JPH0621249B2 - 記録液 - Google Patents

記録液

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JPH0621249B2
JPH0621249B2 JP60169302A JP16930285A JPH0621249B2 JP H0621249 B2 JPH0621249 B2 JP H0621249B2 JP 60169302 A JP60169302 A JP 60169302A JP 16930285 A JP16930285 A JP 16930285A JP H0621249 B2 JPH0621249 B2 JP H0621249B2
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近衛 三浦
浩 滝本
富雄 米山
勉 瀧
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Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インクジエツト記録用及び筆記用具用の記録
液に関する。
従来の技術 インクジエツト記録方法における記録紙として、電子写
真用紙、ボンド紙、ストツクフオーム紙等の普通紙を用
いた場合、記録後、記録された印字を指等でこすつても
画像ずれを起こさなくなるまでの時間の短縮化(速乾
性)、該印字に滲みがなく輪郭がはつきりしていること
(印字品位)等についての問題があつた。
従来、水溶性染料、多価アルコールもしくは多価アルコ
ールの誘導体及び水に、水におけるミセル濃度での表面
張力が20〜50dyne・cm-1を示す界面活性剤0.5〜
25重量%もしくはジアルキルスルホコハク酸塩0.1
〜3重量%を添加することにより、上記速乾性及び印字
品位を改良した記録液が知られており、多価アルコール
の誘導体としては、多価アルコールのアルキルエーテル
誘導体及び多価アルコールのアセテート誘導体が挙げら
れている(特開昭55−29546号、特開昭55−6
5269号、特開昭56−95961号等の各公報)。
しかしながら、界面活性剤の含有量が多いと記録液が発
泡し易いという問題点があつた。
そして、さらに速乾性及び印字品位の改善が望まれてい
た。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、普通紙に記録を行なつた場合でも速乾性及び
印字品位に優れた印字を得ることができる記録液の提供
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、水溶性染料、水性媒体及びHO−(R−O)
−CH−CH=CH(式中、RはC又はC
アルキル基、nは1〜3の整数を示す)で示される低級
アルキレングリモノアリルエーテルを含有する記録液を
要旨とする。
本発明の水溶性の染料としては、アゾ系、アントラキノ
ン系、キノフタロン系、インジゴ系及びフタロシアニン
系の直接染料及び酸性染料が挙げられ、例えばC.I.Dire
ct Black−17、−19、−22、−32、−51、−
80、−91、−151及び−154、C.I.Direct Blu
e−86及び−199、C.I.Direct Red−80、C.I.Dir
ect Yellow−86及び−142、C.I.AcidBlack−2、
−24、−26、−48、−52、−63、−172、
−194及び−208、C.I.Acid Blue−9、−185
及び−254、C.I.Acid Red−8、−35、−37及び
−257、C.I.Acid Yellow−23及び−49及びC.I.F
ood Black−2が挙げられる。
上記水溶性染料の含有量としては記録液全重量に対して
0.5〜12%の範囲、好ましくは2〜8%の範囲が挙
げられる。
本発明の低級アルキレングリコールモノアリルエーテル
としては、例えば、エチレングリコールモノアリルエー
テル、ジエチレングリコールモノアリルエーテル、トリ
エチレングリコールモノアリルエーテル、プロピレング
リコールモノアリルエーテル等が挙げられ、使用量とし
ては、記録液全重量に対し、10〜50重量%の範囲が
挙げられる。
また、本発明の水性媒体としては、水の他に例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール(200)、ポリエチレ
ングリコール(400)、グリセリン、N−メチル−
ピロリドン、N−エチル−ピロリドン等を含有している
のが好ましく水性媒体の含有量としては、記録液全重量
に対し、38〜89.5重量%の範囲が挙げられる。
さらに、本発明の記録液は、ジ(Cアルキル)ス
ルホコハク酸塩、ピペラジンまたはその誘導対等の添加
剤を添加することにより、印字後の速乾性及び印字品位
をより一層改良することができる。
上記ジアルキルスルホコハク酸塩の使用量としては、記
録液全重量に対し、0.1重量%未満の範囲が挙げられ
る。
また、ピペラジンまたはその誘導体としては、 下記一般式〔I〕 (式中、Xは水素原子又はメチル基を表わし、Rは水素
原子、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基を
表わす) で示される化合物が挙げられ、例えばピペラジン、2−
メチル−ピペラジン、N−β−ヒドロキシエチル−ピペ
ラジン、2−メチル−N−β−ヒドロキシエチル−ピペ
ラジン、N−β−ヒドロキシプロピルピペラジン等の化
合物が挙げられ、そして、その使用量としては、記録液
全重量に対し、0〜10重量%、好ましくは2〜5重量
%の範囲が挙げられる。
効 果 本発明の記録液は、インクジエツト記録用、筆記用具用
