JPH0621054B2 - 皮膚処置組成物 - Google Patents

皮膚処置組成物

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JPH0621054B2
JPH0621054B2 JP63201797A JP20179788A JPH0621054B2 JP H0621054 B2 JPH0621054 B2 JP H0621054B2 JP 63201797 A JP63201797 A JP 63201797A JP 20179788 A JP20179788 A JP 20179788A JP H0621054 B2 JPH0621054 B2 JP H0621054B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はヒトの皮膚に局所的に施用するのに適した脱臭
及び発汗抑制組成物に関し、該組成物は知覚的信号を生
成し及び/又は、皮膚の水分と接触したときに、脱臭
剤、発汗抑制剤又は抗コリン作用活性物質といった他の
有効な薬剤を放出するようにしてある。知覚的信号を生
成するこれらの組成物は、皮膚上の水分に応答している
ことを使用者に表示するようにしてあり、そうするとこ
れらの組成物に意図された機能における個人的な信頼が
増大する。
発明技術の背景 体臭の問題は少なくとも部分的には発汗に関係してお
り、この問題に取り組むために、ヒトの皮膚、特に腋下
に局所的に施用するための脱臭特性を有するエアゾル、
ロール−オン及び棒状製品が開発されてきた。
発汗抑制製品は通常皮膚表面に集積する汗の量を低減す
るための収れん金属塩等を含有し、脱臭製品は通常、皮
膚の水分の存在下に発達する体臭を低減又は消失させる
ための抗菌性物質を含有する。いずれのタイプの製品
も、発汗抑制剤及び脱臭剤のためのビヒクルとしての機
能だけでなく、それ自体脱臭剤として作用することがで
きるエタノールを含有することができる。
脱臭剤及び発汗抑制製品の使用者が、それらを使用した
ことで体臭又は発汗が実質的に低減又は消失されること
を確信することは重要であって、このことから、このよ
うな製品が実際に効果を発揮していることを示す知覚応
答を提供することが有利である。
この点では、The Mennen Companyは、英国特許第1 275
969号明細書において、エアゾル脱臭剤に使用するため
の香料を含有するデキストリン、アラビアゴム若しくは
薄膜形成ポリペプチドの噴霧乾燥脱臭剤カプセルの使用
を提案しており、該カプセルは水溶性であるがエアゾル
推進薬には不溶性及び不浸透性である。エアゾル脱臭剤
を調製する場合は、例えばアラビアゴムでできており香
料及びヘキサクロロフェンを含有する脱臭剤カプセル
を、エアゾル推進剤及び懸濁剤を包含する残りの成分と
混合して発汗応答エアゾル脱臭剤を製造する。しかしMe
nnen名義の明細書には、「アルコール(即ちエタノール
等)は多くの場合カプセルからその封入物を浸出させて
カプセルの主目的を無効にするので、最終薬剤はその他
のほぼ全てのエアゾル脱臭剤に存在する実質的な量のア
ルコールを含有するべきでない。」という明確な指示が
ある。
International Flavours&Fragranciesは米国特許第4 4
28 869号明細書において、例えば水−アルコール混合物
が80〜95%のアルコールを含有することができるヒドロ
アルコール系において使用するためのアラビアゴム(gum
acacia)における封入芳香性油に関している。
皮膚表面での水分の出現を示すための知覚応答を生成で
き及び/又は同じメカニズムによって誘発される他の有
効剤を放出できる、皮膚に局所的に施用するためのアル
コール含有発汗抑制剤及び脱臭剤製品を開発するための
努力をしているうちに、本出願人は特にMennenの明細書
から期待されることに反して、アラビアゴム(gum arabi
c又はgum senegalとも指称される)と一緒に噴霧乾燥す
ることによって封入された香料が、室温で長時間無水エ
タノールを用いて連続抽出するテストをした場合にエタ
ノールでの浸出に著しい耐性を示すことを発見した。エ
タノール中のカプセルのこの驚くべき安定性は実質的に
無水なエタノールを使用することに因るもので、一方Me
nnenの明細書中で報告されている非安定性は、無水状態
又は無水に近い状態のエタノールを維持するために厳重
な予防策を取らないのであれば脱臭剤業界において使用
するような、アルコール中に一般的に存在する少量では
あるが重要な量の水に因るものであろう。Mennenの明細
書では触れてはいないが、使用するエタノール中の少量
の、例えば5重量%の水は、香料及び殺菌剤がエタノー
