JPH0620819Y2 - 壁パネルの取付け構造 - Google Patents
壁パネルの取付け構造Info
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- JPH0620819Y2 JPH0620819Y2 JP1986176355U JP17635586U JPH0620819Y2 JP H0620819 Y2 JPH0620819 Y2 JP H0620819Y2 JP 1986176355 U JP1986176355 U JP 1986176355U JP 17635586 U JP17635586 U JP 17635586U JP H0620819 Y2 JPH0620819 Y2 JP H0620819Y2
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート壁等の躯体から間隔を隔てた位
置に複数枚の壁パネルを並設して、一連の装飾用壁を構
成するもので、詳しくは、躯体に固定された取付け具
に、壁パネルの端面を係止させてある壁パネルの取付け
構造に関する。
置に複数枚の壁パネルを並設して、一連の装飾用壁を構
成するもので、詳しくは、躯体に固定された取付け具
に、壁パネルの端面を係止させてある壁パネルの取付け
構造に関する。
この種の壁パネルの取付け構造としては、第11図に示す
ように、壁パネル(1)の端面(1a)の厚み方向中央位置
に、その端面(1a)側に開口する円形状の孔(50)を形成す
るとともに、前記取付け具(B)には、前記孔(50)内に嵌
入するピン(51)を設けたもの(例えば、特公昭45-15073
号公報、特公昭53-11133号公報)、或いは、第12図に示
すように、前記壁パネル(1)の厚み方向中央位置に、壁
パネル(1)の側辺全域に渡る係止溝(52)を形成するとと
もに、前記取付け具(B)には、前記係止溝(52)内に嵌入
する係止片(53)を設けたもの(文献を示すことができな
い)が提案されている。
ように、壁パネル(1)の端面(1a)の厚み方向中央位置
に、その端面(1a)側に開口する円形状の孔(50)を形成す
るとともに、前記取付け具(B)には、前記孔(50)内に嵌
入するピン(51)を設けたもの(例えば、特公昭45-15073
号公報、特公昭53-11133号公報)、或いは、第12図に示
すように、前記壁パネル(1)の厚み方向中央位置に、壁
パネル(1)の側辺全域に渡る係止溝(52)を形成するとと
もに、前記取付け具(B)には、前記係止溝(52)内に嵌入
する係止片(53)を設けたもの(文献を示すことができな
い)が提案されている。
前者の取付け構造では、壁パネル(1)に作用する風圧等
の外力を、壁パネル(1)の孔(50)周面と取付け具(B)のピ
ン(51)との小さな接触面で受け止めるため、これら両者
の接触部分に大なる応力が集中し、その結果、ピン(51)
が変形して壁パネル(1)群にて形成される壁面に凹凸が
生じるばかりでなく、壁パネル(1)の孔(50)形成箇所が
破壊することがある。また、このような壁パネル(1)の
破壊を抑制する対策として、壁パネル(1)の厚みを増加
することが考えられるが、これによる場合は、厚みの増
加によって耐力を増すことができる反面、原材料費、加
工費などが高騰するとともに、自重の増加によって取付
け具が大型化し、しかも、搬入時及び施工時の作業性が
低下する問題があった。
の外力を、壁パネル(1)の孔(50)周面と取付け具(B)のピ
ン(51)との小さな接触面で受け止めるため、これら両者
の接触部分に大なる応力が集中し、その結果、ピン(51)
が変形して壁パネル(1)群にて形成される壁面に凹凸が
生じるばかりでなく、壁パネル(1)の孔(50)形成箇所が
破壊することがある。また、このような壁パネル(1)の
破壊を抑制する対策として、壁パネル(1)の厚みを増加
することが考えられるが、これによる場合は、厚みの増
加によって耐力を増すことができる反面、原材料費、加
工費などが高騰するとともに、自重の増加によって取付
け具が大型化し、しかも、搬入時及び施工時の作業性が
低下する問題があった。
また、後者の取付け構造では、壁パネル(1)に作用する
風圧等の外力を、この壁パネル(1)の係止溝(52)形成面
と取付け具(B)の係止片(53)との広い面接触部分で分散
