JPH06214012A - 超音波センサスキャニング装置及びこれを利用した障害物探知方法 - Google Patents

超音波センサスキャニング装置及びこれを利用した障害物探知方法

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JPH06214012A
JPH06214012A JP21650693A JP21650693A JPH06214012A JP H06214012 A JPH06214012 A JP H06214012A JP 21650693 A JP21650693 A JP 21650693A JP 21650693 A JP21650693 A JP 21650693A JP H06214012 A JPH06214012 A JP H06214012A
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ultrasonic
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明は、超音波センサの回転角度とその
スキャニング速度を自在に可変できるスキャニング装置
に関するもので、組立体は回転軸を設定する支持軸によ
り、超音波センサを収納されたセンサ支持台を空間上に
支持し、駆動手段は上記超音波センサを変位させる駆動
力を生ずるし、変速部材は上記超音波センサに駆動力を
伝達する。組立体は、超音波センサの基準範囲の設定の
ために、センサの変位開始点でセンサ超過の変位をくい
止める止め手段と、センサの変位基準点を設定する基準
設定手段を含み、変速部材は駆動手段の回転軸に設置さ
れるウオームギヤと、このウオームギヤに歯合される平
ギヤを含むことを特徴としている。 【効果】 近所から遠所へ感知区域を移動していく毎
に、送信周波数を高め、併せて受信利得も高めることに
より、物体の探知効率を増大させうるとともに、超音波
センサが近距離から漸次遠距離を感知するようになる
時、超音波センサの変位を細分化せしめることにより、
視覚なしに物体探知が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロボットに搭載され
て物体を探知する超音波センサに関し、より詳しくは、
回動する超音波センサのスキャニング周波数を自在に可
変でき、超音波センサの指向方向を正確に検出できるよ
うにした超音波センサのスキャニング装置に関するもの
である。また、失敗せずに探知区域内に位置する全ての
障害物を正確に探知できる超音波センサスキャニング装
置を利用した障害物探知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波センサは、ロボットに搭
載され移動路上にある物体の探知に用いられる。この超
音波センサは、パルス信号を超音波エネルギーに変換し
て、これを探知区域内に放射し、物体に突き当って反射
されてきた超音波エネルギーをエコー信号に変えてマイ
クロコンピュータに伝送し、マイクロコンピュータはエ
コー信号を記録及び分析して物体までの距離及び物体の
性向を判別するようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来超音波
センサは、固定式で使用され、また指向しつつ物体を探
知する範囲が30°未満であるため、前方を基準に左右
180°の範囲内にある物体の探知のためには、少なく
とも6個以上の超音波センサが用いられた。つまり、従
来の物体探知装置は、多数の超音波センサで構成されて
いる。このような構造からなる従来の装置においては、
超音波センサがある程度には効果的には物体の探知機能
が行えるとみなしうるが、多数の超音波センサを用いる
ため、値段が高いという欠点がある。さらに、出力され
るパルス信号と物体から反射されてくるエコー信号のタ
イミングを分析するためには、夫々の超音波センサから
信号の入ってくる経路ごとに高価のマルチプレクサを設
置すべきであり、とりわけ、これらすべてを取付けるた
めには、より広い空間を要するため、物体探知装置の小
型化設計がしがたいという問題点があった。
【0004】上記のごとき問題点の解決のため、従来で
は図1に示すごとく、1つの超音波センサ51の上下側
に復元力のある一対の螺旋状スプリング52を設け、後
面には永久磁石53を装着し、縦壁54には永久磁石5
3と一定間隔をおいてオフセット関係をもつマグネット
コイル手段55を設置して、1つの超音波センサにより
前方180°の範囲を探知する回動式超音波センサスキ
ャニング装置を構成した。つまり、永久磁石53とマグ
ネットコイル55との間から生ずる電磁気力と螺旋状ス
プリング52の復元力を利用して超音波センサ51を左
右180°回転させつつ物体をスキャニングする装置を
