JPH0621445Y2 - 歯科用パノラマx線撮影装置 - Google Patents
歯科用パノラマx線撮影装置Info
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- JPH0621445Y2 JPH0621445Y2 JP1988123069U JP12306988U JPH0621445Y2 JP H0621445 Y2 JPH0621445 Y2 JP H0621445Y2 JP 1988123069 U JP1988123069 U JP 1988123069U JP 12306988 U JP12306988 U JP 12306988U JP H0621445 Y2 JPH0621445 Y2 JP H0621445Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歯科用パノラマX線撮影装置に関し、更に詳
しくは患者歯列弓とX線断層域とを適確且つ速やかに合
致せしめると共に顎関節撮影への切替も適確になし得る
新規な歯科用パノラマX線撮影装置に関するものであ
る。
しくは患者歯列弓とX線断層域とを適確且つ速やかに合
致せしめると共に顎関節撮影への切替も適確になし得る
新規な歯科用パノラマX線撮影装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 歯科用パノラマX線撮影装置に於いて、患者の被断層域
(即ち、歯列弓)を装置の断層域(以下、単に断層域と
云う)に一致させることは精度の高いパノラマX線撮影
を行なう上で極めて重要である。従って撮影の前に患者
を適正位置に設置させる準備作業が必要とされる。従
来、この適正位置への位置付けは、ゲージ、バイトブロ
ック或は光ビーム等の指示手段を用い、患者保持装置若
しくは断層形成機構を手動若しくは電動により移動する
ことによりなされ、その位置が適正かどうかの判断は操
作者の視覚によってなされていた。
(即ち、歯列弓)を装置の断層域(以下、単に断層域と
云う)に一致させることは精度の高いパノラマX線撮影
を行なう上で極めて重要である。従って撮影の前に患者
を適正位置に設置させる準備作業が必要とされる。従
来、この適正位置への位置付けは、ゲージ、バイトブロ
ック或は光ビーム等の指示手段を用い、患者保持装置若
しくは断層形成機構を手動若しくは電動により移動する
ことによりなされ、その位置が適正かどうかの判断は操
作者の視覚によってなされていた。
亦、近時診断情報の多様化を目的として上記パノラマ撮
影装置に顎関節分割(以下、T.M.Jと略称する)撮
影機能を付加したものも開発され実用化されるようにな
った。
影装置に顎関節分割(以下、T.M.Jと略称する)撮
影機能を付加したものも開発され実用化されるようにな
った。
(考案が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記の如き操作者の視覚による歯列弓と断層
域との位置付けは、操作者の視差等による誤差が生じ易
く、特にこのような位置付けは前歯部でなされるのが一
般的であるが、前歯部を歯列弓とする断層域の幅は数mm
程度である為、前歯部をこの幅に合致させることは非常
に難しく、相当の熟練と経験が必要とされる。しかも、
斯かる位置付けが不完全であると、撮影されたフイルム
上の精度が下がり、最悪の場合再撮影の必要が生じ患者
に不要なX線の爆射を強いることになる。従ってこの位
置付けの為の簡易且つ合理的な手法の開発が強く望まれ
ていた。
域との位置付けは、操作者の視差等による誤差が生じ易
く、特にこのような位置付けは前歯部でなされるのが一
般的であるが、前歯部を歯列弓とする断層域の幅は数mm
程度である為、前歯部をこの幅に合致させることは非常
に難しく、相当の熟練と経験が必要とされる。しかも、
斯かる位置付けが不完全であると、撮影されたフイルム
上の精度が下がり、最悪の場合再撮影の必要が生じ患者
に不要なX線の爆射を強いることになる。従ってこの位
置付けの為の簡易且つ合理的な手法の開発が強く望まれ
ていた。
亦、上記T.M.J撮影機能を兼備した装置に於いて
T.M.J撮影を行なう場合、断層形成機構の水平旋回
アームと患者歯列弓との相対位置関係をT.M.J撮影
に適正なようにその都度設定する必要があるが、従来の
斯かる装置は所定の定められた位置に術者自らが手動
(電動機構を有している場合も含む)で移動するように
なされており、その操作性及び正確さ等に於いてまだ改
良の余地が残されていた。更に、顎関節に対するX線の
入射角度は定められた1種のみであり、顎関節疾患等の
正確な診断情報を得る上で不充分さがあることも否めな
かった。
T.M.J撮影を行なう場合、断層形成機構の水平旋回
アームと患者歯列弓との相対位置関係をT.M.J撮影
に適正なようにその都度設定する必要があるが、従来の
斯かる装置は所定の定められた位置に術者自らが手動
(電動機構を有している場合も含む)で移動するように
なされており、その操作性及び正確さ等に於いてまだ改
良の余地が残されていた。更に、顎関節に対するX線の
入射角度は定められた1種のみであり、顎関節疾患等の
正確な診断情報を得る上で不充分さがあることも否めな
かった。
本考案は上記に鑑みなされたものであり、パノラマ撮影
に於ける患者歯列弓とX線断層域との適確且つ迅速な位
置決めを可能とすると共に、T.M.J撮影の切替も簡
易且つ正確になし得るようにし、更にはこれらをシステ
ム的に統合して歯科治療に関する多様な診断情報を迅速
且つ高精度で得ることの出来る新規な歯科用パノラマX
線撮影装置を提供せんとするものである。
に於ける患者歯列弓とX線断層域との適確且つ迅速な位
置決めを可能とすると共に、T.M.J撮影の切替も簡
易且つ正確になし得るようにし、更にはこれらをシステ
ム的に統合して歯科治療に関する多様な診断情報を迅速
且つ高精度で得ることの出来る新規な歯科用パノラマX
線撮影装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する為の本考案の構成を添付の実施例図
に基づき説明する。
に基づき説明する。
本考案の歯科用パノラマX線撮影装置は、パノラマX線
撮影装置本体1と、該本体1に水平旋回可能に支持され
た水平旋回アーム21、該アーム21の両端に対向関係
で支持されたX線発生器22及びフィルムカセッテ23
を含む断層形成機構2と、該X線発生器22及びフィル
ムカセッテ23の間に配置された患者保持装置3とより
成る歯科用パノラマX線撮影装置に於いて、該パノラマ
X線撮影装置が、上記患者保持装置3に保持された患者
歯列弓Tの装置本体1に対する相対位置を検出する位置
検出センサー4と、断層形成機構2及び/若しくは患者
保持装置3を前後移動させる為の前後位置検出手段4′
を備えた移動機構50と、選択操作により前記断層形成
機構2及び/若しくは患者保持装置3を顎関節撮影に適
正な位置に移動させる為の撮影位置データ信号を出力す
る顎関節撮影選択手段6(以下、T.M.J撮影選択手
段6という)と、上記センサー4による検出位置データ
と断層域Pの装置本体1に対する相対位置データとの比
較データ及び上記前後位置検出手段4′による現実の位
置データと上記T.M.J撮影選択手段6からの該撮影
位置データとの比較データの何れか選択したデータに基
づき前記移動機構50を作動させる為の駆動回路5と、
上記T.M.J撮影選択手段6の選択撮影モード信号に
より前記X線発生器22をT.M.J撮影に適正な所定
モードに合致するようオン・オフするX線照射制御手段
7とを具備して成ることを特徴とするものである。
撮影装置本体1と、該本体1に水平旋回可能に支持され
た水平旋回アーム21、該アーム21の両端に対向関係
で支持されたX線発生器22及びフィルムカセッテ23
を含む断層形成機構2と、該X線発生器22及びフィル
ムカセッテ23の間に配置された患者保持装置3とより
成る歯科用パノラマX線撮影装置に於いて、該パノラマ
X線撮影装置が、上記患者保持装置3に保持された患者
歯列弓Tの装置本体1に対する相対位置を検出する位置
検出センサー4と、断層形成機構2及び/若しくは患者
保持装置3を前後移動させる為の前後位置検出手段4′
を備えた移動機構50と、選択操作により前記断層形成
機構2及び/若しくは患者保持装置3を顎関節撮影に適
正な位置に移動させる為の撮影位置データ信号を出力す
る顎関節撮影選択手段6(以下、T.M.J撮影選択手
段6という)と、上記センサー4による検出位置データ
と断層域Pの装置本体1に対する相対位置データとの比
較データ及び上記前後位置検出手段4′による現実の位
置データと上記T.M.J撮影選択手段6からの該撮影
位置データとの比較データの何れか選択したデータに基
づき前記移動機構50を作動させる為の駆動回路5と、
上記T.M.J撮影選択手段6の選択撮影モード信号に
より前記X線発生器22をT.M.J撮影に適正な所定
モードに合致するようオン・オフするX線照射制御手段
7とを具備して成ることを特徴とするものである。
本考案の対象とする歯科用パノラマX線撮影装置は、支
柱11と、該支柱11に上下位置調整自在に装備された
パノラマX線撮影装置本体1と、該本体1に水平旋回自
在に吊持された断層形成機構2と、該断層形成機構2の
旋回軌跡内に配置された患者保持装置3とより成る。
柱11と、該支柱11に上下位置調整自在に装備された
パノラマX線撮影装置本体1と、該本体1に水平旋回自
在に吊持された断層形成機構2と、該断層形成機構2の
旋回軌跡内に配置された患者保持装置3とより成る。
断層形成機構2は、上記の如く水平旋回アーム21と、
該アーム21の両端に対向関係で具備されたX線発生器
22及びフィルムカセッテ23とを含み、更に上記アー
ム21を患者歯列弓Tに沿った形状に旋回させる旋回駆
動機構24をも含み、患者保持装置3に置かれた患者の
歯列弓Tに沿って上記X線発生器22及びフィルムカセ
ッテ23が略楕円軌跡を描いて旋回することにより、フ
ィルム上に歯列弓の曲面断層撮影を行うものである。旋
回駆動機構24は、水平旋回アーム21をしてこのよう
な略楕円軌跡を描かせるよう構成されたもので、従来公
知の種々の機構が採用される。
該アーム21の両端に対向関係で具備されたX線発生器
22及びフィルムカセッテ23とを含み、更に上記アー
ム21を患者歯列弓Tに沿った形状に旋回させる旋回駆
動機構24をも含み、患者保持装置3に置かれた患者の
歯列弓Tに沿って上記X線発生器22及びフィルムカセ
ッテ23が略楕円軌跡を描いて旋回することにより、フ
ィルム上に歯列弓の曲面断層撮影を行うものである。旋
回駆動機構24は、水平旋回アーム21をしてこのよう
な略楕円軌跡を描かせるよう構成されたもので、従来公
知の種々の機構が採用される。
上記センサー4は、患者保持装置3に保持された患者の
頭部の位置を検出し、パノラマX線撮影装置における仮
想の基準位置Oに対する患者歯列弓Tの相対位置データ
を出力するものである。該センサー4は、上記装置本体
1、断層形成機構2自体或は断層形成機構2の旋回軌跡
外であって、患者正中線上の適宜位置に設置される。そ
して該センサー4としては、患者の歯列(前歯或は犬
歯)、唇或は頬等に照射された可視光、レーザ光及び赤
外線等の反射光を検知してその距離を検出する光学的測
距センサー、超音波式測距センサー或は光学的位相差検
出センサー等が採用される。上記基準位置Oは、装置の
固定された部位であればいずれに設けることも可能であ
るが、装置本体1の患者正中線と交叉する位置が最も適
当とされる。
頭部の位置を検出し、パノラマX線撮影装置における仮
想の基準位置Oに対する患者歯列弓Tの相対位置データ
を出力するものである。該センサー4は、上記装置本体
1、断層形成機構2自体或は断層形成機構2の旋回軌跡
外であって、患者正中線上の適宜位置に設置される。そ
して該センサー4としては、患者の歯列(前歯或は犬
歯)、唇或は頬等に照射された可視光、レーザ光及び赤
外線等の反射光を検知してその距離を検出する光学的測
距センサー、超音波式測距センサー或は光学的位相差検
出センサー等が採用される。上記基準位置Oは、装置の
固定された部位であればいずれに設けることも可能であ
るが、装置本体1の患者正中線と交叉する位置が最も適
当とされる。
断層域Pは、前記断層形成機構2により患者歯列弓Tに
沿ってX線断層撮影する範域である。該断層域Pとして
は、装置に固定的に設定されたものの他、多くの歯列弓
の形態を統計的に集計し、その集計データからいくつか
の典型的モデルを作成し、これらを後記の比較演算回路
8に予め入力しこれを選択的に出力してセンサー4によ
る検出データと比較するようにしたものが採用される。
即ち、前者の場合、センサー4の検出位置データと断層
域Pの位置データとの差値が駆動回路5に直接入力さ
れ、これにより断層形成機構2及び/若しくは患者保持
装置3が適正位置に移動される。また後者の場合、術者
は患者の歯列部の形態をみて上記モデルの中から適切な
ものを選び(後記するマイクロプセッサー82のキーボ
ードの選択)、この選択された断層域Pとセンサー1に
よる検出データとを比較演算して患者の位置付けをする
のである。
沿ってX線断層撮影する範域である。該断層域Pとして
は、装置に固定的に設定されたものの他、多くの歯列弓
の形態を統計的に集計し、その集計データからいくつか
の典型的モデルを作成し、これらを後記の比較演算回路
8に予め入力しこれを選択的に出力してセンサー4によ
る検出データと比較するようにしたものが採用される。
即ち、前者の場合、センサー4の検出位置データと断層
域Pの位置データとの差値が駆動回路5に直接入力さ
れ、これにより断層形成機構2及び/若しくは患者保持
装置3が適正位置に移動される。また後者の場合、術者
は患者の歯列部の形態をみて上記モデルの中から適切な
ものを選び(後記するマイクロプセッサー82のキーボ
ードの選択)、この選択された断層域Pとセンサー1に
よる検出データとを比較演算して患者の位置付けをする
のである。
駆動回路5は、センサー4又は上記比較演算回路8から
の指令を受けて断層形成機構2及び/若しくは患者保持
装置3を適正位置に移動させて断層域Pと歯列弓Tとを
略合致させる為の信号を発する。即ち、該駆動回路5
は、モータ(リニアモータを含む)或はソレノイド等の
駆動手段(図ではモータによる駆動機構の例が示されて
いる)500を含む移動機構50に連結され、この移動機
構50が断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3
を適正位置に移動させる主体となる。この場合、駆動回
路5からの指令を直接移動機構50に導入して該移動機
構50を自動的に作動させることが最も望ましいが、マ
ニュアル式ON・OFF回路等を経て手動操作で作動さ
せるようになすことも可能である。
の指令を受けて断層形成機構2及び/若しくは患者保持
装置3を適正位置に移動させて断層域Pと歯列弓Tとを
略合致させる為の信号を発する。即ち、該駆動回路5
は、モータ(リニアモータを含む)或はソレノイド等の
駆動手段(図ではモータによる駆動機構の例が示されて
いる)500を含む移動機構50に連結され、この移動機
構50が断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3
を適正位置に移動させる主体となる。この場合、駆動回
路5からの指令を直接移動機構50に導入して該移動機
構50を自動的に作動させることが最も望ましいが、マ
ニュアル式ON・OFF回路等を経て手動操作で作動さ
せるようになすことも可能である。
上記相対位置データは、これを比較演算回路8にて比較
し、該比較演算回路8による出力データを駆動回路5に
入力して断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3
を前後移動させるようにすることが望ましい。該比較演
算回路8は、上記センサー4からの電気信号と断層域P
の上記基準位置Oとの相対的位置データとを比較して歯
列弓Tと断層域Pとのずれを演算すると共に患者保持装
置3若しくは断層形成機構2をどの方向にまたどの程度
移動させるべきかを判断する。亦、T.M.J撮影選択
手段6によりT.M.J撮影モードが選択された時、該
選択手段6からのT.M.J撮影モードに適正な位置デ
ータと断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3に
備えた前後位置検出手段4′の現実の位置データとを比
較してそのずれを演算し、上記同様患者保持装置3若し
くは断層形成機構2をどの方向にまたどの程度移動させ
るべきか判断して比較データを出力して、駆動回路5に
入力する。このような比較演算回路8としては、第12
図に示す如くA/D変換期81とマイクロプセッサー8
2とが組したものの他に、アナログ演算型のもの、或は
位相検出により制御を行なうものなどが採用される。
亦、該比較演算回路8に於いて比較演算するにあたって
は、断層域Pの位置データを比較演算回路8に予め入力
して行なうことも可能であるが、後記する基準距離デー
タ発生回路80からの指令を受けて上記データを比較演
算回路8にその都度入力して行なうことも可能である。
し、該比較演算回路8による出力データを駆動回路5に
入力して断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3
を前後移動させるようにすることが望ましい。該比較演
算回路8は、上記センサー4からの電気信号と断層域P
の上記基準位置Oとの相対的位置データとを比較して歯
列弓Tと断層域Pとのずれを演算すると共に患者保持装
置3若しくは断層形成機構2をどの方向にまたどの程度
移動させるべきかを判断する。亦、T.M.J撮影選択
手段6によりT.M.J撮影モードが選択された時、該
選択手段6からのT.M.J撮影モードに適正な位置デ
ータと断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3に
備えた前後位置検出手段4′の現実の位置データとを比
較してそのずれを演算し、上記同様患者保持装置3若し
くは断層形成機構2をどの方向にまたどの程度移動させ
るべきか判断して比較データを出力して、駆動回路5に
入力する。このような比較演算回路8としては、第12
図に示す如くA/D変換期81とマイクロプセッサー8
2とが組したものの他に、アナログ演算型のもの、或は
位相検出により制御を行なうものなどが採用される。
亦、該比較演算回路8に於いて比較演算するにあたって
は、断層域Pの位置データを比較演算回路8に予め入力
して行なうことも可能であるが、後記する基準距離デー
タ発生回路80からの指令を受けて上記データを比較演
算回路8にその都度入力して行なうことも可能である。
基準距離データ発生回路80は、上記の如く主に比較演
算回路8に断層域Pの位置データを入力する他に、比較
演算回路8及び駆動回路5の作動指令を発する中枢指令
回路として機能する。また、患者の歯列弓の形状、大き
さその他の形状的特性(個体差)等を検出してこの検出
情報を元にセンサー4の検出位置を予め調整したり、比
較演算回路8での比較演算・判断のための基準データを
比較演算回路8に入力したり、駆動回路5による移動機
構50の適正移動量の基準データを駆動回路5に入力す
るような機能も奏する。更に、断層形成機構2が描く断
層域Pの形状を歯列弓Tの形状等に合うよう予め調整す
る為のデータを断層形成機構2に入力し得る回路を内蔵
せしめることも可能である。更に亦、該基準距離データ
発生回路80に基準データ(例えば、患者保持装置3及
び断層形成機構2の前後位置係数等)を予め入力してお
き、位置決め操作の開始前に該基準距離データ発生回路
80から出力された情報に基づき、歯科領域或いは耳鼻
科領域若しくは口腔外科領域のいずれで断層撮影を行な
うか、患者歯列が標準歯列か前突歯列(前歯が突出して
いる)によって、各構成回路をそれらの撮影態様に応じ
た条件に予め設定し得るようになすことも可能である。
このような基準距離データ発生回路80の種々の機能
は、具体的には、断層域Pの基準位置を各条件に応じて
患者歯列弓Tの位置に略一致する位置及び/若しくは前
後に多少のずれを有する位置に設定することを意味す
る。また、この基準距離データ発生回路80としては、
アナログ式では可変抵抗のタップを切替えるようにした
もの、デジタル式ではメモリーに記憶されたデータを選
択的に呼び出すようにしたもの等が採用される。
算回路8に断層域Pの位置データを入力する他に、比較
演算回路8及び駆動回路5の作動指令を発する中枢指令
回路として機能する。また、患者の歯列弓の形状、大き
さその他の形状的特性(個体差)等を検出してこの検出
情報を元にセンサー4の検出位置を予め調整したり、比
較演算回路8での比較演算・判断のための基準データを
比較演算回路8に入力したり、駆動回路5による移動機
構50の適正移動量の基準データを駆動回路5に入力す
るような機能も奏する。更に、断層形成機構2が描く断
層域Pの形状を歯列弓Tの形状等に合うよう予め調整す
る為のデータを断層形成機構2に入力し得る回路を内蔵
せしめることも可能である。更に亦、該基準距離データ
発生回路80に基準データ(例えば、患者保持装置3及
び断層形成機構2の前後位置係数等)を予め入力してお
き、位置決め操作の開始前に該基準距離データ発生回路
80から出力された情報に基づき、歯科領域或いは耳鼻
科領域若しくは口腔外科領域のいずれで断層撮影を行な
うか、患者歯列が標準歯列か前突歯列(前歯が突出して
いる)によって、各構成回路をそれらの撮影態様に応じ
た条件に予め設定し得るようになすことも可能である。
このような基準距離データ発生回路80の種々の機能
は、具体的には、断層域Pの基準位置を各条件に応じて
患者歯列弓Tの位置に略一致する位置及び/若しくは前
後に多少のずれを有する位置に設定することを意味す
る。また、この基準距離データ発生回路80としては、
アナログ式では可変抵抗のタップを切替えるようにした
もの、デジタル式ではメモリーに記憶されたデータを選
択的に呼び出すようにしたもの等が採用される。
亦、上記位置検出センサー4にセンシングポジション可
変手段40を具備させれば、更に高精度の位置決めが可
能となる。該センシングポジション可変手段40は、患
者保持装置3に保持された患者頭部の個体差(例えば大
人と子供、或は顎の大きな人と小さな人)があっても、
センサー4による検出が適確になされるようにしたもの
である。即ち、該センシングポジション可変手段40と
しては、センサー4の上下位置を調整したり(第16図
乃至第19図参照)或はセンサー4の配向角度を可変調
整したり(第20図乃至第21図参照)するものが主に
採用される。しかし、これに限られず、例えば、光学式
センサーであって、発光部と受光部との対が複数縦に配
列され、ダイヤル操作によりこれらの対のいずれかを選
択(検出対象部位に合致した対を選ぶ)するようにした
ものもこの可変手段40の概念の中に含まれる。
変手段40を具備させれば、更に高精度の位置決めが可
能となる。該センシングポジション可変手段40は、患
者保持装置3に保持された患者頭部の個体差(例えば大
人と子供、或は顎の大きな人と小さな人)があっても、
センサー4による検出が適確になされるようにしたもの
である。即ち、該センシングポジション可変手段40と
しては、センサー4の上下位置を調整したり(第16図
乃至第19図参照)或はセンサー4の配向角度を可変調
整したり(第20図乃至第21図参照)するものが主に
採用される。しかし、これに限られず、例えば、光学式
センサーであって、発光部と受光部との対が複数縦に配
列され、ダイヤル操作によりこれらの対のいずれかを選
択(検出対象部位に合致した対を選ぶ)するようにした
ものもこの可変手段40の概念の中に含まれる。
上記T.M.J撮影選択手段6は、その選択操作により
断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3をT.
M.J撮影に適正な位置に自動的に移動させんとするも
のであるが、顎関節に対する種々のX線入射角度の選択
モードを具備させることも可能である。これは、以下に
詳述する通り、顎関節の疾患部位は患者によって多様で
あり、X線の入射角度を可変としておけばこの疾患部位
のより正確な診断情報を得ることができるからである。
断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3をT.
M.J撮影に適正な位置に自動的に移動させんとするも
のであるが、顎関節に対する種々のX線入射角度の選択
モードを具備させることも可能である。これは、以下に
詳述する通り、顎関節の疾患部位は患者によって多様で
あり、X線の入射角度を可変としておけばこの疾患部位
のより正確な診断情報を得ることができるからである。
亦、X線照射制御手段7は、上記T.M.J撮影選択手
段6の主力信号によりX線発生器22をT.M.J撮影
に適正な所定モードに合致するようオン・オフせんとす
るものである。これを更に具体的に述べれば、T.M.
J撮影は旋回アーム21の旋回に伴い左右の顎関節部位
のみをフィルムカセッテ23上に結像させるものである
が、左右の顎関節部位以外の部位をX線照射軸が通過す
る間はX線照射は不必要で、従ってこの間はX線発生器
22をオフとすることが必要であり、また照射開始のタ
イミングもパノラマ撮影の場合と異なるので、T.M.
J撮影独自のX線照射パターンを事前にプログラミング
し、T.M.J撮影選択手段6の選択操作によってX線
発生器22をT.M.J撮影に適正な所定モードに合致
するようオン・オフしているのである。亦、フィルムカ
セッテ23の送り開始・停止タイミング及び送り速度を
該X線照射制御手段7に同期して制御するようにすれ
ば、後記の実施例で示す如く1枚のフイルム上に左右の
顎関節の閉口・開口状態或いは異なる入射角度での同態
様状態等の如く複数の撮像を写し出すことが可能で、診
断情報の比較対象が簡易に出来便利である。
段6の主力信号によりX線発生器22をT.M.J撮影
に適正な所定モードに合致するようオン・オフせんとす
るものである。これを更に具体的に述べれば、T.M.
J撮影は旋回アーム21の旋回に伴い左右の顎関節部位
のみをフィルムカセッテ23上に結像させるものである
が、左右の顎関節部位以外の部位をX線照射軸が通過す
る間はX線照射は不必要で、従ってこの間はX線発生器
22をオフとすることが必要であり、また照射開始のタ
イミングもパノラマ撮影の場合と異なるので、T.M.
J撮影独自のX線照射パターンを事前にプログラミング
し、T.M.J撮影選択手段6の選択操作によってX線
発生器22をT.M.J撮影に適正な所定モードに合致
するようオン・オフしているのである。亦、フィルムカ
セッテ23の送り開始・停止タイミング及び送り速度を
該X線照射制御手段7に同期して制御するようにすれ
ば、後記の実施例で示す如く1枚のフイルム上に左右の
顎関節の閉口・開口状態或いは異なる入射角度での同態
様状態等の如く複数の撮像を写し出すことが可能で、診
断情報の比較対象が簡易に出来便利である。
上記T.M.J撮影選択手段6とX線照射制御手段7と
の間にはマイクロプセッサー61が介在され、該マイク
ロプセッサー61には各種撮影モード(パノラマ撮影モ
ードも含む)がプログラミングされており、T.M.J
撮影選択手段6の選択操作信号がこのマイクロプセッサ
ー61に入力されて上記適正な撮影モードが遂行される
と共に、該マイクロプセッサー61からは前記位置決め
用のマイクロプセッサー82に連動信号が発せられ、断
層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3をT.M.
J撮影に適正な位置に移動するようになされる。
の間にはマイクロプセッサー61が介在され、該マイク
ロプセッサー61には各種撮影モード(パノラマ撮影モ
ードも含む)がプログラミングされており、T.M.J
撮影選択手段6の選択操作信号がこのマイクロプセッサ
ー61に入力されて上記適正な撮影モードが遂行される
と共に、該マイクロプセッサー61からは前記位置決め
用のマイクロプセッサー82に連動信号が発せられ、断
層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3をT.M.
J撮影に適正な位置に移動するようになされる。
尚、アナログ演算型の位置決め装置においては、センサ
ー入力値の代りに予め設定された位置に関する電圧信号
等を切替えて用いることにより同様の動作を行なわしめ
ることが可能である。
ー入力値の代りに予め設定された位置に関する電圧信号
等を切替えて用いることにより同様の動作を行なわしめ
ることが可能である。
(作用) 次に、上記構成の装置の概略的機能を図に基づき説明す
る。第2図乃至第14図はパノラマ撮影時の位置決め容
量を示すものである。図に於いて、患者保持装置3に患
者頭部が保持されると、センサー4により装置の基準位
置Oに対する歯列弓Tの相対位置が読み取られ、電気信
号に変換される。この電気信号は図例の場合比較演算回
路8に入力され、断層域Pの上記基準位置Oに対する相
対位置とのずれが比較演算されると共に断層形成機構2
及び/若しくは患者保持装置3の移動方向及び適正移動
量が判断される。該比較演算回路8により設定された移
動方向及び移動量の情報は、駆動回路5に入力され、こ
の入力信号により自動の場合そのまま移動機構50が作
動し、また手動の場合上記マニュアルON・OFF回路
の操作により同様に移動機構50が作動する。その結果
断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3が適正な
方向と移動量をもって移動し、第3、5、7、9及び1
1図に示す如く歯列弓Tと断層域Pとが略合致する。そ
して、前記基準距離データ発生回路80が具備されてい
る場合、上記動作を行なう前に、該基準距離データ発生
回路80が人為的にONとされ、センサー4、比較演算
回路8若しくは駆動回路5に作動指令が発せられ、或い
はこれらに前記基準データが入力され、これにより迅速
且つ適確な位置決めがなされる。このように、位置決め
がなされた後、X線照射スイッチ(不図示)をオンとす
るとX線発生器22からX線が照射されると共に、水平
旋回アーム21が患者頭部の廻りを旋回し、フィルムカ
セッテ23には患者歯列弓Tの断層撮影像が逐次写し出
されてゆく。
る。第2図乃至第14図はパノラマ撮影時の位置決め容
量を示すものである。図に於いて、患者保持装置3に患
者頭部が保持されると、センサー4により装置の基準位
置Oに対する歯列弓Tの相対位置が読み取られ、電気信
号に変換される。この電気信号は図例の場合比較演算回
路8に入力され、断層域Pの上記基準位置Oに対する相
対位置とのずれが比較演算されると共に断層形成機構2
及び/若しくは患者保持装置3の移動方向及び適正移動
量が判断される。該比較演算回路8により設定された移
動方向及び移動量の情報は、駆動回路5に入力され、こ
の入力信号により自動の場合そのまま移動機構50が作
動し、また手動の場合上記マニュアルON・OFF回路
の操作により同様に移動機構50が作動する。その結果
断層形成機構2及び/若しくは患者保持装置3が適正な
方向と移動量をもって移動し、第3、5、7、9及び1
1図に示す如く歯列弓Tと断層域Pとが略合致する。そ
して、前記基準距離データ発生回路80が具備されてい
る場合、上記動作を行なう前に、該基準距離データ発生
回路80が人為的にONとされ、センサー4、比較演算
回路8若しくは駆動回路5に作動指令が発せられ、或い
はこれらに前記基準データが入力され、これにより迅速
且つ適確な位置決めがなされる。このように、位置決め
がなされた後、X線照射スイッチ(不図示)をオンとす
るとX線発生器22からX線が照射されると共に、水平
旋回アーム21が患者頭部の廻りを旋回し、フィルムカ
セッテ23には患者歯列弓Tの断層撮影像が逐次写し出
されてゆく。
亦、第15図はT.M.J撮影の場合の位置決め要領を
示すものである。図に於いて、T.M.J撮影選択手段
6により、T.M.J撮影の適当な撮影モードを選択す
ると(指令入力キーボードの操作)、該選択手段6に含
まれるT.M.J撮影モード検知回路及びT.M.J撮
影位置データ発生回路よりマイクロプロセッサー61に
指令信号が入力され、該マイクロプロセッサー61では
事前にプログラミングされた各種撮影モードが選択され
る。この選択モードの内の位置データが更に比較演算回
路8に入力され、該比較演算回路8では断層形成機構2
及び/若しくは患者保持装置3に関する現実の位置情報
データと比較演算され、断層形成機構2及び/若しくは
患者保持装置3の適正移動量の指令信号が駆動回路5に
入力される。斯くして駆動回路5から移動機構50に出
力信号が発せられ、断層形成機構2及び/若しくは患者
保持装置3が前後移動し、T.M.J撮影に適正な位置
に設定される。このようにT.M.J撮影の位置設定が
なされた後、X線照射スイッチをオンとすると、次に延
べる撮影モードに従いフィルムカセッテ23に顎関節の
断層撮影像が写し出されてゆくのである。
示すものである。図に於いて、T.M.J撮影選択手段
6により、T.M.J撮影の適当な撮影モードを選択す
ると(指令入力キーボードの操作)、該選択手段6に含
まれるT.M.J撮影モード検知回路及びT.M.J撮
影位置データ発生回路よりマイクロプロセッサー61に
指令信号が入力され、該マイクロプロセッサー61では
事前にプログラミングされた各種撮影モードが選択され
る。この選択モードの内の位置データが更に比較演算回
路8に入力され、該比較演算回路8では断層形成機構2
及び/若しくは患者保持装置3に関する現実の位置情報
データと比較演算され、断層形成機構2及び/若しくは
患者保持装置3の適正移動量の指令信号が駆動回路5に
入力される。斯くして駆動回路5から移動機構50に出
力信号が発せられ、断層形成機構2及び/若しくは患者
保持装置3が前後移動し、T.M.J撮影に適正な位置
に設定される。このようにT.M.J撮影の位置設定が
なされた後、X線照射スイッチをオンとすると、次に延
べる撮影モードに従いフィルムカセッテ23に顎関節の
断層撮影像が写し出されてゆくのである。
上記の如くT.M.J撮影選択手段6の選択操作がなさ
れると、マイクロプロセッサー61により対応する撮影
モードが選択される。この撮影モードは、X線発生器2
2のオン・オフタイミング、フィルムカセッテ23の送
り開始・停止タイミング及び送り速度等のパターン要素
を含み、その後X線照射スイッチをオンとすると、この
選択された撮影モードに従ってX線発生器22のオン・
オフ及びフィルムカセッテ23の送りが遂行され、該フ
ィルムカセッテ23には顎関節の断層撮影像が写し出さ
れる。
れると、マイクロプロセッサー61により対応する撮影
モードが選択される。この撮影モードは、X線発生器2
2のオン・オフタイミング、フィルムカセッテ23の送
り開始・停止タイミング及び送り速度等のパターン要素
を含み、その後X線照射スイッチをオンとすると、この
選択された撮影モードに従ってX線発生器22のオン・
オフ及びフィルムカセッテ23の送りが遂行され、該フ
ィルムカセッテ23には顎関節の断層撮影像が写し出さ
れる。
ここでT.M.J撮影の各種撮影モードの具体例と各機
構の作動について述べる。第25図は1枚のフィルム上
に左右顎関節の閉口、開口状態の4種の撮影像を写し出
した例を示す。このような撮影モードを選択した時、断
層形成機構2の水平旋回アーム21は左側(右側)顎関
節の撮影スタート位置に設置される。これを閉口状態の
撮影スタート位置とする。その後X線照射スイッチをオ
ンとすると旋回アーム21が旋回を開始し、ほぼ同時
に、又は少しの時間差をもってX線発生器22がオンと
なると共にフィルムカセッテ23の送りが開始され、フ
ィルムカセッテ23上に左側(右側)顎関節の断層撮影
がなされる。この左側(右側)顎関節の断層撮影が終了
するとX線発生器22がオフとなり、この間フィルムカ
セッテ23はその1/4分送られるよう速度調整されて
おり、左側(右側)顎関節の断層撮影像がフィルムカセ
ッテ23の0〜1/4の区画域に写し出される。そして
その後も旋回アーム21の旋回及びフィルムカセッテ2
3の送りが継続され、右側(左側)顎関節の撮影スター
ト位置に達するとX線発生器22がオンになり右側(左
側)の顎関節の断層撮影がなされる。この間右側(左
側)顎関節がフィルムカセッテ23の4/4〜3/4の
区画域に写し出され、該右側(左側)顎関節の撮影が終
了するとX線発生器22がオフとなり、旋回アーム21
の旋回及びフィルムカセッテ23の送りが停止される。
次に旋回アーム21が逆旋回を開始し、フィルムカセッ
テ23が逆送りされる。旋回アーム21は再び左側(右
側)顎関節撮影スタート位置に復帰し、この時フィルム
カセッテ23は1/4の位置に停止する。ここで患者の