支持させることができるものの、前記係止溝(52)が壁パ
ネル(1)の側辺全体に渡って形成されているため、壁パ
ネル(1)のコーナー部の強度が弱く、外物との衝突によ
って破損し易い問題があった。
風圧等の外力を、この壁パネル(1)の係止溝(52)形成面
と取付け具(B)の係止片(53)との広い面接触部分で分散
支持させることができるものの、前記係止溝(52)が壁パ
ネル(1)の側辺全体に渡って形成されているため、壁パ
ネル(1)のコーナー部の強度が弱く、外物との衝突によ
って破損し易い問題があった。
本考案の壁パネルの取付け構造に係わる特徴構成は、壁
パネルの端面の側辺方向の中間部で且つ厚み方向の中間
で厚み中心に対して壁パネルの表面側に片寄った位置
に、壁パネルの側片方向に沿って細長く開口すると共に
内周壁に連続した係止用長孔を形成するとともに、前記
長孔内に嵌入する係止片と、壁パネルの裏面に接触する
接当片とを備え且つ躯体に固定された取付け具に、壁パ
ネルを係止してあるところにある。
パネルの端面の側辺方向の中間部で且つ厚み方向の中間
で厚み中心に対して壁パネルの表面側に片寄った位置
に、壁パネルの側片方向に沿って細長く開口すると共に
内周壁に連続した係止用長孔を形成するとともに、前記
長孔内に嵌入する係止片と、壁パネルの裏面に接触する
接当片とを備え且つ躯体に固定された取付け具に、壁パ
ネルを係止してあるところにある。
本考案の壁パネルの取付け構造の特徴構成によれば、壁
パネルの端面の側辺方向の中間部で且つ厚み方向の中間
部分に、壁パネルの側辺方向に沿って細長く開口すると
共に内周壁の連続した係止用長孔を設け、その長孔に、
躯体に固定された取付具の係止片が嵌入する状態で壁パ
ネルを取り付けてあるから、前記長穴と前記係止片との
接触部分を広くすることが可能となり、壁パネルに作用
する風圧等の外力を、前記広い接触部分に分散させた状
態で受け止めることが可能となる。その結果、壁パネル
の支持に伴って、壁パネルの局部に集中的に支持荷重が
作用することを緩和できるようになる。
パネルの端面の側辺方向の中間部で且つ厚み方向の中間
部分に、壁パネルの側辺方向に沿って細長く開口すると
共に内周壁の連続した係止用長孔を設け、その長孔に、
躯体に固定された取付具の係止片が嵌入する状態で壁パ
ネルを取り付けてあるから、前記長穴と前記係止片との
接触部分を広くすることが可能となり、壁パネルに作用
する風圧等の外力を、前記広い接触部分に分散させた状
態で受け止めることが可能となる。その結果、壁パネル
の支持に伴って、壁パネルの局部に集中的に支持荷重が
作用することを緩和できるようになる。
更に、前記長孔が、前記壁パネルの厚み中心に対して壁
パネルの表面側に片寄った位置に設けてあると共に、前
記壁パネルは、前記長孔に嵌入する係止片と、壁パネル
の裏面に接触する接当片とによって挟まれた状態で取り
付けてあるから、例えば、スムースに嵌合操作するため
に長孔の開口幅を係止片の厚みより大きく形成してあっ
ても、壁パネルがガタつくことなく、安定した取り付け
状態を維持することができ、しかも、壁パネルに作用す
る外力に対して、その部材断面をフルに活用して、効率
のよい応力分担を行うことができる。
パネルの表面側に片寄った位置に設けてあると共に、前
記壁パネルは、前記長孔に嵌入する係止片と、壁パネル
の裏面に接触する接当片とによって挟まれた状態で取り
付けてあるから、例えば、スムースに嵌合操作するため
に長孔の開口幅を係止片の厚みより大きく形成してあっ
ても、壁パネルがガタつくことなく、安定した取り付け
状態を維持することができ、しかも、壁パネルに作用す
る外力に対して、その部材断面をフルに活用して、効率
のよい応力分担を行うことができる。
この壁パネルの応力分担について説明すると、例えば、
壁パネルに対して表面側から裏面側方向の風圧等の外力
が作用した場合には、前記接当片及び係止片によって、
壁パネルを広範囲に受け止め、壁パネル内に発生する応
力を壁パネルの全厚みで分担させることができ、比較例
として長孔に嵌入させた係止片のみによって壁パネルを
取り付けて前記係止片から壁パネル表面までの一部の厚
み部分だけで応力分担するのに比べて、部材断面をフル
に活用できて、より無駄のない応力分担状態を実現する
ことが可能となり、その結果、壁パネルの部材厚みを薄
くしても所定の耐力を発揮することが可能となる。
