JPH0620376Y2 - 高枝切断機 - Google Patents

高枝切断機

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JPH0620376Y2
JPH0620376Y2 JP1988074535U JP7453588U JPH0620376Y2 JP H0620376 Y2 JPH0620376 Y2 JP H0620376Y2 JP 1988074535 U JP1988074535 U JP 1988074535U JP 7453588 U JP7453588 U JP 7453588U JP H0620376 Y2 JPH0620376 Y2 JP H0620376Y2
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博晶 岡本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は背の高い樹木の枝の剪定や果実の採果作業等
に用いる高枝切断機に関する考案である。
〔従来技術〕
背の高い樹木の枝の剪定や果実の採果に用いる用具とし
て、長尺の柄竿の先端部に鋸を設置したものや、長尺の
柄竿の先端部に鋏を設け鋏の可動刃体に引き紐等を付
し、これを操作することで鋏の刃を開閉するものが用い
られていて、しかもこれ等のものには切離しをする被切
物を掴持する手段を有していないのが一般的で、なかに
は実開昭54−123365の考案のような果実を鋏で
保持しながら果実の際の枝を切断する果実切取器の考案
もある。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の樹木の高所の被切物を切断する鋸や鋏は、上記し
たように切り離される被切物を掴む装置を具備していな
いものが多いため、樹木の主幹から切り離された枝や果
実等の被切物が切り離しと同時に地上に落下し剪定や採
果の作業に従事する者に衝突して危害を及ぼす虞れや果
実が地上に落下すると割れる等の損傷を生じ商品価値を
下げるものである。
また上記の被切物は幹から切り離されて落下の途中他の
枝等に引っ掛り地上に達しないこともあって、これを放
置すると害虫の巣となったり枝間の通風や日当りを害し
病害のもとともなり折角の剪定作業が無駄になるから被
切物を取り残すことは許されず確実に除去されることが
要求される。この要求に対し考案された実開昭54−1
23365の考案は被切物を掴持するワニ口可動片と切
刃片とが一体構成の共動装置であるため、被切物が小径
であると被切物を掴持しながら切断をする目的は達せら
れるが、逆に被切物が太くなるとワニ口部分での被切物
の掴持に限度が生じて動作が規制され、その結果切刃片
の被切物への切り入りができなくなる。
この考案は上記より樹木から枝や果実を切り離す以前に
切断部に設けた掴持体であらかじめ枝や果実の軸を強力
に掴持しておいてから切断部で枝や果実を幹から切り離
すことで被切物が作業者に危害を与えたり自損すること
や樹木上での取り残しのない安全且確実な手もとへの引
き寄せのできるものを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達するため、基体(1)の先端部
分で基体(1)と並んで基体(1)の側部に設けた受刃(21)
と、受刃(21)の刃線に切刃(22)の刃線が向き合うように
切刃(22)を受刃(21)に受軸(9)で切刃(22)が受軸(9)に対
し回動できるように係止して受刃(21)と切刃(22)とで切
断部(2)を構成する切断部(2)の基体(1)を長尺の柄竿(3)
の竿先に設置したものにおいて、上記切断部(2)の受刃
(21)の正面側又は裏面側のいづれか一方の面に、受刃(2
1)の刃線と被切物を支受する受台(41)の被切物の受面(4
11)が面一となるように受台(41)を固着し、また、切刃
(22)の受刃(21)に設けた受台(41)の支持面と同じ側の支
持面で、切刃(22)の受刃(21)に対する開閉動作によって
押台(42)を受台(41)に対し開閉の動作をさせる連動体
(6)の一方の端部を受軸(9)に連動体(6)が受軸(9)に対し
回動できるように係合するとともに、連動体(6)の受軸
(9)との係合する部分と反対側の駆動部(61)を切刃(22)
の駆動体(23)に設けた支軸(10)に連動体(6)が支軸(10)
に対し回動できるように係合し、さらに上記する切刃(2
2)の支持面に重なる連動体(6)の面上で、受刃(21)の受
台(41)の受面(411)と押台(42)の押面(421)とが向き合
い、かつ受面(411)に対し押面(421)が接近と離反のでき
る押台(42)を受軸(9)に押台(42)が接近と離反のできる
押台(42)を受軸(9)に押台(42)が受軸(9)に対し回動でき
るように係合して、受刃(21)の受軸(9)で切刃(22)と連
動体(6)と押台(42)とを支受するものとし、しかも押台
(42)と連動体(6)の駆動部(61)との間に押台(42)の押面
(421)が受台(41)の受面(411)に接近する方向に向って付
勢するバネ(5)を設けたものである。
〔作用〕
この考案は切断しようとする背の高い樹木の枝の切断個
所に、地上に立つ作業者が把持する長尺の柄竿(3)の先
端部分に設けた基体(1)のポケット(12)を引っ掛け、枝
を掴持体(4)の受台(41)と受刃(21)とで支受しておい
て、駆動体(23)を操作し切刃(22)を枝に切り込ませると
切断が開始されるとともに掴持体(4)の押台(42)が枝に
当接し切断の進行につれて押台(42)が連動体(6)を介し
て伝えられる切刃(22)の駆動力に駆動されることと、バ
ネ(5)の弾発力が加えられることで掴持体(4)は枝を強力
に掴持する。この間切断操作は持続して進行し切刃(22)
は枝を切り進んで行くが、枝を掴持する掴持体(4)の押
台(42)はそれ以上進むことができず、バネ(5)を圧縮し
続けてバネ(5)の弾発力を強めさらに強力な枝の掴持を
しながら枝の切断をするものである。なお上記の切断操
作は切刃(22)の駆動体(23)に引き紐(7)を連結し、この
引き紐(7)を地上から操作すれば切断部(2)は切断動作を
して枝が切断されるものである。このようにして枝が切
断されたあとも引き紐(7)を引き続けると掴持体(4)は幹
から切り離された枝を掴持し続けるから枝は切断終了と
ともに地上に落ちることがなく、柄竿(3)を地上に倒し
てから引き紐(7)の引っ張りを緩めると切刃(22)と基体
(1)先端部分との間の復帰バネ(8)の収縮によって切刃(2
2)が受刃(21)から離れそれとともに掴持体(4)でも切断
部(2)の切刃(22)の動作に連動して受台(41)から押台
(42)が離れ切り取られた枝の掴持を解除し枝の剪定作業
は終り次の枝の剪定に対応する。なお、掴持体(4)によ
る枝の掴持について、この掴持体(4)は被切物である枝
の太さの大小に対応することができ太い枝であれば押台
(42)は受台(41)から離れて被切物を掴み、逆に細い枝を
掴むのであれば、押台(42)が受台(41)側に接近して被切
物を掴むもので、その掴みの力は一定したバネ(5)の弾
発力から得るため被切物の太さに関係なく強力な掴み力
を発揮するものである。従って切断部(2)は被切物の太
さに関係なく切断が持続でき切り残しをするようなこと
ばない。
〔実施例〕
この考案の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
図中第1図乃至第3図はこの考案の高枝切断機の主要部
分を示す図で、第4図は各図はこの考案の動作要領を説
明する図、第5図は切断部と連動体と掴持体との関連状
態を説明する図であって、(1)は基体で、その基部に長
尺の柄竿(3)を有したもので、柄竿(3)の長さは対象とな
る樹木の背丈によって2メートルから3メートル程度の
長さの棒やパイプ等で製されたものや、伸縮を可能にし
たものがある。
基体(1)はその先端部分が鈎状に屈曲し内側が被切物を
収容するポケット(12)を持つ切断部(2)の受刃(21)とな
り、受刃(21)部分は縦方向に二つ割りにされて切断部
(2)の切刃(22)を挟持すべくしたもの、(22)は後方に長
寸の駆動体(23)を有する切断部(2)の切刃で、この切刃
(22)は刃部(221)が受刃(21)と向き合って交差し切断部
(2)を構成するよう基体(1)の二つ割り部分の隙間(11)に
入り止軸(9)で受刃(21)に回動自在に軸止めされたも
の。(12)は受刃(21)のポケットで枝等の被切物(A)を受
刃(21)に正確に定位させるとともに切断時に被切物(A)
が受刃(21)から逃げないように支受するものである。こ
の切断部(2)の実施例は被切物を受刃で支受し切刃で切
断する押し切り型であるが、このほか鋏型や動力によっ
て回動される丸鋸刃を駆動体に設けたものであってもよ
く、要は被切物が切断できる固定刃と可動刃とからなる
刃物であれば実施例に限るものではない。(4)は枝や果
実を掴む掴持体で、受台(41)と押台(42)とで構成されて
いて、詳しくは、基体(1)に連動体(6)の体部と押面
