JPH0620898A - 生産ライン工程着手制御方法 - Google Patents

生産ライン工程着手制御方法

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JPH0620898A
JPH0620898A JP4177838A JP17783892A JPH0620898A JP H0620898 A JPH0620898 A JP H0620898A JP 4177838 A JP4177838 A JP 4177838A JP 17783892 A JP17783892 A JP 17783892A JP H0620898 A JPH0620898 A JP H0620898A
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Mamiko Isobe
真美子 磯部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産リードタイムが短くなり、コスト削減およ
び生産性を向上できる。 【構成】この生産ライン工程着手制御方法は、1個ずつ
製品を流しこの製品を一連の複数の工程から成る生産ラ
インの中のある処理時間ti の工程(i)1とそれに後
続する処理時間ti+1 の工程(i+1)2との間にこの
制限時間を越えると製品の品質が悪くなり廃棄しなけれ
ばならなくなる制限時間Ti があり、かつ、工程(i+
1)2とそれに後続する処理時間ti+2 の工程(i+
2)3との間に制限時間Ti+1 がある場合、工程(i)
1直前のバッファにある製品が工程(i)1と工程(i
+1)2との間の制限時間Ti を越えることなく、か
つ、工程(i+1)2と工程(i+2)3との間の制限
時間Ti+1 を越えることなしに、工程(i)1の稼働率
が最大となるように工程(i)1の着手を行うという条
件のもとで、工程(i)に着手することが可能であるか
を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生産ライン工程着手制御
方法に関し、特に半導体生産時および多層基板生産時等
におけるような工程間に制限時間がある場合の製品を効
率的に流すための生産ライン工程着手制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば工程(i)と工程(i+
1)との間または工程(i+1)と工程(i+2)との
間に制限時間がある場合、工程(i)の着手が可能であ
るかどうかは、現場の作業者の判断で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の工程着
手方法における工程着手の判断は、作業者任せになって
いるため、工程に着手できない製品を一時的に置いてお
く制限時間のあるバッファの中にある製品が処理しきれ
ないで制限時間を越えて廃棄となってしまったり、反対
に製品と製品との間隔が空いて効率的に製品を流すこと
ができないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、生産ラインの中のある処
理時間ti の工程(i)とそれに後続する処理時間t
i+1 の工程(i+1)との間にこの制限時間を越えると
製品の品質が悪くなり廃棄しなければならなくなる制限
時間Ti があり、工程(i+1)とそれに後続する処理
時間ti+2 の工程(i+2)との間にこの制限時間を越
えると製品の品質が悪くなり廃棄しなければならなくな
る制限時間Ti+1 がある場合、工程(i)直前のバッフ
ァにある製品が工程(i)と工程(i+1)との間の制
限時間Ti を越えることなく、工程(i+1)と工程
(i+2)との間の制限時間Ti+1 を越えることなし
に、工程(i)稼働率が最大となるように工程(i)の
着手を行うという条件のもとで、工程(i)に着手する
ことが可能であるかを判断することにより、上記の欠点
を解消し、制限時間を越えて廃棄となってしまう製品が
なくなり、製品を効率的に流すことができるため、廃棄
率が下がり、生産リードタイムが短くなり、コスト削減
および生産性を向上できる生産ライン工程着手制御方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の生産ライン工程
着手制御方法は、1個ずつ製品を流し前記製品を一連の
複数の工程から成る生産ラインの中のある処理時間ti
の工程(i)とそれに後続する処理時間ti+1 の工程
(i+1)との間にこの制限時間を越えると前記製品の
品質が悪くなり廃棄しなければならなくなる制限時間T
i があり、かつ、前記工程(i+1)とそれに後続する
処理時間ti+2 の工程(i+2)との間にこの制限時間
を越えると前記製品の品質が悪くなり廃棄しなければな
らなくなる制限時間Ti+1 がある場合、前記工程(i)
直前のバッファにある製品が前記工程(i)と前記工程
(i+1)との間の前記制限時間Ti を越えることな
く、かつ、前記工程(i+1)と前記工程(i+2)と
の間の前記制限時間Ti+1 を越えることなしに、前記工
程(i)の稼働率が最大となるように前記工程(i)の
着手を行うという条件のもとで、前記工程(i)に着手
することが可能であるかを判断することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例の工程、処理時間、
制限時間およびサーバ数の定義を示す図である。図1に
おいて生産ラインは一連の複数の工程から構成されてい
るものとし、製品はラインを1個づつ流れているものと
する。生産ラインの中のある工程を工程(i)1と定義
し、それに後続する工程を工程(i+1)2、工程(i
+1)2に後続する工程を工程(i+2)3とし、工程
(i)1と工程(i+1)2との間にはバッファ(i)
