JPH06210121A - 気液接触装置 - Google Patents

気液接触装置

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JPH06210121A
JPH06210121A JP5004097A JP409793A JPH06210121A JP H06210121 A JPH06210121 A JP H06210121A JP 5004097 A JP5004097 A JP 5004097A JP 409793 A JP409793 A JP 409793A JP H06210121 A JPH06210121 A JP H06210121A
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liquid
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Masumi Fujii
眞澄 藤井
Taiichirou Suda
泰一朗 須田
Zenji Hotta
善次 堀田
Koichi Kitamura
耕一 北村
Masami Kawasaki
雅己 川崎
Kunihiko Yoshida
邦彦 吉田
Shigeru Shimojo
繁 下條
Mutsunori Karasaki
睦範 唐崎
Masaki Iijima
正樹 飯島
Shigeaki Mitsuoka
薫明 光岡
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Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/32Packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit or module inside the apparatus for mass or heat transfer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気体と液体を効率よく接触させることができ
る気液接触装置に関する。 【構成】 気液接触装置内に充填される充填物の断面が
各種形状の管状構造体であり、その管状部は直線状を示
し、その気液接触面を気体の流れに対し平行になるよう
に多数配置し、その充填物の上方から液体を供給し、供
給された液体を充填物表面に添って流下させると共に、
下部から気体を供給して気体と液体とを接触させる気液
接触装置において、前記気液接触面が 中心線平均粗
さ50μm以上の粗面部、 複数の穿設孔を有する多
孔面部または 網状物からなる気液接触装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば燃焼排ガス中に含
まれるCO2 をCO2 吸収液と接触させて除去するCO
2 吸収装置のように、気体と液体を効率よく接触させる
ことのできる気液接触装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の温暖化現象の原因の一つと
して、CO2 による温室効果が指摘され、地球環境を守
る上で国際的にもその対策が急務となってきた。CO2
の発生源としては化石燃料を燃焼させるあらゆる人間の
活動分野に及び、その排出抑制が今後一層強化される傾
向にある。その対策の1つとして、大量の化石燃料を使
用する火力発電所の動力発生設備を対象に、ボイラの燃
焼排ガス中のCO2 の除去・回収方法および回収された
CO2 を大気へ放出することなく貯蔵する方法が精力的
に研究されている。
【0003】ところで燃焼排ガス中に含まれるCO2
除去するCO2 吸収装置に関し、本発明者らは先に図1
(本発明の気液接触装置の概略図を兼ねる)に示すよう
な断面が各種形状の管状構造体で、その構造体の管状部
が直線状を示す充填物を充填し、その充填物の気液接触
面をガス流れに対して平行になるように多数配置してな
るCO2 吸収装置を提案した(特願平3−33089号
参照)。すなわち、図1において、1はCO2 吸収装置
本体、2は管状部が直線状を示す管状構造体からなる充
填物であり複数段配設され、3はCO2 吸収液を輸送す
るライン、4は液分散ノズル、5はCO2 を吸収した吸
収液溜め部、6はCO2 含有燃焼排ガス、7はCO2
除去したクリーン排ガスである。なお、上記のように管
状構造体の断面は各種形状のものが採用され得るが、単
一形状で成り立っていてもよく、あるいは複数の形状を
組み合わせたものであってももちろん構わない。このよ
うな管状の充填物では、気体(以下、「ガス」ともい
う)の流れは吸収面(気液接触面)に対して平行であ
り、ガスの流路にガス流の拡大、縮小や衝突、渦流の発
生がなく、これに起因する圧力損失が非常に小さい。そ
して吸収液が管状充填物の吸収面に保持され、下流に表
面に沿って流下を続ける間に、ガス流と接触してCO2
を吸収する。このような態様により、従来のラシヒリン
グの如き充填物と異なり、圧力損失を非常に小さくでき
ることを示した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記C
2 吸収装置においては、充填物である管状構造体の吸
収面が滑らかに鏡面処理されている場合、管状構造体の
吸収面を流下する吸収液が表面張力あるいは凝縮力によ
り糸状をなして流れて吸収面全体に広がらず、濡れ面積
が低くなり、この結果気液の接触面積が低くなりCO2
の吸収効率が低下する虞があった。
【0005】本発明は上記提案技術の欠点に鑑み、気液
接触面の単位面積当たりの接触面積を増加させることに
より、気液の接触効率を増大させることができる気液接
触装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、気液接
触装置内に充填される充填物の断面が各種形状の管状構
造体であり、その管状部は直線状を示し、その気液接触
面を気体の流れに対し平行になるように多数配置し、そ
の充填物の上方から液体を供給し、供給された液体を充
