JPH06213703A - 振動検出素子 - Google Patents
振動検出素子Info
- Publication number
- JPH06213703A JPH06213703A JP5019491A JP1949193A JPH06213703A JP H06213703 A JPH06213703 A JP H06213703A JP 5019491 A JP5019491 A JP 5019491A JP 1949193 A JP1949193 A JP 1949193A JP H06213703 A JPH06213703 A JP H06213703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- magnetic
- vibration
- recess
- detecting element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型かつ低コストであり、しかも振動の大き
さをある範囲で連続値で得るようにする。 【構成】 すり鉢状の凹部1aを有する下側基板1と、
この下側基板1上にすり鉢状凹部1aを覆うように対向
配置された上側基板2と、この下側基板1のすり鉢状凹
部1a内に収納された金属性球体3と、下側基板1と上
側基板2との間に配置された絶縁膜3とから構成され、
下側基板1と上側基板2との間にコンデンサ構造が形成
されている
さをある範囲で連続値で得るようにする。 【構成】 すり鉢状の凹部1aを有する下側基板1と、
この下側基板1上にすり鉢状凹部1aを覆うように対向
配置された上側基板2と、この下側基板1のすり鉢状凹
部1a内に収納された金属性球体3と、下側基板1と上
側基板2との間に配置された絶縁膜3とから構成され、
下側基板1と上側基板2との間にコンデンサ構造が形成
されている
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば物体が移動した
場合などに発生する振動を検知する振動検出素子に関す
るものである。
場合などに発生する振動を検知する振動検出素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物体が移動する時の振動を検知す
る振動検出素子としては図4(a),(b),(c)に
それぞれ正面図,側面図,下面図で示すように導電性球
体31の周りに半分が導電性部32aおよび半分が絶縁
部32bである4本の導電性の棒32を矩形状に配置
し、振動があったときにこの球体31が転動し、球体3
1と棒32の導電性部32aとが接触することにより、
電気的導通が得られ、これによって振動を検出してい
た。なお、図4において、33は4本の導電性の棒32
を矩形状に支持する板、34は球体31を一方向に位置
させる傾斜部である。このように構成される振動検出素
子は、例えば特開昭61−187621号公報などに開
示されている。
る振動検出素子としては図4(a),(b),(c)に
それぞれ正面図,側面図,下面図で示すように導電性球
体31の周りに半分が導電性部32aおよび半分が絶縁
部32bである4本の導電性の棒32を矩形状に配置
し、振動があったときにこの球体31が転動し、球体3
1と棒32の導電性部32aとが接触することにより、
電気的導通が得られ、これによって振動を検出してい
た。なお、図4において、33は4本の導電性の棒32
を矩形状に支持する板、34は球体31を一方向に位置
させる傾斜部である。このように構成される振動検出素
子は、例えば特開昭61−187621号公報などに開
示されている。
【0003】また、振動の大きさを検出する他の素子と
しては、例えば振動変位検出素子,振動速度検出素子お
よび加速度検出素子などが提案されている。この種の振
動検出素子として例えば小型化を実現した加速度検出素
子は、図5に断面図で示すようにシリコン板41を両面
からエッチングしてカンチレバー42の先端に重りの役
目をなす可動電極43を形成し、固定電極44,45を
表面にそれぞれ形成したガラス板46,47をシリコン
板41の両面に接着し、矢印Y方向の加速度成分に応じ
て生じる上下の変位を可動電極43と固定電極44,4
5との間の容量変化として検出することにより、差動容
量が得られ、これによって振動を検出していた。なお、
図5において、48は溝状の貫通溝、49は可動電極4
3の引出し電極である。このように構成される振動検出
素子は、例えば特開平1−152369号公報などに開
示されている。
しては、例えば振動変位検出素子,振動速度検出素子お
よび加速度検出素子などが提案されている。この種の振
動検出素子として例えば小型化を実現した加速度検出素
子は、図5に断面図で示すようにシリコン板41を両面
からエッチングしてカンチレバー42の先端に重りの役
目をなす可動電極43を形成し、固定電極44,45を
表面にそれぞれ形成したガラス板46,47をシリコン
板41の両面に接着し、矢印Y方向の加速度成分に応じ
て生じる上下の変位を可動電極43と固定電極44,4
5との間の容量変化として検出することにより、差動容
量が得られ、これによって振動を検出していた。なお、
図5において、48は溝状の貫通溝、49は可動電極4
3の引出し電極である。このように構成される振動検出
素子は、例えば特開平1−152369号公報などに開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た前者の振動検出素子は素子構造が大きくなるのみなら
ず、各構成部品を一つづつ組み立てなければならないこ
とから、コスト高となるなど問題があった。また、球体
31が接触するのは所定の設計値を越えた時であり、そ
の値以上であれば、常に接触しているので、振動の大き
さが判らないという問題があった。さらに振動の大きさ
を知ろうとすると、球体31の大きさを変えた複数個の
検出素子が必要となり、大きさやコストの点において実
用的ではなかった。また、球体31に代えて導電性液体
を使用した振動検出素子においても同じような問題を抱
えていた。また、前述した後者の容量式振動検出素子
は、振動の大きさと出力とに直線関係を持たせるために
構造が複雑となり、これによって製造工程が複雑となっ
ているため、小型に構成できるが、低コスト化できない
という問題があった。
た前者の振動検出素子は素子構造が大きくなるのみなら
ず、各構成部品を一つづつ組み立てなければならないこ
とから、コスト高となるなど問題があった。また、球体
31が接触するのは所定の設計値を越えた時であり、そ
の値以上であれば、常に接触しているので、振動の大き
さが判らないという問題があった。さらに振動の大きさ
を知ろうとすると、球体31の大きさを変えた複数個の
検出素子が必要となり、大きさやコストの点において実
用的ではなかった。また、球体31に代えて導電性液体
を使用した振動検出素子においても同じような問題を抱
えていた。また、前述した後者の容量式振動検出素子
は、振動の大きさと出力とに直線関係を持たせるために
構造が複雑となり、これによって製造工程が複雑となっ
ているため、小型に構成できるが、低コスト化できない
という問題があった。
【0005】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、小
型で低コストであり、かつ振動の大きさをある範囲で連
続値で得られる振動検出素子を提供することにある。
を解決するためになされたものであり、その目的は、小
型で低コストであり、かつ振動の大きさをある範囲で連
続値で得られる振動検出素子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために第1の発明は、すり鉢状の凹部を有する第1の
導電性基板と、この第1の導電性基板上にすり鉢状凹部
を覆うように対向配置された第2の導電性基板と、この
第1の導電性基板のすり鉢状凹部内に収納された金属性
球体と、この第1の導電性基板と第2の導電性基板との
間に配置された絶縁膜とを設け、第1の導電性基板と第
2の導電性基板との間にコンデンサ構造が形成されてい
る。また、第2の発明は、すり鉢状の凹部を有する第1
の非磁性基板と、この第1の非磁性基板上にすり鉢状凹
部を覆うように対向配置された第2の非磁性基板と、こ
の第1の非磁性基板のすり鉢状凹部内に収納された磁性
球体と、この第2の非磁性基板のすり鉢状凹部と対向す
る面に形成された磁気センサとを設けたものである。ま
た、第3の発明は、すり鉢状の凹部を有する第1の非磁
性基板と、この第1の非磁性基板上にすり鉢状凹部を覆
うように対向配置された第2の非磁性基板と、この第1
の非磁性基板のすり鉢状凹部内に収納された磁性流体
と、この第2の非磁性基板のすり鉢状凹部と対向する面
に形成された磁気センサとを設けたものである。
るために第1の発明は、すり鉢状の凹部を有する第1の
導電性基板と、この第1の導電性基板上にすり鉢状凹部
を覆うように対向配置された第2の導電性基板と、この
第1の導電性基板のすり鉢状凹部内に収納された金属性
球体と、この第1の導電性基板と第2の導電性基板との
間に配置された絶縁膜とを設け、第1の導電性基板と第
2の導電性基板との間にコンデンサ構造が形成されてい
る。また、第2の発明は、すり鉢状の凹部を有する第1
の非磁性基板と、この第1の非磁性基板上にすり鉢状凹
部を覆うように対向配置された第2の非磁性基板と、こ
の第1の非磁性基板のすり鉢状凹部内に収納された磁性
球体と、この第2の非磁性基板のすり鉢状凹部と対向す
る面に形成された磁気センサとを設けたものである。ま
た、第3の発明は、すり鉢状の凹部を有する第1の非磁
性基板と、この第1の非磁性基板上にすり鉢状凹部を覆
うように対向配置された第2の非磁性基板と、この第1
の非磁性基板のすり鉢状凹部内に収納された磁性流体
と、この第2の非磁性基板のすり鉢状凹部と対向する面
に形成された磁気センサとを設けたものである。
【0007】
【作用】第1の発明においては、第1の導電性基板のす
り鉢状凹部内に収納された金属性球体が転動することに
より、第1の導電性基板と第2の導電性基板との間に形
成されたコンデンサ構造の容量値が変化する。第2の発
