JPH0621186U - 陰極線管用ソケット - Google Patents
陰極線管用ソケットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 陰極線管のピンが挿入接続されるソケツト
が、セットの輸送時の振動などにより陰極線管のピンよ
り離脱して落下するのを阻止する。 【構成】 ソケットボディ1の円筒状コンタクト収納部
2の外周面にL字状のフック21が一体に形成されたも
のである。
が、セットの輸送時の振動などにより陰極線管のピンよ
り離脱して落下するのを阻止する。 【構成】 ソケットボディ1の円筒状コンタクト収納部
2の外周面にL字状のフック21が一体に形成されたも
のである。
Description
【0001】
この考案は、特に高電圧を取り扱う例えばダブルフォーカスタイプの陰極線管 に対して使用するソケットに関する。
【0002】
陰極線管の後端のピン(端子)に連結されるソケットは、それ自体またはこの ソケットを取り付けているプリント基板が大きくて重量が大であると、ピンのソ ケットに対する保持力だけではテレビ受像機などのセットの輸送時に、振動によ ってソケットがピンより離脱して落下することがある。これを回避するため従来 では、陰極線管とそのソケットとの連結部分に保持機構を介在させて、ソケット またはそのプリント基板を陰極線管のネック部に機械的に連結している。
【0003】 しかしこの構成では特に保持機構を必要とし、部品が増加して製造コストの逓 減化を阻害する。このため従来ではさらに安価で実用性のある手段として、シリ コン樹脂を接着剤として使用し、これにより陰極線管のネック部とソケツト間を 接着することが行われている。
【0004】
陰極線管には高電圧が印加される電極があり、そのソケットは必然的に高耐圧 性が要求され、この場合通常ポリプロピレン樹脂がソケットのボデイ材料として 使用されている。ところがポリプロピレン樹脂は破水効果が大きく、シリコン樹 脂は接着できないために、これを使用しての陰極線管のネック部とソケットボデ ィとの接着は不可能である問題点があった。この考案はこのような問題点を容易 に解決し、従来のようにソケットボディとしてポリプロピレン樹脂を使用でき、 接着剤としてシリコン樹脂を使用できるように考慮したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案では、ポリプロピレン樹脂によりほぼ円筒状構成されたソケットボデ ィの外周面に、L字状のフックをボディと一体に形成したものである。
【0006】
この考案に係わるソケットの一例を、ダブルフォーカスタイプの陰極線管用ソ ケットに適用した場合について図面を参照して説明する。図1はこのソケットの 正面図、図2は背面図、図3は使用状態の側面図、図6は分離状態を示す拡大断 面図である。この実施例におけるソケットのボディ1は図6に示すように、第1 および第2のボディ1Aおよび1Bから構成され、樹脂例えばポリプロピレンで 形成される。
【0007】 第1ボディ1Aの上部に高圧用のコンタクト収納部2が設けられ、第2ボディ 1Bの上部に低圧と中圧とを兼用するコンタクト収納部2が設けられ、ボディ1 Aおよび1Bの下部には、これらの合体状態で付属部品を収納する部品収納部( 箱)3が構成される。コンタクト収納部2は全体的にほぼ円筒状に形成され、正 面から見て同心円の軌跡上において複数のピン孔4が設けられ、これらはボディ 1の背面まで貫通している。
【0008】 これら各ピン孔4の内部には陰極線管の複数のピンにそれぞれ電気的、機械的 に連結されるコンタクト5が収納されている。以下述べる高圧用,中圧用コンタ クトを除く低圧用コンタクト5の後端はボデイ1の後面より突出され、プリント 基板24(図3参照)のプリント配線に半田付けされる。これらの構成は従来と 同様であるからその詳細な説明は省略する。
【0009】 部品収納部3は立方体状の箱型に構成され、その内部には左右ほぼ対称的に高 圧用のコンタクト(符号5′で示す)の帯状のリード部5aと、抵抗器6と、接 続金具7と、相対向する放電電極8,9とが収納されている。この高圧用のコン タクト5′は陰極線管のフォーカス電極ピンに接続されるフォーカスコンタクト である。接続金具7が抵抗器6を介してコンタクト5のリード部5aに接続され 、このリード部5aの端部が放電電極8に接続され、放電電極9のリード片9a が図示しないプリント基板の陰極線管回路に接地される。
【0010】 ボディ1の正面に突出された円筒体10内の小孔20を通じてボディ1内に、 フォーカス電圧が与えられるリード線(図示しない)を挿入すると、その先端が 自動的に接続金具7に連結され、抵抗器6を介して陰極線管のフォーカス電極に 適切な高電圧を与える。絶縁性の点からフォーカスコンタクト5′の収納部2は 他の中圧用,低圧用コンタクトの収納部2とは別部材で形成される。
【0011】 コンタクト収納部の右側(図1から見て)に、外方に突出する突出部11が形 成され、図4Aに示すようにその正面には円筒体14が前方に突出して形成され 、後面には収納孔13が形成され、円筒体14内と収納孔13とは小孔15を通 じて連通されている。この収納孔13の後部とその真横にあるピン孔4の後部と の間には溝16が形成されている。
【0012】 図4Bに示す中圧用コンタクト(符号5″で示す)のコンタクト部12aがピ ン孔4内に、連結部12bが収納孔13内に収納された状態で、リード部12c が溝16内に嵌合される。なお連結部12bは、リード部12cの遊端12dの 先端が板部12eと接触または近接するように折り返されて構成されている。こ の中圧用コンタクト5″は陰極線管のコンバーゼンス電極のピンに接続されるC Vコンタクトである。
【0013】 板部12eはリード部12cのコンタクト部12aとは反対側端部の側縁から 連続して形成され、このリード部12cの端部と対向するように折曲される。従 って図4Aに示すようにボディ1の前方より、円筒体14内の小孔15を通じて ボディ1内にリード線17を挿入すると、その先端は遊端12dと板部12eと の間に自動的に案内され、これら間に挟着される。このリード線17には図示し ない外部回路からコンバーゼンスのための電位が与えられる。このようにして1 〜2Kv程度の中電圧ピンに接続されるCVコンタクト5″が、他の低電圧コン タクト5(例えばカソード電極などのピンに対するコンタクト)の収納部2に一 体に設けられるように考慮されている。
【0014】 収納部2の後面には図2に示すように、この収納部2の外周面にほぼ沿うよう に半円弧状の溝18が形成され、これに図5に示すアースリング19が嵌合され 、これが上述したコンタクト5および5′のそれぞれのリード部と直交した状態 で、僅少の間隔をもって対向され、所定の位置には膨出部19bが形成されてい る。
【0015】 この所定の位置とは、陰極線管のグリッド,カソードなどの電極には、高電圧 が印加されるのを回避する必要があり、これらの電極のピンに接続されるコンタ クト5のリード部と対向する位置を云う。膨出部19bはアースリング19の一 部を山状に打ち出して形成できる。アースリング19の一端には端子19aが設 けられ、これが収納部2より後方に突出されて、図示しない陰極線管回路に接地 されるように構成されている。
【0016】 ボディ1の円筒状をなす収納部2の外周面には、側面から見てL字状をなすフ ック21が形成されている。このフック21はボディ1と一体に、複数箇所(図 示の例では3箇所)に設けられている。 このようにL字状フック21を有することにより、図3に示すように陰極線管 22のピンをボディ1の収納部2内のコンタクト5,5′,5″にそれぞれ挿入 接続した後、これら各フック21と陰極線管22のネック部との間に接着剤23 としてシリコン樹脂を橋架させることにより、この接着剤23はネック部に接着 し、固化した状態ではボディ1のフック21と機械的に連結される。従って受像 機などセットの輸送時などにおいて、セットに与えられる振動などによりソケッ トが陰極線管のピンより離脱し、落下するのを確実に阻止することができる。
【0017】
以上説明したようにこの考案によれば、単にソケットボディの周りの部分にフ ックをボディと一体に形成するだけでよいので、その構成は極めて簡単である大 きな効果がある。
【図1】この考案に係わる陰極線管用ソケットの一例を
示す正面図。
示す正面図。
【図2】図1に示す陰極線管用ソケットの背面図。
【図3】図1の示すソケットの使用状態の側面図。
【図4】Aは図1のAーA線上の断面図であり、Bはコ
ンバーゼンスコンタクトの側面図である。
ンバーゼンスコンタクトの側面図である。
【図5】この実施例に使用できるアースリングの正面
図。
図。
【図6】図3の示すソケットの分離状態の拡大断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 陰極線管のソケット本体を構成するボデ
ィの円筒状の外周面に、複数のL字状のフックがボディ
と一体に形成された陰極線管用ソケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047738U JP2565878Y2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 陰極線管用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992047738U JP2565878Y2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 陰極線管用ソケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0621186U true JPH0621186U (ja) | 1994-03-18 |
| JP2565878Y2 JP2565878Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12783691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992047738U Expired - Lifetime JP2565878Y2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 陰極線管用ソケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565878Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6187491U (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-07 | ||
| JP3097888U (ja) * | 2003-05-19 | 2004-02-12 | 亨旺生化科技股▲ふん▼有限公司 | 注射器の引込式安全外筒 |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP1992047738U patent/JP2565878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6187491U (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-07 | ||
| JP3097888U (ja) * | 2003-05-19 | 2004-02-12 | 亨旺生化科技股▲ふん▼有限公司 | 注射器の引込式安全外筒 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565878Y2 (ja) | 1998-03-25 |
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