JPH06209648A - 野菜類栽培用有機質培地とそれを用いた野菜類栽培方法 - Google Patents

野菜類栽培用有機質培地とそれを用いた野菜類栽培方法

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JPH06209648A
JPH06209648A JP5019568A JP1956893A JPH06209648A JP H06209648 A JPH06209648 A JP H06209648A JP 5019568 A JP5019568 A JP 5019568A JP 1956893 A JP1956893 A JP 1956893A JP H06209648 A JPH06209648 A JP H06209648A
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JP
Japan
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vegetables
organic medium
vegetable cultivation
rice
cultivating
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JP5019568A
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English (en)
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Saburo Kida
三郎 木田
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Nagano Kida Kogyo KK
Original Assignee
Nagano Kida Kogyo KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 肥料を与えずとも水を補給し続けるだけで野
菜類を栄養不足や栄養過多に陥らせずに揃って順調に生
育し続けることのできる野菜類栽培用有機質培地を得
る。 【構成】 おから、粉状又は粒状のコーンコブ又はアル
コール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10aを畑地等
に雨ざらし状態に約1年ないし2年放置し続けて腐敗、
醗酵させる。そして、そのおから、コーンコブ又はアル
コール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10aをほぼ1
00%に有機肥料化して、野菜類栽培用有機質培地10
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、葉もの野菜等の野菜類
を栽培するのに用いる野菜類栽培用有機質培地と、その
野菜類栽培用有機質培地を用いて野菜類を栽培する野菜
類栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】土壌を使用せずに、野菜類を栽培する方
法として、従来より、植物に必要な各種栄養素を含む水
溶液を野菜類に供給し続けて野菜類を栽培する水耕栽
培、又はおが屑からなる培地に野菜類の種子を播いて、
その培地に植物に必要な各種栄養素を含む養液を点滴状
に補給し続けながら、その培地から野菜類を発芽、生育
させるおが屑耕栽培が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水耕栽
培においては、その野菜類栽培用の水溶液に与える各種
栄養素の補給量や補給時期の調整、管理に多大な手数を
要した。それと共に、各種栄養素を含む水溶液がそれを
たれ流しする水路の一部に淀みがちとなって、その水溶
液を水耕栽培中の野菜類に平均して万遍なく補給し続け
ることができずに、水耕栽培中の野菜類の一部が栄養過
多となったり栄養不足に陥ったりした。さらに、水耕栽
培では、水溶液中に主として無機肥料を与えて野菜類を
生育するため、その野菜類がミネラル分等が不足してい
て美味なものでなかった。
【0004】また、おが屑耕栽培においても、おが屑か
らなる培地に点滴状に供給し続ける養液の補給量や補給
時期の調整、管理に多大な手数を要した。それと共に、
おが屑がほぼ100%に有機肥料化しておらずに、おが
屑を培地として栽培中の野菜類が、おが屑に含まれる樹
脂や樹脂酸等の有害物質の影響を受けて、発育不全に陥
ることがあった。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、多大な手数をかけて各種栄養素を含む水溶液
や養液を培地に補給し続けなくとも、葉もの野菜等の野
菜類に各種栄養素をバランス良く充分に補給し続けて、
その野菜類を良品質の野菜類に順調に生育し続けること
のできる野菜類栽培用有機質培地と、その野菜類栽培用
有機質培地を用いた野菜類栽培方法を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の野菜栽培用有機質培地は、おから、粉状又
は粒状のコーンコブ(とうもろこしの芯)又はアルコー
ル醸造の際の米、麦又は芋類の残渣を腐敗、醗酵させ
て、そのおから、コーンコブ又はアルコール醸造の際の
米、麦又は芋類の残渣をほぼ100%に有機肥料化して
なることを特徴としている。
【0007】本発明の野菜類栽培方法においては、本発
明の上記野菜類栽培用有機質培地に野菜類の種子を播
き、その種子を播いた野菜類栽培用有機質培地に水を補
給し続けて、その野菜類栽培用有機質培地から野菜類を
発芽、生育させることを特徴としている。
【0008】本発明の野菜類栽培方法においては、野菜
類の種子を播いた野菜類栽培用有機質培地を野菜類栽培
に好適な気象条件に保持したハウス内に収容して、その
野菜類栽培用有機質培地から野菜類を発芽、生育させる
ことを好適としている。
【0009】
【作用】本発明の野菜類栽培用有機質培地においては、
おから、粉状又は粒状のコーンコブ又はアルコール醸造
の際の米、麦又は芋類の残渣を腐敗、醗酵させて、その
おから、粉状又は粒状のコーンコブ又はアルコール醸造
の際の米、麦又は芋類の残渣をほぼ100%に有機肥料
化している。
【0010】そのため、その野菜類栽培用有機質培地
が、窒素、燐酸、カリウム、ミネラル等の各種栄養素を
バランス良く含んでいて、その野菜類栽培用有機質培地
を用いて栽培する野菜類に野菜類栽培用有機質培地から
各種栄養素を必要な時期に必要量バランス良く吸収させ
て、野菜類を揃って良品質に順調に生育し続けることが
できる。
【0011】また、おから、コーンコブ又はアルコール
醸造の際の米、麦又は芋類の残渣は、その比重が0.3
〜0.4であって、軽いので、そのおから、コーンコブ
又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣を有機
肥料化してなる野菜類栽培用有機質培地も軽量であっ
て、その野菜類栽培用有機質培地の運搬、収容作業を容
易に行える。
【0012】また、おから、コーンコブ又はアルコール
醸造の際の米、麦又は芋類の残渣は、粉状又は粒状をし
ているので、そのおから、コーンコブ又はアルコール醸
造の際の米、麦又は芋類の残渣を有機肥料化してなる野
菜類栽培用有機質培地も粉状又は粒状をしていて、その
野菜類栽培用有機質培地中に空気を万遍なく行き渡らせ
て、その野菜類栽培用有機質培地に播いた野菜類の種子
やその根部分に空気中に含まれる酸素を不足なく充分に
補給し続けることができる。
【0013】本発明の野菜類栽培方法においては、本発
明の窒素、燐酸、カリウム、ミネラル等の各種栄養素を
バランス良く含む野菜類栽培用有機質培地に野菜類の種
子を播き、その野菜類栽培用有機質培地から野菜類を発
芽、生育させている。
【0014】そのため、その野菜類栽培用有機質培地を
用いて栽培する野菜類に野菜類栽培用有機質培地から各
種栄養素を必要な時期に必要量バランス良く吸収させ続
けて、野菜類を揃って良品質に順調に生育し続けること
ができ、野菜類が栄養不足となったり栄養過多となった
りして、その発芽、生育が阻害されるのを防止できる。
【0015】また、野菜類栽培用有機質培地が各種栄養
素をバランス良く含んでいるので、その野菜類栽培用有
機質培地に無機肥料等の肥料を与えずとも、その野菜類
栽培用有機質培地に水を補給し続けるだけで、その野菜
類栽培用有機質培地から野菜類を栄養不足や栄養過多に
陥らせずに揃って順調に発芽、生育し続けることがで
き、野菜類の人工栽培が可能となる。
【0016】さらに、野菜類栽培用有機質培地を、雑菌
を多く含む土壌と混ぜ合わせる等せずに、その野菜類栽
培用有機質培地に野菜類の種子を播き、その野菜類栽培
用有機質培地から野菜類を発芽、生育させているので、
野菜類栽培用有機質培地を蒸気滅菌等して、野菜類栽培
用有機質培地に生息する雑菌を死滅させた後、その野菜
類栽培用有機質培地に野菜類の種子を播くようにして、
野菜類が野菜類栽培用有機質培地に含まれる雑菌により
その発育が阻害されたり虫食い状態となったり連作障害
を起こしたりするのを防止できる。
【0017】また、野菜類の種子を播いた野菜類栽培用
有機質培地を野菜類栽培に好適な気象条件に保持したハ
ウス内に収容して、その野菜類栽培用有機質培地から野
菜類を発芽、生育させる本発明の野菜類栽培方法にあっ
ては、野菜類栽培用有機質培地から発芽、生育させる野
菜類を、風雨等の自然災害から防ぎながら、野菜類栽培
に好適な気象条件下に置いて、その野菜類を自然環境に
左右されずに一年中揃って順調に発芽、生育し続けるこ
とができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。図1は本発明の野菜類栽培用有機質培地の形成方法
の好適な実施例を示している。以下に、この野菜類栽培
用有機質培地を説明する。
【0019】図1に示したように、おから、粉状又は粒
状のコーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋
類の残渣10aを腐敗、醗酵させて、そのおから、コー
ンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣
10aをほぼ100%に有機肥料化し、野菜類栽培用有
機質培地10を得ている。
【0020】具体的には、おから、粉状又は粒状のコー
ンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣
10aを畑地等に山状に積み重ねて、そのおから、コー
ンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣
10aを畑地等に置いて雨ざらし状態に放置している。
その際には、そのおから、コーンコブ又はアルコール醸
造の際の米、麦又は芋類の残渣10aをスコップ等を用
いて時々反転させて、そのおから、コーンコブ又はアル
コール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10a中に空気
を万遍なく行き渡らせている。そして、そのおから、コ
ーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残
渣10aを腐敗、醗酵させてほぼ100%に完璧に有機
肥料化している。
【0021】又は、おから、粉状又は粒状のコーンコブ
又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10a
を屋内のコンクリート床面60上等に山状に積み重ねて
放置している。その際には、そのおから、コーンコブ又
はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10aに
時々水をかけ続けると共に、そのおから、コーンコブ又
はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10aを
スコップ等を用いて時々反転させて、そのおから、コー
ンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣
10a中に空気を万遍なく行き渡らせている。そして、
そのおから、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、
麦又は芋類の残渣10aを腐敗、醗酵させてほぼ100
%に完璧に有機肥料化している。
【0022】おから、コーンコブ又はアルコール醸造の
際の米、麦又は芋類の残渣10aは、大気中に浮遊する
植物の種子がおから、コーンコブ又はアルコール醸造の
際の米、麦又は芋類の残渣10aに付着して、そのおか
ら、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋
類の残渣10aから植物が発芽する状態となるまで、上
記のようにして腐敗、醗酵させ続けている。その理由
は、おから、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、
麦又は芋類の残渣10aがほぼ100%に有機肥料化し
ていない状態では、大気中に浮遊する植物の種子がおか
ら、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋
類の残渣10aに付着しても、その植物の種子がおか
ら、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋
類の残渣10aの醗酵熱により焼かれてしまい、その種
子から植物が発芽しないからである。言い換えれば、お
から、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は
芋類の残渣10aがほぼ100%に有機肥料化された状
態では、おから、コーンコブ又はアルコール醸造の際の
米、麦又は芋類の残渣10aの醗酵熱が治まって、おか
ら、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋
類の残渣10aに付着した植物の種子がおから、コーン
コブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣1
0aの醗酵熱に焼かれずに、その種子から植物が発芽す
るからである。
【0023】実験によれば、上記のようにして、おか
ら、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は芋
類の残渣10aから植物が発芽する状態となるまでにお
から、コーンコブ又はアルコール醸造の際の米、麦又は
芋類の残渣10aをほぼ100%に完璧に有機肥料化す
るまでに要する期間は、約1年ないし2年であることが
確認されている。
【0024】このようにして、おから、コーンコブ又は
アルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10aを腐
敗、醗酵させてほぼ100%に有機肥料化してなる野菜
類栽培用有機質培地10は、窒素、燐酸、カリウム、ミ
ネラル等の各種栄養素をバランス良く含んでいる。それ
と共に、比重が0.3〜0.4の軽量で運搬、収容の容
易な培地であって、粉状又は粒状をしており、その内部
に空気を万遍なく行き渡せることができる。
【0025】次に、この野菜類栽培用有機質培地を用い
て本発明の野菜類栽培方法により野菜類を栽培する方法
を説明する。
【0026】図2は本発明の野菜類栽培方法の好適な実
施例を示している。以下に、この野菜類栽培方法を説明
する。
【0027】図2に示したように、野菜類栽培用有機質
培地10を、例えば上端が広く開口したコンテナ20内
に所定厚さに充填、収容する。コンテナ20底部には、
通水孔20aを開口しておき、コンテナ20内に水が溜
まるのを防ぐ。
【0028】その際には、コンテナ20内に収容する前
又は収容した後の野菜類栽培用有機質培地10を蒸気滅
菌等して、その培地10に生息する雑菌を死滅させる。
そして、野菜類栽培用有機質培地10を用いて栽培する
野菜類が野菜類栽培用有機質培地10に含まれる雑菌に
よりその発育が阻害されたり虫食い状態となったり連作
障害を起こしたりするのを防ぐ。
【0029】次いで、そのコンテナ20内の野菜類栽培
用有機質培地10に野菜類の種子30を播く。
【0030】次いで、その種子30を播いた野菜類栽培
用有機質培地10に、肥料を与えずに、水を補給し続け
て、その野菜類栽培用有機質培地10から野菜類40を
発芽、生育させる。
【0031】すると、野菜類40が各種栄養素をバラン
ス良く含む野菜類栽培用有機質培地10から各種栄養素
を必要時期に必要量バランス良く吸収し続ける。そし
て、肥料を与えずとも、野菜類栽培用有機質培地10か
ら野菜類40が揃って順調に発芽、生育する。
【0032】その際には、コンテナ20内に収容した野
菜類栽培用有機質培地10をハウス50内に収容する。
ハウス50には、気温調整機器、湿度調整機器、換気装
置等の各種環境機器を備えて、ハウス50内の気温、湿
度等の気象条件を野菜類栽培に好適な気象条件に保持し
続ける。
【0033】すると、野菜類栽培用有機質培地10から
発芽、生育させる野菜類40を、野菜類栽培に好適な気
象条件下に置いて、風雨等の自然災害から保護しなが
ら、冬季等においても一年中順調に揃って発芽、生育し
続けることができる。
【0034】その際には、野菜類栽培用有機質培地10
を収容したコンテナ20をハウス50内に上下に多段に
積み重ねて収容することにより、ハウス50内の狭いス
ペース内空間で多量の野菜類栽培が同時に行える。ま
た、そうした場合は、ハウス50内空間の上段とその下
段に積み重ねたコンテナ20を一定期間をおいて順次繰
り返し置き換え続けることにより、ハウス50内空間の
上段とその下段に積み重ねたコンテナ20内に収容した
野菜類栽培用有機質培地10から発芽、生育させる野菜
類40の発育状態を遅速なく一定に揃えることができ
る。
【0035】なお、野菜類栽培に好適な温暖な春季、秋
季等においては、野菜類栽培用有機質培地10を収容し
たコンテナ20を、ハウス50内に収容せずに、屋外等
の自然環境下に置いて、野菜類栽培用有機質培地10に
水を補給し続けながらその野菜類栽培用有機質培地10
から野菜類40を発芽、生育させても良く、そのように
しても、その野菜類栽培用有機質培地10を用いて栽培
する野菜類40に野菜類栽培用有機質培地10から各種
栄養素を必要時期に必要量バランス良く吸収させて、野
菜類40を揃って順調に良品質に発芽、生育し続けるこ
とができる。
【0036】また、おから、コーンコブ又はアルコール
醸造の際の米、麦又は芋類の残渣10aを、雑菌を混入
させぬようにして、腐敗、醗酵させて、雑菌を含まぬ野
菜類栽培用有機質培地10を形成する等し、野菜類栽培
用有機質培地10を蒸気滅菌等してその培地10に含ま
れる雑菌を死滅させる工程を省いても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の野菜類栽
培用有機質培地によれば、その野菜類栽培用有機質培地
を用いて栽培する野菜類に窒素、燐酸、カリウム、ミネ
ラル等の各種栄養素を必要時期に必要量バランス良く吸
収させて、野菜類を栄養不足や栄養過多に陥らせずにミ