顎を開口状態とし、X線照射スイッチをオンとすると、
水平旋回アーム21が旋回しほぼ同時に、又は少しの時
間差をもってX線発生器22がオンとされると共にフィ
ルムカセッテ23の送りが開始され、フィルムカセッテ
23の1/4〜2/4の区画域に開口状態の左側(右
側)顎関節の断層撮影像が写し出される。この撮影が終
了しX線発生器22がオフとなった後水平旋回アーム2
1は引続き旋回し右側(左側)顎関節撮影スタート位置
に達すると、X線発生器22がオンとなり右側(左側)
顎関節の断層撮影がなされる。この間フィルムカセッテ
23が2/4の位置から送られ、該フィルムカセッテ2
3の2/4〜3/4の区画域に開口状態の右側(左側)
顎関節の断層撮影像が写し出される。斯くして、1枚の
フィルム上には、両側に開口状態の左右顎関節断層撮影
像が、中央部に開口状態の左右顎関節断層撮影像が均等
分割状態で写し出される。上記一連の動作は、マイクロ
プロセッサー61に予めプログラミングされた旋回アー
ム21の旋回パターン、X線発生器22のオン・オフタ
イミングパターン、フィルムカセッテ23の送り開始・
停止タイミングパターン及びその送り速度パターン等の
撮影モードに従い自動的且つ円滑になされるのである。
構の作動について述べる。第25図は1枚のフィルム上
に左右顎関節の閉口、開口状態の4種の撮影像を写し出
した例を示す。このような撮影モードを選択した時、断
層形成機構2の水平旋回アーム21は左側(右側)顎関
節の撮影スタート位置に設置される。これを閉口状態の
撮影スタート位置とする。その後X線照射スイッチをオ
ンとすると旋回アーム21が旋回を開始し、ほぼ同時
に、又は少しの時間差をもってX線発生器22がオンと
なると共にフィルムカセッテ23の送りが開始され、フ
ィルムカセッテ23上に左側(右側)顎関節の断層撮影
がなされる。この左側(右側)顎関節の断層撮影が終了
するとX線発生器22がオフとなり、この間フィルムカ
セッテ23はその1/4分送られるよう速度調整されて
おり、左側(右側)顎関節の断層撮影像がフィルムカセ
ッテ23の0〜1/4の区画域に写し出される。そして
その後も旋回アーム21の旋回及びフィルムカセッテ2
3の送りが継続され、右側(左側)顎関節の撮影スター
ト位置に達するとX線発生器22がオンになり右側(左
側)の顎関節の断層撮影がなされる。この間右側(左
側)顎関節がフィルムカセッテ23の4/4〜3/4の
区画域に写し出され、該右側(左側)顎関節の撮影が終
了するとX線発生器22がオフとなり、旋回アーム21
の旋回及びフィルムカセッテ23の送りが停止される。
次に旋回アーム21が逆旋回を開始し、フィルムカセッ
テ23が逆送りされる。旋回アーム21は再び左側(右
側)顎関節撮影スタート位置に復帰し、この時フィルム
カセッテ23は1/4の位置に停止する。ここで患者の
顎を開口状態とし、X線照射スイッチをオンとすると、
水平旋回アーム21が旋回しほぼ同時に、又は少しの時
間差をもってX線発生器22がオンとされると共にフィ
ルムカセッテ23の送りが開始され、フィルムカセッテ
23の1/4〜2/4の区画域に開口状態の左側(右
側)顎関節の断層撮影像が写し出される。この撮影が終
了しX線発生器22がオフとなった後水平旋回アーム2
1は引続き旋回し右側(左側)顎関節撮影スタート位置
に達すると、X線発生器22がオンとなり右側(左側)
顎関節の断層撮影がなされる。この間フィルムカセッテ
23が2/4の位置から送られ、該フィルムカセッテ2
3の2/4〜3/4の区画域に開口状態の右側(左側)
顎関節の断層撮影像が写し出される。斯くして、1枚の
フィルム上には、両側に開口状態の左右顎関節断層撮影
像が、中央部に開口状態の左右顎関節断層撮影像が均等
分割状態で写し出される。上記一連の動作は、マイクロ
プロセッサー61に予めプログラミングされた旋回アー
ム21の旋回パターン、X線発生器22のオン・オフタ
イミングパターン、フィルムカセッテ23の送り開始・
停止タイミングパターン及びその送り速度パターン等の
撮影モードに従い自動的且つ円滑になされるのである。
第28図はフィルムを上下左右に8分割し、上記に更に
別の撮影態様を加えてこれらを一括して1枚のフィルム
上に写し出したものである。このような撮影態様の例と
しては、2種のX線入射角度について閉口・開口状態の
顎関節撮影を行なう場合が挙げられる。この場合、X線
発生器21の前部に配設される縦長のパノラマ撮影用ス
リット(不図示)を上半部のものと切替可能とし、該ス
リットを上半部のものに切替えた上で上記同要領でT.
M.J撮影を行なうと、フィルムカセッテ23の上半部
に、選択された入射角度の一方の入射角度に於ける閉口
・開口状態の左右顎関節の断層撮影像が写し出される。
その後X線入射角度を別の角度に切替え、更にフィルム
カセッテ23を上下逆転させて上記同様にT.M.J撮
影を行なうと、フィルムカセッテ23の残余の部位に別
の入射角度に於ける閉口・開口状態の左右顎関節の断層
撮影像が写し出される。
別の撮影態様を加えてこれらを一括して1枚のフィルム
上に写し出したものである。このような撮影態様の例と
しては、2種のX線入射角度について閉口・開口状態の
顎関節撮影を行なう場合が挙げられる。この場合、X線
発生器21の前部に配設される縦長のパノラマ撮影用ス
リット(不図示)を上半部のものと切替可能とし、該ス
リットを上半部のものに切替えた上で上記同要領でT.
M.J撮影を行なうと、フィルムカセッテ23の上半部
に、選択された入射角度の一方の入射角度に於ける閉口
・開口状態の左右顎関節の断層撮影像が写し出される。
その後X線入射角度を別の角度に切替え、更にフィルム
カセッテ23を上下逆転させて上記同様にT.M.J撮
影を行なうと、フィルムカセッテ23の残余の部位に別
の入射角度に於ける閉口・開口状態の左右顎関節の断層
撮影像が写し出される。
上記X線入射角度の変更は、歯列弓Tと断層域Pとの前
後相対位置関係を変えることによりなされる。第26図
は3種の入射角度に於ける歯列弓Tと断層域Pとの相対
位置関係を示す。第26図(イ)は歯列弓Tと断層域Pと
が略合致した状態であり、第26図(ロ)は歯列弓Tが断
層域Pより前方に稍々突出した状態を、第26図(ハ)は
逆に断層域Pが歯列弓Tより前方に稍々突出した状態を
夫々示す。また各図のA、B、Cは関節突起T1の中心
部に対するX線の照射軸を、a、b、cはX線照射撮影
範囲を夫々示す。斯かる3種の入射角度に於いて撮影さ
れた顎関節撮影像は、第27図に示す如く同じ顎関節で
あっても夫々異なった形態として発現される。これは関
節突起T1等を夫々別の角度で透視したことを意味し、
これにより顎関節症に於ける関節突起T1等の形態異常
の診断情報が容易により多く得られることになる。この
ような数方向撮影の組合せ、顎関節の閉口・開口時の組
合せは任意であり、またフィルムの大きさ或いはフィル
ムカセッテ23の送り速度を変えることによりフィルム
上の撮像分割個数の変更も適宜なされる。
後相対位置関係を変えることによりなされる。第26図
は3種の入射角度に於ける歯列弓Tと断層域Pとの相対
位置関係を示す。第26図(イ)は歯列弓Tと断層域Pと
が略合致した状態であり、第26図(ロ)は歯列弓Tが断
層域Pより前方に稍々突出した状態を、第26図(ハ)は
逆に断層域Pが歯列弓Tより前方に稍々突出した状態を
夫々示す。また各図のA、B、Cは関節突起T1の中心
部に対するX線の照射軸を、a、b、cはX線照射撮影
範囲を夫々示す。斯かる3種の入射角度に於いて撮影さ
れた顎関節撮影像は、第27図に示す如く同じ顎関節で
あっても夫々異なった形態として発現される。これは関
節突起T1等を夫々別の角度で透視したことを意味し、
これにより顎関節症に於ける関節突起T1等の形態異常
の診断情報が容易により多く得られることになる。この
ような数方向撮影の組合せ、顎関節の閉口・開口時の組
合せは任意であり、またフィルムの大きさ或いはフィル
ムカセッテ23の送り速度を変えることによりフィルム
上の撮像分割個数の変更も適宜なされる。
(実施例) 次に実施例について述べる。第1図は本考案歯科用パノ
ラマX線撮影装置の一例を示す概略説明図である。図に
於いて、パノラマX線撮影装置本体1は、支柱11に上
下位置調整自在に支持され、該装置本体1には断層形成
機構2の水平旋回アーム21が旋回駆動機構24を介し
て吊持されている。水平旋回アーム21は、旋回駆動機
構24によって患者歯列弓Tの形状に沿って旋回可能と
されると共に、装置本体2内に装備された移動機構50
によって前後移動が可能とされている。装置本体1の下
部には2種の患者保持装置3、3′が付備され、このう
ち一方の患者保持装置3は、患者の顎を下から支えるよ
うにしたものであり、パノラマ撮影時に使用される。他
方の患者保持装置3′は患者の鼻孔部を下から軽く支え
るようにしたものでT.M.J撮影時に使用される。こ
れらは所定位置から退却可能とされ、夫々の撮影態様に
応じて選択使用される。このように2種の患者保持装置
3、3′を退却可能に付備させた理由は以下の通りであ
る。即ち、人間の顎は顎関節を支点として下顎が上下に
動く。而して、下顎を下から支えるように固定した状態
で上記の如く閉口・開口状態のT.M.J撮影を行なわ
んとすると、顎関節が上下に動くことになり、開・閉口
時の顎関節部の相対位置の状態を比較診断する趣旨から
して診断価値が低下する。従って、鼻孔部で患者を保持
するようにすれば、頭部が固定された状態で下顎のみの
上下動が可能とされ、これに伴い顎関節部は一定位置に
保持されるのである。亦、鼻孔部で保持した状態でパノ
ラマ撮影を行なわんとすると、前歯部の前方に患者保持
装置3′が存在する為、これがT.M.J撮影には障害
とならなくともパノラマ撮影には障害となるからであ
る。但し、該患者保持装置3′をX線透過性の材料で作
成した場合はこれによってパノラマ撮影が可能であるこ
とは云うまでもない。
ラマX線撮影装置の一例を示す概略説明図である。図に
於いて、パノラマX線撮影装置本体1は、支柱11に上
下位置調整自在に支持され、該装置本体1には断層形成
機構2の水平旋回アーム21が旋回駆動機構24を介し
て吊持されている。水平旋回アーム21は、旋回駆動機
構24によって患者歯列弓Tの形状に沿って旋回可能と
されると共に、装置本体2内に装備された移動機構50
によって前後移動が可能とされている。装置本体1の下
部には2種の患者保持装置3、3′が付備され、このう
ち一方の患者保持装置3は、患者の顎を下から支えるよ
うにしたものであり、パノラマ撮影時に使用される。他
方の患者保持装置3′は患者の鼻孔部を下から軽く支え
るようにしたものでT.M.J撮影時に使用される。こ
れらは所定位置から退却可能とされ、夫々の撮影態様に
応じて選択使用される。このように2種の患者保持装置
3、3′を退却可能に付備させた理由は以下の通りであ
る。即ち、人間の顎は顎関節を支点として下顎が上下に
動く。而して、下顎を下から支えるように固定した状態
で上記の如く閉口・開口状態のT.M.J撮影を行なわ
んとすると、顎関節が上下に動くことになり、開・閉口
時の顎関節部の相対位置の状態を比較診断する趣旨から
して診断価値が低下する。従って、鼻孔部で患者を保持
するようにすれば、頭部が固定された状態で下顎のみの
上下動が可能とされ、これに伴い顎関節部は一定位置に
保持されるのである。亦、鼻孔部で保持した状態でパノ
ラマ撮影を行なわんとすると、前歯部の前方に患者保持
装置3′が存在する為、これがT.M.J撮影には障害
