JPH06209232A - 同期式フィルタ装置 - Google Patents
同期式フィルタ装置Info
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- JPH06209232A JPH06209232A JP4310444A JP31044492A JPH06209232A JP H06209232 A JPH06209232 A JP H06209232A JP 4310444 A JP4310444 A JP 4310444A JP 31044492 A JP31044492 A JP 31044492A JP H06209232 A JPH06209232 A JP H06209232A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外乱の影響がなるべく少なくなるように同期
式フィルタのステップパラメータサイズのゲインを小さ
くしても、周期性ノイズのゲイン変動に迅速に対応で
き、過渡特性を向上させる。 【構成】 入力ノイズの周期性成分の周期をN分割して
サンプリング可能なパルスを発生するパルス発生器11
と、そのパルスに同期してN個のタップを順に出力して
入力ノイズの周期性成分を消去する同期式フィルタ12
と、フィルタ12の出力を入力ノイズに加算し、その加
算誤差が小さくなるようにタップ値を更新するフィルタ
係数補正手段13と、周期パルス発生手段14からのパ
ルスが入る毎に、フィルタ12の各タップに増幅率Gを
乗じたと仮定した時のフィルタ出力と入力ノイズの波形
との差の2乗和をとり、その2乗和が小さくなるように
フィルタ12の増幅率を決定するフィルタゲイン補正手
段15とを有する。
式フィルタのステップパラメータサイズのゲインを小さ
くしても、周期性ノイズのゲイン変動に迅速に対応で
き、過渡特性を向上させる。 【構成】 入力ノイズの周期性成分の周期をN分割して
サンプリング可能なパルスを発生するパルス発生器11
と、そのパルスに同期してN個のタップを順に出力して
入力ノイズの周期性成分を消去する同期式フィルタ12
と、フィルタ12の出力を入力ノイズに加算し、その加
算誤差が小さくなるようにタップ値を更新するフィルタ
係数補正手段13と、周期パルス発生手段14からのパ
ルスが入る毎に、フィルタ12の各タップに増幅率Gを
乗じたと仮定した時のフィルタ出力と入力ノイズの波形
との差の2乗和をとり、その2乗和が小さくなるように
フィルタ12の増幅率を決定するフィルタゲイン補正手
段15とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の車室内
の振動あるいは騒音のようにエンジンに同期したノイズ
を打ち消すような場合に用い、その周期性ノイズをその
ノイズと同期をとりながら消去していく同期式フィルタ
装置に関するものである。
の振動あるいは騒音のようにエンジンに同期したノイズ
を打ち消すような場合に用い、その周期性ノイズをその
ノイズと同期をとりながら消去していく同期式フィルタ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同期式フィルタ装置は、周期性ノイズを
その周期と同期を取りながら消去していくためにノイズ
の周期が変わってもそれに適応して対応し、さらに例え
ばデジタル信号処理回路(以降、DSPとする。)で構
成した場合、通常のFIR(Finite Respo
nse Filter)のようにフィルタ演算に多くの
積和演算を必要とせず、非常にシンプルに構成できるの
で、特に周期性ノイズを打ち消すフィルタとして広く使
用されている。
その周期と同期を取りながら消去していくためにノイズ
の周期が変わってもそれに適応して対応し、さらに例え
ばデジタル信号処理回路(以降、DSPとする。)で構
成した場合、通常のFIR(Finite Respo
nse Filter)のようにフィルタ演算に多くの
積和演算を必要とせず、非常にシンプルに構成できるの
で、特に周期性ノイズを打ち消すフィルタとして広く使
用されている。
【0003】以下、従来の同期式フィルタ装置について
図面を参照しながら説明する。 図4は従来の同期式フ
ィルタ装置の概略ブロック図を示すものである。図4に
おいて、41はパルス生成器、42は同期式フィルタ、
43はフィルタ係数補正手段である。
図面を参照しながら説明する。 図4は従来の同期式フ
ィルタ装置の概略ブロック図を示すものである。図4に
おいて、41はパルス生成器、42は同期式フィルタ、
43はフィルタ係数補正手段である。
【0004】次に、上記従来の同期式フィルタ装置の動
作について説明する。図4において、パルス生成器41
は、入力された周期性ノイズの周期を同期式フィルタ4
2のタップ数Nで分割し、入力ノイズの周期内にちょう
どN個のサンプリングを行なえるようにパルスを発生す
る。ノイズの周期が変動した場合も、その周期の変動に
応じてパルス周期も変動するようにする。同期式フィル
タ42は、パルス生成器41で生成されたパルスに同期
させて、フィルタのタップの値を順々に出力していくフ
ィルタである。例えば、DSPで実現するならばタップ
長だけのメモリで構成される。フィルタの最後まで出力
したら再びフィルタの最初のタップに戻って出力する。
同期式フィルタ42の出力は、周期性ノイズと加算さ
れ、その加算誤差に基づきフィルタ係数補正手段43で
この加算誤差を小さくするように、同期式フィルタ42
の対応するタップの値を更新していく。例えば、時刻
k、フィルタのタップ数Nのとき、対応するタップ係数
の位置jは、次式(1)で表わすことができる。
作について説明する。図4において、パルス生成器41
は、入力された周期性ノイズの周期を同期式フィルタ4
2のタップ数Nで分割し、入力ノイズの周期内にちょう
どN個のサンプリングを行なえるようにパルスを発生す
る。ノイズの周期が変動した場合も、その周期の変動に
応じてパルス周期も変動するようにする。同期式フィル
タ42は、パルス生成器41で生成されたパルスに同期
させて、フィルタのタップの値を順々に出力していくフ
ィルタである。例えば、DSPで実現するならばタップ
長だけのメモリで構成される。フィルタの最後まで出力
したら再びフィルタの最初のタップに戻って出力する。
同期式フィルタ42の出力は、周期性ノイズと加算さ
れ、その加算誤差に基づきフィルタ係数補正手段43で
この加算誤差を小さくするように、同期式フィルタ42
の対応するタップの値を更新していく。例えば、時刻
k、フィルタのタップ数Nのとき、対応するタップ係数
の位置jは、次式(1)で表わすことができる。
【0005】 j=k mod N(mod N はNを法とする整数値)・・・(1) ここで、時刻kでのタップ係数をWk、加算誤差をe
(k)、ゲインに相当するステップサイズパラメータを
uとすると、タップ係数Wkは、次式(2)で表わすこ
とができる。
(k)、ゲインに相当するステップサイズパラメータを
uとすると、タップ係数Wkは、次式(2)で表わすこ
とができる。
【0006】 Wk(j)=Wk−N(j)+2ue(k) ・・・(2)
【0007】以上のような動作によって、周期的なノイ
ズを打ち消す同期式フィルタ装置を実現することができ
る。(例えば、コロナ社 CAI ディジタル信号処
理、小畑秀文著、134ページ−136ページ、または
計測自動制御学会論文集、第19巻第3号34ページ〜
39ページ、「同期式適応フィルタ」参照)
ズを打ち消す同期式フィルタ装置を実現することができ
る。(例えば、コロナ社 CAI ディジタル信号処
理、小畑秀文著、134ページ−136ページ、または
計測自動制御学会論文集、第19巻第3号34ページ〜
39ページ、「同期式適応フィルタ」参照)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ランダムノイズのような周期性を乱す
外乱が入力に加算されて入ってくると、その影響で同期
式フィルタの各係数の値が乱れて誤差が累積するので、
ステップサイズパラメータすなわち1回のフィルタタッ
プ係数更新のゲインを大きく設定することはできない。
逆に、ゲインを抑えてしまうと、例えば周期性ノイズの
振幅が変わったときには、ゲインが小さいのでフィルタ
の対応が遅く、過渡状態での収束性能が悪くなってしま
うという問題点があった。
ような構成では、ランダムノイズのような周期性を乱す
外乱が入力に加算されて入ってくると、その影響で同期
式フィルタの各係数の値が乱れて誤差が累積するので、
ステップサイズパラメータすなわち1回のフィルタタッ
プ係数更新のゲインを大きく設定することはできない。
逆に、ゲインを抑えてしまうと、例えば周期性ノイズの
振幅が変わったときには、ゲインが小さいのでフィルタ
の対応が遅く、過渡状態での収束性能が悪くなってしま
うという問題点があった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み、外乱による誤
動作を極力抑えつつ、しかも周期性ノイズに対する過渡
特性を向上させることのできる優れた同期式フィルタ装
置を提供することを目的とするものである。
動作を極力抑えつつ、しかも周期性ノイズに対する過渡
特性を向上させることのできる優れた同期式フィルタ装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、本
発明の同期式フィルタ装置は、ノイズの周期性に着目し
て、その周期において消したい波形と同期式フィルタの
出力波形との誤差の2乗和を最小とするようにフィルタ
全体のゲインを一率に変える手段を新たに付加したもの
である。
発明の同期式フィルタ装置は、ノイズの周期性に着目し
て、その周期において消したい波形と同期式フィルタの
出力波形との誤差の2乗和を最小とするようにフィルタ
全体のゲインを一率に変える手段を新たに付加したもの
である。
【0011】
【作用】本発明は、上記構成によって、外乱の影響が少
なく、周期性ノイズに対する過渡特性を向上させた同期
式フィルタを実現することができる。
なく、周期性ノイズに対する過渡特性を向上させた同期
式フィルタを実現することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例におけ
る同期式フィルタ装置の概略ブロック図である。図1に
おいて、11はパルス生成器、12は同期式フィルタ、
13はフィルタ係数補正手段、14は周期パルス発生手
