JPH0621261B2 - 油性インキ - Google Patents
油性インキInfo
- Publication number
- JPH0621261B2 JPH0621261B2 JP61015316A JP1531686A JPH0621261B2 JP H0621261 B2 JPH0621261 B2 JP H0621261B2 JP 61015316 A JP61015316 A JP 61015316A JP 1531686 A JP1531686 A JP 1531686A JP H0621261 B2 JPH0621261 B2 JP H0621261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- propylene glycol
- glycol monomethyl
- monomethyl ether
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,低毒性かつ経年安定性の優れた油性インキに
関する。更に詳しくは,筆記具用として用いた場合,経
年後にもカスレを生じない油性インキに関するものであ
る。
関する。更に詳しくは,筆記具用として用いた場合,経
年後にもカスレを生じない油性インキに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来,速乾性マーキングペン用インキ,所謂油性インキ
の主溶剤としてはトルエン・キシレンが用いられてい
た。しかしながら,近年前記溶剤の毒性が問題となり,
油性インキの主溶剤として低毒性のプロピレングリコー
ルモノメチルエーテルやプロピレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテートが用いられるようになった。
の主溶剤としてはトルエン・キシレンが用いられてい
た。しかしながら,近年前記溶剤の毒性が問題となり,
油性インキの主溶剤として低毒性のプロピレングリコー
ルモノメチルエーテルやプロピレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテートが用いられるようになった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら,主溶剤としてプロピレングリコールモノ
メチルエーテルやプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートを用いた油性インキは,経時的に着色剤
である染料が不溶化・析出するという問題があり,該油
性インキを筆記具に充填し放置した場合には,ペン先か
らのインキの吐出が悪くなり筆跡のカスレが生じるとい
う問題点があった。
メチルエーテルやプロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートを用いた油性インキは,経時的に着色剤
である染料が不溶化・析出するという問題があり,該油
性インキを筆記具に充填し放置した場合には,ペン先か
らのインキの吐出が悪くなり筆跡のカスレが生じるとい
う問題点があった。
(問題点を解決するための手段) そこで,本発明者等は,筆記具に充填し経年放置しても
カスレを生じない,経年安定生の優れた油性インキを得
るべく鋭意研究を重ねた結果,遂に本発明を完成させた
ものである。
カスレを生じない,経年安定生の優れた油性インキを得
るべく鋭意研究を重ねた結果,遂に本発明を完成させた
ものである。
即ち,本発明は,造塩タイプ油溶性染料と,プロピレン
グリコールモノメチルエーテル及び/又はプロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテートと,炭素数が3
以下の一価のアルコールとを少なくとも含む油性インキ
を要旨とするものである。
グリコールモノメチルエーテル及び/又はプロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテートと,炭素数が3
以下の一価のアルコールとを少なくとも含む油性インキ
を要旨とするものである。
本発明の構成について以下に詳細に説明する。
着色剤である造塩タイプ油溶性染料は,水溶性染料であ
る酸性染料・直接染料・塩基性染料等の親水基−例えば
Na+・Cl−など−を疎水性基に置換した染料であり,疎
水性基としては酸性染料・直接染料に対してはカチオン
活性剤・樹脂塩基・アミン・塩基性染料等が有り,塩基
性染料に対してはアニオン活性剤・樹脂酸・酸性染料・
直接染料がある。該造塩タイプ油溶性染料は例えば,C.
I.Solvent Violet 27,C.I.Solvent Red 81,C.I.S
olvent Red 82,C.I.Solvent Yellow15等を用いる
事ができ,その使用量はインキ全量に対し3〜20重量
%が好ましい。主溶剤であるプロピレングリコールモノ
メチルエーテル・プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートは各々単独又は混合して用いてもよく,
使用量としてはインキ全体に対し60〜90重量%が好
ましい。
る酸性染料・直接染料・塩基性染料等の親水基−例えば
Na+・Cl−など−を疎水性基に置換した染料であり,疎
水性基としては酸性染料・直接染料に対してはカチオン
活性剤・樹脂塩基・アミン・塩基性染料等が有り,塩基
性染料に対してはアニオン活性剤・樹脂酸・酸性染料・
直接染料がある。該造塩タイプ油溶性染料は例えば,C.
