JPH0620625B2 - 連続鋳造工程に於ける鋼スラブの温度調整方法 - Google Patents
連続鋳造工程に於ける鋼スラブの温度調整方法Info
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- JPH0620625B2 JPH0620625B2 JP20484985A JP20484985A JPH0620625B2 JP H0620625 B2 JPH0620625 B2 JP H0620625B2 JP 20484985 A JP20484985 A JP 20484985A JP 20484985 A JP20484985 A JP 20484985A JP H0620625 B2 JPH0620625 B2 JP H0620625B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は連続鋳造工程における鋼スラブの温度調整方
法に関し、特に、広範囲の各種引き抜き速度で連続鋳造
されたそれぞれの鋼スラブの連鋳機械端での温度を、所
望の直接圧延、直接加熱炉装入が可能な温度にする鋼ス
ラブの温度調整方法に関する。
法に関し、特に、広範囲の各種引き抜き速度で連続鋳造
されたそれぞれの鋼スラブの連鋳機械端での温度を、所
望の直接圧延、直接加熱炉装入が可能な温度にする鋼ス
ラブの温度調整方法に関する。
(従来の技術) 近年、省エネルギーの観点から、又は、冶金学的理由か
ら、連続鋳造(以下C.C.と呼ぶ)された高温鋼スラブ
を直接熱間圧延機で圧延する方法(CC−DR法と呼
ぶ)或は直接加熱炉へ装入する方法(CC−DHC法と
呼ぶ)が多数提案され、そして一部で実施されている。
ら、連続鋳造(以下C.C.と呼ぶ)された高温鋼スラブ
を直接熱間圧延機で圧延する方法(CC−DR法と呼
ぶ)或は直接加熱炉へ装入する方法(CC−DHC法と
呼ぶ)が多数提案され、そして一部で実施されている。
このCC−DR法、CC−DHC法が実施できるかどう
かは、C.C.装置の機端でスラブの全断面においてC
C−DR法、CC−DHC法の実施に必要な高温が確保
できるかどうかにかゝつている。高温の鋼スラブを得る
ためには、基本的には、特公昭49−6974号公報に
も示されている様に未凝固復熱が利用されている。
かは、C.C.装置の機端でスラブの全断面においてC
C−DR法、CC−DHC法の実施に必要な高温が確保
できるかどうかにかゝつている。高温の鋼スラブを得る
ためには、基本的には、特公昭49−6974号公報に
も示されている様に未凝固復熱が利用されている。
そして、未凝固復熱を行つて高温の鋼スラブを得る場合
に重要なことは、クレータエンド(完全凝固端)ができ
るだけC.C.装置の機端近くにあることである。
に重要なことは、クレータエンド(完全凝固端)ができ
るだけC.C.装置の機端近くにあることである。
このクレータエンドの位置は、C.C.装置の引抜き速度
によつて機長方向に異なり、引抜き速度が早い場合には
メニスカスから遠くなり、一方引抜き速度が遅い場合に
はメニスカスの方へ近ずき、引抜き速度によつて変動す
る。
によつて機長方向に異なり、引抜き速度が早い場合には
メニスカスから遠くなり、一方引抜き速度が遅い場合に
はメニスカスの方へ近ずき、引抜き速度によつて変動す
る。
そこで、未凝固復熱により高温の鋼スラブを得るための
C.C.装置の機長は、そのC.C.装置での最高引抜き速
度で鋳造した場合のクレータエンドの位置とほゞ同等位
置にC.C.装置の機端が位置する様に設計される。即
ち、一般に機端の直後にはスラブカツターが設けられ、
鋼スラブは所定長さに切断されるが、その際にクレータ
エンドが機端外に位置すると溶鋼が流出して極めて危険
であるからである。
C.C.装置の機長は、そのC.C.装置での最高引抜き速
度で鋳造した場合のクレータエンドの位置とほゞ同等位
置にC.C.装置の機端が位置する様に設計される。即
ち、一般に機端の直後にはスラブカツターが設けられ、
鋼スラブは所定長さに切断されるが、その際にクレータ
エンドが機端外に位置すると溶鋼が流出して極めて危険
であるからである。
(発明が解決しようとする問題点) C.C.装置においては、 鋼種によつて最適の引抜き速度(鋳造速度)が与え
られ、また、 前工程の事情により不可避的に引き抜き速度が変る
ことがある。
られ、また、 前工程の事情により不可避的に引き抜き速度が変る
ことがある。
等により引抜き速度が相当大巾に変動し、例えば、約
1.3m/分〜約2.2m/分の範囲で変動することは
稀れではない。
1.3m/分〜約2.2m/分の範囲で変動することは
稀れではない。
上記のように引抜き速度が変動するのであるから、上記
の如く最高の引抜き速度に合せて機長を設計したC.C.
装置の場合には、それよりも遅い引抜き速度では未凝固
復熱後のクレータエンドが機内に位置し、従つて、機端
の位置にある鋼スラブの温度は、クレータエンドの温度
よりも、引抜き速度の減少に比例して低下する。
の如く最高の引抜き速度に合せて機長を設計したC.C.
装置の場合には、それよりも遅い引抜き速度では未凝固
復熱後のクレータエンドが機内に位置し、従つて、機端
の位置にある鋼スラブの温度は、クレータエンドの温度
よりも、引抜き速度の減少に比例して低下する。
例えば、最高引抜き速度が約2.2m/分で、これに合
せて前記の如く機長を設計したC.C.装置の場合、引抜
き速度が最も遅い約1.3m/分のときには、機端から
約23m手前の位置にクレータエンドがあり、機端にあ
る鋼スラブの温度はクレータエンドにおける温度よりも
約180℃の低下が見られ、CC−DR法、CC−DH
C法の実施に必要な高温度を確保することが不可能であ
つた。
せて前記の如く機長を設計したC.C.装置の場合、引抜
き速度が最も遅い約1.3m/分のときには、機端から
約23m手前の位置にクレータエンドがあり、機端にあ
る鋼スラブの温度はクレータエンドにおける温度よりも
約180℃の低下が見られ、CC−DR法、CC−DH
C法の実施に必要な高温度を確保することが不可能であ
つた。
したがつて本発明の目的は、広範囲の各種引抜き速度で
鋳造されたそれぞれの鋼スラブのC.C.装置の機端での
温度をCC−DR法、CC−DHC法の実施が可能な高
温とする鋼スラブの温度調整方法を提供することにあ
る。
鋳造されたそれぞれの鋼スラブのC.C.装置の機端での
温度をCC−DR法、CC−DHC法の実施が可能な高
温とする鋼スラブの温度調整方法を提供することにあ
る。
又、本発明の目的は機端での鋼スラブの温度を細かく調
整制御でき、これにより鋼種に応じて冶金学的効果が適
切に得られる鋼スラブの温度調整方法を提供することで
ある。
整制御でき、これにより鋼種に応じて冶金学的効果が適
切に得られる鋼スラブの温度調整方法を提供することで
ある。
更に又、本発明の目的は、C.C.装置の機長を短縮しコ
ンパクトな経済的C.C.装置を使用した鋼スラブの温度
調整方法を提供することにある。
ンパクトな経済的C.C.装置を使用した鋼スラブの温度
調整方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明の温度調整方法
は、連続鋳造装置の水平部の未凝固復熱工程に、冷媒に
より直接に鋼スラブを冷却する鋼スラブの調整冷却装置
を設けると共に、連続鋳造装置の機長をその連続鋳造装
置での最高引抜き速度で鋳造して上記未凝固復熱工程で
復熱を行うと共に、鋼スラブの調整冷却を行つて鋼スラ
ブが所望の温度となる時点でのクレータエンド位置と略
々同等位置までの長さとし、未凝固復熱後のクレータエ
ンド位置が連続鋳造装置の機内となる引抜き速度の場合
には、未凝固復熱のみを行うか又はこれに調整冷却を併
用し、一方未凝固復熱後のクレータエンドの位置が連続
鋳造装置の機端外となる引抜き速度の場合には、未凝固
復熱に併用して調整冷却を行つて、クレータエンドを上
記機端とほぼ同位置若しくは機内とすることを特徴とす
る。
は、連続鋳造装置の水平部の未凝固復熱工程に、冷媒に
より直接に鋼スラブを冷却する鋼スラブの調整冷却装置
を設けると共に、連続鋳造装置の機長をその連続鋳造装
置での最高引抜き速度で鋳造して上記未凝固復熱工程で
復熱を行うと共に、鋼スラブの調整冷却を行つて鋼スラ
ブが所望の温度となる時点でのクレータエンド位置と略
々同等位置までの長さとし、未凝固復熱後のクレータエ
ンド位置が連続鋳造装置の機内となる引抜き速度の場合
には、未凝固復熱のみを行うか又はこれに調整冷却を併
用し、一方未凝固復熱後のクレータエンドの位置が連続
鋳造装置の機端外となる引抜き速度の場合には、未凝固
復熱に併用して調整冷却を行つて、クレータエンドを上
記機端とほぼ同位置若しくは機内とすることを特徴とす
る。
(作 用) 以下に本発明方法を実施するための低機高のC.C.装
置の一例を示す第1図により、本発明方法の作用の説明
をする。
置の一例を示す第1図により、本発明方法の作用の説明
をする。
図において1はモールド、2は1次及び2次冷却帯から
成る第1冷却ゾーンで(冷却装置は図示省略)この第1
冷却ゾーン2の2次冷却帯では、スラブのワレ防止のた
め緩冷却を行なう。3は水平部であり、かつ未凝固復熱
ゾーンでもある。4は本発明方法を実施するために、上
記未凝固復熱ゾーン3内の第1冷却ゾーン2寄りに設け
た調整冷却ゾーンで、冷却装置として鋼スラブSの上下
にそれぞれ気水冷却ができる冷却装置5を設けた。この
冷却装置5で冷却しないときには、調整冷却ゾーン4は
未凝固復熱ゾーン3として作用する。
成る第1冷却ゾーンで(冷却装置は図示省略)この第1
冷却ゾーン2の2次冷却帯では、スラブのワレ防止のた
め緩冷却を行なう。3は水平部であり、かつ未凝固復熱
ゾーンでもある。4は本発明方法を実施するために、上
記未凝固復熱ゾーン3内の第1冷却ゾーン2寄りに設け
た調整冷却ゾーンで、冷却装置として鋼スラブSの上下
にそれぞれ気水冷却ができる冷却装置5を設けた。この
冷却装置5で冷却しないときには、調整冷却ゾーン4は
未凝固復熱ゾーン3として作用する。
この調整冷却ゾーン4を水平部に設けたことによりスラ
ブの長手方向、巾方向で均一に冷却が行えるという特長
がある。尚、図中Eはクレータエンドを示している。
ブの長手方向、巾方向で均一に冷却が行えるという特長
がある。尚、図中Eはクレータエンドを示している。
6は冷却装置5が設けられていない未凝固復熱ゾーン3
の残り部分である。機外には、油圧シヤー7、端部熱補
償装置8が設けられ、直結して或いは接近した別ライン
に熱間圧延装置9が設けられている。
の残り部分である。機外には、油圧シヤー7、端部熱補
償装置8が設けられ、直結して或いは接近した別ライン
に熱間圧延装置9が設けられている。
本発明方法を実施するC.C.装置の機長10を、特許請
求の範囲に記載した如く、最大の引抜き速度で鋳造し、
そして最大未凝固復熱ゾーン3で復熱を図ると共に冷却
ゾーン4で所望のCC−DR又はCC−DHCに必要な
温度が得られる様に調整冷却し、かくして鋼スラブSに
形成されたクレータエンドEの位置とほゞ同じ位置まで
の長さとした。従つて上記のC.C.装置の機長10は、
調整冷却ゾーンを、具備しない従来のC.C.装置の機長
に比較して大巾に短縮されている。
求の範囲に記載した如く、最大の引抜き速度で鋳造し、
そして最大未凝固復熱ゾーン3で復熱を図ると共に冷却
ゾーン4で所望のCC−DR又はCC−DHCに必要な
温度が得られる様に調整冷却し、かくして鋼スラブSに
形成されたクレータエンドEの位置とほゞ同じ位置まで
の長さとした。従つて上記のC.C.装置の機長10は、
調整冷却ゾーンを、具備しない従来のC.C.装置の機長
に比較して大巾に短縮されている。
上記機長10のC.C.装置を用いるときには、引抜き速
度が低速であつて、調整冷却ゾーン4で冷却しないとき
には水平部の未凝固復熱ゾーン3で復熱処理してもクレ
ータエンドE′の位置は機端11より上流となることが
あるが、上述した如く本発明方法を実施するC.C.装置
の機長は、従来のC.C.装置の機長よりも短縮している
ので、当該クレータエンドE′の位置から機端11まで
の距離が短かく、それだけ温度低下は少なく機端の鋼ス
ラブの温度は高くなつている。
度が低速であつて、調整冷却ゾーン4で冷却しないとき
には水平部の未凝固復熱ゾーン3で復熱処理してもクレ
ータエンドE′の位置は機端11より上流となることが
あるが、上述した如く本発明方法を実施するC.C.装置
の機長は、従来のC.C.装置の機長よりも短縮している
ので、当該クレータエンドE′の位置から機端11まで
の距離が短かく、それだけ温度低下は少なく機端の鋼ス
ラブの温度は高くなつている。
一方、もし調整冷却ゾーン4で冷却しないとすると、ク
レータエンドの位置が機外となる引抜き速度の場合に
は、クレーターエンドの位置がほぼ機端11のところに
くるように調整冷却ゾーン4で制御冷却でき、これによ
つて機端11において鋼スラブの温度を所望の高温にな
し得る。この場合、機端11における鋼スラブの温度
は、調整冷却ゾーン4での冷却を細かくコントロールす
ることにより微妙にコントロールした温度となし得る。
レータエンドの位置が機外となる引抜き速度の場合に
は、クレーターエンドの位置がほぼ機端11のところに
くるように調整冷却ゾーン4で制御冷却でき、これによ
つて機端11において鋼スラブの温度を所望の高温にな
し得る。この場合、機端11における鋼スラブの温度
は、調整冷却ゾーン4での冷却を細かくコントロールす
ることにより微妙にコントロールした温度となし得る。
(実施例) (1) C.C.装置の形式…湾曲部3mRの湾曲式 (2) 引抜き速度の範囲…1.3〜2.2m/分 (3) スラブサイズ…250mm厚×1700mm巾 (4) 試験鋼種…低炭素アルミキルド鋼 上記の条件で、従来の機長のC.C.装置(従来例)と、
本発明方法の機長のC.C.装置(本発明例)とにより、
引抜き速度を0.1mづつ変えて引抜き、それぞれの速
度における機端での鋼スラブの断面平均温度を測定し
た。その結果を下表に示す。なお、本発明例では、引抜
き速度が1.8m/分以上においては調整冷却ゾーンで
冷却を行い、未凝固復熱を行った。また、引抜き速度が
1.7m/分以下においては調整冷却ゾーンで冷却を行
うことなく未凝固復熱を行い、更に、従来例では、全て
の引抜き速度において、水平部で未凝固復熱を行った。
本発明方法の機長のC.C.装置(本発明例)とにより、
引抜き速度を0.1mづつ変えて引抜き、それぞれの速
度における機端での鋼スラブの断面平均温度を測定し
た。その結果を下表に示す。なお、本発明例では、引抜
き速度が1.8m/分以上においては調整冷却ゾーンで
冷却を行い、未凝固復熱を行った。また、引抜き速度が
1.7m/分以下においては調整冷却ゾーンで冷却を行
うことなく未凝固復熱を行い、更に、従来例では、全て
の引抜き速度において、水平部で未凝固復熱を行った。
上表の従来例の機長53mは、2.2mで引抜いた場合
の未凝固復熱後のクレータエンド位置とほぼ同位置が機
端となるように設計された従来の機長、本発明の機長4
1mは、2.2mで引抜き、CC−DR法の実施が可能
な温度(例えば、約1190℃以上)が得られるように
未凝固復熱及び調整冷却を行った場合のクレータエンド
位置とほぼ同位置が機端となるように設計された本発明
の機長を示す。上表から次のことが判明する。
の未凝固復熱後のクレータエンド位置とほぼ同位置が機
端となるように設計された従来の機長、本発明の機長4
1mは、2.2mで引抜き、CC−DR法の実施が可能
な温度(例えば、約1190℃以上)が得られるように
未凝固復熱及び調整冷却を行った場合のクレータエンド
位置とほぼ同位置が機端となるように設計された本発明
の機長を示す。上表から次のことが判明する。
(1) 機長が従来例に比較して本発明例では12m短縮
されている。
されている。
(2) 上記の低炭素アルミキルド鋼の場合には、CC−
DR法の実施が可能な最低温度は機暖で約1190℃以
上が必要であるが、従来例では引抜き速度が1.6m/
分以下の場合にはその温度が確保されない。これに対し
て本発明例では全引抜き速度においてCC−DR法可能
温度が確保される。
DR法の実施が可能な最低温度は機暖で約1190℃以
上が必要であるが、従来例では引抜き速度が1.6m/
分以下の場合にはその温度が確保されない。これに対し
て本発明例では全引抜き速度においてCC−DR法可能
温度が確保される。
(3) 本発明例において、1.7m/分以下の引抜き速
度の場合に、調整冷却ゾーンにおいてきめ細かい調整冷
却を行うことにより、鋼スラブを加熱炉で加熱する場合
と同様の範囲に温度コントロールした鋼スラブを得るこ
とができる。
度の場合に、調整冷却ゾーンにおいてきめ細かい調整冷
却を行うことにより、鋼スラブを加熱炉で加熱する場合
と同様の範囲に温度コントロールした鋼スラブを得るこ
とができる。
尚、CC−DR法、CC−DHC法によつて冶金学的効
果により材質特性を高めること提案したものには、特公
昭56−21330号、特公昭56−24018号、特
公昭58−9812号、特公昭57−43130号、特
公昭59−37330号、特開昭59−219412号
等があり、本発明によれば、これらの提案の実施に好適
な温度のスラブを提供できる。
果により材質特性を高めること提案したものには、特公
昭56−21330号、特公昭56−24018号、特
公昭58−9812号、特公昭57−43130号、特
公昭59−37330号、特開昭59−219412号
等があり、本発明によれば、これらの提案の実施に好適
な温度のスラブを提供できる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、この発明によれば、この発明が規定
する条件で設計した機長であつて、水平部の未凝固復熱
ゾーンに調整冷却装置を設置したC.C.装置を用いて、
低引抜き速度サイドの引抜き速度のときには、調整冷却
を使用せず未凝固復熱のみとすることにより、クレータ
エンドは機端よりも上流にあるがクレータエンドと機端
の距離が従来のC.C.装置におけるときよりも短かくな
り、機端における鋼スラブは、尚高温に維持されている
という効果がある。また、高引抜き速度サイドの引抜き
では、調整冷却を細かくコントロールして使用すること
により、機端における鋼スラブ温度を所望高温とするこ
とができるという効果がある。従つてこの発明はCC−
DR法、CC−DHC法の実施に大きく貢献するもので
ある。
する条件で設計した機長であつて、水平部の未凝固復熱
ゾーンに調整冷却装置を設置したC.C.装置を用いて、
低引抜き速度サイドの引抜き速度のときには、調整冷却
を使用せず未凝固復熱のみとすることにより、クレータ
エンドは機端よりも上流にあるがクレータエンドと機端
の距離が従来のC.C.装置におけるときよりも短かくな
り、機端における鋼スラブは、尚高温に維持されている
という効果がある。また、高引抜き速度サイドの引抜き
では、調整冷却を細かくコントロールして使用すること
により、機端における鋼スラブ温度を所望高温とするこ
とができるという効果がある。従つてこの発明はCC−
DR法、CC−DHC法の実施に大きく貢献するもので
ある。
図面は本発明方法を実施するC.C.装置の1例の説明図
である。 3……未凝固復熱工程、4……調整冷却ゾーン、5……
冷却装置、10……機長、11……機端、S……鋼スラ
ブ、E……クレーターエンド。
である。 3……未凝固復熱工程、4……調整冷却ゾーン、5……
冷却装置、10……機長、11……機端、S……鋼スラ
ブ、E……クレーターエンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 朝昭 兵庫県姫路市広畑区富士町1 新日本製鐵 株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 野中 高四郎 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−168466(JP,A) 特開 昭60−54257(JP,A) 特開 昭57−139458(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】連続鋳造装置の水平部の未凝固復熱工程
に、冷媒により直接に鋼スラブを冷却する鋼スラブの調
整冷却装置を設けると共に、連続鋳造装置の機長をその
連続鋳造装置での最高引抜き速度で鋳造して上記未凝固
復熱工程で復熱を行うと共に鋼スラブの調整冷却を行っ
て鋼スラブが所望の温度となる時点でのクレータエンド
位置と略々同等位置までの長さとし、未凝固復熱後のク
レータエンド位置が連続鋳造装置の機内となる引抜き速
度の場合は、未凝固復熱のみを行うか又はこれに調整冷
却を併用し、一方未凝固復熱後のクレータエンド位置が
連続鋳造装置の機端外となる引抜き速度の場合は、未凝
固復熱に併用して調整冷却を行って、クレータエンドを
上記機端とほぼ同位置若しくは機内とすることを特徴と
する、連続鋳造工程に於ける鋼スラブの温度調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20484985A JPH0620625B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 連続鋳造工程に於ける鋼スラブの温度調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20484985A JPH0620625B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 連続鋳造工程に於ける鋼スラブの温度調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6264462A JPS6264462A (ja) | 1987-03-23 |
| JPH0620625B2 true JPH0620625B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=16497411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20484985A Expired - Lifetime JPH0620625B2 (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 連続鋳造工程に於ける鋼スラブの温度調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620625B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19529046A1 (de) * | 1995-07-31 | 1997-02-06 | Mannesmann Ag | Verfahren und Einrichtung zum Betreiben einer Stranggießanlage |
| JP5119483B2 (ja) * | 2009-02-17 | 2013-01-16 | 新日鐵住金株式会社 | 連続鋳造鋳片のガス切断方法 |
| WO2021006254A1 (ja) | 2019-07-11 | 2021-01-14 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造鋳片の2次冷却方法及び装置 |
| CN120895154B (zh) * | 2025-09-30 | 2026-01-13 | 南昌一众铝业有限公司 | 铝合金锭制备工艺参数动态优化方法及设备 |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP20484985A patent/JPH0620625B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6264462A (ja) | 1987-03-23 |
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