JPH06206204A - 切断工具 - Google Patents
切断工具Info
- Publication number
- JPH06206204A JPH06206204A JP5013993A JP1399393A JPH06206204A JP H06206204 A JPH06206204 A JP H06206204A JP 5013993 A JP5013993 A JP 5013993A JP 1399393 A JP1399393 A JP 1399393A JP H06206204 A JPH06206204 A JP H06206204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cutting
- cut
- tool
- cutting tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/006—Oscillating saw blades
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の位置まで切り残しなく切断して奇麗に
切断する。 【構成】 揺動駆動される揺動アーム1に刃物2を取り
付ける。揺動アーム1にて刃物2を前後方向に揺動する
と共に刃物2を刃物2の長手方向に往復動させて被切断
物4の切断をするようにする。これにおいて、刃物2が
揺動範囲の前方端に位置する状態で被切断物4に沿わせ
るベース5に対して刃物2の長手方向が直交するように
揺動アーム1に刃物2を取り付ける。
切断する。 【構成】 揺動駆動される揺動アーム1に刃物2を取り
付ける。揺動アーム1にて刃物2を前後方向に揺動する
と共に刃物2を刃物2の長手方向に往復動させて被切断
物4の切断をするようにする。これにおいて、刃物2が
揺動範囲の前方端に位置する状態で被切断物4に沿わせ
るベース5に対して刃物2の長手方向が直交するように
揺動アーム1に刃物2を取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベニア板、石膏ボード
等を切断するのに用いる切断工具に関し、詳しくは刃物
を前後に揺動運動させると共に刃物の長手方向に往復動
させて切断する切断工具に関するものである。
等を切断するのに用いる切断工具に関し、詳しくは刃物
を前後に揺動運動させると共に刃物の長手方向に往復動
させて切断する切断工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の切断工具としては、例えば
図14に示すようなオービタル機能付きのジグソーがあ
る。これは、揺動駆動される揺動アーム1に刃物2を取
り付けてあり、刃物2を前後に揺動すると共に刃物2を
上下に往復駆動することにより被切断物4を切断するよ
うになっている。この刃物2は鋸刃状の切刃3を有する
ものであっても、カッターナイフのようなものであって
もよい。
図14に示すようなオービタル機能付きのジグソーがあ
る。これは、揺動駆動される揺動アーム1に刃物2を取
り付けてあり、刃物2を前後に揺動すると共に刃物2を
上下に往復駆動することにより被切断物4を切断するよ
うになっている。この刃物2は鋸刃状の切刃3を有する
ものであっても、カッターナイフのようなものであって
もよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
例にあっては、刃物2を前後に揺動させて刃物2が前方
端に位置した状態で刃物2が図14に示すように刃物2
の長手方向が被切断物4やベース5に対して直交する方
向に対して傾斜している。つまり、刃物2の上部程前方
に行くように傾斜している。このため切断した切断部に
切り残しaができ、この切り残しを切断しようとして本
来の切断すべき範囲より切り過ぎると、切断したとき奇
麗に開口が明かなかったり、被切断物に切り過ぎの跡を
残したりするという問題がある。
例にあっては、刃物2を前後に揺動させて刃物2が前方
端に位置した状態で刃物2が図14に示すように刃物2
の長手方向が被切断物4やベース5に対して直交する方
向に対して傾斜している。つまり、刃物2の上部程前方
に行くように傾斜している。このため切断した切断部に
切り残しaができ、この切り残しを切断しようとして本
来の切断すべき範囲より切り過ぎると、切断したとき奇
麗に開口が明かなかったり、被切断物に切り過ぎの跡を
残したりするという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは所定の位置まで
切り残しなく切断できて奇麗に切断できる切断工具を提
供するにある。
であって、本発明の目的とするところは所定の位置まで
切り残しなく切断できて奇麗に切断できる切断工具を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明切断工具は、揺動駆動される揺動アーム1に刃物
2を取り付け、揺動アーム1にて刃物2を前後方向に揺
動すると共に刃物2を刃物2の長手方向に往復動させて
被切断物4の切断を行う切断工具において、刃物2が揺
動範囲の前方端に位置する状態で被切断物4に沿わせる
ベース5に対して刃物2の長手方向が直交するように揺
動アーム1に刃物2を取り付けて成ることを特徴とす
る。
本発明切断工具は、揺動駆動される揺動アーム1に刃物
2を取り付け、揺動アーム1にて刃物2を前後方向に揺
動すると共に刃物2を刃物2の長手方向に往復動させて
被切断物4の切断を行う切断工具において、刃物2が揺
動範囲の前方端に位置する状態で被切断物4に沿わせる
ベース5に対して刃物2の長手方向が直交するように揺
動アーム1に刃物2を取り付けて成ることを特徴とす
る。
【0006】また刃物2は前方縁に鋸刃状の切刃3aを
備え、該切刃3aは刃物2がベース5に直交する時、ベ
ース5に対して下向きに傾斜している(負角の)掬い角
βを有することを特徴とすることも好ましい。さらに掬
い角βを0゜<β<−15゜にしたことを特徴とするこ
とも好ましい。
備え、該切刃3aは刃物2がベース5に直交する時、ベ
ース5に対して下向きに傾斜している(負角の)掬い角
βを有することを特徴とすることも好ましい。さらに掬
い角βを0゜<β<−15゜にしたことを特徴とするこ
とも好ましい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、刃物2を前後に揺動させる
と共に刃物2を刃物2の長手方向に往復動させて切断す
るとき、刃物2を前方端に切り進めた状態で刃物2がベ
ース5や被切断物4に対して直交し、刃物2で切断した
切断部に切り残しを生じることがなく(垂直な切断面と
なって切り残しを生じない)、切り過ぎを生じたりする
ことなく所定の位置まで正確に切断できると共に奇麗に
切断できる。
と共に刃物2を刃物2の長手方向に往復動させて切断す
るとき、刃物2を前方端に切り進めた状態で刃物2がベ
ース5や被切断物4に対して直交し、刃物2で切断した
切断部に切り残しを生じることがなく(垂直な切断面と
なって切り残しを生じない)、切り過ぎを生じたりする
ことなく所定の位置まで正確に切断できると共に奇麗に
切断できる。
【0008】また刃物2は前方縁に鋸刃状の切刃3aを
備え、該切刃3aは刃物がベース5に直交する時、ベー
ス5に対して下向きに傾斜している(負角の)掬い角β
を有するものにおいては、刃物2を刃物2の長手方向に
往復動させて切断するとき被切断物4を真上に引き上げ
る力が加わらず、被切断物4のばたつきをなくすことが
できる。
備え、該切刃3aは刃物がベース5に直交する時、ベー
ス5に対して下向きに傾斜している(負角の)掬い角β
を有するものにおいては、刃物2を刃物2の長手方向に
往復動させて切断するとき被切断物4を真上に引き上げ
る力が加わらず、被切断物4のばたつきをなくすことが
できる。
【0009】
【実施例】図5、図6に示すようにベース5が取り付け
られたハウジング6は、ベース5に対して傾斜している
グリップ部7と、ベース5と平行に延設されたモータ収
容部8を備えている。グリップ部7の端部には電池パッ
ク20が着脱自在に装着され、電源スイッチ(トリガー
スイッチ)9がグリップ部7とモータ収容部8との交点
に設けられている。
られたハウジング6は、ベース5に対して傾斜している
グリップ部7と、ベース5と平行に延設されたモータ収
容部8を備えている。グリップ部7の端部には電池パッ
ク20が着脱自在に装着され、電源スイッチ(トリガー
スイッチ)9がグリップ部7とモータ収容部8との交点
に設けられている。
【0010】ハウジング6の両側壁間には図7に示すよ
うに回転軸10を架設してあり、回転軸10の両端の軸
支部10a,10bをハウジング6に回転自在に軸支し
てある。この回転軸10には従動歯車11を一体に装着
してあり、モータ等の原動機に連結される駆動歯車12
を従動歯車11に歯合させてあり、駆動歯車12にて回
転軸10が回転駆動されるようになっている。この回転
軸10には回転軸10の軸芯に対して所定量偏芯した偏
芯カム13を設けてあり、揺動アーム1の基端に設けた
係合孔14に偏芯カム13を回転自在に係合してあり、
偏芯カム13にて揺動アーム1を駆動できるようになっ
ている。揺動アーム1の基端と先端との間の中間部には
上下に長い長孔15を設けてあり、揺動アーム1の先端
には刃物2を取り付けてある。揺動アーム1の長孔15
に対応する位置でハウジング6に揺動支点16が設けら
れ、揺動支点16が揺動アーム1の長孔15に挿通して
ある。刃物2は上下方向に長い矩形板状に形成され、上
下方向に多数の切刃3を鋸刃状に設けてある。本実施例
の場合切刃3は刃物2の進行方向である前側の縁の第1
の切刃3aと後側の縁の第2の切刃3bと下端の縁の第
3の切刃3cで構成されている。 この刃物2は揺動ア
ーム1の先端部と押さえ板17との間に挟持し、締め付
けねじ18を締結することにより取り付けてある。揺動
アーム1の先端部には薄板状の刃物2を収める刃物挿通
凹所23を凹設してあり、揺動アーム1の先端部には一
対のねじ孔24を穿孔してある。揺動アーム1に重ねて
取り付ける押さえ板17の両側ねじ孔24に対応する挿
通孔25を穿孔してあり、刃物挿通凹所23に刃物2を
挿通し、その上から揺動アーム1に押さえ板17を重
ね、締め付けねじ18を挿通孔25からねじ孔24に螺
合し、締め付けねじ18を締め付けることにより揺動ア
ーム1と押さえ板17との間に刃物2を挟持して取り付
けてある。刃物2には刃物2の長手方向に長孔26を穿
孔してあり、押さえ板17に設けたボス27を長孔26
に挿通して刃物2をガイドしてある。ボス27の先端は
揺動アーム1に設けた嵌合凹所28に嵌合してある。上
記揺動アーム1の先端はハウジング6より突出してお
り、刃物2をベース5のスリット19に挿通してあっ
て、刃物2をベース5の下面に突出させてある。
うに回転軸10を架設してあり、回転軸10の両端の軸
支部10a,10bをハウジング6に回転自在に軸支し
てある。この回転軸10には従動歯車11を一体に装着
してあり、モータ等の原動機に連結される駆動歯車12
を従動歯車11に歯合させてあり、駆動歯車12にて回
転軸10が回転駆動されるようになっている。この回転
軸10には回転軸10の軸芯に対して所定量偏芯した偏
芯カム13を設けてあり、揺動アーム1の基端に設けた
係合孔14に偏芯カム13を回転自在に係合してあり、
偏芯カム13にて揺動アーム1を駆動できるようになっ
ている。揺動アーム1の基端と先端との間の中間部には
上下に長い長孔15を設けてあり、揺動アーム1の先端
には刃物2を取り付けてある。揺動アーム1の長孔15
に対応する位置でハウジング6に揺動支点16が設けら
れ、揺動支点16が揺動アーム1の長孔15に挿通して
ある。刃物2は上下方向に長い矩形板状に形成され、上
下方向に多数の切刃3を鋸刃状に設けてある。本実施例
の場合切刃3は刃物2の進行方向である前側の縁の第1
の切刃3aと後側の縁の第2の切刃3bと下端の縁の第
3の切刃3cで構成されている。 この刃物2は揺動ア
ーム1の先端部と押さえ板17との間に挟持し、締め付
けねじ18を締結することにより取り付けてある。揺動
アーム1の先端部には薄板状の刃物2を収める刃物挿通
凹所23を凹設してあり、揺動アーム1の先端部には一
対のねじ孔24を穿孔してある。揺動アーム1に重ねて
取り付ける押さえ板17の両側ねじ孔24に対応する挿
通孔25を穿孔してあり、刃物挿通凹所23に刃物2を
挿通し、その上から揺動アーム1に押さえ板17を重
ね、締め付けねじ18を挿通孔25からねじ孔24に螺
合し、締め付けねじ18を締め付けることにより揺動ア
ーム1と押さえ板17との間に刃物2を挟持して取り付
けてある。刃物2には刃物2の長手方向に長孔26を穿
孔してあり、押さえ板17に設けたボス27を長孔26
に挿通して刃物2をガイドしてある。ボス27の先端は
揺動アーム1に設けた嵌合凹所28に嵌合してある。上
記揺動アーム1の先端はハウジング6より突出してお
り、刃物2をベース5のスリット19に挿通してあっ
て、刃物2をベース5の下面に突出させてある。
【0011】また揺動アーム1の先端に刃物2を取り付
けるとき、揺動アーム1にて刃物2が前後に揺動して刃
物2が前方端に位置した状態で刃物2の長手方向(上下
方向)がベース5に対して直交するように取り付けてあ
る。つまり刃物2のベース5に対する角度αが90゜に
なるように取り付けてある。ちなみに従来のαの角度は
α≠90゜で90゜以下の角度であった。また刃物2の
前側の第1の切刃3aの掬い角βは図3に示すように刃
物2が前方端に位置した状態でベース5と平行な水平面
に対して下向きに傾斜するように傾斜させてある。ちな
みに従来の掬い角βは水平であって角度は零であった。
また後側の切刃3bの掬い角γは水平面に対して上向き
に傾斜させてある。図4で30は切断作用部である。
けるとき、揺動アーム1にて刃物2が前後に揺動して刃
物2が前方端に位置した状態で刃物2の長手方向(上下
方向)がベース5に対して直交するように取り付けてあ
る。つまり刃物2のベース5に対する角度αが90゜に
なるように取り付けてある。ちなみに従来のαの角度は
α≠90゜で90゜以下の角度であった。また刃物2の
前側の第1の切刃3aの掬い角βは図3に示すように刃
物2が前方端に位置した状態でベース5と平行な水平面
に対して下向きに傾斜するように傾斜させてある。ちな
みに従来の掬い角βは水平であって角度は零であった。
また後側の切刃3bの掬い角γは水平面に対して上向き
に傾斜させてある。図4で30は切断作用部である。
【0012】しかして回転軸10を回転することによ
り、偏芯カム13にて揺動アーム1が揺動支点16を支
点として揺動運動するように駆動され、揺動アーム1と
一緒に刃物2が前後に揺動すると共に刃物2の長手方向
(上下方向)に往復動し(揺動+上下の往復動=オービ
タル運動)、刃物2で被切断物4が切断される。つま
り、図2の(a)(b)(c)(d)の順に揺動アーム
1と一緒に刃物2が動作して被切断物4が切断される。
このように刃物2が駆動されることにより、刃物2の刃
先は図8の矢印のように移動して前後に揺動すると共に
上下に往復動する。ここでXは上下動する量であり、Y
は前後に往復動する量である。また刃物2が上記のよう
に運動することにより被切断物4が切断されるが、図1
や図2の(b)のように刃物2が前方端に移動して状態
で(前方に切り込んだ状態で)刃物2が垂直になり、被
切断物4の切断面も垂直になり、被切断物4の切り残し
や切り過ぎを生じないで所定の位置まで正確に切断する
ことができる。また刃物2を上下に往復動させて被切断
物4を切断するとき、刃物2を上に引き上げるように駆
動しても掬い角βが下方に向いているので、図3の矢印
A方向に引き上げる力が加わり、被切断物4のばたつき
を防止でき、容易に切断作業を行うことが可能である。
従来は掬い角が零であるため被切断物4を真上に引き上
げる力が加わり、ばたつきが大きい。
り、偏芯カム13にて揺動アーム1が揺動支点16を支
点として揺動運動するように駆動され、揺動アーム1と
一緒に刃物2が前後に揺動すると共に刃物2の長手方向
(上下方向)に往復動し(揺動+上下の往復動=オービ
タル運動)、刃物2で被切断物4が切断される。つま
り、図2の(a)(b)(c)(d)の順に揺動アーム
1と一緒に刃物2が動作して被切断物4が切断される。
このように刃物2が駆動されることにより、刃物2の刃
先は図8の矢印のように移動して前後に揺動すると共に
上下に往復動する。ここでXは上下動する量であり、Y
は前後に往復動する量である。また刃物2が上記のよう
に運動することにより被切断物4が切断されるが、図1
や図2の(b)のように刃物2が前方端に移動して状態
で(前方に切り込んだ状態で)刃物2が垂直になり、被
切断物4の切断面も垂直になり、被切断物4の切り残し
や切り過ぎを生じないで所定の位置まで正確に切断する
ことができる。また刃物2を上下に往復動させて被切断
物4を切断するとき、刃物2を上に引き上げるように駆
動しても掬い角βが下方に向いているので、図3の矢印
A方向に引き上げる力が加わり、被切断物4のばたつき
を防止でき、容易に切断作業を行うことが可能である。
従来は掬い角が零であるため被切断物4を真上に引き上
げる力が加わり、ばたつきが大きい。
【0013】本発明における掬い角βとは刃物2が揺動
するとき前方端に位置する状態でベース5に対して直交
するときにおけるベース5を平行な水平面となす角であ
って、負角になっている。掬い角βは被切断物4に作用
するときの角度で、刃物2取り付け角、揺動角によって
変わる(刃物2単体で見たときの角度でない)。図9は
図1や図3等に示す石膏ボード用の刃物2の切刃3aの
各鋸刃の頂点の揺動軌跡を示している。この図9でdは
刃の移動方向、eは刃の初期当たり部、fは刃が抜ける
ポイントである。図10は掬い角βを変えて石膏ボード
とロックウール板の複合材の切削を行った結果である。
これで線イは切削スピードを示し、線ロは作業量を示
し、ハは振動である。作業量は電池パック20の1パッ
ク当たりで作業できる長さである。このように掬い角β
を負角にしたものでは石膏ボード、ロックウール板等の
切断においては、切断速度は負角にすることにより速く
なり、−11゜付近でピークとなっている。作業量は同
様に負角にすることによって増加し、−11゜付近でピ
ークとなっている。振動は負角にすることによって低減
し、−12゜付近で安定する。このことから、石膏ボー
ド等用の刃物2では掬い角βを0゜<β<−15゜の間
に設定すればよいことがわかる。
するとき前方端に位置する状態でベース5に対して直交
するときにおけるベース5を平行な水平面となす角であ
って、負角になっている。掬い角βは被切断物4に作用
するときの角度で、刃物2取り付け角、揺動角によって
変わる(刃物2単体で見たときの角度でない)。図9は
図1や図3等に示す石膏ボード用の刃物2の切刃3aの
各鋸刃の頂点の揺動軌跡を示している。この図9でdは
刃の移動方向、eは刃の初期当たり部、fは刃が抜ける
ポイントである。図10は掬い角βを変えて石膏ボード
とロックウール板の複合材の切削を行った結果である。
これで線イは切削スピードを示し、線ロは作業量を示
し、ハは振動である。作業量は電池パック20の1パッ
ク当たりで作業できる長さである。このように掬い角β
を負角にしたものでは石膏ボード、ロックウール板等の
切断においては、切断速度は負角にすることにより速く
なり、−11゜付近でピークとなっている。作業量は同
様に負角にすることによって増加し、−11゜付近でピ
ークとなっている。振動は負角にすることによって低減
し、−12゜付近で安定する。このことから、石膏ボー
ド等用の刃物2では掬い角βを0゜<β<−15゜の間
に設定すればよいことがわかる。
【0014】また図11は木工用の刃物2を示す。刃物
2の前側の縁と後側の縁に互いに逆向きに刃切りされた
鋸刃状の切刃3a,3bを備え、刃物2の先端には切刃
3aに連続するように切刃3cを設けてある。切刃3c
の後方には斜めに切り欠いた切欠部31が設けられてい
る。前側の切刃3a及び先端の切刃3cにはあさりを設
け、後側の切刃3bにはあさりを設けていない。切刃3
a,3b,3cの各鋸刃は図に示すように交互に逆向き
に傾斜している。図12は掬い角βを変えて合板の切断
を行った結果である。線イは切削スピードを示し、線ロ
は作業量を示し、ハは振動である。切削速度は負角側で
上昇しており、−8゜付近でピークとなっている。作業
量は負角側で上昇し、−6゜付近でピークとなってい
る。振動は変動が少ないが、−20゜付近で大きくなる
傾向にある。このことから、木工用の刃物2では掬い角
βを0゜<β<−15゜にすればよい(切断において重
要な要素である切断速度を重視した)。この結果、石膏
ボード等用も木工用も刃物2の切刃3aの掬い角βを0
゜<β<−15゜に設定するのが望ましい。
2の前側の縁と後側の縁に互いに逆向きに刃切りされた
鋸刃状の切刃3a,3bを備え、刃物2の先端には切刃
3aに連続するように切刃3cを設けてある。切刃3c
の後方には斜めに切り欠いた切欠部31が設けられてい
る。前側の切刃3a及び先端の切刃3cにはあさりを設
け、後側の切刃3bにはあさりを設けていない。切刃3
a,3b,3cの各鋸刃は図に示すように交互に逆向き
に傾斜している。図12は掬い角βを変えて合板の切断
を行った結果である。線イは切削スピードを示し、線ロ
は作業量を示し、ハは振動である。切削速度は負角側で
上昇しており、−8゜付近でピークとなっている。作業
量は負角側で上昇し、−6゜付近でピークとなってい
る。振動は変動が少ないが、−20゜付近で大きくなる
傾向にある。このことから、木工用の刃物2では掬い角
βを0゜<β<−15゜にすればよい(切断において重
要な要素である切断速度を重視した)。この結果、石膏
ボード等用も木工用も刃物2の切刃3aの掬い角βを0
゜<β<−15゜に設定するのが望ましい。
【0015】また図13は刃物2の他の実施例を示す。
刃物2に長手方向に沿って長孔26を形成し、揺動アー
ム1乃至押さえ板17に長孔26をガイドするボス27
を設け、長孔26をボス27に沿ってスライドさせるこ
とにより、刃物2の出代を調整できるようにしたものに
あっては、図13のように長孔26に沿って目盛32と
数値33を設けると、出代の調整が定規等で測定する必
要がなく、簡単に行えるようになる。出代を調整する時
は長孔26にボス27が通っているためスムーズに出代
を調整でき、刃物2がこじれて刃先を破損するおそれも
少ない。また、刃物2の長孔26にボス27が引っ掛か
っているため切断中に刃物2が抜けることなく安全であ
る。
刃物2に長手方向に沿って長孔26を形成し、揺動アー
ム1乃至押さえ板17に長孔26をガイドするボス27
を設け、長孔26をボス27に沿ってスライドさせるこ
とにより、刃物2の出代を調整できるようにしたものに
あっては、図13のように長孔26に沿って目盛32と
数値33を設けると、出代の調整が定規等で測定する必
要がなく、簡単に行えるようになる。出代を調整する時
は長孔26にボス27が通っているためスムーズに出代
を調整でき、刃物2がこじれて刃先を破損するおそれも
少ない。また、刃物2の長孔26にボス27が引っ掛か
っているため切断中に刃物2が抜けることなく安全であ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は叙述のように刃物が揺動範囲の
前方端に位置する状態で被切断物に沿わせるベースに対
して刃物の長手方向が直交するように揺動アームに刃物
を取り付けているので、刃物を前後に揺動させると共に
刃物を刃物の長手方向に往復動させて切断するとき、刃
物を前方端に切り進めた状態で刃物がベースや被切断物
に対して直交するもであって、刃物で切断した切断部に
切り残しを生じることがなく、切り過ぎを生じたりする
ことなく所定の位置まで正確に切断できると共に奇麗に
切断できるものである。
前方端に位置する状態で被切断物に沿わせるベースに対
して刃物の長手方向が直交するように揺動アームに刃物
を取り付けているので、刃物を前後に揺動させると共に
刃物を刃物の長手方向に往復動させて切断するとき、刃
物を前方端に切り進めた状態で刃物がベースや被切断物
に対して直交するもであって、刃物で切断した切断部に
切り残しを生じることがなく、切り過ぎを生じたりする
ことなく所定の位置まで正確に切断できると共に奇麗に
切断できるものである。
【0017】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、刃物は前方縁に鋸刃状の切刃を備え、該切刃は刃物
がベースに直交する時、ベースに対して下向きに傾斜し
ている(負角の)掬い角を有するので、刃物を刃物の長
手方向に往復動させて切断するとき被切断物を真上に引
き上げる力が加わらず、被切断物のばたつきをなくして
容易に切断作業ができるものである。
は、刃物は前方縁に鋸刃状の切刃を備え、該切刃は刃物
がベースに直交する時、ベースに対して下向きに傾斜し
ている(負角の)掬い角を有するので、刃物を刃物の長
手方向に往復動させて切断するとき被切断物を真上に引
き上げる力が加わらず、被切断物のばたつきをなくして
容易に切断作業ができるものである。
【図1】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図2】同上の要部の動作を説明する説明図である。
【図3】(a)は同上の切断状態を説明する拡大断面
図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(a)
のC−C線断面図である。
図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(a)
のC−C線断面図である。
【図4】(a)は図3(a)のE部拡大図、(b)は図
3(a)のF部拡大図である。
3(a)のF部拡大図である。
【図5】同上の全体の斜視図である。
【図6】同上の一部切欠正面図である。
【図7】同上の要部の分解斜視図である。
【図8】同上の刃先の動作を説明する説明図である。
【図9】同上の切刃の鋸刃の刃先の動きを説明する説明
図である。
図である。
【図10】同上の石膏ボード用の刃物の掬い角を変えた
ときの特性を示すグラフである。
ときの特性を示すグラフである。
【図11】同上の木工用の刃物で切断する状態の断面図
である。
である。
【図12】同上の木工用の刃物の掬い角を変えたときの
特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
【図13】同上の刃物の他の実施例の正面図である。
【図14】従来例の要部の断面図である。
1 揺動アーム 2 刃物 3a 切刃 4 被切断物 5 ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本郷 彰一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 揺動駆動される揺動アームに刃物を取り
付け、揺動アームにて刃物を前後方向に揺動すると共に
刃物を刃物の長手方向に往復動させて被切断物の切断を
行う切断工具において、刃物が揺動範囲の前方端に位置
する状態で被切断物に沿わせるベースに対して刃物の長
手方向が直交するように揺動アームに刃物を取り付けて
成ることを特徴とする切断工具。 - 【請求項2】 刃物は前方縁に鋸刃状の切刃を備え、該
切刃は刃物がベースに直交する時、ベースに対して下向
きに傾斜している(負角の)掬い角を有することを特徴
とする請求項1記載の切断工具。 - 【請求項3】 掬い角βを0゜<β<−15゜にしたこ
とを特徴とする請求項1記載の切断工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5013993A JPH06206204A (ja) | 1992-11-20 | 1993-01-29 | 切断工具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-311949 | 1992-11-20 | ||
| JP31194992 | 1992-11-20 | ||
| JP5013993A JPH06206204A (ja) | 1992-11-20 | 1993-01-29 | 切断工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06206204A true JPH06206204A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=26349858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5013993A Withdrawn JPH06206204A (ja) | 1992-11-20 | 1993-01-29 | 切断工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06206204A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017056690A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社マキタ | 切断工具 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5013993A patent/JPH06206204A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017056690A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 株式会社マキタ | 切断工具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |