JPH06214610A - 制御方法及びその装置 - Google Patents
制御方法及びその装置Info
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- JPH06214610A JPH06214610A JP751493A JP751493A JPH06214610A JP H06214610 A JPH06214610 A JP H06214610A JP 751493 A JP751493 A JP 751493A JP 751493 A JP751493 A JP 751493A JP H06214610 A JPH06214610 A JP H06214610A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非線形性の強い制御対象を良好に制御するた
めの動作点を決定するセットアップ制御の精度を向上し
良好な制御を行う。 【構成】 制御対象1に所望の動作をさせるように、制
御対象1を制御するアクチュエータ2に指令を与える。
このとき、制御対象1のモデル5のパラメータの各値と
モデル5の入出力状態値との関係を学習機構11により
求め、学習結果をメモリ20に記憶し、制御対象1の入
出力計測値に基づき、メモリ20の学習結果を参照し
て、モデル5のパラメータ値を決定し、決定されたパラ
メータ値に基づき指令を得て、アクチュエータ2に与え
る。
めの動作点を決定するセットアップ制御の精度を向上し
良好な制御を行う。 【構成】 制御対象1に所望の動作をさせるように、制
御対象1を制御するアクチュエータ2に指令を与える。
このとき、制御対象1のモデル5のパラメータの各値と
モデル5の入出力状態値との関係を学習機構11により
求め、学習結果をメモリ20に記憶し、制御対象1の入
出力計測値に基づき、メモリ20の学習結果を参照し
て、モデル5のパラメータ値を決定し、決定されたパラ
メータ値に基づき指令を得て、アクチュエータ2に与え
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御対象の制御方法及び
その装置に係り、特に、圧延機のような非線形制御系の
動作点を決定するセットアップ制御方法及びその装置に
関する。
その装置に係り、特に、圧延機のような非線形制御系の
動作点を決定するセットアップ制御方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】線形系を前提として開発された線形制御
理論を用いると、高精度の制御が可能になる。しかしこ
の線形制御理論を非線形性の強い制御対象、例えば被圧
延材を圧延する圧延機に適用しても、所望の制御性能を
期待することができず、その製品(圧延機の場合は鋼
材)の高品質化を図ることができない。圧延機の制御系
には、制御対象の時間的変化が無くなる定常状態におけ
る動作点を求めるセットアップ制御系があり、このセッ
トアップ制御の高精度化を図る方法が望まれている。
尚、火力発電機やプラント制御では、セットアップ制御
はセットポイント制御と呼ばれる。
理論を用いると、高精度の制御が可能になる。しかしこ
の線形制御理論を非線形性の強い制御対象、例えば被圧
延材を圧延する圧延機に適用しても、所望の制御性能を
期待することができず、その製品(圧延機の場合は鋼
材)の高品質化を図ることができない。圧延機の制御系
には、制御対象の時間的変化が無くなる定常状態におけ
る動作点を求めるセットアップ制御系があり、このセッ
トアップ制御の高精度化を図る方法が望まれている。
尚、火力発電機やプラント制御では、セットアップ制御
はセットポイント制御と呼ばれる。
【0003】通常、セットアップ制御系において、微分
方程式を解くときの定常解を求めるのと同様に、時間変
化分を無視して、ダイナミックプログラミング,リニア
プログラミング等の最適解を求め、動作点を決定する。
動作点が決定すると、動作点の周りで制御対象を線形近
似し、動作点からのづれを零にするレギュレータ問題と
して、微分方程式の過度解を対象に最適解を求めるとい
う、線形制御理論にのっとったフォードバック制御を行
なうのである。
方程式を解くときの定常解を求めるのと同様に、時間変
化分を無視して、ダイナミックプログラミング,リニア
プログラミング等の最適解を求め、動作点を決定する。
動作点が決定すると、動作点の周りで制御対象を線形近
似し、動作点からのづれを零にするレギュレータ問題と
して、微分方程式の過度解を対象に最適解を求めるとい
う、線形制御理論にのっとったフォードバック制御を行
なうのである。
【0004】尚、セットアップ制御については「板圧延
の理論と実際」日本鉄鋼協会発行、昭和59年9月1日
発行の289頁より292頁に具体的に記述されてい
る。
の理論と実際」日本鉄鋼協会発行、昭和59年9月1日
発行の289頁より292頁に具体的に記述されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いて、セットアップ制御(セットポイント制御)のため
の動作点を決定するための制御モデルは常に変化するの
が常である。例えば圧延機の場合、未知パラメータの数
が多く、又、たとえ各パラメータの値を決定できても、
運転中に発生する熱でパラメータの1つである摩擦抵抗
の値が変わったり、ロールが膨張したりするなど、一旦
決定された各パラメータの値が変化してしまうことが多
々ある。しかし変化したパラメータ値を正確に固定する
ことが困難なため、セットアップ制御で決定した動作点
が大幅にくるうと共に、フィードバック制御のパラメー
タがくるい、良好な製品(圧延機の場合は鋼材)が得ら
れないという問題点がある。
いて、セットアップ制御(セットポイント制御)のため
の動作点を決定するための制御モデルは常に変化するの
が常である。例えば圧延機の場合、未知パラメータの数
が多く、又、たとえ各パラメータの値を決定できても、
運転中に発生する熱でパラメータの1つである摩擦抵抗
の値が変わったり、ロールが膨張したりするなど、一旦
決定された各パラメータの値が変化してしまうことが多
々ある。しかし変化したパラメータ値を正確に固定する
ことが困難なため、セットアップ制御で決定した動作点
が大幅にくるうと共に、フィードバック制御のパラメー
タがくるい、良好な製品(圧延機の場合は鋼材)が得ら
れないという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、非線形性の強い制御対象
を良好に制御するための動作点を決定するセットアップ
制御(セットポイント制御)の精度を向上し良好な制御
を行ないうる制御対象の制御方法及びその装置を提供す
ることにある。
を良好に制御するための動作点を決定するセットアップ
制御(セットポイント制御)の精度を向上し良好な制御
を行ないうる制御対象の制御方法及びその装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、制御対象に
所望の動作をさせるように、該制御対象を制御するアク
チュエータに指令を与えるとき、上記制御対象のモデル
のパラメータの各値と該モデルの入出力状態との関係を
学習により求めて学習結果を記憶手段に記憶し、上記制
御対象の入出力計測値に基づき、上記記憶手段の学習結
果を参照して上記モデルのパラメータ値を決定し、決定
されたパラメータ値に基づき指令を得て上記アクチュエ
ータに与えることで、達成される。
所望の動作をさせるように、該制御対象を制御するアク
チュエータに指令を与えるとき、上記制御対象のモデル
のパラメータの各値と該モデルの入出力状態との関係を
学習により求めて学習結果を記憶手段に記憶し、上記制
御対象の入出力計測値に基づき、上記記憶手段の学習結
果を参照して上記モデルのパラメータ値を決定し、決定
されたパラメータ値に基づき指令を得て上記アクチュエ
ータに与えることで、達成される。
【0008】好ましくは、上記制御対象のモデルをセッ
トアップモデルとし、上記指令をアクチュエータに与え
るときは、決定された上記パラメータ値に基づきセット
アップ制御により上記制御対象の入出力の目標を決定
し、上記指令を得て上記アクチュエータに与えると共
に、上記指令の結果上記制御対象より得られた出力状態
の上記出力の目標値からの偏差をゼロにするようフィー
ドバック制御する。
トアップモデルとし、上記指令をアクチュエータに与え
るときは、決定された上記パラメータ値に基づきセット
アップ制御により上記制御対象の入出力の目標を決定
し、上記指令を得て上記アクチュエータに与えると共
に、上記指令の結果上記制御対象より得られた出力状態
の上記出力の目標値からの偏差をゼロにするようフィー
ドバック制御する。
【0009】更に好ましくは、上記学習するステップ
は、ニューラルネットワークを用いて行う。
は、ニューラルネットワークを用いて行う。
【0010】更に好ましくは、上記パラメータを決定す
るステップは、ニューラルネットワークを用いて行う。
るステップは、ニューラルネットワークを用いて行う。
【0011】
【作用】本発明においては、従来のセットアップ制御又
はセットポイント制御の欠点が、制御モデルのパラメー
タ値の変化に対応できないことにあることに着目し、予
め制御モデルとパラメータの関係を学習して記憶し、こ
の学習結果に基づき実際の制御対象の動作状態からパラ
メータ値を推定し、この値を制御のセットアップ制御お
よびフィードバック制御のパラメータ値として用いるよ
うにしたものである。
はセットポイント制御の欠点が、制御モデルのパラメー
タ値の変化に対応できないことにあることに着目し、予
め制御モデルとパラメータの関係を学習して記憶し、こ
の学習結果に基づき実際の制御対象の動作状態からパラ
メータ値を推定し、この値を制御のセットアップ制御お
よびフィードバック制御のパラメータ値として用いるよ
うにしたものである。
【0012】即ち、動作点の大きく変化する圧延機のよ
うな非干渉制御では、瞬時瞬時の制御対象のモデルのパ
ラメータを特定するのが困難であり、従来方法では、種
々の要因のため狂ってしまい正確な制御モデルを構築で
きず、制御モデルが正確であれば性能向上が図れる現代
制御理論等を適用しても、その能力を発揮できなかっ
た。しかし、本発明によれば、非線形性の強い制御対象
に適用しても正確な制御モデルが生成でき、制御性能を
向上することが可能となる。
うな非干渉制御では、瞬時瞬時の制御対象のモデルのパ
ラメータを特定するのが困難であり、従来方法では、種
々の要因のため狂ってしまい正確な制御モデルを構築で
きず、制御モデルが正確であれば性能向上が図れる現代
制御理論等を適用しても、その能力を発揮できなかっ
た。しかし、本発明によれば、非線形性の強い制御対象
に適用しても正確な制御モデルが生成でき、制御性能を
向上することが可能となる。
【0013】従って、非線形性の強い制御対象を良好に
制御するための動作点を決定するセットアップ制御(セ
ットポイント制御)の精度を向上し良好な制御を行なう
ことが可能となる。
制御するための動作点を決定するセットアップ制御(セ
ットポイント制御)の精度を向上し良好な制御を行なう
ことが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本発明の好適な実施例として、非線形性の制御
対象、例えば圧延機の板厚形状制御について説明する。
明する。本発明の好適な実施例として、非線形性の制御
対象、例えば圧延機の板厚形状制御について説明する。
【0015】圧延機は、例えば図3に示す様に、圧延材
100を複数対(図示例では2個のみ示す)のロール2
01,202,211,212等を介して通し、各一対
のロールにおいて、一方のロール202,212の回転
速度をモータ203,213により制御すると共に、各
ロール202,212の圧延材100に対する圧下位置
を油圧圧下装置204,214によりそれぞれ制御する
ことで、圧延機の板厚を所望の値とする。例えば制御対
象のアクチュエータである一対のロール211,212
に対応するモータ213、油圧圧下装置214に対する
制御はそれぞれに速度指令制御装置222、油圧制御装
置220から速度指令値Vi、圧下位置指令値Piを与え
ることで行う。この圧延機の制御は以下の様にして行
う。
100を複数対(図示例では2個のみ示す)のロール2
01,202,211,212等を介して通し、各一対
のロールにおいて、一方のロール202,212の回転
速度をモータ203,213により制御すると共に、各
ロール202,212の圧延材100に対する圧下位置
を油圧圧下装置204,214によりそれぞれ制御する
ことで、圧延機の板厚を所望の値とする。例えば制御対
象のアクチュエータである一対のロール211,212
に対応するモータ213、油圧圧下装置214に対する
制御はそれぞれに速度指令制御装置222、油圧制御装
置220から速度指令値Vi、圧下位置指令値Piを与え
ることで行う。この圧延機の制御は以下の様にして行
う。
【0016】ここでは、一対のロール211,212に
対する制御のみについて説明するが、他のロール対につ
いても同様に制御が行われる。
対する制御のみについて説明するが、他のロール対につ
いても同様に制御が行われる。
【0017】先ず、制御対象である圧延機の制御モデル
5を用いてセットアップ制御系4は目標荷重p0,目標
速度vR0,目標板厚h0,目標張力τf0を出力し、これ
らはそれぞれ制御装置2内の減算器230,232,2
34,236に与えられる。一方、ローラ217に対す
る荷重計217からは荷重値p、ローラ212を駆動す
るモータ213からはモータ213の速度値vR、圧延
材の板厚を計測する板厚計216からは板厚値h、圧延
材100の張力を測定する張力計215からは張力値τ
fがそれぞれ減算器230,232,234,236に
与えられ、上記のp0,vR0,h0,τf0との減算が行わ
れ、偏差Δp,ΔvR,Δh,Δτfが得られる。
5を用いてセットアップ制御系4は目標荷重p0,目標
速度vR0,目標板厚h0,目標張力τf0を出力し、これ
らはそれぞれ制御装置2内の減算器230,232,2
34,236に与えられる。一方、ローラ217に対す
る荷重計217からは荷重値p、ローラ212を駆動す
るモータ213からはモータ213の速度値vR、圧延
材の板厚を計測する板厚計216からは板厚値h、圧延
材100の張力を測定する張力計215からは張力値τ
fがそれぞれ減算器230,232,234,236に
与えられ、上記のp0,vR0,h0,τf0との減算が行わ
れ、偏差Δp,ΔvR,Δh,Δτfが得られる。
【0018】一方、制御系設計システム3は、後述する
方法で制御モデル5に基づいて最適制御のフィードバッ
クパラメータ(係数)f11〜f24を求め、制御装置2に
与える。制御装置2はこれらフィードバック係数f14,
f13,f11,f12と対応する上記偏差Δp,ΔvR,Δ
h,Δτfとを掛算器240,242,244,246
によりそれぞれ掛算して、速度指令偏差Δvp=f14Δ
p+f13ΔvR+f11Δh+f12Δτfを得、加算器25
2に与える。
方法で制御モデル5に基づいて最適制御のフィードバッ
クパラメータ(係数)f11〜f24を求め、制御装置2に
与える。制御装置2はこれらフィードバック係数f14,
f13,f11,f12と対応する上記偏差Δp,ΔvR,Δ
h,Δτfとを掛算器240,242,244,246
によりそれぞれ掛算して、速度指令偏差Δvp=f14Δ
p+f13ΔvR+f11Δh+f12Δτfを得、加算器25
2に与える。
【0019】更に、フィードバック係数f24,f23,f
21,f22と対応する上記偏差のΔp,Δv,Δh,Δτ
fとを掛算器241,243,245,247によりそ
れぞれ掛算して、圧下位置指令偏差ΔSp=f24Δp+f
23ΔvR+f21Δh+f22Δτfを得、加算器250に与
える。
21,f22と対応する上記偏差のΔp,Δv,Δh,Δτ
fとを掛算器241,243,245,247によりそ
れぞれ掛算して、圧下位置指令偏差ΔSp=f24Δp+f
23ΔvR+f21Δh+f22Δτfを得、加算器250に与
える。
【0020】セットアップ制御系21は、更に制御モデ
ルに基づいて速度設定値(目標速度指令)Spと圧下位
置設定値(目標圧下位置指令)vpを加算器250,2
52に与え、加算器250,252はそれぞれ上記指令
偏差ΔSp,Δvpと指令Sp,vpを加算して油圧制御装
置220,速度制御装置222に与える。
ルに基づいて速度設定値(目標速度指令)Spと圧下位
置設定値(目標圧下位置指令)vpを加算器250,2
52に与え、加算器250,252はそれぞれ上記指令
偏差ΔSp,Δvpと指令Sp,vpを加算して油圧制御装
置220,速度制御装置222に与える。
【0021】図1(a)は、制御対象を制御する本発明
の一実施例に係る制御装置の構成図である。制御対象1
は、制御装置2の指令を受けて、所望の精度で動作す
る。制御装置2は、制御対象1の状態と、制御係設計シ
