JPH06214955A - 金融計算機 - Google Patents

金融計算機

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JPH06214955A
JPH06214955A JP6000456A JP45694A JPH06214955A JP H06214955 A JPH06214955 A JP H06214955A JP 6000456 A JP6000456 A JP 6000456A JP 45694 A JP45694 A JP 45694A JP H06214955 A JPH06214955 A JP H06214955A
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JP
Japan
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calculation
interest
payment
data
input
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Application number
JP6000456A
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English (en)
Inventor
Satomi Suzuki
聡実 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算モードを予め設定することなく、データ
を入力するのみで所望の計算ができ、しかも、途中から
でも計算式を変更できるようにする。 【構成】 複数の金融計算式を予めメモリに記憶し、元
金、元利合計、1回当りの支払い額の変数について、ど
の変数が入力されたかによって複利,積立,ローンの何
れの計算式を用いるかを判断し、その計算式に従って演
算処理を実行する。まず、1回当りの支払い額データが
入力されていなければ複利計算であると判断して複利計
算を実行し、その演算結果を表示部に表示する。また、
支払い額データが入力され且つ元利合計が入力されてい
ない場合は期末払いあるいは期首払いのローン計算を実
行し、その演算結果を表示部に表示する。また、支払い
額データが入力され且つ元利合計が入力されている場合
は、期末払いあるいは期首払いの積立計算を実行し、そ
の演算結果を表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複利計算、ローン計
算、積立計算等の金融計算を行なう金融計算機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、小型電子式計算機に於いて、複利
計算、ローン計算、積立計算等の金融計算機能を備えた
ものがある。この種、従来の金融計算機では、各計算の
モードを予め設定するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の金融計算機
は、各計算のモードを予め設定するように構成されてい
るので、計算に先立って複利計算なら複利、ローン計算
ならローンなどと予め考えてモード設定操作を行なわな
ければならず、その操作が面倒であった。また、上記の
ように計算のモードを予め設定しなければならないの
で、データを入力している途中で計算式を変更すること
ができなかった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、計算モードを予め設定することなく、データを入力
するのみで所望の計算を行なわせることができ、しか
も、途中からでも計算式を変更できる金融計算機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複利計算、ロ
ーン計算、積立計算の金融計算を行なう金融計算機にお
いて、複数の金融計算式を予め記憶してなる計算式記憶
手段と、1回当りの支払額データを記憶する支払額デー
タ記憶手段と、元利合計データを記憶する元利合計デー
タ記憶手段と、前記支払額データ記憶手段に支払額デー
タが記憶されているか否かを判別する第1の判別手段
と、前記元利合計データ記憶手段に元利合計データが記
憶されているか否かを判別する第2の判別手段と、前記
第1の判別手段によって前記支払額データが記憶されて
いないことが判別された際には前記複利計算を実行し、
前記第1の判別手段によって前記支払額データが記憶さ
れていることが判別され且つ前記第2の判別手段によっ
て元利合計データが記憶されていないことが判別された
際には前記ローン計算を実行し、前記第1の判別手段に
よって前記支払額データが記憶されていることが判別さ
れ且つ前記第2の判別手段によって元利合計データが記
憶されていることが判別された際には前記積立計算を実
行する金融計算手段と、この金融計算手段による計算結
果を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】金融計算を行なう場合、元金、元利合計、1回
当りの支払額データを計算の種類に応じて入力する。金
融計算機は、元金、元利合計、1回当りの支払い額の変
数について、どの変数が入力されたかによって複利,積
立,ローンの何れの計算式を用いるかを判断し、その計
算式に従って演算処理を実行する。
【0007】即ち、1回当りの支払い額データが入力さ
れていなければ複利計算であると判断して複利計算を実
行し、その演算結果を表示部に表示する。また、支払い
額データが入力され且つ元利合計データが入力されてい
ない場合はローン計算であると判断し、入力指示に応じ
て期末払いあるいは期首払いのローン計算を実行し、そ
の演算結果を表示部に表示する。また、支払い額データ
が入力され且つ元利合計データが入力されている場合
は、積立計算であると判断し、入力指示に応じて期末払
いあるいは期首払いの積立計算を実行し、その演算結果
を表示部に表示する。上記のようにして3項目のデータ
を入力するのみで、それに対する計算式が導かれ、その
式に基づいて所望の金融計算が計算が行なわれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を計算機能付き電子腕時計に実
施した場合について、その詳細を図面を参照して詳細に
説明する。まず、図1により外観構成について説明す
る。同図において1は腕時計ケースで、この腕時計ケー
ス1には、前面に表示部2及びキーボード3が設けら
れ、側部にシフトキー4,ANSキー5,ENTキー
6,モードキー9が設けられる。上記キーボード3に
は、例えば16個のキーが設けられており、数値キー及
び四則演算用のファンクションキーに対して金融計算用
データの入力機能を持たせ、つまり、スリーファンクシ
ョン機能を持たせ、上記シフトキー4により各キーの機
能をシフトしている。すなわち、「0」キーには「P
(支払い額中の元金)」、「・」キーには「I(支払い
額中の利息)」、「=」キーには「Bal(元金の残
り)」、「1」キーには「N(期間数)」、「2」キー
には「i%(利率)」、「3」キーには「Acc(支払
い利息合計)」、「4」キーには「PMT(1回当りの
支払い額)」、「5」キーには「PV(元金)」、
「6」キーには「FV(元利合計)」、「7」キーには
「CST(仕入れ値)」、「8」キーには「SEL(売
価)」、「9」キーには「純利益マージン)」の機能を
持たせている。
【0009】そして、上記シフトキー4によりシフトモ
ード「1」を指定した場合は、数値キー及び四則演算の
ファンクションキーの入力モードとなり、シフトモード
「2」を指定した場合は上記金融計算に関するファンク
ションキーの入力モードとなる。また、シフトモード
「3」を指定した場合は、「0」キーに設けられている
「In(対数計算)」、「・」キーに設けられている
「e(指数計算)」等のキー入力モードとなる。また、
上記モードキー9は、「時計」,「アラーム」,「金融
計算」の3つのモードを切換え指定する。
【0010】一方、上記表示部2には、図2に示すよう
に8桁の時刻/データ表示部7と4桁の日付表示部8が
2段に設けられている。上記時刻/データ表示部7は、
時計モードでは曜日と時,分,秒の時刻を表示し、金融
計算モードでは入力データ,計算結果等の数値データを
表示する。また、上記表示部2には、時刻/データ表示
部7の下側に「INT(複利計算)」、「LOAN(ロ
ーン計算)」、「SF(積立計算)」、「BGN(期首
払い)」、「END(期末払い)」の表示電極が設けら
れる。更に時刻/データ表示部7の上側には、「ENT
(入力)」、「ANS(答え)」の表示電極が設けられ
ると共に、「AM(午前)」、「PM(午後)」及びア
ラームマークの表示電極が設けられる。
【0011】次に上記腕時計ケース1内に設けられる電
子回路の構成について図3により説明する。同図におい
て、ROM11は全体のシステムをコントロールし、後
述するフローチャートを実行するマイクロプログラム、
すなわち、複利計算,ローン計算,積立計算を所定の計
算式に従って実行するマイクロプログラムやデータを内
蔵している固定メモリである。ROMアドレス制御部1
2は、上記ROM11のアドレスを指定し、プログラム
の流れを規定する制御ブロックであり、ROM11のネ
クストアドレスを指定する出力NA 、及び演算回路(A
LU)13の出力及び後述する分周回路からの出力等が
入力されている。14はRAMであり、ROM11のア
ドレスデータ出力SU ,SL 及びFU ,FL で指定され
たアドレスのデータを出力すると共に、演算回路13で
処理,加工された結果データを入力して記憶するメモリ
である。このRAM14については詳細を後述する。
【0012】また、15はインストラクションデコーダ
であり、ROM11のインストラクション出力Insを
デコードして、各ブロックにコントロール信号を送るブ
ロックである。上述した演算回路13は、S,Fを入力
として算術論理演算を行ない、その出力をROM11の
出力FU ,FL で指定されたRAM14のアドレスに書
込む。また、16はラッチ回路であり、ROM11の出
力SU ,SL で指定されたRAM14のアドレスの内容
を一時的に記憶し、演算回路13の入力Fと同期をとっ
て他の入力Sに送り込む。
【0013】18は発振器であり、例えば32768 Hzの
クロック信号をタイミングパルス発生回路19及び分周
回路20に供給する。タイミングパルス発生回路19
は、上記クロック信号に基づき各ブロックを時系列にコ
ントロールするタイミング信号を出力する。分周回路2
0は、発振器18からの出力を分周するカウンタで、一
定周期の計時信号を作成しており、その計時信号は計時
処理等に使用される。
【0014】更に21は上記キーボード3及びその他の
キーからなるキー入力部であり、キー操作に応じてキー
入力信号を出力する。また、2は上記した表示部で、入
力データや処理し終わったデータを表示バッファ22を
介して表示する。ブザー23は、バスラインからのデー
タに基づいてアラーム音等を発生するブロックである。
バスコントロールゲートA1 ,A2 ,B1 ,B2 ,C1
〜C4 ,D1 ,D2 は、インストラクションデコーダ1
5の出力信号等に基づいてゲートが開閉し、各バスライ
ンのデータの流れをコントロールするゲートである。
【0015】しかして、上記RAM14には、図4に詳
細を示すように表示レジスタ,時刻記憶部,アラーム時
刻記憶部,置数演算レジスタ,モードフラッグM,キー
フラッグ部等のエリアが設けられている。上記モードフ
ラッグMは、時計モードのときは「0」、アラームモー
ドのときは「1」、金融計算モードのときは「2」にセ
ットされる。また、キーフラッグ部には、ファンクショ
ンキーに対するキーフラッグが一時記憶される。上記R
AM14には、更に金融計算に必要なデータを記憶する
エリア、すなわち、元金PV,支払い額PMT,純利益
マージンMAR,利率i%,期間数N,期首あるいは期
末の支払い日判別フラグFa,元利合計FV,仕入れ値
CST,売価SEL等の記憶エリアが設けられている。
【0016】次に上記実施例の動作を説明する。図5
は、全体の概略動作を示すフローチャートである。通常
はステップA1 に示すようにHALT状態となってお
り、分周回路20から計時信号が出力されるか、あるい
はキー入力部21からキー入力が与えられるまで待機し
ている。このHALT状態において、分周回路20から
計時信号が出力されると、ステップA2 に進んで計時処
理が実行される。すなわち、図3において、分周回路2
0は発振器18の出力信号を分周して一定周期の計時信
号を作成し、ROMアドレス制御部12へ出力する。こ
れにより計時処理が実行され、RAM14内の時刻記憶
部に現在時刻が書込まれる。
【0017】そして、上記計時処理を終了すると、ステ
ップA3 に示す金融計算に関する演算処理を実行し、そ
の後ステップA4 に進む。この場合、特に金融計算に関
するデータが入力されていなければ、そのままステップ
A4 に進み、その時の指定モードに応じて表示処理を行
なう。例えば時計モードが指定されていれば、RAM1
4から時刻記憶部の内容を表示レジスタに読出して時刻
/データ表示部7に表示し、金融計算モードが指定され
ていれば演算レジスタの内容を表示レジスタに読出して
時刻/データ表示部7に表示する。その後、ステップA
1 に戻り、HALT状態となる。また、このHALT状
態でキー入力部21から金融計算を行なうためのキー入
力が与えられると、ステップA5 に進んでキー取込み処
理を行ない、その後、ステップA1 に戻る。そして、ス
テップA3 において、上記キー入力に基づいて詳細を後
述する金融計算に関する演算処理を実行する。
【0018】しかして、上記金融計算とは、PV(元
金),FV(元利合計),PMT(1回当りの支払い
額)の3変数の中の2つと、N(期間数),i%(利
率)の2変数の合計4変数について、既知の3変数から
未知の1変数を導き出す計算で、(1) 複利計算,(2) 積
立計算,(3) ローン計算,の3つがある。
【0019】(1) 複利計算においては、PV(元金),
FV(元利合計),N(期間数),i%(利率)の4変
数が考えられる。 (2) 積立計算においては、FV(元利合計),PMT
(1回当りの支払い額),N(期間数),i%(利率)
の4変数が考えられる。
【0020】(3) ローン計算においては、PV(借入れ
額),PMT(1回当りの支払い額),N(期間数),
i%(利率)の4変数が考えられる。次表1は、上記複
利,積立,ローンの各計算と変数との関係を示したもの
である。
【0021】
【表1】
【0022】しかして、上記ステップA3 では、図6に
詳細を示すフローチャートにより、上記PV,FV,P
MTの変数について、どの変数が入力されたかによって
複利,積立,ローンの何れの計算式を用いるかを判断
し、その計算式に従って演算処理を実行する。上記の金
融計算を行なわせる場合、ユーザーはモードキー9によ
り金融モードを指定した後、図6のステップB1 におい
てシフトキー4及びキーボード3のキー操作により項目
データを3組入力する。このときの入力データは、図4
に示すRAM14内の対応エリアに書込まれる。次いで
ステップB2 においてANSキーを操作すると共に出力
項目を指定する。この場合、期末払いであればANSキ
ーを1回、期首払いであればANSキーを2回操作す
る。
【0023】上記ANSキーの操作により、図7のフロ
ーチャートに従って判別フラッグFaのセット処理が行
なわれ、期末払いであればフラッグFaに「1」、期首
払いであればフラッグFaに「2」がセットされる。す
なわち、ANSキーが操作されると、ステップC1 にお
いてフラッグFaが「0」か否か、つまり、ANSキー
の1回目の操作か否かを判断し、「0」であればステッ
プC2 に進んでフラッグFaに「1」をセットする。
【0024】また、ステップC1 でフラッグFaが
「0」でないと判断された場合は、ステップC3 に進ん
でフラッグFaが「1」であるか否か、つまり、ANS
キーの2回目の操作であるか否かを判断し、フラッグF
aが「1」であればステップC4に進んでフラッグFa
に「2」をセットする。また、上記ステップC3 でフラ
ッグFaが「1」ではないと判断された場合は、フラッ
グFaが「2」、つまり、ANSキーが3回操作(エラ
ー操作)された場合であるので、ステップC5 に進んで
フラッグFaに「0」を書込み、計算処理が実行されな
いようにする。以上でANSキーに対する処理を終了
し、ANSキーが1回操作された場合はフラッグFaに
「1」がセットされ、ANSキーが2回操作された場合
はフラッグFaに「2」がセットされる。
【0025】そして、上記図6におけるステップB1 ,
B2 のキー入力操作を終了すると、ステップB3 に進ん
でPMT(1回当りの支払い額)がキー入力されている
か否かを判断し、入力されていなければ複利計算である
と判断し、ステップB4 に進み、上記ステップB2 で指
定された出力項目に基づいて複利計算の処理を実行す
る。複利計算で例えば期間数Nを求める場合、必要なデ
ータはPV,FV,i%であり、計算式は、
【0026】
【数1】 である。上記ステップB4 の複利計算は、図3のROM
11に記憶されているマイクロプログラムに従い、RA
M14の記憶データ(項目データ)に基づいて実行され
る。また、上記の演算処理は、RAM14内の置数演算
レジスタ,演算レジスタ等を用いて行なわれ、その演算
結果は演算レジスタにセットされる。そして、上記の演
算処理を終了すると、ステップB4 からステップB5 に
進んで上記の演算結果をRAM14から表示バッファ2
2に出力し、表示部2に表示する。このとき表示部2に
は、計算が複利計算であることを示す「INT」の文字
も表示する。
【0027】また、上記ステップB3 において、「PM
T」が入力されていると判断された場合は、ステップB
6 に進んで「FV」が入力されているか否かを判断す
る。「FV」が入力されていない場合はローン計算であ
るので、ステップB7 ,B8 においてフラッグFaによ
り期末払いか期首払いかを判断する。まず、ステップB
7 でフラッグFaが「1」であるか否かを判断し、
「1」であれば期末払いであるのでステップB9 に進
み、ステップB2 で指定された出力項目に基づいて期末
払いローン計算を実行する。ローン計算期末払いで、期
間数Nを求める場合、必要なデータは「PV(借入金
額)」,「PMT(支払い額)」,「i%(利率)」で
あり、その計算式は
【0028】
【数2】 である。
【0029】上記ステップB9 では、上式に従ってロー
ン計算を実行し、期間数Nを求める。また、ステップB
7 でフラッグFaが「1」でないと判断された場合は、
ステップB8 においてフラッグFaが「2」であるか否
かを判断し、「2」であれば期首払いであり、ステップ
B10に進んで期首払いローン計算を実行する。ローン計
算期首払いで、期間数Nを求める場合の計算式は
【0030】
【数3】 である。
【0031】そして、上記ステップB9 ,B10のローン
計算処理を終了すると、ステップB11においてフラッグ
Faを「0」とした後、ステップB5 に進む。また、上
記ステップB8 においてフラッグFaが「2」ではない
と判断された場合は、フラッグFaが「0」の場合であ
るので、ローン計算処理を行わずにステップB11を経て
ステップB5 に進む。このステップB5 では、上記した
ようにローン計算結果を表示バッファ22に出力し、表
示部2に表示する。このとき表示部2には、計算がロー
ン計算であることを示す「LOAN」の文字と共に、期
末払いを示す「END」あるいは機種払いを示す「BG
N」の文字を表示する。
【0032】また、上記ステップB6 で「FV(元利合
計)」が入力されていると判断された場合は、積立計算
であり、ステップB12,B13により上記ステップB7 ,
B8の場合と同様にして期末払いか期首払いかを判断
し、期末払いであればステップB14において積立計算を
実行し、期首払いであればステップB15において積立計
算を実行する。この積立計算において例えば期間数Nを
求める場合、必要なデータは「FV(元利合計)」,
「PMT(1回当りの積立額)」,「i%(利率)」で
あり、期末払いの計算式は
【0033】
【数4】 であり、期首払いの計算式は
【0034】
【数5】 である。
【0035】そして、ステップB14,B15の積立計算処
理を終了すると、ステップB11でフラッグFaを「0」
とした後、ステップB5 に進む。また、上記ステップB
12,B13でフラッグFaが「1」,「2」の何れでもな
い、つまり、「0」であると判断された場合はステップ
B14,B15の計算処理を行なわずに、そのままステップ
B11を経てステップB5 に進む。このステップB5 で
は、上記ステップB14,B15の計算処理により求めた結
果を表示バッファ22に出力し、表示部2に表示する。
このとき表示部2には、計算が積立計算であることを示
す「SF」の文字と共に、期末払いを示す「END」あ
るいは機種払いを示す「BGN」の文字を表示する。
【0036】なお、以上の説明では、複利計算、ローン
計算、積立計算の何れの場合も期間「N」を求める場合
の式について示したが、その他の項目を求める場合でも
上記の式を変形することにより、同様にして求めること
ができる。
【0037】次に上記金融計算時の具体的なキー操作例
及び表示例について説明する。図8は複利計算を行なう
場合の具体例を示したものである。今、例えば「元金5
0万円を年利6%で1年毎の複利計算した場合、7年後
の元利合計はいくらか。」の計算を行なうものとすれ
ば、先ず「7」「ENT」「N」のキー操作を行なって
「年数(N)」を入力する。この「N」を入力する場合
は、シフトキー4によりモードを切換えて「N」の入力
操作を行なう。上記年数データはRAM14内の所定エ
リアに記憶され、表示部2に表示される。
【0038】次いで「6」「ENT」「i%」のキー操
作を行なって「利率」を入力する。この入力操作により
表示部2には、上記年数「7」に代わって利率「6」が
表示される。次に「500000」「ENT」「PV」
のキー操作を行ない「元金」を入力する。この入力操作
により「500000」が表示部2に表示される。そし
て、上記3組の項目データを入力した後、出力を指示す
る「ANS」キーを操作し、続いて「FV」キーを操作
して出力項目「元利合計」を指定する。上記のキー操作
により上記図6のフローチャートに従って処理が実行さ
れる。この場合、「PMT(1回当りの支払い額)」が
入力されていないので、ステップB3 の判別結果がNO
となり、ステップB4 に進んで複利計算が実行される。
【0039】そして、その計算結果「751815.1
295」円がステップB5 においてRAM14から表示
バッファ22に読出され、図8に示すように表示部2に
表示される。この場合、表示部2には複利計算であるこ
とを示す「INT」が上記計算結果と共に表示される。
【0040】図9はローン計算を行なう場合の具体的な
キー操作及び表示例を示したものである。例えば「月々
の返済能力が45000円の時、年利7.5%で15年
返済では、いくら借り入れることができるか。」のロー
ン計算を行なう場合、先ず「45000」「ENT」
「PMT」のキー操作を行なって支払い額(PMT)を
入力する。次いで「7.5」「÷」「12」「=」「E
NT」「i%」のキー操作を行なって利率(i%)を入
力する。この場合、月払いなので「7.5÷12=」の
計算により月率「0.625(%)」に直して入力して
いる。
【0041】次に「15」「×」「12」「=」「EN
T」「N」のキー操作により期間(N)を入力する。こ
の場合、月払いなので「15×12=」の計算により1
5年間の月数「180」に直して入力している。上記の
ように3組の項目を入力した後、借入金の出力を指示す
るが、期末払いの場合には「ANS」「PV」のキー操
作を行ない、期首払いの場合には「ANS」「ANS」
「PV」のキー操作を行なう。
【0042】以上のキー操作により図6のフローチャー
トに従って演算処理が実行され、借入金が求められる。
上記のキー操作を行なった場合、「PMT」は入力され
ているが、「FV」が入力されていないので、図6では
ステップB2 からステップB3 ,B6 を経てステップB
7 ,B8 に進み、判別フラッグFaに応じてステップB
9 の期末払いローン計算あるいはステップB10の期首払
いローン計算が実行される。すなわち、「ANS」「P
V」のキー操作を行なった場合は、フラッグFaが
「1」であるので、ステップB9 の期末払いローン計算
が実行され、その計算結果「4854304.207」
円が借入可能金額として表示部2に表示される。このと
き表示部2には、ローン計算を示す「LOAN」の文字
及び期末払いを示す「END」の文字が表示される。
【0043】また、「ANS」「ANS」「PV」のキ
ー操作を行なった場合は、フラッグFaが「2」となる
ので、ステップB10の期首払いローン計算が実行され、
その計算結果「4884643.308」円が借入可能
金額として表示部2に表示される。このとき表示部2に
は、ローン計算を示す「LOAN」の文字及び期首払い
を示す「BGN」の文字が同時に表示される。
【0044】図10は積立計算を行なう場合の具体的な
キー操作及び表示例を示したものである。例えば「毎月
2500円づつを、年利6%の月複利で、5年間積立し
た場合の元利合計はいくらか。」の積立計算を行なう場
合、先ず「5」「×」「12」「=」「ENT」「N」
のキー操作を行なって期間(N)を入力する。この場
合、月複利なので「5×12=」の計算により5年間の
月数「60」に直して入力している。
【0045】次いで「6」「÷」「12」「=」「EN
T」「i%」のキー操作を行なって利率(i%)を入力
する。この場合、月複利なので「6÷12=」の計算に
より年利を月率「0.5(%)」に直して入力してい
る。次に「2500」「ENT」「PMT」のキー操作
により毎月の積立額(PMT)を入力する。そして、上
記のように3組の項目を入力した後、元利合計の出力を
指示するが、期末払いの場合には「ANS」「FV」の
キー操作を行ない、期首払いの場合には「ANS」「A
NS」「FV」のキー操作を行なう。
【0046】以上のキー操作により図6のフローチャー
トに従って演算処理が実行され、元利合計が求められ
る。上記のキー操作を行なった場合、「PMT」及び
「FV」が共に入力されているので、図6ではステップ
B2 からステップB3 ,B6 を経てステップB12,B13
に進み、判別フラッグFaに応じてステップB14の期末
払い積立計算あるいはステップB15の期首払い積立計算
が実行される。すなわち、「ANS」「FV」のキー操
作を行なった場合は、フラッグFaが「1」となるの
で、ステップB4 の期末払い積立計算が実行され、その
計算結果「174425.0762」円が元利合計金額
として表示部2に表示される。このとき表示部2には、
積立計算を示す「SF」の文字及び期末払いを示す「E
ND」の文字が表示される。
【0047】また、「ANS」「ANS」「FV」のキ
ー操作を行なった場合は、フラッグFaが「2」となる
ので、ステップB15の期首払いローン計算が実行され、
その計算結果「175297.2016」円が元利合計
金額として表示部2に表示される。このとき表示部2に
は、積立計算を示す「SF」の文字及び期首払いを示す
「BGN」の文字が表示される。
【0048】上記のようにして3項目のデータを入力す
るのみで、それに対する計算式が導かれ、その式に基づ
いて所望の金融計算が計算が行なわれる。なお、入力の
途中で入力内容を変更した場合、後入力優先で計算式を
導くようにすれば、モード変更操作あるいは前データを
クリアして次のデータを入力するという操作が不要とな
り、キー入力操作を簡易化することができる。
【0049】なお、上記実施例では、「PMT」及び
「FV」の有無をチェックして対応する計算式を判断す
るようにしたが、その他、「PMT」と「PV」、ある
いは「FV」と「PV」をチェックして対応する計算式
を判断するようにしてもよい。また、実施例では、電子
腕時計に実施した場合について示したが、その他一般の
小型電子式計算機においても同様にして実施し得るもの
である。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、金
融計算を行なう計算機において、入力されたデータとそ
の順番から対応する計算式を自動的に判断し、その判断
結果を表示すると共に上記計算式に従って計算処理を行
ない、その計算結果を表示するようにしたので、計算モ
ードを予め設定することなく、データを入力するのみで
所望の金融計算を行なわせることができる。このため小
型電子式計算機、特にキー数が限定される計算機能付き
腕時計に実施して大きな効果を発揮し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金融計算機を電子腕時計に実施し
た場合の外観構成を示す正面図。
【図2】表示部の電極構成を示す図。
【図3】電子回路の構成を示すブロック図。
【図4】図3におけるRAMの内部記憶構成を示す図。
【図5】全体の概略動作を示すフローチャート。
【図6】図5における演算処理動作の詳細を示すフロー
チャート。
【図7】ANSキー操作に伴うフラッグFaのセット動
作を示すフローチャート。
【図8】複利計算時の具体的なキー操作及び表示例を示
す図。
【図9】ローン計算時の具体的なキー操作及び表示例を
示す図。
【図10】積立計算時の具体的なキー操作及び表示例を
示す図である。
【符号の説明】
1 腕時計ケース 2 表示部 3 キーボード 4 シフトキー 5 ANSキー 6 ENTキー 7 時刻/データ表示部 8 日付表示部 9 モードキー 11 ROM 12 ROMアドレス制御部 13 演算回路 14 RAM 15 インストラクションデコーダ 16 ラッチ回路 18 発振器 19 タイミングパルス発生回路 20 分周回路 21 キー入力部 22 表示バッファ 23 ブザー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複利計算、ローン計算、積立計算の金融
    計算を行なう金融計算機において、 複数の金融計算式を予め記憶してなる計算式記憶手段
    と、 1回当りの支払額データを記憶する支払額データ記憶手
    段と、 元利合計データを記憶する元利合計データ記憶手段と、 前記支払額データ記憶手段に支払額データが記憶されて
    いるか否かを判別する第1の判別手段と、 前記元利合計データ記憶手段に元利合計データが記憶さ
    れているか否かを判別する第2の判別手段と、 前記第1の判別手段によって前記支払額データが記憶さ
    れていないことが判別された際には前記複利計算を実行
    し、前記第1の判別手段によって前記支払額データが記
    憶されていることが判別され且つ前記第2の判別手段に
    よって元利合計データが記憶されていないことが判別さ
    れた際には前記ローン計算を実行し、前記第1の判別手
    段によって前記支払額データが記憶されていることが判
    別され且つ前記第2の判別手段によって元利合計データ
    が記憶されていることが判別された際には前記積立計算
    を実行する金融計算手段と、 この金融計算手段による計算結果を表示する表示手段
    と、を備えた金融計算機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100517132B1 (ko) * 2001-11-16 2005-09-26 오주창 재무처리 프로그램 소스를 탑재한 휴대용 단말장치 및재무처리방법, 그 프로그램 소스를 기록한 기록매체

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976443A (ja) * 1972-10-30 1974-07-23
JPS5576463A (en) * 1978-12-05 1980-06-09 Canon Inc Computer

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