I.Solvent Violet 27,C.I.Solvent Red 81,C.I.S
olvent Red 82,C.I.Solvent Yellow15等を用いる
事ができ,その使用量はインキ全量に対し3〜20重量
%が好ましい。主溶剤であるプロピレングリコールモノ
メチルエーテル・プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートは各々単独又は混合して用いてもよく,
使用量としてはインキ全体に対し60〜90重量%が好
ましい。
本発明の骨子である炭素数が3以下の一価アルコール,
即ちメチルアルコール・エチルアルコール・n−プロピ
ルアルコール・iso−プロピルアルコールは,造塩タイ
プ油溶性染料の溶解助剤として用いるものであり,各々
単独又は混合して用いてもよく,使用量としてはインキ
全体に対し5〜40重量%が好ましい。
即ちメチルアルコール・エチルアルコール・n−プロピ
ルアルコール・iso−プロピルアルコールは,造塩タイ
プ油溶性染料の溶解助剤として用いるものであり,各々
単独又は混合して用いてもよく,使用量としてはインキ
全体に対し5〜40重量%が好ましい。
油性インキの筆跡の定着剤としては前述の溶剤に可溶な
ロジン等の天然樹脂やフェノール樹脂,ケトン樹脂等の
合成樹脂をインキ全量に対して1〜20重量%使用する
事が好ましい。
ロジン等の天然樹脂やフェノール樹脂,ケトン樹脂等の
合成樹脂をインキ全量に対して1〜20重量%使用する
事が好ましい。
その他必要に応じ,ベンゾトリアゾール・ジシクロヘキ
シルアンモニウムナイトライド等の防錆剤や界面活性剤
等を適量加えてもよい。
シルアンモニウムナイトライド等の防錆剤や界面活性剤
等を適量加えてもよい。
(作用) 本発明に係る油性インキが何故経年後もカスレを生じな
いかについて,その理由は次の様に推察される。即ち,
炭素数が3以下の一価のアルコールは比較的親水性が強
く,又は,造塩タイプ油溶性染料も親水性に近い為に互
いに相溶し,強い親和力を有して,造塩タイプ油溶性染
料のプロピレングリコールモノメチルエーテル及び/又
はプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
との経年溶解安定性を向上し,経年後にも染料が不溶化
・析出しない為である。
いかについて,その理由は次の様に推察される。即ち,
炭素数が3以下の一価のアルコールは比較的親水性が強
く,又は,造塩タイプ油溶性染料も親水性に近い為に互
いに相溶し,強い親和力を有して,造塩タイプ油溶性染
料のプロピレングリコールモノメチルエーテル及び/又
はプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
との経年溶解安定性を向上し,経年後にも染料が不溶化
・析出しない為である。
(実施例) 以下,実施例により更に具体的に説明するが実施例中単
に「部」とあるのは「重量部」を示す。
に「部」とあるのは「重量部」を示す。
〔実施例1〕 Aizen Spilon Fiery Red BH (C.I.Solvent Red 81,保土 谷化学工業(株)製) 5.0部 ヒタノール#1501(フェノール 樹脂,日立化成(株)製) 5.0部 プロピレングリコールモノメチル エーテル 75.0部 メチルアルコール 15.0部 上記成分を密閉容器中で4時間撹拌混合し赤色インキを
得た。
得た。
〔比較例1〕 実施例1のメチルアルコールを除き,その量だけプロピ
レングリコールモノメチルエーテルを加え,他は実施例
1と同様にして赤色インキを得た。
レングリコールモノメチルエーテルを加え,他は実施例
1と同様にして赤色インキを得た。
〔実施例2〕 Aizen Spilon Pink BH(C.I.Solvent Red 82,保土
谷化学 工業(株)製) 6.0部 ガムロジンWW(ロジン系樹脂), 安原工業(株)製) 4.0部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 70.0部 エチルアルコール 15.0部 上記成分を実施例1と同様にして赤色インキを得た。
谷化学 工業(株)製) 6.0部 ガムロジンWW(ロジン系樹脂), 安原工業(株)製) 4.0部 プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 70.0部 エチルアルコール 15.0部 上記成分を実施例1と同様にして赤色インキを得た。
〔比較例2〕 実施例2のエチルアルコールを除き,その量だけプロピ
レングリコールモノメチルアセテートを加え,他は実施
例1と同様にして淡紅色インキを得た。
レングリコールモノメチルアセテートを加え,他は実施
例1と同様にして淡紅色インキを得た。
〔実施例3〕 Aizen Spilon Violet ECH (C.I.Disperse Violet 27, 保土谷化学工業(株)製) 9.0部 ヒタノール#1501 8.0部 プロピレングリコールモノメチル エーテル 30.0部 プロピレングリコールモノメチル エーテルアセテート 38.0部 メチルアルコール 10.0部 n−プロピルアルコール 5.0部 上記成分を実施例1と同様にして,紫色インキを得た。
〔比較例3〕 Aizen Spilon Violet ECH 9.0部 ヒタノール#1501 8.0部 プロピレングリコールモノメチル エーテル 40.0部 プロピレングリコールモノメチル エーテルアセテート 43.0部 上記成分を実施例1と同様にして,紫色インキを得た。
(発明の効果) 実施例1〜3及び比較例1〜3によって得られたインキ
を繊維ペン先を有する筆記具に充填し,50℃30%の
恒温・恒湿室にペン先を下向けにし1カ月静置した後,
JISP3201上質紙Aに手書き筆記を行ない,筆跡
のカスレの有無を判定した。
を繊維ペン先を有する筆記具に充填し,50℃30%の