4、工程(i+1)2と工程(i+2)3との間にはバ
ッファ(i+1)5があるものとする。バッファとは、
工程に着手できない製品を一時的に置いておくところで
ある。また、工程(i)1,工程(i+1)2および工
程(i+2)3の処理時間をそれぞれti ,ti+1 およ
びti+2 とし、工程(i)1が終わってから工程(i+
1)2が始まるまでの制限時間(この制限時間を越える
と製品の品質が悪くなり廃棄しなければならなくなって
しまう)をTi 、工程(i+1)2が終わってから工程
(i+2)3が始まるまでの制限時間をTi+1 とする。
さらに、工程(i)1,工程(i+1)2および工程
(i+2)3のサーバ数をそれぞれSi ,Si+1 および
i+2 とする。サーバ数とは、処理を並行して行うこと
のできる数(待ち行列理論ではサービス窓口数に相当す
る)で、例えば設備数や作業者数などに相当する。
【0007】図2に示す本実施例の手順を示す流れ図
と、図3に示す図2の条件Aの詳細を示す流れ図と、図
4に示す図2の条件Bの詳細を示す流れ図とを参照し
て、本実施例の処理手順を説明する。
【0008】工程(i)1のサーバ数Si に空きがある
かどうかを調べ、もし、工程(i)1のサーバ数Si
空きがなければ工程(i)1に着手することはできず、
空くまで待つ(ステップ11)。工程(i)1のサーバ
数Si に空きが生じると、サーバ数1個当りの平均処理
時間、すなわちタクトの一番長い工程を探すため、ti
/Si ,ti+1 /Si+1 およびti+2 /Si+2 の比較を
行なう(ステップ12)。
【0009】タクトti /Si が一番長い場合、すなわ
ち式(ti /Si )≧(ti+1 /Si+1 )および式(t
i /Si )≧(ti+2 /Si+2 )が成立する場合、工程
(i)1のサーバ数Si が工程(i+1)2のサーバ数
i+1 未満、すなわち式Si<Si+1 であり(ステップ
13)、工程(i)1のサーバ数Si が工程(i+2)
3のサーバ数Si+2 未満、すなわち式Si <Si+2 であ
る(ステップ15)ならば、工程(i)1着手可能にな
る(ステップ22)。工程(i)1のサーバ数Si が工
程(i+1)2のサーバ数Si+1 未満でなく、すなわち
式Si <Si+1を満足しないならば、後述する条件Aが
満たされるまで待ち(ステップ14)、その後、工程
(i)1のサーバ数Si が工程(i+2)3のサーバ数
i+2 未満、すなわち式Si <Si+2 である(ステップ
15)ならば、工程(i)1着手可能になる(ステップ
22)。さらに、工程(i)1のサーバ数Si が工程
(i+2)3のサーバ数Si+2 未満でなく、すなわち式
i <Si+2 を満足しないならば、後述する条件Bが満
たされるまで待ち(ステップ16)、その後、工程
(i)1着手可能になる(ステップ22)。
【0010】タクトti+1 /Si+1 が一番長い場合、す
なわち式(ti+1 /Si+1 )>(ti /Si )および式
(ti+1 /Si+1 )≧(ti+2 /Si+2 )が成立する場
合、工程(i+1)2のサーバ数Si+1 が工程(i+
2)3のサーバ数Si+2 未満、すなわち式Si+1 <S
i+2 であれば(ステップ17)、後述する条件Aが満た
されるまで待ち(ステップ19)、その後、工程(i)
1着手可能になる(ステップ22)。工程(i+1)2
のサーバ数Si+1 が工程(i+2)3のサーバ数Si+2
未満でなく、すなわち式Si+1 <Si+2 を満足しないな
らば、後述する条件Bが満たされるまで待ち(ステップ
18)、さらに後述する条件Aが満たされるまで待って
(ステップ19)、その後、工程(i)1着手可能にな
る(ステップ22)。
【0011】タクトti+2 /Si+2 が一番長い場合、す
なわち式(ti+2 /Si+2 )>(ti /Si )および式
(ti+2 /Si+2 )>(ti+1 /Si+1 )が成立する場
合、後述する条件Aが満たされるまで待ち(ステップ2
0)、さらに後述する条件Bが満たされるまで待って
(ステップ21)、その後、工程(i)1着手可能にな
る(ステップ22)。
【0012】図3を参照して、条件Aの詳細を説明す
る。以下の説明で記述しているtは、それぞれの工程
(あるいはバッファ)に着手してから経過した時間を表
している。まず、工程(i)1に着手してからSi+1
目の製品のあるところがどこであるかの判断を行う(ス
テップ31)。工程(i)1に着手してからSi+1 番目
の製品のあるところが工程(i)1であり、式t−t
i+1 ≧0が成立すれば条件Aを終了し、成立しなければ
ステップ31へ戻る(ステップ32)。工程(i)1に
着手してからSi+1 番目の製品のあるところがバッファ
(i)4であり、式(ti +t)−ti+1 ≧0が成立す
れば条件Aを終了し、成立しなければステップ31へ戻
る(ステップ33)。工程(i)1に着手してからS
i+1 番目の製品のあるところが工程(i+1)2であ
り、式(ti +Ti +t)−ti+1 ≧0が成立すれば条
件Aを終了し、成立しなければステップ31へ戻る(ス
テップ34)。工程(i)1に着手してからSi+1 番目
の製品のあるところが工程(i)1,バッファ(i)4
および工程(i+1)2のいずれでもなければ、条件A
を終了する。
【0013】図4を参照して、条件Bの詳細を説明す
る。以下の説明で記述しているtは、それぞれの工程
(あるいはバッファ)に着手してから経過した時間を表
している。まず、工程(i)1に着手してからSi+2
目の製品のあるところがどこであるかの判断を行う(ス
テップ41)。工程(i)1に着手してからSi+2 番目
の製品のあるところが工程(i)1であり、式t−t
i+2 ≧0が成立すれば条件Bを終了し、成立しなければ