填物表面に添って流下させると共に、下部から気体を供
給して気体と液体とを接触させる気液接触装置におい
て、前記気液接触面の中心線平均粗さが50μm以上で
ある粗面部を有することを特徴とする気液接触装置が提
供される。なお、本明細書にいう中心線平均粗さとは、
JIS B0601−1982で規定されているよう
に、粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さlの部分
を抜き取り、この抜取り部分の中心線をX軸、縦倍率の
方向をY軸とし、粗さ曲線をy=f(x)で表したと
き、次の式によって求められる値をマイクロメートル
(μm)で表したものをいう。
【0007】
【化1】 また、本発明によれば、前記気液接触装置の管状構造体
(充填物)が網状物からなることを特徴とする気液接触
装置が提供される。また、本発明によれば、前記気液接
触装置の気液接触面が複数の穿設孔を有する多孔面部を
有することを特徴とする気液接触装置が提供される。さ
らにまた、本発明によれば、上記のような態様を有する
燃焼排ガス中のCO 2 の吸収のための気液接触装置が提
供される。
【0008】
【作用】本発明によれば、気液接触装置内に充填される
充填物の管状構造体における気液接触面積を増加し、気
液の接触効率を著しく増大させることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明を燃焼排ガス中に含まれるCO
2 をCO2 吸収液と接触させて除去するCO2 吸収装置
を実施例として、図面を参照して説明する。前記図1に
おいて、CO2 吸収装置本体1内に管状部が直線状をな
す管状構造体充填物2が複数段配設される。装置本体1
には、その上部の液分散ノズル4と下部の吸収液溜め部
5とをつなぐCO2 吸収液輸送ライン3が接続される。
液分散ノズル4は輸送ライン3を通って送られてきたC
2 吸収液を充填物2にできるだけ均等に分散させるよ
うに設けられる。装置本体1の下部には、充填物2を通
って下方へ流下しつつCO2 を吸収したCO2 吸収液を
溜める前記吸収液溜め部5が設けられる。装置本体1の
下部側方にはCO2 含有燃焼排ガス6を装置本体1内に
導入するための開口部が設けられる。装置本体1の上方
には、充填物2内を通って上方へ流れる間に吸収液によ
りCO2 が除去されたクリーン排ガス7を外部へ排出す
るための開口部が設けられる。
【0010】従来の充填物2の部分拡大図を図2に示
す。充填物2は水平断面格子状の管状構造に形成され、
装置本体1内を下方から上方へ流れる燃焼排ガスをその
管状部内を通って通過させる一方、液分散ノズル4から
供給された吸収液をその管状部内を通って下方へ流下さ
せるようになっている。管状部の内壁面は、その表面で
燃焼排ガスとCO2 吸収液とを反応させる吸収面(気液
接触面)を構成している。充填物2は格子の一辺の長さ
Deが例えば15mmの磁器製管状構造体2′を図1の
符号21 、22 、23 、24 ・・・・で示すように横方
向に配置して構成されている。このように構成された充
填物2の寸法は例えば面積300mm2 、長さ500m
mである。充填物2は装置本体1内に上下方向に例えば
20段配設される。
【0011】このような管状の充填物2では、前述のよ
うにガスの流れは吸収面に対して平行であり、ガスの流
路にガス流の拡大、縮小や衝突、渦流の発生が少なく、
これに起因する圧力損失が非常に小さい。
【0012】管状構造体2′の形状は図2の格子状に限
定されず、例えば、6角形、矩形、3角形、U字形など
ガス平行流を形成する形状ならばいずれでもよい。ま
た、材質についても、磁器、金属、シリカ繊維などセラ
ミックファイバ並びにポリエチレンのようなプラスチッ
クスなど吸収液によって腐食、膨潤など影響を受けない
ものならいずれでもよい。製造法についても、図2に示
すものは押出し成形法が一般的であるが、その他平板と
成形板との組合わせ、コルゲートマシン成形法などが適
用され、形状、材質によって経済的な製法が選定でき
る。
【0013】本発明の特徴は管状構造体2′の吸収面が
中心線平均粗さが50μm以上に粗面処理されているこ
とである。粗面処理は材質により可能である場合は、例
えばサンドブラスト処理により行われる。すなわち、吸
収面に砂を吹き付けることにより、吸収面の粗度を大き
くする。粗度は砂の粒径及び吹き付け時間を変えること
により変化させることができる。吸収面を構成する材質
にもよるが砂の代わりにプラスチック、シリコン、金属
などの粒子を用いてもよい。同様に処理する気体および
液体にもよるが吸収面に砂を吹き付ける代わりに、砂を
含む塗料を塗布するようにしてもよい。中心平均粗さは
50〜100μmが好ましい。同様に材質により可能で
ある場合には粗面処理は化学処理により行ってもよい。
例えば管状構造体2′の材質としてステンレススチール
を用いる場合には、化学処理を行う薬品として例えばF
eCl3 、HCl、HCl+H2 2 などが用いられ
る。これらの薬品により吸収面は侵食され、吸収面が適
度に粗くなる。侵食程度は薬品液濃度×浸漬時間×温度
によって決定される。薬品処理の処理条件、処理結果及
びその評価について次の表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】30%のFeCl3 で温度40〜60℃で
2〜10分処理した場合には、図3に示すように吸収面
に孔やピッチングが形成され、かなり粗くなった。次
に、35%のHClで温度20〜40℃で5〜10分処
理した場合には、図4に示すように吸収面が適度に粗く
なった。更に、35%のHClに1%のH2 2 を加え
て発熱させて温度100℃として1分間以内処理した場
合には、図5に示すように吸収面はあまり粗くなかっ
た。これらの結果から、HClを用いた処理が一番好ま
しいと思われる。
【0016】図6及び図7は上記実施例のうちのHCl
による処理したものの効果を従来の使用材質の場合と比
較して示すものである。図6は比較例であってSUS3
04の鏡面(中心線平均粗さ1μm)にモノエタノール
アミン水溶液からなるCO2吸収液を吹き付けて流下さ
せた様子を示すものであり、吸収液が破水して吸収面上
を糸状に流れていたため、気液接触面積を大きく採るこ
とができなかった。これに対し、上記実施例により吸収
面が粗く形成されている場合では、図7に示すように、
吸収液が吸収面上に広がり、気液接触面積を大きく採る
ことができることが分かる。
【0017】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。この実施例では、管状構造体2′が図8に示すよう
な多孔板10から構成されている。多孔板10の開孔率
は好ましくは、20%以下である。管状構造体2′は、
前記のように水平断面格子状に形成してもよいし、6角
形、矩形、3角形、U字形などどのような形状でもよ
い。図8は水平断面が3角形状の波形に形成した例を示
す。この実施例によれば、多孔板の孔部に吸収液が残り
やすく、リテンションタイムが効きやすくなる。このた
め、吸収液が吸収面上を糸状を成して流れることを防止
し、気液接触面積を大きく採ることができる。従って、
CO2 吸収効率を向上させることができる。
【0018】次に、本発明のさらに別の実施例について
説明する。この実施例では、管状構造体2′が図9に示
すような網状物で構成されている。この実施例によれ
ば、吸収液が表面張力あるいは凝縮力により長い間網状
物の網目の間に滞留する。また、吸収液を吸収面上に拡
散させやすい。従って、この実施例によっても気液接触
面積を大きく採ることができ、CO2 吸収効率を向上さ
せることができる。金網(ワイヤーメッシュ)の代わり
にプラスチック製の網あるいはその他の材料からなる網
を用いても同様の効果がある。網の織り方は平織り、綾
織りなど特に限定はなく、また網を構成する線条物が地
面に対し種々の角度を有するように設置してもよい。ま
た目開きとしては、好ましくは3メッシュ以上、さらに
好ましくは8メッシュ以上の網目数を有するものが選ば
れる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
管状構造体の気液接触面が粗く形成され、あるいは管状
構造体が多孔板または網で形成されているので、管状構
造体の気液接触面積を大きくとることができ、気液接触
効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に使用するCO2 吸収装置及び
従来のCO2 吸収装置を示す全体構成図。
【図2】CO2 吸収装置内に設けられた従来の管状構造
体を示す構成図。
【図3】本発明の粗面形成の効果を示す説明図。
【図4】本発明の他の粗面形成の効果を示す説明図。
【図5】本発明のさらに他の粗面形成の効果を示す説明
図。
【図6】従来の管状構造体の破水性を示す説明図。
【図7】本発明の管状構造体の吸収液の濡れ性を示す説
明図。
【図8】本発明の管状構造体の他の実施例の説明図。
【図9】本発明の管状構造体のさらに他の実施例の説明
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 善次 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 北村 耕一 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 川崎 雅己 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 吉田 邦彦 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 下條 繁 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 唐崎 睦範 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 飯島 正樹 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 光岡 薫明 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気液接触装置内に充填される充填物の断
    面が各種形状の管状構造体であり、その管状部は直線状
    を示し、その気液接触面を気体の流れに対し平行になる
    ように多数配置し、その充填物の上方から液体を供給
    し、供給された液体を充填物表面に添って流下させると
    共に、下部から気体を供給して気体と液体とを接触させ
    る気液接触装置において、前記気液接触面の中心線平均
    粗さが50μm以上である粗面部を有することを特徴と
    する気液接触装置。
  2. 【請求項2】 気液接触装置内に充填される充填物の断
    面が各種形状の管状構造体であり、その管状部は直線状
    を示し、その気液接触面を気体の流れに対し平行になる
    ように多数配置し、その充填物の上方から液体を供給
    し、供給された液体を充填物表面に添って流下させると
    共に、下部から気体を供給して気体と液体とを接触させ
    る気液接触装置において、前記気液接触面が複数の穿設
    孔を有する多孔面部を有することを特徴とする気液接触
    装置。
  3. 【請求項3】 気液接触装置内に充填される充填物の断
    面が各種形状の管状構造体であり、その管状部は直線状
    を示し、その気液接触面を気体の流れに対し平行になる
    ように多数配置し、その充填物の上方から液体を供給
    し、供給された液体を充填物表面に添って流下させると
    共に、下部から気体を供給して気体と液体とを接触させ
    る気液接触装置において、前記充填物が網状物からなる
    ことを特徴とする気液接触装置。
  4. 【請求項4】 気体が燃焼排ガスであり、液体がCO2
    吸収液であることを特徴とする請求項1ないし3項記載
    のいずれかの気液接触装置。
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