壁パネルに対して表面側から裏面側方向の風圧等の外力
が作用した場合には、前記接当片及び係止片によって、
壁パネルを広範囲に受け止め、壁パネル内に発生する応
力を壁パネルの全厚みで分担させることができ、比較例
として長孔に嵌入させた係止片のみによって壁パネルを
取り付けて前記係止片から壁パネル表面までの一部の厚
み部分だけで応力分担するのに比べて、部材断面をフル
に活用できて、より無駄のない応力分担状態を実現する
ことが可能となり、その結果、壁パネルの部材厚みを薄
くしても所定の耐力を発揮することが可能となる。
また、壁パネルに対して裏面側から表面側への方向の外
力が作用した場合には、壁パネルの表面側る片寄った位
置に設けてある前記長孔に嵌合する前記係止片(3a)によ
って壁パネル(1)を受け止め、壁パネル(1)内に発生する
応力を前記接当片(3b)と係止片(3a)間の壁パネル(1)厚
みで分担でき、比較例として壁パネルの厚み方向中心部
分に前記長孔を設けてあるのに比べて、より大きな応力
分担を叶えることが可能となる。
力が作用した場合には、壁パネルの表面側る片寄った位
置に設けてある前記長孔に嵌合する前記係止片(3a)によ
って壁パネル(1)を受け止め、壁パネル(1)内に発生する
応力を前記接当片(3b)と係止片(3a)間の壁パネル(1)厚
みで分担でき、比較例として壁パネルの厚み方向中心部
分に前記長孔を設けてあるのに比べて、より大きな応力
分担を叶えることが可能となる。
この様に、壁パネルに作用する外力を分散支持できるこ
とに加えて、分散された力を広い部材断面で分担するこ
とが可能となり、効率のよい応力分担が可能となる。
とに加えて、分散された力を広い部材断面で分担するこ
とが可能となり、効率のよい応力分担が可能となる。
従って、前記壁パネルを所要の耐力に構成しながらも、
この肉厚を極力薄くすることができるから、原材料費、
加工費などの低減化を達成することができるとともに、
壁パネルの軽量化によって取付け具の小型化を図ること
ができ、しかも、搬入時及び施工時の作業性を向上する
ことが可能となる。
この肉厚を極力薄くすることができるから、原材料費、
加工費などの低減化を達成することができるとともに、
壁パネルの軽量化によって取付け具の小型化を図ること
ができ、しかも、搬入時及び施工時の作業性を向上する
ことが可能となる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は、躯体の一例であるコンクリート壁
(A)に固定された取付け具(B)に、コンクリート壁(A)か
ら所定間隔を隔てた鉛直平面内に並設される壁パネル
(1)群の各上下両端面(1a),(1a)を係止させてある壁パネ
ルの取付け構造を示し、これは、前記各壁パネル(1)の
両端面(1a),(1a)の角部近くに夫々、壁パネル(1)の厚み
方向の中間で厚み中心に対して壁パネル表面側に片寄っ
た部分において上方又は下方にのみ開口し、且つ、その
開口がパネル側辺方向に沿って細長い内周壁の連続した
係止用長穴の一例である係止溝(2)を形成するととも
に、前記取付け具(B)には、前記係止溝(2)内に嵌入する
係止片(3a)と、壁パネルの裏面に接触する接当片(3b)と
を形成してある。
(A)に固定された取付け具(B)に、コンクリート壁(A)か
ら所定間隔を隔てた鉛直平面内に並設される壁パネル
(1)群の各上下両端面(1a),(1a)を係止させてある壁パネ
ルの取付け構造を示し、これは、前記各壁パネル(1)の
両端面(1a),(1a)の角部近くに夫々、壁パネル(1)の厚み
方向の中間で厚み中心に対して壁パネル表面側に片寄っ
た部分において上方又は下方にのみ開口し、且つ、その
開口がパネル側辺方向に沿って細長い内周壁の連続した
係止用長穴の一例である係止溝(2)を形成するととも
に、前記取付け具(B)には、前記係止溝(2)内に嵌入する
係止片(3a)と、壁パネルの裏面に接触する接当片(3b)と
を形成してある。
前記係止溝(2)は、第5図に示すように、円板状の回転
カッタ(C)により、壁パネル(1)の厚み中心に対して壁パ
ネル(1)の表面側に少し片寄った位置において、正面視
ほぼ半円状に切削加工されている。
カッタ(C)により、壁パネル(1)の厚み中心に対して壁パ
ネル(1)の表面側に少し片寄った位置において、正面視
ほぼ半円状に切削加工されている。