とならなくともパノラマ撮影には障害となるからであ
る。但し、該患者保持装置3′をX線透過性の材料で作
成した場合はこれによってパノラマ撮影が可能であるこ
とは云うまでもない。
第2図乃至11図はパノラマ撮影の為の位置決め手段の
態様を示すものであり、以下順次説明する。
態様を示すものであり、以下順次説明する。
第2図及び第3図に於いては、装置本体1に断層形成機
構2が移動機構50を介して患者の正中線に沿って前後
移動自在に吊持されている。また断層形成機構2の旋回
軌跡と装置本体1との間の正中線上に上記センサー4が
断層形成機構2と一体関係で配置されている。患者保持
装置3は装置本体1に固定され、該保持装置3上に置か
れた患者歯列弓Tの前歯とセンサー4との間の距離dが
このセンサー4により検出される。該距離dは予め設定
されたセンサー4及び基準位置O間の距離d1と合算さ
れ、歯列弓Tの基準位置Oに対する相対位置データd0
として比較演算回路8に入力される。而して、予め設定
された断層域Pの基準位置Oに対する相対位置データD
と、上記センサー4による入力データd0とが、前述の
如く比較演算回路8で比較演算される。この情報に基づ
き断層形成機構2がずれ幅(D−d0)だけ移動し、第
3図に示す如く断層域Pと歯列弓Tとが略合致する。図
の場合、駆動回路5により断層形成機構2が前後移動す
るが、この前後移動は移動機構50によってなされる。
該移動機構50は、装置本体1の上部内に配設されたモ
ーター51及びラック・ピニオン52より成る駆動手段
500を含む。亦、移動機構50にはポテンショメータ5
3が付設され、上記移動の結果がポテンショメーター5
3により位置検出され、断層形成機構2を微小移動修正
可能とする。
構2が移動機構50を介して患者の正中線に沿って前後
移動自在に吊持されている。また断層形成機構2の旋回
軌跡と装置本体1との間の正中線上に上記センサー4が
断層形成機構2と一体関係で配置されている。患者保持
装置3は装置本体1に固定され、該保持装置3上に置か
れた患者歯列弓Tの前歯とセンサー4との間の距離dが
このセンサー4により検出される。該距離dは予め設定
されたセンサー4及び基準位置O間の距離d1と合算さ
れ、歯列弓Tの基準位置Oに対する相対位置データd0
として比較演算回路8に入力される。而して、予め設定
された断層域Pの基準位置Oに対する相対位置データD
と、上記センサー4による入力データd0とが、前述の
如く比較演算回路8で比較演算される。この情報に基づ
き断層形成機構2がずれ幅(D−d0)だけ移動し、第
3図に示す如く断層域Pと歯列弓Tとが略合致する。図
の場合、駆動回路5により断層形成機構2が前後移動す
るが、この前後移動は移動機構50によってなされる。
該移動機構50は、装置本体1の上部内に配設されたモ
ーター51及びラック・ピニオン52より成る駆動手段
500を含む。亦、移動機構50にはポテンショメータ5
3が付設され、上記移動の結果がポテンショメーター5
3により位置検出され、断層形成機構2を微小移動修正
可能とする。
第4図及び第5図に於いては、断層形成機構2が放置本
体1に固定され、一方患者保持装置3が装置本体1に対
し移動機構50を介して正中線に沿って前後移動自在に
装備されている。センサー4は上記と同様断層形成機構
2に一体的に配置され、該センサー4により検出された
歯列弓Tの相対位置データd0及び予め入力された断層
域Pの相対位置データDとが比較演算回路8にて比較演
算される。この情報に基づき移動機構50が作動して患
者保持装置3が移動し、第5図に示す如く断層域Pと歯
列弓Tとが略合致する。この場合も移動機構50にポテ
ンショメーター53が付設され、移動の結果を位置検出
して患者保持装置3を再度移動させその微小移動修正が
可能とされている。
体1に固定され、一方患者保持装置3が装置本体1に対
し移動機構50を介して正中線に沿って前後移動自在に
装備されている。センサー4は上記と同様断層形成機構
2に一体的に配置され、該センサー4により検出された
歯列弓Tの相対位置データd0及び予め入力された断層
域Pの相対位置データDとが比較演算回路8にて比較演
算される。この情報に基づき移動機構50が作動して患
者保持装置3が移動し、第5図に示す如く断層域Pと歯
列弓Tとが略合致する。この場合も移動機構50にポテ
ンショメーター53が付設され、移動の結果を位置検出
して患者保持装置3を再度移動させその微小移動修正が
可能とされている。
第6図及び第7図に於いては、断層形成機構2が駆動手
段500′を含む移動機構50′を介して装置本体1に前
後移動自在に吊持され、一方患者保持装置3が移動機構
50を介して装置本体1に前後移動自在に装備されてい
る。該患者保持装置3には切端咬合具33が具備され、
該咬合具33にはポテンショメータ、差動トランス或い
はデジタルリニアスケール等のセンサー4が接続され
る。患者歯列弓Tの前歯が上記切端咬合具33を咬合す
ると、咬合圧がセンサー4に伝達され、これにより該セ
ンサー4は前歯の位置を検知し実質的に接触型センサー
として機能する。この位置検出データは歯列弓Tの装置
本体1の基準位置Oに対する相対位置データd0として
出力される。亦、断層形成機構2の移動機構50′に
は、断層形成機構用位置検出手段(ポテンショメータ或
いは差動トランス4′)が付設されている。該位置検出
手段4′による断層域Pの相対位置データDと上記歯列
弓Tの相対位置データd0が比較演算回路8に入力さ
れ、この両データD、d0が比較演算されて、移動機構
50、50′のいずれか若しくは双方が作動する。その
結果、第7図に示す如く断層域Pと歯列弓Tとが略合致
する。第7図は移動機構50、50′の双方が移動した
結果を示す。上記断層形成機構用位置検出手段4′は、
患者保持装置3のみを移動させて位置決めを行なった場
合に、その移動が正しく行なわれたかどうかをチェック
するよう機能させることも出来る。この場合、チェック
の結果に基づき断層形成機構2が修正移動する。
段500′を含む移動機構50′を介して装置本体1に前
後移動自在に吊持され、一方患者保持装置3が移動機構
50を介して装置本体1に前後移動自在に装備されてい
る。該患者保持装置3には切端咬合具33が具備され、
該咬合具33にはポテンショメータ、差動トランス或い
はデジタルリニアスケール等のセンサー4が接続され
る。患者歯列弓Tの前歯が上記切端咬合具33を咬合す
ると、咬合圧がセンサー4に伝達され、これにより該セ
ンサー4は前歯の位置を検知し実質的に接触型センサー
として機能する。この位置検出データは歯列弓Tの装置
本体1の基準位置Oに対する相対位置データd0として
出力される。亦、断層形成機構2の移動機構50′に
は、断層形成機構用位置検出手段(ポテンショメータ或
いは差動トランス4′)が付設されている。該位置検出
手段4′による断層域Pの相対位置データDと上記歯列
弓Tの相対位置データd0が比較演算回路8に入力さ
れ、この両データD、d0が比較演算されて、移動機構
50、50′のいずれか若しくは双方が作動する。その
結果、第7図に示す如く断層域Pと歯列弓Tとが略合致
する。第7図は移動機構50、50′の双方が移動した
結果を示す。上記断層形成機構用位置検出手段4′は、
患者保持装置3のみを移動させて位置決めを行なった場
合に、その移動が正しく行なわれたかどうかをチェック
するよう機能させることも出来る。この場合、チェック
の結果に基づき断層形成機構2が修正移動する。
第8図及び第9図に於いては、第2図及び第3図の場合
と同様に断層形成機構2が移動機構50を介して装置本
体1に前後移動自在に具備され、一方患者保持装置3は
装置本体1に固定されている。更にセンサー4は患者正
中線上の装置本体1の垂直部分に取付けられ、上記基準
位置Oと一致している。このようにセンサー4を装置本
体1に取付けるようにすると、断層形成機構2と装置本
体1の垂直部分との間隔を小さくすることができ、全体
がコンパクト化される。この場合、センサー4により検
出された歯列弓Tの前歯の距離dは上記相対位置データ
d0と一致し、このデータd0と断層域Pの相対位置デ
ータDとが上記同様比較演算回路8にて比較演算され
る。これらの演算データに基づき移動機構50をして患
者保持装置3を適正方向に且つ適正量移動させ位置決め
を行なう。この結果第9図に示す如く歯列弓Tと断層域
Pとが略合致する。その他の構成は第2図及び第3図と
同様である。
と同様に断層形成機構2が移動機構50を介して装置本
体1に前後移動自在に具備され、一方患者保持装置3は
装置本体1に固定されている。更にセンサー4は患者正
中線上の装置本体1の垂直部分に取付けられ、上記基準
位置Oと一致している。このようにセンサー4を装置本
体1に取付けるようにすると、断層形成機構2と装置本
体1の垂直部分との間隔を小さくすることができ、全体
がコンパクト化される。この場合、センサー4により検
出された歯列弓Tの前歯の距離dは上記相対位置データ
d0と一致し、このデータd0と断層域Pの相対位置デ
ータDとが上記同様比較演算回路8にて比較演算され
る。これらの演算データに基づき移動機構50をして患
者保持装置3を適正方向に且つ適正量移動させ位置決め
を行なう。この結果第9図に示す如く歯列弓Tと断層域
Pとが略合致する。その他の構成は第2図及び第3図と
同様である。
第10図及び第11図は、センシングポジション可変手
段40によりセンサー4の上下位置の調整が可能とされ
た例を示す。即ち、センシングポジション可変手段40
は、センサー4の発光素子(後述)41からの光を患者
歯列弓Tの前歯に水平に照射するようセンサー4を上下
位置調整する為のものである。該可変手段40は、第1
6図に示す如く、装置本体1の下部内に配設されたピニ
オンギア401と、該ピニオンギア401と噛合し装置本体1
外の操作ノブ(不図示)の操作に伴うピニオンギア401
の回転により上下動するラックギア402とより成る。該
ラックギア402の上端には上記センサー4が固設され、
術者は患者の前歯に上記発光素子41からの光が水平に
照射するよう上記操作ノブにてその上下の位置を調整す
る。患者保持装置3は、患者の顎を支えるチンレスト3
1と、装置本体1の上部より垂下され患者の耳部にてそ
の向き等を規制する規制枠32とより成る。この規制枠
32は、図例では上部から垂下するよう設けられている
が、チンレスト31側から立設するよう設けても良い。
また、第1、2、4、6及び8図の場合にも斯る規制枠
を設けることも除外するものではない。該患者保持装置
3は、装置本体1に対し固定関係にあり、該保持装置3
に患者頭部を安置させた上で上記センサー4による位置
検出及び断層形成機構2の前後移動がなされる。本図の
場合、駆動回路5により断層形成機構2が前後移動す
る。この前後の移動は移動機構50によってなされる。
該移動機構50は装置本体1の下部内に設置されたモー
ター51及びラック・ピニオン機構52よりなる駆動手
段500と、該駆動手段500及び断層形成機構2を連結する
ワイヤー54とを含む。また該駆動手段500には断層指
示ビーム投光器55が固設されると共に断層位置検出用
ポテンショメータ53が連関されている。上記移動信号
が発せられると、駆動手段500のモーター51が駆動し
ラック・ピニオン機構52によって断層指示ビーム投光
器55及び断層形成機構2がワイヤー54を介して同時
に前後移動する。断層形成機構2による断層域Pの基準
位置と、該断層指示ビーム投光器55による照射ビーム
とは、常に合致するようワイヤー54によって連縛さ
れ、患者の顔面に照射されたスポットにより術者が目視
にて断層域Pのおよその位置を推定し得るようになされ
ている。またポテンショメータ53は、断層域Pの位置
を常に監視するものであり、比較演算回路8のA/D変
換器81にその情報が入力されてA/D変換され、再度
マイクロプロセッサー82にて比較演算されて駆動回路
5に対して駆動信号が発せられる(第12図参照)。
尚、図例の場合、断層形成機構2と断層指示ビーム投光
器55とがワイヤー54にて連縛され、両者が同時に移
動可能とされているが、これに限定されず電気的に同期
された或は非同期の夫々独立のモーターにて駆動される
ことも除外するものではない。また、断層指示ビーム投
光器55はあくまで術者に対する補助的配慮により設け
られるものであり、自動位置付けと云う意味からはこれ
を省略することも可能である。本実施例の装置に於いて
患者位置付けを行なう場合、先ず、患者保持装置3に下
顎部を起き、センシングポジション可変手段40により
センサー4の上下位置を調整する。次いで、患者歯列弓
Tの前歯とセンサー4との間の距離dが上記の如く検出
され、予め設定されたセンサー4及び基準位置O間の距
離d1とが合算され、歯列弓Tの基準位置Oに対する相
対位置データd0として比較演算回路8に入力される。
そして、予め設定された断層域Pの基準位置Oに対する
相対位置データDと上記センサー4による入力データd
0とが、前述の如く比較演算回路8で比較演算される。
この比較演算回路8による情報に基づき断層形成機構2
がずれ幅(D−d0)だけ移動し、第11図に示す如く
断層域Pと歯列弓Tとが略合致する。この移動の結果、
必要によりポテンショメータ53をして断層形成機構2
の位置を検出し、上記同様の要領で操作してその微小移
動修正も可能とされる。
段40によりセンサー4の上下位置の調整が可能とされ
た例を示す。即ち、センシングポジション可変手段40
は、センサー4の発光素子(後述)41からの光を患者
歯列弓Tの前歯に水平に照射するようセンサー4を上下
位置調整する為のものである。該可変手段40は、第1
6図に示す如く、装置本体1の下部内に配設されたピニ
オンギア401と、該ピニオンギア401と噛合し装置本体1
外の操作ノブ(不図示)の操作に伴うピニオンギア401
の回転により上下動するラックギア402とより成る。該
ラックギア402の上端には上記センサー4が固設され、
術者は患者の前歯に上記発光素子41からの光が水平に
照射するよう上記操作ノブにてその上下の位置を調整す
る。患者保持装置3は、患者の顎を支えるチンレスト3
1と、装置本体1の上部より垂下され患者の耳部にてそ
の向き等を規制する規制枠32とより成る。この規制枠
32は、図例では上部から垂下するよう設けられている
が、チンレスト31側から立設するよう設けても良い。
また、第1、2、4、6及び8図の場合にも斯る規制枠
を設けることも除外するものではない。該患者保持装置
3は、装置本体1に対し固定関係にあり、該保持装置3
に患者頭部を安置させた上で上記センサー4による位置
検出及び断層形成機構2の前後移動がなされる。本図の
場合、駆動回路5により断層形成機構2が前後移動す
る。この前後の移動は移動機構50によってなされる。
該移動機構50は装置本体1の下部内に設置されたモー
ター51及びラック・ピニオン機構52よりなる駆動手
段500と、該駆動手段500及び断層形成機構2を連結する
ワイヤー54とを含む。また該駆動手段500には断層指
示ビーム投光器55が固設されると共に断層位置検出用
ポテンショメータ53が連関されている。上記移動信号
が発せられると、駆動手段500のモーター51が駆動し
ラック・ピニオン機構52によって断層指示ビーム投光
器55及び断層形成機構2がワイヤー54を介して同時
に前後移動する。断層形成機構2による断層域Pの基準
位置と、該断層指示ビーム投光器55による照射ビーム
とは、常に合致するようワイヤー54によって連縛さ
れ、患者の顔面に照射されたスポットにより術者が目視
にて断層域Pのおよその位置を推定し得るようになされ
ている。またポテンショメータ53は、断層域Pの位置
を常に監視するものであり、比較演算回路8のA/D変
換器81にその情報が入力されてA/D変換され、再度
マイクロプロセッサー82にて比較演算されて駆動回路
5に対して駆動信号が発せられる(第12図参照)。
尚、図例の場合、断層形成機構2と断層指示ビーム投光
器55とがワイヤー54にて連縛され、両者が同時に移
動可能とされているが、これに限定されず電気的に同期
された或は非同期の夫々独立のモーターにて駆動される
ことも除外するものではない。また、断層指示ビーム投
光器55はあくまで術者に対する補助的配慮により設け
られるものであり、自動位置付けと云う意味からはこれ
を省略することも可能である。本実施例の装置に於いて
患者位置付けを行なう場合、先ず、患者保持装置3に下
顎部を起き、センシングポジション可変手段40により
センサー4の上下位置を調整する。次いで、患者歯列弓
Tの前歯とセンサー4との間の距離dが上記の如く検出
され、予め設定されたセンサー4及び基準位置O間の距
離d1とが合算され、歯列弓Tの基準位置Oに対する相
対位置データd0として比較演算回路8に入力される。
そして、予め設定された断層域Pの基準位置Oに対する
相対位置データDと上記センサー4による入力データd
0とが、前述の如く比較演算回路8で比較演算される。
この比較演算回路8による情報に基づき断層形成機構2
がずれ幅(D−d0)だけ移動し、第11図に示す如く
断層域Pと歯列弓Tとが略合致する。この移動の結果、
必要によりポテンショメータ53をして断層形成機構2
の位置を検出し、上記同様の要領で操作してその微小移
動修正も可能とされる。
第17図乃至21図は、センシングポジション可変手段
40の他の実施例を示すものである。第17図及び第1
8図は、装置本体1の上記とは異なる部位、即ち、第1
7図では装置本体1の垂直部内、第18図では装置本体
1の上部内に、第16図と同様のピニオンギア401及び
これに噛合して上下動するラックギヤ402が配設され、
図示外の操作ノブの操作によりセンサー4の上下位置が
調整されることを示している。
40の他の実施例を示すものである。第17図及び第1
8図は、装置本体1の上記とは異なる部位、即ち、第1
7図では装置本体1の垂直部内、第18図では装置本体
1の上部内に、第16図と同様のピニオンギア401及び
これに噛合して上下動するラックギヤ402が配設され、
図示外の操作ノブの操作によりセンサー4の上下位置が
調整されることを示している。
第19図は、断層形成機構2におけるフィルムカセッテ
23に配置されたセンサー4を第16図と同様のピニオ
ンギア401及びこれに噛合して上下動するラックギヤ402
にて上下位置調整せんとするものである。
23に配置されたセンサー4を第16図と同様のピニオ
ンギア401及びこれに噛合して上下動するラックギヤ402
にて上下位置調整せんとするものである。
これら第17図乃至第19図に示す実施例に於いては、
後記の(第23図及び第24図)センサー4が採用され
る。即ち、発光素子41から発せられる照射ビームを歯
列弓Tの前歯に水平に照射する為にセンサー4自体をセ
ンシングポジション可変手段40によりその上下位置が
調整される。
後記の(第23図及び第24図)センサー4が採用され
る。即ち、発光素子41から発せられる照射ビームを歯
列弓Tの前歯に水平に照射する為にセンサー4自体をセ
ンシングポジション可変手段40によりその上下位置が
調整される。
第20図及び第21図は、センシングポジション可変手
段40によりセンサー4の配向角度が調整されることを
示す。即ち、第20図は装置本体1に、第21図は旋回
アーム21に夫々センサー4が上下回動自在に枢着され
ている。上記配向角度は図示外の操作ノブにより調整さ
れ、術者によりその照射ビームが歯列弓Tの前歯に照射
される。センサー4により検出された距離rは、その配
向角度θrと共に前記比較演算回路8に入力され、ここ
で水平距離dが演算される。この演算結果に基づき上記
同様比較演算回路8を経て駆動回路5に駆動信号が発せ
られる。
段40によりセンサー4の配向角度が調整されることを
示す。即ち、第20図は装置本体1に、第21図は旋回
アーム21に夫々センサー4が上下回動自在に枢着され
ている。上記配向角度は図示外の操作ノブにより調整さ
れ、術者によりその照射ビームが歯列弓Tの前歯に照射
される。センサー4により検出された距離rは、その配
向角度θrと共に前記比較演算回路8に入力され、ここ
で水平距離dが演算される。この演算結果に基づき上記
同様比較演算回路8を経て駆動回路5に駆動信号が発せ
られる。
これらの実施例においては、センシングポジション可変
手段40によりセンサー4の上下位置若しくは配向角度
が調整される。その後センサー4と歯列弓Tの対象部位
(図例では前歯)との水平距離dが測定され、その測定
結果に基づき移動機構50が作動して歯列弓Tと断層域
Pとが合致する。従ってこれら実施例は望ましく採用さ
れるが、これらに限定されず他の適当な手段も採用可能
であることは云うまでもない。
手段40によりセンサー4の上下位置若しくは配向角度
が調整される。その後センサー4と歯列弓Tの対象部位
(図例では前歯)との水平距離dが測定され、その測定
結果に基づき移動機構50が作動して歯列弓Tと断層域
Pとが合致する。従ってこれら実施例は望ましく採用さ
れるが、これらに限定されず他の適当な手段も採用可能
であることは云うまでもない。
次に本考案に望ましく採用されるセンサー4について述
べる。即ち、センサー4は第23図に示す如く発光素子
41と半導体位置検出素子(以下PSD素子と称す)4
2とより成る。該センサー4は、発光素子41からの光
を例えば患者歯列弓Tの前歯に照射して乱反射させ、そ
の反射光をPSD素子42にて受光して距離dを算出せ
んとするものである。
べる。即ち、センサー4は第23図に示す如く発光素子
41と半導体位置検出素子(以下PSD素子と称す)4
2とより成る。該センサー4は、発光素子41からの光
を例えば患者歯列弓Tの前歯に照射して乱反射させ、そ
の反射光をPSD素子42にて受光して距離dを算出せ
んとするものである。
この距離dの算出原理を説明する。第23図に於いて、
発光素子41からの光は投光レンズ43により集光さ
れ、対象物としての前歯(患者歯列弓)Tに当る。前歯
Tの表面で乱反射した光は受光レンズ44で集光されP
SD素子42の表面に焦点を結ぶ。今レンズ43から前
歯Tまでの距離をd、レンズ44の焦点距離をf、投光
レンズ43と受光レンズ44との中心間の距離をX、受
光レンズ中心軸からPSD素子42の受光面上の反射光
集光点までの距離をeとすると、 であるから、 となり、X、fの値は既知であるから、eの値を検出す
ればTまでの距離dが算出できる。
発光素子41からの光は投光レンズ43により集光さ
れ、対象物としての前歯(患者歯列弓)Tに当る。前歯
Tの表面で乱反射した光は受光レンズ44で集光されP
SD素子42の表面に焦点を結ぶ。今レンズ43から前
歯Tまでの距離をd、レンズ44の焦点距離をf、投光
レンズ43と受光レンズ44との中心間の距離をX、受
光レンズ中心軸からPSD素子42の受光面上の反射光
集光点までの距離をeとすると、 であるから、 となり、X、fの値は既知であるから、eの値を検出す
ればTまでの距離dが算出できる。
次にPSD素子42の原理よりeを検出しdを算出す
る。第24図に於いて、 (但し、xはPSD素子42の中心から受光点までの距
離、LはPSD素子42の中心から両端電極までの距
離、I1、I2はPSD素子42両端での光電流であ
る) 今Lは定数であるから、(I2−I1)/(I1+
I2)は距離xと比例関係にあることがわかる。一方、 e=x+s (但し、sは受光レンズ44の中心軸とPSD素子42
の中心軸との距離) であるから、これらを式に代入すると (I2−I1)/(I1+I2)=δとすると となり、dはδ即ち(I2−I1)/(I1+I2)の
関数となりδを直流電圧値として出力すればこのδより
dが算出される。
る。第24図に於いて、 (但し、xはPSD素子42の中心から受光点までの距
離、LはPSD素子42の中心から両端電極までの距
離、I1、I2はPSD素子42両端での光電流であ
る) 今Lは定数であるから、(I2−I1)/(I1+
I2)は距離xと比例関係にあることがわかる。一方、 e=x+s (但し、sは受光レンズ44の中心軸とPSD素子42
の中心軸との距離) であるから、これらを式に代入すると (I2−I1)/(I1+I2)=δとすると となり、dはδ即ち(I2−I1)/(I1+I2)の
関数となりδを直流電圧値として出力すればこのδより
dが算出される。
第22図は、センサー4の他の配置例を示すものであ
り、2個のセンサー4、4を例えば歯列弓Tの左右の犬
歯に配向させ、この2種の位置検出データに基づき上記
同様の位置付けを行なわんとするものである。この場
合、センサー4、4により歯列弓Tの2次元的位置デー
タが得られるので、患者個々の形状特性も比較演算回路
8に入力され、予め入力された形状モデルとの比較によ
り、より精度の高い位置付けが可能とされる。斯かる意
味から、センサー4を更に多く配置して歯列弓Tの複数
箇所を検出するようにすれば一層位置付け精度が向上す
る。
り、2個のセンサー4、4を例えば歯列弓Tの左右の犬
歯に配向させ、この2種の位置検出データに基づき上記
同様の位置付けを行なわんとするものである。この場
合、センサー4、4により歯列弓Tの2次元的位置デー
タが得られるので、患者個々の形状特性も比較演算回路
8に入力され、予め入力された形状モデルとの比較によ
り、より精度の高い位置付けが可能とされる。斯かる意
味から、センサー4を更に多く配置して歯列弓Tの複数
箇所を検出するようにすれば一層位置付け精度が向上す
る。
第12図、第13図及び第14図は、本考案装置に採用
されるパノラマ撮影用位置決めの回路構成の種々の態様
を示すブロック図である。
されるパノラマ撮影用位置決めの回路構成の種々の態様
を示すブロック図である。
第12図は上記パノラマ撮影に於ける位置決めの例の全
てに望ましく適用される回路構成のブロック図である。
センサー4による歯列弓Tの位置検出データと断層域P
の位置データとは、上述の如く比較演算回路8にて比較
演算される。該演算回路8はセンサー4による検出デー
タをA/D変換するA/D変換器81と、該A/D変換
器81による演算データと予め入力された断層域Pの位
置データとを比較すると共に駆動回路5に信号を発する
マイクロプロセッサー82とを含む。該演算回路8とセ
ンサー4との間にはセンサー信号処理回路9が介在さ
れ、センサー4からの位置検出信号は該処理回路9で処
理された後A/D変換器81でデジタル変換され、マイ
クロプロセッサー82に入力される。マイクロプロセッ
サー82には予め幾つかの前記モデルが記憶されてお
り、術者が患者の歯列の形態、即ち歯列の形状、大きさ
その他の形状的特性を判断してその適切なモデルに対応
するキーボードを選択する。そして該マイクロプロセッ
サー82では、処理回路9による処理データと選択モデ
ルに対応する断層域Pとの相対位置関係を演算し、その
演算結果に基づき駆動回路5に移動信号を発する。
てに望ましく適用される回路構成のブロック図である。
センサー4による歯列弓Tの位置検出データと断層域P
の位置データとは、上述の如く比較演算回路8にて比較
演算される。該演算回路8はセンサー4による検出デー
タをA/D変換するA/D変換器81と、該A/D変換
器81による演算データと予め入力された断層域Pの位
置データとを比較すると共に駆動回路5に信号を発する
マイクロプロセッサー82とを含む。該演算回路8とセ
ンサー4との間にはセンサー信号処理回路9が介在さ
れ、センサー4からの位置検出信号は該処理回路9で処
理された後A/D変換器81でデジタル変換され、マイ
クロプロセッサー82に入力される。マイクロプロセッ
サー82には予め幾つかの前記モデルが記憶されてお
り、術者が患者の歯列の形態、即ち歯列の形状、大きさ
その他の形状的特性を判断してその適切なモデルに対応
するキーボードを選択する。そして該マイクロプロセッ
サー82では、処理回路9による処理データと選択モデ
ルに対応する断層域Pとの相対位置関係を演算し、その
演算結果に基づき駆動回路5に移動信号を発する。
第13図は、第2図乃至第5図に適用されるブロック図
である。この場合、基準距離発生回路80により条件設
定等がなされ、且つ断層域Pの相対位置データが比較演
算回路8に入力された後、センサー4からの位置検出情
報が比較演算回路8に入力される。比較演算回路8によ
って断層域Pと歯列弓Tとの相対位置のずれが比較演算
されると共に断層域P若しくは歯列弓Tの移動方向及び
移動量が判断される。更に、この比較演算回路8による
データに基づき駆動回路5が動作し、移動機構50が作
動する。また、この移動機構50による移動の結果は、
センサー4により再び検出されその移動修正が可能とさ
れる。
である。この場合、基準距離発生回路80により条件設
定等がなされ、且つ断層域Pの相対位置データが比較演
算回路8に入力された後、センサー4からの位置検出情
報が比較演算回路8に入力される。比較演算回路8によ
って断層域Pと歯列弓Tとの相対位置のずれが比較演算
されると共に断層域P若しくは歯列弓Tの移動方向及び
移動量が判断される。更に、この比較演算回路8による
データに基づき駆動回路5が動作し、移動機構50が作
動する。また、この移動機構50による移動の結果は、
センサー4により再び検出されその移動修正が可能とさ
れる。
第14図は、第6図乃至第11図に適用されるブロック
図である。この場合、センサー4及び断層形成機構用位
置検出手段4′(53)からの検出情報が比較演算回路
8に入力され、ここで該検出情報と予め入力された断層
域Pの相対位置データとが比較演算される。そして、こ
の比較演算結果に基づき上記同様歯列弓T若しくは断層
域Pが前後移動する。また、移動機構50による移動結
果は、断層形成機構用位置検出手段4′(53)にフィ
ードバックされ、断層域Pの再度の移動修正がなされ
る。
図である。この場合、センサー4及び断層形成機構用位
置検出手段4′(53)からの検出情報が比較演算回路
8に入力され、ここで該検出情報と予め入力された断層
域Pの相対位置データとが比較演算される。そして、こ
の比較演算結果に基づき上記同様歯列弓T若しくは断層
域Pが前後移動する。また、移動機構50による移動結
果は、断層形成機構用位置検出手段4′(53)にフィ
ードバックされ、断層域Pの再度の移動修正がなされ
る。
第15図は、T.M.J撮影時に於ける位置決めのブロ
ック図である。この場合、T.M.J撮影モード検知回
路及びT.M.J撮影位置データ発生回路即ちマイクロ
プロセッサー61を含むT.M.J撮影選択手段6によ
る選択操作により選ばれた撮影モード情報が比較演算回
路8に入力され、現実の位置データと比較演算される。
この比較演算結果が駆動回路5に入力され、駆動手段50
0に移動信号が発せられて移動機構50が作動し、断層
形成機構2及び/若しくは頭部固定装置3がT.M.J
撮影に適正な位置に前後移動する。そして、移動機構5
0による移動結果は、断層形成機構用位置検出手段4′
(53)にフィードバックされ、断層域Pの再度の移動
修正がなされる。
ック図である。この場合、T.M.J撮影モード検知回
路及びT.M.J撮影位置データ発生回路即ちマイクロ
プロセッサー61を含むT.M.J撮影選択手段6によ
る選択操作により選ばれた撮影モード情報が比較演算回
路8に入力され、現実の位置データと比較演算される。
この比較演算結果が駆動回路5に入力され、駆動手段50
0に移動信号が発せられて移動機構50が作動し、断層
形成機構2及び/若しくは頭部固定装置3がT.M.J
撮影に適正な位置に前後移動する。そして、移動機構5
0による移動結果は、断層形成機構用位置検出手段4′
(53)にフィードバックされ、断層域Pの再度の移動
修正がなされる。
第29図は、パノラマ撮影及びT.M.J撮影における
位置決め及びX線照射モードの総合的ブロック図であ
る。T.M.J撮影選択手段6には、パノラマ撮影及び
T.M.J撮影の選択指令キーボード、T.M.J撮影
に於ける前記各種撮影モードの選択指令キーボードが含
まれる。撮影モード選択指令キーボードによりパノラマ
撮影モードを選択し、更に自動位置付け指令用キーボー
ドを操作すると、自動位置付け用マイクロプセッサー8
2の働きにより断層形成機構2の移動信号が発せられ、
駆動回路5によってこの移動がなされて歯列弓Tと断層
機構Pとが合致される。この移動が適正かどうかがアー
ム位置検出回路即ち前記断層形成機構用位置検出手段
4′(53)及び比較演算回路81によりチェックさ
れ、その移動修正がなされる。その後X線照射スイッチ
をオンとすると、予め本体側マイクロプロセッサー61
にプログラミングされたパノラマ撮影モードに従い旋回
アーム21の旋回、X線発生器22のオン及びフィルム
カセッテ23の送りがなされ、パノラマ撮影がなされ
る。亦、上記撮影モード選択指令キーボードによりT.
M.J撮影の上記各種撮影モードのいずれかを選択する
と、本体側マイクロプロセッサー61に予めプログラミ
ングされたT.M.J撮影に関する位置データが自動位
置付け用マイクロプロセッサー82に連動信号として発
信され、前述の各種撮影モードに応じて断層形成機構2
が位置設定される。その後X線照射スイッチをオンとす
るとX線照射制御手段7及びマイクロプロセッサー61
の働きにより、旋回アーム21の旋回パターン、X線発
生器22のオン・オフタイミングパターン、フィルムカ
セッテ23の送り開始・停止タイミングパターン及び速
度パターンの各種態様に従いT.M.J撮影がなされ
る。
位置決め及びX線照射モードの総合的ブロック図であ
る。T.M.J撮影選択手段6には、パノラマ撮影及び
T.M.J撮影の選択指令キーボード、T.M.J撮影
に於ける前記各種撮影モードの選択指令キーボードが含
まれる。撮影モード選択指令キーボードによりパノラマ
撮影モードを選択し、更に自動位置付け指令用キーボー
ドを操作すると、自動位置付け用マイクロプセッサー8
2の働きにより断層形成機構2の移動信号が発せられ、
駆動回路5によってこの移動がなされて歯列弓Tと断層
機構Pとが合致される。この移動が適正かどうかがアー
ム位置検出回路即ち前記断層形成機構用位置検出手段
4′(53)及び比較演算回路81によりチェックさ
れ、その移動修正がなされる。その後X線照射スイッチ
をオンとすると、予め本体側マイクロプロセッサー61
にプログラミングされたパノラマ撮影モードに従い旋回
アーム21の旋回、X線発生器22のオン及びフィルム
カセッテ23の送りがなされ、パノラマ撮影がなされ
る。亦、上記撮影モード選択指令キーボードによりT.
M.J撮影の上記各種撮影モードのいずれかを選択する
と、本体側マイクロプロセッサー61に予めプログラミ
ングされたT.M.J撮影に関する位置データが自動位
置付け用マイクロプロセッサー82に連動信号として発
信され、前述の各種撮影モードに応じて断層形成機構2
が位置設定される。その後X線照射スイッチをオンとす
るとX線照射制御手段7及びマイクロプロセッサー61
の働きにより、旋回アーム21の旋回パターン、X線発
生器22のオン・オフタイミングパターン、フィルムカ
セッテ23の送り開始・停止タイミングパターン及び速
度パターンの各種態様に従いT.M.J撮影がなされ
る。
第30図は、上記各種撮影モードにおける位置決めの総
合フローチャートを示す。これを略述する。先ず、スタ
ートボタンを押し撮影モードを選択する。T.M.J撮
影モードを選んだ時には、T.M.J撮影位置データR
1と現実の旋回アームの位置データPとが比較され、R
1=Pの時にはT.M.J撮影の位置決めが終了する。
R1とPとが等しくない時にはアームに前後いずれかに
移動信号が発せられ再び両者の比較がなされた後、或い
はこれが繰り返された後にその位置決めが完了する。一
方、T.M.J撮影モード以外を選択した時には、本実
施例では更にスペシャルモードを選択するか否かを決定
する必要がある。このスペシャルモードは例えば上顎洞
のパノラマ撮影を意味し、該スペシャルモードを選ばな
い時には本来の全顎パノラマ撮影のモードとなる。この
全顎パノラマ撮影モードを選ぶと、センサー値が入力さ
れ、患者歯列弓の位置データR2が算出される。該位置
データR2は上記同様旋回アームの現実の位置データP
と比較演算され、その後上記と同様移動修正等がなされ
た後パノラマ撮影に於ける旋回アームの位置決めが完了
する。亦、上記スペシャルモードを選んだ時には、セン
サー値入力の前にスペシャル位置補正データのセットが
なされる。このスペシャル位置は、上記の上顎洞パノラ
マ撮影の場合、全顎パノラマ撮影位置と統計的に算出さ
れた一定のずれを有しており、上記位置補正データセッ
トはこのずれ差を補正するべくなされる。以降は、上記
と同様の動作がなされて旋回アームがスペシャルモード
撮影に適正な位置に位置決めされる。
合フローチャートを示す。これを略述する。先ず、スタ
ートボタンを押し撮影モードを選択する。T.M.J撮
影モードを選んだ時には、T.M.J撮影位置データR
1と現実の旋回アームの位置データPとが比較され、R
1=Pの時にはT.M.J撮影の位置決めが終了する。
R1とPとが等しくない時にはアームに前後いずれかに
移動信号が発せられ再び両者の比較がなされた後、或い
はこれが繰り返された後にその位置決めが完了する。一
方、T.M.J撮影モード以外を選択した時には、本実
施例では更にスペシャルモードを選択するか否かを決定
する必要がある。このスペシャルモードは例えば上顎洞
のパノラマ撮影を意味し、該スペシャルモードを選ばな
い時には本来の全顎パノラマ撮影のモードとなる。この
全顎パノラマ撮影モードを選ぶと、センサー値が入力さ
れ、患者歯列弓の位置データR2が算出される。該位置
データR2は上記同様旋回アームの現実の位置データP
と比較演算され、その後上記と同様移動修正等がなされ
た後パノラマ撮影に於ける旋回アームの位置決めが完了
する。亦、上記スペシャルモードを選んだ時には、セン
サー値入力の前にスペシャル位置補正データのセットが
なされる。このスペシャル位置は、上記の上顎洞パノラ
マ撮影の場合、全顎パノラマ撮影位置と統計的に算出さ
れた一定のずれを有しており、上記位置補正データセッ
トはこのずれ差を補正するべくなされる。以降は、上記
と同様の動作がなされて旋回アームがスペシャルモード
撮影に適正な位置に位置決めされる。
尚、上記実施例の説明ではセンサー4により直接歯列弓
の相対位置を検出する例を採ったが、患者頭部の他の部
位を位置検出し、この検出データから歯列弓の相対位置
を算出することも可能である。亦、上記説明ではセンサ
ー4はT.M.J撮影の位置決めに直接関与していない
が、マイクロプロセッサー82にこの位置情報を入力
し、T.M.J撮影の位置決めを複合的に行なうように
なすことも可能である。更に、第13、14、15、2
9および30図の説明では、断層形成機構2の移動によ
り各種位置決めがなされるよう述べたが、患者保持装置
3或いは両者を移動することにより同様の目的を達成す
るようになすことも可能である。加えて、本考案装置に
頭部規格撮影(セファロ)機能を付加することも除外す
るものではなく、これによってより多様な診断情報を得
ることが出来る。
の相対位置を検出する例を採ったが、患者頭部の他の部
位を位置検出し、この検出データから歯列弓の相対位置
を算出することも可能である。亦、上記説明ではセンサ
ー4はT.M.J撮影の位置決めに直接関与していない
が、マイクロプロセッサー82にこの位置情報を入力
し、T.M.J撮影の位置決めを複合的に行なうように
なすことも可能である。更に、第13、14、15、2
9および30図の説明では、断層形成機構2の移動によ
り各種位置決めがなされるよう述べたが、患者保持装置
3或いは両者を移動することにより同様の目的を達成す
るようになすことも可能である。加えて、本考案装置に
頭部規格撮影(セファロ)機能を付加することも除外す
るものではなく、これによってより多様な診断情報を得
ることが出来る。
(考案の効果) 以上のように、本考案の歯科用パノラマX線撮影装置
は、センサーにより患者歯列弓の相対位置が検出され、
この検出結果と断層域の相対位置データとが比較され、
この比較結果に基づき断層域及び/若しくは歯列弓が移
動して両者が合致するようになされているから、初心者
でも正確、迅速に位置付けを行なうことができる。その
結果、パノラマ撮影のフィルム品位が向上すると共に位
置付けミスによる撮影失敗及び再撮影の頻度が激減し、
患者に対する不要なX線爆射が著減する。
は、センサーにより患者歯列弓の相対位置が検出され、
この検出結果と断層域の相対位置データとが比較され、
この比較結果に基づき断層域及び/若しくは歯列弓が移
動して両者が合致するようになされているから、初心者
でも正確、迅速に位置付けを行なうことができる。その
結果、パノラマ撮影のフィルム品位が向上すると共に位
置付けミスによる撮影失敗及び再撮影の頻度が激減し、
患者に対する不要なX線爆射が著減する。
亦、比較演算回路が組み込まれた場合は、位置決め操作
が簡略化され且つその精度がより向上する。更に、セン
シングポジション可変手段によりセンサーの上下位置若
しくは配向角度の調整を可能とした場合、患者被検体の
形態に個体差があっても、適確にその相対位置の検出が
可能とされる。
が簡略化され且つその精度がより向上する。更に、セン
シングポジション可変手段によりセンサーの上下位置若
しくは配向角度の調整を可能とした場合、患者被検体の
形態に個体差があっても、適確にその相対位置の検出が
可能とされる。
更に、本考案装置は上記パノラマ撮影時の高精度且つ簡
便な位置決め機能に加えて、T.M.J撮影への簡易且
つ適確な切替機能を有しており、これら各機能の有機的
結合により歯科治療に関する多様な診断情報を迅速且つ
高精度で得ることが出来る。
便な位置決め機能に加えて、T.M.J撮影への簡易且
つ適確な切替機能を有しており、これら各機能の有機的
結合により歯科治療に関する多様な診断情報を迅速且つ
高精度で得ることが出来る。
このように特筆すべき利点を有する本考案はその実用価
値が極めて大である。
値が極めて大である。
第1図は本考案歯科用パノラマX線撮影装置の一例を示
す概略側面図、第2図、第4図、第6図及び第8図は他
の実施例の種々の態様を示す第1図と同様図、第3図、
第5図、第7図及び第9図は同実施例に対応する調整機
構の説明図、第10図はセンシングポジション可変手段
が付加された装置の一例を示す概略側面図、第11図は
同実施例における調整機構の説明図、第12図乃至第1
5図は本考案装置の回路構成の例を示すブロック図、第
16図は第10のXVI線部拡大図、第17図乃至第21
図は他の実施例の第16図と同様図、第22図はセンサ
ーの他の配置例を示す説明図、第23図及び第24図は
本考案に採用されたセンサーの原理図、第25図はT.
M.J撮影に於けるフイルム像の一例を示す図、第26
図はX線照射角度の各種パターンを示す説明図、第27
図は同図に対応する顎関節撮像の拡大図、第28図は他
のフィルム像の一例を示す第25図と同様図、第29図
はパノラマ−T.M.J撮影の統合ブロック図、第30
図はパノラマ−T.M.J撮影の位置決め総合フローチ
ャート図である。 (符号の説明) 1……パノラマX線撮影装置本体、2……断層形成機
構、21……水平旋回アーム、22……X線発生器、2
3……フィルムカセッテ、24……旋回駆動機構、3…
…患者保持装置、4……位置検出センサー、40……セ
ンシングポジション可変手段、5……駆動回路、50…
…移動機構、500……駆動手段、6……顎関節撮影選
択手段、7……X線照射制御手段、8……比較演算回
路、80……基準距離データ発生回路、P……断層域、
T……歯列弓。
す概略側面図、第2図、第4図、第6図及び第8図は他
の実施例の種々の態様を示す第1図と同様図、第3図、
第5図、第7図及び第9図は同実施例に対応する調整機
構の説明図、第10図はセンシングポジション可変手段
が付加された装置の一例を示す概略側面図、第11図は
同実施例における調整機構の説明図、第12図乃至第1
5図は本考案装置の回路構成の例を示すブロック図、第
16図は第10のXVI線部拡大図、第17図乃至第21
図は他の実施例の第16図と同様図、第22図はセンサ
ーの他の配置例を示す説明図、第23図及び第24図は
本考案に採用されたセンサーの原理図、第25図はT.
M.J撮影に於けるフイルム像の一例を示す図、第26
図はX線照射角度の各種パターンを示す説明図、第27
図は同図に対応する顎関節撮像の拡大図、第28図は他
のフィルム像の一例を示す第25図と同様図、第29図
はパノラマ−T.M.J撮影の統合ブロック図、第30
図はパノラマ−T.M.J撮影の位置決め総合フローチ
ャート図である。 (符号の説明) 1……パノラマX線撮影装置本体、2……断層形成機
構、21……水平旋回アーム、22……X線発生器、2
3……フィルムカセッテ、24……旋回駆動機構、3…
…患者保持装置、4……位置検出センサー、40……セ
ンシングポジション可変手段、5……駆動回路、50…
…移動機構、500……駆動手段、6……顎関節撮影選
択手段、7……X線照射制御手段、8……比較演算回
路、80……基準距離データ発生回路、P……断層域、
T……歯列弓。
Claims (12)
- 【請求項1】パノラマX線撮影装置本体(1)と、該本体
(1)に水平旋回可能に支持された水平旋回アーム(21)、
該アーム(21)の両端に支持されたX線発生器(22)及びフ
ィルムカセッテ(23)を含む断層形成機構(2)と、該X線
発生器(22)及びフィルムカセッテ(23)の間に配置された
患者保持装置(3)とより成る歯科用パノラマX線撮影装
置に於いて、 該パノラマX線撮影装置が、 上記患者保持装置(3)に保持された患者歯列弓(T)の装置
本体(1)に対する相対位置を検出する位置検出センサー
(4)と、 断層形成機構(2)及び/若しくは患者保持装置(3)を前後
移動させる為の前後位置検出手段(4′)を備えた移動
機構(50)と、 選択操作により前記断層形成機構(2)及び/若しくは患
者保持装置(3)を顎関節撮影に適正な位置に移動させる
為の撮影位置データ信号を出力する顎関節撮影選択手段
(6)と、 上記センサー(4)による検出位置データと断層域(P)の装
置本体(1)に対する相対位置データとの比較データ及び
上記前後位置検出手段(4′)による前後位置データと
上記顎関節撮影選択手段(6)からの該撮影位置データと
の比較データの何れか選択したデータに基づき前記移動
機構(50)を作動する為の駆動回路(5)と、 上記顎関節撮影選択手段(6)の選択撮影モード信号によ
り前記X線発生器(22)を顎関節撮影に適正な所定モード
に合致するようオン・オフするX線照射制御手段(7)
と、 を具備して成ることを特徴とする歯科用X線パノラマ撮
影装置。 - 【請求項2】上記相対位置データを比較演算回路(8)に
て比較し、該比較演算回路(8)による出力データを駆動
回路(5)に入力して断層形成機構(2)及び/若しくは患者
保持装置(3)を前後移動させるようにした請求項1記載
の装置。 - 【請求項3】上記位置検出センサー(4)がセンシングポ
ジション可変手段(40)を具備している請求項1又は2記
載の装置。 - 【請求項4】上記断層域(P)の位置データが、基準距離
データ発生回路(80)により比較演算回路(8)に入力され
る請求項2記載の装置。 - 【請求項5】上記断層形成機構(2)が、上記水平旋回ア
ーム(21)を患者歯列弓(T)に沿った形状に旋回させる旋
回駆動機構(24)を含む請求項1、2又は3記載の装置。 - 【請求項6】上記センサー(4)が非接触型若しくは接触
型センサーであって、上記装置本体(1)、断層形成機構
(2)及び患者保持装置(3)のいずれかに少なくとも歯列弓
(T)の前歯部に対向するよう配置されている請求項1、
2又は3記載の装置。 - 【請求項7】上記駆動回路(5)が、モータ又はソレノイ
ド等の駆動手段(500)を含む移動機構(50)に連結され、
前記患者保持装置(3)若しくは断層形成機構(2)が、前記
比較演算回路(8)からの出力を得た該移動機構(50)によ
り前後移動する請求項1、2又は3記載の装置。 - 【請求項8】上記基準距離データ発生回路(80)が、断層
域(P)の基準位置を歯列弓(T)の位置に略一致する位置及
び/若しくは前後に多少ずれた位置に設定するよう指示
するものである請求項4記載の装置。 - 【請求項9】上記センシングポジション可変手段(40)
が、センサー(4)の上下位置を調整するものである請求
項3記載の装置。 - 【請求項10】上記センシングポジション可変手段(40)
が、センサー(4)の配向角度を調整するものである請求
項3記載の装置。 - 【請求項11】上記顎関節撮影選択手段(6)が、顎関節
に対する種々のX線入射角度の選択モードを有している
請求項1記載の装置。 - 【請求項12】上記X線照射制御手段(7)が、上記選択
モードに応じてX線発生器(22)をオン・オフすると共に
フィルムカセッテ(23)の送り開始・停止タイミング及び
送り速度を制御するものである請求項1又は11記載の
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988123069U JPH0621445Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 歯科用パノラマx線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988123069U JPH0621445Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 歯科用パノラマx線撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0242607U JPH0242607U (ja) | 1990-03-23 |
| JPH0621445Y2 true JPH0621445Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31371587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988123069U Expired - Fee Related JPH0621445Y2 (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 歯科用パノラマx線撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621445Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011096780A3 (ko) * | 2010-02-08 | 2011-12-22 | 고려대학교 산학협력단 | 머리 및 트랜스듀서 고정장치와 이를 포함하는 좌석 세트 |
-
1988
- 1988-09-20 JP JP1988123069U patent/JPH0621445Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011096780A3 (ko) * | 2010-02-08 | 2011-12-22 | 고려대학교 산학협력단 | 머리 및 트랜스듀서 고정장치와 이를 포함하는 좌석 세트 |
| KR101233866B1 (ko) * | 2010-02-08 | 2013-02-15 | 고려대학교 산학협력단 | 머리 및 트랜스듀서 고정장치와 이를 포함하는 좌석 세트 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0242607U (ja) | 1990-03-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |