JPH06207345A - 複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法 - Google Patents
複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06207345A JPH06207345A JP23743393A JP23743393A JPH06207345A JP H06207345 A JPH06207345 A JP H06207345A JP 23743393 A JP23743393 A JP 23743393A JP 23743393 A JP23743393 A JP 23743393A JP H06207345 A JPH06207345 A JP H06207345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- dimensional
- woven fabric
- yarn
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 I型やT型の断面を有するビーム状複合材
料、または板状複合材料の強化用三次元織物において、
長手方向の必要な個所の強度増大による変形防止をはか
り、さらに、そのような三次元織物の簡単な製織方法を
得る。 【構成】 実質的にビーム状部材として形成され、その
長さ方向に伸び垂直な第1の面部材21と、該面部材に
直交し且つその長さ方向に伸びる第2の面部材22とを
備える。両面部材には少なくとも数層の平面状織物相当
の厚さをもたせる。これらの両面部材は糸条により一体
的に製織する。第1及び第2の面部材21,22は、糸
条を三次元織物20の長さ方向に対して±15〜60°
傾斜させて配向し、各糸条を織物表面で折り返すことに
より上記長さ方向に連続するものとして製織する。第2
の面部材22は、その全体または一部に、ビーム状をな
す三次元織物20の長さ方向に直線的に配向された芯糸
23を織り込む。
料、または板状複合材料の強化用三次元織物において、
長手方向の必要な個所の強度増大による変形防止をはか
り、さらに、そのような三次元織物の簡単な製織方法を
得る。 【構成】 実質的にビーム状部材として形成され、その
長さ方向に伸び垂直な第1の面部材21と、該面部材に
直交し且つその長さ方向に伸びる第2の面部材22とを
備える。両面部材には少なくとも数層の平面状織物相当
の厚さをもたせる。これらの両面部材は糸条により一体
的に製織する。第1及び第2の面部材21,22は、糸
条を三次元織物20の長さ方向に対して±15〜60°
傾斜させて配向し、各糸条を織物表面で折り返すことに
より上記長さ方向に連続するものとして製織する。第2
の面部材22は、その全体または一部に、ビーム状をな
す三次元織物20の長さ方向に直線的に配向された芯糸
23を織り込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、I型やT型の断面を有
するビーム状、あるいは上下面の面部材の間に間隔保持
用の面部材を挟んだ板状の複合材料を製造するために用
いる強化用の三次元織物及びそれらを製造するための方
法に関するものである。
するビーム状、あるいは上下面の面部材の間に間隔保持
用の面部材を挟んだ板状の複合材料を製造するために用
いる強化用の三次元織物及びそれらを製造するための方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、先に特開平2−3079
49号によってビーム状複合材料を製造するために用い
る強化用の三次元織物及びその製造方法を提案してい
る。この既提案の三次元織物は、従来の複合材料用の三
次元織物(例えば、特開昭62−117842号公報参
照)が基本的に平面状をなす織物の積層により形成され
ているのに対し、曲げ荷重が作用する場合の主応力の方
向またはそれに近い方向(±15〜60°)に糸条を配
向して、曲げ荷重に対する強度を有効に発揮するように
した点において有利なものである。しかしながら、上述
したような糸条の配向では、三次元織物の変形の許容度
が大きく、特にビーム状の複合材料の長手方向に外力が
作用する場合などに対処して、効果的に強度を補うと同
時に変形を防ぐことが望まれる。
49号によってビーム状複合材料を製造するために用い
る強化用の三次元織物及びその製造方法を提案してい
る。この既提案の三次元織物は、従来の複合材料用の三
次元織物(例えば、特開昭62−117842号公報参
照)が基本的に平面状をなす織物の積層により形成され
ているのに対し、曲げ荷重が作用する場合の主応力の方
向またはそれに近い方向(±15〜60°)に糸条を配
向して、曲げ荷重に対する強度を有効に発揮するように
した点において有利なものである。しかしながら、上述
したような糸条の配向では、三次元織物の変形の許容度
が大きく、特にビーム状の複合材料の長手方向に外力が
作用する場合などに対処して、効果的に強度を補うと同
時に変形を防ぐことが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、I型やT型の断面を有するビーム状複合材料、ある
いは板状の複合材料の強化用三次元織物において、長手
方向の必要な個所の強度を効果的に増大させて変形を防
ぐようにし、さらに、そのような三次元織物を簡単に製
織する方法を得ることにある。
は、I型やT型の断面を有するビーム状複合材料、ある
いは板状の複合材料の強化用三次元織物において、長手
方向の必要な個所の強度を効果的に増大させて変形を防
ぐようにし、さらに、そのような三次元織物を簡単に製
織する方法を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1の強化用三次元織物は、実質的にビーム
状をなす部材として形成され、そのビーム状部材の長さ
方向に伸びる垂直な第1の面部材と、その第1の面部材
に対して直交し且つ上記第1の面部材の長さ方向に伸び
る第2の面部材とを備え、両面部材には少なくとも数層
の平面状織物に相当する厚さをもたせ、これらの両面部
材を糸条により一体的に製織したビーム状の三次元織物
であって、上記三次元織物における第1及び第2の面部
材は、糸条を三次元織物の長さ方向に対して±15〜6
0°傾斜させて配向し、且つ各糸条を織物表面で折り返
すことにより上記長さ方向に連続するものとして製織
し、第2の面部材における全体または一部に、ビーム状
をなす三次元織物の長さ方向に直線的に配向された芯糸
を織り込んだことを特徴とするものである。
の本発明の第1の強化用三次元織物は、実質的にビーム
状をなす部材として形成され、そのビーム状部材の長さ
方向に伸びる垂直な第1の面部材と、その第1の面部材
に対して直交し且つ上記第1の面部材の長さ方向に伸び
る第2の面部材とを備え、両面部材には少なくとも数層
の平面状織物に相当する厚さをもたせ、これらの両面部
材を糸条により一体的に製織したビーム状の三次元織物
であって、上記三次元織物における第1及び第2の面部
材は、糸条を三次元織物の長さ方向に対して±15〜6
0°傾斜させて配向し、且つ各糸条を織物表面で折り返
すことにより上記長さ方向に連続するものとして製織
し、第2の面部材における全体または一部に、ビーム状
をなす三次元織物の長さ方向に直線的に配向された芯糸
を織り込んだことを特徴とするものである。
【0005】また、本発明の第2の強化用三次元織物
は、実質的に面状をなす板状部材として形成され、上下
面を形成する面部材と、それらの面部材に対して直交し
且つ上記両面部材間に挟まれる間隔保持用の面部材とを
備え、各面部材に少なくとも数層の平面状織物に相当す
る厚さをもたせ、これらの面部材を一体的に製織した板
状の三次元織物であって、上記三次元織物における各面
部材は、糸条を三次元織物の強度を必要とする長さ方向
に対して±15〜60°傾斜させて配向し、且つ各糸条
を織物表面で折り返すことにより上記長さ方向に連続す
るものとして製織し、上下面を形成する面部材の少なく
とも一方に、上記強度を必要とする方向に直線的に配向
された芯糸を織り込んだことを特徴とするものである。
は、実質的に面状をなす板状部材として形成され、上下
面を形成する面部材と、それらの面部材に対して直交し
且つ上記両面部材間に挟まれる間隔保持用の面部材とを
備え、各面部材に少なくとも数層の平面状織物に相当す
る厚さをもたせ、これらの面部材を一体的に製織した板
状の三次元織物であって、上記三次元織物における各面
部材は、糸条を三次元織物の強度を必要とする長さ方向
に対して±15〜60°傾斜させて配向し、且つ各糸条
を織物表面で折り返すことにより上記長さ方向に連続す
るものとして製織し、上下面を形成する面部材の少なく
とも一方に、上記強度を必要とする方向に直線的に配向
された芯糸を織り込んだことを特徴とするものである。
【0006】一方、これらの強化用三次元織物を製造す
るための本発明の方法は、隣接するロータとの間に糸条
キャリアを挟持する多数のロータを、互いに隣接させて
多数行多数列に配列し、隣接する各ロータの四周に設け
た凹部間に、三次元織物の製織形状に対応する糸条キャ
リアを挟持させ、隣接する一方のロータが回転する際に
他方のロータの凹部をガイドとして糸条キャリアを移動
させ、これを繰返すことにより、ビーム状あるいは板状
の三次元織物を製織するに際し、三次元織物の長さ方向
の強度を必要とする部分において上記ロータの中心部分
から該三次元織物の長さ方向に芯糸を導出し、さらに、
多数のロータのうち、上記行及び列内において互いに隣
接しないロータを一つの群として、全体を2群に分け、
一つの群のロータを非回転の固定ガイドとして他の群を
1方向に90°または180°回転させ、次いで、先に
回転させた1群のロータを固定ガイドとして他の群を上
記とは逆の方向に90°または180°回転させ、これ
を順次繰り返すことにより、糸条を±15〜60°傾斜
させ、且つ補強を必要とする部分に上記芯糸を挿通した
三次元織物を製織することを特徴とするものである。
るための本発明の方法は、隣接するロータとの間に糸条
キャリアを挟持する多数のロータを、互いに隣接させて
多数行多数列に配列し、隣接する各ロータの四周に設け
た凹部間に、三次元織物の製織形状に対応する糸条キャ
リアを挟持させ、隣接する一方のロータが回転する際に
他方のロータの凹部をガイドとして糸条キャリアを移動
させ、これを繰返すことにより、ビーム状あるいは板状
の三次元織物を製織するに際し、三次元織物の長さ方向
の強度を必要とする部分において上記ロータの中心部分
から該三次元織物の長さ方向に芯糸を導出し、さらに、
多数のロータのうち、上記行及び列内において互いに隣
接しないロータを一つの群として、全体を2群に分け、
一つの群のロータを非回転の固定ガイドとして他の群を
1方向に90°または180°回転させ、次いで、先に
回転させた1群のロータを固定ガイドとして他の群を上
記とは逆の方向に90°または180°回転させ、これ
を順次繰り返すことにより、糸条を±15〜60°傾斜
させ、且つ補強を必要とする部分に上記芯糸を挿通した
三次元織物を製織することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】一般的に、ビーム状材料等に曲げ荷重を作用さ
せた場合、例えば上下のフランジ部(第2の面部材)の
間をウエブ部(第1の面部材)で連結したIビームの場
合には、両フランジ部に圧縮または引張り応力が作用
し、ウエブ部には長さ方向に対して±15〜60°程度の方
向に主応力が作用する。このような問題を考慮し長手方
向に対して±15〜60°の方向に糸条を配向させた芯糸の
ない既提案の三次元4軸織物(前記特開平2−3079
49号)は、引張り、圧縮に対して柔軟な構造をもつ反
面、斜め方向のずれの力である剪断応力に対し伸縮が小
さい特徴をもっている。これに対し、芯糸を入れた三次
元織物は、芯糸方向の引張り、圧縮に対して伸びが少な
く、剪断応力に対しても強いという特徴がある。
せた場合、例えば上下のフランジ部(第2の面部材)の
間をウエブ部(第1の面部材)で連結したIビームの場
合には、両フランジ部に圧縮または引張り応力が作用
し、ウエブ部には長さ方向に対して±15〜60°程度の方
向に主応力が作用する。このような問題を考慮し長手方
向に対して±15〜60°の方向に糸条を配向させた芯糸の
ない既提案の三次元4軸織物(前記特開平2−3079
49号)は、引張り、圧縮に対して柔軟な構造をもつ反
面、斜め方向のずれの力である剪断応力に対し伸縮が小
さい特徴をもっている。これに対し、芯糸を入れた三次
元織物は、芯糸方向の引張り、圧縮に対して伸びが少な
く、剪断応力に対しても強いという特徴がある。
【0008】その引張り・圧縮に対する性質と剪断に対
する性質は、4軸方向の糸条と芯糸の割合、4軸方向の
糸条の配向角等の要因によって決定される。前述したよ
うに、ビーム状材料は一般的に曲げ応力を受ける材料と
して使用される場合が多く、そのフランジ部には主に引
張りまたは圧縮応力がかかり、ウエブの部分は剪断力が
作用するため、芯糸を通したフランジ部と芯糸のないウ
エブの構成が極めて効果的なものとなる。
する性質は、4軸方向の糸条と芯糸の割合、4軸方向の
糸条の配向角等の要因によって決定される。前述したよ
うに、ビーム状材料は一般的に曲げ応力を受ける材料と
して使用される場合が多く、そのフランジ部には主に引
張りまたは圧縮応力がかかり、ウエブの部分は剪断力が
作用するため、芯糸を通したフランジ部と芯糸のないウ
エブの構成が極めて効果的なものとなる。
【0009】また、上記三次元織物の製織に際しては、
一つの群のロータを固定ガイドとして他の群を1方向に
90°または180°回転させ、次いで、先に回転させ
た1群のロータを固定ガイドとして他の群を上記とは逆
の方向に90°または180°回転させ、これを順次繰
り返すが、その際に、上記ロータの中心部分から三次元
織物の長さ方向に芯糸を導出しておくだけの簡単な手段
で、補強を必要とする部分に上記芯糸を挿通した三次元
織物を製織することが可能である。この製織において
は、筬打ちの程度と製織した三次元織物の導出速度を調
整することにより、糸条の傾斜角度を調整することが可
能である。
一つの群のロータを固定ガイドとして他の群を1方向に
90°または180°回転させ、次いで、先に回転させ
た1群のロータを固定ガイドとして他の群を上記とは逆
の方向に90°または180°回転させ、これを順次繰
り返すが、その際に、上記ロータの中心部分から三次元
織物の長さ方向に芯糸を導出しておくだけの簡単な手段
で、補強を必要とする部分に上記芯糸を挿通した三次元
織物を製織することが可能である。この製織において
は、筬打ちの程度と製織した三次元織物の導出速度を調
整することにより、糸条の傾斜角度を調整することが可
能である。
【0010】
【実施例】図1の (A)〜(C) 及び図2は、本発明に係る
三次元織物の第1実施例の組織を説明するためのもので
ある。この三次元織物は、構造材として用いる断面T型
のビーム状複合材料の強化用として用いるもので、その
使用に際してはマトリックスにより各糸条間が結合され
る。上記三次元織物を構成するビーム状の部材1は、そ
の長さ方向に伸び、且つ通常のT型ビームの外力の作用
方向である垂直方向に向けて配置される第1の面部材1
aと、その面部材1aに対して直交し且つ上記第1の面
部材の長さ方向に伸びる第2の面部材1bとを備え、両
面部材1a,1bには少なくとも数層の平面状織物に相
当する厚さをもたせ、これらの両面部材1a,1bが一
体的に製織されている。なお、ここでは断面形状がT型
のものを示しているが、上記第1及び第2の面部材の単
数または複数を適宜連結したI型その他の断面形状に形
成することができる。
三次元織物の第1実施例の組織を説明するためのもので
ある。この三次元織物は、構造材として用いる断面T型
のビーム状複合材料の強化用として用いるもので、その
使用に際してはマトリックスにより各糸条間が結合され
る。上記三次元織物を構成するビーム状の部材1は、そ
の長さ方向に伸び、且つ通常のT型ビームの外力の作用
方向である垂直方向に向けて配置される第1の面部材1
aと、その面部材1aに対して直交し且つ上記第1の面
部材の長さ方向に伸びる第2の面部材1bとを備え、両
面部材1a,1bには少なくとも数層の平面状織物に相
当する厚さをもたせ、これらの両面部材1a,1bが一
体的に製織されている。なお、ここでは断面形状がT型
のものを示しているが、上記第1及び第2の面部材の単
数または複数を適宜連結したI型その他の断面形状に形
成することができる。
【0011】また、上記第2の面部材1bには、ビーム
状をなす三次元織物の長さ方向に直線的に配向された芯
糸3を織り込んでいる。この芯糸3は、強度を高め、外
力による部材の伸縮を抑制する必要がある部分に配向さ
せるもので、例えば、第2の面部材1bの全体または一
部に織り込むことができ、また三次元織物の断面形状が
I型の場合には、一方の第2の面部材1bのみに織り込
むこともできる。
状をなす三次元織物の長さ方向に直線的に配向された芯
糸3を織り込んでいる。この芯糸3は、強度を高め、外
力による部材の伸縮を抑制する必要がある部分に配向さ
せるもので、例えば、第2の面部材1bの全体または一
部に織り込むことができ、また三次元織物の断面形状が
I型の場合には、一方の第2の面部材1bのみに織り込
むこともできる。
【0012】図1 (A)〜(C) 及び図2においては、三次
元織物における糸条2a,2b及び芯糸3の織込み態様
を示しているが、理解を容易にするために、その一部の
糸条のみについて互いに直交する3方向から見た状態及
び斜視状態を示している(図2では芯糸を省略)。この
三次元織物を構成する多数の糸条2a,2a,・・及び
2b,2b,・・は、後述するような方法で、それぞれ
図示の糸条と実質的に同じような態様で織込まれ、それ
によって三次元織物が製織される。なお、図1(A)(C)及
び図2中に記入した丸付きの数字は、相互に対応位置で
あることを示している。
元織物における糸条2a,2b及び芯糸3の織込み態様
を示しているが、理解を容易にするために、その一部の
糸条のみについて互いに直交する3方向から見た状態及
び斜視状態を示している(図2では芯糸を省略)。この
三次元織物を構成する多数の糸条2a,2a,・・及び
2b,2b,・・は、後述するような方法で、それぞれ
図示の糸条と実質的に同じような態様で織込まれ、それ
によって三次元織物が製織される。なお、図1(A)(C)及
び図2中に記入した丸付きの数字は、相互に対応位置で
あることを示している。
【0013】三次元織物を構成するビーム状部材1内の
上記糸条2aは、第1の面部材1aにおいて垂直面内で
三次元織物の長さ方向に対して±15〜60°傾斜さ
せ、また第2の面部材1bにおける糸条2aも同程度に
傾斜させて配向し、一方、第1及び第2の面部材1a,
1bにおける糸条2bは、上記糸条2aの場合と同程度
ではあるが水平面内において傾斜させている。これらの
糸条2a,2bは、ビーム状部材1を構成する三次元織
物の表面で折り返すことにより、ビームの長さ方向に連
続するものとし、相互に製織したものである。
上記糸条2aは、第1の面部材1aにおいて垂直面内で
三次元織物の長さ方向に対して±15〜60°傾斜さ
せ、また第2の面部材1bにおける糸条2aも同程度に
傾斜させて配向し、一方、第1及び第2の面部材1a,
1bにおける糸条2bは、上記糸条2aの場合と同程度
ではあるが水平面内において傾斜させている。これらの
糸条2a,2bは、ビーム状部材1を構成する三次元織
物の表面で折り返すことにより、ビームの長さ方向に連
続するものとし、相互に製織したものである。
【0014】図3 (A)〜(C) 及び図4は、本発明に係る
三次元織物の第2実施例の組織を説明するためのもの
で、上記第1実施例の場合と同様に、三次元織物を構成
するビーム状の部材11は、第1の面部材11aと、そ
れに対して直交する第2の面部材11bとを備え、両面
部材11a,11bには少なくとも数層の平面状織物に
相当する厚さをもたせ、これらの両面部材11a,11
bが一体的に製織されている。また、上記第2の面部材
11bには、ビーム状をなす三次元織物の長さ方向に直
線的に配向された芯糸13を織り込んでいる。この芯糸
13は、第1実施例と同様に、第2の面部材11bの全
体または一部に織り込むことができる。
三次元織物の第2実施例の組織を説明するためのもの
で、上記第1実施例の場合と同様に、三次元織物を構成
するビーム状の部材11は、第1の面部材11aと、そ
れに対して直交する第2の面部材11bとを備え、両面
部材11a,11bには少なくとも数層の平面状織物に
相当する厚さをもたせ、これらの両面部材11a,11
bが一体的に製織されている。また、上記第2の面部材
11bには、ビーム状をなす三次元織物の長さ方向に直
線的に配向された芯糸13を織り込んでいる。この芯糸
13は、第1実施例と同様に、第2の面部材11bの全
体または一部に織り込むことができる。
【0015】図3 (A)〜(C) は上記図1 (A)〜(C) に対
応し、図4は上記図2に対応するもので、上記三次元織
物における単一の糸条12の織込み態様のみを示してい
る。この三次元織物を構成する他の糸条12,12,・
・は、それぞれ図示の糸条と実質的に同じような態様で
織込まれ、それによって三次元織物が製織される。この
第2実施例においてビーム状部材11を構成する各糸条
12,12,・・は、第1の面部材11aを構成する面
内において、三次元織物の長さ方向に対して±15〜6
0°傾斜させ、且つ第2の面部材11bを構成する面内
においても同程度に傾斜させて配向し、これらの糸条1
2,12,・・はビーム状部材11の表面で折り返すこ
とにより、ビームの長さ方向に連続するものとして、相
互に製織している。
応し、図4は上記図2に対応するもので、上記三次元織
物における単一の糸条12の織込み態様のみを示してい
る。この三次元織物を構成する他の糸条12,12,・
・は、それぞれ図示の糸条と実質的に同じような態様で
織込まれ、それによって三次元織物が製織される。この
第2実施例においてビーム状部材11を構成する各糸条
12,12,・・は、第1の面部材11aを構成する面
内において、三次元織物の長さ方向に対して±15〜6
0°傾斜させ、且つ第2の面部材11bを構成する面内
においても同程度に傾斜させて配向し、これらの糸条1
2,12,・・はビーム状部材11の表面で折り返すこ
とにより、ビームの長さ方向に連続するものとして、相
互に製織している。
【0016】ビーム状の部材では、曲げ荷重が作用した
場合、上述した第1の面部材1a,11aにおいて、ビ
ームの長さ方向に対し±45°を中心として±15〜6
0°程度の方向に主応力が作用するが、上記第1及び第
2実施例の三次元織物の第1の面部材においては、糸条
2a,12をできるだけ±45°の方向またはそれに近
い方向に傾斜させ、しかも各糸条2a,2b,12を織
物表面で折り返し、それらをビームの長さ方向に連続さ
せているので、各糸条がビーム状複合材料の強度を高め
るために有効に作用する。しかも、第2の面部材1b,
11bにおける全体または一部には、三次元織物の長さ
方向に直線的に配向された芯糸3,13を織り込んでい
るので、その部分での伸縮が拘束される。なお、上記糸
条2a,2b,12の傾斜角度は、後述する三次元織物
の製織において、筬打ちの程度と巻取速度を調整するこ
とにより、容易に調整することが可能である。
場合、上述した第1の面部材1a,11aにおいて、ビ
ームの長さ方向に対し±45°を中心として±15〜6
0°程度の方向に主応力が作用するが、上記第1及び第
2実施例の三次元織物の第1の面部材においては、糸条
2a,12をできるだけ±45°の方向またはそれに近
い方向に傾斜させ、しかも各糸条2a,2b,12を織
物表面で折り返し、それらをビームの長さ方向に連続さ
せているので、各糸条がビーム状複合材料の強度を高め
るために有効に作用する。しかも、第2の面部材1b,
11bにおける全体または一部には、三次元織物の長さ
方向に直線的に配向された芯糸3,13を織り込んでい
るので、その部分での伸縮が拘束される。なお、上記糸
条2a,2b,12の傾斜角度は、後述する三次元織物
の製織において、筬打ちの程度と巻取速度を調整するこ
とにより、容易に調整することが可能である。
【0017】図5及び図6は、図3 (A)〜(C) 及び図4
によって説明した組織を有し、断面I型に形成したビー
ム状三次元織物20の外観における糸条の配向を例示し
たものである。図5の例では、垂直な第1の面部材21
の上下に連接した第2の面部材22,22にそれぞれ芯
糸23を低密度で織り込んでいるが、これをさらに高密
度に織り込むこともでき、このような構成は、上下の第
2の面部材22,22の変形を芯糸23により拘束する
ので、湾曲を望まない部分での使用に有利である。ま
た、図6の例では、第1の面部材26に連なる一方の第
2の面部材27aのみに高密度で芯糸28を織り込んだ
場合を示しているが、このような三次元織物25は、芯
糸28を織り込んでいない第2面部材27bを他の適宜
部材に接合してその補強に利用することができ、この場
合に、その接合すべき第2の面部材27bに芯糸28が
ないため、それ自体の変形が容易であるばかりでなく、
予め補強対象物の形状に合せて不等断面に製織すること
もできるので、第2の面部材27bを容易に補強対象物
形状に適合させることができる。
によって説明した組織を有し、断面I型に形成したビー
ム状三次元織物20の外観における糸条の配向を例示し
たものである。図5の例では、垂直な第1の面部材21
の上下に連接した第2の面部材22,22にそれぞれ芯
糸23を低密度で織り込んでいるが、これをさらに高密
度に織り込むこともでき、このような構成は、上下の第
2の面部材22,22の変形を芯糸23により拘束する
ので、湾曲を望まない部分での使用に有利である。ま
た、図6の例では、第1の面部材26に連なる一方の第
2の面部材27aのみに高密度で芯糸28を織り込んだ
場合を示しているが、このような三次元織物25は、芯
糸28を織り込んでいない第2面部材27bを他の適宜
部材に接合してその補強に利用することができ、この場
合に、その接合すべき第2の面部材27bに芯糸28が
ないため、それ自体の変形が容易であるばかりでなく、
予め補強対象物の形状に合せて不等断面に製織すること
もできるので、第2の面部材27bを容易に補強対象物
形状に適合させることができる。
【0018】次に、図7ないし図9に基づいて、上記ビ
ーム状三次元織物を製織する方法について説明する。上
述したビーム状三次元織物を製織するに際しては、図7
に示すような製織装置が用いられる。この製織装置は、
キャリア軌道面に沿って多数配列したキャリア駆動ユニ
ット31によって、図示しないボビンを支承する糸条キ
ャリア32に所要の軌跡を走行するように運動を与え、
それらのボビンから解舒した糸条33を製織するもので
ある。
ーム状三次元織物を製織する方法について説明する。上
述したビーム状三次元織物を製織するに際しては、図7
に示すような製織装置が用いられる。この製織装置は、
キャリア軌道面に沿って多数配列したキャリア駆動ユニ
ット31によって、図示しないボビンを支承する糸条キ
ャリア32に所要の軌跡を走行するように運動を与え、
それらのボビンから解舒した糸条33を製織するもので
ある。
【0019】キャリア駆動ユニット31は、図8に示す
ようなロータ34を備えている。このロータ34は、隣
接するロータとの間に糸条キャリア32を挟持するもの
で、その四周に糸条キャリア32を挟持するための凹部
35を凹設し、これらの凹部35の内側面を、隣接する
ロータの回転軸を中心とする円弧状とし、互いに隣接す
る二つのロータ34,34の一方が回転するときに、他
方のロータの凹部35を糸条キャリア32のガイドとし
て機能させるようにして、各ロータ34を互いに密に隣
接させ、それを糸条キャリア32の移動域に複数行、複
数列に配列させている。また、各ロータ34の中心の回
転軸36には、その中心を貫通する芯糸挿通孔37を設
け、この挿通孔37を通して三次元織物の補強を必要と
する部分に芯糸28を導出するようにしている。上記芯
糸28は、例えばロータの中心にボビン等を配設して、
そこから導出することもでき、さらにロータの中心に張
力付与装置を介して取付けるようにしてもよい。なお、
図7において、39は糸条キャリア32の移動域の周囲
に囲設した固定ガイドを示している。
ようなロータ34を備えている。このロータ34は、隣
接するロータとの間に糸条キャリア32を挟持するもの
で、その四周に糸条キャリア32を挟持するための凹部
35を凹設し、これらの凹部35の内側面を、隣接する
ロータの回転軸を中心とする円弧状とし、互いに隣接す
る二つのロータ34,34の一方が回転するときに、他
方のロータの凹部35を糸条キャリア32のガイドとし
て機能させるようにして、各ロータ34を互いに密に隣
接させ、それを糸条キャリア32の移動域に複数行、複
数列に配列させている。また、各ロータ34の中心の回
転軸36には、その中心を貫通する芯糸挿通孔37を設
け、この挿通孔37を通して三次元織物の補強を必要と
する部分に芯糸28を導出するようにしている。上記芯
糸28は、例えばロータの中心にボビン等を配設して、
そこから導出することもでき、さらにロータの中心に張
力付与装置を介して取付けるようにしてもよい。なお、
図7において、39は糸条キャリア32の移動域の周囲
に囲設した固定ガイドを示している。
【0020】一方、それらのロータ34間に挟持される
糸条キャリア32は、隣接する一対のロータ34の凹部
35に適合する二つの円筒面41,41で形成された保
持部40を備え、それにボビンの支持軸42を立設した
ものである。上述したロータ34を備えた多数のキャリ
ア駆動ユニット31によって糸条キャリア32を駆動す
るに際し、上記糸条キャリア32は、図7に示すよう
に、その移動域において、ビーム状の三次元織物25の
第1の面部材26と第2の面部材27a,27bとを一
体化した断面形状に適合させて配列させる。なお、図7
では、図6に示すような断面形状のビーム状三次元織物
25を製織する場合を例示している。
糸条キャリア32は、隣接する一対のロータ34の凹部
35に適合する二つの円筒面41,41で形成された保
持部40を備え、それにボビンの支持軸42を立設した
ものである。上述したロータ34を備えた多数のキャリ
ア駆動ユニット31によって糸条キャリア32を駆動す
るに際し、上記糸条キャリア32は、図7に示すよう
に、その移動域において、ビーム状の三次元織物25の
第1の面部材26と第2の面部材27a,27bとを一
体化した断面形状に適合させて配列させる。なお、図7
では、図6に示すような断面形状のビーム状三次元織物
25を製織する場合を例示している。
【0021】製織に際しては、ロータ配列の行及び列内
において、互いに隣接しないロータ34を一つの群とし
て、全体を2群に分け、各群ごとのロータを一斉に駆動
するため、その駆動に必要な図示しない駆動手段が設け
られる。図9においては、斜線を付したロータとそれを
付していないロータによって、二つの群を区別して示し
ている。これらの両群の駆動手段は、各群のロータ34
にそれぞれ同一方向の90°または180°の間欠的な
回転駆動を与え、且つ両群の駆動手段を少なくとも互い
に逆方向に回転駆動可能なものである。以下の説明で
は、図9中において斜線を付したロータを時計方向に9
0°または180°の間欠回転を行うロータ(これらの
ロータ群を以下第1群と呼ぶ。)とし、斜線のないロー
タを、反時計方向に90°または180°の間欠回転を
行うロータ(これらのロータ群を以下第2群と呼ぶ。)
とする。
において、互いに隣接しないロータ34を一つの群とし
て、全体を2群に分け、各群ごとのロータを一斉に駆動
するため、その駆動に必要な図示しない駆動手段が設け
られる。図9においては、斜線を付したロータとそれを
付していないロータによって、二つの群を区別して示し
ている。これらの両群の駆動手段は、各群のロータ34
にそれぞれ同一方向の90°または180°の間欠的な
回転駆動を与え、且つ両群の駆動手段を少なくとも互い
に逆方向に回転駆動可能なものである。以下の説明で
は、図9中において斜線を付したロータを時計方向に9
0°または180°の間欠回転を行うロータ(これらの
ロータ群を以下第1群と呼ぶ。)とし、斜線のないロー
タを、反時計方向に90°または180°の間欠回転を
行うロータ(これらのロータ群を以下第2群と呼ぶ。)
とする。
【0022】製織は、一つの群のロータ34を非回転の
固定ガイドとして、他の群を1方向に90°または18
0°回転させ、次いで、先に回転させた1群のロータを
固定ガイドとして他の群を上記とは逆の方向に90°ま
たは180°回転させ、これを順次繰り返すことによっ
て行うものであり、図9においては、第1群と第2群の
ロータが交互に回転駆動される。この製織時における糸
条キャリアの動きを観察すると、90°及び180°の
いずれの場合も、糸条キャリア32の配列範囲内で、比
較的単純な規則性の下で糸条キャリアが走行し、例え
ば、図7に示すようなロータ配列によって第1群及び第
2群のロータを正逆に90°回転させた場合、図5に示
すような外観の三次元織物20を得ることができ、この
場合には図3 (A)〜(C) 及び図4によって説明したよう
な組織になる。
固定ガイドとして、他の群を1方向に90°または18
0°回転させ、次いで、先に回転させた1群のロータを
固定ガイドとして他の群を上記とは逆の方向に90°ま
たは180°回転させ、これを順次繰り返すことによっ
て行うものであり、図9においては、第1群と第2群の
ロータが交互に回転駆動される。この製織時における糸
条キャリアの動きを観察すると、90°及び180°の
いずれの場合も、糸条キャリア32の配列範囲内で、比
較的単純な規則性の下で糸条キャリアが走行し、例え
ば、図7に示すようなロータ配列によって第1群及び第
2群のロータを正逆に90°回転させた場合、図5に示
すような外観の三次元織物20を得ることができ、この
場合には図3 (A)〜(C) 及び図4によって説明したよう
な組織になる。
【0023】一方、第1群及び第2群のロータをそれぞ
れ180°回転させた場合には、図1の (A)〜(C) 及び
図2によって説明したような組織になる。これらの製織
においては、必要に応じて筬打ちを行うことができ、こ
の筬打ちの程度と製織した三次元織物の巻取速度を調整
することにより、前述した三次元織物における各糸条2
a,2b,12の傾斜角度を任意に調整することが可能
である。
れ180°回転させた場合には、図1の (A)〜(C) 及び
図2によって説明したような組織になる。これらの製織
においては、必要に応じて筬打ちを行うことができ、こ
の筬打ちの程度と製織した三次元織物の巻取速度を調整
することにより、前述した三次元織物における各糸条2
a,2b,12の傾斜角度を任意に調整することが可能
である。
【0024】図10は、上述した方法によって製織した
板状の三次元織物50の構成を示している。この三次元
織物50は、実質的に面状をなす板状部材として形成さ
れ、上下面を形成する面部材51,51と、それらの面
部材51,51に対して直交し、且つ上記両面部材5
1,51間に挟まれる蜂の巣状の間隔保持用面部材52
とを備え、各面部材に少なくとも数層の平面状織物に相
当する厚さをもたせ、これらの面部材を一体的に製織し
ている。
板状の三次元織物50の構成を示している。この三次元
織物50は、実質的に面状をなす板状部材として形成さ
れ、上下面を形成する面部材51,51と、それらの面
部材51,51に対して直交し、且つ上記両面部材5
1,51間に挟まれる蜂の巣状の間隔保持用面部材52
とを備え、各面部材に少なくとも数層の平面状織物に相
当する厚さをもたせ、これらの面部材を一体的に製織し
ている。
【0025】この三次元織物50における各面部材5
1,52は、図1ないし図4において説明したように、
板状をなす三次元織物50の面内において三次元織物の
長さ方向に対して±15〜60°傾斜させて配向した糸
条によって製織し、且つ上下面を形成する面部材51,
51における変形をおさえたい長さ方向に、直線的に配
向された芯糸53を織り込んでいる。このような三次元
織物は、図7に示すような製織装置において、間隔保持
用の面部材52の製織域を複数設けると同時にそれらを
製織の進行に伴って横移動させることによって得ること
ができる。
1,52は、図1ないし図4において説明したように、
板状をなす三次元織物50の面内において三次元織物の
長さ方向に対して±15〜60°傾斜させて配向した糸
条によって製織し、且つ上下面を形成する面部材51,
51における変形をおさえたい長さ方向に、直線的に配
向された芯糸53を織り込んでいる。このような三次元
織物は、図7に示すような製織装置において、間隔保持
用の面部材52の製織域を複数設けると同時にそれらを
製織の進行に伴って横移動させることによって得ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、I型や
T型の断面を有するビーム状複合材料あるいは板状の複
合材料の強化用三次元織物において、長手方向の必要な
個所の強度を効果的に増大させてその部分の伸縮・変形
を防ぐようにし、さらに、そのような三次元織物を簡単
に製織する方法を得ることができる。
T型の断面を有するビーム状複合材料あるいは板状の複
合材料の強化用三次元織物において、長手方向の必要な
個所の強度を効果的に増大させてその部分の伸縮・変形
を防ぐようにし、さらに、そのような三次元織物を簡単
に製織する方法を得ることができる。
【図1】(A)〜(C) は、本発明に係るビーム状複合材料
のための三次元織物の第1実施例の組織を互いに直交す
る3方向から見た状態において示す説明図である。
のための三次元織物の第1実施例の組織を互いに直交す
る3方向から見た状態において示す説明図である。
【図2】同組織を斜視状態において示す説明図である。
【図3】(A)〜(C) は同第2実施例の組織を互いに直交
する3方向から見た状態において示す説明図である。
する3方向から見た状態において示す説明図である。
【図4】同組織を斜視状態において示す説明図である。
【図5】上記第2実施例の組織を有し、断面I型に形成
したビーム状三次元織物の異種実施例の外観を示す斜視
図である。
したビーム状三次元織物の異種実施例の外観を示す斜視
図である。
【図6】上記第2実施例の組織を有し、断面I型に形成
したビーム状三次元織物の他の異種実施例の外観を示す
斜視図である。
したビーム状三次元織物の他の異種実施例の外観を示す
斜視図である。
【図7】上記ビーム状三次元織物の製織状態を示す斜視
図である。
図である。
【図8】そのキャリア駆動機構の詳細を示す要部斜視図
である。
である。
【図9】ロータの回転駆動の態様に関する説明図であ
る。
る。
【図10】板状の三次元織物の一部破断斜視図である。
1,11 ビーム状部材、 1a,11a,21,26 第1の面部材、 1b,11b,22,27a,27b 第2の面部
材、 2a,2b,12,33 糸条、 3,13,23,28,53 芯糸、 20,25,50 三次元織物、 32 糸条キャリア、 34 ロータ、 35 凹部、 51 上下の面部材、 52 間隔保持用面部材。
材、 2a,2b,12,33 糸条、 3,13,23,28,53 芯糸、 20,25,50 三次元織物、 32 糸条キャリア、 34 ロータ、 35 凹部、 51 上下の面部材、 52 間隔保持用面部材。
フロントページの続き (72)発明者 福 多 健 二 茨城県つくば市千現二丁目1番地6 株式 会社スリーデイコンポリサーチ内
Claims (3)
- 【請求項1】実質的にビーム状をなす部材として形成さ
れ、そのビーム状部材の長さ方向に伸びる垂直な第1の
面部材と、その第1の面部材に対して直交し且つ上記第
1の面部材の長さ方向に伸びる第2の面部材とを備え、
両面部材には少なくとも数層の平面状織物に相当する厚
さをもたせ、これらの両面部材を糸条により一体的に製
織したビーム状の三次元織物であって、 上記三次元織物における第1及び第2の面部材は、糸条
を三次元織物の長さ方向に対して±15〜60°傾斜さ
せて配向し、且つ各糸条を織物表面で折り返すことによ
り上記長さ方向に連続するものとして製織し、 第2の面部材における全体または一部に、ビーム状をな
す三次元織物の長さ方向に直線的に配向された芯糸を織
り込んだ、ことを特徴とする複合材料のための強化用三
次元織物。 - 【請求項2】実質的に面状をなす板状部材として形成さ
れ、上下面を形成する面部材と、それらの面部材に対し
て直交し且つ上記両面部材間に挟まれる間隔保持用の面
部材とを備え、各面部材に少なくとも数層の平面状織物
に相当する厚さをもたせ、これらの面部材を一体的に製
織した板状の三次元織物であって、 上記三次元織物における各面部材は、糸条を三次元織物
の強度を必要とする長さ方向に対して±15〜60°傾
斜させて配向し、且つ各糸条を織物表面で折り返すこと
により上記長さ方向に連続するものとして製織し、 上下面を形成する面部材の少なくとも一方に、上記強度
を必要とする方向に直線的に配向された芯糸を織り込ん
だ、ことを特徴とする複合材料のための強化用三次元織
物。 - 【請求項3】隣接するロータとの間に糸条キャリアを挟
持する多数のロータを、互いに隣接させて多数行多数列
に配列し、隣接する各ロータの四周に設けた凹部間に、
三次元織物の製織形状に対応する糸条キャリアを挟持さ
せ、隣接する一方のロータが回転する際に他方のロータ
の凹部をガイドとして糸条キャリアを移動させ、これを
繰返すことにより、ビーム状あるいは板状の三次元織物
を製織するに際し、 三次元織物の長さ方向の強度を必要とする部分において
上記ロータの中心部分から該三次元織物の長さ方向に芯
糸を導出し、 さらに、多数のロータのうち、上記行及び列内において
互いに隣接しないロータを一つの群として、全体を2群
に分け、 一つの群のロータを非回転の固定ガイドとして他の群を
1方向に90°または180°回転させ、次いで、先に
回転させた1群のロータを固定ガイドとして他の群を上
記とは逆の方向に90°または180°回転させ、 これを順次繰り返すことにより、糸条を±15〜60°
傾斜させ、且つ補強を必要とする部分に上記芯糸を挿通
した三次元織物を製織する、ことを特徴とする複合材料
のための強化用三次元織物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23743393A JP2576023B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23743393A JP2576023B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2086087A Division JPH0627395B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 複合材料のための強化用三次元ベルト状織物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06207345A true JPH06207345A (ja) | 1994-07-26 |
| JP2576023B2 JP2576023B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=17015291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23743393A Expired - Lifetime JP2576023B2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576023B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100350088C (zh) * | 2006-04-04 | 2007-11-21 | 天津工业大学 | 一种多向预成型制件的三维整体编织方法及其辅助工装 |
| CN102634928A (zh) * | 2012-05-15 | 2012-08-15 | 宜兴市华恒高性能纤维织造有限公司 | 整体三维多向结构平顶预制体的制备方法 |
| CN108391424A (zh) * | 2015-10-06 | 2018-08-10 | 三菱重工业株式会社 | 复合材料的成型方法及复合材料 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP23743393A patent/JP2576023B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100350088C (zh) * | 2006-04-04 | 2007-11-21 | 天津工业大学 | 一种多向预成型制件的三维整体编织方法及其辅助工装 |
| CN102634928A (zh) * | 2012-05-15 | 2012-08-15 | 宜兴市华恒高性能纤维织造有限公司 | 整体三维多向结构平顶预制体的制备方法 |
| CN108391424A (zh) * | 2015-10-06 | 2018-08-10 | 三菱重工业株式会社 | 复合材料的成型方法及复合材料 |
| US10688736B2 (en) | 2015-10-06 | 2020-06-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Composite materials molding method, and composite materials |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2576023B2 (ja) | 1997-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5348056A (en) | Three-dimensional woven fabric with varied thread orientations | |
| US5137058A (en) | Three dimensional fabric and method for producing the same | |
| EP0212984A2 (en) | Spatial warp knitted structure and a method and machine for the manufacture thereof | |
| JP3070428B2 (ja) | 三次元繊維組織の製造装置 | |
| JPH0781225B2 (ja) | 結合部材用三次元織物 | |
| WO2002077340A1 (en) | High speed three-dimensional weaving method & machine | |
| JP2004537656A (ja) | 4軸織物及びその織物の製造用機械 | |
| JPH06207345A (ja) | 複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法 | |
| JP2546746B2 (ja) | 三次元織物を利用した回転ブレード及びその製造方法 | |
| JPH03287835A (ja) | 複合材料のための強化用三次元ベルト状織物 | |
| JP2002201555A (ja) | 三次元組織体の製造装置 | |
| JPS61138743A (ja) | 繊維強化樹脂用補強材料およびその製造方法 | |
| CN112725985B (zh) | 一种变密度的三维织物及其织造方法 | |
| EP0845552A2 (en) | Carrier tape and fabric for rapier loom | |
| JPH02307949A (ja) | ビーム状複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法 | |
| JPH0411047A (ja) | バイアス糸移動装置 | |
| CN114606629A (zh) | 一种变幅宽多层织物送经装置、织造系统及送经方法 | |
| JP3006198B2 (ja) | 三次元織物製造用糸供給ヘッド | |
| JPH06184906A (ja) | 繊維構造体及びその製造方法 | |
| JPH02293434A (ja) | 三軸織物及びその製造方法 | |
| JP3456114B2 (ja) | 三次元繊維組織の厚さ方向糸挿入装置 | |
| JPH0364619B2 (ja) | ||
| JP3486033B2 (ja) | 三次元繊維構造体 | |
| JPH09137336A (ja) | 三次元繊維構造体及びその製造方法 | |
| JPH0411042A (ja) | 三次元織物 |