前記取付け具(B)は、壁パネル(1)の係止溝(2)に嵌入す
る係止片(3a)と壁パネル(1)の裏面に接触する接当片(3
b)とを備えた断面ほぼUの字状の上下一対の第1取付部
材(3),(3)と、これら両第1取付部材(3),(3)に対する連
結片(4a),(4b)を備えた断面ほぼTの字状の第2取付部
材(4)、ならびに、この第2取付部材(4)をコンクリート
壁(A)にアンカーボルト(5)及びナット(6)を介して取付
ける断面ほぼLの字状の第3取付部材(7)とから構成さ
れている。
る係止片(3a)と壁パネル(1)の裏面に接触する接当片(3
b)とを備えた断面ほぼUの字状の上下一対の第1取付部
材(3),(3)と、これら両第1取付部材(3),(3)に対する連
結片(4a),(4b)を備えた断面ほぼTの字状の第2取付部
材(4)、ならびに、この第2取付部材(4)をコンクリート
壁(A)にアンカーボルト(5)及びナット(6)を介して取付
ける断面ほぼLの字状の第3取付部材(7)とから構成さ
れている。
尚、前記接当片(3b)は、前記係止片(3a)より先端までの
寸法を長く形成してあり、例えば、取り付けてある壁パ
ネル(1)に対して表面側から裏面側方向の風圧等の外力
が作用した場合には、前記接当片(3b)によって、壁パネ
ル(1)を広範囲に受け止め、壁パネル(1)内に発生する応
力を壁パネル(1)の全厚みで分担させることができ、ま
た、壁パネル(1)に対して裏面側から表面側方向の外力
が作用した場合には、前記係止片(3a)によって壁パネル
(1)を受け止め、壁パネル(1)内に発生する応力を前記接
当片(3b)と係止片(3a)間の壁パネル(1)厚みで分担で
き、外力に対して、より無駄のない応力分担状態を実現
することが可能となる。
寸法を長く形成してあり、例えば、取り付けてある壁パ
ネル(1)に対して表面側から裏面側方向の風圧等の外力
が作用した場合には、前記接当片(3b)によって、壁パネ
ル(1)を広範囲に受け止め、壁パネル(1)内に発生する応
力を壁パネル(1)の全厚みで分担させることができ、ま
た、壁パネル(1)に対して裏面側から表面側方向の外力
が作用した場合には、前記係止片(3a)によって壁パネル
(1)を受け止め、壁パネル(1)内に発生する応力を前記接
当片(3b)と係止片(3a)間の壁パネル(1)厚みで分担で
き、外力に対して、より無駄のない応力分担状態を実現
することが可能となる。
前記第1取付部材(3),(3)のうち、上部に位置する第1
取付部材(3)の接当片(3b)に、前記第2取付部材(4)の上
部連結片(4a),(4a)に対して上方から外嵌可能な左右一
対のLの字状の嵌合片(3c),(3c)を打ち出し形成すると
ともに、下部に位置する第1取付部材(3)の接当片(3b)
には、前記第2取付部材(4)の下部連結片(4b)に形成し
た切欠部(4c)に対して下方から係入可能な係止ピン(3d)
を固着してある。
取付部材(3)の接当片(3b)に、前記第2取付部材(4)の上
部連結片(4a),(4a)に対して上方から外嵌可能な左右一
対のLの字状の嵌合片(3c),(3c)を打ち出し形成すると
ともに、下部に位置する第1取付部材(3)の接当片(3b)
には、前記第2取付部材(4)の下部連結片(4b)に形成し
た切欠部(4c)に対して下方から係入可能な係止ピン(3d)
を固着してある。
これら両第1取付部材(3),(3)の係止片(3a),(3a)の先端
は、正面視において前記係止溝(2)の半径よりも少し小
なる半径の円弧状に形成されている。
は、正面視において前記係止溝(2)の半径よりも少し小
なる半径の円弧状に形成されている。
前記第2取付部材(4)は、前記の上部連結片(4a),(4a)と
下部連結片(4b)、ならびに、この第2取付部材(4)を第
3取付部材(7)にボルト(9)、ナット(10)を介して取付け
るためのボルト貫通孔(4d)を形成してある水平板部(4e)
とからなり、前記上部連結片(4a),(4a)と下部連結片(4
b)とを水平板部(4e)に対して互いに異なる上下方向に折
り曲げることにより構成されている。また、前記ボルト
貫通孔(4d)を、壁パネル(1)の側辺方向でもある左右方
向に沿う長孔に形成して、コンクリート壁(A)に対する
壁パネル(1)の取付け位置に左右方向に調節可能に構成
している。
下部連結片(4b)、ならびに、この第2取付部材(4)を第