ルによって容易に浸出されるようにカプセルを破壊する
ために非常に重要であることに留意されたい。
また少なくとも5%の水を含有する前記参照したIntern
ational Flavours&Fragranciesが示唆するヒドロアル
コール系を使用する場合でも同様の結果となろう。
これは、「最終薬剤は実質的な量のアルコールを含有す
るべきではない」ということのMennenの警告の論理的な
説明に過ぎない。
発明の定義 本発明は、 (i) 感湿性カプセル0.1〜20重量%、及び (ii) C2-6アルカノール及びそれらの混合物から選択さ
れるアルコール10〜99.9重量%、 を含有し且つ3重量%以下の水を含有する、ヒトの皮膚
に局所的に施用するのに適したアルコール組成物であっ
て、前記感湿性カプセルは平均粒径100μm以下を有し
且つポリマーによって封入された非水性物質を含有して
おり、更に前記カプセルが、 (a) 1重量%以下の水を含有するエタノールを用いて2
0℃で30日間にわたる無傷カプセルの連続抽出の間、当
初カプセル内に存在した非水性物質の15重量%以下がカ
プセルから浸出するようなアルコールを用いた抽出に対
する耐性があり、且つ (b) 皮膚表面で水と接触したときにカプセルが封入非
水性物質を放出するような水分に対する感度がある組成
物に関する。
感湿性カプセル 本発明のアルコール組成物は、組成物が3重量%以下の
水を含有してしかも本明細書中に定義するように感湿性
であるという条件で、アルコールによる破壊に耐性があ
る被覆を形成する特殊ポリマーによって中に非水性物質
が封入されている感湿性カプセルを含有する。
特殊ポリマー カプセルを形成する特殊ポリマーは好ましくは多糖類で
ある。適当な多糖類の例としては、デキストリン、特に
マルトデキストリンを包含する低粘度デキストリンを挙
げることができる。
特に好ましい低粘度デキストリンは、20rpmで螺旋形に
回転する「A」型Tバーを備えたブルックフィールド粘度計
を使用して測定すると、水の50%分散液において25℃で
330±20mPasの粘度を有するものである。このデキスト
リンはEncapsul 855(Encapsol 855とも指称される)とし
て公知であって、National Starch and Chemicals Ltd.
製である。
感湿性カプセルを形成するのに使用することができる他
の多糖類としてはアラビアゴムが例示される。
非水性物質 感湿性カプセルは非水性物質を含有するが、この非水性
物質は水分の存在下、特に発汗又はその他の皮膚水分に
よるカプセルの破壊後に知覚応答を与えることができる
物質が好ましい。
カプセルが水分と接触してカプセルから放出されたとき
に知覚応答を与えることができる非水性物質の例として
は、 (i) 芳香形態で臭覚応答を生じる香料、及び、米国特
許第4 278 658号明細書(Lever Brothers&Co)に記述し
てあるような芳香応答を与えることに加えて体臭を低減
することもできる脱臭香料、 (ii)皮膚の冷感形態の触覚応答を生じるスキンクーラン
ト(例えばメントール、乳酸メチル、メチルピロリドン
カルボキシレート、N-エチル-p-メタン-3-カルボキサミ
ド及び他のメントール誘導体)、並びに (iii) 皮膚の潤滑性を増す形態の触覚応答を生じる皮
膚緩和剤(例えばイソプロピルミリステート、シリコー
ン油、鉱油及び植物油)、 を挙げることができる。
その他の皮膚に有益な非水性物質の例としては以下のも
のを挙げることができる。
(iv) 特に体臭の発達の原因となる皮膚表面の微生物叢
の量を低減又は微生物叢を消失させる機能がある香料以
外の脱臭剤(例えば、2,4,4′-トリクロロ-2′-ヒドロキ
シジフェニルエーテル(Ingasan DP300又はTriclosanと
して公知)、セチルトリメチルアンモニウムブロミド、
セチルピリジニウムクロリド、ベンズトニウムクロリ
ド、ジ-イソブチルフェノキセトキシエチルジメチルベ
ンジルアンモニウムクロリド、N-アルキルピリジニウム
クロリド、N-セチルピリジニウムブロミド、ナトリウム
-N-ラウロイルサルコシン、フェニルスルホン酸亜鉛、
ファルネゾール及び乳酸エチル)。香料以外の脱臭剤の
前駆体を使用することもできる。
(v) 皮膚表面の汗の出現を低減又は消失させる機能が
ある発汗抑制剤(例えば、塩化アルミニウム;硫酸アルミ
ニウム;塩酸アルミニウム;塩基性臭化アルミニウム;塩
化ジルコニル;水酸化ジルコニル;塩酸ジルコニル;水酸
化アルミニウム、塩化ジルコニル及び塩酸アルミニウム
の錯体;水酸化アルミニウム、塩酸ジルコニル及び塩酸
アルミニウムの錯体;ジヒドロキシアルミニウムグリシ