明においては、第1の非磁性基板のすり鉢状凹部内に収
納された磁性球体が転動することにより、第2の非磁性
基板に対向配置された磁気センサがその磁気を感知す
る。
り鉢状凹部内に収納された金属性球体が転動することに
より、第1の導電性基板と第2の導電性基板との間に形
成されたコンデンサ構造の容量値が変化する。第2の発
明においては、第1の非磁性基板のすり鉢状凹部内に収
納された磁性球体が転動することにより、第2の非磁性
基板に対向配置された磁気センサがその磁気を感知す
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。 (実施例1)図1は、本発明による振動検出素子の一実
施例による構成を示す破断斜視図である。同図におい
て、1は一方の面にすり鉢状の湾曲部1aが形成された
下側電極を兼ね備えたシリコンからなる下側基板、2は
この下側基板1上にその湾曲部1aを塞ぐようにして接
着配置された上側電極を兼ね備えたシリコンからなる上
側基板、3は上側基板2の下側基板1と対向する面に形
成された絶縁膜である。
説明する。 (実施例1)図1は、本発明による振動検出素子の一実
施例による構成を示す破断斜視図である。同図におい
て、1は一方の面にすり鉢状の湾曲部1aが形成された
下側電極を兼ね備えたシリコンからなる下側基板、2は
この下側基板1上にその湾曲部1aを塞ぐようにして接
着配置された上側電極を兼ね備えたシリコンからなる上
側基板、3は上側基板2の下側基板1と対向する面に形
成された絶縁膜である。
【0009】また、4は下側基板1の湾曲部1a内に転
動自在に収容された金属性球体、5は下側基板1上の一
方の端部に形成された出力端子、6は上側基板2上に形
成された出力端子である。なお、下側基板1と上側基板
2との間には容量を形成するコンデンサ構造が形成され
ている。
動自在に収容された金属性球体、5は下側基板1上の一
方の端部に形成された出力端子、6は上側基板2上に形
成された出力端子である。なお、下側基板1と上側基板
2との間には容量を形成するコンデンサ構造が形成され
ている。
【0010】このように構成された振動検出素子は、振
動が加わった場合には、金属性球体4が湾曲部1aの内
面を転動し、これによって実質的には下側基板1が上側
基板2に近接することになり、コンデンサ構造の容量値
が変化する。この容量値の大きさが振動加速度の大きさ
として得られることになる。
動が加わった場合には、金属性球体4が湾曲部1aの内
面を転動し、これによって実質的には下側基板1が上側
基板2に近接することになり、コンデンサ構造の容量値
が変化する。この容量値の大きさが振動加速度の大きさ
として得られることになる。
【0011】次にこのように構成される振動検出素子の
製造方法について説明する。図2(a)〜(f)は、図
1で説明した振動検出素子の製造方法の一例を説明する
工程の各図を示したものである。なお、この実施例で
は、上側基板として酸化膜付きのn型シリコン基板を用
いた場合について説明する。まず、図2(a)に断面で
示すように一方の面に酸化膜11が形成されたn型シリ
コン基板12の他面上に溝形成のためのマスク材料とし
てシリコンナイトライド膜を成膜する。次にこのシリコ
ンナイトライド膜上に紫外線感光性のレジストを塗布し
てレジスト膜を形成し、このレジスト膜上に紫外線を遮
光するマスクを置き、紫外線を照射する。
製造方法について説明する。図2(a)〜(f)は、図
1で説明した振動検出素子の製造方法の一例を説明する
工程の各図を示したものである。なお、この実施例で
は、上側基板として酸化膜付きのn型シリコン基板を用
いた場合について説明する。まず、図2(a)に断面で
示すように一方の面に酸化膜11が形成されたn型シリ
コン基板12の他面上に溝形成のためのマスク材料とし
てシリコンナイトライド膜を成膜する。次にこのシリコ
ンナイトライド膜上に紫外線感光性のレジストを塗布し
てレジスト膜を形成し、このレジスト膜上に紫外線を遮
光するマスクを置き、紫外線を照射する。
【0012】次にこのレジスト膜を現像した後、シリコ
ンナイトライド膜を例えばCF4 ガスを用いるドライエ
ッチングによりエッチングを行ってシリコンナイトライ
ド膜13を形成する。次にレジスト膜を除去した後、こ
のシリコンナイトライド膜13をマスク材料としてシリ
コン基板12をエッチングする。このシリコン基板12
のエッチング方法の一例としてKOHを主体としたエッ
チング溶液を用いる方法があるが、この場合、KOHに
対する酸化膜11の耐性は酸化膜を1とすると、シリコ
ンナイトライド膜は3〜10倍程度強いのが一般的であ
ることから、酸化膜11にエッチング溶液が触れ難くす
る必要がある。このために例えば酸化膜11の表面に図
示しないが、レジスト膜を形成しておき、KOHを主体
としたエッチング溶液に漬浸して図2(b)に示すよう
にシリコン基板12に溝14を形成する。
ンナイトライド膜を例えばCF4 ガスを用いるドライエ
ッチングによりエッチングを行ってシリコンナイトライ
ド膜13を形成する。次にレジスト膜を除去した後、こ
