JPH06214060A - 時刻同期方法 - Google Patents
時刻同期方法Info
- Publication number
- JPH06214060A JPH06214060A JP650193A JP650193A JPH06214060A JP H06214060 A JPH06214060 A JP H06214060A JP 650193 A JP650193 A JP 650193A JP 650193 A JP650193 A JP 650193A JP H06214060 A JPH06214060 A JP H06214060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- station
- transmission
- slave
- slave station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ループ型ネットワークにおいて伝送所要時間
を正確に把握し、ネックワーク上の全局の時刻同期を高
精度に維持できる時刻同期方法を提供する。 【構成】 主局1からメインおよびサブ伝送路3,4に
時刻問合せコマンドQA,QB を出力するとともに、こ
のコマンドが伝送路を周回して自局に戻るまでのループ
伝送所要時間tL を測定し、この時間とこのコマンドに
応じた従局からの時刻応答AA ,AB に格納された内部
時刻TA ,TB とから従局までの片道伝送所要時間t
A ,tB を算出し、これを従局までの時刻設定遅れ時間
ΔTとして考慮した時刻設定コマンドにより従局の内部
時刻を再設定する。
を正確に把握し、ネックワーク上の全局の時刻同期を高
精度に維持できる時刻同期方法を提供する。 【構成】 主局1からメインおよびサブ伝送路3,4に
時刻問合せコマンドQA,QB を出力するとともに、こ
のコマンドが伝送路を周回して自局に戻るまでのループ
伝送所要時間tL を測定し、この時間とこのコマンドに
応じた従局からの時刻応答AA ,AB に格納された内部
時刻TA ,TB とから従局までの片道伝送所要時間t
A ,tB を算出し、これを従局までの時刻設定遅れ時間
ΔTとして考慮した時刻設定コマンドにより従局の内部
時刻を再設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ型ネットワーク
の時刻同期方法に関し、特にネットワーク内の各局にて
発生した事象を時系列に基づき処理するのに適したルー
プ型ネットワークの時刻同期方法に関するものである。
の時刻同期方法に関し、特にネットワーク内の各局にて
発生した事象を時系列に基づき処理するのに適したルー
プ型ネットワークの時刻同期方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続された局の時
刻を同期する方法として、図7に示すように、主局、従
局間における伝送情報の往復所要時間の半分を片道所要
時間とし、これに基づき従局の時刻を補正して両局の時
刻を同期させる方法が提案されている(例えば、特開昭
63−52089号公報)。
刻を同期する方法として、図7に示すように、主局、従
局間における伝送情報の往復所要時間の半分を片道所要
時間とし、これに基づき従局の時刻を補正して両局の時
刻を同期させる方法が提案されている(例えば、特開昭
63−52089号公報)。
【0003】同図において、101は主局Mの中央処理
装置であり、時刻を生成する時計部102、通信回線1
10を介して各種データを送受信する送受信部106、
従局Sへの時刻読み取り要求の発信から応答受信までの
伝送所要時間を検出出力する検出部103、この伝送所
要時間に基づき従局Sに対する補正データを疑似的に生
成する疑似化部104、この補正データにより従局Sか
ら読み取った時刻を補正する補正部105、この補正後
の従局Sの時刻と読み取り要求発信時の主局Mにおける
時刻を比較し両者に時間差があればこの差を従局Sに対
する整時データとして出力する比較部107、およびコ
ンソール109を制御して時刻同期処理を行う制御部1
08から構成されている。
装置であり、時刻を生成する時計部102、通信回線1
10を介して各種データを送受信する送受信部106、
従局Sへの時刻読み取り要求の発信から応答受信までの
伝送所要時間を検出出力する検出部103、この伝送所
要時間に基づき従局Sに対する補正データを疑似的に生
成する疑似化部104、この補正データにより従局Sか
ら読み取った時刻を補正する補正部105、この補正後
の従局Sの時刻と読み取り要求発信時の主局Mにおける
時刻を比較し両者に時間差があればこの差を従局Sに対
する整時データとして出力する比較部107、およびコ
ンソール109を制御して時刻同期処理を行う制御部1
08から構成されている。
【0004】また、111は従局Sの中央制御装置であ
り、時刻を生成する時計部112、通信回線110を介
して各種データを送受信する送受信部116、受信した
整時データに基づき時計部112の時刻を整時する整時
部117、および各部を制御して時刻同期処理を行う制
御部118から構成されている。
り、時刻を生成する時計部112、通信回線110を介
して各種データを送受信する送受信部116、受信した
整時データに基づき時計部112の時刻を整時する整時
部117、および各部を制御して時刻同期処理を行う制
御部118から構成されている。
【0005】次に、このような構成における従来の時刻
補正処理動作について、図8に示すシーケンス図を参照
して説明する。同図において、121は主局Mから従局
Sに対する時刻読み取りコマンド、122はこの時刻読
み取りコマンド121に対する時刻応答、123は主局
Mから従局Sに対する整時コマンドを示している。ま
た、TM0,TS0は時刻読み取りコマンド121送信時の
主局Mおよび従局Sにおける内部時刻、TS1は時刻読み
取りコマンド受信時の従局Sにおける内部時刻、tは時
刻読み取りコマンド送信から時刻応答受信までの伝送所
要時間であり、さらにTM2、TS2は整時コマンド受信時
の主局Mおよび従局Sにおける内部時刻、TS2' は整時
後の従局Sにおける内部時刻である。
補正処理動作について、図8に示すシーケンス図を参照
して説明する。同図において、121は主局Mから従局
Sに対する時刻読み取りコマンド、122はこの時刻読
み取りコマンド121に対する時刻応答、123は主局
Mから従局Sに対する整時コマンドを示している。ま
た、TM0,TS0は時刻読み取りコマンド121送信時の
主局Mおよび従局Sにおける内部時刻、TS1は時刻読み
取りコマンド受信時の従局Sにおける内部時刻、tは時
刻読み取りコマンド送信から時刻応答受信までの伝送所
要時間であり、さらにTM2、TS2は整時コマンド受信時
の主局Mおよび従局Sにおける内部時刻、TS2' は整時
後の従局Sにおける内部時刻である。
【0006】まず、コンソール109からの時刻補正指
示に応じて、主局Mの制御部108は時計部102より
現在の内部時刻すなわちTM0を読み取り比較部107に
格納し、送受信部106から時刻補正を行う従局Sに対
して時刻読み取りコマンド121を送出するとともに、
検出部103を制御して伝送所要時間の計測を開始す
る。このとき従局Sの内部時刻はTS0である。その後、
従局Sの制御部118は、主局Mからの時刻読み取りコ
マンド121に応じて、時計部112より現在の内部時
刻TS1を読み取り、送受信部116を介してこの内部時
刻TS1を時刻応答122として返送する。
示に応じて、主局Mの制御部108は時計部102より
現在の内部時刻すなわちTM0を読み取り比較部107に
格納し、送受信部106から時刻補正を行う従局Sに対
して時刻読み取りコマンド121を送出するとともに、
検出部103を制御して伝送所要時間の計測を開始す
る。このとき従局Sの内部時刻はTS0である。その後、
従局Sの制御部118は、主局Mからの時刻読み取りコ
マンド121に応じて、時計部112より現在の内部時
刻TS1を読み取り、送受信部116を介してこの内部時
刻TS1を時刻応答122として返送する。
【0007】この時刻応答122に応じて、主局Mの制
御部108は検出部103の所要時間計測動作を停止さ
せて伝送所要時間tを得る。続いて、疑似化部104で
この伝送所要時間tの半分を主局Mから従局Sへの伝送
遅れとして補正データt/2を生成し、さらに補正部1
05において、時刻応答122により受信した従局Sの
内部時刻TS1からこの補正データt/2を減算して時刻
読み取りコマンド121発信時の従局Sにおける内部時
刻TS0を補正算出する。
御部108は検出部103の所要時間計測動作を停止さ
せて伝送所要時間tを得る。続いて、疑似化部104で
この伝送所要時間tの半分を主局Mから従局Sへの伝送
遅れとして補正データt/2を生成し、さらに補正部1
05において、時刻応答122により受信した従局Sの
内部時刻TS1からこの補正データt/2を減算して時刻
読み取りコマンド121発信時の従局Sにおける内部時
刻TS0を補正算出する。
【0008】次に、比較部107で前もって格納してお
いた時刻読み取りコマンド121発信時における主局M
の内部時刻TM0と補正算出した時刻読み取りコマンド1
21発信時における従局Sの内部時刻TS0とを比較し、
両者に時間差がある場合にはこの差TM0−TS0をΔTと
して従局Sに対する整時コマンド123を送信する。こ
れに応じて、従局Sの制御部118は現在の内部時刻T
S2にΔTを加算してTS2' (=TM2)に整時する。以上
のような一連の時刻同期処理により、主局Mおよび従局
Sの内部時刻が同期することになる。
いた時刻読み取りコマンド121発信時における主局M
の内部時刻TM0と補正算出した時刻読み取りコマンド1
21発信時における従局Sの内部時刻TS0とを比較し、
両者に時間差がある場合にはこの差TM0−TS0をΔTと
して従局Sに対する整時コマンド123を送信する。こ
れに応じて、従局Sの制御部118は現在の内部時刻T
S2にΔTを加算してTS2' (=TM2)に整時する。以上
のような一連の時刻同期処理により、主局Mおよび従局
Sの内部時刻が同期することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような従
来の時刻同期方法では、主局・従局間の往復伝送所要時
間の半分が主局から従局への片道伝送所要時間に相当す
るという前提に立ち、両者の内部時刻を比較しその差に
より従局の内部時刻を補正するようにしているため、受
信したデータを次々と転送し場合によっては主局・従局
間の往復伝送路の差異により伝送所要時間が異なるよう
なループ型ネットワークにおいては、前述の前提が成立
せず、各局において内部時刻の誤差が発生し、正確な時
刻同期を得ることができないという問題点があった。本
発明はこのような課題を解決するためのものであり、ル
ープ型ネットワークにおいても伝送所要時間を正確に把
握、ネックワーク上の全局の時刻同期を高精度に維持で
きるループ型ネットワークにおける時刻同期方法を提供
することを目的としている。
来の時刻同期方法では、主局・従局間の往復伝送所要時
間の半分が主局から従局への片道伝送所要時間に相当す
るという前提に立ち、両者の内部時刻を比較しその差に
より従局の内部時刻を補正するようにしているため、受
信したデータを次々と転送し場合によっては主局・従局
間の往復伝送路の差異により伝送所要時間が異なるよう
なループ型ネットワークにおいては、前述の前提が成立
せず、各局において内部時刻の誤差が発生し、正確な時
刻同期を得ることができないという問題点があった。本
発明はこのような課題を解決するためのものであり、ル
ープ型ネットワークにおいても伝送所要時間を正確に把
握、ネックワーク上の全局の時刻同期を高精度に維持で
きるループ型ネットワークにおける時刻同期方法を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による時刻同期方法は、伝送時間測定
プロセスとして、主局において、メインおよびサブ伝送
路を介して同時に任意の従局に時刻問合せコマンドを送
出するとともに、この時刻問合せコマンドが両伝送路を
周回して自局に戻ってくるまでのループ伝送所要時間の
計測を開始し、従局において、各伝送路を介して受信し
た各時刻問合せコマンドに対してそれぞれ対応する伝送
路を介して時刻応答を返送し、さらに主局において、ル
ープ伝送所要時間と各時刻応答に格納されている従局の
各内部時刻に基づき、主局から従局までの片道伝送所要
時間をメインおよびサブ伝送路毎に算出する処理を、全
ての従局に対して実行し、時刻同期プロセスとして、主
局において、伝送時間測定プロセスにより算出した任意
の従局に対する各片道伝送所要時間のうち、時刻設定コ
マンドを送出する伝送路に対応する片道伝送所要時間を
時刻設定コマンド送出時の自局の内部時刻に加算し、こ
れを従局に対する設定時刻として時刻設定コマンドを送
出し、従局において、時刻設定コマンドに応じて自局の
内部時刻を再設定する処理を、全ての従局に対して実行
し、伝送時間測定プロセスを実行した後、時刻同期プロ
セスを一定周期毎に実行することを特徴とするものであ
る。
るために、本発明による時刻同期方法は、伝送時間測定
プロセスとして、主局において、メインおよびサブ伝送
路を介して同時に任意の従局に時刻問合せコマンドを送
出するとともに、この時刻問合せコマンドが両伝送路を
周回して自局に戻ってくるまでのループ伝送所要時間の
計測を開始し、従局において、各伝送路を介して受信し
た各時刻問合せコマンドに対してそれぞれ対応する伝送
路を介して時刻応答を返送し、さらに主局において、ル
ープ伝送所要時間と各時刻応答に格納されている従局の
各内部時刻に基づき、主局から従局までの片道伝送所要
時間をメインおよびサブ伝送路毎に算出する処理を、全
ての従局に対して実行し、時刻同期プロセスとして、主
局において、伝送時間測定プロセスにより算出した任意
の従局に対する各片道伝送所要時間のうち、時刻設定コ
マンドを送出する伝送路に対応する片道伝送所要時間を
時刻設定コマンド送出時の自局の内部時刻に加算し、こ
れを従局に対する設定時刻として時刻設定コマンドを送
出し、従局において、時刻設定コマンドに応じて自局の
内部時刻を再設定する処理を、全ての従局に対して実行
し、伝送時間測定プロセスを実行した後、時刻同期プロ
セスを一定周期毎に実行することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、このような伝送時間測定プロセスを
一定周期毎に実行することを特徴とするものである。
一定周期毎に実行することを特徴とするものである。
【0012】また、各局にそれぞれ固有の時限を持ち主
局からの所定コマンドによりリセットされる監視タイマ
を設けて、最初に前記監視タイマがタイムアップした局
が主局となり、以降他の局を従局とみなして伝送時間測
定プロセスおよび時刻同期プロセスを実行することを特
徴とするものである。
局からの所定コマンドによりリセットされる監視タイマ
を設けて、最初に前記監視タイマがタイムアップした局
が主局となり、以降他の局を従局とみなして伝送時間測
定プロセスおよび時刻同期プロセスを実行することを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】従って、主局から送出された時刻問合せコマン
ドがメインおよびサブ伝送路を介してそれぞれ別々に従
局で受信され、これに対して時刻問合せコマンド受信時
の内部時刻を格納した時刻応答が従局からそれぞれ対応
する伝送路を介して主局に返送される。これらの時刻応
答に格納されている従局の内部時刻と、時刻問合せコマ
ンドを送出しこれが伝送路を周回して主局に戻ってくる
までのループ伝送所要時間とから、主局から各従局まで
の片道伝送所要時間が算出され、これを主局から従局に
送出される時刻設定コマンドの伝達遅れ時間として全て
の従局について算出され、これに基づき主局の内部時刻
を補正したものを従局に対する設定時刻とした時刻設定
コマンドにより各従局の内部時刻が再設定されて、全て
の従局が主局の内部時刻に同期する。
ドがメインおよびサブ伝送路を介してそれぞれ別々に従
局で受信され、これに対して時刻問合せコマンド受信時
の内部時刻を格納した時刻応答が従局からそれぞれ対応
する伝送路を介して主局に返送される。これらの時刻応
答に格納されている従局の内部時刻と、時刻問合せコマ
ンドを送出しこれが伝送路を周回して主局に戻ってくる
までのループ伝送所要時間とから、主局から各従局まで
の片道伝送所要時間が算出され、これを主局から従局に
送出される時刻設定コマンドの伝達遅れ時間として全て
の従局について算出され、これに基づき主局の内部時刻
を補正したものを従局に対する設定時刻とした時刻設定
コマンドにより各従局の内部時刻が再設定されて、全て
の従局が主局の内部時刻に同期する。
【0014】また、主局から各従局までの片道伝送所要
時間が一定周期毎に再度算出され、これに基づいて主局
から従局に対して時刻同期処理が実行される。
時間が一定周期毎に再度算出され、これに基づいて主局
から従局に対して時刻同期処理が実行される。
【0015】また、主局からの正常動作を示す所定コマ
ンドが所定時間内に繰り返し受信されなかった場合に
は、何らかの理由により主局が時刻同期処理を実行でき
なくなったと判断して、いづれか最初にタイムアップし
た局が主局となって、他の局に対して時刻同期処理を実
行される。
ンドが所定時間内に繰り返し受信されなかった場合に
は、何らかの理由により主局が時刻同期処理を実行でき
なくなったと判断して、いづれか最初にタイムアップし
た局が主局となって、他の局に対して時刻同期処理を実
行される。
【0016】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例であるループ型ネットワー
クのブロック図である。同図において、1は主局M、2
は従局S1〜Snであり、これら主局1および従局2は
信号の伝送方向が異なるメインルート3およびサブルー
ト4からなる2重ループ伝送路5により結合されてい
る。
る。図1は本発明の一実施例であるループ型ネットワー
クのブロック図である。同図において、1は主局M、2
は従局S1〜Snであり、これら主局1および従局2は
信号の伝送方向が異なるメインルート3およびサブルー
ト4からなる2重ループ伝送路5により結合されてい
る。
【0017】さらに主局1は、内部時刻を生成する時計
部11、任意の従局2に対する時刻問合せコマンド送信
からこれを再度受信するまでのループ伝送所要時間を計
測する検出部12、検出部12で計測されたループ伝送
所要時間とメインルート3およびサブルート4を介して
送信した問合せコマンドによりそれぞれ得た従局2の内
部時刻とに基づき、主局1から従局2までの各ルート毎
の片道伝送所要時間を算出する演算部13、演算部13
の演算結果に基づき従局2に対する補正時刻を出力する
補正部14、時刻問合せコマンドおよび時刻設定コマン
ドを送信して従局2に対する時刻同期処理を制御する制
御部15、メインルート3およびサブルート4を介して
他局と各種データを送受信する送受信部16および17
から構成されている。
部11、任意の従局2に対する時刻問合せコマンド送信
からこれを再度受信するまでのループ伝送所要時間を計
測する検出部12、検出部12で計測されたループ伝送
所要時間とメインルート3およびサブルート4を介して
送信した問合せコマンドによりそれぞれ得た従局2の内
部時刻とに基づき、主局1から従局2までの各ルート毎
の片道伝送所要時間を算出する演算部13、演算部13
の演算結果に基づき従局2に対する補正時刻を出力する
補正部14、時刻問合せコマンドおよび時刻設定コマン
ドを送信して従局2に対する時刻同期処理を制御する制
御部15、メインルート3およびサブルート4を介して
他局と各種データを送受信する送受信部16および17
から構成されている。
【0018】また従局2は、内部時刻を生成する時計部
21、主局1からの時刻問合せコマンドに応じて時計部
21から内部時刻を読み取り主局1へ返送する制御部2
5、主局1からの時刻設定コマンドに応じて時計部21
を再設定する整時部28、メインルート3およびサブル
ート4を介して他局と各種データを送受信する送受信部
26および27から構成されている。
21、主局1からの時刻問合せコマンドに応じて時計部
21から内部時刻を読み取り主局1へ返送する制御部2
5、主局1からの時刻設定コマンドに応じて時計部21
を再設定する整時部28、メインルート3およびサブル
ート4を介して他局と各種データを送受信する送受信部
26および27から構成されている。
【0019】通常、主局1および従局2に設けられた送
受信部16,17,26,27は、それぞれ対応するメ
インルート3またはサブルート4を監視し、自局前段の
局から受信したデータを次段の局へ転送する転送処理を
行っており、さらに自局宛のデータを受信した場合には
これを受信データとして処理部(図示せず)に取り込こ
む受信処理、およびこの処理部からの送信要求に応じて
使用するルートの空を確認した後送信データを次段の局
へ転送する送信処理を行うことにより、各局間における
データ伝送を実現している。
受信部16,17,26,27は、それぞれ対応するメ
インルート3またはサブルート4を監視し、自局前段の
局から受信したデータを次段の局へ転送する転送処理を
行っており、さらに自局宛のデータを受信した場合には
これを受信データとして処理部(図示せず)に取り込こ
む受信処理、およびこの処理部からの送信要求に応じて
使用するルートの空を確認した後送信データを次段の局
へ転送する送信処理を行うことにより、各局間における
データ伝送を実現している。
【0020】次に本発明の動作を図2乃至4を参照して
説明する。図2は時刻同期処理における主局1から各従
局2に対する伝送時間測定プロセスの処理手順を示すフ
ローチャート、また図3は時刻同期処理における主局1
から各従局2に対する時刻同期プロセスの処理手順を示
すフローチャートであり、図4は一連の時刻同期処理動
作を示すシーケンス図である。
説明する。図2は時刻同期処理における主局1から各従
局2に対する伝送時間測定プロセスの処理手順を示すフ
ローチャート、また図3は時刻同期処理における主局1
から各従局2に対する時刻同期プロセスの処理手順を示
すフローチャートであり、図4は一連の時刻同期処理動
作を示すシーケンス図である。
【0021】以下、主局1から各従局2までのコマンド
伝送に要する時間の測定するため、各従局2に対して実
施される伝送時間測定プロセスについて説明する。ま
ず、主局1は内部時刻T0 に従局2へ時刻問合せコマン
ドを送出する。このとき制御部15は、送受信部16,
17を介してメインルート3,サブルート4の両方に同
時に時刻問合せコマンドQA ,QB をそれぞれ送出する
(ステップ30)とともに、検出部12に対して各ルー
ト毎のループ伝送所要時間tLのカウント動作を開始さ
せる(ステップ31)。
伝送に要する時間の測定するため、各従局2に対して実
施される伝送時間測定プロセスについて説明する。ま
ず、主局1は内部時刻T0 に従局2へ時刻問合せコマン
ドを送出する。このとき制御部15は、送受信部16,
17を介してメインルート3,サブルート4の両方に同
時に時刻問合せコマンドQA ,QB をそれぞれ送出する
(ステップ30)とともに、検出部12に対して各ルー
ト毎のループ伝送所要時間tLのカウント動作を開始さ
せる(ステップ31)。
【0022】続いて、両ルート3,4に送出された時刻
問合せコマンドQA ,QB は、各局の送受信部26,2
7により逆方向に転送されて、このコマンド送出から時
間tL 経過後にコマンド発信元である主局1に同時に戻
ってくる。これは、両ルートに接続されている局が同数
であるため、各局の送受信部26,27における転送処
理により時刻問合せコマンドQA ,QB が各ルートを一
周するのに要する時間すなわちループ伝送所要時間tL
は同一である。主局1の検出部12は、送受信部16,
17を介してこの自局から送出した時刻問合せコマンド
QA ,QB を受信して(ステップ32)、カウント動作
を終了し(ステップ33)、このカウント値をループ伝
送所要時間tL として出力する(ステップ34)。
問合せコマンドQA ,QB は、各局の送受信部26,2
7により逆方向に転送されて、このコマンド送出から時
間tL 経過後にコマンド発信元である主局1に同時に戻
ってくる。これは、両ルートに接続されている局が同数
であるため、各局の送受信部26,27における転送処
理により時刻問合せコマンドQA ,QB が各ルートを一
周するのに要する時間すなわちループ伝送所要時間tL
は同一である。主局1の検出部12は、送受信部16,
17を介してこの自局から送出した時刻問合せコマンド
QA ,QB を受信して(ステップ32)、カウント動作
を終了し(ステップ33)、このカウント値をループ伝
送所要時間tL として出力する(ステップ34)。
【0023】一方、従局2はこの時刻問合せコマンドQ
A ,QB をメインルート3およびサブルート4にそれぞ
れ接続されている送受信部26,27を介してそれぞれ
制御部25で受信する。制御部25は、それぞれの時刻
問合せコマンド毎に時計部21から現在の内部時刻T
A ,TB を読み取り、そのコマンドを受信したルートに
対応する送受信部26または27を介して主局1に時刻
応答AA ,AB を返送する。
A ,QB をメインルート3およびサブルート4にそれぞ
れ接続されている送受信部26,27を介してそれぞれ
制御部25で受信する。制御部25は、それぞれの時刻
問合せコマンド毎に時計部21から現在の内部時刻T
A ,TB を読み取り、そのコマンドを受信したルートに
対応する送受信部26または27を介して主局1に時刻
応答AA ,AB を返送する。
【0024】すなわち、メインルート3から送受信部2
6を介して内部時刻TA に時刻問合せコマンドを受信し
た場合(ステップ40)には、これに応じて時計部21
より受信時の内部時刻TA を読み取り(ステップ4
1)、これを時刻応答AA として送受信部26を介して
メインルート3へ送出する(ステップ42)。また、サ
ブルート4から送受信部27を介して時刻問合せコマン
ドを受信した場合(ステップ43)には、これに応じて
時計部21より受信時の内部時刻TBを読み取り(ステ
ップ44)、これを時刻応答AB として送受信部27を
介してサブルート4へ送出する(ステップ45)。
6を介して内部時刻TA に時刻問合せコマンドを受信し
た場合(ステップ40)には、これに応じて時計部21
より受信時の内部時刻TA を読み取り(ステップ4
1)、これを時刻応答AA として送受信部26を介して
メインルート3へ送出する(ステップ42)。また、サ
ブルート4から送受信部27を介して時刻問合せコマン
ドを受信した場合(ステップ43)には、これに応じて
時計部21より受信時の内部時刻TBを読み取り(ステ
ップ44)、これを時刻応答AB として送受信部27を
介してサブルート4へ送出する(ステップ45)。
【0025】主局1は、メインルート3およびサブルー
ト4に対応する送受信部16および17を介して、制御
部15でそれぞれの時刻応答AA ,AB を受信する(ス
テップ35,36)。続いて、検出部12から出力され
たループ伝送所要時間tL 、および各ルート毎に受信し
た時刻応答AA ,AB に格納されている従局2の内部時
刻TA ,TBに基づき、演算部13によりメインルート
3およびサブルート4における主局1から従局2までの
片道伝送所要時間がそれぞれ算出される(ステップ3
7)。
ト4に対応する送受信部16および17を介して、制御
部15でそれぞれの時刻応答AA ,AB を受信する(ス
テップ35,36)。続いて、検出部12から出力され
たループ伝送所要時間tL 、および各ルート毎に受信し
た時刻応答AA ,AB に格納されている従局2の内部時
刻TA ,TBに基づき、演算部13によりメインルート
3およびサブルート4における主局1から従局2までの
片道伝送所要時間がそれぞれ算出される(ステップ3
7)。
【0026】ここで、メインルート3を使用した場合の
主局1から従局2までの片道伝送所要時間をtA とし、
またサブルート4を使用した場合の主局1から従局2ま
での片道伝送所要時間をtB とすると、使用するルート
の違いに起因する主局1から従局2までの片道伝送所要
時間の差tA −tB は、同時に送出された各時刻問合せ
コマンドQA ,QB が到達した従局2の内部時刻差TA
−TB に等しいことから、 tA −tB =TA −TB となる。
主局1から従局2までの片道伝送所要時間をtA とし、
またサブルート4を使用した場合の主局1から従局2ま
での片道伝送所要時間をtB とすると、使用するルート
の違いに起因する主局1から従局2までの片道伝送所要
時間の差tA −tB は、同時に送出された各時刻問合せ
コマンドQA ,QB が到達した従局2の内部時刻差TA
−TB に等しいことから、 tA −tB =TA −TB となる。
【0027】さらに、コマンドがルートを一周するのに
要するループ伝送所要時間tL は、どちらのルートを使
用しても等しいことから、メインルート3を介して従局
2に到達した時刻問合せコマンドQA (所要時間tA )
が、従局2からさらに転送されて主局1に戻るまでに要
する時間tL −tA は、サブルート4を使用して時刻問
合せコマンドQB が主局1から従局2まで転送されるの
に要する時間すなわちtB に等しくなり、 tL −tA =tB すなわち tA +tB =tL となる。
要するループ伝送所要時間tL は、どちらのルートを使
用しても等しいことから、メインルート3を介して従局
2に到達した時刻問合せコマンドQA (所要時間tA )
が、従局2からさらに転送されて主局1に戻るまでに要
する時間tL −tA は、サブルート4を使用して時刻問
合せコマンドQB が主局1から従局2まで転送されるの
に要する時間すなわちtB に等しくなり、 tL −tA =tB すなわち tA +tB =tL となる。
【0028】従って、 tA ={tL +(|TA −TB |)}/2 tB ={tL −(|TA −TB |)}/2 により、メインルート3およびサブルート4を使用した
場合の主局1から従局2までの片道伝送所要時間tA お
よびtB が算出され、演算部13内部のメモリに格納さ
れる。以上のように、主局1と各従局2との伝送所要時
間の測定すなわち伝送時間測定プロセスが各従局2に対
して実施され、全ての従局に対して実施された後(ステ
ップ38)時刻同期プロセスに移行する。
場合の主局1から従局2までの片道伝送所要時間tA お
よびtB が算出され、演算部13内部のメモリに格納さ
れる。以上のように、主局1と各従局2との伝送所要時
間の測定すなわち伝送時間測定プロセスが各従局2に対
して実施され、全ての従局に対して実施された後(ステ
ップ38)時刻同期プロセスに移行する。
【0029】次に、各従局2の内部時刻を主局1の内部
時刻に同期させるための時刻同期プロセス(図3参照)
について説明する。まず、主局1の補正部14におい
て、時刻設定コマンドSを受信した従局2がそのまま時
計部21に対して設定可能な従局設定時刻TSET が算出
される(ステップ50)。この処理は、主局1の現在の
内部時刻すなわち時刻設定コマンドを送出する時刻に対
して、主局1から送出された時刻設定コマンドSが従局
2まで伝送されるのに要する時間を補正するためのもの
である。
時刻に同期させるための時刻同期プロセス(図3参照)
について説明する。まず、主局1の補正部14におい
て、時刻設定コマンドSを受信した従局2がそのまま時
計部21に対して設定可能な従局設定時刻TSET が算出
される(ステップ50)。この処理は、主局1の現在の
内部時刻すなわち時刻設定コマンドを送出する時刻に対
して、主局1から送出された時刻設定コマンドSが従局
2まで伝送されるのに要する時間を補正するためのもの
である。
【0030】従って、この補正量は時刻設定コマンドS
が送出されるルートによって異なるものとなり、メイン
ルート3を使用する場合には、演算部13内部のメモリ
から従局2に対するメインルート3を使用した場合の片
道伝送所要時間tA が読み出されて、 TSET =TN+tA となる。また、サブルート4を使用する場合には、同様
にしてサブルート4を使用した場合の片道伝送所要時間
tB が読み出されて、 TSET =TN +tB となる。
が送出されるルートによって異なるものとなり、メイン
ルート3を使用する場合には、演算部13内部のメモリ
から従局2に対するメインルート3を使用した場合の片
道伝送所要時間tA が読み出されて、 TSET =TN+tA となる。また、サブルート4を使用する場合には、同様
にしてサブルート4を使用した場合の片道伝送所要時間
tB が読み出されて、 TSET =TN +tB となる。
【0031】続いて制御部15は、任意に選択されたメ
インルート3またはサブルート4に対応する補正部14
の出力TSET に応じて、そのルートに対応する送受信部
16または17を介して、従局2に対し時刻設定コマン
ドSを送出する(ステップ51)。
インルート3またはサブルート4に対応する補正部14
の出力TSET に応じて、そのルートに対応する送受信部
16または17を介して、従局2に対し時刻設定コマン
ドSを送出する(ステップ51)。
【0032】この時刻TN からtA 経過後に、従局2
(内部時刻TS )はこの時刻設定コマンドSをどちらか
のルートを介して受信し(ステップ55)、整時部28
により、このコマンドに格納されているTSET に基づき
時計部21を再設定する(ステップ56) 。これによ
り、従局2の内部時刻TS はTS'(=TSET )となり、
主局1の内部時刻(TN +tA )と従局2の内部時刻
(TS')が同期したことになり、同様にして全ての従局
に対して実施され(ステップ52)、以上のような時刻
同期プロセスが所定時間毎に繰り返し実行される(ステ
ップ53)。
(内部時刻TS )はこの時刻設定コマンドSをどちらか
のルートを介して受信し(ステップ55)、整時部28
により、このコマンドに格納されているTSET に基づき
時計部21を再設定する(ステップ56) 。これによ
り、従局2の内部時刻TS はTS'(=TSET )となり、
主局1の内部時刻(TN +tA )と従局2の内部時刻
(TS')が同期したことになり、同様にして全ての従局
に対して実施され(ステップ52)、以上のような時刻
同期プロセスが所定時間毎に繰り返し実行される(ステ
ップ53)。
【0033】なお、上記実施例には時刻同期処理とし
て、全ての従局に対して伝送時間測定プロセスを実施し
た後、全ての従局に対して時刻同期プロセスを実施する
場合について述べたが、本発明における第2の実施例と
して、図5に示すようにこれらの伝送時間測定プロセス
(ステップ60)と時刻同期プロセス(ステップ61)
を適時に、例えば所定時間毎に(ステップ62)繰り返
し実施するようにしても良い。これにより、従局のバイ
パス等によりループ構成が変化した場合でも、直ちに新
たにループ構成に対応した伝送所要時間が測定できるよ
うになるので、時刻同期を常に高精度に維持することが
可能となる。
て、全ての従局に対して伝送時間測定プロセスを実施し
た後、全ての従局に対して時刻同期プロセスを実施する
場合について述べたが、本発明における第2の実施例と
して、図5に示すようにこれらの伝送時間測定プロセス
(ステップ60)と時刻同期プロセス(ステップ61)
を適時に、例えば所定時間毎に(ステップ62)繰り返
し実施するようにしても良い。これにより、従局のバイ
パス等によりループ構成が変化した場合でも、直ちに新
たにループ構成に対応した伝送所要時間が測定できるよ
うになるので、時刻同期を常に高精度に維持することが
可能となる。
【0034】また、本発明における他の実施例として図
6を参照して、主局が何らかの理由により上記時刻同期
処理を実施不可能となった場合に、他の局が主局となっ
てこれを実施するようにしたものについて説明する。図
6は、本発明の第3の実施例であるループ型ネットワー
クのブロック図である。
6を参照して、主局が何らかの理由により上記時刻同期
処理を実施不可能となった場合に、他の局が主局となっ
てこれを実施するようにしたものについて説明する。図
6は、本発明の第3の実施例であるループ型ネットワー
クのブロック図である。
【0035】同図において、S1〜Snは同種類の局7
0であり、図1同様これら局70は信号の伝送方向が異
なるメインルート3およびサブルート4からなる2重ル
ープ伝送路5により結合されている。また、図1のよう
に固定的な主局または従局は存在せず、いずれか1つの
局70が主局となり他の局が全て従局となるものであ
る。
0であり、図1同様これら局70は信号の伝送方向が異
なるメインルート3およびサブルート4からなる2重ル
ープ伝送路5により結合されている。また、図1のよう
に固定的な主局または従局は存在せず、いずれか1つの
局70が主局となり他の局が全て従局となるものであ
る。
【0036】図6において、局70は、内部時刻を生成
する時計部11、従局に対する時刻問合せコマンド送信
からこれを再度受信するまでのループ伝送所要時間を計
測する検出部72、検出部72で計測されたループ伝送
所要時間とメインルート3およびサブルート4を使用し
た場合にそれぞれ受信した従局の内部時刻とに基づき、
従局までの各ルート毎の片道伝送所要時間を算出する演
算部13、演算部13の演算結果に基づき従局に対する
補正時刻を出力するとともに時刻設定コマンドに応じて
時計部11を再設定する補正部74、時刻問合せコマン
ドおよび時刻設定コマンドを送信して従局に対する時刻
同期処理を制御する制御部75、メインルート3および
サブルート4を介して他局と各種データを送受信する送
受信部16および17から構成されている。
する時計部11、従局に対する時刻問合せコマンド送信
からこれを再度受信するまでのループ伝送所要時間を計
測する検出部72、検出部72で計測されたループ伝送
所要時間とメインルート3およびサブルート4を使用し
た場合にそれぞれ受信した従局の内部時刻とに基づき、
従局までの各ルート毎の片道伝送所要時間を算出する演
算部13、演算部13の演算結果に基づき従局に対する
補正時刻を出力するとともに時刻設定コマンドに応じて
時計部11を再設定する補正部74、時刻問合せコマン
ドおよび時刻設定コマンドを送信して従局に対する時刻
同期処理を制御する制御部75、メインルート3および
サブルート4を介して他局と各種データを送受信する送
受信部16および17から構成されている。
【0037】さらに、局70は、他の局が主局として正
常動作しているか否かを判断するための手段として、主
局からの時刻問合せコマンド、時刻設定コマンド等の所
定コマンドを受信した場合にリセットされ、主局が時刻
問合せコマンドまたは時刻設定コマンドを送信する周期
より長い時間で、かつ各局に固有の局番号に比例した値
を加算した時間をタイムアップ時限とする監視タイマ7
8を備えている。従って、監視タイマ78のタイムアッ
プ時限は各局によって異なるものとなっている。また、
監視タイマ78のタイムアップ信号は制御部75に出力
されており、タイムアップした場合には制御部75は自
局を主局として動作させ、タイムアップしていない場合
には従局として動作させる。
常動作しているか否かを判断するための手段として、主
局からの時刻問合せコマンド、時刻設定コマンド等の所
定コマンドを受信した場合にリセットされ、主局が時刻
問合せコマンドまたは時刻設定コマンドを送信する周期
より長い時間で、かつ各局に固有の局番号に比例した値
を加算した時間をタイムアップ時限とする監視タイマ7
8を備えている。従って、監視タイマ78のタイムアッ
プ時限は各局によって異なるものとなっている。また、
監視タイマ78のタイムアップ信号は制御部75に出力
されており、タイムアップした場合には制御部75は自
局を主局として動作させ、タイムアップしていない場合
には従局として動作させる。
【0038】なお、検出部72および演算部13は自局
が主局として動作している場合のみ伝送所要時間を算出
するものであり、また補正部74は自局が主局として動
作している場合に従局に対する補正時刻を算出し、従局
として動作している場合に時刻設定コマンドにより時計
部11を再設定するものである。
が主局として動作している場合のみ伝送所要時間を算出
するものであり、また補正部74は自局が主局として動
作している場合に従局に対する補正時刻を算出し、従局
として動作している場合に時刻設定コマンドにより時計
部11を再設定するものである。
【0039】次に、このような構成に基づく各局の動作
について説明する。まず、ネットワーク上に運用中の局
がない状態において、ある局が運用状態に入った場合、
ネットワーク上に他局が送信した時刻問合せコマンドま
たは時刻設定コマンドが存在しないため、監視タイマ7
8のタイムアップに応じてその局が主局動作すなわち前
述の伝送時間設定プロセスおよび時刻同期プロセスから
なる時刻同期処理動作を開始する。この主局からの時刻
問合せコマンドまたは時刻設定コマンドに応じて、他局
の監視タイマ78はリセットされ、それぞれ従局として
動作する。
について説明する。まず、ネットワーク上に運用中の局
がない状態において、ある局が運用状態に入った場合、
ネットワーク上に他局が送信した時刻問合せコマンドま
たは時刻設定コマンドが存在しないため、監視タイマ7
8のタイムアップに応じてその局が主局動作すなわち前
述の伝送時間設定プロセスおよび時刻同期プロセスから
なる時刻同期処理動作を開始する。この主局からの時刻
問合せコマンドまたは時刻設定コマンドに応じて、他局
の監視タイマ78はリセットされ、それぞれ従局として
動作する。
【0040】次に、この主局として動作している局が電
源断等の何らかの理由によりこのネットワークから離脱
した場合には、この局から時刻問合せコマンドまたは時
刻設定コマンドが送信されなくなり、これに応じて他の
運用中の局のうち監視タイマ78が最初にタイムアップ
した局が主局となる。従って、ネットワーク上のいづれ
かの局が常に主局動作すなわち前述の時刻同期処理動作
を実施することになり、これが実施されないためネット
ワーク全体がダウンするという事態を回避可能となる。
源断等の何らかの理由によりこのネットワークから離脱
した場合には、この局から時刻問合せコマンドまたは時
刻設定コマンドが送信されなくなり、これに応じて他の
運用中の局のうち監視タイマ78が最初にタイムアップ
した局が主局となる。従って、ネットワーク上のいづれ
かの局が常に主局動作すなわち前述の時刻同期処理動作
を実施することになり、これが実施されないためネット
ワーク全体がダウンするという事態を回避可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、主局が
メインルートおよびサブルートを介して各従局までの伝
送所要時間を測定し、これに基づき各従局毎に時刻を補
正して同期させるようにしたので、主局から従局までの
往復の伝送所要時間が異なるネットワークにおいて、精
度の高い時刻同期処理が実現可能となる。また、時刻同
期処理を適時に繰り返し実施することにより、ネットワ
ーク・ループの構成に変化があっても、直ちに伝送所要
時間を計測し、的確な時刻同期処理が実施可能となる。
メインルートおよびサブルートを介して各従局までの伝
送所要時間を測定し、これに基づき各従局毎に時刻を補
正して同期させるようにしたので、主局から従局までの
往復の伝送所要時間が異なるネットワークにおいて、精
度の高い時刻同期処理が実現可能となる。また、時刻同
期処理を適時に繰り返し実施することにより、ネットワ
ーク・ループの構成に変化があっても、直ちに伝送所要
時間を計測し、的確な時刻同期処理が実施可能となる。
【0042】さらに、主局あるいは従局を固定化せず、
全ての局に双方の機能を合わせ持つとともに、時刻同期
処理を監視する手段を設けて、主局による時刻同期処理
が検出されなくなった場合には、直ちにいづれかの従局
が主局となり時刻同期処理を再開するようにしたので、
主局に障害が発生した場合でも即座にバックアップする
ことが可能となる。従って、ループ型ネットワークシス
テムの時刻同期方法において、同期精度が高くなり、ネ
ットワークの変化に的確に対応し、またネットワークの
信頼性が向上するという格別な効果を奏するものであ
る。
全ての局に双方の機能を合わせ持つとともに、時刻同期
処理を監視する手段を設けて、主局による時刻同期処理
が検出されなくなった場合には、直ちにいづれかの従局
が主局となり時刻同期処理を再開するようにしたので、
主局に障害が発生した場合でも即座にバックアップする
ことが可能となる。従って、ループ型ネットワークシス
テムの時刻同期方法において、同期精度が高くなり、ネ
ットワークの変化に的確に対応し、またネットワークの
信頼性が向上するという格別な効果を奏するものであ
る。
【図1】本発明の一実施例によるループ型ネットワーク
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】伝送時間測定プロセスを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図3】時刻同期プロセスを示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】時刻同期処理動作を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の第2の実施例による時刻同期処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施例によるループ型ネットワ
ークのブロック図である。
ークのブロック図である。
【図7】従来の時刻同期処理を示すブロック図である。
【図8】従来の時刻同期処理を示すシーケンス図であ
る。
る。
1 主局 2 従局 3 メインルート 4 サブルート 5 2重ループ伝送路 11 時計部 12 検出部 13 演算部 14 補正部 15 制御部 16,17 送受信部 21 時計部 25 制御部 26,27 送受信部 28 整時部 70 局 72 検出部 74 補正部 75 制御部 78 監視タイマ
Claims (3)
- 【請求項1】 逆方向に信号を伝搬するメインおよびサ
ブ伝送路からなるループ型ネットワークに結合され各々
時刻発生機能を備える複数の局のうち、1つの局を任意
の局に対する時刻問合せコマンドおよび時刻設定コマン
ドを送出する主局とし、他の局を時刻問合せコマンドに
応じてその時の内部時刻を読み取って時刻応答を返送し
時刻設定コマンドに応じて内部時刻を再設定する従局と
して、この時刻問合せコマンドおよび時刻設定コマンド
により従局の内部時刻を主局の内部時刻に同期させる時
刻同期方法において、 伝送時間測定プロセスとして、前記主局において、前記
メインおよびサブ伝送路を介して同時に任意の前記従局
に前記時刻問合せコマンドを送出するとともに、この時
刻問合せコマンドが前記伝送路を周回して自局に戻って
くるまでのループ伝送所要時間の計測を開始し、前記従
局において、前記各伝送路を介して受信した前記各時刻
問合せコマンドに対してそれぞれ対応する前記伝送路を
介して時刻応答を返送し、さらに前記主局において、前
記ループ伝送所要時間と前記各時刻応答に格納されてい
る前記従局の各内部時刻に基づき、前記主局から前記従
局までの片道伝送所要時間を前記メインおよびサブ伝送
路毎に算出する処理を、全ての前記従局に対して実行
し、 時刻同期プロセスとして、前記主局において、前記伝送
時間測定プロセスにより算出した任意の前記従局に対す
る前記各片道伝送所要時間のうち、前記時刻設定コマン
ドを送出する前記伝送路に対応する前記片道伝送所要時
間を前記時刻設定コマンド送出時の自局の内部時刻に加
算し、これを前記従局に対する再設定時刻として前記時
刻設定コマンドを送出し、前記従局において、前記時刻
設定コマンドに応じて自局の内部時刻を再設定する処理
を、全ての前記従局に対して実行し、 前記伝送時間測定プロセスを実行した後、前記時刻同期
プロセスを一定周期毎に実行することを特徴とする時刻
同期方法。 - 【請求項2】請求項1の時刻同期方法において、前記伝
送時間測定プロセスを一定周期毎に実行することを特徴
とする時刻同期方法。 - 【請求項3】請求項1または2の時刻同期方法におい
て、前記各局にそれぞれ固有の時限を持ち前記主局から
の所定コマンドによりリセットされる監視タイマを設け
て、最初に前記監視タイマがタイムアップした局が前記
主局となり、以降他の局を従局とみなして前記伝送時間
測定プロセスおよび前記時刻同期プロセスを実行するこ
とを特徴とする時刻同期方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP650193A JPH06214060A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 時刻同期方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP650193A JPH06214060A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 時刻同期方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06214060A true JPH06214060A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11640193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP650193A Pending JPH06214060A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 時刻同期方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06214060A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117667957A (zh) * | 2023-11-07 | 2024-03-08 | 国网天津市电力公司高压分公司 | 一种主站系统全数据刷新方法 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP650193A patent/JPH06214060A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117667957A (zh) * | 2023-11-07 | 2024-03-08 | 国网天津市电力公司高压分公司 | 一种主站系统全数据刷新方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7912164B2 (en) | Synchronization system and method for wireless communicating nodes | |
| US4860001A (en) | Remote monitoring and controlling system | |
| US7343437B2 (en) | Synchronization method and control system for the time synchronization of slave units and a synchronizable slave unit | |
| JP2658962B2 (ja) | ネットワークの時刻情報同期方式 | |
| JP2015114290A (ja) | 時刻補正装置、計測装置、時刻補正方法 | |
| US6647026B1 (en) | Frame phase synchronous system and a method thereof | |
| US20080153423A1 (en) | System and method for assessment of wireless communication performance | |
| JPH06214060A (ja) | 時刻同期方法 | |
| JP2692907B2 (ja) | サンプリング時刻同期方式 | |
| CN114301563B (zh) | 集群间多余度同步电路、总线系统及集群间同步的方法 | |
| JPH03264890A (ja) | 通信網内の時計同期方式 | |
| JP3792386B2 (ja) | 自動時刻修正方法および自動時刻修正装置 | |
| JP2915517B2 (ja) | システム構成要素の自動時刻補正方式 | |
| JP6402456B2 (ja) | 無線通信ネットワークシステム、無線端末、時刻補正方法、プログラム | |
| JP2002135284A (ja) | 集線装置 | |
| JPH05161181A (ja) | 時刻同期方式 | |
| JPS6071981A (ja) | 遠隔時刻設定方式 | |
| TWI909931B (zh) | 電池管理系統及其時間同步方法 | |
| JP6627958B1 (ja) | 通信システム | |
| JPH08287020A (ja) | 分散システムにおける時刻合わせ装置 | |
| US10681720B2 (en) | Wireless communication device, wireless information collection system, and wireless communication method | |
| KR880000647B1 (ko) | 상태변화 데이터 수집장치 | |
| EP4672644A1 (en) | NETWORKED SYSTEM AND ASSOCIATED CALIBRATION PROCESS | |
| JPH0435244A (ja) | システム間時刻補正制御方式 | |
| FI108976B (fi) | Menetelmä paikallistosiaikalaskureiden synkronoimiseksi |