段、15はフィルタゲイン補正手段である。
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例におけ
る同期式フィルタ装置の概略ブロック図である。図1に
おいて、11はパルス生成器、12は同期式フィルタ、
13はフィルタ係数補正手段、14は周期パルス発生手
段、15はフィルタゲイン補正手段である。
【0013】次に、上記第1の実施例における同期式フ
ィルタ装置の動作について説明する。図1において、パ
ルス生成器11は、入力された周期性ノイズの周期を同
期式フィルタ12のタップ数Nで分割し、入力ノイズの
周期内にちょうどN個のサンプリングを行なえるように
パルスを発生する。ノイズの周期が変動した場合も、そ
の周期の変動に応じてパルス周期も変動するようにす
る。同期式フィルタ12は、パルス生成器11で生成さ
れたパルスに同期させて、同期式フィルタ12のタップ
の値を順々に出力していく。例えば、DSPで実現する
ならばタップ長だけのメモリで構成される。同期式フィ
ルタ12の最後まで出力したら再び最初のタップに戻っ
て出力する。同期式フィルタ12の出力は、周期性ノイ
ズと加算され、その加算誤差に基づいてフィルタ係数補
正手段13でこの加算誤差が小さくなるように、同期式
フィルタ12の対応するタップの値を更新していく。例
えば、時刻k、フィルタのタップ数Nのとき、前記式
(1)のようにしてタップ係数の位置jを決め、時刻k
でのタップ係数をWk、加算誤差をe(k)、ゲインに
相当するステップサイズパラメータをuとすると、前記
式(2)で表わされる関係によって更新する。
ィルタ装置の動作について説明する。図1において、パ
ルス生成器11は、入力された周期性ノイズの周期を同
期式フィルタ12のタップ数Nで分割し、入力ノイズの
周期内にちょうどN個のサンプリングを行なえるように
パルスを発生する。ノイズの周期が変動した場合も、そ
の周期の変動に応じてパルス周期も変動するようにす
る。同期式フィルタ12は、パルス生成器11で生成さ
れたパルスに同期させて、同期式フィルタ12のタップ
の値を順々に出力していく。例えば、DSPで実現する
ならばタップ長だけのメモリで構成される。同期式フィ
ルタ12の最後まで出力したら再び最初のタップに戻っ
て出力する。同期式フィルタ12の出力は、周期性ノイ
ズと加算され、その加算誤差に基づいてフィルタ係数補
正手段13でこの加算誤差が小さくなるように、同期式
フィルタ12の対応するタップの値を更新していく。例
えば、時刻k、フィルタのタップ数Nのとき、前記式
(1)のようにしてタップ係数の位置jを決め、時刻k
でのタップ係数をWk、加算誤差をe(k)、ゲインに
相当するステップサイズパラメータをuとすると、前記
式(2)で表わされる関係によって更新する。
【0014】次に、入力波形である周期性ノイズの値
と、同期式フィルタ12の出力の値を一周期分記憶して
おき、周期パルス発生手段14によって周期性ノイズの
1周期に1回発生させたパルスが入るごとに規定のアル
ゴリズムを用い、同期式フィルタ12のNタップに一率
のゲインgを乗じたと仮定したときのフィルタの出力波
形と入力ノイズ波形との差の2乗の1周期の和に対し、
その和が最小となるように上記ゲインgを決定する。フ
ィルタゲイン補正手段15は、ゲインgを上記のように
決定し、同期式フィルタ2の各タップに一率に乗じて、
新たなタップ係数とする。
と、同期式フィルタ12の出力の値を一周期分記憶して
おき、周期パルス発生手段14によって周期性ノイズの
1周期に1回発生させたパルスが入るごとに規定のアル
ゴリズムを用い、同期式フィルタ12のNタップに一率
のゲインgを乗じたと仮定したときのフィルタの出力波
形と入力ノイズ波形との差の2乗の1周期の和に対し、
その和が最小となるように上記ゲインgを決定する。フ
ィルタゲイン補正手段15は、ゲインgを上記のように
決定し、同期式フィルタ2の各タップに一率に乗じて、
新たなタップ係数とする。
【0015】このように、上記第1の実施例によれば、
入力ノイズの振幅が変化しても、周期的な波形が相似で
ある限り、ゲインの変化に1周期の遅れはあるものの着
実に対応することができるので、周期性ノイズの過渡特
性を向上することができる。また、非周期性ノイズが入
った場合のために、前記式(2)に示すステップサイズ
パラメータ、すなわち1回のフィルタタップ係数更新の
ゲインを小さく設定していても、上記ゲインgはステッ
プパラメータとは無関係に決定できるので、収束速度が
上げられるという利点もある。
入力ノイズの振幅が変化しても、周期的な波形が相似で
ある限り、ゲインの変化に1周期の遅れはあるものの着
実に対応することができるので、周期性ノイズの過渡特
性を向上することができる。また、非周期性ノイズが入
った場合のために、前記式(2)に示すステップサイズ
パラメータ、すなわち1回のフィルタタップ係数更新の
ゲインを小さく設定していても、上記ゲインgはステッ
プパラメータとは無関係に決定できるので、収束速度が
上げられるという利点もある。
【0016】次に、上記第1の実施例に使用したゲイン
決定のアルゴリズムについて説明する。離散時間iでの
入力ノイズをAi、同期式フィルタ12の出力をBiと
する。1周期の間に同期式フィルタ12はNタップ分出
力し、タップに一率ゲインgを乗じたと仮定したときの
フィルタで構成される波形と入力ノイズ波形との差の2
乗の1周期の和を取り、その平均が最小となるように上
記ゲインgを決定するとした場合、次式(3)が成り立
つ。
決定のアルゴリズムについて説明する。離散時間iでの
入力ノイズをAi、同期式フィルタ12の出力をBiと
する。1周期の間に同期式フィルタ12はNタップ分出
力し、タップに一率ゲインgを乗じたと仮定したときの
フィルタで構成される波形と入力ノイズ波形との差の2
乗の1周期の和を取り、その平均が最小となるように上
記ゲインgを決定するとした場合、次式(3)が成り立
つ。
【0017】
【数1】 式(3)を満たすようなgが決定できたなら、そのgを
用いて、1周期ごとに式(4)のように同期式フィルタ
12のタップの値を更新していく。 Wi=Wi*g(i=1,...,N) ・・・(4) ここで、式(3)の左辺を改めてfと置くと、次式
(5)のようになる。
用いて、1周期ごとに式(4)のように同期式フィルタ
12のタップの値を更新していく。 Wi=Wi*g(i=1,...,N) ・・・(4) ここで、式(3)の左辺を改めてfと置くと、次式
(5)のようになる。
【0018】
【数2】 そして、式(5)を満たすgのとき、fはgに対して極
小値かつ最小値となるので、fのgに対する偏微分は0
となり、式(6)が成り立つ。 ∂f/∂g=O ・・・(6) 次に式(6)に式(5)を代入してgについて整理する
と、式(7)のようになる。
小値かつ最小値となるので、fのgに対する偏微分は0
となり、式(6)が成り立つ。 ∂f/∂g=O ・・・(6) 次に式(6)に式(5)を代入してgについて整理する
と、式(7)のようになる。
【0019】
【数3】 よって、式(7)に従ってgを決定すれば、タップに一
率ゲインgを乗じたと仮定したときのフィルタで構成さ
れる波形と入力ノイズ波形との差の2乗の1周期の和に
対し、その値が最小となるようにすることができる。
率ゲインgを乗じたと仮定したときのフィルタで構成さ
れる波形と入力ノイズ波形との差の2乗の1周期の和に
対し、その値が最小となるようにすることができる。
【0020】また、AiとBiとの差をeiとすると、
式(8)が成り立つ。 Ai=Bi+ei ・・・(8) これを式(7)に代入して式(9)を得る。仮に、入力
ノイズAiが測定できず、Biとeiしか測定できない
場合でも、式(9)により、ゲインgを決定することが
できるという利点がある。
式(8)が成り立つ。 Ai=Bi+ei ・・・(8) これを式(7)に代入して式(9)を得る。仮に、入力
ノイズAiが測定できず、Biとeiしか測定できない
場合でも、式(9)により、ゲインgを決定することが
できるという利点がある。
【0021】
【数4】
【0022】次に、本発明の第2の実施例について図2
を用いて説明する。図2において、21はパルス生成
器、22は同期式フィルタ、23はフィルタ係数補正手
段、24は周期パルス発生手段、25はフィルタゲイン
補正手段、26は伝達関数Pを有して電気信号を振動出
力に変換するアクチュエータ、27は制御補償フィル
タ、28は伝達関数Pを有するアクチュエータ模擬伝達
関数フィルタ、29はGセンサ等の機械的振動を電気信
号に変換する振動−電気信号変換手段、30は伝達関数
Rを有するアクチュエータ模擬伝達関数フィルタであ
る。
を用いて説明する。図2において、21はパルス生成
器、22は同期式フィルタ、23はフィルタ係数補正手
段、24は周期パルス発生手段、25はフィルタゲイン
補正手段、26は伝達関数Pを有して電気信号を振動出
力に変換するアクチュエータ、27は制御補償フィル
タ、28は伝達関数Pを有するアクチュエータ模擬伝達
関数フィルタ、29はGセンサ等の機械的振動を電気信
号に変換する振動−電気信号変換手段、30は伝達関数
Rを有するアクチュエータ模擬伝達関数フィルタであ
る。
【0023】次に、上記第2の実施例の動作について説
明する。図2において、アクチュエータ模擬伝達関数フ
ィルタ28はアクチュエータ26の伝達特性Pを模擬し
たもので、その内部には、パルス生成器21のパルスの
サンプリング周期にサンプリング変換したインパルス応
答(伝達特性P)が生成される。フィルタ係数補正手段
23は、振動−電気信号変換手段29の出力として得ら
れる入力ノイズとアクチュエータ26の出力との加算誤
差に、アクチュエータ模擬伝達関数28の出力でアクチ
ュエータ26による遅れを補償し、その補償した出力で
同期式フィルタ22のタップ係数を補正する。具体的に
は、時刻k、フィルタのタップ数Nのとき、式(1)で
タップ係数の位置jを決め、時刻kでのm番目タップ係
数をWk(m)、加算誤差をek、アクチュエータ模擬
伝達関数フィルタ28で生成されたインパルス応答をc
(m) (m=1,..,N)、ゲインに相当するステ
ップサイズパラメータをuとすると、フィルタの更新式
は、次式(10)のようになる。 Wk+1(m)=Wk(m)+2*u*ek*c(j−m+1)(m=1 ,...,N) ・・・(10) 例えば、Filtered−Xと呼ばれるアルゴリズム
がこの内容に相当する。このときは制御補償フィルタ2
7の伝達特性Rは、単なる1で構わない。
明する。図2において、アクチュエータ模擬伝達関数フ
ィルタ28はアクチュエータ26の伝達特性Pを模擬し
たもので、その内部には、パルス生成器21のパルスの
サンプリング周期にサンプリング変換したインパルス応
答(伝達特性P)が生成される。フィルタ係数補正手段
23は、振動−電気信号変換手段29の出力として得ら
れる入力ノイズとアクチュエータ26の出力との加算誤
差に、アクチュエータ模擬伝達関数28の出力でアクチ
ュエータ26による遅れを補償し、その補償した出力で
同期式フィルタ22のタップ係数を補正する。具体的に
は、時刻k、フィルタのタップ数Nのとき、式(1)で
タップ係数の位置jを決め、時刻kでのm番目タップ係
数をWk(m)、加算誤差をek、アクチュエータ模擬
伝達関数フィルタ28で生成されたインパルス応答をc
(m) (m=1,..,N)、ゲインに相当するステ
ップサイズパラメータをuとすると、フィルタの更新式
は、次式(10)のようになる。 Wk+1(m)=Wk(m)+2*u*ek*c(j−m+1)(m=1 ,...,N) ・・・(10) 例えば、Filtered−Xと呼ばれるアルゴリズム
がこの内容に相当する。このときは制御補償フィルタ2
7の伝達特性Rは、単なる1で構わない。
【0024】また、アクチュエータ模擬伝達関数フィル
タ28で説明したような補正をする代わりに、制御補償
フィルタ27でアクチュエータ26の逆関数(R=1/
P)に相当する伝達関数を構成してもよく(実際は発振
防止のため、R=Y/P,Yは位相補償用の伝達関数と
構成することが多い。)、そのときは、フィルタ係数補
正手段23は、例えば、第1の実施例と同じように式で
同期式フィルタ22を補正すればよい。
タ28で説明したような補正をする代わりに、制御補償
フィルタ27でアクチュエータ26の逆関数(R=1/
P)に相当する伝達関数を構成してもよく(実際は発振
防止のため、R=Y/P,Yは位相補償用の伝達関数と
構成することが多い。)、そのときは、フィルタ係数補
正手段23は、例えば、第1の実施例と同じように式で
同期式フィルタ22を補正すればよい。
【0025】なお、入力波形である周期性ノイズとアク
チュエータ26の出力との加算誤差とアクチュエータ2
6に出力する値は過去一周期分の値を常時記憶してお
く。一方、アクチュエータ26のインパルス応答特性を
あらかじめシステム同定等で測定し、アクチュエータ模
擬伝達関数フィルタ30でFIRフィルタとして実現し
ておく。次に、各サンプリングごとにアクチュエータ2
6に出力する値の過去1周期分のデータとアクチュエー
タ模擬伝達関数フィルタ30との積和を求めることによ
って、アクチュエータ26通過後の出力を推定する。
チュエータ26の出力との加算誤差とアクチュエータ2
6に出力する値は過去一周期分の値を常時記憶してお
く。一方、アクチュエータ26のインパルス応答特性を
あらかじめシステム同定等で測定し、アクチュエータ模
擬伝達関数フィルタ30でFIRフィルタとして実現し
ておく。次に、各サンプリングごとにアクチュエータ2
6に出力する値の過去1周期分のデータとアクチュエー
タ模擬伝達関数フィルタ30との積和を求めることによ
って、アクチュエータ26通過後の出力を推定する。
【0026】ここで、周期パルス発生手段24によって
周期性ノイズの周期に1回発生させたパルスが入るごと
に、フィルタゲイン補正手段25は、例えば以下に説明
するアルゴリズムを用い、同期式フィルタ22のNタッ
プに一率ゲインgを乗じたと仮定したときのアクチュエ
ータ26通過後の出力と入力ノイズ波形との差の2乗の
1周期の和が最小となるように、上記ゲインgを決定し
て同期式フィルタ22の各タップに一率に乗じ、新たな
タップ係数とする。
周期性ノイズの周期に1回発生させたパルスが入るごと
に、フィルタゲイン補正手段25は、例えば以下に説明
するアルゴリズムを用い、同期式フィルタ22のNタッ
プに一率ゲインgを乗じたと仮定したときのアクチュエ
ータ26通過後の出力と入力ノイズ波形との差の2乗の
1周期の和が最小となるように、上記ゲインgを決定し
て同期式フィルタ22の各タップに一率に乗じ、新たな
タップ係数とする。
【0027】以下、このアルゴリズムについて説明す
る。離散時刻iでの入力ノイズをAi、フィルタ出力を
Bi、AiとBiとの差をeiとして、入力ノイズをU
iとし、周期性ノイズとアクチュエータ26の出力との
加算誤差を過去一周期分記憶しておき、その値をWi
(i=1,..,N)とする。一方、アクチュエータ2
6のインパルス応答特性をあらかじめシステム同定等で
測定し、アクチュエータ模擬伝達関数フィルタ30でF
IRフィルタとして実現しておく。そして、そのインパ
ルス応答をVi(i=1,..,N)とすると、S(W
i*Vn−i+1)によって、アクチュエータ26通過
後の出力Biを推定することができる。Biが得らる
と、式(9)によりgを決定することができる。
る。離散時刻iでの入力ノイズをAi、フィルタ出力を
Bi、AiとBiとの差をeiとして、入力ノイズをU
iとし、周期性ノイズとアクチュエータ26の出力との
加算誤差を過去一周期分記憶しておき、その値をWi
(i=1,..,N)とする。一方、アクチュエータ2
6のインパルス応答特性をあらかじめシステム同定等で
測定し、アクチュエータ模擬伝達関数フィルタ30でF
IRフィルタとして実現しておく。そして、そのインパ
ルス応答をVi(i=1,..,N)とすると、S(W
i*Vn−i+1)によって、アクチュエータ26通過
後の出力Biを推定することができる。Biが得らる
と、式(9)によりgを決定することができる。
【0028】仮に、入力ノイズAiが測定できず、また
アクチュエータ26の出力Biも測定できず、加算誤差
とアクチュエータ26に出力する値しかわからない場合
でも、アクチュエータ26の出力を推定することによっ
て、アクチュエータ26通過後の出力と入力ノイズ波形
との差の2乗の1周期の和あるいは平均に対し、その和
あるいは平均が最小となるように上記ゲインgを決定す
ることができる。
アクチュエータ26の出力Biも測定できず、加算誤差
とアクチュエータ26に出力する値しかわからない場合
でも、アクチュエータ26の出力を推定することによっ
て、アクチュエータ26通過後の出力と入力ノイズ波形
との差の2乗の1周期の和あるいは平均に対し、その和
あるいは平均が最小となるように上記ゲインgを決定す
ることができる。
【0029】このように、上記第2の実施例によれば、
入力ノイズの振幅が変化しても、周期的な波形が相似で
ある限り、ゲインの変化に1周期の遅れはあるものの着
実に対応することができるので、周期性ノイズの過渡特
性を向上することができる。また、非周期性ノイズが入
った場合のために、式(2)および式(10)における
ステップサイズパラメータu、すなわち1回のフィルタ
タップ係数更新のゲインを小さく設定しても、上記ゲイ
ンはステップパラメータとは無関係に決定できるので、
収束速度が上げられるという利点もある。
入力ノイズの振幅が変化しても、周期的な波形が相似で
ある限り、ゲインの変化に1周期の遅れはあるものの着
実に対応することができるので、周期性ノイズの過渡特
性を向上することができる。また、非周期性ノイズが入
った場合のために、式(2)および式(10)における
ステップサイズパラメータu、すなわち1回のフィルタ
タップ係数更新のゲインを小さく設定しても、上記ゲイ
ンはステップパラメータとは無関係に決定できるので、
収束速度が上げられるという利点もある。
【0030】さらに、入力ノイズに加算されるアクチュ
エータ出力が直接求められない場合でも、アクチュエー
タ出力を推定することによって、ゲインgを決定するこ
とができる。
エータ出力が直接求められない場合でも、アクチュエー
タ出力を推定することによって、ゲインgを決定するこ
とができる。
【0031】なお、上記第2の実施例では、1周期分の
和をとったが、周期の整数倍でも良いし、周期の影響が
十分無視できるほど十分長い時間の和、あるいは平均値
を小さくするようにしても同様に良好に動作させること
ができる。
和をとったが、周期の整数倍でも良いし、周期の影響が
十分無視できるほど十分長い時間の和、あるいは平均値
を小さくするようにしても同様に良好に動作させること
ができる。
【0032】次に、本発明の第3の実施例について図3
を用いて説明する。図3において、31はパルス生成
器、321 〜32M は同期式フィルタ、331 〜33M
はフィルタ係数補正手段、34は周期パルス発生手段、
35はフィルタゲイン補正手段である。
を用いて説明する。図3において、31はパルス生成
器、321 〜32M は同期式フィルタ、331 〜33M
はフィルタ係数補正手段、34は周期パルス発生手段、
35はフィルタゲイン補正手段である。
【0033】次に上記第3の実施例の動作について説明
する。本実施例は、上記第1の実施例における同期式フ
ィルタおよびフィルタ係数補正手段をそれぞれM個備
え、消去すべき入力ノイズの数がP個に増えた場合の例
であり、基本的な動作は第1の実施例の説明ですでに述
べた通りであるが、同期式フィルタM個により入力ノイ
ズP個を消去するので、各同期式フィルタ331 〜33
M のゲインGj(j=,...,M)は、フィルタゲイ
ン補正手段35により、同期式フィルタj(j
=,...,M)の各タップに増幅率Gjを乗じた仮定
したときのフィルタ出力と上記入力ノイズの波形との差
の2乗和をP箇所についてとり、そのP個の2乗和の和
が小さくなるように決定される。
する。本実施例は、上記第1の実施例における同期式フ
ィルタおよびフィルタ係数補正手段をそれぞれM個備
え、消去すべき入力ノイズの数がP個に増えた場合の例
であり、基本的な動作は第1の実施例の説明ですでに述
べた通りであるが、同期式フィルタM個により入力ノイ
ズP個を消去するので、各同期式フィルタ331 〜33
M のゲインGj(j=,...,M)は、フィルタゲイ
ン補正手段35により、同期式フィルタj(j
=,...,M)の各タップに増幅率Gjを乗じた仮定
したときのフィルタ出力と上記入力ノイズの波形との差
の2乗和をP箇所についてとり、そのP個の2乗和の和
が小さくなるように決定される。
【0034】ここで、フィルタゲイン補正手段35で用
いるゲイン決定のアルゴリズムについて説明する。離散
時間iでのk番目の入力ノイズをAk (i)、j番目の
同期式フィルタ32j によるk番目の入力ノイズを消去
する成分をBjk(i)とする。1周期の間に同期式フィ
ルタ32j はNタップ分出力し、j番目の同期式フィル
タ32j のタップに一率ゲインgj を乗じたと仮定した
ときのフィルタの出力波形と入力ノイズ波形との差の2
乗の1周期の和を取り、その和が最小となるように上記
ゲインgを決定すると、次式(11)が成り立つ。
いるゲイン決定のアルゴリズムについて説明する。離散
時間iでのk番目の入力ノイズをAk (i)、j番目の
同期式フィルタ32j によるk番目の入力ノイズを消去
する成分をBjk(i)とする。1周期の間に同期式フィ
ルタ32j はNタップ分出力し、j番目の同期式フィル
タ32j のタップに一率ゲインgj を乗じたと仮定した
ときのフィルタの出力波形と入力ノイズ波形との差の2
乗の1周期の和を取り、その和が最小となるように上記
ゲインgを決定すると、次式(11)が成り立つ。
【0035】
【数5】 式(11)を満たすようなgが決定できたなら、そのg
を用いて、1周期ごとに式(12)のようにj番目の同
期式フィルタ32j のタップの値を更新していく。 Wj (i)=Wj (i)*gj (i=1,...,N)・・(12) ここで式(12)の左辺を改めて、fと置くと、次式
(13)のようになる。
を用いて、1周期ごとに式(12)のようにj番目の同
期式フィルタ32j のタップの値を更新していく。 Wj (i)=Wj (i)*gj (i=1,...,N)・・(12) ここで式(12)の左辺を改めて、fと置くと、次式
(13)のようになる。
【0036】
【数6】 そして、今、a番目の同期式フィルタ32a のゲインg
a を求める。fはga ( a =1,...,M)に対して極
小値かつ最小値となるので、fのga に対する偏微分は
0となり、式(14)が成り立つ。 ∂f/∂ga =0 ・・・(14) 次に式(12)に式(13)を代入すると式(15)の
ようになる。
a を求める。fはga ( a =1,...,M)に対して極
小値かつ最小値となるので、fのga に対する偏微分は
0となり、式(14)が成り立つ。 ∂f/∂ga =0 ・・・(14) 次に式(12)に式(13)を代入すると式(15)の
ようになる。
【0037】
【数7】 ここで、各Ak(i)を次式で近似すると、
【0038】
【数8】 となり、式(16)を式(15)に代入すると、式(1
7)のようになる。
7)のようになる。
【0039】
【数9】 ここで、ga 以外のgk が1に近いか、あるいは一定値
とすると、ga は次式(18)で求められる。
とすると、ga は次式(18)で求められる。
【0040】
【数10】 よって、式(18)に従ってga を決定すれば、a 番目
の同期式フィルタ2のタップに一率ゲインga を乗じる
ことによって、同期式フィルタ32a の出力波形と入力
ノイズ波形との差の2乗の1周期の和が最小となるよう
にすることができる。 また、ga 以外のgk が1から
大きく離れたときには、例えば次式(19)のように規
格化する場合も有り得る。 gk =1+(gk −1)/M (k=1,...,M)・・・(19)
の同期式フィルタ2のタップに一率ゲインga を乗じる
ことによって、同期式フィルタ32a の出力波形と入力
ノイズ波形との差の2乗の1周期の和が最小となるよう
にすることができる。 また、ga 以外のgk が1から
大きく離れたときには、例えば次式(19)のように規
格化する場合も有り得る。 gk =1+(gk −1)/M (k=1,...,M)・・・(19)
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明は、外乱の影響が
なるべく少なくなるように同期式フィルタのステップパ
ラメータのゲインを小さくしても、周期性ノイズのゲイ
ン変動に迅速に対応でき、過渡特性を向上させることが
できるという効果を有する。
なるべく少なくなるように同期式フィルタのステップパ
ラメータのゲインを小さくしても、周期性ノイズのゲイ
ン変動に迅速に対応でき、過渡特性を向上させることが
できるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例における同期式フィルタ
装置の概略ブロック図
装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における同期式フィルタ
装置の概略ブロック図
装置の概略ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における同期式フィルタ
装置の概略ブロック図
装置の概略ブロック図
【図4】従来の同期式フィルタ装置の概略ブロック図
11、21、31 パルス生成器 12、22、32 同期式フィルタ 13、23、33 フィルタ係数補正手段 14、24、34 周期パルス発生手段 15、25、35 フィルタゲイン補正手段 26 アクチュエータ 27 制御補償フィルタ 28 アクチュエータ模擬伝達関数フィルタ 29 振動−電気信号変換手段 30 アクチュエータ模擬伝達関数フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 田 毅 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 入力ノイズの周期性成分の周期をN分割
してサンプリング可能なパルスを発生するパルス生成器
と、前記パルスに同期してN個のタップを順に出力して
入力ノイズの周期性成分を消去する同期式フィルタと、
前記フィルタの各タップに増幅率Gを乗じたと仮定した
ときのフィルタ出力と前記入力ノイズの波形との差の2
乗和をとり、その2乗和が小さくなるように前記各フィ
ルタの増幅率を決定するフィルタゲイン補正手段とを備
えた同期式フィルタ装置。 - 【請求項2】 離散時刻i、入力ノイズUi、フィルタ
出力Wiとして、一周期あるいはn周期分の和をS
( )で表わしたときに、S(Ui*Wi)/S(Wi
*Wi)がフィルタの増幅率であることを特徴とする請
求項1記載の同期式フィルタ装置。 - 【請求項3】 離散時刻i、入力ノイズをUi、フィル
タ出力Wi、入力ノイズUiとフィルタ出力Wiとの差
をEiとして、一周期あるいはn周期分の和をS( )
で表わしたときに、S(Ei*Wi)/S(Wi*W
i)+1 がフィルタの増幅率であることを特徴とする
請求項1記載の同期式フィルタ装置。 - 【請求項4】 入力ノイズの周期性成分の周期をN分割
してサンプリング可能なパルスを発生するパルス生成器
と、前記パルスに同期してN個のタップを順に出力し、
伝達特性Pの要素を通過させた後、入力ノイズの周期性
成分を消去する同期式フィルタと、前記フィルタの各タ
ップに増幅率Gを乗じ、前記フィルタ通過後の出力を使
用して前記伝達特性Pを通過後の出力Vi′を推定する
模擬伝達関数フィルタと、前記出力Vi′と周期性ノイ
ズとの差の2乗和をとり、その2乗和が小さくなるよう
に前記各フィルタの増幅率を決定するフィルタゲイン補
正手段とを備えた同期式フィルタ装置。 - 【請求項5】 離散時刻iで、フィルタのタップ値の過
去m時間の出力か、あるいは制御補償用フィルタの過去
m時間の出力をQ=(Qm,Qm−1,..,Q1)と
し、さらに伝達特性Pと同じかあるいはそれに近似した
特性をmタップのFIRフィルタP′=(P1,P
2,..,Pm−1)で構成したときに、QとP′との
積和vでP後の出力Vi′を推定し、そのVi′と、入
力ノイズUiと真のP出力Viとの差Eiから、一周期
あるいはn周期分の和をS( )で表わしたときに、S
((Ei*v′i)/(V′i*V′i)+1)がフィ
ルタの増幅率であることを特徴とする請求項4記載の同
期式フィルタ装置。 - 【請求項6】 入力ノイズP個に共通した周期性成分の
周期をN分割してサンプリング可能なパルスを発生する
パルス生成器と、前記パルスに同期してN個のタップを
順に出力して、P個の入力ノイズの周期性成分を消去す
るM個の同期式フィルタと、前記フィルタj(j
=,...,M)の各タップに増幅率Gjを乗じたと仮
定したときのフィルタ出力と前記入力ノイズの波形との
差の2乗和をP箇所についてとり、そのP個の2乗和の
和が小さくなるように前記各フィルタの増幅率Gj(j
=,...,M)を決定するフィルタゲイン補正手段と
を備えた同期式フィルタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310444A JP2929565B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 同期式フィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4310444A JP2929565B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 同期式フィルタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06209232A true JPH06209232A (ja) | 1994-07-26 |
| JP2929565B2 JP2929565B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=18005325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4310444A Expired - Fee Related JP2929565B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 同期式フィルタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929565B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP4310444A patent/JP2929565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2929565B2 (ja) | 1999-08-03 |
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Legal Events
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