JPH0621447Y2 - 気管カテーテル液状検体用細胞収集容器 - Google Patents

気管カテーテル液状検体用細胞収集容器

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JPH0621447Y2
JPH0621447Y2 JP1989115147U JP11514789U JPH0621447Y2 JP H0621447 Y2 JPH0621447 Y2 JP H0621447Y2 JP 1989115147 U JP1989115147 U JP 1989115147U JP 11514789 U JP11514789 U JP 11514789U JP H0621447 Y2 JPH0621447 Y2 JP H0621447Y2
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catheter
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卓也 村角
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Murazumi Industrial Co Ltd
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Murazumi Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、医療機関で使用される気管カテーテル液状検
体用細胞収集容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、肺癌等の気管支病巣部をファイバースコープ
を使用してブラシで擦過したり、組織片を採取したりす
る際には、ファイバースコープにカテーテルを介して気
管カテーテル液状検体用細胞収集容器を接続し、気管支
から分泌する喀痰をこの液状検体用細胞収集容器に吸引
採取していた。この液状検体用細胞収集容器は、たとえ
ば第3図および第4図に示すように、一端に開口部
(1)を有する平底の有底円筒状容器本体(2)と、頂
板(3)を貫通して頂板(3)の内側に突出した2個の
カテーテル(4)、(5)を有し、前記開口部(1)の
外周に押し込められるキャップ(6)とを具備してなる
もので、容器本体(2)の容量は用途に応じて50ml、
20ml、10ml等多種類に設定されていた。一方のカテ
ーテル(4)は、他のカテーテル(5)よりも小径で、
一端にコネクターを介して追加のカテーテルが接続さ
れ、追加のカテーテルがファイバースコープに接続され
る。カテーテル(5)は、同様にコネクターおよび追加
のカテーテルを介してバキュムレーターに接続される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の液状検体用細胞収集容器においては、容
量の種類が多いので、検体の容量に合わせた容器の選択
が煩わしいこと、遠心機にかからないものがあり、その
場合には検体を遠心用容器に移し替える必要があるが、
操作が煩雑であるばかりでなく、検体がこぼれたり手指
に付着する場合があること、長さが短くてスピッツ台に
立て難いものがあること、底部が平底のものは遠沈後も
バフィーコートを形成し難いので、検体を遠心用容器に
移し替える必要があること、キャップ(6)が押込み式
であるので、キャップ着脱時に検体が飛散したり、手指
が汚れて非衛生的であることなどの問題があった。特
に、検体がこぼれたり、手指に付着することは、B型肝
炎やエイズ等に感染する虞れがあり深刻な問題である。
本考案は、従来の液状検体用細胞収集容器を改良して、
上記のような問題点を解消することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は上記目的を達成するために鋭意研究した結
果、本考案を完成したものである。
即ち、本子案は、一端に開口部(17)を有し、開口部
外周に螺着手段(18)を有する円筒状頭部(13)の
他端に、先細り状首部(14)を介して円筒状胴部(1
5)の一端を接続し、円筒状胴部(15)の他端に先細
り状底部(16)を接続してなる容器本体(11)と、
頂板(23)を貫通して頂板内側に突出した2個のカテ
ーテル(28)、(29)を有し、前記螺着手段(1
8)に螺合するキャップ(12)とを具備してなり、前
記容器本体(11)の円筒状頭部(13)の外径および
長さをそれぞれ26〜33mmとし、先細り状首部(1
4)の長さを6〜10mmとし、円筒状胴部(15)の外
径を12〜16mm、長さを50〜70mmとし、先細り状
底部(16)の長さを22〜28mmとし、全容量を15
〜30mlに設定したことを特徴とする気管カテーテル液
状検体用細胞収集容器を内容とするものである。
〔作用〕
上記構成の気管カテーテル液状検体用細胞収集容器を使
用するときは、一方のカテーテルは一端にコネクターを
介して追加のカテーテルが接続され、追加のカテーテル
がファイバースコープに接続される。他方のカテーテル
