JPH062120U - 走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置 - Google Patents

走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置

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JPH062120U
JPH062120U JP3805492U JP3805492U JPH062120U JP H062120 U JPH062120 U JP H062120U JP 3805492 U JP3805492 U JP 3805492U JP 3805492 U JP3805492 U JP 3805492U JP H062120 U JPH062120 U JP H062120U
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JP
Japan
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slide table
turntable
probe
microscope
positioning device
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Application number
JP3805492U
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English (en)
Inventor
義人 庄子
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Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顕微鏡で観察して選定した被試験体の計測点
位置に探針部を正確に位置合わせ可能とするとともに、
探針部の交換を容易かつ迅速に可能とする走査型トンネ
ル顕微鏡の微細位置決め装置を提供すること。 【構成】 被試験体7をセットするターンテーブル2の
中心軸に対して、第1スライドテーブル11と第2スラ
イドテーブル12とを移動調整機構13の右ねじと左ね
じを用いた送り調整軸部14によって、対称的に移動調
整可能に装着し、第1スライドテーブル11に3つの調
整ねじ部23によってトンネルユニット21を探針28
の位置を調整可能に装着するとともに、第2スライドテ
ーブル12にオペレートスコープ29を設置して構成し
たもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、走査型トンネル顕微鏡は試料表面と探針先端部間にトンネル電流を流 して試料の表面荒さや原子構造を観測するものである。この種、顕微鏡において はトンネル電流が流れ始めるまで、試料表面と探針先端部を接近させるために、 微細位置決め装置が用いられている。この微細位置決め装置は試料に対して探針 をトンネル電流が流れる領域まで位置合わせする場合、顕微鏡で両者の近接状態 を確認しながら位置合わせを手動で行っていた。そして、試料に対して探針が近 接後トンネル電流が流れ始めるまで、トンネル電流値を監視しながら少しづつ探 針を試料に対して手動で接近させる手段をとっていた。
【0003】 また上記のような手動調整では探針を試料に衝突させてしまうおそれがあるた め、例えば実開平1−109169号公報に記載のように探針の駆動をマイクロ メータヘッドを介してステップモータにより行うとともにトンネル電流が流れた ことを検出してステップモータを自動的に停止させる手段もとられるようになっ て来た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如き従来の走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置では、いづれも倍 率の高い(例えば1000倍程度)顕微鏡が搭載されていないため、試料の計測 点位置の選定確認を行うことができないとともに探針部での計測点の位置決めが 自由にできない問題があった。
【0005】 本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、顕微鏡で観察して選定した試料 の計測点位置に探針部を正確に合わせることができるとともに、探針部や試料の 交換作業も容易にできるようにした走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置を 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置は、ターンテーブルの試料 台上に設置した被試験体を、オペレートスコープで観測するとともに、トンネル ユニットで測定するようにした走査型トンネル顕微鏡において、トンネルユニッ トを3つの調整ねじ部で位置調整可能に支持して第1スライドテーブルに装着し 、オペレートスコープを第2スライドテーブルに設置し、第1スライドテーブル と第2スライドテーブルとを移動調整機構の送り調整軸部に設けた右ねじと、左 ねじとを用いて、ターンテーブルの中心軸に対して回転対称となるよう位置調整 可能に構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上述のように構成することにより、オペレートスコープのモニタの視野上に定 めた点に、被試験体の測定箇所を合わせた状態で、ターンテーブルを旋回してト ンネルユニットの直下に位置合わせすると、測定箇所に探針が適正に位置決めさ れることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置の一実施例を図1及 び図2によって説明する。
【0009】 本例装置を例示する図1の要部部分断面概略平面図、及び図2の要部部分断面 概略正面図で、1は顕微鏡本体、2はターンテーブル、3は架台である。
【0010】 ターンテーブル2は、回転駆動機構でテーブルを回動し、所要回転位置に位置 決め可能に構成してある。ターンテーブル2上の所定箇所には、目盛板設置台4 と試料台5とを設置する。目盛板設置台4上には、透明目盛板6を配置し、試料 台5上には被試験体7を載置する。また、顕微鏡本体1には、図2に示す状態で の目盛板設置台4の下部に対応してプリズムを具備するITV付オペレートスコ ープ8を設置する。
【0011】 ターンテーブル2の上方位置には、架台3を装着する。架台3は、複数の上下 駆動機構9と、ターンテーブル2の駆動軸と同軸の案内支持軸10とによって、 支持される。上下駆動機構9は、架台3を昇降微細位置調整するねじ機構で構成 したものである。また、案内支持軸10は、ターンテーブル2の回転動作に無関 係に軸芯位置を保ち、軸芯に沿って正確に昇降して、架台3の昇降動作を案内す るように構成する。
【0012】 架台3の上には、図1,図2に示す如く第1スライドテーブル11と第2スラ イドテーブル12とを装着する。これら第1,第2スライドテーブル11,12 は、架台3上に、図の横方向に向けて摺動自在に装着する。第1スライドテーブ ル11と第2スライドテーブル12とには、移動調整機構13を装着し、これら を中心対称に移動動作するように構成する。移動調整機構13は、送り調整軸部 14とその支受部15と、2つのねじ送り機構部16とより成る。
【0013】 送り調整軸部14は、図の左側端部近くに左螺子を穿設し、図の右側端部近く に右螺子を穿設し、その右側端部に調整つまみ17を取り付けて成る。
【0014】 送り調整軸部14は、その中間部を、架台3に固定した支受部15によって回 動自在に支受する。一方のねじ送り機構部16は、送り調整軸部14の右螺子部 分16aに、移動部材18に穿設した螺子孔を嵌合し、この移動部材18を第1 スライドテーブル11に固着して構成する。また、これと同様に他方のねじ送り 機構部16は、送り調整軸部14の左螺子部分16bに、移動部材19の螺子孔 を嵌合し、この移動部材19を第2スライドテーブル12に固着して構成する。 なお、第1スライドテーブル11と第2スライドテーブル12との間に引張コイ ルばね22を張架し、ねじ送り機構部のバックラッシを除去するようにする。
【0015】 第1スライドテーブル11には、探針調整部20を介してトンネルユニット2 1を装着する。探針調整部20は、第1スライドテーブル11上の3分点位置に それぞれ配置した調整ねじ部23と、トンネルユニット用台24とより成る。調 整ねじ部23は、ねじ棒部23aの頭部を円板状の操作頭部23bに形成してあ る。また、操作頭部23bの中央部には円錐状の穴23cを穿設し、この穴23 cに支持用球体25を載置する。
【0016】 トンネルユニット用台24は、トンネルユニット21を挿通する筒胴24aの 上端部に支持フランジ24bを設け、筒胴24aの下端部に係止用フランジ24 cを設けて成る。このトンネルユニット用台24は、第1スライドテーブル11 に穿設した取付用開口11aに図2に示す如く挿通して設置する。このとき、支 持フランジ24bの下面部における調整ねじ部23の対応位置には、それぞれ円 錐状の穴26を穿設しておき、この各穴26に各々支持用球体25が入るように 載置する。
【0017】 このようにすることによって、各調整ねじ部23の回動伸縮動作を、滑らか、 かつ適正に支持フランジ24bに連動せしめるものである。また、第1スライド テーブル11と係止用フランジ24cとの間に圧縮コイルばね27を架設し、ト ンネルユニット用台24を調整ねじ部23に弾性的に押し付けて、昇降位置合わ せ動作を確実なものにする。
【0018】 トンネルユニット用台24に取り付けるトンネルユニット21は、上端にフラ ンジを設けた太軸部21aの下に圧電素子21bを設置し、その下端中央び探針 28を突設して成る。
【0019】 第2スライドテーブル12には、取り付け穴を設け、これにオペレートスコー プ(顕微鏡)29を設置する。このオペレートスコープ29の上部には、ITV カメラ30を設置する。