のシリコンナイトライド膜13をマスク材料としてシリ
コン基板12をエッチングする。このシリコン基板12
のエッチング方法の一例としてKOHを主体としたエッ
チング溶液を用いる方法があるが、この場合、KOHに
対する酸化膜11の耐性は酸化膜を1とすると、シリコ
ンナイトライド膜は3〜10倍程度強いのが一般的であ
ることから、酸化膜11にエッチング溶液が触れ難くす
る必要がある。このために例えば酸化膜11の表面に図
示しないが、レジスト膜を形成しておき、KOHを主体
としたエッチング溶液に漬浸して図2(b)に示すよう
にシリコン基板12に溝14を形成する。
【0013】次にシリコン基板12上のシリコンナイト
ライド膜13を剥離して上側基板15を完成する。その
後、このシリコン基板12の端部に出力端子を形成する
が、このシリコン基板12は導電性の基板であるので、
直接出力端子を形成することができるが、安定性を向上
させるために金属膜を蒸着などの薄膜形成技術を用いて
成膜することもできる。
ライド膜13を剥離して上側基板15を完成する。その
後、このシリコン基板12の端部に出力端子を形成する
が、このシリコン基板12は導電性の基板であるので、
直接出力端子を形成することができるが、安定性を向上
させるために金属膜を蒸着などの薄膜形成技術を用いて
成膜することもできる。
【0014】次に下側基板を形成する。なお、この実施
例では、下側基板として酸化膜無しのn型シリコン基板
を用いた場合について説明する。まず、図2(c)に断
面で示すようにn型シリコン基板16上にレジストを塗
布してレジスト膜を形成し、前述した転写技術を用いて
レジスト膜に所定のマスクパターン17を形成する。次
にこのレジストパターン17をマスク材料としてシリコ
ン基板16をエッチングする。エッチャントは例えば硫
酸と弗酸との混合液で代表される等方性エッチャントを
用いると、図2(c)に示すようなすり鉢状の凹部18
が形成される。その後、レジストパターン17を剥離し
て図2(d)に示すような下側基板19を完成する。
例では、下側基板として酸化膜無しのn型シリコン基板
を用いた場合について説明する。まず、図2(c)に断
面で示すようにn型シリコン基板16上にレジストを塗
布してレジスト膜を形成し、前述した転写技術を用いて
レジスト膜に所定のマスクパターン17を形成する。次
にこのレジストパターン17をマスク材料としてシリコ
ン基板16をエッチングする。エッチャントは例えば硫
酸と弗酸との混合液で代表される等方性エッチャントを
用いると、図2(c)に示すようなすり鉢状の凹部18
が形成される。その後、レジストパターン17を剥離し
て図2(d)に示すような下側基板19を完成する。
【0015】次に図2(e)に示すように下側基板19
の各すり鉢状の凹部18内にそれぞれ金属性球体4を収
容し、この下側基板19上に上側基板15をその酸化膜
11面側を対向させて配置し、400〜500℃に加熱
し、さらに上側基板15と下側基板19との間に数10
0Vの電圧を印加して上側基板15と下側基板19とを
接合する陽極接合法により接着固定する。
の各すり鉢状の凹部18内にそれぞれ金属性球体4を収
容し、この下側基板19上に上側基板15をその酸化膜
11面側を対向させて配置し、400〜500℃に加熱
し、さらに上側基板15と下側基板19との間に数10
0Vの電圧を印加して上側基板15と下側基板19とを
接合する陽極接合法により接着固定する。
【0016】次に図2(f)に斜視図で示すように縦横
方向の所定の分割ライン20に沿ってダイシングソーを
用いて1個ずつに分割する。分割後は半導体製造工程と
同様なパッケージング工程を経て完成される。
方向の所定の分割ライン20に沿ってダイシングソーを
用いて1個ずつに分割する。分割後は半導体製造工程と
同様なパッケージング工程を経て完成される。
【0017】このような方法によれば、シリコン基板上
に多量に一括して製作する半導体製造技術を利用しなが
ら、簡単な構造で形成できるため、製造工程が簡単とな
り、低コスト化できる。
に多量に一括して製作する半導体製造技術を利用しなが
ら、簡単な構造で形成できるため、製造工程が簡単とな
り、低コスト化できる。
【0018】(実施例2)図3は、本発明による振動検
出素子の他の実施例による構成を示す破断斜視図であ
り、前述した図1と同一部分には同一符号を付してあ
る。同図において、7は下側基板1の湾曲部1a内に収
納された着磁された磁性球体、8は上側基板2の湾曲部
1aと対向する面に形成された例えば磁気抵抗素子から
なる磁気センサ、9a,9bは下側基板1上の一方の端
部に図示しない絶縁膜を介して形成された磁気センサ8
の出力用電極端子である。なお、この磁気センサ8の出
力用電極端子9a,9bは上側基板2に対しても図示し
ない絶縁膜を介して形成されている。また、この場合、
下側基板1はアース接地される構成となっている。
出素子の他の実施例による構成を示す破断斜視図であ
り、前述した図1と同一部分には同一符号を付してあ
る。同図において、7は下側基板1の湾曲部1a内に収
納された着磁された磁性球体、8は上側基板2の湾曲部
1aと対向する面に形成された例えば磁気抵抗素子から
なる磁気センサ、9a,9bは下側基板1上の一方の端
部に図示しない絶縁膜を介して形成された磁気センサ8
の出力用電極端子である。なお、この磁気センサ8の出
力用電極端子9a,9bは上側基板2に対しても図示し
ない絶縁膜を介して形成されている。また、この場合、
下側基板1はアース接地される構成となっている。
【0019】このように構成された振動検出素子は、振
動が加わった場合には、磁性球体7が湾曲部1a内を転
動すると、磁気センサ8は磁性球体7との距離が変化し
て磁性球体7が転動したことを感知する。この場合、磁
気センサ8の配置場所によって出力波形が異なる。例え
ば図3において、磁気センサ8が左側にあり、この振動
検出素子が右側方向に動いたときには磁性球体7は左側
方向に動く。このとき、磁性球体7は磁気センサ8に近
づくために出力が大きくなる。なお、磁気センサ8は一
個所に配置する必要はなく、例えばブリッジ回路を構成
するように複数配置しても良い。
動が加わった場合には、磁性球体7が湾曲部1a内を転
動すると、磁気センサ8は磁性球体7との距離が変化し
て磁性球体7が転動したことを感知する。この場合、磁
気センサ8の配置場所によって出力波形が異なる。例え
ば図3において、磁気センサ8が左側にあり、この振動
検出素子が右側方向に動いたときには磁性球体7は左側
方向に動く。このとき、磁性球体7は磁気センサ8に近
づくために出力が大きくなる。なお、磁気センサ8は一
個所に配置する必要はなく、例えばブリッジ回路を構成
するように複数配置しても良い。
【0020】また、このように構成された振動検出素子
は、振動の検出に磁気を利用しているので、下側基板1
と上側基板2との間で絶縁性を得るための絶縁膜3が有
っても無くても良い。酸化膜3が有る場合は陽極接合が
可能であるが、酸化膜3が無い場合は基板同志の直接接
合となる。基板がシリコンの場合は、基板同志を合わせ
て千数百度に加熱させると、接合が可能となる。
は、振動の検出に磁気を利用しているので、下側基板1
と上側基板2との間で絶縁性を得るための絶縁膜3が有
っても無くても良い。酸化膜3が有る場合は陽極接合が
可能であるが、酸化膜3が無い場合は基板同志の直接接
合となる。基板がシリコンの場合は、基板同志を合わせ
て千数百度に加熱させると、接合が可能となる。
【0021】また、このように構成された実施例におい
て、磁気センサ8が上側基板2に設けられ、その出力用
電極端子9a,9bが下側基板1上に形成されているの
で、いずれかの場所で電気的接続をとらなければならな
い。この場合は、上側基板2と下側基板1とを接合する
際に一部に重なり部分を設けるようにして接合を行えば
良い。
て、磁気センサ8が上側基板2に設けられ、その出力用
電極端子9a,9bが下側基板1上に形成されているの
で、いずれかの場所で電気的接続をとらなければならな
い。この場合は、上側基板2と下側基板1とを接合する
際に一部に重なり部分を設けるようにして接合を行えば
良い。
【0022】また、前述した実施例において、湾曲部1
aに収納した金属性球体4,磁性球体7の転動が速すぎ
る場合は、湾曲部1a内に粘性を有する流体を収容する
ことで、転動の程度を変化させることができる。これは
すなわち、振動検出素子の周波数特性を変えることを意
味している。実施例1の場合は、絶縁性の流体である必
要があり、実施例2の場合は、非磁性の流体である必要
がある。
aに収納した金属性球体4,磁性球体7の転動が速すぎ
る場合は、湾曲部1a内に粘性を有する流体を収容する
ことで、転動の程度を変化させることができる。これは
すなわち、振動検出素子の周波数特性を変えることを意
味している。実施例1の場合は、絶縁性の流体である必
要があり、実施例2の場合は、非磁性の流体である必要
がある。
【0023】また、前述した実施例において、接合の
際、基板を加熱させるために湾曲部1a内に存在する気
体が膨張する。接合温度によるが、この膨張力は接合を
破壊するするように作用する。この膨張力が強いときの
対策としては、湾曲部1a内の気体を外部に逃がすため
の通路を下側基板および上側基板の少なくとも一方に設
けることで解決することができる。
際、基板を加熱させるために湾曲部1a内に存在する気
体が膨張する。接合温度によるが、この膨張力は接合を
破壊するするように作用する。この膨張力が強いときの
対策としては、湾曲部1a内の気体を外部に逃がすため
の通路を下側基板および上側基板の少なくとも一方に設
けることで解決することができる。
【0024】また、前述した実施例において、金属性球
体4および磁性球体7は、直径がほぼ同一な完全球体と
した場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば楕円状の球体(楕円球体)を用
いても前述と同様の効果が得られることは勿論である。
体4および磁性球体7は、直径がほぼ同一な完全球体と
した場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば楕円状の球体(楕円球体)を用