等として用いられ、記録後の速乾性及び印字品位に優れ
ているため、普通紙に記録した場合でも印字部を指でこ
すつても画像のずれが生じず、そして、にじみがなく輪
郭がシヤープな画像を得ることができる。
また、本発明の記録液をインクジエツト記録に用いた場
合、上記効果の他に、記録特性(信号応答性、液滴形成
の安定性、吐出安定性、長時間の連続記録性)、保存安
定性、記録画像の耐光性、耐候性、耐水性等いずれも良
好である。
実施例 本発明と以下の実施例で更に詳細に説明する。
実施例1 上記の各成分を容器の中で充分混合溶解し、孔径1μの
テフロンフイルターで加圧過したのち、真空ポンプを
用いて脱気処理し記録液を調製した。
得られた記録液を用いて、インクジエツトプリンター
(PJ−1080、キヤノン株式会社製造)でインクジ
エツト記録を行ない、下記(イ)および(ロ)の方法に従つ
て、速乾製及び印字品位を評価した。
(イ) 速乾性:電子写真用紙(富士ゼロツクス株式会社
製造)、ボンド紙およびストツクフオーム用紙(ライオ
ン事務器株式会社製造)に印字し、30秒後印字部を指
でこすり画像のずれの有無を判定した。
いずれもずれがなく優れた定着性を示した。
(ロ) 印字品位:上記の記録紙上において印字された各
ドツトについて顕微鏡観察し、ドツト周辺のフエザーリ
ング(ヒゲ状のにじみ)の有無及び輪カクのシヤープさ
を目視により評価した。
いずれもフエザーリングがなく、又輪カクもシヤープで
あつた。
また、下記(ハ)〜(ヘ)の方法に従つて、インクジエツト記
録に関する評価を行なつた。
(ハ) 記録液の長期保存性:記録液をガラス容器に密閉
し、−30℃と60℃で6ケ月間保存したのちでも不溶
分の析出は認められず、液の物性や色調にも変化がなか
つた。
(ニ) 吐出安定性:室温5℃,40℃の雰囲気中でそれ
ぞれ24時間の連続吐出を行なつたが、いずれの条件で
も終始安定した高品質の記録が行なえた。
(ホ) 吐出応答性:2秒毎の間欠吐出と2カ月間放置後
の吐出について調べたが、いずれの場合もオリフイス先
端での目詰まりがなく安定で均一に記録された。
(ヘ) 記録画像の品質:記録された画像は濃度が高く鮮
明であつた。室内光に3ケ月さらしたのちの濃度の低下
率は1%以下であり、また、水中に1分間浸した場合、
画像のにじみはきわめてわずかであつた。
比較例1 実施例1におけるエチレングリコールモノアリルエーテ
ルの代りにエチレングリコールモノメチルエーテルを用
いて記録液を調製し、実施例1の(イ)及び(ロ)の方法に従
つて、速乾性及び印字品位の検討を行つた結果、画像の
ズレを生じなくなるまでに3分間要し、また、ドツトの
横方向へのにじみが著しく、輪カクがぼけた。
実施例2 実施例1と同様にして上記組成の記録液を調製し、(イ)
〜(ヘ)の検討を行つた結果、いずれも良好な結果を得
た。
比較例2 実施例2におけるエチレングリコールモノアリルエーテ
ルの代りにエチレングリコールモノマーイソプロピルエ
ーテルを用いて記録液を調製し、実施例1の(イ)及び(ロ)
の方法に従つて、速乾性および印字品位の評価を行つた
結果、ドツト周辺のにじみはなかつたが、画像のズレを
生じなくなるまでに2分間要した。
実施例3〜14 実施例1の方法に従つて、下記第1表に記載の組成から
成る記録液を調製し、(イ)〜(ヘ)の方法に従つて、評価を
行なつた結果、いずれも良好であつた。
実施例15 水溶性染料として、C.I.Direct Black−51もしくは−
91、C.I.Direct Blue−86、C.I.Direct Yellow−1
42、C.I.Acid Black−26もしくは−63、C.I.Acid
Blue−9、またはC.I.Acid Red−8もしくは−37を
各々単独で用いた以外は実施例1に記載の方法に従つて
記録液を調合し、実施例1と同様(イ)〜(ヘ)の検討を行つ
た。いずれも良好な結果を得た。
実施例16 水溶性染料として、C.I.Direct Black−80もしくは−
151、C.I.Direct Red−80、C.I.Acid Black−4
8、−52、−172、−194もしくは−208、C.
I.Acid Blue−254、C.I.Acid Red−257またはC.
I.Acid Yellow−49を各々単独で用いた以外は実施例
3に記載の方法に従つて記録液を調合し、実施例1と同
様(イ)〜(ヘ)の検討を行つた。いずれも良好な結果を得
た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性染料、水性媒体及び下記一般式で示
    される低級アルキレングリコールモノアリルエーテルを
    含有する記録液。 HO−(R−O)−CH−CH=CH (式中、RはC又はCのアルキル基、nは1〜3の
    整数を示す)
  2. 【請求項2】前記低級アルキレングリコールモノアリル
    エーテルの含有量が記録液全重量に対し、10〜50重
    量%の範囲である特許請求の範囲第1項記載の記録液。
  3. 【請求項3】記録液がジ(Cアルキル)スルコハ
    ク酸塩を含有する特許請求の範囲第1項記載の記録液。
  4. 【請求項4】記録液が下記一般式〔1〕 (式中、Xは水素原子又はメチル基を表わし、Rは水素
    原子、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基を
    表わす)で示される化合物を含有する特許請求の範囲第
    1項記載の記録液。
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JPS6230169A (ja) 1987-02-09

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