ネラル分を含む美味な野菜類に生育できる。その際に
は、野菜類栽培中の野菜類栽培用有機質培地に、肥料を
与えずとも、水を与えるのみで、野菜類を栄養不足や栄
養過多に陥らせずに揃って良品質に生育できる。
【0038】また、従来、廃棄処分に多大な手数とコス
トとを要していたおから、コーンコブ又はアルコール醸
造の際の米、麦又は芋類の残渣を、野菜類栽培用有機質
培地に再度有効利用できる。
【0039】また、野菜類栽培用有機質培地が粉状又は
粒状をしていて、その内部に空気が万遍なく行き渡り易
い状態にあるため、その野菜類栽培用有機質培地を用い
て生育する野菜類の種子やその根部分に空気中の酸素を
不足なく充分に補給し続けて、野菜類を順調に揃って発
芽、生育し続けることができる。
【0040】また、野菜類栽培用有機質培地が軽量なた
め、その野菜類栽培用有機質培地の運搬、収容作業を容
易に行える。
【0041】また、本発明の野菜類栽培方法により野菜
類を栽培すれば、野菜類に各種栄養素を必要な時期に必
要量バランス良く吸収させて、野菜類を揃って良品質に
順調に生育し続けることができる。
【0042】その際には、野菜類栽培用有機質培地に、
肥料を与えずとも、水を補給し続けるだけで、野菜類を
栄養不足や栄養過多に陥らせずに揃って順調に発芽、生
育し続けることができ、野菜類栽培用有機質培地に必要
時期に必要量の肥料を与える手数の掛かる施肥作業を省
くことが可能となる。それと共に、コストの高い無機肥
料等の肥料を培地に与える必要がなくなって、野菜類栽
培のコストダウン化が図れる。さらに、野菜類栽培用有
機質培地を蒸気滅菌等して、野菜類栽培用有機質培地に
生息する雑菌を死滅させた後、その野菜類栽培用有機質
培地に野菜類の種子を播くようにして、野菜類が野菜類
栽培用有機質培地に含まれる雑菌によりその生育が阻害
されたり虫食い状態となったり連作障害を起こしたりす
るのを防止でき、野菜類の無農薬栽培化が可能となる。
【0043】また、野菜類栽培用有機質培地を野菜類栽
培に好適な気象条件に保持したハウス内に収容して、そ
の野菜類栽培用有機質培地から野菜類を発芽、生育させ
る本発明の野菜類栽培方法にあっては、野菜類栽培用有
機質培地から発芽、生育させる野菜類を、その栽培に好
適な気象条件下に置いて、風雨等の自然災害から保護し
ながら、冬季等においても揃って順調に発芽、生育し続
けることができ、野菜類の人工的な通年栽培が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の野菜類栽培用有機質培地の形成方法を
示す説明図である。
【図2】本発明の野菜類栽培方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 野菜類栽培用有機質培地 10a おから、粉状又は粒状のコーンコブ又はアルコ
ール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣 20 コンテナ 30 種子 40 野菜類 50 ハウス 60 コンクリート床面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おから、粉状又は粒状のコーンコブ又は
    アルコール醸造の際の米、麦又は芋類の残渣を腐敗、醗
    酵させて、そのおから、コーンコブ又はアルコール醸造
    の際の米、麦又は芋類の残渣をほぼ100%に有機肥料
    化してなる野菜類栽培用有機質培地。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の野菜類栽培用有機質培地
    に野菜類の種子を播き、その種子を播いた野菜類栽培用
    有機質培地に水を補給し続けて、その野菜類栽培用有機
    質培地から野菜類を発芽、生育させることを特徴とする
    野菜類栽培方法。
  3. 【請求項3】 野菜類の種子を播いた野菜類栽培用有機
    質培地を野菜類栽培に好適な気象条件に保持したハウス
    内に収容して、その野菜類栽培用有機質培地から野菜類
    を発芽、生育させる請求項2記載の野菜類栽培方法。
JP5019568A 1993-01-12 1993-01-12 野菜類栽培用有機質培地とそれを用いた野菜類栽培方法 Pending JPH06209648A (ja)

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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5763024A (en) * 1980-10-03 1982-04-16 Oshima Norio Preparation of artificial soil
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