に
出現することを防止でき、英語から、自然な表現の日本
語への翻訳を容易に行なうことができる。
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、さらに日本語の構造解析木に変換される。変換後の
構造解析木中の各単語のうち除外規則が適用可能なも
の、たとえば特定の代名詞は、それを除外して日本語の
テキストが生成される。英語では表現されても日本語で
は表現不要な代名詞などの単語が日本語のテキスト中に
出現することを防止でき、英語から、自然な表現の日本
語への翻訳を容易に行なうことができる。
【0091】請求項6に記載の機械翻訳装置では、入力
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、さらに日本語の構造解析木に変換される。変換後の
構造解析木中の各単語のうち除外規則が適用可能なも
の、たとえば予め使用者が入力した特定の代名詞は、そ
れを除外して日本語のテキストが生成される。英語では
表現されても日本語では表現不要だと使用者が判断した
代名詞などの単語が日本語のテキスト中に出現すること
を防止でき、英語から、自然な表現の日本語への翻訳を
容易に行なうことができる。
される英語のテキストから英語の構造解析木が生成さ
れ、さらに日本語の構造解析木に変換される。変換後の
構造解析木中の各単語のうち除外規則が適用可能なも
の、たとえば予め使用者が入力した特定の代名詞は、そ
れを除外して日本語のテキストが生成される。英語では
表現されても日本語では表現不要だと使用者が判断した
代名詞などの単語が日本語のテキスト中に出現すること
を防止でき、英語から、自然な表現の日本語への翻訳を
容易に行なうことができる。
【図1】機械翻訳の概念を模式的に示す図である。
【図2】本発明の言語処理装置の一例である機械翻訳装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図3】図2に示される翻訳モジュール5の詳細な機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】翻訳モジュールのハードウェア的なブロック図
である。
である。
【図5】バッファAの格納内容を模式的に示す図であ
る。
る。
【図6】バッファBの格納内容を模式的に示す図であ
る。
る。
【図7】バッファCの格納内容を模式的に示す図であ
る。
る。
【図8】バッファDの格納内容を模式的に示す図であ
る。
る。
【図9】バッファEの格納内容を模式的に示す図であ
る。
る。
【図10】翻訳文生成処理の概略フローチャートであ
る。
る。
【図11】第1の訳語変換ルールの適用処理の概略フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】第2の訳語変換ルールの適用処理の概略フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】第3の訳語変換ルールの適用処理の概略フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図14】訳語変換ルールを模式的に示す図である。
【図15】訳語変換ルールを適用した後の木変換結果の
バッファDの格納内容を示す模式図である。
バッファDの格納内容を示す模式図である。
【図16】第1の訳語変換ルールを適用した結果の翻訳
文を模式的に示す図である。
文を模式的に示す図である。
【図17】第1および第2の訳語変換ルールを適用した
結果の翻訳文を模式的に示す図である。
結果の翻訳文を模式的に示す図である。
【図18】第3の訳語変換ルールを適用した結果の翻訳
文を示す模式図である。
文を示す模式図である。
【図19】従来の機械翻訳装置による翻訳結果を示す模
式図である。
式図である。
1 メインCPU 2 メインメモリ 3 CRT 4 キーボード 5 翻訳モジュール 6 メモリ 11 辞書引き・形態素解析モジュール 12 構文解析モジュール 13 構文変換モジュール 14 翻訳文生成モジュール 15 翻訳CPU 16 翻訳プログラムメモリ
Claims (6)
- 【請求項1】 入力されるソース言語のテキストを解析
し、前記ソース言語の構造解析木を生成するための手段
と、 前記構造解析木を、予め定めるターゲット言語の構造解
析木に変換するための変換規則を格納するための第1の
格納手段と、 前記ソース言語の構造解析木を、前記変換規則を参照し
て前記ターゲット言語の構造解析木に変換するための手
段と、 前記ターゲット言語の構造解析木中の、予め定める条件
を満たす単語を検出するための検出手段と、 前記ターゲット言語の構造解析木に基づいて、前記検出
された単語を除外して前記ターゲット言語のテキストを
生成するための生成手段とを含む、機械翻訳装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、 前記予め定める条件を規定する除外規則を格納するため
の第2の格納手段と、 前記ターゲット言語の構造解析木中の各単語に対して、
前記第2の格納手段に格納されている前記除外規則のい
ずれかを適用可能かどうかを判断するための判断手段
と、 前記判断手段により前記除外規則のいずれかが適用可能
と判断された単語に関連して、所定の標識を準備するた
めの手段とを含み、 前記生成手段は、前記標識が準備された単語を除外して
前記ターゲット言語のテキストを生成する、請求項1に
記載の機械翻訳装置。 - 【請求項3】 前記除外規則は、前記ターゲット言語の
構造解析木中に含まれる、意味的に重複する複数個の単
語の少なくとも1つを除外対象として指定する除外規則
を含む、請求項2に記載の機械翻訳装置。 - 【請求項4】 前記ソース言語は英語であり、 前記ターゲット言語は日本語である、請求項2に記載の
機械翻訳装置。 - 【請求項5】 前記除外規則は、前記ターゲット言語の
構造解析木中に含まれる、特定の代名詞を除外対象とし
て指定する除外規則を含む、請求項4に記載の機械翻訳
装置。 - 【請求項6】 前記特定の代名詞を入力するための手段
をさらに含む、請求項5に記載の機械翻訳装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4347561A JPH06203068A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 機械翻訳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4347561A JPH06203068A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 機械翻訳装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06203068A true JPH06203068A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18391058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4347561A Withdrawn JPH06203068A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 機械翻訳装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06203068A (ja) |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4347561A patent/JPH06203068A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |