JPH0620490Y2 - パノラマx線装置用マウスピース - Google Patents
パノラマx線装置用マウスピースInfo
- Publication number
- JPH0620490Y2 JPH0620490Y2 JP1988091270U JP9127088U JPH0620490Y2 JP H0620490 Y2 JPH0620490 Y2 JP H0620490Y2 JP 1988091270 U JP1988091270 U JP 1988091270U JP 9127088 U JP9127088 U JP 9127088U JP H0620490 Y2 JPH0620490 Y2 JP H0620490Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouthpiece
- panoramic
- dental arch
- ray
- groove
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は主に歯科用パノラマX線撮影装置に患者を切
端咬合位置を保持して位置付けするためのマウスピース
に関するものである。
端咬合位置を保持して位置付けするためのマウスピース
に関するものである。
[従来の技術] 従来,歯科用パノラマX線撮影装置用マウスピースとし
ては,上下顎歯列を歯列弓に沿った5mm程度の厚みのパ
ノラマX線断層域の同一面上に位置付けるため,また上
下の歯顎の重複を避けるため,切端咬合位と呼ばれる位
置付け技術が行われており,例えば実開昭56−363
06や実開昭60−17705で開示される顎載せ台に
上下調整自在に支持された切端ゲージの先端部に前歯部
上下を咬み合わせるための溝を設けたものがある。(以
下先行技術Aという)また,実公昭57−57689の
第6図で表された断面ほぼT字形で歯列弓に沿った曲線
を有するマウスピースが知られている。(以下先行技術
Bと言う) [考案が解決しようとする課題] 上記の先行技術Aでは,切端ゲージの先端部に前歯部上
下を咬み合わせるための溝を対向して設けている。しか
し溝形状は曲線状ではなく浅い直線状とされ,せいぜい
門歯分の巾しかなく歯列弓形状に合致させづらいばかり
か咬合部と顎載せ台とで患者頭部はある程度位置決めで
きるものの,顎の位置は顎載せ台上で前後するため,頭
部の前傾や後傾については術者がチェックするしか対応
できなかった。
ては,上下顎歯列を歯列弓に沿った5mm程度の厚みのパ
ノラマX線断層域の同一面上に位置付けるため,また上
下の歯顎の重複を避けるため,切端咬合位と呼ばれる位
置付け技術が行われており,例えば実開昭56−363
06や実開昭60−17705で開示される顎載せ台に
上下調整自在に支持された切端ゲージの先端部に前歯部
上下を咬み合わせるための溝を設けたものがある。(以
下先行技術Aという)また,実公昭57−57689の
第6図で表された断面ほぼT字形で歯列弓に沿った曲線
を有するマウスピースが知られている。(以下先行技術
Bと言う) [考案が解決しようとする課題] 上記の先行技術Aでは,切端ゲージの先端部に前歯部上
下を咬み合わせるための溝を対向して設けている。しか
し溝形状は曲線状ではなく浅い直線状とされ,せいぜい
門歯分の巾しかなく歯列弓形状に合致させづらいばかり
か咬合部と顎載せ台とで患者頭部はある程度位置決めで
きるものの,顎の位置は顎載せ台上で前後するため,頭
部の前傾や後傾については術者がチェックするしか対応
できなかった。
また,先行技術Bでは,断面ほぼT字形で歯列弓に沿っ
た曲線を有する咬合部を有するため,歯列弓へのフィッ
トはするものの口腔内に挿入される部分の厚みは咬合部
の厚みと同じで溝は形成されていない。従って,患者が
自然にマウスピースを咬んだ場合,通常は下顎歯列が上
顎歯列の内側に位置する自然咬合位となるが,自然咬合
位でマウスピースを咬むことも出来る構造であるため,
時にはX線断層域から下顎歯列がはずれ鮮明なX線像を
得られない事があった。また,パノラマX線撮影には約
20秒前後の時間がかかるため,この間に咬合位が変化
するとX線像の画像が乱れるもとになるが先行技術Aお
よびBにおいて,咬合位の変化をほぼ完全に押さえるこ
とは出来なかった。したがって本考案の目的は,パノラ
マX線装置用マウスピースを患者が咬合した状態におい
て歯列弓がずれてしまうことを確実に防ぎ,高精度で歯
列弓の位置を位置決めすることができるパノラマX線装
置用マウスピースを提供することである。
た曲線を有する咬合部を有するため,歯列弓へのフィッ
トはするものの口腔内に挿入される部分の厚みは咬合部
の厚みと同じで溝は形成されていない。従って,患者が
自然にマウスピースを咬んだ場合,通常は下顎歯列が上
顎歯列の内側に位置する自然咬合位となるが,自然咬合
位でマウスピースを咬むことも出来る構造であるため,
時にはX線断層域から下顎歯列がはずれ鮮明なX線像を
得られない事があった。また,パノラマX線撮影には約
20秒前後の時間がかかるため,この間に咬合位が変化
するとX線像の画像が乱れるもとになるが先行技術Aお
よびBにおいて,咬合位の変化をほぼ完全に押さえるこ
とは出来なかった。したがって本考案の目的は,パノラ
マX線装置用マウスピースを患者が咬合した状態におい
て歯列弓がずれてしまうことを確実に防ぎ,高精度で歯
列弓の位置を位置決めすることができるパノラマX線装
置用マウスピースを提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案は,略直方体状のマウスピースであって,少なく
とも門歯および側切歯の一部を含む幅を有し,この幅方
向に歯列弓前歯部の形状に近似した曲線に沿って延びる
凹溝を,上下面に厚み方向に対向して形成したことを特
徴とするパノラマX線装置用マウスピースである。
とも門歯および側切歯の一部を含む幅を有し,この幅方
向に歯列弓前歯部の形状に近似した曲線に沿って延びる
凹溝を,上下面に厚み方向に対向して形成したことを特
徴とするパノラマX線装置用マウスピースである。
また本発明は,前記マウスピースの少なくとも上面に
は,前記幅方向中央位置に位置決め用表示部が設けられ
ることを特徴とする。
は,前記幅方向中央位置に位置決め用表示部が設けられ
ることを特徴とする。
[作用] 本考案に従えば,パノラマX線装置用マウスピースは上
下面に凹溝をそれぞれ有し,各凹溝は幅方向に歯列弓前
歯部の形状に近似した曲線に沿って延び,上下面に厚み
方向に対向して形成される。このような各凹溝を咬合し
た状態では,少なくも門歯および側切歯の一部が嵌まり
込み,上顎および下顎の各前歯を中心とした角変位を阻
止することができ,これによってX線撮影における歯列
弓のずれを確実に防ぐことができる。
下面に凹溝をそれぞれ有し,各凹溝は幅方向に歯列弓前
歯部の形状に近似した曲線に沿って延び,上下面に厚み
方向に対向して形成される。このような各凹溝を咬合し
た状態では,少なくも門歯および側切歯の一部が嵌まり
込み,上顎および下顎の各前歯を中心とした角変位を阻
止することができ,これによってX線撮影における歯列
弓のずれを確実に防ぐことができる。
また本考案に従えば,前記マウスピースの少なくとも上
面に位置決め用表示部が設けられるので,たとえば正中
線などの上顎および下顎の中心をマウスピースの中央位
置に正確に位置決めすることが可能となる。これによっ
て位置決め精度の向上を図ることができる。
面に位置決め用表示部が設けられるので,たとえば正中
線などの上顎および下顎の中心をマウスピースの中央位
置に正確に位置決めすることが可能となる。これによっ
て位置決め精度の向上を図ることができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例のパノラマX線装置用マウス
ピース1を示す斜視図であり,第2図は第1図の切断面
線X−Xから見た使用状態を説明するための断面図であ
る。本実施例のパノラマX線装置用マウスピース1は,
大略的に直方体状であって,その前端部2寄りの上下面
には,前歯により咬み合せ溝3を歯列弓形状に近似して
凹設した曲線状凹溝3が上下面にマウスピース1の厚み
方向(第2図の上下方向)対向するよう設けられてい
る。凹溝3の形状は望ましくは,第2図に示すように頬
側はほぼ垂直面5とし,舌側は歯牙形状に合わせて約4
5°の傾斜面6とし,凹溝3の深さは約5mm前後であ
り,また幅も第3図に示されるように,歯列弓mの前歯
部である門歯(第1切歯ともいう)10a,10bおよ
び側切歯(第2切歯ともいう)11a,11bの一部に
もかかるように,すなわち門歯10a,10bおよび側
切歯11a,11bの一部を含む範囲として,その幅L
=約20〜40mmとすれば,溝3の中に前歯部の上顎
7と下顎8とが確実に保持され,特に溝の舌側側傾斜面
6により,下顎8が舌側側へ移動する事を防ぐことがで
きる。
ピース1を示す斜視図であり,第2図は第1図の切断面
線X−Xから見た使用状態を説明するための断面図であ
る。本実施例のパノラマX線装置用マウスピース1は,
大略的に直方体状であって,その前端部2寄りの上下面
には,前歯により咬み合せ溝3を歯列弓形状に近似して
凹設した曲線状凹溝3が上下面にマウスピース1の厚み
方向(第2図の上下方向)対向するよう設けられてい
る。凹溝3の形状は望ましくは,第2図に示すように頬
側はほぼ垂直面5とし,舌側は歯牙形状に合わせて約4
5°の傾斜面6とし,凹溝3の深さは約5mm前後であ
り,また幅も第3図に示されるように,歯列弓mの前歯
部である門歯(第1切歯ともいう)10a,10bおよ
び側切歯(第2切歯ともいう)11a,11bの一部に
もかかるように,すなわち門歯10a,10bおよび側
切歯11a,11bの一部を含む範囲として,その幅L
=約20〜40mmとすれば,溝3の中に前歯部の上顎
7と下顎8とが確実に保持され,特に溝の舌側側傾斜面
6により,下顎8が舌側側へ移動する事を防ぐことがで
きる。
また,4はマウスピースの前方上面及び前部側面の中央
部に設けた位置決め用表示部である位置決め線であり,
突出状としたり,線引きして設けても良い。
部に設けた位置決め用表示部である位置決め線であり,
突出状としたり,線引きして設けても良い。
また,このマウスピースは発泡スチロール製等のX線が
透過し易く,かつ柔軟性に富む材料で形成すれば良い。
透過し易く,かつ柔軟性に富む材料で形成すれば良い。
また,使用要領は詳しくは実公昭57−57689のマ
ウスピースと同様であり,ここでは省略する。
ウスピースと同様であり,ここでは省略する。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば,パノラマX線装置用マウ
スピースに歯列弓前歯部の形状に近似した曲線に沿って
延び,しかも少なくとも門歯および側切歯の一部を含む
幅を有するようにしたので,パノラマX線撮影にあた
り,患者の咬合位置のずれを確実に防止し,正確に位置
決めして撮影することができる。
スピースに歯列弓前歯部の形状に近似した曲線に沿って
延び,しかも少なくとも門歯および側切歯の一部を含む
幅を有するようにしたので,パノラマX線撮影にあた
り,患者の咬合位置のずれを確実に防止し,正確に位置
決めして撮影することができる。
また本考案によれば,前記マウスピースに位置決め用表
示部を設けるようにしたので,患者の正中線などの基準
となる部位を前記位置決め用表示部に正確に一致させる
ことができ,これによって位置決め精度を格段に向上す
ることができる。
示部を設けるようにしたので,患者の正中線などの基準
となる部位を前記位置決め用表示部に正確に一致させる
ことができ,これによって位置決め精度を格段に向上す
ることができる。
第1図は本考案の一実施例のパノラマX線装置用マウス
ピース1を示す斜視図,第2図は第1図の切断面線X−
Xから見た使用状態を説明するための断面図,第3図は
パノラマX線撮影用マウスピース1と歯列弓との配置関
係を示す図である。 [符号の説明] 1……パノラマX線装置用マウスピース 2……前端部 3……凹溝 4……位置決め線 5……垂直面 6……傾斜面 7……上顎 8……下顎 10a,10b……門歯 11a,11b……側切歯
ピース1を示す斜視図,第2図は第1図の切断面線X−
Xから見た使用状態を説明するための断面図,第3図は
パノラマX線撮影用マウスピース1と歯列弓との配置関
係を示す図である。 [符号の説明] 1……パノラマX線装置用マウスピース 2……前端部 3……凹溝 4……位置決め線 5……垂直面 6……傾斜面 7……上顎 8……下顎 10a,10b……門歯 11a,11b……側切歯
Claims (2)
- 【請求項1】略直方体状のマウスピースであって,少な
くとも門歯および側切歯の一部を含む幅を有し,この幅
方向に歯列弓前歯部の形状に近似した曲線に沿って延び
る凹溝を,上下面に厚み方向に対向して形成したことを
特徴とするパノラマX線装置用マウスピース。 - 【請求項2】前記マウスピースの少なくとも上面には,
前記幅方向中央位置に位置決め用表示部が設けられるこ
とを特徴とする請求項1に記載のパノラマX線装置用マ
ウスピース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091270U JPH0620490Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | パノラマx線装置用マウスピース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091270U JPH0620490Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | パノラマx線装置用マウスピース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0213515U JPH0213515U (ja) | 1990-01-29 |
| JPH0620490Y2 true JPH0620490Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31315751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988091270U Expired - Fee Related JPH0620490Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | パノラマx線装置用マウスピース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620490Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI126561B (fi) * | 2010-02-23 | 2017-02-15 | Planmeca Oy | Hammaslääketieteellisen röntgenlaitteiston potilastuki |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP1988091270U patent/JPH0620490Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0213515U (ja) | 1990-01-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |