JPH06210540A - 長尺のワーク加工システム - Google Patents
長尺のワーク加工システムInfo
- Publication number
- JPH06210540A JPH06210540A JP32694992A JP32694992A JPH06210540A JP H06210540 A JPH06210540 A JP H06210540A JP 32694992 A JP32694992 A JP 32694992A JP 32694992 A JP32694992 A JP 32694992A JP H06210540 A JPH06210540 A JP H06210540A
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- Japan
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- machining
- processing
- program
- turret
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】固定ベース上に長尺のワークを固定して複数の
加工を同時になし得る方式の加工機において、単一のワ
ークに対する複数の異なる加工を同一の加工プログラム
を使用して効率的に同時加工することを可能にする。 【構成】ある刃物台の前回の加工が終了すると、制御装
置5 からは次回の加工位置への移動指令が出される。こ
のとき、次回の加工位置が同刃物台3 の加工領域を逸脱
するかどうかが判断され、逸脱する場合は、同刃物台3
の移動を停止させると共に、以降の加工プログラムに従
う同加工に関連する各種機器の作動データは全て仮のデ
ータとして取り扱う。以後プログラムが進むごとに刃物
台3 から作動以前に加工終了の偽信号が送られ実加工を
行わず、加工プログラム上の情報処理のみが行われる。
移動指令が実行領域内に移ると、仮処理から実処理へと
移され、以降は加工プログラムに従って所定の加工を実
行する。
加工を同時になし得る方式の加工機において、単一のワ
ークに対する複数の異なる加工を同一の加工プログラム
を使用して効率的に同時加工することを可能にする。 【構成】ある刃物台の前回の加工が終了すると、制御装
置5 からは次回の加工位置への移動指令が出される。こ
のとき、次回の加工位置が同刃物台3 の加工領域を逸脱
するかどうかが判断され、逸脱する場合は、同刃物台3
の移動を停止させると共に、以降の加工プログラムに従
う同加工に関連する各種機器の作動データは全て仮のデ
ータとして取り扱う。以後プログラムが進むごとに刃物
台3 から作動以前に加工終了の偽信号が送られ実加工を
行わず、加工プログラム上の情報処理のみが行われる。
移動指令が実行領域内に移ると、仮処理から実処理へと
移され、以降は加工プログラムに従って所定の加工を実
行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアルミサッシの
ごとき長尺のワークを効率的に加工するに適した加工機
に関し、更に詳しくは2以上の刃物台を備え、各刃物台
が加工領域を分担して同一のプログラムに従って単一の
ワークに複数の加工を同時に行う加工システムに関す
る。
ごとき長尺のワークを効率的に加工するに適した加工機
に関し、更に詳しくは2以上の刃物台を備え、各刃物台
が加工領域を分担して同一のプログラムに従って単一の
ワークに複数の加工を同時に行う加工システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種ワークに切削加工等を効
率的に施すために複数の刃物台を備え、単一又は複数の
ワークを同時加工するようにした工作機械や長尺のワー
ク加工機が知られている。かかる工作機械の一例として
は、例えば特開平2−30401号公報、特開平2−3
0401号公報に開示された2主軸対向型CNC旋盤が
あり、また長尺のワーク加工機の例としては、例えば特
開平4−193440号公報に開示されたマルチコラム
自動加工機がある。
率的に施すために複数の刃物台を備え、単一又は複数の
ワークを同時加工するようにした工作機械や長尺のワー
ク加工機が知られている。かかる工作機械の一例として
は、例えば特開平2−30401号公報、特開平2−3
0401号公報に開示された2主軸対向型CNC旋盤が
あり、また長尺のワーク加工機の例としては、例えば特
開平4−193440号公報に開示されたマルチコラム
自動加工機がある。
【0003】上記加工機のうち、2主軸対向型CNC旋
盤は共通のベースに2台のタレット型刃物台を配設する
と共に、それぞれがワークを保持して回転する主軸を備
えた2台の主軸台が対向配置されて2組の加工ユニット
を備え、一方の主軸台はベース上に固定され、他方の主
軸台は主軸方向にのみ位置決め可能とし、一方、前記2
台の2台のタレット型刃物台のうち、前記一方の固定主
軸台に対応する刃物台は主軸と平行な方向及び主軸に直
交する方向にそれぞれ制御移動が可能とされ、他方の固
定主軸台に対応する刃物台は主軸に直交する方向にのみ
制御移動が可能とされている。
盤は共通のベースに2台のタレット型刃物台を配設する
と共に、それぞれがワークを保持して回転する主軸を備
えた2台の主軸台が対向配置されて2組の加工ユニット
を備え、一方の主軸台はベース上に固定され、他方の主
軸台は主軸方向にのみ位置決め可能とし、一方、前記2
台の2台のタレット型刃物台のうち、前記一方の固定主
軸台に対応する刃物台は主軸と平行な方向及び主軸に直
交する方向にそれぞれ制御移動が可能とされ、他方の固
定主軸台に対応する刃物台は主軸に直交する方向にのみ
制御移動が可能とされている。
【0004】この2主軸対向型CNC旋盤によれば、そ
れぞれの主軸に別個のワークが保持され、主軸を回転さ
せながら各ワークが対応する刃物台の工具によりそれぞ
れ独立して加工されるものである。そして、同旋盤によ
るワークの加工は、まず単一のワークを第1の加工ユニ
ットの加工プログラムに従って所定の加工をなしたの
ち、同ワークを第2の加工ユニットに受渡し、同ユニッ
トの加工プログラムに従って残る加工を完了させる加工
法と、両者に同一の加工プログラムを設定しておいて、
2個のワークを同時に加工する加工法とが採用できると
いうものである。
れぞれの主軸に別個のワークが保持され、主軸を回転さ
せながら各ワークが対応する刃物台の工具によりそれぞ
れ独立して加工されるものである。そして、同旋盤によ
るワークの加工は、まず単一のワークを第1の加工ユニ
ットの加工プログラムに従って所定の加工をなしたの
ち、同ワークを第2の加工ユニットに受渡し、同ユニッ
トの加工プログラムに従って残る加工を完了させる加工
法と、両者に同一の加工プログラムを設定しておいて、
2個のワークを同時に加工する加工法とが採用できると
いうものである。
【0005】一方の上記マルチコラム自動加工機は、固
定ベース上に並設された複数のクランプにより長尺のワ
ークが水平に支持されると共に、複数の工具ヘッドをも
つイッデックステーブルを備える複数のコラムが前記ワ
ークに平行に位置決め移動可能に設置されている。更
に、前記各クランプもワークの長手方向に位置決め移動
が可能とされ、また前記インデックステーブルは回転円
盤からなり、その上に多数の工具ヘッドを放射状に取り
付けている。
定ベース上に並設された複数のクランプにより長尺のワ
ークが水平に支持されると共に、複数の工具ヘッドをも
つイッデックステーブルを備える複数のコラムが前記ワ
ークに平行に位置決め移動可能に設置されている。更
に、前記各クランプもワークの長手方向に位置決め移動
が可能とされ、また前記インデックステーブルは回転円
盤からなり、その上に多数の工具ヘッドを放射状に取り
付けている。
【0006】このマルチコラム自動加工機によれば、長
尺のワークを固定ベース上にクランプを介して水平に固
定支持した状態で、同ワークの長手方向の複数の箇所に
複数の工具によって同時加工を行うことを可能してお
り、しかもイッデックステーブルの割出し回転動作によ
り複数の工具中から任意の工具を選択すると共に、特定
の工具を任意の方向からワークに向けることを可能にし
ているため、ワークの全面に所望の加工をすることが可
能になるというものである。
尺のワークを固定ベース上にクランプを介して水平に固
定支持した状態で、同ワークの長手方向の複数の箇所に
複数の工具によって同時加工を行うことを可能してお
り、しかもイッデックステーブルの割出し回転動作によ
り複数の工具中から任意の工具を選択すると共に、特定
の工具を任意の方向からワークに向けることを可能にし
ているため、ワークの全面に所望の加工をすることが可
能になるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記2主軸
対向型CNC旋盤の場合には、主軸のチャックに片持ち
支持されたワークが主軸と共に回転して旋削する方式で
あるため、ワーク位置は主軸の位置決めにより決定され
る。このときの位置決め動作及び各種の旋削に関連する
全ての動作は、ワークの各種データ及び加工プログラム
に基づく制御装置からの指令によりなされるものであ
り、その制御動作は全てが数値制御による。
対向型CNC旋盤の場合には、主軸のチャックに片持ち
支持されたワークが主軸と共に回転して旋削する方式で
あるため、ワーク位置は主軸の位置決めにより決定され
る。このときの位置決め動作及び各種の旋削に関連する
全ての動作は、ワークの各種データ及び加工プログラム
に基づく制御装置からの指令によりなされるものであ
り、その制御動作は全てが数値制御による。
【0008】しかして、上記2主軸対向型CNC旋盤で
は、前述のごとく各主軸がそれぞれに別個のワークを把
持し、各主軸に付随して動作する別個の刃物台により同
時加工を行うものであるため、両ワークに同一加工をす
る場合には同一の加工プログラムを使用することに何ら
の不便もなく、刃物台同士の干渉の起こること等の問題
点が発生することを念頭におく必要のないものである。
は、前述のごとく各主軸がそれぞれに別個のワークを把
持し、各主軸に付随して動作する別個の刃物台により同
時加工を行うものであるため、両ワークに同一加工をす
る場合には同一の加工プログラムを使用することに何ら
の不便もなく、刃物台同士の干渉の起こること等の問題
点が発生することを念頭におく必要のないものである。
【0009】これに対し、長尺のワークを加工する上記
マルチコラム自動加工機によれば、ワークは固定ベース
上の定位置に固定され、コラムの移動と工具ヘッドの作
動とにより所望の加工を施すものであるが、アルミサッ
シに限らず、この種の長尺のワークは多様な寸法を有し
ており、しかも必ずと言っていいほど長さ方向の全域に
わたっての加工が要求される。
マルチコラム自動加工機によれば、ワークは固定ベース
上の定位置に固定され、コラムの移動と工具ヘッドの作
動とにより所望の加工を施すものであるが、アルミサッ
シに限らず、この種の長尺のワークは多様な寸法を有し
ており、しかも必ずと言っていいほど長さ方向の全域に
わたっての加工が要求される。
【0010】同公報によれば、単一のワークに対して複
数の加工を複数の工具ヘッドを作動させて同時に行うこ
とを念頭において開発されたものであるにも関わらず、
その加工手順等が具体的に開示されていない。しかし
て、単一の固定ワークに対して複数のコラムにより同時
加工をなす場合には、隣合うコラム同士の干渉を回避す
ることは勿論のこと、この方式を採用するにあたって最
も重要な点は、単に複数のコラムを同時作動させるだけ
ではなく、装置全体の稼働効率や加工プログラムの作成
費用及びその制作の容易性など全体としての生産性を向
上させることにある。
数の加工を複数の工具ヘッドを作動させて同時に行うこ
とを念頭において開発されたものであるにも関わらず、
その加工手順等が具体的に開示されていない。しかし
て、単一の固定ワークに対して複数のコラムにより同時
加工をなす場合には、隣合うコラム同士の干渉を回避す
ることは勿論のこと、この方式を採用するにあたって最
も重要な点は、単に複数のコラムを同時作動させるだけ
ではなく、装置全体の稼働効率や加工プログラムの作成
費用及びその制作の容易性など全体としての生産性を向
上させることにある。
【0011】本発明の目的は、上記マルチコラム自動加
工機のように長尺のワークをベースの一部に固定して複
数の加工を同時になし得る方式の加工機において、単一
のワークに対する複数の異なる加工を同一の加工プログ
ラムを使用して効率的に同時加工することを可能にした
長尺のワーク加工システムを提供することにある。
工機のように長尺のワークをベースの一部に固定して複
数の加工を同時になし得る方式の加工機において、単一
のワークに対する複数の異なる加工を同一の加工プログ
ラムを使用して効率的に同時加工することを可能にした
長尺のワーク加工システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は固定ベース上に固定された単一の長尺ワー
クに沿って2以上の刃物台を移動位置決めし、各刃物台
の主軸ヘッドを同時に作動させることにより前記ワーク
に複数の加工を同時に施すための加工システムであっ
て、単一の加工プログラムを内蔵する集中制御装置と、
同制御装置からの指令信号に基づき前記プログラムに従
って制御移動し、それぞれに制御駆動される主軸ヘッド
をもつ2以上の刃物台とを備えており、前記各刃物台の
加工領域が互いに重複しないように規定されると共に、
各刃物台の加工領域外の加工プログラムに基づく動作信
号に対しては同刃物台の作動前に加工終了の疑信号が出
されて加工を実行しないようにしたことを特徴とする長
尺のワーク加工システムを主要な構成としている。
め、本発明は固定ベース上に固定された単一の長尺ワー
クに沿って2以上の刃物台を移動位置決めし、各刃物台
の主軸ヘッドを同時に作動させることにより前記ワーク
に複数の加工を同時に施すための加工システムであっ
て、単一の加工プログラムを内蔵する集中制御装置と、
同制御装置からの指令信号に基づき前記プログラムに従
って制御移動し、それぞれに制御駆動される主軸ヘッド
をもつ2以上の刃物台とを備えており、前記各刃物台の
加工領域が互いに重複しないように規定されると共に、
各刃物台の加工領域外の加工プログラムに基づく動作信
号に対しては同刃物台の作動前に加工終了の疑信号が出
されて加工を実行しないようにしたことを特徴とする長
尺のワーク加工システムを主要な構成としている。
【0013】
【作用】ある刃物台の前回の加工が終了すると、制御装
置からは刃物台に対する加工プログラムに基づく次回の
加工位置への移動指令が出される。このとき、次回の加
工位置が同刃物台3の加工領域を逸脱するかどうかが制
御装置の判断部で判断され、もし同加工位置が同刃物台
の加工領域を逸脱する場合は、同刃物台の移動を停止さ
せる。この停止指令が発せられると、以降の加工プログ
ラムに従う同加工に関連する各種機器の作動データは全
て仮のデータとして取り扱われる。
置からは刃物台に対する加工プログラムに基づく次回の
加工位置への移動指令が出される。このとき、次回の加
工位置が同刃物台3の加工領域を逸脱するかどうかが制
御装置の判断部で判断され、もし同加工位置が同刃物台
の加工領域を逸脱する場合は、同刃物台の移動を停止さ
せる。この停止指令が発せられると、以降の加工プログ
ラムに従う同加工に関連する各種機器の作動データは全
て仮のデータとして取り扱われる。
【0014】しかして、前記刃物台の停止の間も相変わ
らず制御装置からは上記加工プログラムに従う手順に基
づく加工指令が発せ続けられるが、刃物台は制御装置か
ら引き続き送られる加工領域外の加工プログラムに基づ
く指令信号に対して、プログラムが進むごとに刃物台の
作動以前に加工終了の偽信号を送り返して実加工を行わ
ず、単に加工プログラム上の情報処理のみによる仮の処
理がなされる。加工プログラムに従って前述の仮処理が
順次なされたあと、制御装置からの移動指令に基づく同
刃物台の移動位置が実行領域内に移ると、仮処理から実
処理へと移されると共に刃物台の停止も解除される。以
降は、加工プログラムに従って所定の加工が実行に移さ
れる。
らず制御装置からは上記加工プログラムに従う手順に基
づく加工指令が発せ続けられるが、刃物台は制御装置か
ら引き続き送られる加工領域外の加工プログラムに基づ
く指令信号に対して、プログラムが進むごとに刃物台の
作動以前に加工終了の偽信号を送り返して実加工を行わ
ず、単に加工プログラム上の情報処理のみによる仮の処
理がなされる。加工プログラムに従って前述の仮処理が
順次なされたあと、制御装置からの移動指令に基づく同
刃物台の移動位置が実行領域内に移ると、仮処理から実
処理へと移されると共に刃物台の停止も解除される。以
降は、加工プログラムに従って所定の加工が実行に移さ
れる。
【0015】前記仮処理はデータ処理時間を費やするに
過ぎないため、実際には前記刃物台の停止時間は微小で
あり、殆ど無視できる時間である。他の刃物台について
も、同一の加工プログラムを使用して前述の制御と同様
の制御がなされながら殆ど同時進行の状態で各加工領域
内における加工が並行してなされることになる。
過ぎないため、実際には前記刃物台の停止時間は微小で
あり、殆ど無視できる時間である。他の刃物台について
も、同一の加工プログラムを使用して前述の制御と同様
の制御がなされながら殆ど同時進行の状態で各加工領域
内における加工が並行してなされることになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の加工システムを使用する加工
機の代表的な実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。図1は固定ベース上に2台の刃物台を搭載した本発
明のアルミサッシ用加工機の全体構成を示す概略正面図
であり、図2は同機の平面図、図3は同機により単一の
ワークを加工するときの中間部ストッパーの作動説明
図、図4は同機により2本のワークを同時加工するとき
のローディング時における端部ストッパーと中間部スト
ッパーの作動説明図である。
機の代表的な実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。図1は固定ベース上に2台の刃物台を搭載した本発
明のアルミサッシ用加工機の全体構成を示す概略正面図
であり、図2は同機の平面図、図3は同機により単一の
ワークを加工するときの中間部ストッパーの作動説明
図、図4は同機により2本のワークを同時加工するとき
のローディング時における端部ストッパーと中間部スト
ッパーの作動説明図である。
【0017】上記アルミサッシ用加工機は、上述のごと
く長尺のアルミサッシ材1の加工スペースを確保した長
尺の固定ベース2に2台の刃物台3を搭載している。図
示例では縦型フライス盤(ボール盤と兼用される。)が
使用されており、図示を省略しているが当然に自動工具
交換装置を備えている。前記刃物台3は複合テーブルを
備え、固定ベース2の長手方向に平行に設けられたレー
ル4上を第1スライドテーブル3aが位置決め可能に移
動すると共に、第2スライドテーブル3bが前記レール
4に直交する方向に位置決めが可能に移動する。そのた
めの駆動手段としては公知の手段が採用され、例えば図
示せぬ送りネジとボールナットが取り付けられ、制御装
置5からの加工データに基づく指令により図示せぬ送り
モータの回転角を制御することにより常法に従い上記2
軸方向の移動位置決めがなされる。更に、前記刃物台3
の主軸ヘッド3cは、例えば公知の送りネジとボールナ
ットにより第2スライドテーブル3bに沿って上下に制
御移動する。
く長尺のアルミサッシ材1の加工スペースを確保した長
尺の固定ベース2に2台の刃物台3を搭載している。図
示例では縦型フライス盤(ボール盤と兼用される。)が
使用されており、図示を省略しているが当然に自動工具
交換装置を備えている。前記刃物台3は複合テーブルを
備え、固定ベース2の長手方向に平行に設けられたレー
ル4上を第1スライドテーブル3aが位置決め可能に移
動すると共に、第2スライドテーブル3bが前記レール
4に直交する方向に位置決めが可能に移動する。そのた
めの駆動手段としては公知の手段が採用され、例えば図
示せぬ送りネジとボールナットが取り付けられ、制御装
置5からの加工データに基づく指令により図示せぬ送り
モータの回転角を制御することにより常法に従い上記2
軸方向の移動位置決めがなされる。更に、前記刃物台3
の主軸ヘッド3cは、例えば公知の送りネジとボールナ
ットにより第2スライドテーブル3bに沿って上下に制
御移動する。
【0018】また、固定ベース2のワーク設置部には複
数(図示例では、計8個)のバイス6が列設されてお
り、前記ワーク設置部の中間部には前記バイス6を同数
(4個)づつ左右に仕分けるようにして本発明の特徴部
の一部をなす中間部ストッパー7が設置されると共に、
同ワーク設置部の長さ方向両端部には同じく本発明の特
徴部の一部をなす左右の端部ストッパー8が設置されて
いる。
数(図示例では、計8個)のバイス6が列設されてお
り、前記ワーク設置部の中間部には前記バイス6を同数
(4個)づつ左右に仕分けるようにして本発明の特徴部
の一部をなす中間部ストッパー7が設置されると共に、
同ワーク設置部の長さ方向両端部には同じく本発明の特
徴部の一部をなす左右の端部ストッパー8が設置されて
いる。
【0019】図5は前記中間部ストッパー7の構造を示
し、図6は前記バイス6の構造を示している。図1、図
2、図5及び図6によれば固定ベース2の前記ワーク設
置部の中間部分のベース面は長さ方向にわたって開口し
ており、同開口の端縁に沿った上面には前記バイス6の
ガイドレール9が延設され、バイス6が同ガイドレール
9に沿って固定ベース2の長手方向に移動可能とされ
る。
し、図6は前記バイス6の構造を示している。図1、図
2、図5及び図6によれば固定ベース2の前記ワーク設
置部の中間部分のベース面は長さ方向にわたって開口し
ており、同開口の端縁に沿った上面には前記バイス6の
ガイドレール9が延設され、バイス6が同ガイドレール
9に沿って固定ベース2の長手方向に移動可能とされ
る。
【0020】図5において、前記中間部ストッパー7は
ブロック状の基材10を有し、同基材10は固定ベース
2上に平行に延びる前記ガイドレール9を跨ぐようにし
て固設されている。同基材10の前後(図5の左右)に
は内面にブシュ10bが取り付けられた一対のピンガイ
ド孔10aが上下に貫通して形成され、また一対のピン
ガイド孔10aの中間にはシリンダー取付孔11が形成
されている。
ブロック状の基材10を有し、同基材10は固定ベース
2上に平行に延びる前記ガイドレール9を跨ぐようにし
て固設されている。同基材10の前後(図5の左右)に
は内面にブシュ10bが取り付けられた一対のピンガイ
ド孔10aが上下に貫通して形成され、また一対のピン
ガイド孔10aの中間にはシリンダー取付孔11が形成
されている。
【0021】前記シリンダー取付孔11には、ロッド1
2aを上方に突出させてシリンダー12が固設されてお
り、前記ロッド12aの上端は断面が逆凹字状の規制部
材13の中心を下方から支持するようにして固着されて
いる。更に、前記ロッド12aを挟む前後の前記ピンガ
イド孔10aに対応する部分にはガイドピン14の上端
が固着され、同ガイドピン14の下端は前記ピンガイド
孔10aに挿通されている。この場合、前記ロッド12
aのストローク長は、前記規制部材13の側面がアルミ
サッシ1の設置端面に当接する位置と同設置端面を外れ
た下方位置との間を昇降する長さに設定されている。
2aを上方に突出させてシリンダー12が固設されてお
り、前記ロッド12aの上端は断面が逆凹字状の規制部
材13の中心を下方から支持するようにして固着されて
いる。更に、前記ロッド12aを挟む前後の前記ピンガ
イド孔10aに対応する部分にはガイドピン14の上端
が固着され、同ガイドピン14の下端は前記ピンガイド
孔10aに挿通されている。この場合、前記ロッド12
aのストローク長は、前記規制部材13の側面がアルミ
サッシ1の設置端面に当接する位置と同設置端面を外れ
た下方位置との間を昇降する長さに設定されている。
【0022】一方、前記ワーク設置部の長さ方向の両端
部に設置される左右の端部ストッパー8の基本構造は前
記中間部ストッパー7と同様であり、図示せぬシリンダ
ーを固設すると共に板状の規制部材15に取り付けられ
た2本のガイドピン16をガイドするピンガイド孔17
aを有する基材17からなる。ただし、この端部ストッ
パー8は前記2本のガイドピン16を上下に平行にして
水平姿勢をとるように、しかも左右一対の規制部材15
を対面させるようにして前記基材17を固定ベース2の
上面に固設している。
部に設置される左右の端部ストッパー8の基本構造は前
記中間部ストッパー7と同様であり、図示せぬシリンダ
ーを固設すると共に板状の規制部材15に取り付けられ
た2本のガイドピン16をガイドするピンガイド孔17
aを有する基材17からなる。ただし、この端部ストッ
パー8は前記2本のガイドピン16を上下に平行にして
水平姿勢をとるように、しかも左右一対の規制部材15
を対面させるようにして前記基材17を固定ベース2の
上面に固設している。
【0023】また、上記各バイス6は、図6に示す構造
を備えている。同図に示すごとく、前記バイス6はブロ
ック状の基材18と同基材18に搭載される2組のクラ
ンプユニット19とからなる。前記ブロック状の基材1
8の下面には上記ガイドレール9に摺動固定自在に跨設
されるサドル部18aを有しており、各バイス6の設置
位置をアルミサッシ材1の加工部と干渉しない位置に調
整可能とされている。また、同基材18の上面には前後
(図6の左右)に延びるガイド溝18bが形成されてい
る。このガイド溝18bにクランプユニット19が取り
付けられる。
を備えている。同図に示すごとく、前記バイス6はブロ
ック状の基材18と同基材18に搭載される2組のクラ
ンプユニット19とからなる。前記ブロック状の基材1
8の下面には上記ガイドレール9に摺動固定自在に跨設
されるサドル部18aを有しており、各バイス6の設置
位置をアルミサッシ材1の加工部と干渉しない位置に調
整可能とされている。また、同基材18の上面には前後
(図6の左右)に延びるガイド溝18bが形成されてい
る。このガイド溝18bにクランプユニット19が取り
付けられる。
【0024】本実施例におけるクランプユニット19
は、図6に示すごとく固定顎部19a、可動顎部19b
及び同可動顎部19bを駆動するシリンダー19cを備
えている。前記固定顎部19a及びシリンダー19c
は、双方共に上記基材18に図示せぬ固着具により脱着
自在とされ、更にガイド溝18bに案内されて摺動が可
能とされており、アルミサッシ材1のクランプ幅に応じ
て両者の間隔が調整できるようになっている。
は、図6に示すごとく固定顎部19a、可動顎部19b
及び同可動顎部19bを駆動するシリンダー19cを備
えている。前記固定顎部19a及びシリンダー19c
は、双方共に上記基材18に図示せぬ固着具により脱着
自在とされ、更にガイド溝18bに案内されて摺動が可
能とされており、アルミサッシ材1のクランプ幅に応じ
て両者の間隔が調整できるようになっている。
【0025】さて、以上のごとく構成されたアルミサッ
シ材1の加工機によれば、多様な長さのアルミサッシ材
1に対して複数の刃物台3を稼働させることにより、効
率的な加工を可能にする。上述の単一のアルミサッシ材
1に対して複数の加工を同時に行おうとする場合の同サ
ッシ材1のセット手順を図4に基づいて説明すると、ま
ず図示せぬシリンダーを作動させて、左右の端部ストッ
パー8のうち一方の端部ストッパー8の規制部材14の
位置を設定位置に固定すると共に、中間部ストッパー7
の規制部材13をワークの下面位置より下方に移動させ
る。次いで、前記一方の端部ストッパー8の規制部材1
3もしくは14の側面にアルミサッシ材1の一端面を当
接させるようにしてバイス6上に載置させる。この状態
で、全バイス6のシリンダー19cを作動してアルミサ
ッシ材1を長さ方向の複数の箇所でクランプする。この
あと、端部加工時における工具との干渉を避けるため、
左右の規制部材14をアルミサッシ材1の両端面から離
間させる。
シ材1の加工機によれば、多様な長さのアルミサッシ材
1に対して複数の刃物台3を稼働させることにより、効
率的な加工を可能にする。上述の単一のアルミサッシ材
1に対して複数の加工を同時に行おうとする場合の同サ
ッシ材1のセット手順を図4に基づいて説明すると、ま
ず図示せぬシリンダーを作動させて、左右の端部ストッ
パー8のうち一方の端部ストッパー8の規制部材14の
位置を設定位置に固定すると共に、中間部ストッパー7
の規制部材13をワークの下面位置より下方に移動させ
る。次いで、前記一方の端部ストッパー8の規制部材1
3もしくは14の側面にアルミサッシ材1の一端面を当
接させるようにしてバイス6上に載置させる。この状態
で、全バイス6のシリンダー19cを作動してアルミサ
ッシ材1を長さ方向の複数の箇所でクランプする。この
あと、端部加工時における工具との干渉を避けるため、
左右の規制部材14をアルミサッシ材1の両端面から離
間させる。
【0026】以上の手順から理解できるように、単一の
ワークを同時加工するにあたっては上記中間部ストッパ
ー7は不要なものとなり、左右に配された端部ストッパ
ー8のうち、一方の端部ストッパー8がワークの基準位
置を決定するための位置決め機能を有する。この端部ス
トッパー8の規制部材14のワーク当接位置を基準点と
して、制御装置5により前記端部ストッパー8の規制部
材14のワーク当接位置からワークの加工基準点が決定
される。
ワークを同時加工するにあたっては上記中間部ストッパ
ー7は不要なものとなり、左右に配された端部ストッパ
ー8のうち、一方の端部ストッパー8がワークの基準位
置を決定するための位置決め機能を有する。この端部ス
トッパー8の規制部材14のワーク当接位置を基準点と
して、制御装置5により前記端部ストッパー8の規制部
材14のワーク当接位置からワークの加工基準点が決定
される。
【0027】図示加工機にあっては、複数の比較的短尺
のアルミサッシ材1に対しても複数の加工を同時になし
得るものである。図3によれば、2本のアルミサッシ材
1を同時に加工する場合は、中間部ストッパー7のシリ
ンダー12を作動させてロッド12aを伸長し、規制部
材13をアルミサッシ材1の端面に当接する位置まで上
昇させる。次いで、前記中間部ストッパー7の左右に分
かれて位置調整が終了している複数のバイス6にそれぞ
れアルミサッシ材1を載置したのちに、各アルミサッシ
材1の一端面を前記規制部材13の左右側面に当接させ
る。続いて、固定ベース2の左右両端部に設置された端
部ストッパー8の図示せぬシリンダーを作動させて、規
制部材14を各アルミサッシ材1の他端面にそれぞれ当
接させる。
のアルミサッシ材1に対しても複数の加工を同時になし
得るものである。図3によれば、2本のアルミサッシ材
1を同時に加工する場合は、中間部ストッパー7のシリ
ンダー12を作動させてロッド12aを伸長し、規制部
材13をアルミサッシ材1の端面に当接する位置まで上
昇させる。次いで、前記中間部ストッパー7の左右に分
かれて位置調整が終了している複数のバイス6にそれぞ
れアルミサッシ材1を載置したのちに、各アルミサッシ
材1の一端面を前記規制部材13の左右側面に当接させ
る。続いて、固定ベース2の左右両端部に設置された端
部ストッパー8の図示せぬシリンダーを作動させて、規
制部材14を各アルミサッシ材1の他端面にそれぞれ当
接させる。
【0028】この当接を終えると、前記バイス6のシリ
ンダー19cが作動されて可動顎部19bを固定顎部1
9aに向けて移動させ、各アルミサッシ材1の側面を両
顎部19a,19bによって挟持固定する。以上の動作
が全て完了すると、端部加工時における工具との干渉を
避けるため前記中間部ストッパー7及び端部ストッパー
8が元位置に戻され、アルミサッシ材1のセットが終了
する。
ンダー19cが作動されて可動顎部19bを固定顎部1
9aに向けて移動させ、各アルミサッシ材1の側面を両
顎部19a,19bによって挟持固定する。以上の動作
が全て完了すると、端部加工時における工具との干渉を
避けるため前記中間部ストッパー7及び端部ストッパー
8が元位置に戻され、アルミサッシ材1のセットが終了
する。
【0029】この場合、上記中間部ストッパー7はワー
クの基準位置を決定するための位置決め機能を有するも
のであり、この中間部ストッパー7の規制部材13にワ
ークが当接する位置を基準点として、制御装置5により
前記端部ストッパー8の規制部材14のワーク当接位置
からワークの加工基準点が決定される。なお、図示例で
は、2台の刃物台3が搭載されている例を挙げている
が、中間部ストッパー7及び刃物台3の設置数は図示例
に限定されるものではない。
クの基準位置を決定するための位置決め機能を有するも
のであり、この中間部ストッパー7の規制部材13にワ
ークが当接する位置を基準点として、制御装置5により
前記端部ストッパー8の規制部材14のワーク当接位置
からワークの加工基準点が決定される。なお、図示例で
は、2台の刃物台3が搭載されている例を挙げている
が、中間部ストッパー7及び刃物台3の設置数は図示例
に限定されるものではない。
【0030】ところで、上述の構成からなる長尺のワー
ク加工機には本発明の加工システムが採用されている。
即ち、本発明は全加工領域にわたる同一の加工プログラ
ムを使用し、同一ワーク上に複数の刃物台3を同時に稼
働させるものであり、図7はその加工にあたっての加工
手順を示している。本発明のワーク加工システムにおけ
る主目的の一つに、同一の加工プログラムに基づき複数
の刃物台3による複数の加工を同時に行うことがある。
この場合、一台の刃物台3の加工領域は当然に所定の長
さをもつワークの全領域にわたっている。従って、もし
単純な加工プログラムに基づいて複数の刃物台3を同時
に稼働させると、たとえ各刃物台3同士の干渉が回避し
得たとしても、同一の加工位置に同一の加工がそれぞれ
の刃物台3により複数回ダブッて行われることになる。
これを回避するため、本発明では各刃物台3が互いに重
複しない異なる加工領域内でのみ加工を実行するよう
に、各刃物台3ごとの実行加工領域を予め規定してい
る。
ク加工機には本発明の加工システムが採用されている。
即ち、本発明は全加工領域にわたる同一の加工プログラ
ムを使用し、同一ワーク上に複数の刃物台3を同時に稼
働させるものであり、図7はその加工にあたっての加工
手順を示している。本発明のワーク加工システムにおけ
る主目的の一つに、同一の加工プログラムに基づき複数
の刃物台3による複数の加工を同時に行うことがある。
この場合、一台の刃物台3の加工領域は当然に所定の長
さをもつワークの全領域にわたっている。従って、もし
単純な加工プログラムに基づいて複数の刃物台3を同時
に稼働させると、たとえ各刃物台3同士の干渉が回避し
得たとしても、同一の加工位置に同一の加工がそれぞれ
の刃物台3により複数回ダブッて行われることになる。
これを回避するため、本発明では各刃物台3が互いに重
複しない異なる加工領域内でのみ加工を実行するよう
に、各刃物台3ごとの実行加工領域を予め規定してい
る。
【0031】その加工手順を図7に基づいて説明する
と、ある刃物台3の前回の加工が終了すると、制御装置
5からは刃物台3に対する加工プログラムに基づく次回
の加工位置への移動指令が出される。このとき、次回の
加工位置が同刃物台3の加工領域を逸脱するかどうかが
制御装置5の判断部で判断され、もし同加工位置が同刃
物台3の加工領域を逸脱する場合は、同刃物台3の移動
を停止させる。この停止指令が発せられると、以降の加
工プログラムに従う同加工に関連する各種機器の作動デ
ータは全て仮のデータとして取り扱われる。しかして、
前記刃物台3の停止の間も相変わらず制御装置5からは
上記加工プログラムに従う手順に基づく加工指令が発せ
続けられるが、刃物台3は制御装置5から続いて送られ
る加工領域外の加工プログラムに基づく指令信号に対し
て、同信号を受けるたびに加工終了の偽信号を送り返
し、同加工に関連する各種機器の実作動、例えば自動工
具交換、加工液の供給主軸の回転制御等を非作動の状態
におく。この場合、加工プログラム上の情報処理のみが
仮の処理としてなされる。加工プログラムに従って前述
の仮処理が順次なされたあと、制御装置5からの移動指
令に基づく同刃物台3の移動位置が実行領域内に移る
と、前記各種機器による同加工に関する処理は仮処理か
ら実処理へと移されると共に刃物台3の停止も解除され
る。以降は、加工プログラムに従って所定の加工が実行
に移される。
と、ある刃物台3の前回の加工が終了すると、制御装置
5からは刃物台3に対する加工プログラムに基づく次回
の加工位置への移動指令が出される。このとき、次回の
加工位置が同刃物台3の加工領域を逸脱するかどうかが
制御装置5の判断部で判断され、もし同加工位置が同刃
物台3の加工領域を逸脱する場合は、同刃物台3の移動
を停止させる。この停止指令が発せられると、以降の加
工プログラムに従う同加工に関連する各種機器の作動デ
ータは全て仮のデータとして取り扱われる。しかして、
前記刃物台3の停止の間も相変わらず制御装置5からは
上記加工プログラムに従う手順に基づく加工指令が発せ
続けられるが、刃物台3は制御装置5から続いて送られ
る加工領域外の加工プログラムに基づく指令信号に対し
て、同信号を受けるたびに加工終了の偽信号を送り返
し、同加工に関連する各種機器の実作動、例えば自動工
具交換、加工液の供給主軸の回転制御等を非作動の状態
におく。この場合、加工プログラム上の情報処理のみが
仮の処理としてなされる。加工プログラムに従って前述
の仮処理が順次なされたあと、制御装置5からの移動指
令に基づく同刃物台3の移動位置が実行領域内に移る
と、前記各種機器による同加工に関する処理は仮処理か
ら実処理へと移されると共に刃物台3の停止も解除され
る。以降は、加工プログラムに従って所定の加工が実行
に移される。
【0032】前記仮処理はデータ処理時間を費やするに
過ぎないため、実際には前記刃物台3の停止時間は微小
であり、殆ど無視できる時間である。他の刃物台3につ
いても、同一の加工プログラムを使用して前述の制御と
同様の制御がなされながら殆ど同時進行の状態で各加工
領域内における加工が並行してなされることになる。
過ぎないため、実際には前記刃物台3の停止時間は微小
であり、殆ど無視できる時間である。他の刃物台3につ
いても、同一の加工プログラムを使用して前述の制御と
同様の制御がなされながら殆ど同時進行の状態で各加工
領域内における加工が並行してなされることになる。
【0033】なお同加工に際して、複数の刃物台3を同
時に稼働する場合には、例え加工位置が異なっていても
隣合う刃物台3の主軸ヘッド3cが互いに干渉し合うこ
とがある。従って、実際の加工にあたってはかかる干渉
を回避させる対策が必要となる。
時に稼働する場合には、例え加工位置が異なっていても
隣合う刃物台3の主軸ヘッド3cが互いに干渉し合うこ
とがある。従って、実際の加工にあたってはかかる干渉
を回避させる対策が必要となる。
【0034】図8は一方の刃物台3の主軸ヘッド3cが
他方の刃物台3の主軸ヘッド3cの加工領域内に侵入し
た場合の手順を示している。即ち、このときの加工手順
によれば、一方の刃物台3が制御装置5からの指令によ
り加工プログラムに従って順次所定の加工を進め、次回
の加工位置に主軸ヘッド3cを移動させるにあたり、制
御装置5では同主軸ヘッド3cの移動先の位置情報と他
方の刃物台3の主軸ヘッド3cの位置情報を比較して、
一方の刃物台3を移動させても、他方の刃物台3の主軸
ヘッド3cが干渉領域内におらず、同主軸ヘッド3cと
干渉することがないことが確認されると、そのまま一方
の刃物台3を次回の加工位置まで移動させる。また、一
方の主軸ヘッド3cの移動先の位置情報と他方の主軸ヘ
ッド3cの位置情報とを制御装置5により比較したと
き、干渉領域内に他方の刃物台3の主軸ヘッド3cが存
在することが確認されると、一方の刃物台3は移動前の
位置に止まり、他方の主軸ヘッド3cによる加工の終了
を待って移動を開始する。
他方の刃物台3の主軸ヘッド3cの加工領域内に侵入し
た場合の手順を示している。即ち、このときの加工手順
によれば、一方の刃物台3が制御装置5からの指令によ
り加工プログラムに従って順次所定の加工を進め、次回
の加工位置に主軸ヘッド3cを移動させるにあたり、制
御装置5では同主軸ヘッド3cの移動先の位置情報と他
方の刃物台3の主軸ヘッド3cの位置情報を比較して、
一方の刃物台3を移動させても、他方の刃物台3の主軸
ヘッド3cが干渉領域内におらず、同主軸ヘッド3cと
干渉することがないことが確認されると、そのまま一方
の刃物台3を次回の加工位置まで移動させる。また、一
方の主軸ヘッド3cの移動先の位置情報と他方の主軸ヘ
ッド3cの位置情報とを制御装置5により比較したと
き、干渉領域内に他方の刃物台3の主軸ヘッド3cが存
在することが確認されると、一方の刃物台3は移動前の
位置に止まり、他方の主軸ヘッド3cによる加工の終了
を待って移動を開始する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の長尺ワークの加工システムによると、単一のワークに
対して同一の加工プログラムを使用して複数箇所の加工
を同時に行えるようになり、プログラム作成が容易とな
ってコスト減につながるばかりでなく、効率的な加工が
実現される極めて実効性の高い発明である。
の長尺ワークの加工システムによると、単一のワークに
対して同一の加工プログラムを使用して複数箇所の加工
を同時に行えるようになり、プログラム作成が容易とな
ってコスト減につながるばかりでなく、効率的な加工が
実現される極めて実効性の高い発明である。
【図1】本発明の代表的な実施例であるアルミサッシ加
工機の一部を切開して示す正面図である。
工機の一部を切開して示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同機に単一のワークをセットするときのストッ
パー機能説明図である。
パー機能説明図である。
【図4】同機に複数のワークをセットするときのストッ
パー機能説明図である。
パー機能説明図である。
【図5】本発明の中間部ストッパーの構造例を示す断面
図である。
図である。
【図6】本発明のバイス機構を示す断面図である。
【図7】本発明の加工機による複数の刃物台による同一
加工プログラム使用時における刃物台の制御動作を示す
流れ線図である。
加工プログラム使用時における刃物台の制御動作を示す
流れ線図である。
【図8】本発明の加工機による複数のワーク加工時にお
ける刃物台の干渉を回避するための制御動作を示す流れ
線図である。
ける刃物台の干渉を回避するための制御動作を示す流れ
線図である。
1 アルミサッシ材 2 固定ベース 3 刃物台 3a 第1スライドテーブル 3b 第2スライドテーブル 3c 主軸ヘッド 4 レール 5 制御装置 6 バイス 7 中間部ストッパー 8 端部ストッパー 8a シリンダー 9 ガイドレール 10,17,18 基材 10a,17a ピンガイド孔 10b ブシュ 11 シリンダー取付孔 12 シリンダー 12a ロッド 13,15 規制部材 14,16 ガイドピン 18 基材 18a サドル部 18b ガイド溝 19 クランプユニット 19a 固定顎部 19b 可動顎部 19c シリンダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【従来の技術】従来から、各種ワークに切削加工等を効
率的に施すために複数の刃物台を備え、単一又は複数の
ワークを同時加工するようにした工作機械や長尺のワー
ク加工機が知られている。かかる工作機械の一例として
は、例えば特開平2−30401号公報に開示された2
主軸対向型CNC旋盤があり、また長尺のワーク加工機
の例としては、例えば特開平4−193440号公報に
開示されたマルチコラム自動加工機がある。
率的に施すために複数の刃物台を備え、単一又は複数の
ワークを同時加工するようにした工作機械や長尺のワー
ク加工機が知られている。かかる工作機械の一例として
は、例えば特開平2−30401号公報に開示された2
主軸対向型CNC旋盤があり、また長尺のワーク加工機
の例としては、例えば特開平4−193440号公報に
開示されたマルチコラム自動加工機がある。
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来から、各種ワークに切削加工等を効
率的に施すために複数の刃物台を備え、単一又は複数の
ワークを同時加工するようにした工作機械や長尺のワー
ク加工機が知られている。かかる工作機械の一例として
は、例えば特開平2−30401号公報に開示された2
主軸対向型CNC旋盤があり、また長尺のワーク加工機
の例としては、例えば特開平4−193440号公報に
開示されたマルチコラム自動加工機がある。
率的に施すために複数の刃物台を備え、単一又は複数の
ワークを同時加工するようにした工作機械や長尺のワー
ク加工機が知られている。かかる工作機械の一例として
は、例えば特開平2−30401号公報に開示された2
主軸対向型CNC旋盤があり、また長尺のワーク加工機
の例としては、例えば特開平4−193440号公報に
開示されたマルチコラム自動加工機がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定ベース(2) 上に固定された単一の長
尺ワーク(1) に沿って2以上の刃物台(3) を移動位置決
めし、各刃物台(3) の主軸ヘッド(3c)を同時に作動させ
ることにより前記ワーク(1) に複数の加工を同時に施す
ための加工システムであって、 単一の加工プログラムを内蔵する集中制御装置と、同制
御装置からの指令信号に基づき前記プログラムに従って
制御移動し、それぞれに制御駆動される主軸ヘッド(3c)
をもつ2以上の刃物台(3) とを備えており、 前記各刃物台(3) の加工領域が互いに重複しないように
規定されると共に、各刃物台(3) の加工領域外の加工プ
ログラムに基づく作動信号に対しては同刃物台(3) の作
動前に加工終了の疑信号が出されて加工を実行しないよ
うにしたことを特徴とする長尺のワーク加工システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32694992A JPH06210540A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 長尺のワーク加工システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32694992A JPH06210540A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 長尺のワーク加工システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06210540A true JPH06210540A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=18193577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32694992A Pending JPH06210540A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 長尺のワーク加工システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06210540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112222865A (zh) * | 2020-10-07 | 2021-01-15 | 冯九辉 | 一种螺帽加工机床 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02309403A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御方法及びその装置 |
| JPH047709A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Fanuc Ltd | 加工ヘッドの干渉防止方式 |
| JPH04193440A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-13 | B B S Kinmei:Kk | マルチコラム自動加工機 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP32694992A patent/JPH06210540A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02309403A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御方法及びその装置 |
| JPH047709A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Fanuc Ltd | 加工ヘッドの干渉防止方式 |
| JPH04193440A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-13 | B B S Kinmei:Kk | マルチコラム自動加工機 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112222865A (zh) * | 2020-10-07 | 2021-01-15 | 冯九辉 | 一种螺帽加工机床 |
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