JPH06214631A - 軌跡制御装置 - Google Patents

軌跡制御装置

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JPH06214631A
JPH06214631A JP2065493A JP2065493A JPH06214631A JP H06214631 A JPH06214631 A JP H06214631A JP 2065493 A JP2065493 A JP 2065493A JP 2065493 A JP2065493 A JP 2065493A JP H06214631 A JPH06214631 A JP H06214631A
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JP2065493A
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Takao Yoneda
孝夫 米田
Katsuhiro Komuro
克弘 小室
Yoshiji Yamamoto
吉二 山本
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 教示点の間隔が短い場合にも、目標速度に達
するように移動軌跡を制御し得る軌跡制御装置を提供す
る。 【構成】 移動量加算手段が間隔の短い複数の教示点に
またがる移動量を加算し、速度制御手段が該移動量加算
手段により加算された移動量に基づき被搬送物体の送り
速度を複数の教示点にわたって制御し、速度判断手段が
速度制御手段により制御される速度が目標速度に達した
か否かを判断する。そして、該速度制御手段が該速度判
断手段により目標速度に達したと判断されるまで加速を
続け、該速度判断手段により目標速度に達したと判断さ
れると該目標速度での送りを行う。このようにして、教
示点の間隔が短い場合にも、その教示点の間隔毎に加減
速を行うことなく複数の教示点にまたがり移動量を加算
し、目標速度に達するよう速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットのハンド部等
の物体の移動軌跡を制御するための軌跡制御装置に関
し、特に、微細な間隔の教示点が与えられた場合にも目
標速度に達するよう移動軌跡の制御を行う軌跡制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御(以下第1の制御法とする)
においては、図8(a)に例示するように、まず、物体
を移動させたい軌跡に沿った各点をP0 、P1 、P2 ・
・のように定めると、点P0 から点P1 に向かう方向
(P0 →P1 方向と示す。他も同様である)が決定され
る。次に、点P0 からP1 に向かう図8(b)に示す速
度パターンV1 が決定される。即ち、P0 →P1 方向に
先ず加速度αで増速して、目標速度Vに達したらその目
標速度Vで移動させ、そして、−αという目標加速度
(減速度としてはαとなる)で減速させて速度ゼロまで
減速して点P1 に達する減速開始点AO を求め、この減
速開始点AO から減速を開始させる速度パターンを求め
る。ここで、目標速度Vはロボット等、軌跡を制御した
い物体の予め定められた最高速度であり、目標加速度α
は該被搬送物体の最高加速度である。この速度パターン
に従い、点P0 から点P1 に物体を送り、速度を点P1
において一旦ゼロにして、次に同様にして点P1 から点
P2 に向かい送っていた。この技術においては、各点に
おいて速度がゼロになるため被搬送物体の送り速度が遅
くなり効率が劣化した。
【0003】この第1の制御法の改良技術として、第1
回日本ロボット学会技術講演会予稿集第165頁に記載
の制御(以下第2の制御法とする)が知られている。こ
の第2の制御法において、前述の図8(a)に示す点P
0 、点P1 、点P2が与えられると、先ず点P0 から点
P1 に向かう方向(P0 →P1 方向と示す)が決定され
る。次に、点P0 からP1 に向かう図8(c)に示す速
度パターンV1'が決定される。即ち、前述の第1の制御
法と同様にP0 →P1 方向に先ず加速度αで増速して、
目標速度Vに達したらその目標速度Vで移動させ、そし
て、−αという目標加速度で減速させて速度ゼロまで減
速されたときにちょうど点P1に達するような減速開始
点AO を求め(このときタイミングはt)、この減速開
始点AO から減速を開始させる速度パターンを求める。
【0004】このタイミングtが決定されると、今度は
P1 →P2 方向の速度成分V2'に関し、図8(c)に示
すようなタイミングtから加速度αで増速し、速度Vに
達した時以後定常速度とする速度パターンを算出する。
これら2つの速度パターンが決定されると、それぞれの
速度成分をベクトル加算することにより、実際の移動方
向と速度成分が算出される。即ち、第1の制御法におい
ては減速開始点AO から実際に減速が行われたのに対
し、この第2の制御法では図8(c)から明らかなよう
に、P0 →P1 方向の速度成分V1'の減少を開始すると
同時に点P1 から点P2 に向かう速度成分V2'を増大さ
せ、タイミングtとt’においても合成された速度を目
標速度Vを保つ。
【0005】このため、ベクトル加算された方向と速度
とに従って物体を移動させると、タイミングt以前には
P0 →P1 方向に目標速度Vで移動する。タイミングt
からt’の間は、P0 →P1 方向の速度成分V1'が小さ
くなりつつP1 →P2 方向の速度成分V2'が大きくな
る。ここで、タイミングt’でP0 →P1 の速度成分が
ゼロになるため、タイミングt’で物体は点P1 と点P
2 とを結ぶ直線上にいることになる。従って移動軌跡は
タイミングtとt’において、点A0 と点B0 とを結ぶ
曲線M0 上にあることになる。なお、上記の計算が点P
0 →点P1 に引き続き、点P1 →点P2 →点P3 ・・・
についても行われる(なお、点P3 は図示されていな
い)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図8(a)に
示すように教示点の間隔が長い場合には、第2の制御法
を用いれば、例えば前述の点P0 から点P1 の区間に関
して図8(c)に示す速度パターンの如く、目標加速度
αで加速して一度目標速度Vに達すると、減速開始点A
O に到達した後も、速度成分V1'を減少させると同時に
次の速度成分V2'を増大させるため点AO から点BO
での速度成分の合成を行う区間においても目標速度Vを
維持できる。そして、次の点P1 から点P2 に向かう区
間についても、また、図示しない点P3 以降の区間にお
いてもこの目標速度Vを維持することが可能になる。
【0007】これに対して、図9(a)に示すように教
示点の間隔が短い場合には、従来の第1の制御法におい
ては、一の点から次の点に向かい加速度αで加速中に減
速開始点AO に到達して減速を開始するため、速度パタ
ーンは、図9(b)に示すように、三角のパターンの連
続となる。同様に第2の制御法を用いても、例えば点P
0 から点P1 の区間に関して図9(c)に示す速度パタ
ーンV1'から分かるよう、目標加速度αで加速中に減速
開始点AO に達し、加速度−αで減速を開始せねばなら
ず目標速度Vに達することができない。このため目標速
度Vに達しない三角形の速度パターンV1'とこれに続く
三角形の速度パターンV2'(点P1 から点P2 方向の速
度成分)を減速開始点AO から合成しても、合成された
速度はこれらの速度パターンの三角形の頂点を結ぶ線上
にあり、そして、次の点P2 から点P3 向かう速度成分
V3'の区間以降においても、合成される速度はこれら三
角形の頂点を結ぶ線上(二点鎖線で示す)の値V0 に留
まった。このため教示点の間隔が短い場合には、第2の
制御法を用いても被搬送物体の送り速度は遅くなり、サ
イクルタイムが長くなって効率が劣化した。
【0008】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、その目的とするところは、教示点の間隔が
短い場合にも、目標速度に達するように移動軌跡を制御
し得る軌跡制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、図1に示すように、複数の教示点にま
たがる移動量を加算する移動量加算手段と、前記移動量
加算手段により加算された移動量に基づき被搬送物体の
送り速度を複数の教示点にまたがり制御する速度制御手
段と、速度制御手段により制御される速度が目標速度に
達したか否かを判断する速度判断手段とを有し、該速度
制御手段が速度判断手段により目標速度に達したと判断
されるまで加速を続け、該速度判断手段により目標速度
に達したと判断されると該目標速度での送りを行うこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】上記の手段によれば、移動量加算手段が間隔の
短い複数の教示点にまたがる移動量を加算し、速度制御
手段が該移動量加算手段により加算された移動量に基づ
き被搬送物体の送り速度を複数の教示点にわたって制御
し、速度判断手段が速度制御手段により制御される速度
が目標速度に達したか否かを判断する。そして、該速度
制御手段が該速度判断手段により目標速度に達したと判
断されるまで加速を続け、該速度判断手段により目標速
度に達したと判断されると該目標速度での送りを行う。
このようにして、教示点の間隔が短い場合にも、その教
示点の間隔毎に加減速を行うことなく、複数の教示点に
またがり移動量を加算し、目標速度に達するよう速度を
制御する。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の軌跡制御装置の一実施例に
ついて図を参照して説明する。先ず、本実施例の軌跡制
御装置により制御される6関節を有するロボット10に
ついて、図2を参照して説明する。ロボット10は、ベ
ース13に固定された脚柱12に旋回自在に取り付けら
れたコラム14と、第1アーム15と、第2アーム16
と、第3アーム17と、塗布剤をシーリングするシーラ
ーのノズル19とから構成されている。そして、第1関
節a、第2関節b、第3関節c、第4関節d、第5関節
e、第6関節fにより、6自由度で自在にノズル19を
送るようにされている。
【0012】次に、本実施例の軌跡制御装置50の構成
を図3を参照して説明する。図2に示したロボット10
の位置制御のための演算を行うCPU11には、前記第
2の制御法を行うための制御情報と本実施例の高速軌跡
追従制御を行うための制御情報とを記憶したROM20
及びRAM30と、制御指令を入力するオペレーティン
グボックス27及び操作盤26と、該CPU11の作成
した制御情報等を保持する外部記憶装置29と、サーボ
制御部40とが接続されている。このサーボ制御部40
は、ロボット10の第1関節aを駆動するサーボモータ
M1乃至第6関節fを駆動するサーボモータM6までが
接続され、そして、各々のサーボモータM1乃至M6に
取り付けられたエンコーダE1乃至E6からのフィード
バック信号が帰還されるように構成されている。この軌
跡制御装置50は、入力された教示点を基にCPU11
が移動軌跡を演算してサーボ制御部40に出力を送り、
該サーボ制御部40はサーボモータM1乃至M6を制御
してロボット10を駆動し、シーリングを行うノズル1
9に所望の移動軌跡を描かせるよう構成されている。
【0013】次に、本実施例の高速軌跡追従制御の概念
について説明する。例えばCADの作成したデータを用
いるときのように、図4に示す如く短い間隔の教示点列
P0 、P1 、P2 、・・・P10が与えられた場合、従来
の第1の制御法或いは第2の制御法でこれら教示点に基
づいてロボットの制御を行うと、図9(b)、(c)を
参照して前述したように目標速度Vに達することができ
ない。そこでこの高速軌跡追従制御では、各教示点(P
0 、P1 、P2 、・・・P10)間の移動量を加算して、
図5に示す速度パターンのように全体の移動量を疑似的
に1つの間隔として扱うよう制御する。この高速軌跡追
従制御の詳細について以下更に述べる。
【0014】先ず、ここでは、図4に示す教示点列P0
、P1 、P2 、・・・P10が与えられた場合に、これ
ら教示点に従う本実施例の軌跡制御装置50の処理につ
いて図7のフローチャート及び図5の速度パターンを参
照して説明する。
【0015】オペレータにより教示点列P0 、P1 、P
2 、・・・P10を含むプログラムが入力されると(ステ
ップ1)、CPU11は、プログラムのデコード処理を
開始する(ステップ2)。そして、デコードされた命令
が動作終了命令でない場合(判断ステップ3がNo)に
は、その命令が動作命令か非動作命令かを判断する(判
断ステップ4)。ここで、命令が非動作命令の場合は
(判断ステップ4がNo)、ステップ5に進みその非動
作命令に従う処理を行う。そして、命令が動作命令の場
合(判断ステップ4がYes)、ステップ6の処理へ進
み、補間に必要なデータを作成する。ここでは、先ず入
力された教示点列に基づき第2の制御法を行うことによ
り目標速度Vに達し得るかを判断し、目標速度Vに達す
ることができる場合には第2の制御法を行うことを決定
し、また、目標速度Vに達しえない場合には本実施例の
高速軌跡追従制御を行うことを決定する。そして更に、
高速軌跡追従制御を行う場合には、間隔が最小分解能
(1補間周期で移動できる距離)より小さな教示点につ
いて、その教示点をパスして次の教示点を制御対象とす
るために、教示点の選択を行う。この例では、点P1 か
ら点P10までの教示点列の間隔が短いために高速軌跡追
従制御を行うことが選択され、かつ、各教示点の間隔が
全て一補間周期よりも長いためにいずれの教示点もパス
されないとして以下の説明を続ける。
【0016】次にステップ7で、軌跡制御タスクを起動
し先ず教示点P1 へロボット10のノズル19を送る処
理を開始する。そして、ステップ8で指令速度、加速
度、最小減速距離Sを算出する。この最小減速距離S
は、図6に示すように、目標速度Vから目標加速度−α
で減速を行い指定された教示点で停止することができる
移動量、即ち、目標速度Vから減速し得る最少の移動距
離であり、図6に示す速度パターンの斜線部分に相当す
る面積として表される。これをCPU11は、次の数1
に基づき算出する。
【数1】S = V2 / 2α ・・・ (数1)
【0017】次に判断ステップ9で、この教示点が最終
のデータ(点P10)か否かを判断する。ここでは判断ス
テップ9がNoとなり、次の判断ステップ10へ進む。
判断ステップ10では、送り速度が目標速度Vに達した
か否かを判断する。ここでは移動開始時であるために、
判断ステップ10がNoとなり、次の加速区間処理ステ
ップ11及び補間データ作成ステップ12での加速処理
が行われる。これらステップでは、一補間周期毎に目標
位置(点P1 )に向かい加速度αで増速するためのデー
タを作成すると同時に、該加速を行いつつ移動した移動
量の加算を行う。次に、ステップ16で、この作成され
たデータを基に図3に示すサーボ制御部40に制御指令
を送りノズル19を教示点P1 に向けて加速度αで増速
する。そして、判断ステップ17で、1つの間隔が終了
したか、即ち、目標の教示点(ここでは点P1 )に達し
たかを判断し、まだ点P1 に達しておらず更に補間を続
ける必要がある場合には(判断ステップ17がNo)、
ステップ10に戻り、ステップ11以降の処理を一補間
周期毎に繰り返す。そして、目標の教示点P1 に達する
と(判断ステップ17がYes)、ステップ2に戻りプ
ログラムのデコード処理を行い、次の目標教示点P2 へ
向かう処理を開始する。
【0018】次の教示点P2 についても、同様にステッ
プ3からステップ9までの処理が行われる。そして、判
断ステップ10は、図5の速度パターンに示すように教
示点P2 への処理が開始された際にまだ目標速度Vに達
していないのでNoとなり、ステップ11、12、16
で、教示点P1 までの移動量に加えて新たな移動量を加
算し、この移動量を基に加速度を求め増速を行う加速処
理が遂行される。これら処理により目標教示点P2 に達
すると判断ステップ17がYesとなり、再び、ステッ
プ2に戻りプログラムのデコード処理を行い、次の目標
教示点P3 へ向かっての処理を開始し、ステップ3から
ステップ9までの処理を行う。そして、判断ステップ1
0は、図5の速度パターンに示すように教示点P3 に向
かう処理の開始当初は目標速度Vに達していないのでN
oとなり、ステップ11、12、16で、教示点P2 ま
での移動量に加えて新たな移動量を加算し、この移動量
を基に加速度を求め増速を行う加速処理を継続する。そ
して、補間周期単位で加速を続け、タイミングt1にお
いて目標速度Vに到達すると判断ステップ10がYes
となる。
【0019】目標速度Vに達して判断ステップ10がY
esとなると、等速区間処理のステップ13及び補間デ
ータ作成ステップ12での等速処理が開始される。これ
らステップでは、一補間周期毎に等速度(目標速度)で
の送りを行うためのデータを作成すると同時に、該目標
速度で移動した移動量の加算を行う。そして、ステップ
16で、この作成されたデータを基に図3に示すサーボ
制御部40に制御指令を送りロボット10のノズル19
を目標速度Vで送る。そして、目標教示点P3に到達す
ると、判断ステップ17がYesとなりステップ2の処
理に戻り、次の教示点P4 以降について、図4に示す各
教示点P4 P5 ・・P9 上を目標速度Vで送る等速処理
を行っていく。
【0020】教示点P9 までノズル19が送られ、最終
の教示点である点P10についの処理が開始されると、最
終データか否かの判断ステップ9がYesとなり、次の
判断ステップ18で、最終教示点P10までの移動量(間
隔)が最小減速距離S以下か否かの判断を行う。この間
隔が最小減速距離Sよりも小さい場合(判断ステップ1
8がNo)にはステップ19へ進む。ステップ19で
は、入力された教示点では減速を行い得ないとしてブザ
ーを鳴らし、オペレータに教示点の変更を促す。これに
より、オペレータは最終教示点P10を更にP9 から離し
た位置に変更する。他方、間隔が最小減速距離Sよりも
大きい場合(判断ステップ18がYes)には、判断ス
テップ10以降の処理へ進む。
【0021】ステップ10の判断は、教示点P10へ向か
う処理の処理開始時に目標速度Vに達しているのでYe
sとなり、同様に判断ステップ13もYesとなり、ス
テップ14へ進み、等速区間処理を行い目標速度Vでノ
ズル19を送り続ける。そして、タイミングt2におい
て教示点P10までの残り移動量が最小減速距離Sと等し
くなると、判断ステップ13がNoとなり、最終点処理
ステップ15及び補間データ作成ステップ12での減速
処理を開始する。ここでは、一補間周期毎に減速を行う
ためのデータを作成すると同時に、該減速を行いつつ移
動した移動量の加算を行う。そして、ステップ16で、
この作成されたデータを基にサーボ制御部40に制御指
令を送りロボット10のノズル19を加速度−αで減速
する。最終の教示点P10に到達すると、ステップ2での
デコード処理により動作終了の命令がデコードされ(判
断ステップ3がYes)、全ての処理が終了する。
【0022】なお、本実施例では、間隔の短い教示点の
処理についてのみ説明を行ったが、本実施例の軌跡制御
装置50は、前述したようにステップ6の補間に必要な
データを作成の際に、入力された教示点列の間隔に基づ
き第2の制御法を行うことにより目標移動速度Vに達し
得るかを判断し、目標速度に達することができる場合に
は第2の制御法を行うことを、また、目標速度に達しえ
ない場合には上述した高速軌跡追従制御を行うことを決
定する。従って、間隔の長い教示点列の一部に間隔の短
い教示点列の区間が存在する場合には自動的に、間隔の
長い教示点列においては第2の制御法を行い、そして、
間隔の短い教示点列については高速軌跡追従制御を行い
常に目標速度Vを維持する。
【0023】この本実施例によれば、短い間隔の教示点
の移動量を加算し、得られた長い移動量に基づき速度制
御を行うため、目標速度Vに達し得ると共に、指定され
た教示点に従い忠実にノズル19を送ることができる。
即ち、短い間隔の教示点が与えられた場合の送り速度を
高める別の方法として、本発明者は、短い間隔の教示点
をパス(無視)して入力された教示点列中のいくつかの
教示点のみを選択することにより長い移動量を得て送り
速度を高める方法も案出したが、この方法では本発明の
方法と異なり間隔の短い教示点をパスするため教示点に
忠実な軌跡を描きえなかった。これに対して本実施例の
方法は教示点上を忠実に軌跡を描くことができる利点が
ある。また、この実施例によればノズル19を一定速度
Vで送ることができる。例えば、ロボットにシーリング
を行わせる場合には、速度変化があると塗布剤を均一に
塗布することが難しくなるが、本実施例の軌跡制御装置
は、ノズル19を常に目標速度Vで送ることが可能なの
で、シーリング作業等の速度変化を小さくしたい適用箇
所に好適に用いることができる。
【0024】なお、この実施例においては、プログラム
のデコード処理を行いつつ教示点に従いロボットの制御
を行ったが、ロボットの動作を開始する以前に前処理と
して速度パターンを算出しておくことも可能である。こ
の場合には、前述の例で教示点P9 についての処理の終
了後、最終教示点P10でノズル19の停止を行い得るか
否かの判断を行ったのに対し、前処理により速度パター
ンを算出することにより教示点P9 に達する以前から減
速を開始することも可能になる。また、前述の実施例に
おいては、軌跡制御装置50をシーラー用のロボット1
0に適用する例について説明したが、本発明の軌跡制御
装置はロボットのハンド等の物体の移動軌跡を制御する
一般の装置に適用できることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており、教示点の間隔が短くても、目標速度に達するこ
とができるので、サイクルタイムを短縮でき、最適時間
での軌跡制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を明示するための全体構成図。
【図2】本発明の一実施例に係る軌跡制御装置により制
御されるロボットの機械的構成を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施例に係る軌跡制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例の高速軌跡追従制御により軌跡
制御を行う教示点を示す図である。
【図5】本実施例の高速軌跡追従制御における速度成分
のパターンを示す図である。
【図6】本実施例の高速軌跡追従制御における速度成分
の減速のパターンを示す図である。
【図7】本実施例に係る軌跡制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】従来技術の軌跡制御方式において教示点の間隔
が長い場合の軌跡と、その速度成分V1 、V2の台形の
パターンを示す図である。
【図9】従来技術の軌跡制御方式において教示点の間隔
が短い場合の軌跡と、その速度成分の三角形のパターン
を示す図である。
【符号の説明】
10 ロボット 11 CPU 19 ノズル 30 RAM V 目標速度 α 目標加速度 S 最少移動距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の教示点にまたがる移動量を加算
    する移動量加算手段と、 前記移動量加算手段により加算された移動量に基づき被
    搬送物体の送り速度を複数の教示点にまたがり制御する
    速度制御手段と、 速度制御手段により制御される速度が目標速度に達した
    か否かを判断する速度判断手段とを有し、 前記速度制御手段が前記速度判断手段により目標速度に
    達したと判断されるまで加速を続け、該速度判断手段に
    より目標速度に達したと判断されると該目標速度での送
    りを行うことを特徴とする軌跡制御装置。
JP2065493A 1993-01-12 1993-01-12 軌跡制御装置 Pending JPH06214631A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137538A (ja) * 1994-11-02 1996-05-31 Yaskawa Electric Corp 数値制御装置の送り速度制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08137538A (ja) * 1994-11-02 1996-05-31 Yaskawa Electric Corp 数値制御装置の送り速度制御方法

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