JPH06213B2 - 傾斜スプレのエアゾル作動器釦及び該釦製造用ダイ - Google Patents

傾斜スプレのエアゾル作動器釦及び該釦製造用ダイ

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JPH06213B2
JPH06213B2 JP1116215A JP11621589A JPH06213B2 JP H06213 B2 JPH06213 B2 JP H06213B2 JP 1116215 A JP1116215 A JP 1116215A JP 11621589 A JP11621589 A JP 11621589A JP H06213 B2 JPH06213 B2 JP H06213B2
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cavity
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers for dispensing liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant
    • B65D83/16Actuating means
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空気洗浄剤のような液体を霧化して噴射する
エアゾル容器に使用される作動器釦及びこの種の作動器
釦の製造用ダイ(型)に関する。
[従来の技術] エアゾル作動器釦は周知であり、加圧液体を霧化して室
内に放出したり、霧化スプレで物体を被覆するのに用い
られている。このような作動器釦はスプレを使用者から
離れる方向に傾斜させることが望ましいが、しかしなが
ら、このようなスプレの方向制御可能な釦を製造する成
形方法には複雑なものがある。例えば、米国ウィスコン
シン,ラシンのエス.シー.ジョンソン アンド サン
社が販売しているRマーク付きの「GLADE」空気洗
浄器は、上蓋が設けられ、使用者がこの上蓋の上部釦を
押すと、空気洗浄剤スプレがオリフィスから放出され
る。このオリフィスは、缶の中心軸に対して所定角度に
定められており、スプレは上方向かつ使用者から離れる
方向に噴射される。この種の上蓋オリフィスの製造の際
には、成形工程においてピンを側部から挿入してこのピ
ンを鋳型の開放前に引き抜くことが必要になる。この
為、成形ダイの公差は厳しくなる。
作動器釦用の横向きオリフィスの別の製造法は、発明者
アプラナル氏(Abplanalp)他の米国特許第3,008,
654号、同第3,083,917号及び同第3,08
3,918号明細書に開示されている。この米国特許第
3,008,654号では、わずかに非対称なオリフィ
スが突起18によって作られ、この突起は釦の成形後に
成形ピン17を引込めるときに引き抜かれる。
エアゾル容器から噴射されるスプレを傾斜させる作動器
釦の製造をもっと単純化したものが米国特許第4,06
8,782号明細書に記載されている。この作動器釦で
は、オリフィスはエアゾル容器の弁棒と同軸であるが、
作動釦自体を傾斜させると共にスプレの放出を行う別個
の作動手段が必要となる。
米国特許第4,583,688号明細書には、ホース端
吐出器が開示され、この吐出器は液体をオリフィス43
から噴射するが、このオリフィスは傾斜された混合プラ
ットホーム40上に水流に沿つて支持されているので、
スプレを所望の方向に傾斜させることができる。
米国特許第4,679,713号明細書に開示された弁
作動器は、上蓋の側部に設けられたヒンジ式釦によつて
真上に、即ちエアゾル容器の中心軸に沿つてスプレす
る。
フランス特許第669,134号に開示されたエアゾル
霧化器はオリフィスがスプレ装置の側部の円錐形凹所の
底に配置され、液体取入口9に垂直に引かれた線からわ
ずかに真上かつ側方に直接に傾斜されている。
米国特許第2,887,273号明細書に開示されたス
プレ吐出構体は円錐形開口64と66の底に配置された
2個の別々のオリフィスを具備し、これらの開口64と
66は「流体制御通路」として働く。円錐形通路64は
円錐形通路66より幅が広く示されている。
米国特許第3,635,406号明細書は、エアゾル容
器に使用される一体型のスプレヘッド及びコアピンの構
造を示しており、オリフィスが外側の放散形凹所の底に
配置されている。このオリフィスの外側の放散凹所は、
スプレ放出の円錐形パターンの角度を或る程度制御する
と言われている。