3取付部材(7)にボルト(9)、ナット(10)を介して取付け
るためのボルト貫通孔(4d)を形成してある水平板部(4e)
とからなり、前記上部連結片(4a),(4a)と下部連結片(4
b)とを水平板部(4e)に対して互いに異なる上下方向に折
り曲げることにより構成されている。また、前記ボルト
貫通孔(4d)を、壁パネル(1)の側辺方向でもある左右方
向に沿う長孔に形成して、コンクリート壁(A)に対する
壁パネル(1)の取付け位置に左右方向に調節可能に構成
している。
前記第3取付部材(7)の水平板部(7a)に形成されるボル
ト挿通孔(7b)を壁パネル(1)の肉厚方向でもある前後方
向に沿う長孔に形成して、コンクリート壁(A)に対する
壁パネル(1)の取付け位置を前後方向に調節可能に構成
するとともに、この第3取付部材(7)の垂直板部(7c)に
形成されるボルト挿通孔(7d)を上下方向に沿う長孔に形
成して、コンクリート壁(A)に対する壁パネル(1)の取付
け位置を上下方向にも調節可能に構成してある。
ト挿通孔(7b)を壁パネル(1)の肉厚方向でもある前後方
向に沿う長孔に形成して、コンクリート壁(A)に対する
壁パネル(1)の取付け位置を前後方向に調節可能に構成
するとともに、この第3取付部材(7)の垂直板部(7c)に
形成されるボルト挿通孔(7d)を上下方向に沿う長孔に形
成して、コンクリート壁(A)に対する壁パネル(1)の取付
け位置を上下方向にも調節可能に構成してある。
また、前記第1取付部材(3)とこれが嵌合する壁パネル
(1)部分との間には、合成樹脂性のクッションシート(8)
を介在して、この第1取付部材(3)が壁パネル(1)に直接
接当することに起因する損傷を防止するとともに、第1
取付部材(3)の係止片(3a)と接当片(3b)との間で、前記
壁パネル(1)を弾性的に挟持固定すべく構成してある。
(1)部分との間には、合成樹脂性のクッションシート(8)
を介在して、この第1取付部材(3)が壁パネル(1)に直接
接当することに起因する損傷を防止するとともに、第1
取付部材(3)の係止片(3a)と接当片(3b)との間で、前記
壁パネル(1)を弾性的に挟持固定すべく構成してある。
前記係止溝(2)の左右方向の幅を、第1取付部材(3)の係
止片(3a)の左右方向幅よりも大に構成して、取付けの際
に生じる施工誤差を吸収するように構成するとともに、
前記係止溝(2)の前後方向幅を、第1取付部材(3)の係止
片(3a)の厚みとクッションシート(8)の厚みとの和より
も少し大なる寸法に構成してある。
止片(3a)の左右方向幅よりも大に構成して、取付けの際
に生じる施工誤差を吸収するように構成するとともに、
前記係止溝(2)の前後方向幅を、第1取付部材(3)の係止
片(3a)の厚みとクッションシート(8)の厚みとの和より
も少し大なる寸法に構成してある。
前記壁パネル(1)としては、自然石の挽板、板ガラス、
ポリカーボネイト、アクリル等の樹脂板、人造石、プレ
キャストコンクリート版、GRC版、大型陶板、大型タ
イル、ALC版等のパネル形状をした内・外装用建材が
ある。
ポリカーボネイト、アクリル等の樹脂板、人造石、プレ
キャストコンクリート版、GRC版、大型陶板、大型タ
イル、ALC版等のパネル形状をした内・外装用建材が
ある。
本考案者は、上述の如く構成された本考案のパネル取付
け構造と従来のパネル取付け構造との破壊荷重試験を繰
り返して行った。この破壊荷重試験には、前記壁パネル
(1)として、ポリエステル樹脂と石粉とを混合して、高
温プレス後に研磨処理した人造石を供試体に使用した。
け構造と従来のパネル取付け構造との破壊荷重試験を繰
り返して行った。この破壊荷重試験には、前記壁パネル
(1)として、ポリエステル樹脂と石粉とを混合して、高
温プレス後に研磨処理した人造石を供試体に使用した。
従来の場合は、第6図(イ)乃至(ハ)に示すように、前記壁
パネル(1)に形成した孔(50)内にエポキシ樹脂(54)を注
入したのち、この孔(50)内にダボピン(51)を挿入して固
定し、このダボピン(51)に荷重(P)を加えた。
パネル(1)に形成した孔(50)内にエポキシ樹脂(54)を注
入したのち、この孔(50)内にダボピン(51)を挿入して固
定し、このダボピン(51)に荷重(P)を加えた。
本考案の場合には、第7図(イ)乃至(ハ)に示すように、前