もまた、同様にコネクターおよび追加のカテーテルを介
してバキュムレーターに接続される。場合によっては、
追加のカテーテルを省略してもよい。
上記構成の本考案によれば、容量を15〜30mlに設定
したので、現在の検体量の実績に照らして、日常検体の
ほとんどすべてを容器1本で、対応することができる。
また、円筒状胴部(15)の外径を12mm〜16mmとし
たので、通常の遠心機にかけることができる。また、円
筒状胴部(15)と先細り状底部(16)を合わせた長
さが72〜98mmと長いので、スピッツ台に立てること
ができ、取り扱いや運搬がし易い。さらに、底部(1
6)を先細り状にしたので、遠沈後のバフィコート形
成、目的の細胞採取が容易である。さらにまた、キャッ
プがねじ式であるので、着脱時の検体の飛散や手指の汚
れがなく、衛生的である。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
本実施例の気管カテーテル液状検体用細胞収集容器は、
第1図に示す容器本体(11)と第2図に示すキャップ
(12)とを具備してなるものである。
容器本体(11)は、アクリル、スチロール、ガラス等
の透明素材からなり、有口円筒状頭部(13)に先細り
状首部(14)を介して円筒状胴部(15)の一端を接
続し、胴部(15)の他端に先細り状底部(16)を接
続してなる容器で、容量が20mlに設定されている。円
筒状頭部(13)は、一端に開口部(17)と、開口部
(17)の外周に螺着手段(図中では雄ねじ)(18)
と、中間部外周に環状突起(19)とを有し、外径
D1、板厚T1および長さL1がそれぞれ29mm、1.5
mmおよび29mmとなるように形成されている。環状突起
(19)は、その下面までの容量が20mlであることを
示すものである。先細り状首部(14)は、板厚T2お
よび長さL2がそれぞれ1.1mmおよび8mmになるように
形成されている。円筒状胴部(15)は、外周に複数個
の容量目盛(20)を有し、首部側外径D2、底部側外
径D3、板厚T3および長さL3がそれぞれ16mm、1
5mm、1.1mmおよび63mmになるように形成されてい
る。先細り状底部(16)は、内部が先細り状テーパ孔
(21)の先端に実質的に平行な有底孔(22)を接続
してなるもので、長さL4が25mmになるように形成さ
れている。テーパ状(21)は、小さい方の内径D4お
よび長さL5がそれぞれ2.9mmおよび13mmになるよう
に形成され、平行孔(22)は、最先端の内径D5、長
さL6および容量がそれぞれ2.5mm、10mmおよび0.0
5mlになるように形成されている。これにより、先細り
状底部(16)の容量は0.8mlになっている。
キャップ(12)は、頂板(23)の内面に気密保持用
環状突起(24)を設け、側壁(25)の内周に前記螺
着手段(雄ねじ)(18)に着脱可能な螺合手段(図中
では雌ねじ)(26)と、外周に多数のキャップ着脱用
滑止め溝(27)とを設けてなるもので、頂板(23)
を貫通して頂板(23)の内側に突出した2個のカテー
テル(28)、(29)を有している。なお、前記環状
突起(24)の代わりにパッキンを設けてもよい(図示
省略)。両カテーテル(28)、(29)は、可撓性ビ
ニールチューブからなり、気密を保持するように、か
つ、手で引き抜くことができる程度に頂板(23)を貫
通している。一方のカテーテル(28)は、検体採取用
で、他方のカテーテル(29)よりも小径または同径と
され、カテーテル(29)は吸引用である。なお、両カ
テーテル(28)、(29)の頂板貫通部を頂板(2
3)に固着してもよいが、その場合には、カテーテルを
有しない無孔のキャップを別途用意しておく必要があ
る。
容器本体(11)、キャップ(12)および両カテーテ
ル(28)、(29)は適宜滅菌処理されている。
上記において、本考案の検体容器の一例を示したが、円
筒状頭部(13)、円筒状胴部(15)および先細り状
底部(16)における平行孔(22)は、いずれも各上
下部の径の等しい円筒状でもよいが、全体の形状とし
て、先細り状底部(16)に向かって先細り状テーパー
状とする方が、遠沈性およびバフィーコートの採出等の
作業性の面から好適である。またテーパー孔(21)と
平行孔(22)とは両者の一体的テーパー孔としてもよ
い。
本考案容器のサイズは、従前の細胞診液状検体への最も
効率的な適用性、バフィーコート形成性、作業性および
従来の遠心機にかけられるという機能性から下記の範囲
から選択される; (A)円筒状頭部 外径D1=26〜33mm 長さL1=26〜33mm (B)先細り状首部 長さL2=6〜10mm (C)円筒状胴部 外径D2、D3=13〜17mm 長さL3=50〜70mm (D)先細り状底部 長さL4=22〜28mm 全容量:15〜30ml 上記構成の液状検体用細胞収集容器を使用するときは、
カテーテル(28)の一端にコネクターを介して追加の
カテーテルを接続し、追加のカテーテルをファイバース
コープに接続する。カテーテル(29)もまた、同様に
コネクターおよび追加のカテーテルを介してバキュムレ
ーターに接続する。場合によっては、追加のカテーテル
を省略してもよい。バキュムレーターにより容器本体
(11)内を負圧にして、気管支から分泌する喀痰をカ
テーテル(28)により容器本体(11)内に吸引採取
する。喀痰を採取した容器は、両カテーテル(28)、
(29)を引き抜いて遠心機にかけるか、または、キャ
ップ(12)を別途用意した無孔のキャップに変換して
検査室へ運び、検査室で遠心機にかける。その場合、容
器本体(11)は、円筒状胴部(15)の外径D2およ
びD3が12〜16mmに形成されているので、そのまま
通常の遠心機にかけることができ、検体を他の遠心用容
器に移し替える必要がなく、こぼしたり、手指を汚すこ
ともない。また、円筒状胴部(15)と先細り状底部
(16)とを合わせた長さL3+L4が72〜98mmと
長いので、スピッツ台に立てることができ、取り扱いや
運搬が容易である。さらに、先細り状底部(16)の内
部を図示した如くテーパ孔(21)と平行孔(22)と
から形成させると、遠沈後のバフィーコート形成が一層
容易であり、そのため、微量のバフィーコートからでも
目的の細胞を採取することができる。さらにまた、キャ
ップ(12)がねじ式であるので、着脱時に検体の飛散
や手指の汚れがなく、衛生的である。
ちなみに、考案者が行なった細胞診検査における液状検
体の実情調査結果によれば、吸痰の調査数のすべてが2
0ml以下であった。したがって、本考案の液状検体用細
胞収集容器は、容量を15〜30mlに設定することによ
り、1本ですべての症例に対応できることがわかる。ま
た、吸痰の調査数の87%の検体が沈渣を底部(16)
に遠沈可能であった。したがって、バフィーコートを形
成し易く、微量のバフィーコートからでも目的の細胞を
採取することができる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、次
のような利点を有する。
(1)容器本体の容量を15〜30mlに設定したことに
より、日常検体のほとんどすべてを容器1本で対応する
ことができる。
(2)容器本体は、胴部の外径を12〜16mmの範囲に
設定されているので、通常の遠心機にかけることができ
る。したがって、検体を他の遠心用容器に移し替える手
間が省けるとともに、こぼしたり、手指を汚すこともな
くなる。
(3)容器本体は、円筒状胴部と先細り状底部とを合わ
せた長さが72〜98mmと長いので、スピッツ台に立て
ることができ、そのため、取り扱い、運搬が容易であ
る。
(4)容器本体の底部が先細り状に形成されているの
で、検体遠沈後のバフィーコート形成が容易で微量のバ
フィーコートからでも目的の細胞を採取することができ
る。
(5)キャップがねじ式であるので、着脱時の検体の飛
散や手指の汚れがなく、衛生的である。
(6)移し替え時の液状検体の洩れや手指への付着、キ
ャップ着脱時の検体の飛散や手指への付着が防止される
ので、B型肝炎やエイズ等の伝染の虞れも大巾に減少す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の容器本体を示す一部切欠き
正面図、第2図は上記実施例のキャップの一部切欠き正
面図、第3図は従来例の容器本体の一部切欠き正面図、
第4図は上記従来例のキャップの一部切欠き正面図であ
る。 11……容器本体、12……キャップ 13……円筒状頭部、14……先細り状首部 15……円筒状胴部、16……先細り状底部 17……開口部、18……螺着手段(雄ねじ) 28……カテーテル、29……カテーテル D1……円筒状頭部の外径、L1……円筒状頭部の長さ L2……先細り状首部の長さ D2,D3……円筒状胴部の外径 L3……円筒状胴部の長さ L4……先細り状底部の長さ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に開口部(17)を有し、開口部外周
    に螺着手段(18)を有する円筒状頭部(13)の他端
    に、先細り状首部(14)を介して円筒状胴部(15)
    の一端を接続し、円筒状胴部(15)の他端に先細り状
    底部(16)を接続してなる容器本体(11)と、頂板
    (23)を貫通して頂板内側に突出した2個のカテーテ
    ル(28)、(29)を有し、前記螺着手段(18)に
    螺合するキャップ(12)とを具備してなり、前記容器
    本体(11)の円筒状頭部(13)の外径および長さを
    それぞれ26〜33mmとし、先細り状首部(14)の長
    さを6〜10mmとし、円筒状胴部(15)の外径を12
    〜16mm、長さを50〜70mmとし、先細り状底部(1
    6)の長さを22〜28mmとし、全容量を15〜30m
    に設定したことを特徴とする気管カテーテル液状検体
    用細胞収集容器。
JP1989115147U 1989-09-30 1989-09-30 気管カテーテル液状検体用細胞収集容器 Expired - Lifetime JPH0621447Y2 (ja)

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