【0020】 次に、上述のように構成した本例装置の使用法及び作動を説明する。まず、測 定準備として、オペレートスコープ29の中央目標と、探針28の相対的位置合 わせを行う。このため、図2に示す状態で、オペレートスコープ29の中央目標 を、その視野の中にある目盛板6の中心に位置合わせする。この作業は、オペレ ートスコープ29の位置を移動調整機構13の調整つまみ17を操作して行うと ともにターンテーブル2の案内支持軸10部分を移動調整操作して行う。
【0021】 次に、ターンテーブル2を180度旋回させて、目盛板6を探針28の直下に 移動させる。この状態で、3つの調整ねじ部23を調整操作して、目盛板6の中 心に探針28の針先が合致するよう移動調整し、測定準備を完了する。
【0022】 次に、測定時には、試料台5上に被試験体7をセットし、これをオペレートス コープ29でのぞき、測定したい箇所がITVカメラ30のモニタ中央に位置す るように調整する。この調整は、ターンテーブル2の旋回調整動作と、移動調整 機構13の調整とによって行う。なお、移動調整機構13は、調整つまみ17を 回動操作すると、送り調整軸部14に左ねじと右ねじを設けてあるので、第1ス ライドテーブル11と、第2スライドテーブル12とを中心対称に移動させるこ とになる。
【0023】 次に、ターンテーブル2を180度旋回させ、被試験体7を探針28の直下に 移動する。このとき、ITVカメラ30のモニタ中心と探針28の先端位置は、 回転対称位置にあるので、探針28が所要の測定箇所に合致し、位置決めされる ことになる。
【0024】 次に、トンネルユニット21を降下させて測定を実行するものである。
【0025】 尚、本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱し ない範囲内においてその他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0026】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置によれ ば、ターンテーブルの試料台上にセットした被試験体を、オペレートスコープで 観測するとともに、トンネルユニットで測定するようにした走査型トンネル顕微 鏡において、上記トンネルユニットを3つの調整ねじ部で位置調整可能なように 第1スライドテーブルに装着し、上記オペレートスコープを第2スライドテーブ ルに設置し、上記第1スライドテーブルと上記第2スライドテーブルとに、右ね じと左ねじ機構によってターンテーブルの中心軸に対し対称となるよう位置調整 可能とする移動調整機構を装着して構成したので、オペレートスコープのモニタ の視野上に定めた点に、被試験体の測定箇所を合わせた状態で、ターンテーブル を旋回してトンネルユニットの直下に位置合わせすると、測定箇所に探針が適正 に位置決めされることとなる。よって、モニタで目視した測定箇所をトンネルユ ニットで容易にしかも高精度で測定できるという効果がある。
【0027】 また、ターンテーブル上に目盛板を設置し、その中心にオペレートスコープの 目標を合わせ、次にターンテーブルを旋回してトンネルユニットの下に目盛板を 移動し、この目盛板の中心に探針の針先が位置するよう3つの調整ねじ部で調整 するだけで、オペレートスコープと探針の相対的位置合わせを実行できるので、 測定準備を迅速かつ適正に実行可能とするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め
装置の一実施例を示す要部部分断面概略平面図。
【図2】上記実施例の要部部分断面概略正面図。
【符号の説明】
1…顕微鏡本体 2…ターンテーブル 10…案内支持軸 11…第1スライドテーブル 12…第2スライドテーブル 13…移動調整機構 14…送り調整軸部 16…ねじ送り機構部 21…トンネルユニット 23…調整ねじ部 28…探針 29…オペレートスコープ 30…ITVカメラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブルの試料台上にセットした
    被試験体を、オペレートスコープで観測するとともに、
    トンネルユニットで測定するようにした走査型トンネル
    顕微鏡において、上記トンネルユニットを3つの調整ね
    じ部で位置調整可能なように第1スライドテーブルに装
    着し、上記オペレートスコープを第2スライドテーブル
    に設置し、上記第1スライドテーブルと上記第2スライ
    ドテーブルとに、右ねじと左ねじ機構によってターンテ
    ーブルの中心軸に対し対称となるよう位置調整可能とす
    る移動調整機構を装着して構成したことを特徴とする走
    査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置。
JP3805492U 1992-06-05 1992-06-05 走査型トンネル顕微鏡の微細位置決め装置 Pending JPH062120U (ja)

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