開発したのである。
【0005】しかしながら、上記従来構造の回動式超音
波センサスキャニング装置は、スプリングの自由振動力
を利用して超音波センサを回転させるべく構成されたも
のであるため、これを装着したロボットが斜面上を移動
したり、床面の状態が均一でない所を通過する際、又は
急な回転により一方へ傾けられる際には、スプリング自
体が変形されながら上記マグネットコイルと永久磁石間
のオフセット関係が不安定となるため、スプリングが元
の状態に戻る時までには、スキャニング動作不能が生じ
るようになり、とりわけ外部から衝撃が加えられるとき
にも、スプリングの変形が生じるなど、周辺環境により
超音波センサの回転周期が変わる等の問題が生じた。
【0006】また、上記従来のスキャニング装置は、超
音波センサが線形的に指向する方向を変えながら動作さ
れるため、超音波信号を送信する位置と送信された超音
波信号に相応するエコー信号の受信位置とが相違するた
め、物体を正確に探知できないという問題点があった。
【0007】とくに、使用用途によって超音波センサの
回転周期を変える必要があるが、上記従来の超音波セン
サスキャニング装置は、一度完了された状態において
は、螺旋状スプリングの弾性係数が決められるようにた
るため、超音波センサの回転周期が調整しがたいという
問題点があった。
【0008】
【発明の目的】そこで、この発明は上記従来の問題を改
善するためになされたものであって、この発明の目的
は、超音波センサが指向する方向を正確に認識でき、使
用用途により超音波センサの回転周期はもとより、指向
角を可変自在にさせることができ、またステッピングモ
ータの回転ステップ別に超音波センサの指向を検出する
ようにすることにより、物体までの距離及びその性向を
正確に検出できるようされた超音波センサスキャニング
装置を提供し、さらに、超音波センサの探知範囲を近距
離及び遠距離に仕分けて、遠距離を探知する際に超音波
センサの1ステップ変位範囲を細分化し、また受信利得
と送信周波数を高めるなど、超音波センサの駆動パラメ
ータなどを探知範囲に沿って変動させることにより、物
体を正確に探知できるようにされた障害物探知方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のためのこ
の発明は、回転軸を設定する支持軸により超音波センサ
を収納されたセンサ支持台を空間上に支持する組立体
と、上記超音波センサを変位させる駆動力を生ずる駆動
手段と、上記超音波センサに上記駆動手段の駆動力を伝
達する変速部材とからなることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に沿ってこの発明の一実施例
を詳述する。図2において、符号1は、この発明の一実
施例による組立外形を構成する組立体を示すものであっ
て、組立体1は上部胴体2と下部胴体3とからなり、こ
の上、下部胴体2,3は互いに平行に離れて延長された
折曲形成の対向端部45を備えている。対向端部4,5
には図3に示す組立体1の縦軸に直交する一直線上に夫
々孔6,7が形成され、この孔6,7には軸ベアリング
8,9が結合されることにより、超音波センサ11の回
転軸を設定するようになる。
【0011】上記超音波センサ11は、上下側に折曲部
12,13を形成されたセンサ支持台14に固設され、
折曲部12,13には夫々挿入溝15が形成される。
上、下端支持軸17,18はその一端が上記挿入溝15
に夫々嵌合され、その他端は軸ベアリング8,9に夫々
嵌合されることにより、組立体1の空間上で超音波セン
サ11が支持軸17,18を回転軸として回動されるよ
うになる。上、下部胴体2,3はスクリュー又はボル
ト、ナットなどからなる締付具29により相互結合さ
れ、超音波センサ11は導線10を引出線として図示の
ない送、受信部のセンサインタフェースに共通に接続さ
れる。
【0012】次に、超音波センサ11を装着されたセン
サ支持台14に変位力を付与する駆動手段の設置構造に
ついて述べる。
【0013】上記下部胴体3の対向端部5と一体をなす
縦壁19は通孔21と締付孔22を備え、通孔21には
超音波センサ11に変位力を提供するステッピングモー
タ20のモータ軸23が挿入され、締付孔22にはステ
ッピングモータ20を縦壁19に固定させる締付ねじ2
4が設けられる。
【0014】一方、上記ステッピングモータ20のモー
タ軸23には、変速部材の一部を構成するウオームギヤ
25が結合されるが、次は、超音波センサ11にステッ
ピングモータ20の変位力を伝達する変速部材の構造に
ついて述べる。
【0015】上記センサ支持台14の下部に結合されて
回転軸をなす下端支持軸18は、センサ支持台14の下
側折曲部13に平ギヤ26を介して結合され、平ギヤ2
6はステッピングモータ20の軸上に設けられたウオー
ムギヤ25に歯合される。また、平ギヤ26の一面には
十字状溝27をなす突起28が形成され、センサ支持台
14の折曲部13には図示のない十字状突出部が形成さ
れるが、十字状突出部に平ギヤ26の十字状溝27が嵌
合されることにより、上記変速部材を通してステッピン
グモータ20の駆動力が印加されるとき、センサ支持台
14が下端支持軸18でスライドせずに回動されうるよ
うにする。
【0016】上記構造において、図2に示すステッピン
グモータ20が駆動すると、ウオームギヤ25が回転さ
れながら駆動力は平ギヤ26に伝達されて回動すると
き、突起を通して結合されたセンサ支持台14が回動す
るようになる。したがって、超音波センサ11はステッ
ピングモータ20の駆動により図5に示すごとく左右1
80°の範囲をステップ式に回転しながら超音波エネル
ギーを放射するか、又は反射波されたエコー信号を受信
する動作を繰返しながら進むようになり、更に、ステッ
ピングモータ20のステップ変位量及び速度を可変させ
ることにより、超音波センサ11は回転角度又はスキャ
ニング速度が変更されうる。
【0017】次に、初期動作時超音波センサの駆動位置
を設定する過程について述べる。ステッピングモータ2
0が正又は逆方向に1周期回転動作を行う際、1周期に
該当するステップ数は、超音波センサ11を180°変
位させる量に該当する。つまり、上記ステッピングモー
タ20の1ステップごとに超音波センサ11が15°回
転するとき、12回ステップ動作で上記超音波センサ1
1は180°回転するが、1ステップ毎に7.5°回転
するとき24回ステップ動作で180°回転するように
なる。超音波センサ11が初期動作時正確な位置でスキ
ャニングが開始されない場合、これを矯正する必要があ
る。つまり、超音波センサ11が回動し始める、変位開
始点は、図4(a)に示すごとく、任意の位置で始める
ことができる。つまり、超音波センサ11がその中心か
ら指向する仮想線1が任意の方向を指す。
【0018】超音波センサ11が回動し始める時点で、
変位を調整できる手段として、下部胴体3にセンサ支持
台14の変位を阻む1対の止め軸31,32が夫々設置
される。とくに、図4(b)のごとく、スキャニング装
置の中心を通過する水平軸線Hと、これに直交する垂直
軸線Vを設定するとき、垂直軸線Vとセンサ中心から超
音波センサ11の指向する仮想線Iとの角度dが、ステ
ッピングモータ20の1ステップ動作する角度、例えば
15°の角をなすように上記第1止め軸32が設置され
る。
【0019】図5を参照すると、ステッピングモータ2
0はマイクロコンピュータ30に既に作成されたプログ
ラムによりステップS1で初期駆動時左右1回転に限
り、超音波センサ11の正常スキャニング角度である1
80°で1ステップを加算したステップ数で180°+
α角度だけ超音波センサ11を回転させる。
【0020】上記超音波センサ11が一定方向、例えば
右側方向へ回転する間、ある時点で超音波センサ11が
収納されたセンサ支持台14が図4(b)の如く、止め
軸32に接するようになり、そのあとステッピングモー
タ20は初期動作の際に設定された回転量の余分だけ回
転を続けるが、センサ支持台14は上記止め軸32によ
りそれ以上には変位できずに阻止された状態のままで留
まるようになる。つまり、ステッピングモータ20が駆
動初期の1周期のステップ動作で正回転するようになる
と、超音波センサ11は右側方向へ180°で1ステッ
プ加えた角度に変位されるが、超音波センサ11は図4
(a)の如く任意の位置で変位が開始されうるし、この
際変位範囲は基準変位範囲から外れるようになるが、超
音波センサ11が止め軸32に到達すると、この超音波
センサ11は図4(b)のごとく、止め軸32の阻止作
用によってそれ以上には回転できないようになると共
に、ステッピングモータ20は空回転をするようにな
る。
【0021】このように、ステッピングモータ20の空
回転が終わると、ステップS2で止め軸32を時点とし
て再び逆方向へ180°で1ステップ加えた角度に変位
するようになり、よって超音波センサ11は図4(c)
のごとく正常のスキャニングの開始点に到達するように
なる。つまり、センサ支持台14は第2止め軸31に接
触される。その後超音波センサ11はステップS3で超
音波を放射し、エコー信号は受信しながら図4(d)の
ごとく、180°スキャン動作を行う。したがって、第
2止め軸31は基準設定軸であるとみなす。
【0022】一方、この発明において、上記止め軸3
1,32は機具的なものに限定されない。つまり、ホト
カプラや光センサ等電気的に作用される手段として代え
うることは言うまでもない。
【0023】上記のごとく、正常なスキャニング開始点
に到達するようになる超音波センサ11は、決められた
経路に沿ってステップS4,S5で図5のごとく正確に
180°ずつ左右スキャニング動作を繰り返すようにな
る。
【0024】上記において、超音波センサ11が1ステ
ップ移動する範囲をステップS6で変更しようとすると
きは、ステップS7でステッピングモータ20に印加さ
れる正逆回転の駆動パルスのデューテイ比を造成するこ
とにより、可能になり、ステップS8で変位速度を変更
しようとするときには、ステップS9でステッピングモ
ータ20の回転速度を可変することにより造成され、そ
の後ステップS10で動作を続けるかどうかを判別した
後ステップを繰り返す。上記のごとく、この発明による
スキャニング装置は、ステッピングモータと変速部材に
より超音波センサが回動されるようにすることにより、
機具的に堅固性を有するようになり、また、上記ステッ
ピングモータはその回転量の調節が容易であるため、超
音波センサの範囲と変位速度を自在に調節できる効果を
有するようになる。
【0025】次に、上記スキャニング装置を制御する制
御装置について述べる。図6において、11は超音波セ
ンサを示し、これはマイクロコンピュータ30の制御に
よって送信部33から供給されるパルス信号により駆動
され、図9において包絡線で示す探知区域内に超音波セ
ンサを放射する。この発明の実施例によれば、探知区域
包絡線は約11.3msの呼出し周期中に設定される。
この周期中探知区域内の全ての物体なり標的は超音波エ
コーエネルギーを効果的に反射させるようになり、エコ
ーエネルギーは超音波センサ11により受信された後、
受信部34で電気的な信号に変換されてマイクロコンピ
ュータ30に伝送される。超音波センサ11から受信さ
れた信号は、遠距離から反射されてくる場合、その勢力
が弱いため、受信部34とマイクロコンピュータ30と
の間に利得調整部35を接続させ、受信部34から出力
される信号の利得を調整できるようになる。
【0026】上記マイクロコンピュータ30は、入力さ
れた信号データを利用して探知区域内の標的物を分析
し、予めプログラムされた内容により探知された標的物
体の性向又は位置などの情報を判別する。このように、
マイクロコンピュータ30でエコー信号を分析するに
は、ステッピングモータ20のステップ周期と超音波セ
ンサ11の回転角度に頼ることは勿論である。
【0027】したがって、ステッピングモータ20は、
マイクロコンピュータ30の制御によりモータ駆動部3
7から印加される相励磁パルスのデューテイ比を可変さ
せることにより、超音波センサ11の回転ステップが可
変され、その変位速度も同じく相励磁パルスの周波数を
可変することにより調整できるものである。
【0028】この発明による実施例は、さらに電源部3
8を備えているが、図7のごとく、電源部38に構成さ
れたバッテリBATの両極端子は、夫々並列に接続され
た電圧安定コンデンサC5、C6の一側端子と共に12
V用レギュレータ41の出力端には5V用量のもう一つ
のレギュレータ42が接続され、2つの出力電圧、つま
りモータ駆動部37と送信部33には12V電圧を、受
信部34と送信部33のもう1つの入力端及びマイクロ
コンピュータ30には5Vの電圧を夫々供給する。
【0029】次に、図7を参照して超音波センサの送信
部33及び受信部34について述べる。上記受信部33
にはパルス駆動部39が構成され、マイクロコンピュー
タ30から出力される制御信号により超音波センサ11
で超音波エネルギーに変換される駆動パルスを生ぜしめ
る。つまり、パルス駆動部39は、アース端と電源供給
端間に直列接続された昇圧用トランスフォーマT1とト
ランジスタQ2とから構成され、トランスフォーマT1
は、2次巻線L2から直流遮断用コンデンサC1及び抵
抗R7を通して超音波センサ11に昇圧された駆動パル
スを出力する。
【0030】つまり、マイクロコンピュータ30の出力
端O1から周波数50KHZ信号が抵抗R1を通してト
ランジスタQ1のベースに印加されると、トランジスタ
Q1が動作され、このトランジスタQ1の動作により抵
抗R4を通してトランジスタQ2のベースに交番的にコ
ントロールバイアスが印加される。
【0031】したがって、上記抵抗R1を通して周期的
に出力されるマイクロコンピュータ30のパルス信号に
より超音波センサ11は、送信期間中超音波エネルギー
を出力し、物体から反射されてくる超音波エコー信号は
受信期間中再び超音波センサ11から受信部34に受信
されてマイクロコンピュータ30に印加される。つま
り、超音波センサ11により検出されたエコー信号は、
抵抗R2及びコンデンサC2を介して低雑音増幅部43
を構成する演算増幅器OP1の非反電端(+)に印加さ
れ、利得が形成された後、増幅器OP1の出力端に接続
されたコンデンサC3と抵抗R16によりノイズの除去
された状態でトランジスタQ3のベースに印加される。
【0032】一方、上記トランジスタQ3のコレクタに
は一対のトランジスタQ4,Q5がベース共通に接続さ
れた電流ミラー回路46が接続され、エコー信号が安定
に出力されるようにし、また電流ミラー回路46の出力
端には抵抗R18とコンデンサC4とから構成された低
域フイルタが接続され、ここでノイズの除去されたエコ
ー信号がマイクロコンピュータ30の入力端11に入力
される。
【0033】上記受信部34には、エコー信号の利得を
調整できる受信利得調整用ディジタル−アナログコンバ
ータ48が出力端O2非反電端子(+)間に接続される
利得調整部35が連結され、超音波センサ11から受信
されたエコー信号の利得を自動調整するようになる。つ
まり、近距離にある物体を感知する区間ではエコー信号
の勢力が大きいため、利得を低め、遠距離の物体を感知
する区間ではエコー信号の勢力が弱いため、この際には
利得を漸次高めるようになる。
【0034】言い換えれば、マイクロコンピュータ30
が現に入力されるエコー信号の勢力が大きいものと判別
するときには、上記D−Aコンバータ48は負帰還要素
としてダイオードD6のアノードより低レベルのアナロ
グ信号を出力し、ダイオードD6を導通させることによ
り、エコー信号の勢力を減少させるようになり、受信さ
れたエコー信号の勢力が弱いときには、ダイオードD6
のオフ電圧を出力させ、エコー信号の減少なしに受信部
34に出力され得るようにする。
【0035】次に、ステッピングモータ20のモータ駆
動部37について述べる。この発明によるステッピング
モータ20は、4相駆動方式を採用するため、抵抗R2
0〜R23を介して4相駆動パルスが順次出力されると
ころ、例えば、抵抗R21,R23はローレベルに維持
された状態で抵抗R20,R22を介してハイパルスの
相信号が出力されると、抵抗20にベースを接続された
トランジスタQ6がターンオンされ、同時にこのトラン
ジスタQ6のコレクタにベースを接続されたトランジス
タQ7と、このトランジスタQ7のコレクタにゲートを
接続された電界効果と、トランジスタQ9が順次ターン
オンされることにより、固定子の中間タップに接続され
た+12Vの電源線Pに駆動電流が印加されてステッピ
ングモータ20の固定子をなすA相コイルが導通される
ようになる。
【0036】また、抵抗R22を介して出力される駆動
パルスにより、抵抗R22にベースを接続されたトラン
ジスタQ12がターンオンされると共に、このトランジ
スタQ12のコレクタにベースを接続されたトランジス
タQ13及びトランジスタQ13のコレクタにゲートを
接続された電界効果トランジスタQ14がターンオンさ
れることにより、ステッピングモータ20のC相コイル
が導通されるようになる。
【0037】このように、ステッピングモータA及びC
相コイルが導通回路を構成するときには、反時計方向へ
回転するようになる。
【0038】一方、抵抗R20,R22は、ローレベル
に維持された状態で抵抗R21,R23を介してハイレ
ベルの駆動パルスが出力される場合には、ステッピング
モータ20は時計方向へ回転するようになる。つまり、
抵抗R21を介してハイパルスの相信号が出力される
と、抵抗R21にベースを接続されたトランジスタQ1
1がターンオンされると共に、このトランジスタQ11
のコレクタにベースを接続されたトランジスタQ8及び
トランジスタQ8のコレクタにゲートを接続された電界
効果トランジスタQ10がターンオンされることによ
り、ステッピングモータ20の固定子をなすB相コイル
が導通されるようになる。
【0039】また、抵抗R23を介して出力される駆動
パルスにより上記抵抗R23にベースを接続されたトラ
ンジスタQ17がターンオンされると共に、このトラン
ジスタQ16のコレクタにベースを接続されたトランジ
スタQ16及びトランジスタQ16のコレクタにゲート
を接続された電界効果トランジスタQ15がターンオン
されることにより、ステッピングモータ20のD相コイ
ルが導通されるようになる。
【0040】このように、ステッピングモータ20の
B,D相コイルが導通されるときには、ステッピングモ
ータ20は時計方向へ回転されるようになり、A,C相
コイルが導通されるときには、反時計方向へ回転するよ
うになるため、この発明によるステッピングモータ20
は、上記構成によりステッピングモータ20を正逆回転
させるようになる。一方、ステッピングモータ20の回
転角は、抵抗R20〜R23を介して出力される4相駆
動パルスのデューテイ比を変化させて調整できる。例え
ば、デューテイ比が0.5のとき、回転角が15°の場
合、デューテイ比を0.25に変化させると、回転角は
7.5°になる。この際、駆動信号の周波数を2倍に高
めると、同一のスキャニング速度で超音波センサ11は
7.5°ずつ移動するようになる。
【0041】次に図8に示すフローチャートを参照し
て、この発明によるセンサスキャニング装置の障害物探
知動作について述べる。
【0042】図6に示すマイクロコンピュータ30は、
図示のないROMを内装し、このROMには超音波セン
サ11の運営データ、つまりステッピングモータ20の
ステップ角度が15°であり、受信利得Gは20dBで
あり、送信周波数Fは50KHZであり、送信パルスの
デューテイ比が0.5データが既に設定される。上記デ
ータは、例として前掲された特定数値に限定されず、ス
キャニング装置の用途により任意変更できるのは勿論で
ある。
【0043】上記マイクロコンピュータ30は、電源部
38から電源が供給される瞬間ステップS1で図示のな
いリセット手段から印加されるリセット信号により、初
期化がなされる。つまり、ROMに蓄えられた運営デー
タによりスキャニング装置の動作が開始される。ステッ
プS2では超音波センサ11の第1回転方向が決定され
るが、この発明は回転方向を、例えば時計方向へ設定さ
れたものとして述べることにする。
【0044】その後、ステップS3では、モータの駆動
にり超音波センサ11が1ステップ移動し、その移動角
度は初期化の直後に移動される場合であるため、既に設
定された15°となる。
【0045】このように、超音波センサ11の回転後に
は、マイクロコンピュータ30は、ステップS4で障害
物の探知動作を行う。つまり、マイクロコンピュータ3
0は、送信部33に駆動パルスを出力し、超音波センサ
11は送信部33から出力される昇圧されたパルス信号
により、超音波を放射する。障害物に突き当たって反射
されてくるエコー信号は、受信期間中超音波センサ11
を介して波形整形部を含む受信部34に印加され、マイ
クロコンピュータ30は波形整形されたエコー信号が印
加されてこれを分析する。つまり、障害物の位置した方
向と障害物までの距離など障害物に対するデータを処理
する。
【0046】その後、マイクロコンピュータ30は、ス
テップS5で超音波センサ11の測定範囲を決定する。
つまり、超音波センサ11が探知できる最大範囲の1/
2値を基準にその以内を近距離とし、その以後を遠距離
と定義し、現在測定しようとする範囲がどこに該当され
るのかを判別する。
【0047】その判別方法は、ステップS1で初期化が
なされた時点からカウントし、既に設定された時間の1
/2に該当する時間が経過されたかを判別することによ
りなされる。
【0048】つまり、マイクロコンピュータ30の図示
のないメモリに既に設定された時間をT秒とするとき、
ステップS1で初期化がなされた時点からT/2秒の経
過前には、マイクロコンピュータ30は、超音波センサ
11の測定範囲を測定可能な最大範囲の1/2以内に該
当する近距離とみなし、この範囲内に存在する障害物を
有効に探知するべくステップS1で初期化された運営デ
ータにより超音波センサ11を動作させるようになる。
【0049】一方、T/2秒以上経過するときには、測
定範囲を上記最大範囲の1/2以上に該当する遠距離で
あるとみなし、この範囲内に存在する障害物を有効に探
知できるよう上記運営データに一定分の値を漸次増加さ
せ、この変換された値により障害物を探知することにな
るが、これについては以後詳しく述べることにする。
【0050】上記ステップS5における判別結果、NO
の場合、つまり、設定時間Tの1/2が経過されていな
い場合には、超音波センサは初期に設定されたステップ
角度、つまり、15°を維持し、ステップS5を行う。
ステップS6では超音波センサ11が時計方向の範囲限
界地点Aに到達したかを判別する。この発明によるスキ
ャニング装置は、超音波センサを前方基準として、左右
90°、總180°の範囲で左右振動運動させるもので
あって、図9のごとく、右側終わり部分の時計方向の最
大変位地点Aに到達したときには、ステップS7で超音
波センサの変位方向を第2回転方向の反時計方向へ転換
させるようになる。
【0051】一方、上記S6で変位限界地点Aに到達し
ていないと判断されるときには、マイクロコンピュータ
30は、ステップS3以後の動作を繰返し制御する。つ
まり、超音波センサ11はステップS3で初期化段階で
設定された15°ステップ角度に回転し、ステップS4
では超音波を放射して障害物を探知する。
【0052】一方、ステップS5で既に設定された時間
Tの1/2が経過された場合には、マイクロコンピュー
タ30は、ステップS8でプログラムにより超音波セン
サの回転角度を15°から7.5°に変更し、図9に斜
線で示した障害物を有効に探知するようになる。つま
り、超音波センサ11の測定最大距離の1/2以上にな
る遠距離に位置する障害物を正確に感知するために、超
音波センサ11の回転角度を細分化させるようになる。
その後、ステップS9で遠距離を感知するため、超音波
センサの送信周波数Fを設定された増加分αだけ増加さ
せるようになり、受信利得Gも設定された増加分βだけ
を増加させ、受信されるエコー信号の利得を高めるよう
になる。
【0053】さらに、障害物を探知しようとする範囲が
拡大された分だけ、障害物に突き当たって反射されてく
るエコー信号の受信時間をより長く、設定する必要があ
るため、送受信の1周期において超音波の送信時間を減
らし、その代わり受信時間を長くする。つまり、送受信
1周期に対する送信時間のデューテイ比Dを減少分γだ
け減少させるようになる。
【0054】その後、マイクロコンピュータ30は、ス
テップS10ですでに設定された時間Tが経過したかを
判別するが、この際、NOと判別される場合は、ステッ
プS6に進んで上記のごとく、以後の動作を繰り返すよ
うになる。つまり、ステップS6で超音波センサ11の
位置を判別し、結果、A地点に到達した場合には、ステ
ップS7で超音波センサ11を反時計方向へ回転させる
ようになるが、A地点でいまだに到達していない場合に
は、ステップS3で超音波センサ11をステップS8で
変更されたステップ角度、つまり7.5°だけ回転させ
るようになる。
【0055】このように、プログラムがステップS3に
戻った場合には、ステップS4と、S5,S8,S9の
動作を順次行い、ステップ10で設定時間Tの経過を再
び判別するようになる。この際、まだ経過されていない
と判別されるときには、ステップS6以後の動作を繰り
返すようになる。特に、ステップS9では、動作が繰り
返されるとき毎に、送信周波数Fと受信利得Gが増加分
α及びβだけずつ夫々増加され、送信時間のデューテイ
比は、受信時間を延ばすことにより、γ分ずつ漸次減少
されるようにすることにより、超音波センサ11が有効
に探知範囲を漸次拡大してゆくようにする。
【0056】一方、ステップS8で超音波センサが探知
できる最大範囲に到達したとき、つまり、既に設定され
た期間Tが到達したときは、マイクロコンピュータ30
はステップS1で初期化され、初期化されたデータによ
り以後の動作を繰返して制御する。一方、ステップS6
でYesと判断され、ステップS7で超音波センサ11
を反時計方向へ設定し、ステップ11で1ステップを移
動させる場合、移動変位量はステップS8でステップ角
度が再調整されたときには、7.5°になるが、そうで
ないきはステップS1で設定された15°になる。以
後、ステップS12でステップS4と同一の方法にて障
害物を探知し、ステップS13ですでに設定された時間
が1/2経過したのを判別した結果、Yesの場合ステ
ップ14で超音波センサのステップ角度を15°から
7.5°に変更する。しかし、ステップS8で既に変更
された場合には再び再調整する必要なしに変更されたス
テップ角度7.5°を維持する。ステップS15では上
記ステップS9におけるごとき方法で受信利得Gと送信
周波数Fを高める一方、送信時間のデューテイ比Dは、
超音波が遠距離にある物体にぶつかって反射されてくる
時間を考慮して減らすようになる。
【0057】つまり、受信利得Gと送信周波数Fは、次
に述べるステップS16で既に設定された時間Tが到達
するまでステップが繰り返されるとき毎に、増加分α及
びβだけずつ増加を続け、送信時間のデューテイ比は、
減少分γぐらいずつ漸次減少させ、遠距離に位置する障
害物をより正確に探知できるようにする。
【0058】一方、ステップS16で既に設定された時
間Tが経過されたのが判別されたときには、プログラム
はステップS1に戻り、上記動作を繰り返すようになる
が、NOと判別されたときは、ステップS17で超音波
センサ11の位置を判別する。この際、マイクロコンピ
ュータ30は、超音波センサ11がいまだに反時計方向
へ変位していると判断された場合には、プログラムはス
テップS11に戻り、以後のステップが繰り返し行われ
るが、超音波センサ11が反時計方向の最大変位点Mに
到達したと判別されたとき(yes)は、プログラムは
ステップS2に戻り、超音波センサ11の回転方向を時
計方向へ変更させ、その後、ステップS3から上記動作
を繰り返し行うようになる。
【0059】
【発明の効果】上述のように、この発明による障害物探
知方法によれば、近所から遠所へ感知区域を移動してい
く毎に、送信周波数を高め、併せて受信利得も高めるこ
とにより、物体の探知効率を増大させうる。さらに、こ
の発明は、超音波センサが近距離から漸次遠距離を感知
するようになるとき、超音波センサの変位を細分化せし
めることにより、視覚なしに物体探知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の超音波センサスキャニング装置の構成
図である
【図2】 この発明の超音波センサスキャニング装置の
斜視図である。
【図3】 図2におけるこの発明の一実施例の分離斜視
図である。
【図4】 図4(a)〜4(d)は、この発明の駆動位
置を述べる過程を示す図である。
【図5】 この発明のスキャニング装置の動作を述べる
フローチャートである。
【図6】 図2に示すスキャニング装置の制御装置のブ
ロック図である。
【図7】 図6に示す制御装置の詳細回路図である。
【図8】 この発明の超音波センサを利用した障害物の
探知動作の説明のフローチャートである。
【図9】 この発明の超音波センサスキャニング装置の
動作状態図である。
【符号の説明】
1……組立体、2,3……上、下部胴体、4,5……対
向端部、10……ケーブル、11……超音波センサ、1
4……センサ支持台、20……ステッピングモータ、2
3……モータ軸、30……マイクロコンピュータ、35
……利得調整部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波センサの指向する方向を変位させ
    る超音波センサスキャニング装置に回転軸を設定する支
    持軸により超音波センサを収納されたセンサ支持台を空
    間上に支持する組立体と、上記超音波センサを変位させ
    る駆動力を生ずる駆動手段と、上記超音波センサに上記
    駆動手段の駆動力を伝達する変速部材とからなることを
    特徴とする超音波センサスキャニング装置。
  2. 【請求項2】 上記組立体は、超音波センサの基準変位
    範囲の設定のため、超音波センサの変位開始点で超音波
    センサの超過される変位を阻止する止め手段と、超音波
    センサの変位基準点を設定する基準設定手段とが構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の超音波センサス
    キャニング装置。
  3. 【請求項3】 上記変速部材は、駆動手段の回転軸に設
    置されるウオームギヤと、このウオームギヤに歯合され
    る平ギヤとから構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の超音波センサスキャニング装置。
  4. 【請求項4】 上記組立体をなすセンサ支持台は、十字
    状突出部を形成された突起を含み、上記平ギヤは上記十
    字状突出部が嵌挿される十字状溝を含んでセンサ支持台
    が回動される際スリップされるのを防止できるようにさ
    れた請求項3に記載の超音波センサスキャニング装置。
  5. 【請求項5】 超音波センサの運営データを初期化させ
    るa段階と、超音波センサの第1回転方向を設定するb
    段階と、超音波センサを第1回転方向へステップ移動さ
    せて障害物を探知するc段階と、遠距離の測定のため設
    定した第1設定時間が到来したかを判別するd段階と、
    上記d段階で第1設定時間が到来したとき、遠距離に位
    置する障害物を正確に探知するために、超音波センサの
    変位角を細分化させ、超音波センサの運営データ値は一
    定変数だけ可変されるようにし、障害物探知の1周期に
    該当する第2設定時間が到来したとき、上記a段階に戻
    るe段階と、上記第1設定時間又は第2設定時間が到来
    しなかった場合、超音波センサ第1回転方向の限界地点
    に到達したかを判別し、限界地点に到達されなかった場
    合、上記c段階に戻るf段階と、上記f段階で限界地点
    に到達されたと判別されるとき、超音波センサを第2回
    転方向へ設定するg段階と、上記第2回転方向へ超音波
    センサをステップ移動させ、障害物を探知し、第1設定
    時間が到来したかを判別するh段階と、上記h段階で第
    1設定時間が到達したとき、上記(e)段階に戻るi段
    階と、上記第1設定時間と第2設定時間が到来していな
    い場合、超音波センサが第2回転方向の限界地点に到達
    したかを判別し、到達していない場合、上記h段階に戻
    るj段階と、このj段階で限界地点に到達したと判別さ
    れたとき、b段階に戻るh段階とからなることを特徴と
    する障害物探知方法。
  6. 【請求項6】 上記のe段階の運営データは、超音波送
    信用波数と受信利得及び送受信1周期の送信時間デュー
    テイ比とからなることを特徴とする請求項5に記載の障
    害物探知方法。
  7. 【請求項7】 上記e段階は、超音波送信周波数と、受
    信利得は増加させ、送信時間のデューテイ比は減少させ
    る段階を含むことを特徴とする請求項6に記載の障害物
    探知方法。
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