米国特許第3,583,642号明細書は第30図乃至
第34図にエアゾル吐出器用のスプレヘツドを示してい
る。このスプレヘツドはスプレオリフィスがくぼみの底
に配置されエアゾル缶及び弁棒の中心軸に対してずれて
いる。
米国特許第3,887,115号明細書は、わきの下保
持式スプレ製品用の容器放出装置を開示し、この装置で
はオリフィスが扇形スプレを放出するエアゾルスプレ釦
装置の側部に取付けられている。
米国特許第3,269,614号明細書はエアゾルエ容
器用の吐出キヤップを示し、これのオリフィスは、容器
の中心軸に対して或る角度に設定され、オリフィスがキ
ヤップの開放凹所に対してわずかに偏心した位置に配置
されている。
米国特許第3,756,472号及び同第4,125,
226号明細書は共に霧化ノズルを示し、このノズルで
は大気に開放されたオリフィス部分が曲面又は円錐形面
によつて取り囲まれている。
[発明が解決しようとする課題]及び[課題を解決する
ための手段] しかしながら、スプレを使用者から離れる方向に向ける
ことが可能なエアゾル作動器釦を、複雑かつ公差の厳し
いダイを使用することなく、製造することが依然として
求められているように思われる。
そこで、本発明の目的は、オリフィスがエアゾル容器の
弁棒の中心軸と同軸に配置されているにも拘らず、スプ
レを使用者から離れる方向に向けることが可能なエアゾ
ル作動器釦を提供することである。
本発明は、作動手段と空洞とを有する本体を具備し、上
記空洞は、その空洞底部に、中空孔を持つエアゾル弁棒
の自由端を密封状態で収容可能であり、かつ上記本体の
上端のオリフィスに連通し、加圧液体を霧化放出するよ
うなエアゾル作動器釦において、上記オリフィスは、上
記空洞と上記中空孔との中心軸に同軸であり、上記空洞
から離れた側の上記オリフィスの部分は上記釦の非対称
の円錐形凹所の底部に位置し、上記凹所は大気に開放さ
れ、その凹所の形状は、上記オリフィスから流出した液
体が霧化されたエアゾルスプレパターンになった際にこ
れを上記空洞の中心軸から離れる方向に傾斜させ、上記
エアゾルスプレパターンの中心軸は上記空洞の中心軸か
ら離れる方向に予め定めた角度、傾斜していることを特
徴とするエアゾル作動器釦を提供するものである。
この発明によると、作動器釦からのエアゾルスプレの放
出角度は、大気中に露出しているオリフィスを取囲んで
いる領域の形状を変化させるだけで制御することがで
き、これによりオリフィスの中心軸を釦や弁棒の中心軸
からずらす必要がなくなる。
好適実施例ではオリフィスそれ自体、その一部分の長さ
がオリフィスの他部分よりも一般に短いような非対称形
状である。円錐形凹所は、スプレパターンをオリフィス
の短部分の方向、従つて使用者から離れる方向に傾斜さ
せるように、オリフィスの短部分に対して位置してい
る。
スプレパターンは円錐形凹所の側面に沿つて流れる傾向
があるので、オリフィスを円錐形凹所の最狭部に非対称
に位置決めすることが重要である。スプレパターンは、
円錐の部分のうち、オリフィスの中心に一致する中心軸
から最もずれている部分の方に傾斜する傾向がある。
本発明の別の目的は、傾斜スプレのエアゾル作動決釦を
成形製造する一組のダイであって、釦のオリフィスを作
るのに側部からピンを挿入する必要のあるダイよりも小
型でかつ製造が簡単なダイを提供することである。
この目的の為に、本発明は、エアゾル作動器釦を製造す
る一組のダイの組合わせであって、上記エアゾル作動器
釦の本体が作動手段と空洞とを具備し、上記空洞は、そ
の空洞底部に、中空孔を持つエアゾル弁棒の自由端を密
封状態で収容可能であり、かつ上記本体の上端のオリフ
ィスに連通して加圧液体を霧化放出し、上記オリフィス
は上記空洞と上記孔との中心軸に同軸であり、上記空洞
から離れた側の上記オリフィスの部分は、上記釦の非対
称の円錐形凹所の底部に位置し、上記凹所は大気に開放
され、その凹所形状は、上記オリフィスから流出した液
体が霧化されエアゾルスプレパターンになつた際にこれ
を上記空洞の中心軸から離れる方向に傾斜させ、上記エ
アゾルスプレパターンの中心軸は上記空洞の中心軸から
離れる方向に予め定めた角度、傾斜している構成のエア
ゾル作動器釦を製造するダイの組合わせにおいて、 A.上記釦の少なくとも上記空洞部を成形する雄ダイが
上記空洞の中心軸と同軸の第1上部表面を有し、この第
1上部表面は上記空洞のうちの、上記オリフィスに最も
近い部分を成形すること、 B.上記オリフィスと円錐形凹所とを含む上記釦の残部
を成形する少なくとも一個の別のダイ(80と100)
が設けられ、この少くとも1個のダイ(80)はこのダ
イの第一表面から離れるように突出した円錐形領域を有
し、上記円錐形領域はその最狭部分に円柱状突出部を有
し、この円柱状突出部は上記空洞の中心軸と同軸であり
かつ上記雄ダイの上記第1上部表面と接触する平坦表面
を有し、両ダイが上記雄ダイの上記第1上部表面と上記
別のダイの上記平坦面との中心軸と同軸になるように結
合された時に、上記オリフィスを成形し、上記円錐形領
域は上記空洞成形用ダイの上記中心軸に対して非対称形
であること、 を特徴とする組合わせを提供するものである。
本発明によると、ダイは成形された釦の中心軸と軸の線
に沿つて引き出すことができるので、釦の中心軸に対し
て或る角度を持ったオリフィスをサイドピンの使用によ
って作る場合に比べて、成形板の面積当りもっと多くの
釦を成形することが可能になる。
[実施例] 図面の第1図および第2図は本発明の傾斜スプレのエア
ゾル作動器釦の一実施例を示している。プラスチック製
の上蓋10が公知の加圧エアゾル容器11(一部のみ図
示)に固定されている。この上蓋10はプラスチック製
の外殻12と傾斜スプレのエアゾル作動器釦13とから
構成され、この釦13はプラスチック製のヒンジ片14
によって外殻12に結合されている。釦13は押下式指
当て15の形をした作動手段を含み、この指当て15に
は多数の線状突起16が形成されている。釦13は凹部
17を有し、この凹部17は大気に開放された円錐形の
凹所18とオリフィス19とを有している。このオリフ
ィス19は非対称の円錐形凹所18の底部即ち最も幅の
狭い部分を位置している。
第3図は使用者が指当て15を容器11の方向に押下げ
た場合の状態を示している。釦13のオリフィス19は
管状の延長部30を有し、この管状の延長部30は真中
を貫通する空洞31を有し、この空洞31はオリフィス
19に連通している。空洞31はその下端が大径部34
に形成され、この大径部34には公知の管状の弁棒32
の外面35が密封状態に係合している。この弁棒32は
空洞31に連通する中央中空孔33を有し、この中空孔
33を容器11からの加圧液体37が流通する。オリフ
ィス19と空洞31と孔33はすべて釦13の中心軸3
6と共軸である。
図示の好適実施例では円錐形凹所18は、壁18”が軸
36に対して壁18’よりも傾斜しているので、非対称
の形状である。この非対称により、第2図に示したよう
に、凹所18は壁18”側の部分が壁18’側の部分よ
り広くなっている。図示の好適実施例ではオリフィス1
9の一部19’は部分19”よりも長く定められてい
る。このように、オリフィス開口は非対称であり部分1
9’の頂部から部分19”へ斜降している。部分19”
は円錐の長い方の部分即ち傾斜の大きい部分18”に接
続されているので、加圧液体37をオリフィス19から
噴出させると、スプレ38が軸36と指当て15から、
即ち使用者とから離れる方向に傾斜する。この好適実施
例よりも効果は低下するが、部分19’と19”とを同
一長さにすることも可能である。
こうして、加圧液体は、指当て15の押下時に中空孔3
3と空洞31とオリフィス19とを流通して、円錐形凹
所18において大気と接触し、この凹所18の円錐形状
及びオリフィス19の非対称形状により軸36から離れ
るように傾斜する。
第4図乃至第6図は本発明のエアゾル作動器釦をより単
純化した実施例を示したもので、第4図では、エアゾル
作動器釦40は細長部41とカラー42の形をした作動
手段とから構成されている。この細長部41は大気中に
露出した凸面状の上面41’を有し、この凸面状の上面
41’は非対称の円錐形凹所43を有している。この凹
所43の底には、オリフィス44が設けられ、このオリ
フィス44は中心軸45と同軸に定められている。
第5図及び第6図は釦40内の空洞46を示し、この空
洞46は軸45と同軸である。この空洞46の大径部4
7は公知の管状のエアゾル容器弁棒60の外面部62に
密封状態で係合している。
オリフィス44も軸45と共軸即ち同軸である。またオ
リフィス44は第5図に示したように非対称形であり、
部分44’の高さが部分44”の高さよりも大きく定め
られている。具体的には、オリフィス44は、線4
4'''で示したように部分44’がオリフィスの最長部
分となりかつ部分44”がオリフィスの最短部分となる
ように、非対称形に定められている。理論的解析は行わ
ないが、面部分44”を出て凹所43内の空気中に流出
した加圧流体は、部分44’に沿つて放出される前に霧
化が開始されることは明らかである。これにより、スプ