ネート、塩化ジルコニル及び/若しくは塩酸ジルコニル
並びに塩酸アルミニウムの錯体;塩化ジルコニル及び/若
しくは塩酸ジルコニル並びに塩酸アルミニウムの錯体;
塩化ジルコニル及び/若しくは塩酸ジルコニルと塩酸ア
ルミニウム及びアミノ酸(例えばグリシン)との錯体;上
記2種以上の物質の混合物)。最も好ましい材料は高発
汗抑制効果を有する材料である。このような材料のクラ
スの1つには塩酸アルミニウムジルコニウム錯体(例え
ば、アルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート;
アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレート及び
アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート(こ
れらは属名CTFAである))がある。これらの化合物をグリ
シンと結合させて、例えば属名CTFAの化合物アルミニウ
ムジルコニウムトリクロロヒドレックス-GLY及びアルミ
ニウムジルコニウムテトラクロロヒドレックス-GLYを調
製することができる。アルミニウムジルコニウムクロロ
ヒドレートを調製する方法は米国特許第4 028 390号(Ar
mour)及び第3 792 068号(Procter&Gamble)の各明細書
に記述されている。本発明の発汗抑制組成物に使用する
のに適当な塩酸アルミニウムジルコニウム粉末は、Rehe
is Chemical社製の商品名REZAL 36 GP及びREZAL 67P(PE
ZALは商標名である)と、Dom Corning製の商品名Dom Cor
ning AZG-368、AZG-369&AZG-370とである。その他の好
ましい高効能の発汗抑制剤材料は、水溶液中でポリマー
種が特定の分散をする特殊活性形態の塩基性塩化アルミ
ニウムであって、米国特許第4 359 456号明細書(Goslin
g et al.)に記述されている方法によって調製すること
ができる。水性媒質中で塩酸アルミニウムをエージング
させる高活性形態の塩酸アルミニウムを製造する同様の
方法は、英国特許第2 144 922号明細書(Gillette)に記
述されている。発汗抑制剤は、欧州特許第6738号(Unile
ver)及び英国特許第1 597 497号(Unilever)の各明細書
に記述の方法で調製される塩酸アルミニウムの尿素又は
グリシンの錯体であってもよい。
(vi) 汗が皮膚表面に到達する前に汗の生成を低減又は
消失させる機能を有する抗シリコン作用薬であって、そ
の例としては、スコポラミン誘導体(例えばスコポラミ
ンヒドロプロミド)及びそのエステル(例えばベンゾイル
スコポラミンヒドロブロミド)を挙げることができる。
本明細書中に記述したような非水性物質は混合して使用
することもできる。このような混合物としては、 香料+非香料脱臭剤、 香料+抗コリン作用薬、 香料+抗コリン作用薬+発汗抑制剤、 香料+クーラント、 を例示することができる。
カプセルのカプセル材料を形成する特殊ポリマーの非水
性物質に対する重量比は、好ましくは1:10〜100:1、最
も好ましくは1:4〜9:1である。
感湿性カプセルの形成 例えば、水、特殊ポリマー及び非水性物質のエマルジョ
ンを調製し、このエマルジョン中にカプセル内に包含さ
せる必要があるその他の材料を溶解又は拡散させること
によって、感湿性カプセルを形成することができる。次
いでエマルジョンは、封入物を含有するポリマーのカプ
セルを形成するための通常の方法に従って噴霧乾燥され
る。
例えば感湿性カプセルは、20〜40重量%、好ましくは23
〜36重量%の特殊ポリマーと、5〜30重量%、好ましく
は7〜29重量%の非水性物質と、40〜70重量%、好まし
くは43〜65重量%の水とを含有するエマルジョンを形成
し、次いでこのエマルジョンを噴霧乾燥することによっ
て調製することができる。
このように調製された感湿性カプセルは、40〜90重量%
の特殊ポリマーによって封入された約10〜60重量%の非
水性物質を含有する。しかし、感湿性カプセルが、本明
細書中前記した好適な範囲外の量の非水性物質及び特殊
ポリマーを含有してもよいことは理解される。
これは特に、非水性物質が例えばスキンクーラント又は
抗コリン作用薬といった少量で高活性の生理学的活性剤
の場合に当てはまる。
感湿性カプセルの特性 このように形成されるカプセルは、特に皮膚表面で水分
に接触したときに溶解できるか又は浸透性になり得て封
入非水性物質を放出するが、3重量%以下の水を含有す
るエタノール組成物と接触したときには耐性を示すこと
は驚くべきことである。例えば、非水性物質として香料
を含有するアラビアゴムのカプセル若しくはEncapsul 8
55を、1重量%以下の水を含有するエタノールを用いて
20℃で30日間連続的に抽出する場合に、新たに調製され
たカプセル内に当初存在した香料全体の15%以下しかこ
の間に浸出されないことが分かった。このことは、先に
参照したMennen社による英国特許第1 275 969号に報告
されていることは全く相反する。しかしこのアラビアゴ
ムの顕著な特性は、Capsul starch(National Starch an
d Cemical Corp.製)及びβ-シクロデキストリンといっ
たより一般的な封入材料には見られず、1ケ月にわたっ
て(やはり1重量%以下の水を含有する)エタノールを用
いて抽出すると香料の72〜100%が浸出した。アラビア
ゴム以外の天然ゴムは、無傷安定性カプセルを形成する
に必要とされる濃度で噴霧乾燥するには媒質の粘度が高
すぎる傾向にあるので、本明細書に記述したような感湿
性カプセルを形成するための噴霧乾燥の材料として実用
的ではない。
この抽出テストは、詳細に後記するが、本発明に使用す
るためのポリマーの適合性を評価するための標準的なテ
ストとして使用される。
選択するポリマーは、本明細書中に定義するように1重
量%以下の水を含有するエタノールを用いる抽出条件下
で、カプセル材料が香料の10重量%以下しか浸出させな
いようなものであるのが好ましい。好ましいポリマーと
して前記した低粘度重量のデキストリン及びアラビアゴ
ムはこの特性を有する。
感湿性カプセルは通常100μm以下の平均粒径を有す
る。通常、特にエアゾルディスペンサーを用いるがノズ
ルの詰まりを防止したい場合にはカプセルは平均粒径20
〜75μmとする。
本発明のアルコール組成物中に存在する感湿性カプセル
の量は、組成物の0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜15重
量%である。
アルコール 本発明の組成物は、C2-6アルカノール及びその混合物か
ら選択されるアルコールをも含有する。好ましいアルコ
ールはエタノール及びイソプロパロノールである。
アルコールは3重量%以下の水を含有するべきであり、
好ましくは2重量%以下、最も好ましくは1重量%以下
の水を含有して、組成物自体が3重量%以下の水を含有
するのを保証する。
本発明の組成物中に存在するアルコールの量は、10〜9
9.9%であって、好ましい量は組成物の製品の形態に依
存する。例えば組成物をエアゾル容器から分配するよう
な場合には、アルコール量は、このような製品中に一般
的に存在する推進剤を包含する組成物の10〜85重量%で
あるのが通常である。組成物をロール−オンディスペン
サーから分配するような場合にはアルコールは組成物の
20〜98重量%であるのが通常であり、組成物の固形棒状
である場合にはアルコールは組成物の10〜80重量%が通
常である。
追加成分 本発明のアルコール組成物は、乾湿性カプセルを組成物
全体に均等に拡散させて保持するか又は少し撹拌して組
成物全体に容易に拡散させ得るように保持するかを保証
するために必要によっては懸濁剤を含有することができ
る。
アルコール組成物がエアゾル製品又はロール−オンとい
った液体の場合には、懸濁剤は好ましくは疎水処理をし
た粘土であって、この粘土の好ましいクラスには、モン
モリロナイト、ヘクトライト及びコロイド性ケイ酸アル
ミニウムマグネシウムといった緑粘土が包含される。
モンモリロナイトは、それを主成分とするベントナイト
から得られるコロイド性含水ケイ酸アルミニウムであ
る。ベントナイトについての詳細は、Interscience Pub
lishers発行のthe Kirk-Othmer Encylopedia of Chemic
al Technology、第2版、Vol.3(1964)pp.339〜360に見
ることができる。
ヘクトライト、更に緑粘土は、格子構造中のアルミニウ
ムがマグネシウムによってほぼ完全に置換されており、
更にリチウム及びフッ素を含有することでモンモリロナ
イトとは異なる。
ケイ酸アルミニウムマグネシウムは、アルミニウムより
もマグネシウムが豊富なコロイド性ケイ酸アルミニウム
マグネシウムの錯体である。疎水処理をしたケイ酸アル
ミニウムマグネシウムはR T Vanderbilt Co.製VEEGUE P
ROの商品名で市販されている。
本発明に必要によっては使用するのに適した好ましい懸
濁剤は、商品名BENTONEで入手可能な疎水性粘土であ
る。BENTONESは、陽イオン交換系中で適当な粘土をアミ
ンと反応させることによって調製される。異なるアミン
を反応させると種々のBENTONESが得られるが、更にSi、M
gO及びAl2O3の割合を変えることもできる。有効なBENTO
NE懸濁剤の例としてはステアラルコニウムヘクトライト
であるBENTONE-27;クォータニウム(quaternium)18ベン
トナイトであるBENTONE-34;クォータニウム18ヘクトラ
イトであるBENTONE-38を挙げることができるが、いずれ
の粒径も5ミクロン未満であり、NL Industries Inc.に
よって市販されている。他の適当なBENTONE粘土にはBEN
TONE SD1及びBENTONE SD2がある。
更に適当な粘土は、商品名PERCHEM及びTIXOGELの疎水処
理をした緑粘土である。特定の例としてはPERCHEM粘土4
4,97及び108とTIXOGEL VZとを挙げることができる。疎
水処理をした粘土の更なるクラスにはホルマイト粘土が
あり、その例としては商品名PERCHEM DMAの疎水性改質
アタパルジャイト粘土がある。PERCHEM粘土は英国エセ
ックスのPerchem Limited of Harlowが販売しており、T
IXOGELは英国チェシャーのProduction Chemicals Limit
ed of Stockportが販売している。
その他の有効な懸濁剤はケイ素微粉末、特にAEROSIL及
びCAB-O-SILの名で市販されている蒸散ケイ素(fumed si
licasと、ヒドロキシプロピルセルロース(KLUCEL)と、
他のポリマー増粘剤である。
懸濁剤は混合して使用することもできる。
本発明の組成物中に存在することができる懸濁剤の量
は、通常0.2〜20重量%、好ましくは0.5〜12重量%であ
る。
本発明のアルコール組成物は、更にその特性を強化する
ために他の任意の特別封入成分を含有することもでき
る。任意成分の例としては、組成物を発汗抑制剤として
使用するための発汗抑制剤及び/若しくは抗コリン作用
薬、並びに、組成物を脱臭剤として使用するための静菌
剤及び/若しくは殺菌剤を挙げることができる。発汗抑
制剤、抗コリン作用薬、静菌剤及び殺菌剤の例は皮膚に
有益性を提供することができるカプセル内に包含される
物質として前記したものと同じである。
本発明の組成物は(エアゾル製品に対しては)液化ガス推
進剤、(棒状製品に対しては)ステアリン酸ナトリウム、
アテアリルアルコール及びジベンゾルソルビトールとい
った凝固剤、並びに皮膚緩和剤を必要によっては含有す
ることができる。
アルコール組成物の調製方法 更に本発明は、エタノール、イソプロパノール又はこれ
らの混合物から選択されるアルコール中に感湿性カプセ
ルを懸濁させるステップと、次いでこのように得られる
組成物を包装するステップとから成る、本発明のアルコ
ール組成物を製造する方法にも関する。
感湿性カプセルは、前記のように、通常の噴霧乾燥法に
よって調製することができる。
組成物の種類及び形態 本発明のアルコール組成物は、ヒトの皮膚に直接施用す
るような脱臭又は発汗抑制組成物であるのが好ましい。
髭剃り後用製品、コロン水、ボディスプレー及びスキン
モイスチャライザーといった体を手入れする製品中に使
用することもできる。
組成物は、消費者の都合に合った形態に包装することが
できる。
組成物の製品形態の例としては以下のものがある。
i) 好ましくは揮発性成分の蒸発を低減又は防止するた
めに実質的に気密である適当な容器内に包含される押し
上げ又は巻き上げ式の固体棒状物、 ii) 液体又はゲル状のアルコール組成物を含有するロ
ール−ボールアプリケータ、 iii) 本発明の組成物の濃縮物と液化ガス推進剤とを含
有する容器に入れた推進剤ベースのエアゾル製品、及び iv) 推進剤を含有しない液体又はゲル状の本発明のア
ルコール組成物を包含する手押し式ポンプ又はスクィー
ズスプレー容器。
組成物の使用 本発明の組成物は通常の方法でヒトの皮膚に施用され
て、例えば脱臭剤及び/又は発汗抑制剤として使用す
る。
施用したときにはアルコール組成物中の感湿性カプセル
は、組成物のアルコール成分中に存在する封入非水性物
質の15重量%以下、好ましくは10重量%以下、理想的に
は1重量%以下がそのままであるべきである。
施用しときに皮膚が比較的乾燥していると仮定すると、
感湿性カプセルはそのままであるが、皮膚に水分が現れ
る、例えば皮膚表面に汗が最初に現れたときに封入特殊
ポリマーが破壊又は溶解されてカプセル内の非水性物質
が放出される。この非水性物質が香料又はクーラントを
含有する場合には、顕著な芳香又は冷感として少なくと
も組成物の使用者にはその存在が明らかであって、脱臭
剤及び/又は発汗抑制剤として組成物が意図されたよう
に機能していることを示している。非水性物質がその他
の皮膚に有益な物質を含有している場合には、水分に接
触した際にそれらが放出されると同様に皮膚への有益性
が知見できる。
感湿性カプセルのアルコール中での安定性を測定する方
法 感湿性カプセルから抽出される香料の割合の測定 約1gの感湿性カプセルと10gの無水エタノール(即ち0.
3%以下の水を含有するエタノール)とを包含するガラス
管にしっかりと蓋をし、20℃で30日間一定の攪拌を続け
た。
1〜10重量%の水を含有するアルコールを用いたその他
のサンプルも比較のために調製した。
過によって固体感湿性カプセルから液相を分離する
と、液中に残っている粒子材料はその香料含有量に対
して無視し得る程になった。孔径0.22μmのミリポア
材(Millipore filters)は、本明細書中のデータを提供
するのに使用する感湿性カプセルを保持するのに十分で
あった。しかし、感湿性カプセルが十分な量の微粒子を
含有している場合には上記一次条件を満足するためによ
り小さい孔径の紙を必要とすることもある。この条件
は、最初の液を2つに分割することによって検証され
る。一方の画分ではそれ以上の処理をせずに香料含有量
を分析する。他方の画分は、0.025μmの材を用いて
更に過した後に分析する。液の2つの画分の香料濃
度が等しいならば条件は満足されている。
分離した液相中の香料の量は、気相クロマトグラフィー
(GC)分析から得られるピーク領域によって決定される。
定量化は、無水はエタノール中及び各無水エタノール/
水混合物中に既知の量の香料を含有する標準のピーク領
域に基づいている。分析は、(共にエタノールピークを
除いた)主ピーク又はトータルトレースに基づいてもよ
い。分析の主条件は、分析用に選択されるピークが香料
に関係する全領域の50%以上に分布せねばならないこと
である。
割合抽出は、液中の香料の濃度と、感湿性カプセル及
び使用した無水エタノール(又は無水エタノール/水混合
物)の正確な重量と、当初感湿性カプセルの香料の合計
含有量の情報とから算出した。
感湿性カプセルの香料の合計含有量は、既知の重量の感
湿性カプセルを適当な溶剤に完全に溶解し、同じ溶剤中
の適当な基準に対するそれとGCピーク領域を比較するこ
とによって決定する。
留意点: 1.正確に計算する−抽出成分±0.01g、 −香料基準値±0.001g、 2.ガラス管−180mm x 13mm内径、 −PTEEラインドねじ蓋で蓋をしたもの、 3.撹拌器−Baird and Tatlockテスト管回転器、 4.GC分析条件 カラム−2m x 1/8″ODステンレススチール、 パッキング−Chromosorb W.HP上10% カルボワックツ2
0M、100/120メッシュ 温度−60℃から毎分5℃ずつ200℃まで上昇させて、最
後に200℃に20分間維持する、 気体キャリヤー−30ml/分のヘリウム 検知器−フレームイオン化。
当業者には公知のその他の適当なカラム及び条件でも等
価の結果が得られる。
封入材料として好ましい特殊ポリマーを使用する上記方
法を用いて以下の結果が得られた。
上記表において、水を全く含有しないか又は1重量%の
水を含有するエタノールを用いて抽出したサンプルは本
発明の例証であり、その他の4重量%、5重量%又は10
重量%の水を含有するエタノール(即ち水性エタノール)
を用いて抽出したサンプルは本発明の範囲外であって、
水性エタノールに暴露されたときの封入物の固有の不安
定性を例示するものである。
更に、本発明の特殊ポリマーの例であるEncapsul 855及
びアラビアゴムを用いて得られる結果は、中に封入され
た香料の大部分が水の含有量とは無関係にアルコール中
に抽出されたCapsul starch及び市販の香料封入物のよ
うな本発明に属さない場合とは対照をなしている。
上記方法は、非水性物質が非香料物質である感湿性カラ
ムのアルコール中での安定性を測定するのに適用するこ
ともできる。これは、殺菌剤、スキンクーラント、皮膚
緩和剤、発汗抑制剤、抗コリン作用薬及び、抽出アルコ
ール中に浸出され得るカプセル内に包含されるその他の
物質に適当な分析方法を使用することによって為され
る。
実施例 以下の実施例により本発明を説明する。
各々の実施例においては特殊ポリマーとしてアラビアゴ
ム又はEncapsul 855を使用し、ポリマー28重量%、香料
7重量%及び水65重量%を含有するエマルジョンを噴霧
乾燥することによって封入を実施した。
実施例1 この実施例は、アルコール脱臭剤を含む本発明のエアゾ
ル組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 1 無水エタノール(RRグレード) 28 Bentone 38 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.5 Arcton 11 42 Arcton 12 28 100 実施例2 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のロールオ
ン組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 5 無水エタノール(RRグレード) 69.4 Bentone 38 8 Dowanol DPM(DPGME) 15 尿素 2.6 100 実施例3 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のスティッ
ク組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 5 無水エタノール(RRグレード) 56 プロピレングリコール 36 ジベンジルソルビトール 2 Kluecl M 1 100 実施例4 この実施例はアルコール脱臭剤を含み発汗抑制性をもつ
本発明のエアゾル組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 1 活性化塩酸アルミニウム 4 (活性発汗抑制剤) 1重量%の水を含有するエタノール 10 Bentone 38 1.5 Arcton 11 50.3 Arcton 12 33.2 100 実施例5 この実施例はアルコール脱臭剤を含み発汗抑制性をもつ
本発明のロールオン組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 5 塩酸アルミニウムジルコニウム 25 (活性発汗抑制剤) 0.5重量%の水を含有するエタノール 44.4 Bentone38 8 Dowanol DPM(DPGME) 15 尿素 2.6 100 実施例6 この実施例はアルコール脱臭剤を含み発汗抑制性をもつ
本発明のスティック組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 5 ジルコニウムアルミニウムグリシン 22 (活性発汗抑制剤) 無水エタノール(RRグレード) 35 Bentone 38 5 Fluid AP 6 尿素 2 ステアリルアルコール 25 100 実施例7 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のエアゾル
組成物を示す。成分 重量% 脱臭香料を封入したEncapsul 855 1 0.2重量%の水を含有するエタノール 28 Bentone 38 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.5 Arcton 11 42 Arcton 12 28 100 脱臭香料は以下のごとく調合した。
重量% ベルガモットAB 430 8.00 p-t-酢酸ブチルキクロヘキシル 4.30 シトロネラ油 6.00 フタル酸ジエチル 8.25 エチルバニリン 0.20 イソ−オイゲノール 5.00 Green Herbal AB502 15.00 2-n-ヘプチルキクロペンタノン 0.50 インドール 1.50 Inonyl formate 5.00 LRG201 1.25 α-イソ-メチルヨノン 5.00 β-ナフトールメチルエーテル 7.50 ノナンジオール-1,3-ジアセテート 4.00 パッチュリ油 7.00 酢酸フェニルエチルフェニル 5.00 Rosenta AB 380 6.00 Sandalone 4.00 Tetrahydro muguol 4.00 γ-ウンデカラクトン 0.50 実施例8 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のロールオ
ン組成物を示す。成分 重量% メントール(清涼剤)を封入した Encapsul 855 5 無水エタノール(RRグレード) 69.4 Bentone 38 8 Dowanol DPM(DPGME) 15 尿素 2.6 100 実施例9 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のスティッ
ク組成物を示す。成分 重量% メンチルピロリドンカルボキシレート 5 (清涼剤)を封入したEncapsul 855 2重量%の水を含有するエタノール 56 プロピレングリコール 36 ジベンジルソルビトール 2 Klucel M 1 100 実施例10 この実施例はアルコール脱臭剤を含み発汗抑制性をもつ
本発明のエアゾル組成物を示す。成分 重量% Irgasan DP300を封入したEncapsul 855 1 AACH*(活性発刊制剤) 4 無水エタノール(RRグレード) 15 Bentone 38 1.5 Arcton 11 1.5 Arcton 12 30.2 *米国特許第4359456号に従って調製した特殊活性形態の
塩化アルミニウムの噴霧乾燥粉末。この粉末は粒度<75
μでIIIアルミニウム含量は20%を上回る。
実施例11 この実施例はアルコール脱臭剤を含み発汗抑制性をもつ
本発明のロールオン組成物に示す。成分 重量% 臭化水素酸ベンゾイルスコポラミン を封入したEncapsul 855 5 AACH/尿素複合体*(活性発汗抑制剤) 25 無水エタノール(RRグレード) 44.4 Bentone 38 8 Dowanol DPM(DPGME) 15 尿素 2.6 100 *AACHと尿素とを(モル比2:1で)水に同時溶解し溶液を煙
霧乾燥して調製された尿素と特殊活性形態の塩化アルミ
ニウム(AACH−前項参照)とのプレフォーム複合体。
実施例12 この実施例はアルコール脱臭剤を含み発汗抑制性をもつ
本発明のスティック組成物を示す。成分 重量% 香料封入Encapsul 855 5 ジルコニルアルミニウムグリシン (活性発汗抑制剤) 22 3重量%の水を含有するエタノール 35 Bentone 38 5 Fluid AP 6 尿素 2 ステアリルアンコール 25 100 実施例13 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のエアゾル
組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 1 無水エタノール(RRグレード) 27.9 Irgasan DP38 0.1 Bentone 38 0.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.5 Arcton 11 42 Arcton 12 28 100 実施例14 この実施例はアルコール発汗抑制剤をを含む本発明のロ
ールオン組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 5 1重量%の水を含有するエタノール 69.35 臭化水素酸ベンゾイルスコポラミン (発汗抑制剤) 0.05 Bentone 38 8 Dowanol DPM(DPGME) 15 尿素 2.6 100 実施例15 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のエアゾル
組成物を示す。成分 重量% 香料封入アラビアゴム 1 無水エタノール(RRグレード) 28.5 ミリスチン酸イソプロピル 0.5 Arcton 11 42 Arcton 12 28 100 実施例16 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のロールオ
ン組成物を示す。成分 重量% 香料+IrgasanDP300を封入した アラビアゴム 5 2重量%の水を含有するエタノール 69.4 Bentone 38 8 Dowanol DPM(DPGME) 15 尿素 2.6 100 実施例17 この実施例はアルコール脱臭剤を含む本発明のスティッ
ク組成物を示す。成分 重量% 香料+乳酸メンチル(清涼剤)を封入 したEncapsul 855 5 2.5重量%の水を含有するエタノール 56 プロピレングリコール 36 ジベンジルソルビトール 2 Klucel M 1 100

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i) 感湿性カプセル0.1〜20重量%、
    及び(ii)C2-6アルカノール及びそれらの混合物から
    選択されるアルコール10〜99.9重量%、を含有し且つ3
    重量%以下の水を含有する、ヒトの皮膚に局所的に施用
    するのに適した皮膚処置組成物であって、前記感湿性カ
    プセルが、平均粒径100μm以下を有し且つポリマーに
    よって封入されている非水性物質を含有しており、更に
    前記カプセルが、 (a) 1重量%以下の水を含有するエタノールを用い
    て20℃で30日間にわたる無傷カプセルの連続抽出の間、
    当初カプセル内に存在した非水性物質の15重量%以下が
    カプセルから浸出するようなアルコールを用いた抽出に
    対する耐性があり、且つ (b) 皮膚表面で水と接触したときにカプセルが封入
    非水性物質を放出するような水分に対する感度があるこ
    とを特徴とする皮膚処置組成物。
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