ステップ41へ戻る(ステップ42)。工程(i)1に
着手してからSi+2 番目の製品のあるところがバッファ
(i)4であり、式(ti +t)−ti+2 ≧0が成立す
れば条件Bを終了し、成立しなければステップ41へ戻
る(ステップ43)。工程(i)1に着手してからS
i+2 番目の製品のあるところが工程(i+1)2であ
り、式(ti +Ti +t)−ti+2 ≧0が成立すれば条
件Bを終了し、成立しなければステップ41へ戻る(ス
テップ44)。工程(i)1に着手してからSi+2 番目
の製品のあるところがバッファ(i+1)5であり、式
(ti +Ti +ti+1 +t)−ti+2 ≧0が成立すれば
条件Bを終了し、成立しなければステップ41へ戻る
(ステップ45)。工程(i)1に着手してからSi+2
番目の製品のあるところが工程(i+2)3であり、式
(ti +Ti +ti+1 +Ti+1 +t)−ti+2 ≧0が成
立すれば条件Bを終了し、成立しなければステップ41
へ戻る。工程(i)1に着手してからSi+2 番目の製品
のあるところが工程(i)1,バッファ(i)4,工程
(i+1)2,バッファ(i+1)5および工程(i+
2)3のいずれでもなければ、条件Bを終了する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1個ずつ製品を流しこの製品を一連の複数の工程から成
る生産ラインの中のある処理時間ti の工程(i)とそ
れに後続する処理時間ti+1 の工程(i+1)との間に
この制限時間を越えると製品の品質が悪くなり廃棄しな
ければならなくなる制限時間Ti があり、かつ、工程
(i+1)とそれに後続する処理時間ti+2 の工程(i
+2)との間にこの制限時間を越えると製品の品質が悪
くなり廃棄しなければならなくなる制限時間Ti+1があ
る場合、工程(i)直前のバッファにある製品が工程
(i)と工程(i+1)との間の制限時間Ti を越える
ことなく、かつ、工程(i+1)と工程(i+2)との
間の制限時間Ti+1 を越えることなしに、工程(i)の
稼働率が最大となるように工程(i)の着手を行うとい
う条件のもとで、工程(i)に着手することが可能であ
るかを判断することにより、制限時間を越えて廃棄とな
ってしまう製品がなくなり、製品を効率的に流すことが
できるため、廃棄率が下がり、生産リードタイムが短く
なり、コスト削減、及び、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程、処理時間、制限時間
およびサーバ数の定義を示す図である。
【図2】この実施例の手順を示す流れ図である。
【図3】図2の条件Aの詳細を示す流れ図である。
【図4】図2の条件Bの詳細を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 工程(i) 2 工程(i+1) 3 工程(i+2) 4 バッファ(i) 5 バッファ(i+1) ti ,ti+1 ,ti+2 処理時間 Ti ,Ti+1 , 制限時間 Si ,Si+1 ,Si+2 サーバ数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個ずつ製品を流し前記製品を一連の複
    数の工程から成る生産ラインの中のある処理時間ti
    工程(i)とそれに後続する処理時間ti+1の工程(i
    +1)との間にこの制限時間を越えると前記製品の品質
    が悪くなり廃棄しなければならなくなる制限時間Ti
    あり、かつ、前記工程(i+1)とそれに後続する処理
    時間ti+2 の工程(i+2)との間にこの制限時間を越
    えると前記製品の品質が悪くなり廃棄しなければならな
    くなる制限時間Ti+1 がある場合、前記工程(i)直前
    のバッファにある製品が前記工程(i)と前記工程(i
    +1)との間の前記制限時間Ti を越えることなく、か
    つ、前記工程(i+1)と前記工程(i+2)との間の
    前記制限時間Ti+1 を越えることなしに、前記工程
    (i)の稼働率が最大となるように前記工程(i)の着
    手を行うという条件のもとで、前記工程(i)に着手す
    ることが可能であるかを判断することを特徴とする生産
    ライン工程着手制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6571932B1 (en) 1995-04-18 2003-06-03 Nsk, Ltd. Dustproof linear actuator with an air venting device
EP2556904A3 (de) * 2011-08-10 2014-11-19 Mall + Herlan GMBH Effektive Produktionslinie für Aerosoldosen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6571932B1 (en) 1995-04-18 2003-06-03 Nsk, Ltd. Dustproof linear actuator with an air venting device
US6695121B2 (en) 1995-04-18 2004-02-24 Nsk Ltd. Dustproof linear actuator with an air venting device
EP2556904A3 (de) * 2011-08-10 2014-11-19 Mall + Herlan GMBH Effektive Produktionslinie für Aerosoldosen

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