ステム3を決定される制御構造またはパラメータを受け
て指令偏差を決定するフィードバック制御系を有し、こ
の指令偏差と、制御対象1の非線形性から動作点を決定
するセットアップ制御系4からの動作点指令(以下、目
標値という。)とを加味し、制御対象1に指令を発生す
る。ここで、フィードバック制御系はDDC系(Dir
ect Digital Control)と呼ばれ、
その機能は、制御対象1の状態または制御量を受けて、
目標値からのずれを零にするレギュラータ系を構成す
る。
の一実施例に係る制御装置の構成図である。制御対象1
は、制御装置2の指令を受けて、所望の精度で動作す
る。制御装置2は、制御対象1の状態と、制御係設計シ
ステム3を決定される制御構造またはパラメータを受け
て指令偏差を決定するフィードバック制御系を有し、こ
の指令偏差と、制御対象1の非線形性から動作点を決定
するセットアップ制御系4からの動作点指令(以下、目
標値という。)とを加味し、制御対象1に指令を発生す
る。ここで、フィードバック制御系はDDC系(Dir
ect Digital Control)と呼ばれ、
その機能は、制御対象1の状態または制御量を受けて、
目標値からのずれを零にするレギュラータ系を構成す
る。
【0022】セットアップ制御系4は、制御対象1のモ
デル5を利用して、動作点を決定する。この制御モデル
5は、圧延機の場合は、塑性曲線(圧延荷重式),張力
の影響,油膜厚み補償等から構成される。例えば、圧延
荷重式として“Bland& Ford”式を近似した
次の“Hillの近似式”(数1)を用いる。
デル5を利用して、動作点を決定する。この制御モデル
5は、圧延機の場合は、塑性曲線(圧延荷重式),張力
の影響,油膜厚み補償等から構成される。例えば、圧延
荷重式として“Bland& Ford”式を近似した
次の“Hillの近似式”(数1)を用いる。
【0023】
【数1】
【0024】ここで b:圧延材板幅 ki:平均変形抵抗 κi:第iスタンドの張力の影響項 Dpi:摩擦補正項(次の数2) Hi:第iスタンドの入側板厚 hi:第iスタンドの出側板厚 Ri:第iスタンドのワークロール径 Ri′:ロール偏平(“Hitchcock”の式)。
【0025】
【数2】
【0026】ここで、a1,a2,a3:定数 ui:摩擦係数(次の数3) ri:第iスタンドの圧下率
【0027】
【数3】
【0028】ここで、uoi:定数(潤滑油に依存する) uci:定数(実施値で決定) voi:ロール速度 制御モデル5を構成する物理式の定数、例えば摩擦係数
uiは、圧延機の動作温度や圧延油(潤滑油)等の影響
を受け、実際の圧延ではかなり変化してしまう。つま
り、制御対象1のモデル5の構造は数式で表すことがで
きるように比較的明らかであるが、そのパラメータがロ
ール速度変化等の動作条件の変化で変化してしまう場合
が多い。ここで、定数a1,a2,a3,摩擦係数ui,k
i,uci,uci等のパラメータが決定できなければ、正
確な制御モデル5を作成することができない。
uiは、圧延機の動作温度や圧延油(潤滑油)等の影響
を受け、実際の圧延ではかなり変化してしまう。つま
り、制御対象1のモデル5の構造は数式で表すことがで
きるように比較的明らかであるが、そのパラメータがロ
ール速度変化等の動作条件の変化で変化してしまう場合
が多い。ここで、定数a1,a2,a3,摩擦係数ui,k
i,uci,uci等のパラメータが決定できなければ、正
確な制御モデル5を作成することができない。
【0029】以下に、制御モデル5のパラメータが変化
する理由を説明する。圧延機を弾性体と見做すと、
する理由を説明する。圧延機を弾性体と見做すと、
【0030】
【数4】
【0031】ここで、H:入側板厚 τb:後方張力 S:ロール間隔 τf:前方張力 h:出側板厚 K:圧延材の弾性係数 P:荷重 というゲージメータ式(図5)が得られる。図4に示す
様に、Sはロール直下の板厚であり、実際の板厚よりは
P/Kだけばね効果により縮んで板厚が薄くなってお
り、圧延材はロール直下から離れると力(荷重)が解放
され戻る。
様に、Sはロール直下の板厚であり、実際の板厚よりは
P/Kだけばね効果により縮んで板厚が薄くなってお
り、圧延材はロール直下から離れると力(荷重)が解放
され戻る。
【0032】上記の数4を図に示すと図5となり、上記
の数1を図に示すと図6となる。図6の塑性曲線におい
て、x軸との交点は荷重がゼロの状態の入側板厚とな
る。
の数1を図に示すと図6となる。図6の塑性曲線におい
て、x軸との交点は荷重がゼロの状態の入側板厚とな
る。
【0033】圧延機の動作点は、図5のゲージメータ式
の特性直線と、図6の塑性曲線の交点(図7)となる。
の特性直線と、図6の塑性曲線の交点(図7)となる。
【0034】次に、圧延材の板厚(入側板厚)がH→H
0に変化すると、図8のように塑性曲線が点線から実線
に平行移動(この場合x軸との交点がHからH0)して
しまい、目標板厚はhからh0へ、目標荷重はPからP0
へ変化する。
0に変化すると、図8のように塑性曲線が点線から実線
に平行移動(この場合x軸との交点がHからH0)して
しまい、目標板厚はhからh0へ、目標荷重はPからP0
へ変化する。
【0035】この時、自動制御が働いて圧下位置をSか
らS1へ変化させたとすると、ゲージメータ式が点線か
ら実線に移動して図9に示す関係となり、目標荷重は図
8のP0から図9のP1となるが、目標板厚はh0からh
に戻る。
らS1へ変化させたとすると、ゲージメータ式が点線か
ら実線に移動して図9に示す関係となり、目標荷重は図
8のP0から図9のP1となるが、目標板厚はh0からh
に戻る。
【0036】即ち、自動制御はΔh=(h−h0),Δ
P=(P−P0)等を検出し、ΔSp=f1Δh+f2ΔP
なるフィードバックを行い圧下指令偏差を求め目標値S
に加えて圧下指令Sp=S+ΔSpを発行する。ここで、
f1,f2はフィードバック係数である。
P=(P−P0)等を検出し、ΔSp=f1Δh+f2ΔP
なるフィードバックを行い圧下指令偏差を求め目標値S
に加えて圧下指令Sp=S+ΔSpを発行する。ここで、
f1,f2はフィードバック係数である。
【0037】ところが、動作条件(ex,速度vp)の変
化により塑性曲線のパラメータ値が変化し、塑性曲線が
図10の点線から実線の様に変化してしまうと、図9と
同じ出側板厚hを得るためには、圧下位置をS2へ移動
する必要が有る。この時の荷重はP2になる。即ち、こ
の場合、板厚はΔh=h′−h分だけフィードバック
し、荷重はΔp=P′−P0分だけフィードバックする
必要があるにも係わらず、図10の実線の塑性曲線が正
確にわからないため、実際にはh0−h,P1−P0分し
かフィードバックされない。即ち、図9の塑性曲線から
得られるフィードバック係数では、必要とされるS2の
所まで圧下位置を持っていく指令を発生できない。この
ため、動作条件の変化に伴う正しいパラメータ値を得
て、それに基づきf1,f2の係数を変化させる必要が有
る。
化により塑性曲線のパラメータ値が変化し、塑性曲線が
図10の点線から実線の様に変化してしまうと、図9と
同じ出側板厚hを得るためには、圧下位置をS2へ移動
する必要が有る。この時の荷重はP2になる。即ち、こ
の場合、板厚はΔh=h′−h分だけフィードバック
し、荷重はΔp=P′−P0分だけフィードバックする
必要があるにも係わらず、図10の実線の塑性曲線が正
確にわからないため、実際にはh0−h,P1−P0分し
かフィードバックされない。即ち、図9の塑性曲線から
得られるフィードバック係数では、必要とされるS2の
所まで圧下位置を持っていく指令を発生できない。この
ため、動作条件の変化に伴う正しいパラメータ値を得
て、それに基づきf1,f2の係数を変化させる必要が有
る。
【0038】そこで、本実施例では、制御対象1の入力
と出力を学習制御装置6に入力し、学習制御装置6から
制御モデル5のパラメータを出力するようにする。この
場合、制御モデル5のパラメータは、制御対象1の瞬時
瞬時の動作を基に決定できるため、経年変化,温度変化
等の時々刻々変化するパラメータを同定することができ
る。
と出力を学習制御装置6に入力し、学習制御装置6から
制御モデル5のパラメータを出力するようにする。この
場合、制御モデル5のパラメータは、制御対象1の瞬時
瞬時の動作を基に決定できるため、経年変化,温度変化
等の時々刻々変化するパラメータを同定することができ
る。
【0039】学習制御装置6には、予めシミュレーショ
ンにより制御対象モデル5のパラメータと状態(以下、
制御対象1,モデル5への入力と制御対象1,モデル5
からの出力および制御対象1,モデル5の内部状態を総
称して“状態”という。)との関係が記憶されている。
そして、制御対象1の状態がこの学習制御装置6に入力
されると、学習制御装置6はこの記憶されたパラメータ
と状態との関係を参照し、動作時点における状態からパ
ラメータの値を推定する。制御対象1のモデル5の構造
が比較的正確であれば、その時点のパラメータの値が精
度良く求められる。
ンにより制御対象モデル5のパラメータと状態(以下、
制御対象1,モデル5への入力と制御対象1,モデル5
からの出力および制御対象1,モデル5の内部状態を総
称して“状態”という。)との関係が記憶されている。
そして、制御対象1の状態がこの学習制御装置6に入力
されると、学習制御装置6はこの記憶されたパラメータ
と状態との関係を参照し、動作時点における状態からパ
ラメータの値を推定する。制御対象1のモデル5の構造
が比較的正確であれば、その時点のパラメータの値が精
度良く求められる。
【0040】図1(b)は、学習制御機構6にパラメー
タと状態の関係を学習させ記憶させるときの構成図であ
る。制御モデル5の入力状態を入力状態変更部7で決
め、パラメータ変更部8でパラメータ値を変化させ、シ
ミュレーションを実行する。これにより、制御モデル5
のシミュレーション結果として、パラメータ値変化に応
じて変化する出力状態9が得られる。これらパラメータ
値と、制御モデル5の状態との関係を学習制御装置6に
記憶させる。学習制御装置6としては関数補間能力(汎
化能力)を持つ階層形ニューロコンピュータ等が利用で
きる。
タと状態の関係を学習させ記憶させるときの構成図であ
る。制御モデル5の入力状態を入力状態変更部7で決
め、パラメータ変更部8でパラメータ値を変化させ、シ
ミュレーションを実行する。これにより、制御モデル5
のシミュレーション結果として、パラメータ値変化に応
じて変化する出力状態9が得られる。これらパラメータ
値と、制御モデル5の状態との関係を学習制御装置6に
記憶させる。学習制御装置6としては関数補間能力(汎
化能力)を持つ階層形ニューロコンピュータ等が利用で
きる。
【0041】ここで、学習制御装置6に階層形ニューロ
コンピュータを用いる場合の制御装置全体の構成図を図
2に示す。ニューロコンピュータについては、中野馨監
修による「入門と実習ニューロンコンピュータコンピュ
ータ」技術評論社発行、平成元年9月15日発刊に詳細
に述べられているので、ここでは、本実施例に関係する
ところのみ述べる。
コンピュータを用いる場合の制御装置全体の構成図を図
2に示す。ニューロコンピュータについては、中野馨監
修による「入門と実習ニューロンコンピュータコンピュ
ータ」技術評論社発行、平成元年9月15日発刊に詳細
に述べられているので、ここでは、本実施例に関係する
ところのみ述べる。
【0042】ニューロコンピュータは、ニューラルネッ
トワーク10と学習機構11とメモリ20から構成さ
れ、学習機構11は、“学習”と“想起”をコントロー
ルする。
トワーク10と学習機構11とメモリ20から構成さ
れ、学習機構11は、“学習”と“想起”をコントロー
ルする。
【0043】学習時には図11に示す様に、パラメータ
変更部8からのあるパラメータ値(ex,摩擦棒数ui)
が制御モデル5に与えられると、制御モデル5は入力状
態変更部7からの入力状態(ex,速度指令値Vi,圧下
位置指令値Pi)に基づき出力状態(ex,荷重P,速度
VR,板厚h,張力τf)を求めてそれらをニューラルネ
ットワーク10の入力層に与える。入力層には更に入力
状態が与えられ、又、出力層にはパラメータが教師信号
として与えられ、学習機構11はこれらのデータを制御
して学習を行う。ニューラルネットワーク10が未学習
のときは、ニューラルネットワーク10の荷重係数(重
み)に乱数または適当な数値が与えられるため、その抵
当な値の出力13が、学習機構11に入力される。一
方、このときには、パラメータ変更機構8の出力である
パラメータは、教師信号として学習機構11に入力され
る。学習機構11は、パラメータ変更機構8の出力とニ
ューラルネットワーク10の出力の2乗偏差を最小にな
るようにニューラルネットワーク10の荷重係数(重
み)を修正する。制御モデル5の入力12と出力9の組
がニューラルネットワーク10に入力されると、その出
力13はパラメータ変更機構8の出力と等しくなる。こ
れらをニューラルネットワークの学習という。
変更部8からのあるパラメータ値(ex,摩擦棒数ui)
が制御モデル5に与えられると、制御モデル5は入力状
態変更部7からの入力状態(ex,速度指令値Vi,圧下
位置指令値Pi)に基づき出力状態(ex,荷重P,速度
VR,板厚h,張力τf)を求めてそれらをニューラルネ
ットワーク10の入力層に与える。入力層には更に入力
状態が与えられ、又、出力層にはパラメータが教師信号
として与えられ、学習機構11はこれらのデータを制御
して学習を行う。ニューラルネットワーク10が未学習
のときは、ニューラルネットワーク10の荷重係数(重
み)に乱数または適当な数値が与えられるため、その抵
当な値の出力13が、学習機構11に入力される。一
方、このときには、パラメータ変更機構8の出力である
パラメータは、教師信号として学習機構11に入力され
る。学習機構11は、パラメータ変更機構8の出力とニ
ューラルネットワーク10の出力の2乗偏差を最小にな
るようにニューラルネットワーク10の荷重係数(重
み)を修正する。制御モデル5の入力12と出力9の組
がニューラルネットワーク10に入力されると、その出
力13はパラメータ変更機構8の出力と等しくなる。こ
れらをニューラルネットワークの学習という。
【0044】従って、図12に示す様なパラメータ値u
i1,ui2,…,uin毎の入出力状態、ニューラルネット
ワークの重み行列ωが得られる。これらデータは図13
に示す様にメモリ20にストアされる。
i1,ui2,…,uin毎の入出力状態、ニューラルネット
ワークの重み行列ωが得られる。これらデータは図13
に示す様にメモリ20にストアされる。
【0045】尚、ここでは説明を簡略とするためパラメ
ータをuiのみとしたが、複数のパラメータに対する学
習を行なって良く、その場合は、各パラメータの値の組
合せ毎に上記の様に入出力状態及び重み行列を得る。
ータをuiのみとしたが、複数のパラメータに対する学
習を行なって良く、その場合は、各パラメータの値の組
合せ毎に上記の様に入出力状態及び重み行列を得る。
【0046】学習が終了した後の学習機構11では、図
14に示す様に、制御モデル5の入力として制御対象1
の入力状態(ex,Vi,Pi)が、また、制御モデル5
の出力として制御対象1の出力状態(ex,P,VR,
h,τi)が、学習機構11の構成要素であるニューラ
ルネットワーク10の入力としてその入力層に与えられ
る。すると、学習機構は入力された入力状態に対応する
重み行列ωをメモリ20から読み出してニューラルネッ
トワーク10に与え、この重み行列ωに基づきニューラ
ルネットワーク10は出力を得、それを制御対象1のパ
ラメータ値(ex,vi)として制御モデル5に出力す
る。このパラメータ値に基づき制御モデル5が変更され
ると、セットアップ制御系4の目標値が変化し、この変
化した目標値(ex,vp′,s9′)が制御装置2に入
力される。
14に示す様に、制御モデル5の入力として制御対象1
の入力状態(ex,Vi,Pi)が、また、制御モデル5
の出力として制御対象1の出力状態(ex,P,VR,
h,τi)が、学習機構11の構成要素であるニューラ
ルネットワーク10の入力としてその入力層に与えられ
る。すると、学習機構は入力された入力状態に対応する
重み行列ωをメモリ20から読み出してニューラルネッ
トワーク10に与え、この重み行列ωに基づきニューラ
ルネットワーク10は出力を得、それを制御対象1のパ
ラメータ値(ex,vi)として制御モデル5に出力す
る。このパラメータ値に基づき制御モデル5が変更され
ると、セットアップ制御系4の目標値が変化し、この変
化した目標値(ex,vp′,s9′)が制御装置2に入
力される。
【0047】一方、変更された制御モデル5に基づき制
御系設計システムはフィードバック係数(f11〜f24)
を求めて制御装置2に与える。制御装置2は、このフィ
ードバック係数と目標値等に基づき指令偏差を得てフィ
ードバックを行う。こうして目標値と、制御対象1の出
力のフィードバックを受けて、制御装置2は制御対象1
に指令を出す。制御対象1の入力状態である制御装置2
の指令14と、制御対象1の出力である出力状態14が
学習機構11に入力される。
御系設計システムはフィードバック係数(f11〜f24)
を求めて制御装置2に与える。制御装置2は、このフィ
ードバック係数と目標値等に基づき指令偏差を得てフィ
ードバックを行う。こうして目標値と、制御対象1の出
力のフィードバックを受けて、制御装置2は制御対象1
に指令を出す。制御対象1の入力状態である制御装置2
の指令14と、制御対象1の出力である出力状態14が
学習機構11に入力される。
【0048】以上の動作の流れを図15,図16を用い
て説明する。図15は、学習制御装置6の学習の手順を
表すフローチャートである。学習時には先ず、パラメー
タ変更部8が変化させたパラメータ値を制御モデル5に
入力する(ステップ101)。制御モデル5は、前記の
パラメータ値を用いシミュレーションを実施し、制御モ
デル5の入出力関係を求める(ステップ102)。そし
て、必要個数の学習が終了したか否かを判断し(ステッ
プ103)、終了するまで上記のステップ101,10
2を繰り返すように構成される。学習が終了した後は、
その結果を使って制御を実行する。その処理手順を示す
フローチャートが図16である。
て説明する。図15は、学習制御装置6の学習の手順を
表すフローチャートである。学習時には先ず、パラメー
タ変更部8が変化させたパラメータ値を制御モデル5に
入力する(ステップ101)。制御モデル5は、前記の
パラメータ値を用いシミュレーションを実施し、制御モ
デル5の入出力関係を求める(ステップ102)。そし
て、必要個数の学習が終了したか否かを判断し(ステッ
プ103)、終了するまで上記のステップ101,10
2を繰り返すように構成される。学習が終了した後は、
その結果を使って制御を実行する。その処理手順を示す
フローチャートが図16である。
【0049】図16において、制御実行時は、制御対象
1の入力と出力である状態を学習制御装置6に入力し
(ステップ110)、学習制御装置は、制御対象の稼働
時のパラメータ値を求めてこれをセットアップ制御系4
と制御モデル5に出力する(ステップ111)。次に、
この制御モデル5を用い、制御系設計システム3が制御
装置2のフィードバックパラメータ値,フィードフォワ
ードパラメータ値を決定し(ステップ112)、ステッ
プ111からのパラメータ値を受けてセットアップ制御
系が動作点を決定して制御装置2に目標値を出力する
(ステップ113)。
1の入力と出力である状態を学習制御装置6に入力し
(ステップ110)、学習制御装置は、制御対象の稼働
時のパラメータ値を求めてこれをセットアップ制御系4
と制御モデル5に出力する(ステップ111)。次に、
この制御モデル5を用い、制御系設計システム3が制御
装置2のフィードバックパラメータ値,フィードフォワ
ードパラメータ値を決定し(ステップ112)、ステッ
プ111からのパラメータ値を受けてセットアップ制御
系が動作点を決定して制御装置2に目標値を出力する
(ステップ113)。
【0050】尚、ステップ112とステップ113の順
番は入れ替えることが可能である。また、ステップ11
2は時々処理を実施しないなどの変形は種々考えられ
る。
番は入れ替えることが可能である。また、ステップ11
2は時々処理を実施しないなどの変形は種々考えられ
る。
【0051】上述した処理構成にしたときの動作例を図
17(a)〜(c)に示す。図17(a)は学習時の例
を示したもので、制御モデル5のパラメータ値を変化さ
せて、制御モデル5の入力と出力である状態を得る。図
17(b)は図17(a)で求めたパラメータと状態の
関係を図示したもの、即ち、制御モデル5のパラメータ
−状態の関数を示す。ニューラルネットワーク10には
状態を入力層に、パラメータを出力するように学習させ
る。
17(a)〜(c)に示す。図17(a)は学習時の例
を示したもので、制御モデル5のパラメータ値を変化さ
せて、制御モデル5の入力と出力である状態を得る。図
17(b)は図17(a)で求めたパラメータと状態の
関係を図示したもの、即ち、制御モデル5のパラメータ
−状態の関数を示す。ニューラルネットワーク10には
状態を入力層に、パラメータを出力するように学習させ
る。
【0052】図18(a)〜(d)は学習が終了後、実
行時における、ニューラルネットワーク10の使い方を
示したもので、図18(a)の制御対象1の状態をニュ
ーラルネットワーク10に入力すると、その時点での制
御モデル5での学習結果であるパラメータ値が出力され
る。これを逆セットアップという。ニューラルネットワ
ーク10の出力は制御対象1の動作時における制御モデ
ル5の最適なパラメータ値を示すことになる。そこで、
このパラメータ値を制御モデル5に入力すると、制御モ
デル5は制御対象1とほぼ同じ動作を行なう。その結
果、この制御モデル5を基にしたセットアップ系および
制御系設計システムは最適な目標値および制御系の構造
または制御系のパラメータを出力し、制御偏差を低減で
きる。
行時における、ニューラルネットワーク10の使い方を
示したもので、図18(a)の制御対象1の状態をニュ
ーラルネットワーク10に入力すると、その時点での制
御モデル5での学習結果であるパラメータ値が出力され
る。これを逆セットアップという。ニューラルネットワ
ーク10の出力は制御対象1の動作時における制御モデ
ル5の最適なパラメータ値を示すことになる。そこで、
このパラメータ値を制御モデル5に入力すると、制御モ
デル5は制御対象1とほぼ同じ動作を行なう。その結
果、この制御モデル5を基にしたセットアップ系および
制御系設計システムは最適な目標値および制御系の構造
または制御系のパラメータを出力し、制御偏差を低減で
きる。
【0053】上記実施例において、ニューラルネットワ
ークによるこのセットアップにより得られたパラメータ
値が正しくない場合はパラメータ変更部8より直接、新
たなパラメータ値を設定して制御モデル5に与えるよう
にしても良い。
ークによるこのセットアップにより得られたパラメータ
値が正しくない場合はパラメータ変更部8より直接、新
たなパラメータ値を設定して制御モデル5に与えるよう
にしても良い。
【0054】次に、現代制御理論(例えば土谷武士,江
上正芝著「現代制御工学」P141〜P152産業図書
刊 1991年4月に記載)によるフィードバック係数
f11,f12,f13,f19,f21,f22,f23,f24の求
め方について説明する。
上正芝著「現代制御工学」P141〜P152産業図書
刊 1991年4月に記載)によるフィードバック係数
f11,f12,f13,f19,f21,f22,f23,f24の求
め方について説明する。
【0055】圧延荷重式(塑性曲線)では、前述した数
1,数3に示す様に速度張力の項が含まれる。図19に
示す様に、2対のロール((i−1)−thスタンドと
i−thスタンド)間において、圧延材の速度と張力の
関係は次式5となる。
1,数3に示す様に速度張力の項が含まれる。図19に
示す様に、2対のロール((i−1)−thスタンドと
i−thスタンド)間において、圧延材の速度と張力の
関係は次式5となる。
【0056】
【数5】
【0057】ここで、L:スタンド間距離 E:ヤング率 b:圧延材の巾 vei:i−thスタンド入側圧延材速度、 v0i−1:(i−1)−thスタンド出側圧延材速度 τは(i−1)−thスタンドとi−thスタンドの間
の張力でiスタンドから見るとτbとなる。
の張力でiスタンドから見るとτbとなる。
【0058】このような関係を前述の(数1)等に代入
し、整理すると
し、整理すると
【0059】
【数6】
【0060】
【数7】
【0061】
【数8】
【0062】
【数9】
【0063】の関係式が求められる。
【0064】ここで、負荷バランス等で動作点を求め
(セットアップ)、その動作点をτf0,h0,vR0,P0
とする。
(セットアップ)、その動作点をτf0,h0,vR0,P0
とする。
【0065】数6〜数9をその動作点の回りでTayl
or展開をする。ここでは数6についてのみTaylo
r展開し、数7〜数9については省略する。
or展開をする。ここでは数6についてのみTaylo
r展開し、数7〜数9については省略する。
【0066】
【数10】
【0067】となり、数10に数6を代入すると差分式
が得られる。ここで、∂g1/∂h等は影響係数であ
る。
が得られる。ここで、∂g1/∂h等は影響係数であ
る。
【0068】
【数11】
【0069】なお、数6〜数11で用いた記号は Δh :板厚偏差 Δτf:前方張力偏差 ΔvR:速度偏差 ΔP:荷重偏差 ΔvP:速度指令偏差 ΔSP:圧下位置指令偏差である。
【0070】なお、偏微分はh=h0,τf=τf0,vR
=vR0,P=P0,vp=vp0,SP=Sp0というセット
アップで求められる動作点の周りで行った。
=vR0,P=P0,vp=vp0,SP=Sp0というセット
アップで求められる動作点の周りで行った。
【0071】次に、
【0072】
【数12】
【0073】
【数13】
【0074】なるベクトル表現で状態変数Xと指令変数
Uを表わし、また
Uを表わし、また
【0075】
【数14】
【0076】とすると数11は
【0077】
【数15】
【0078】となる同様に
【0079】
【数16】
【0080】
【数17】
【0081】
【数18】
【0082】と表現できる。
【0083】この数15〜数18を纏めると次の数19
となる。
となる。
【0084】
【数19】
【0085】これが求める方程式である。
【0086】このような構成にすることで、現代制御理
論によりフィードバック係数が求められる。
論によりフィードバック係数が求められる。
【0087】次に、本発明の他の実施例を、図21,2
2を用いて説明する。図中、上記実施例と同一機能のも
のは同一符号を付しその説明を省略する。
2を用いて説明する。図中、上記実施例と同一機能のも
のは同一符号を付しその説明を省略する。
【0088】本実施例においては、制御対象の入出力状
態を基づきパラメータ値を決定する際に、入出力状態の
短期間のデータと長期間のデータとに基づきパラメータ
値を決定する。
態を基づきパラメータ値を決定する際に、入出力状態の
短期間のデータと長期間のデータとに基づきパラメータ
値を決定する。
【0089】前述のように塑性曲線(圧延荷重式)のパ
ラメータ値が変化すると最適フィードバック係数を変更
する必要が有る。この時塑性曲線が変化する要因は多
く、圧延材が同じ成分の、同じ板厚、板巾等の仕様であ
っても、ロールを更新した直後とロールが磨耗した状態
では異なった曲線になる。但し、この場合は、徐々に特
性は変化する。すなわち、ロール交換後から各運転毎に
ニューロ演算を用い、動作時のパラメータ値に対して加
重平均や移動平均の操作を行って長期実績データPsと
してメモリ(図20,図21の304)に記憶する。
ラメータ値が変化すると最適フィードバック係数を変更
する必要が有る。この時塑性曲線が変化する要因は多
く、圧延材が同じ成分の、同じ板厚、板巾等の仕様であ
っても、ロールを更新した直後とロールが磨耗した状態
では異なった曲線になる。但し、この場合は、徐々に特
性は変化する。すなわち、ロール交換後から各運転毎に
ニューロ演算を用い、動作時のパラメータ値に対して加
重平均や移動平均の操作を行って長期実績データPsと
してメモリ(図20,図21の304)に記憶する。
【0090】この場合、圧延材が同一鋼種、同一仕様で
あっても、圧延速度によっては塑性曲線が変わるため各
運転状態(例えば、加減速時、定常速度時)毎にパラメ
ータを記憶しておく。
あっても、圧延速度によっては塑性曲線が変わるため各
運転状態(例えば、加減速時、定常速度時)毎にパラメ
ータを記憶しておく。
【0091】長期実績データは、図22に示す様に、同
一仕様、同一鋼種の圧延材(例えば圧延材1,2,…,
n)のある状態値毎に、例えば異なる速度点(例えば、
v1,v2)毎における制御対象の入出力状態のデータで
あり、これらを得て、これらをニューロ演算(逆セット
アップ)して状態値毎のパラメータ値を得る。しかし、
圧延機ではロールの粗さ(磨耗の度合)や、圧延油の濃
度などの磨耗係数は時間変化しており、これらの変化に
より上記入出力状態は経時変化するが、長期実績データ
は経時変化分が平均化されてしまい、上記変化係数等の
変化値(瞬時値)が、反映されにくい。
一仕様、同一鋼種の圧延材(例えば圧延材1,2,…,
n)のある状態値毎に、例えば異なる速度点(例えば、
v1,v2)毎における制御対象の入出力状態のデータで
あり、これらを得て、これらをニューロ演算(逆セット
アップ)して状態値毎のパラメータ値を得る。しかし、
圧延機ではロールの粗さ(磨耗の度合)や、圧延油の濃
度などの磨耗係数は時間変化しており、これらの変化に
より上記入出力状態は経時変化するが、長期実績データ
は経時変化分が平均化されてしまい、上記変化係数等の
変化値(瞬時値)が、反映されにくい。
【0092】一方、圧延機の出力データはノイズが多く
載っているための、逆セットアップの方にノイズ消去を
行なう必要が有る。
載っているための、逆セットアップの方にノイズ消去を
行なう必要が有る。
【0093】長期実績データの処理では沢山の圧延材の
間のデータを使うことでノイズ消去がなされるのであ
る。
間のデータを使うことでノイズ消去がなされるのであ
る。
【0094】一方、短期実績データは図23に示す様
に、1つの圧延材の短時間の間の異なる速度v1〜vnで
の入出力データである。従って上記の様な係数の変化値
(瞬時値)を反映したデータが得られる。
に、1つの圧延材の短時間の間の異なる速度v1〜vnで
の入出力データである。従って上記の様な係数の変化値
(瞬時値)を反映したデータが得られる。
【0095】短期実績データでは同様に逆セットアップ
の前にノイズ除去を行う(図21のブロック308)
が、ノイズを確実に除去しようとすると長い期間のデー
タを平均化する必要がある。しかし平均化するためのデ
ータの収集区間を長くすると、速度の状態(加減速状
態,定速状態)が異なってしまうためあまり長くでき
ず、従ってニューロ演算を用いた逆セットアップで求め
たパラメータPaはノイズを含む可能性がある。
の前にノイズ除去を行う(図21のブロック308)
が、ノイズを確実に除去しようとすると長い期間のデー
タを平均化する必要がある。しかし平均化するためのデ
ータの収集区間を長くすると、速度の状態(加減速状
態,定速状態)が異なってしまうためあまり長くでき
ず、従ってニューロ演算を用いた逆セットアップで求め
たパラメータPaはノイズを含む可能性がある。
【0096】即ち、短期実績データから得たパラメータ
値Paは、圧延機の瞬時的動作状態を反映しているが、
ノイズの影響を受け易い。一方、長期実績データから得
たパラメータPsは、ノイズの影響は受けずらいが、圧
延機の瞬時的な状態変化は反映しない。
値Paは、圧延機の瞬時的動作状態を反映しているが、
ノイズの影響を受け易い。一方、長期実績データから得
たパラメータPsは、ノイズの影響は受けずらいが、圧
延機の瞬時的な状態変化は反映しない。
【0097】そこで、パラメータ演算Pa=αPa+(1
−α)Psという演算を実施し(図21のブロック32
0)、長期データと短期データを利用する。この場合、
αは0〜1の値を取り、αを1に近付けると短期データ
が反映されて長期データが無視され、α=0にすると長
期データが反映されて短期データが無視される。αの値
が小さい時は長期データを求めるために用いたデータの
数が多くなり圧延が安定している場合に使う。αの値が
大きい場合とは、長期データが無い場合、ロールを交換
した直後で長期データとの差が大きい場合、これ迄に圧
延したことの無い鋼材を使用する場合等である。
−α)Psという演算を実施し(図21のブロック32
0)、長期データと短期データを利用する。この場合、
αは0〜1の値を取り、αを1に近付けると短期データ
が反映されて長期データが無視され、α=0にすると長
期データが反映されて短期データが無視される。αの値
が小さい時は長期データを求めるために用いたデータの
数が多くなり圧延が安定している場合に使う。αの値が
大きい場合とは、長期データが無い場合、ロールを交換
した直後で長期データとの差が大きい場合、これ迄に圧
延したことの無い鋼材を使用する場合等である。
【0098】このような構成にした時の動作例を、図2
0を用い説明する。n−1番目の圧延材を圧延した時
に、加速中、定常走行中、減速低速運転中などの種々の
速度状態に対応したデータを収集し、1〜n−2本目迄
に集収したデータと合せ、ニューロ演算(逆セットアッ
プ)を実施し、長期実績データのパラメータ値Psを求
め(ブロック302)、各動作状態各仕様毎のパラメー
タテーブル(304)に格納する。
0を用い説明する。n−1番目の圧延材を圧延した時
に、加速中、定常走行中、減速低速運転中などの種々の
速度状態に対応したデータを収集し、1〜n−2本目迄
に集収したデータと合せ、ニューロ演算(逆セットアッ
プ)を実施し、長期実績データのパラメータ値Psを求
め(ブロック302)、各動作状態各仕様毎のパラメー
タテーブル(304)に格納する。
【0099】n番目の圧延材の圧延に入った時点で、ニ
ューラルネットは短期実績データを用いパラメータ値P
aを求める(ブロック310)。セットアップは、これ
らパラメータ値Ps,Paを用い、上記の演算P=αPa
+(1−α)Psを実施し、その時点のパラメータ値P
を推定し、この値Pを用いて制御モデル5を変更しセッ
トアップを実施すると同時に、制御系設計ツール3はそ
の制御モデルを基に前述の最適制御のフィードバックパ
ラメータf11,f12,f13,f14,f21,f22,f23,
f24を求めフィードバック制御系2へ渡す。
ューラルネットは短期実績データを用いパラメータ値P
aを求める(ブロック310)。セットアップは、これ
らパラメータ値Ps,Paを用い、上記の演算P=αPa
+(1−α)Psを実施し、その時点のパラメータ値P
を推定し、この値Pを用いて制御モデル5を変更しセッ
トアップを実施すると同時に、制御系設計ツール3はそ
の制御モデルを基に前述の最適制御のフィードバックパ
ラメータf11,f12,f13,f14,f21,f22,f23,
f24を求めフィードバック制御系2へ渡す。
【0100】フィードバック制御系2は圧延機の状態と
フィードバックパラメータから指令偏差を求め、セット
アップの目標値と前記指令偏差を加え、圧延機に指令を
発生する。その結果、フィードバック制御系は圧延機の
動作に適した指令を発生できるため、良好な応答を行う
のである。
フィードバックパラメータから指令偏差を求め、セット
アップの目標値と前記指令偏差を加え、圧延機に指令を
発生する。その結果、フィードバック制御系は圧延機の
動作に適した指令を発生できるため、良好な応答を行う
のである。
【0101】本発明の実施例では、制御モデルのパラメ
ータ値を正確に決定できるので、図24に示す様に、パ
ラメータ値が変化して塑性曲線が変わっても、図25に
示す様に、影響係数を正確に求めることができ、従っ
て、正しいフィードバック係数を得て制御性能を向上さ
せることができる。
ータ値を正確に決定できるので、図24に示す様に、パ
ラメータ値が変化して塑性曲線が変わっても、図25に
示す様に、影響係数を正確に求めることができ、従っ
て、正しいフィードバック係数を得て制御性能を向上さ
せることができる。
【0102】動作点の大きく変化する圧延機のような非
干渉制御では、瞬時瞬時の制御対象のモデルのパラメー
タ値を特定するのが困難であり、従来方法では、種々の
要因のためくるってしまい正確を制御モデルを構築でき
ず、制御モデルが正確であれば性能向上が図れる現代制
御理論等を適用してもその能力を発揮できなかった。し
かし、上述した実施例を採用することで、非線形性の強
い制御対象に適用しても正確な制御モデルが生成でき、
制御性能を向上することが可能となる。
干渉制御では、瞬時瞬時の制御対象のモデルのパラメー
タ値を特定するのが困難であり、従来方法では、種々の
要因のためくるってしまい正確を制御モデルを構築でき
ず、制御モデルが正確であれば性能向上が図れる現代制
御理論等を適用してもその能力を発揮できなかった。し
かし、上述した実施例を採用することで、非線形性の強
い制御対象に適用しても正確な制御モデルが生成でき、
制御性能を向上することが可能となる。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、非線形性の強い制御対
象を良好に制御するための動作点を決定するセットアッ
プ制御(セットポイント制御)の精度を向上し良好な制
御を行なうことが可能となる。
象を良好に制御するための動作点を決定するセットアッ
プ制御(セットポイント制御)の精度を向上し良好な制
御を行なうことが可能となる。
【図1】本発明の制御対象の制御装置の一実施例による
制御系(a)と学習系(b)ののブロック図である。
制御系(a)と学習系(b)ののブロック図である。
【図2】図1に示す実施例における制御装置全体を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図1に示す実施例を圧延機に適用した場合の制
御装置のブロック図である。
御装置のブロック図である。
【図4】圧延材とロールの関係を示す図である。
【図5】ゲージメータ式の特性を示す図である。
【図6】塑性曲線を示す図である。
【図7】圧延機の動作点を示す図である。
【図8】動作条件の変化による圧延機の動作点の変化を
示す図である。
示す図である。
【図9】動作条件の変化による圧延機の動作点の変化を
示す図である。
示す図である。
【図10】動作条件の変化による圧延機の動作点の変化
を示す図である。
を示す図である。
【図11】学習時における学習制御装置の動作を説明す
る構成図である。
る構成図である。
【図12】学習により得られたデータを示す図である。
【図13】学習により得られたデータをストアするメモ
リを示す図である。
リを示す図である。
【図14】学習結果を用いて実行する場合の学習制御装
置の動作を説明する構成図である。
置の動作を説明する構成図である。
【図15】図1に示す実施例における学習処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図16】図1に示す実施例における制御実行時の処理
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図17】図1に示す実施例における学習時の手順を説
明する図である。
明する図である。
【図18】図1に示す実施例におけるニューラルネット
の使い方の説明図である。
の使い方の説明図である。
【図19】圧延材とロール間の関係を示す図である。
【図20】本発明の別の実施例の動作を示す図である。
【図21】上記別の実施例の制御手順を示す図である。
【図22】上記別の実施例における長期実績データを示
す図である。
す図である。
【図23】上記別の実施例における短期実績データを示
す図である。
す図である。
【図24】圧延機のパラメータ変動によるモデルの変動
を示す図である。
を示す図である。
【図25】影響係数を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 健一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立情報制御システム内 (72)発明者 斉藤 裕 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 服部 哲 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 中島 正明 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 岡田 隆 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 諸岡 泰男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 執行 正謙 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (20)
- 【請求項1】 制御対象に所望の動作をさせるように、
該制御対象を制御するアクチュエータに指令を与える制
御方法において、上記制御対象のモデルのパラメータの
各値と該モデルの入出力状態値との関係を学習により求
め、学習結果を記憶手段に記憶し、上記制御対象の入出
力計測値に基づき、上記記憶手段の学習結果を参照して
上記モデルのパラメータ値を決定し、決定された上記パ
ラメータ値に基づき上記指令を求め上記アクチュエータ
に与えることを特徴とする制御方法。 - 【請求項2】 請求項1において、上記学習はニューラ
ルネットを用いて行うことを特徴とする制御方法。 - 【請求項3】 請求項1において、上記パラメータ値の
決定はニューラルネットを用いて行うことを特徴とする
制御方法。 - 【請求項4】 請求項1において、制御対象が非線形制
御系であることを特徴とする制御方法。 - 【請求項5】 請求項4において、制御対象が圧延機で
あることを特徴とする制御方法。 - 【請求項6】 請求項1において、上記モデルをセット
アップモデルとし、上記決定されたパラメータ値に基づ
きセットアップ制御により上記制御対象の入出力の目標
値を決定して上記指令を得て上記アクチュエータに与え
ると共に、上記指令の結果上記制御対象より得られた出
力状態の上記出力の目標値からの偏差をゼロにするよう
にフィードバック制御することを特徴とする制御方法。 - 【請求項7】 請求項6において、上記フィードバック
制御は、上記決定されたパラメータ値に基づきフィード
バック係数を決定することを特徴とする制御方法。 - 【請求項8】 請求項7において、上記決定されたパラ
メータ値に基づき影響係数を求め、該影響係数に基づき
上記フィードバック係数を求めることを特徴とする制御
方法。 - 【請求項9】 請求項1において、上記パラメータ値の
決定は、上記制御対象の長期及び短期の入出力計測値に
基づき決定することを特徴とする制御方法。 - 【請求項10】 制御対象に所望の動作をさせるよう
に、該制御対象を制御するアクチュエータに指令を与え
る制御装置において、上記制御対象のモデルのパラメー
タの各値と該モデルの入出力状態値との関係を学習によ
り求める手段と、上記学習の結果を記憶する記憶手段
と、上記制御対象の入出力計測値に基づき上記記憶手段
の学習結果を参照して上記モデルのパラメータ値を決定
する手段と、該決定されたパラメータ値に基づき指令を
得て上記アクチュエータに与える手段とを備えることを
特徴とする制御装置。 - 【請求項11】 請求項10において、上記学習する手
段は、ニューラルネットワークを備えることを特徴とす
る制御装置。 - 【請求項12】 請求項10において、上記パラメータ
を決定する手段は、ニューラルネットワークを備えるこ
とを特徴とする制御装置。 - 【請求項13】 請求項10において、上記制御対象が
非線形制御系であることを特徴とする制御装置。 - 【請求項14】 請求項13において、上記制御対象が
圧延機であることを特徴とする制御装置。 - 【請求項15】 請求項10において、上記モデルをセ
ットアップモデルとし、上記指令をアクチュエータに与
える手段が、上記決定されたパラメータ値に基づきセッ
トアップ制御により上記制御対象の入出力の目標値を決
定して上記指令を得て上記アクチュエータに与える手段
と、上記指令の結果上記制御対象より得られた出力状態
の上記出力の目標値からの偏差をゼロにするようフィー
ドバック制御する手段とを備えることを特徴とする制御
装置。 - 【請求項16】 請求項15において、上記フィードバ
ック制御する手段は、上記決定されたパラメータ値に基
づきフィードバック係数を決定するものであることを特
徴とする制御装置。 - 【請求項17】 請求項16において、上記フィードバ
ック係数を決定する手段は、上記決定されたパラメータ
値に基づき影響係数を求め該影響係数に基づき上記フィ
ードバック係数を求めるものであることを特徴とする制
御装置。 - 【請求項18】 請求項10において、上記パラメータ
値を決定する手段は、上記制御対象の長期及び短期の入
出力計測値に基づきパラメータ値を決定するものである
ことを特徴とする制御装置。 - 【請求項19】 制御対象に所望の動作をさせるよう
に、該制御対象を制御するアクチュエータに指令を与え
る制御方法において、上記制御対象のモデルのパラメー
タの各値と該モデルの入出力状態値との関係を学習によ
り求め、学習結果として記憶手段に記憶し、上記制御対
象の入出力計測値に基づき、上記記憶手段の学習結果を
参照して上記モデルのパラメータ値を決定し、決定され
た上記パラメータ値に基づき上記モデルをチューニング
し、該チューニングされたモデルに基づき指令を得て上
記アクチュエータに与えることを特徴とする制御方法。 - 【請求項20】 制御対象に所望の動作をさせるよう
に、該制御対象を制御するアクチュエータに指令を与え
る制御装置において、上記制御対象のモデルのパラメー
タの各値と該モデルの入出力状態値との関係を学習によ
り求める手段と、上記学習の結果を記憶する手段と、上
記制御対象の入出力計測値に基づき上記記憶手段の学習
結果を参照して上記モデルのパラメータ値を決定する手
段と、該決定されたパラメータ値に基づき上記モデルを
チューニングし該チューニングされたモデルに基づき指
令を得て上記アクチュエータに与える手段とを備えるこ
とを特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP751493A JPH06214610A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 制御方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP751493A JPH06214610A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 制御方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06214610A true JPH06214610A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11667892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP751493A Pending JPH06214610A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 制御方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06214610A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09204203A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-08-05 | Hitachi Ltd | 制御指令算出方法および装置 |
| WO1999056185A1 (en) * | 1998-04-24 | 1999-11-04 | Hitachi, Ltd. | Controller and control method |
| JP2007264796A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Hitachi Ltd | プラント制御方法及びプラント制御装置 |
| JP2013127735A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | システム同定のための行列格納方法、プログラム及びシステム |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP751493A patent/JPH06214610A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09204203A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-08-05 | Hitachi Ltd | 制御指令算出方法および装置 |
| WO1999056185A1 (en) * | 1998-04-24 | 1999-11-04 | Hitachi, Ltd. | Controller and control method |
| US6310456B1 (en) | 1998-04-24 | 2001-10-30 | Hitachi, Ltd. | Control system and method |
| JP2007264796A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Hitachi Ltd | プラント制御方法及びプラント制御装置 |
| JP2013127735A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | システム同定のための行列格納方法、プログラム及びシステム |
| US9164960B2 (en) | 2011-12-19 | 2015-10-20 | International Business Machines Corporation | Matrix storage for system identification |
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