記壁パネル(1)に形成された係止溝(2)内に金物(11)を挿
入して荷重(P)を加えた。
記壁パネル(1)に形成された係止溝(2)内に金物(11)を挿
入して荷重(P)を加えた。
〈試験結果〉 この試験結果からも明らかなように、本考案のパネル取
付け構造は、従来のパネル取付け構造に比較して平均値
で50%高かった。
付け構造は、従来のパネル取付け構造に比較して平均値
で50%高かった。
次に、別の実施例について説明する。
(イ)上述の実施例では、壁パネル(1)の上下の両端面(1
a),(1a)に係止溝(2)を形成したが、第8図に示すよう
に、壁パネル(1)の左右の両端面(1a),(1a)に係止溝(2)
を形成して、この壁パネル(1)を左右側辺を躯体(A)に固
定すべく構成してもよい。
a),(1a)に係止溝(2)を形成したが、第8図に示すよう
に、壁パネル(1)の左右の両端面(1a),(1a)に係止溝(2)
を形成して、この壁パネル(1)を左右側辺を躯体(A)に固
定すべく構成してもよい。
尚、通常は壁パネル(1)の対辺(上下辺、あるいは左右
辺)に2カ所ずつ計4カ所の溝加工をするがパネル材の
強度、あるいはパネル材の寸法により以下のように計3
カ所でも可能である。
辺)に2カ所ずつ計4カ所の溝加工をするがパネル材の
強度、あるいはパネル材の寸法により以下のように計3
カ所でも可能である。
高所施工の際の風圧力に対して必要とする取付け部分の
耐力(すなわち、溝加工した部分の耐力)に充分な余裕
のあることの確認が必要である。
耐力(すなわち、溝加工した部分の耐力)に充分な余裕
のあることの確認が必要である。
建物高さが31m以下の場合の耐風圧設計において設計風
圧力Pは P=C・q(kg/m2 ) −(I) h≦16mの時、q=60▲√▼(kg/m2 ) −(II) h>16mの時、q=1204▲√▼(kg/m2)−(III) C=0.8 −(IV) P:設計風圧力kg/m2 q:速度圧kg/m2 C:風力係数 h:地盤面からパネル面までの高さ m 壁パネル(1)の大きさを幅W(m)、高さH(m)とす
ればパネル全体に加わる力Qは Q=P・W・H(kg)−(V) Q:壁パネル(1)1枚に加わる全荷重 kg さて、壁パネル(1)の溝加工部分の平均破壊荷重をR(k
g)とすれば Q/4≦R・S−(VI) R:壁パネル(1)の溝加工部分の平均破壊荷重 kg S:安全率(強度バラツキ、耐久性等を考えて2.0以上
とする。) を確認する必要がある。
圧力Pは P=C・q(kg/m2 ) −(I) h≦16mの時、q=60▲√▼(kg/m2 ) −(II) h>16mの時、q=1204▲√▼(kg/m2)−(III) C=0.8 −(IV) P:設計風圧力kg/m2 q:速度圧kg/m2 C:風力係数 h:地盤面からパネル面までの高さ m 壁パネル(1)の大きさを幅W(m)、高さH(m)とす
ればパネル全体に加わる力Qは Q=P・W・H(kg)−(V) Q:壁パネル(1)1枚に加わる全荷重 kg さて、壁パネル(1)の溝加工部分の平均破壊荷重をR(k
g)とすれば Q/4≦R・S−(VI) R:壁パネル(1)の溝加工部分の平均破壊荷重 kg S:安全率(強度バラツキ、耐久性等を考えて2.0以上
とする。) を確認する必要がある。
ここで、(VI)式は支持箇所(溝加工)が4カ所の場合
であるが3カ所の場合、すなわち Q/3≦R・S−(VII) が確認できれば支持箇所は3カ所でも可能である。
であるが3カ所の場合、すなわち Q/3≦R・S−(VII) が確認できれば支持箇所は3カ所でも可能である。
(VI),(VII)式のいずれにしても平均破壊荷重を知
るにあたってはサンプル数を増やし、データのバラツキ
を良く知った上で慎重に決める。
るにあたってはサンプル数を増やし、データのバラツキ
を良く知った上で慎重に決める。
(ロ)上述の実施例では、前記壁パネル(1)の端面(1a)の一
箇所を切削して係止溝(2)を構成したが、この壁パネル
(1)の裏面に凹凸のある場合やパネル毎に厚みが異なる
場合でも、第1取付部材(3)を確実に装着することがで
きるように、第9図で示す如く、所定間隔(図中の小文
字エル)を隔てて並設された二本の円板状の回転カッタ
(C),(C)により、壁パネル(1)の中間部及びその裏面を切
削加工してもよい。
箇所を切削して係止溝(2)を構成したが、この壁パネル
(1)の裏面に凹凸のある場合やパネル毎に厚みが異なる
場合でも、第1取付部材(3)を確実に装着することがで
きるように、第9図で示す如く、所定間隔(図中の小文
字エル)を隔てて並設された二本の円板状の回転カッタ
(C),(C)により、壁パネル(1)の中間部及びその裏面を切
削加工してもよい。
さらに、前記壁パネル(1)群のうち、最外側に位置する
壁パネル(1)を取付けるオープンジョイントの場合、或
いは、隣接壁パネル(1),(1)間の目地を無くする場合に
は、第10図で示すように、前記壁パネル(1)の端面(1a)
と第1取付部材(3)の繋ぎ板部とが面一となるように、
この壁パネル(1)の端面(1a)を回転カッタ(D)にて切削加
工するとよい。
壁パネル(1)を取付けるオープンジョイントの場合、或
いは、隣接壁パネル(1),(1)間の目地を無くする場合に
は、第10図で示すように、前記壁パネル(1)の端面(1a)
と第1取付部材(3)の繋ぎ板部とが面一となるように、
この壁パネル(1)の端面(1a)を回転カッタ(D)にて切削加
工するとよい。
(ハ)前記長穴(2)は、先の実施例で説明したような長穴の
幅方向に対向する内周面がほぼ半円型の形状の係止溝に
限定されるものではなく、他の変形も可能で、それらを
含めて長穴と総称する。また、長穴の形状を変形する場
合は、その長穴に嵌入させる係止片(3a)の形状も、好ま
しくは、ほぼ同様の形状にするとよい。
幅方向に対向する内周面がほぼ半円型の形状の係止溝に
限定されるものではなく、他の変形も可能で、それらを
含めて長穴と総称する。また、長穴の形状を変形する場
合は、その長穴に嵌入させる係止片(3a)の形状も、好ま
しくは、ほぼ同様の形状にするとよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
第1図乃至第5図は本考案に係る壁パネルの取付け構造
の実施例を示し、第1図、第2図は夫々要部の斜視図、
第3図は取付け状態を示す断面図、第4図は壁パネルの
正面図、第5図は長穴の加工の一例を示す斜視図であ
る。第6図(イ)〜(ハ)は従来のパネル取付け構造の破壊荷
重試験工程を示す斜視図、第7図(イ)〜(ハ)は本考案のパ
ネル取付け構造の破壊荷重試験工程を示す斜視図、第8
図は別の実施例を示す壁パネルの正面図、第9図、第10
図は夫々別の実施例を示す長穴の加工方法を示す斜視
図、第11図、第12図は夫々従来の壁パネル取付け構造を
示す斜視図である。 (A)……躯体、(B)……取付け具、(1)……壁パネル、(1
a)……端面、(2)……長穴、(3)……第1取付部材、(3a)
……係止片、(3b)……接当片、(4)……第2取付部材、
(4a)……連結片、(4b)……連結片、(7)……第3取付部
材。
の実施例を示し、第1図、第2図は夫々要部の斜視図、
第3図は取付け状態を示す断面図、第4図は壁パネルの
正面図、第5図は長穴の加工の一例を示す斜視図であ
る。第6図(イ)〜(ハ)は従来のパネル取付け構造の破壊荷
重試験工程を示す斜視図、第7図(イ)〜(ハ)は本考案のパ
ネル取付け構造の破壊荷重試験工程を示す斜視図、第8
図は別の実施例を示す壁パネルの正面図、第9図、第10
図は夫々別の実施例を示す長穴の加工方法を示す斜視
図、第11図、第12図は夫々従来の壁パネル取付け構造を
示す斜視図である。 (A)……躯体、(B)……取付け具、(1)……壁パネル、(1
a)……端面、(2)……長穴、(3)……第1取付部材、(3a)
……係止片、(3b)……接当片、(4)……第2取付部材、
(4a)……連結片、(4b)……連結片、(7)……第3取付部
材。
フロントページの続き (72)考案者 野本 浩三 大阪府大阪市東区道修町4丁目8番地 日 本板硝子株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−168701(JP,U) 実開 昭59−181153(JP,U) 実開 昭59−2825(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】躯体(A)に固定された取付け具(B)に、壁パ
ネル(1)の端面(1a)を係止させてある壁パネルの取付け
構造であって、前記壁パネル(1)の端面(1a)の側辺方向
の中間部で且つ厚み方向の中間で厚み中心に対して壁パ
ネル(1)の表面側に片寄った位置に、壁パネル(1)の側辺