いても前述と同様の効果が得られることは勿論である。
【0025】また、前述した実施例においては、下側基
板1の湾曲部1a内に磁性球体7を収納した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、この磁性球体7に代えて磁性流体を収容しても前述
と同様の効果が得られることは勿論である。この場合
も、この磁性流体は、円球状,楕円球状あるいは各種の
形状を有していても良い。
板1の湾曲部1a内に磁性球体7を収納した場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、この磁性球体7に代えて磁性流体を収容しても前述
と同様の効果が得られることは勿論である。この場合
も、この磁性流体は、円球状,楕円球状あるいは各種の
形状を有していても良い。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
簡単な構成で振動の大きさをある範囲で連続値で得られ
とともに、振動検出素子を小型にかつ低コストで構成で
きるなどの極めて優れた効果が得られる。
簡単な構成で振動の大きさをある範囲で連続値で得られ
とともに、振動検出素子を小型にかつ低コストで構成で
きるなどの極めて優れた効果が得られる。
【図1】本発明による振動検出素子の一実施例による構
成を示す破断斜視図である。
成を示す破断斜視図である。
【図2】図1に示す振動検出素子の製造方法を説明する
工程の図である。
工程の図である。
【図3】本発明による振動検出素子の他の実施例による
構成を示す破断斜視図である。
構成を示す破断斜視図である。
【図4】従来の振動検出素子の構成を説明する図であ
る。
る。
【図5】従来の振動検出素子の構成を説明する断面図で
ある。
ある。
1 下側基板 1a 湾曲部 2 上側基板 3 絶縁膜 4 金属性球体 5 出力端子 6 出力端子 7 磁性球体 8 磁気センサ 9a 電極端子 9b 電極端子
Claims (3)
- 【請求項1】 すり鉢状の凹部を有する第1の導電性基
板と、 前記第1の導電性基板上に前記凹部を覆うように対向配
置された第2の導電性基板と、 前記第1の導電性基板の前記凹部内に収納された金属性
球体と、 前記第1の導電性基板と第2の導電性基板との間に配置
された絶縁膜と、を備え、 前記第1の導電性基板と第2の導電性基板との間にコン
デンサ構造が形成されていることを特徴とした振動検出
素子。 - 【請求項2】 すり鉢状の凹部を有する第1の非磁性基
板と、 前記第1の非磁性基板上に前記凹部を覆うように対向配
置された第2の非磁性基板と、 前記第1の非磁性基板の前記凹部内に収納された磁性球
体と、 前記第2の非磁性基板の前記凹部と対向する面に形成さ
れた磁気センサと、を備えたことを特徴とした振動検出
素子。 - 【請求項3】 すり鉢状の凹部を有する第1の非磁性基
板と、 前記第1の非磁性基板上に前記凹部を覆うように対向配
置された第2の非磁性基板と、 前記第1の非磁性基板の前記凹部内に収納された磁性流
体と、 前記第2の非磁性基板の前記凹部と対向する面に形成さ
れた磁気センサと、を備えたことを特徴とした振動検出
素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019491A JPH06213703A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 振動検出素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019491A JPH06213703A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 振動検出素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213703A true JPH06213703A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=12000835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5019491A Pending JPH06213703A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 振動検出素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06213703A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005088664A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Gunma Prefecture | スイッチ機能を有するセンサ、その製造方法、およびこれらを組み込んだ電子機器 |
| US10443958B2 (en) * | 2016-04-25 | 2019-10-15 | Raytheon Company | Powdered metal as a sacrificial material for ultrasonic additive manufacturing |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5019491A patent/JPH06213703A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005088664A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Gunma Prefecture | スイッチ機能を有するセンサ、その製造方法、およびこれらを組み込んだ電子機器 |
| JPWO2005088664A1 (ja) * | 2004-03-12 | 2008-05-08 | 群馬県 | スイッチ機能を有するセンサ、その製造方法、およびこれらを組み込んだ電子機器 |
| US7649150B2 (en) | 2004-03-12 | 2010-01-19 | Nittei Musen Co., Ltd. | Sensor having switch function, manufacturing method thereof and electronic device having sensor built therein |
| US10443958B2 (en) * | 2016-04-25 | 2019-10-15 | Raytheon Company | Powdered metal as a sacrificial material for ultrasonic additive manufacturing |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100591392B1 (ko) | 용량식 역학량 센서, 용량식 역학량 센서의 제조 방법, 및용량식 역학량 센서를 포함하는 검출장치 | |
| US6084257A (en) | Single crystal silicon sensor with high aspect ratio and curvilinear structures | |
| JPH06331651A (ja) | 微細機構を有する加速度計およびその製造方法 | |
| CN112540239B (zh) | 基于多结构耦合的微型电场传感器及其制备方法 | |
| JPH0342791B2 (ja) | ||
| CN102741672A (zh) | 电容式传感器 | |
| US5448444A (en) | Capacitive pressure sensor having a reduced area dielectric spacer | |
| CN101792108B (zh) | 一种基于滑膜阻尼的大电容微惯性传感器及其制作方法 | |
| WO1997049998A1 (en) | Accelerometer without proof mass | |
| US6973829B2 (en) | Semiconductor dynamic quantity sensor with movable electrode and fixed electrode supported by support substrate | |
| US20010025529A1 (en) | Semiconductor physical quantity sensor including frame-shaped beam surrounded by groove | |
| US9804233B2 (en) | MEMS magnetic field sensor | |
| JPH06213703A (ja) | 振動検出素子 | |
| CN101525115A (zh) | 嵌入可动电极的微惯性传感器及其制作方法 | |
| JP2001044450A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JP3331648B2 (ja) | 半導体加速度センサ | |
| JP3633555B2 (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JP2001281264A (ja) | 半導体力学量センサ | |
| KR100238999B1 (ko) | 반도체의 마이크로머시닝방법 | |
| JP4515069B2 (ja) | 半導体力学量センサ | |
| JPH06163934A (ja) | 半導体加速度センサ及びその製造方法 | |
| US20240302404A1 (en) | Acceleration sensor | |
| JP2000150916A (ja) | 半導体装置 | |
| JPH06167400A (ja) | 力学量センサ | |
| JPH10189500A (ja) | 振動型半導体センサの製造方法 |