(421)が突弧状のカム型の押台(42)の体部を重ねたもの
を受軸(9)で連動体(6)と押台(42)が基体(1)の受軸(9)に
対し回動が可能で支受し、連動体(6)は駆動部(61)を切
刃(22)の駆動体(23)に設けた支軸(10)で支受されたも
の、また連動体(6)と押台(42)との間において上記受軸
(9)に渦巻状のバネ(5)を係合し、バネ(5)の一端を押台
(42)に係止するとともに、反対側の他端を連動体(6)に
バネ(5)が圧縮された状態で押台(42)に係止し、また基
体(1)の受刃(21)には受面(411)がポケット(12)の凹弧状
端縁に添う凹弧面となった受台(41)を押台(42)の押面(4
21)と向き合うべく止ピン等で係止したもの、(11)は連
動体(6)に受軸(9)を中心とする円弧状の誘導長孔(111)
と押台(42)の連動体(6)との対向面に誘導長孔(111)に係
合して誘導長孔(111)内を摺動する突起(112)を誘導長孔
(111)に摺動自在で係合し圧縮されたバネ(5)の弾発力の
過解放を規制するバネ規制部である。
なお、実施例の掴持体(4)は受台(41)に対し基体(1)に支
受された押台(42)が切刃(22)の切断動作に連動して回動
し両者が接近と離反をして受台(41)と押台(42)との間で
被切物(A)を掴持したり解放しているものであるが、こ
れは実施例のほか他の連動体により切刃(22)の切断動作
に連動して押台(42)が作動し受台(41)との間で被切物
(A)が掴持や掴持の解放ができるものであれば実施例に
限定されるものではない。また、実施例のバネ(5)は渦
巻きバネであるが他のバネであってもよく、要は押台(4
2)が受台(41)に向って接近すべく付勢のできるものであ
れば実施例に限定されるものではない。(8)は基体(1)と
切刃(22)の駆動体(23)の間に設けた収縮力により切断部
(2)で切刃(22)が受刃(21)に対し刃を開いた状態を維持
すべくしたコイル状の復帰バネであるが、このバネは上
記に限らず切断部(2)において切刃(22)が受刃(21)に対
し刃を開いた状態が維持できるものであればよい。駆動
体(23)を作動させるものとして実施例では基体(1)に定
滑車を、駆動体(23)に動滑車を設けこれ等に引き紐(7)
を係合して強力な引っ張り力を発揮させようとするもの
があるが、このほか強力な引っ張り力の生じるものであ
れば駆動体(23)に直接引き紐(7)を接続してもよく要は
駆動体(23)に強力な引っ張り力が加えられるものであれ
ば実施例に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
この考案によると、樹木から切り離される枝や果実等の
被切物が切断部で切り始められると同時に切断部に設け
てある掴持体(4)が被切物を掴持し続け切断作業が終っ
ても引き紐(7)の緊張を緩めて切断部(2)を解放状態とし
ない限り被切物(A)の掴持は持続し、幹からの切り離し
による被切物の落下がなく、樹木の下で作業に従事して
いる者に被切物の落下による危害や果実等が地上に落下
して自損することを解消し、また切り離された被切物を
地上に引き降す場合も被切物を掴持体(4)によって掴持
したまゝ高枝切断機を地上に降ろせば切り離された枝等
が樹上で他の枝に引っ掛かって残留するようなことはな
く正確且確実に枝の取り除き処理ができる。切り離され
た枝等を樹上に残すと日照や通風を阻害し木の生長の妨
げとなったり、切り離された枝が枯れると病虫害の原因
となるから、樹上での枝の残留は努めて避けなければな
らない。従って本案では上記したように樹上で枝等のと
り残しが皆無で通風や日照もよく、病虫害の発生を妨げ
樹木成長の促進を著しく大とする。
また、剪定される樹木の枝はその太さが不同である、従
ってこの枝等の被切物を掴む掴持体(4)もその太さに対
応して受台(41)と押台(42)の間隔が掴持力を低下させな
いで変化しなければならない。この考案は押台(42)が切
刃(22)との間に設けた連動体(6)とバネ(5)を介して切刃
(22)の動きに連動して受台(41)との間で被切物(A)を掴
むものであるから被切物(A)の切断が始まると押台(42)
は被切物(A)に接触し切断の進行とともに掴持を強くす
るが、それ以上切断が進行してもバネ(5)が収縮して押
台(42)は動くことがなく切断のみがなされて被切物は切
り離されるが、掴持体(4)が上記被切物を強く掴んでい
るから妄りに外れることがない。このように本案では、
被切物の太さに対応して掴持体(4)の掴持間隔を変化し