方向に沿って細長く開口すると共に内周壁の連続した係
止用長孔(2)を形成するとともに、前記取付け具(B)に
は、前記長孔(2)内に嵌入する係止片(3a)と、壁パネル
(1)の裏面に接触する接当片(3b)とを設けてある壁パネ
ルの取付け構造。 - 【請求項2】前記取付け具(B)が躯体(A)に対する壁パネ
ル(1)の取付け位置を前後方向と左右方向ならびに上下
方向に調節可能なものである実用新案登録請求の範囲第
1項に記載の壁パネルの取付け構造。 - 【請求項3】前記取付け具(B)が、断面ほぼUの字状の
上下一対の第1取付部材(3),(3)と、これら第1取付部
材(3),(3)に対する連結片(4a),(4b)を備えた断面ほぼT
の字状の第2取付部材(4)、ならびに、前記第2取付部
材(4)を躯体(A)に固定する断面ほぼLの字状の第3取付
部材(7)とから構成されたものである実用新案登録請求
の範囲第1項又は第2項に記載の壁パネルの取付け構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176355U JPH0620819Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 壁パネルの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986176355U JPH0620819Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 壁パネルの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6381137U JPS6381137U (ja) | 1988-05-28 |
| JPH0620819Y2 true JPH0620819Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31116521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986176355U Expired - Lifetime JPH0620819Y2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 壁パネルの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620819Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5317443B2 (ja) * | 2007-08-06 | 2013-10-16 | 有限会社ユース北浦 | 外壁材取付金具 |
| JP5368768B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-12-18 | ケイミュー株式会社 | 外壁材取付金具及び外壁材取付構造 |
| TWI681100B (zh) * | 2019-05-29 | 2020-01-01 | 陳奕帆 | 建築牆材用的固定結構及j形固定工法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS592825U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-10 | 合名会社大沢商店 | 板状体の止具 |
| JPS59181153U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-03 | 日本電気硝子株式会社 | 石板の取付金具 |
| JPS60168701U (ja) * | 1984-04-18 | 1985-11-08 | 三晃金属工業株式会社 | 取付金具 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP1986176355U patent/JPH0620819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6381137U (ja) | 1988-05-28 |
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