レパターン64は、軸45から離れる方向であって部分
44’の方向に傾斜する。前述したように、部分44’
と44”は高さを同一にすることができ、これによりオ
リフィス44は対称形になる。
第5図の線50と51は軸45と壁43’,43”とな
す角度「A」と角度「B」とを示している。第6図に示
した線65を中心軸とするスプレパターン64を傾斜さ
せる為には、角度Aを角度Bより小さくすべきである。
好ましくは、角度Aは軸45に対して10°〜20°が
よく、角度Bは軸45に対して70°〜80°がよい。
理論的解析は行わないが、円錐形凹所43の表面とスプ
レパターン64との間には真空が局部的に発生する。壁
43”の領域に生じた真空の量と、壁43’の領域に生
じた真空の量とは等しくないので、スプレパターン64
は、第6図に示すように軸45とスプレパターン64の
中心軸65との間の角度「D」で示す量だけ、軸45か
ら傾斜する。また、上述の代わりの方法としては、オリ
フィス44から流出する液体に混合する空気の量が壁4
3”の方を壁43’よりも多くなるようにする。この結
果、スプレパターン64の中心軸65は第6図に示した
ように角度Dだけ軸45から傾斜する。本発明の傾斜ス
プレ形作動器釦を使用することによって、エアゾルスプ
レパターンの傾斜が明確に観察された。
スプレパターン64は、角度AとBとを適当に組合わせ
ることによって、予め選定した角度Dに傾斜させること
ができる。この角度Dは放出される加圧液体の性質に応
じて変化する。非揮発性固体含有量や、溶剤とエアゾル
推進剤との割合や、溶剤の性質や、その他の要因が特定
の組成時の実際の角度Dに影響を及ぼすであろう。一般
的には、特定の角度AとBを持つ形状をまず選定すると
共に、上記組成物をオリフィスを介してスプレして角度
Dを調べる。その後に角度AとBを調整すれば角度Dを
所望の値にすることができる。このオリフィス44も非
対称形であり、部分44’が一般にオリフィスの最長部
分で、部分44”が最短部分であり、オリフィスの残り
の部分が線44'''に示したように非対称になってい
る。第1図乃至第3図の釦の場合のように、部分44’
と44”を同一高さにすることができ、これによりオリ
フィス44は対称形になる。カラー42が押下げられる
と、加圧流体がエアゾル容器からオリフィス44を通つ
て流れる。第4図乃至第6図に示した釦40は、適当に
変更を加えれば前述した発明者クラプサー氏(Crapser)
他の米国特許第4,679,713号明細書に記載され
た装置用の弁作動器として使用することができる。
第7図乃至第10図を用いて、本発明の傾斜スプレ形作
動器釦、特に第4図乃至第6図で述べた釦を製造するダ
イ及びその方法を次に説明する。
第7図は、図示のように雌ダイ100内に雄ダイ80と
90とを挿入して組立てられた鋳型(モールド)を示し
ている。尚、これらのダイを図示の整合状態に保持する
成形(鋳型)板構造体は公知のものを使用しており、図
の複雑化を避ける為に、図示が省略されている。雄工具
80の表面80’,83’,83”,84’及び84”
は夫々釦40の表面41’,43’,43”,44’及
び44”を成形する。オリフィス44と同一の面積、形
状及び直径を有する面86はダイ80の中心線85と同
軸である。同様に、ダイ90の面95は、両雄ダイが雌
ダイ100内に挿入された時に、軸85と同軸となる。
ダイ80の外面88は、工具100の内面101にぴっ
たりと嵌合される。ダイ80と90の表面86と95
は、両ダイが共に挿入された時に第7図に示したように
互いに接触する。
ダイ90はその表面91が空洞46の上部を成形し、表
面97が空洞46の表面47を成形する。表面99はダ
イ100の表面108にぴつたりと嵌合され、表面98
は釦40の底面48を成形する。
第7図及び第10図において、雌ダイ100は溶融プラ
スチック用入口105を有し、この入口105からプラ
スチック材料を鋳型に充填する。エアゾル釦や上蓋の材
料としては、通常使用されるプラスチック材料、例えば
高密度ポリエチレンやポリプロピレン等をいずれも使用
することができる。ダイの材料としては、例えばH13
及びS7形鋼や油焼入工具鋼や空気焼入工具鋼やアルミ
ニウム等のような、成形ダイに使用する公知の金属を使
用することができる。このような釦やダイの材料は、本
発明の一部をも構成するものではない。底面106は第
10図に示されており、この鋳型を用いて作動器釦を生
産する際にはダイ90の底が底面106と同一平面に保
たれ、他方、ダイ80の底面はダイ100の上面107
と同一平面に保たれる。
[発明の効果] 本発明の利点は、オリフィス44が軸85(釦40の軸
45)と同軸であるので、ダイ80をダイ90から引き
出すことによつて成形済みの作動器釦を軸85に沿つて
取出すことができ、かつサイドピンを取り除く必要がな
いことである。この結果、ダイは更に小型化され、成形
板内でのダイの占有面積も少なくなる。従って、成形板
の所定の面積内に載置することのできるダイの数を増や
すことができる。例えば、成形板につき16個のダイに
制限されていたのに対して、本発明の装置は、同一の成
形板に24個のダイを使用することができる。これによ
り、側部スプレオリフィスを作るのにピンを使用しない
のでコストの大幅な低減が図れる。こうして、部品の修
理や故障に起因する成形中断時間が少なくなる。側部ス
プレオリフィスを作るのにピンを他の鋳型部品内に摺動
させる必要がなくなったので、本発明のダイではこれら
の両部品間に公差を設けなくてよくなる。こうして、雄
側80は一回の作業で、本発明の傾斜スプレ形作動器釦
のオリフィスを作ることができる。
当業者であれば、ダイ80と100を互いに結合するこ
とができるであろう。例えば面88と101とを接触さ
せて単一の雌工具を作り、この単一雌工具内にダイ90
を挿入する工程も可能である。
従って、本発明の作動器釦は、傾斜スプレパターンを必
要とするすべての分野、例えば空気洗浄剤放出容器や、
カーペットその他の織物の保護分野や、エアゾルスプレ
の形で放出される殺虫剤若しくは殺菌剤に使用可能であ
る。また、本発明の釦やダイは、当業者が上述の明細書
や図面を検討すれば種々の変更例や、変形例が存在する
ことは明白である。従つて、本明細書では具体的に説明
されなかった、傾斜スプレ作動器とその製造用ダイの他
の変形例も添付の特許請求の範囲内に属するものが、種
々存在するであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の上蓋を上部後方から見た
時の斜視図であって、この上蓋が取付けられたエアゾル
容器の一部も図示されている。 第2図は、第1図の平面図である。 第3図は、第2図の断面線3−3に沿つた断面図で上蓋
と弁棒の一部を示している。 第4図は、本発明のエアゾル作動器釦の別の実施例を示
した平面図である。 第5図は、第4図の断面線5−5に沿つた断面図であ
る。 第6図は、第4図の断面線5−5に沿つた断面図であっ
て、エアゾル作動器釦内への弁棒の嵌合方法及び霧化さ
れる液体を示している。 第7図は、第4図乃至第6図に示した釦を製造するのに
使用されるダイを示した断面図である。 第8図は、オリフィスを成形するのに使用される雄ダイ
を示している。 第9図は、第4図乃至第6図の釦の内部を成形するのに
使用される雄ダイを示している。 第10図は、第8図と第9図の雄ダイが挿入される雌ダ
イを示している。 [主要部分の符号の説明] 13, 40‥‥‥‥‥‥‥‥エアゾル作動器釦 18, 43‥‥‥‥‥‥‥‥非対称円錐形凹所 19, 44‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥オリフィス 31, 46‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥空 洞 32, 60‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥弁 棒 36, 45‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥中心軸 38, 64‥‥‥‥‥エアゾルスプレパターン 80, 90‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥雄ダイ 100‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥雌ダイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動手段と空洞(31,46)とを有する
    本体を具備し、上記空洞(31,46)は、その底部
    に、中空孔を持つエアゾル弁棒(32,60)の自由端
    を密封状態で収容可能であり、かつ上記本体の上端のオ
    リフィス(19,44)に連通し、加圧液体を霧化放出
    するようなエアゾル作動器釦(13,40)において、
    上記オリフィス(19,44)は、上記空洞(31,4
    6)と上記孔との中心軸(36,45)に同軸であり、
    上記空洞から離れた側の上記オリフィス(19,44)
    の部分は上記釦(13,40)の非対称円錐形凹所(1
    8,43)の底部に位置し、上記凹所(18,43)は
    大気に解放され、その凹所の形状は上記オリフィス(1
    9,44)から流出した液体が霧化されエアゾルスプレ
    パターンになった際にこれを上記空洞の中心軸(36,
    45)から離れる方向に傾斜させ、上記エアゾルスプレ
    パターン(38,64)の中心軸は上記空洞の中心軸
    (36,45)から離れる方向に予め定めた角度、傾斜
    していることを特徴とするエアゾル作動器釦。
  2. 【請求項2】オリフィス(19,44)は、その一部分
    (19”,44”)の長さが他部分(19’,44’)
    よりも短いような非対称形状であり、円錐形凹所(1
    8,43)は、スプレパターン(38,64)を上記オ
    リフィス(19,44)の上記短部分の方向に傾斜させ
    るように、上記オリフィスの上記短部分に対して位置し
    ていることを特徴とする請求項1記載のエアゾル作動器
    釦。
  3. 【請求項3】円錐形凹所(18,43)は、空洞(3
    1,46)の中心軸(36,45)からの最小ずれが約
    10°〜20°であり、上記中心軸(36,45)から
    の最大ずれが約70°〜80°であることを特徴とする
    請求項1又は2記載のエアゾル作動器釦。
  4. 【請求項4】エアゾル作動器釦を製造する一組のダイの
    組合わせであって、上記エアゾル作動器釦の本体が作動
    手段と空洞とを具備し、上記空洞は、その空洞底部に、
    中空孔を持つエアゾル弁棒の自由端を密封状態で収容可
    能であり、かつ上記本体の上端のオリフィスに連通して
    加圧液体を霧化放出し、上記オリフィスは上記空洞と上
    記孔との中心軸に同軸であり、上記空洞から離れた側の
    上記オリフィスの部分は、上記釦の非対称の円錐形凹所
    の底部に位置し、上記凹所は大気に解放され、その凹所
    形状は、上記オリフィスから流出した液体が霧化されエ
    アゾルスプレパターンになった際にこれを上記空洞の中
    心軸から離れる方向に傾斜させ、上記エアゾルスプレパ
    ターンの中心軸は上記空洞の中心軸から離れる方向に予
    め定めた角度、傾斜している構成のエアゾル作動器釦を
    製造するダイの組合わせにおいて、 A.上記釦の少なくとも上記空洞部を成形する雄ダイ
    (90)が上記空洞の中心軸(85)と同軸の第1上部
    表面(95)を有し、この第1上部表面は上記空洞のう
    ちの、上記オリフィスに最も近い部分を成形すること、 B.上記オリフィスと円錐形凹所とを含む、上記釦の残
    部を成形する少なくとも一個の別のダイ(80と10
    0)が設けられ、該少なくとも1個の別のダイ(80)
    はこのダイの第一表面(81’)から離れるように突出
    した円錐形領域(83’,83”)を有し、該円錐形領
    域はその最狭部分に円柱状突出部(84’,84”)を
    有し、この円柱状突出部は上記空洞の中心軸と同軸であ
    りかつ上記雄ダイ(90)の上記第1上部表面(95)
    と接触する平坦表面(86)を有し、両ダイが上記雄ダ
    イ(90)の上記第1上部表面(95)と上記別のダイ
    (80)の上記平坦面(86)との中心軸と同軸になる
    ように結合された時に、上記オリフィスを成形し、上記
    円錐形領域(83’,83”)は上記空洞成形用ダイの
    上記中心軸に対して非対称形であること、 を特徴とする組合わせ。
  5. 【請求項5】少なくとも一個の別のダイに存在する円柱
    状突出部は、この突出部の一部が他部よりも短いような
    非対称形状であり、円錐形領域は、スプレパターンが釦
    のオリフィスの短部分の方向に傾斜するように、上記突
    出部の上記短部分に対して位置していることを特徴とす
    る請求項4記載の組合わせ。
  6. 【請求項6】空洞成形用ダイの中心軸からの、円錐形領
    域の外表面の最大ずれ量は約70°〜80°であり、上
    記空洞成形用ダイの中心軸からの最小ずれ量は約10°
    〜20°であることを特徴とする請求項4又は5記載の
    組合わせ。
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