得て最良の状態で被切持を掴持することができる。さら
に、上記したように掴持体(4)において、被切物を掴持
する場合切刃(22)と押台(42)との間のバネ(5)の弾発力
で押台(42)を切断部(2)が被切物(A)を切り始めると同時
に被切物(A)に強く押しつけ受台(41)とで被切物(A)を掴
持するものであるが、この押台(42)を押すバネ(5)の弾
発力は力が弱いと強力な掴持ができないから強力な掴持
をするには相当強力な弾発力のあるバネ(5)が要求され
る。ところがバネ(5)の弾発力が強力であると、押台
(42)を被切物に強く当接させるにおいて駆動体(23)に加
える力を大きくしなければならない。
従って長時間の剪定や採果の作業に際しては疲労が大と
なることから切刃(22)の作動をさせる力を軽減させるた
め押台(42)と切刃(22)との間で体部の一端を基体(1)に
軸止めし反対の他端を切刃(22)に係合したテコ型の連動
体(6)を設け、この連動体(6)と押台(42)間に強力な弾発
力を有するバネ(5)を設けバネ(5)が弾発力で押台(42)を
受台(41)の方向に向うよう付勢しておいて切刃(22)を動
かす力をテコ型の連動体(6)で大きく増巾して強力な弾
発力を生じるバネ(5)を軽快に圧縮し圧縮によって生じ
たバネ(5)の強力な弾発力で押台(42)を被切物(A)に向か
って押しつけ被切物(A)を正確且確実に掴持し得るの特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示す図で、 第1図は高枝切断機の柄竿を省略した正面図、 第2図は高枝切断機の柄竿を省略した側面図、 第3図はIII-III線断面図、 第4図は被切物の切り離しを説明する図、 第5図は切断部と連動体と掴持体との関連状態を説明す
る図である。 1:基体、1:隙間、1:ポケット 2:切断部、2:受刃、2:切刃 2:駆動体、211,221:刃部、3:柄竿 4:掴持体、4:受台、4:押台 411:受面、421:押面、5:バネ 6:連動体、6:駆動部、7:引き紐 8:復帰バネ、9:受軸、10:支軸 11:バネ規制部、111:誘導長孔 112:突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体(1)の先端部分で基体(1)と並んで基体
    (1)の側部に設けた受刃(21)と、受刃(21)の刃線に切刃
    (22)の刃線が向き合うように切刃(22)を受刃(21)に受軸
    (9)で切刃(22)が受軸(9)に対し回動できるように係止し
    て受刃(21)と切刃(22)とで切断部(2)を構成する切断部
    (2)の基体(1)を長尺の柄竿(3)の竿先に設置するものに
    おいて、上記切断部(2)の受刃(21)の正面側又は裏面側
    のいづれか一方の面に、受刃(21)の刃線と被切物を支受
    する掴持体(4)の受台(41)の被切物の受面(411)が面一と
    なるように受台(41)を固着し、また、切刃(22)の受刃(2
    1)に設けた受台(41)の支持面と同じ側の支持面で、切刃
    (22)の受刃(21)に対する開閉動作によって押台(42)を受
    台(41)に対し開閉の動作をさせる連動体(6)の一方の端
    部を受軸(9)に連動体(6)が受軸(9)に対し回動できるよ
    うに係合するとともに、連動体(6)の受軸(9)との係合す
    る部分と、反対側の駆動部(61)を切刃(22)の駆動体(23)
    に設けた支軸(10)に連動体(6)が支軸(10)に対し回動で
    きるように係合し、さらに、上記する切刃(22)の支持面
    に重なる連動体(6)の面上で、受刃(21)の受台(41)の受
    面(411)と押台(42)の押面(421)とが向き合い、かつ受面
    (411)に対し押面(421)が接近と離反のできる掴持体(4)
    の押台(42)を受軸(9)に押台(42)が受軸(9)に対し回動で
    きるように係合して、受刃(21)の受軸(9)で切刃(22)と
    連動体(6)と押台(42)とを支受するものとし、しかも押
    台(42)と連動体(6)の駆動部(61)との間に押台(42)の押
    面(421)が受台(41)の受面(411)に接近する方向に向って
    付勢するバネ(5)を設けたことを特徴とする高枝切断
    機。
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