恒温・恒湿室にペン先を下向けにし1カ月静置した後,
JISP3201上質紙Aに手書き筆記を行ない,筆跡
のカスレの有無を判定した。
結果,実施例1〜3はカスレが発生せず,比較例1〜3
はカスレが発生した。
はカスレが発生した。
以上の様に,本発明の油性インキは,染料の溶解安定性
が高い為,筆記具に充填し経時試験を行なっても筆跡の
カスレが生じないという実用上に優れた性能を有するイ
ンキであり,この故に筆記具用のみならず,スタンプ
用,記録計用や,インキジェット用インキとしても使用
し得るものである。
が高い為,筆記具に充填し経時試験を行なっても筆跡の
カスレが生じないという実用上に優れた性能を有するイ
ンキであり,この故に筆記具用のみならず,スタンプ
用,記録計用や,インキジェット用インキとしても使用
し得るものである。
Claims (1)
- 【請求項1】造塩タイプ油溶性染料と,プロピレングリ
コールモノメチルエーテル及び/又はプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテートと,炭素数が3以下
の一価のアルコールとを少なくとも含む油性インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61015316A JPH0621261B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | 油性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61015316A JPH0621261B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | 油性インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62174282A JPS62174282A (ja) | 1987-07-31 |
| JPH0621261B2 true JPH0621261B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=11885373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61015316A Expired - Lifetime JPH0621261B2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 | 油性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621261B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62207377A (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-11 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 油性マ−カ−インキ組成物 |
| JP2534259B2 (ja) * | 1987-05-27 | 1996-09-11 | 株式会社リコー | 電子写真トナ−画像マ−カ−用インキ |
| JP2002060661A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-26 | Dainippon Ink & Chem Inc | ジェットプリンター用インク組成物 |
| US6692881B2 (en) | 2001-05-30 | 2004-02-17 | Ricoh Company Limited | Recording liquid and image forming method using the recording liquid |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4919175A (ja) * | 1972-06-14 | 1974-02-20 | ||
| DE2732557A1 (de) * | 1977-07-19 | 1979-02-01 | Bayer Ag | Ester von acylierten aminocarbonsaeuren |
| JPS5647462A (en) * | 1979-09-28 | 1981-04-30 | Pentel Kk | Oil ink |
| JPS5863764A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-15 | Pentel Kk | 油性インキ |
| JPS59155475A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | Pentel Kk | 油性インキ |
| JPS6084369A (ja) * | 1983-10-13 | 1985-05-13 | Orient Kagaku Kogyo Kk | マ−キングペン用インキ |
| JPS60110769A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-17 | Sakura Color Prod Corp | 洗滌性インキ組成物 |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP61015316A patent/JPH0621261B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62174282A (ja) | 1987-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |