JPH0621436A - 光サイリスタ - Google Patents
光サイリスタInfo
- Publication number
- JPH0621436A JPH0621436A JP20036592A JP20036592A JPH0621436A JP H0621436 A JPH0621436 A JP H0621436A JP 20036592 A JP20036592 A JP 20036592A JP 20036592 A JP20036592 A JP 20036592A JP H0621436 A JPH0621436 A JP H0621436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- type semiconductor
- semiconductor layer
- light guide
- thyristor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光サイリスタ中の光ガイドの曲がりによる光
のロスを低減するとともに、充分な光キャリアを供給す
る。 【構成】 光サイリスタのベース層となるn型半導体層
8b,p型半導体層9aの一部に傾斜部80b,90a
を設け、この傾斜部80b,90a側面に光ガイド5を
配置して光を出射する。 【効果】 光ガイドを曲げることなく充分な光キャリア
を発生することができるので、光ガイド中の光のロスが
低減される。
のロスを低減するとともに、充分な光キャリアを供給す
る。 【構成】 光サイリスタのベース層となるn型半導体層
8b,p型半導体層9aの一部に傾斜部80b,90a
を設け、この傾斜部80b,90a側面に光ガイド5を
配置して光を出射する。 【効果】 光ガイドを曲げることなく充分な光キャリア
を発生することができるので、光ガイド中の光のロスが
低減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光サイリスタに関し、
特に光の入射経路効率の改善を図った構造に関するもの
である。
特に光の入射経路効率の改善を図った構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば従来の光サイリスタの例
を示す断面図であり、n型半導体層1a,1bとp型半
導体層2a,2bの4つの半導体層を用いてPNPNの
接合となるように積層することで3つのPN接合が形成
されている。また3はカソード電極であり、4はアード
電極である。また上記n型半導体層1bとp型半導体層
2aは、その界面に生じた空乏領域7を受光部とするベ
ース層を構成するものとなっている。さらに5は上記ベ
ース層の受光部に光を導入するための光ファイバやガラ
スチューブ等の光ガイド、6は光ガイド5への入射位置
を示す。また一般に上記各半導体層にはシリコンが用い
られている。
を示す断面図であり、n型半導体層1a,1bとp型半
導体層2a,2bの4つの半導体層を用いてPNPNの
接合となるように積層することで3つのPN接合が形成
されている。また3はカソード電極であり、4はアード
電極である。また上記n型半導体層1bとp型半導体層
2aは、その界面に生じた空乏領域7を受光部とするベ
ース層を構成するものとなっている。さらに5は上記ベ
ース層の受光部に光を導入するための光ファイバやガラ
スチューブ等の光ガイド、6は光ガイド5への入射位置
を示す。また一般に上記各半導体層にはシリコンが用い
られている。
【0003】次に動作について説明する。カソード電極
3に負電圧を印加し、アノード電極4に正電圧が印加さ
れていると、pn接合は逆バイアスされるため、n型半
導体層1bとp型半導体層2aとの間に空乏層領域7が
形成され電流は流れない。
3に負電圧を印加し、アノード電極4に正電圧が印加さ
れていると、pn接合は逆バイアスされるため、n型半
導体層1bとp型半導体層2aとの間に空乏層領域7が
形成され電流は流れない。
【0004】そしてこのような状態において、光ガイド
5を介して例えば近赤外光が入射すると、前記空乏層領
域7で電子・正孔対が発生し、電子はn型半導体層1b
に、正孔はp型半導体層2aにコレクトされる。そして
p型半導体層2aにコレクトされた正孔がn型半導体層
1aに注入されると同時に、電子がn型半導体層1aか
らp型半導体層2aに注入され、n型半導体層1bにコ
レクトされる。そしてこの電子がp型半導体層2bに注
入されると同時に正孔がp型半導体層2bからn型半導
体層1bに注入され、さらにp型半導体層2aにコレク
トされる。以上のようなサイクルが繰り返されてサイリ
スタはオン状態となり低抵抗な伝導体となる。
5を介して例えば近赤外光が入射すると、前記空乏層領
域7で電子・正孔対が発生し、電子はn型半導体層1b
に、正孔はp型半導体層2aにコレクトされる。そして
p型半導体層2aにコレクトされた正孔がn型半導体層
1aに注入されると同時に、電子がn型半導体層1aか
らp型半導体層2aに注入され、n型半導体層1bにコ
レクトされる。そしてこの電子がp型半導体層2bに注
入されると同時に正孔がp型半導体層2bからn型半導
体層1bに注入され、さらにp型半導体層2aにコレク
トされる。以上のようなサイクルが繰り返されてサイリ
スタはオン状態となり低抵抗な伝導体となる。
【0005】サイリスタをオフ状態にするには、電流を
保持電流以下にするか、カソード電極3に正電圧を印加
し、アノード電極4に負電圧を印加して一定期間逆阻止
状態とする必要がある。
保持電流以下にするか、カソード電極3に正電圧を印加
し、アノード電極4に負電圧を印加して一定期間逆阻止
状態とする必要がある。
【0006】ところでサイリスタを構成する各半導体層
にはシリコン基板が用いられており、このため光ガイド
5から導入された光の透過率は非常に悪く、従ってpn
界面に充分な光を供給することができない。そこで図2
に示すように、光ガイド5の先端をL字型に曲げて屈曲
部5aを形成し、これをpn接合界面近傍に配置し、p
n接合面に対して垂直方向に光を導入する方法が用いら
れている。このようにすることで、pn接合に形成され
る空乏層領域7に多くの光を供給することができ、発生
する電子・正孔対を増大させることができ、ターンオン
時間が短縮される。
にはシリコン基板が用いられており、このため光ガイド
5から導入された光の透過率は非常に悪く、従ってpn
界面に充分な光を供給することができない。そこで図2
に示すように、光ガイド5の先端をL字型に曲げて屈曲
部5aを形成し、これをpn接合界面近傍に配置し、p
n接合面に対して垂直方向に光を導入する方法が用いら
れている。このようにすることで、pn接合に形成され
る空乏層領域7に多くの光を供給することができ、発生
する電子・正孔対を増大させることができ、ターンオン
時間が短縮される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の光サイリスタは
以上のように構成されており、空乏層内に光を導入して
電子正孔対を発生させる必要があるが、pn接合界面に
対して垂直方向に光を入射するために光ガイドを光の進
行方向に対して折り曲げる構成となっているため、光ガ
イド中の光が光ガイド外部に漏れて照射光のロスを生
じ、所定の光量を得るためには予めロス分を考慮して大
きなエネルギーを有する光を供給する必要がある等の問
題点があった。
以上のように構成されており、空乏層内に光を導入して
電子正孔対を発生させる必要があるが、pn接合界面に
対して垂直方向に光を入射するために光ガイドを光の進
行方向に対して折り曲げる構成となっているため、光ガ
イド中の光が光ガイド外部に漏れて照射光のロスを生
じ、所定の光量を得るためには予めロス分を考慮して大
きなエネルギーを有する光を供給する必要がある等の問
題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、光ガイド中の光のロスを低減す
ことができ、光ガイドへの入射光エネルギーを小さくす
ることができる光サイリスタを得ることを目的とする。
ためになされたもので、光ガイド中の光のロスを低減す
ことができ、光ガイドへの入射光エネルギーを小さくす
ることができる光サイリスタを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光サイリ
スタは、受光部となる空乏層が形成されるベース層を斜
めに傾斜させた構造とし、傾斜した受光部側面から光を
入射するようにしたものである。
スタは、受光部となる空乏層が形成されるベース層を斜
めに傾斜させた構造とし、傾斜した受光部側面から光を
入射するようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、受光部を斜めに配置する
ことにより、光ガイドを曲げることなく受光部に充分な
光を供給できるので、光ガイド中の光のロスを減らすこ
とができる。
ことにより、光ガイドを曲げることなく受光部に充分な
光を供給できるので、光ガイド中の光のロスを減らすこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1は本発明の一実施例による光サイリスタ
の断面構成図であり、図において、図2及び図3と同一
符号は同一または相当部分を示し、基板片側端面に傾斜
部90bを有するp型半導体層9b上に、n型半導体層
8b,p型半導体層9a,n型半導体層8aが順次積層
されている。そして上記n型半導体層8b,p型半導体
層9aには上記p型半導体層9bの傾斜部90bに応じ
た傾斜部80b,90aが形成されている。また上記傾
斜部80b,90a近傍には光ガイド5が配置され、該
傾斜部における空乏層7aに対して斜めに光が導入され
るようになっている。
る。 実施例1.図1は本発明の一実施例による光サイリスタ
の断面構成図であり、図において、図2及び図3と同一
符号は同一または相当部分を示し、基板片側端面に傾斜
部90bを有するp型半導体層9b上に、n型半導体層
8b,p型半導体層9a,n型半導体層8aが順次積層
されている。そして上記n型半導体層8b,p型半導体
層9aには上記p型半導体層9bの傾斜部90bに応じ
た傾斜部80b,90aが形成されている。また上記傾
斜部80b,90a近傍には光ガイド5が配置され、該
傾斜部における空乏層7aに対して斜めに光が導入され
るようになっている。
【0012】次に動作について説明する。以上のような
構成において、光ガイド5から光を照射すると、ベース
層を構成するn型半導体層8b,p型半導体層9aの傾
斜部80b,90aの空乏層7aに、斜め方向から光が
入射し、該領域で光キャリアが発生し、以降、従来技術
で説明したのと同様の原理で光キャリアが移動してサイ
リスタが点弧される。
構成において、光ガイド5から光を照射すると、ベース
層を構成するn型半導体層8b,p型半導体層9aの傾
斜部80b,90aの空乏層7aに、斜め方向から光が
入射し、該領域で光キャリアが発生し、以降、従来技術
で説明したのと同様の原理で光キャリアが移動してサイ
リスタが点弧される。
【0013】このように本実施例によれば、ゲート層と
なるn型半導体層8b,p型半導体層9aの一部に傾斜
部80b,90aを設け、該傾斜部80b,90a側面
から光を入射するようにしたので、光ガイド5を曲げる
ことなく、かつ空乏層7a近傍から光を入射することが
でき、従来のL字型の光ガイドを用いる場合に比べ、光
ガイド5中の光のロスを低減することができる。従って
同一の光キャリアを得るのに従来よも小さな光エネルギ
ーですむ。
なるn型半導体層8b,p型半導体層9aの一部に傾斜
部80b,90aを設け、該傾斜部80b,90a側面
から光を入射するようにしたので、光ガイド5を曲げる
ことなく、かつ空乏層7a近傍から光を入射することが
でき、従来のL字型の光ガイドを用いる場合に比べ、光
ガイド5中の光のロスを低減することができる。従って
同一の光キャリアを得るのに従来よも小さな光エネルギ
ーですむ。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る光サイリ
スタによれば、光サイリスタの受光部を斜めに配置した
ので、光ガイドを曲げることなく充分な光キャリアを受
光部に供給することができ、光ガイドに導入された光を
ロスなく受光部に照射することができ、高効率な光サイ
リスタを得ることができるという効果がある。
スタによれば、光サイリスタの受光部を斜めに配置した
ので、光ガイドを曲げることなく充分な光キャリアを受
光部に供給することができ、光ガイドに導入された光を
ロスなく受光部に照射することができ、高効率な光サイ
リスタを得ることができるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例による光サイリスタを示す
断面図である。
断面図である。
【図2】従来の改良型の光サイリスタを示す断面図であ
る。
る。
【図3】従来の光サイリスタを示す断面図である。
3 カソード電極 4 アノード電極 5 光ガイド 6 光の入射位置 7 空乏層 8a n型半導体層 8b p型半導体層 9a n型半導体層 9b p型半導体層 90a 傾斜部 90b 傾斜部 80b 傾斜部
Claims (1)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体層上に、第2導電型
の第1のベース層,第1導電型の第2のベース層,及び
第2導電型の半導体層を順次積層してなる積層構造を有
し、上記各ベース層への入射光により点弧される光サイ
リスタにおいて、 上記各ベース層を斜めに傾斜させた構造とし、 該傾斜した各ベース層を上記光の受光部としたことを特
徴とする光サイリスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20036592A JPH0621436A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 光サイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20036592A JPH0621436A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 光サイリスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0621436A true JPH0621436A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16423096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20036592A Pending JPH0621436A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 光サイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621436A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5747835A (en) * | 1994-09-16 | 1998-05-05 | Sgs-Thomson Microelectronics S.A. | Serial arrangement of photothyristors |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP20036592A patent/JPH0621436A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5747835A (en) * | 1994-09-16 | 1998-05-05 | Sgs-Thomson Microelectronics S.A. | Serial arrangement of photothyristors |
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