JPH06215414A - 光ピックアップ検査装置および検査方法 - Google Patents

光ピックアップ検査装置および検査方法

Info

Publication number
JPH06215414A
JPH06215414A JP2489693A JP2489693A JPH06215414A JP H06215414 A JPH06215414 A JP H06215414A JP 2489693 A JP2489693 A JP 2489693A JP 2489693 A JP2489693 A JP 2489693A JP H06215414 A JPH06215414 A JP H06215414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
spot
optical pickup
value
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2489693A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Ota
周一 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2489693A priority Critical patent/JPH06215414A/ja
Publication of JPH06215414A publication Critical patent/JPH06215414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ピックアップのスポット検査工程におい
て、その光軸と傾きの検出と補正、およびスポットの形
状の検査とが自動的に行えるようにして、作業者の負担
を軽減すると共に、品質のバラつきを防止する。 【構成】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像させ
て、該素子上の点(i,j)における基準規格化強度A
(i,j)と、検査規格化強度B(i,j)とを用いて
演算処理を行う光ピックアップ検査装置において、演算
手段として、 【数1】 を演算し、値Sと、所定の値との大小を比較する手段を
設ける。 【効果】 個人の主観による判断のあいまいさを排除す
ることができると共に、迅速な検査も可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ピックアップの組
み立て工程における対物レンズアクチュエータの傾き調
整で使用する光ピックアップのスポット検査装置に係
り、特に、スポット検査工程において、その光軸と傾き
の検出と補正、および、スポットの形状の検査とが自動
的に行えるようにして、作業者の負担を軽減すると共
に、品質のバラつきを防止した光ピックアップ検査装置
および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップの組み立て工程では、対
物レンズアクチュエータの傾き調整が必要である。従来
から、対物レンズアクチュエータの傾きの調整方法とし
ては、顕微鏡とカメラ、モニターを使用し、光ディスク
の代りに、同じ厚さを有するカバーガラスを基準面と平
行に設置して、対物レンズのスポットを顕微鏡で拡大し
て観察する光学ヘッド調整方法が用いられている(特開
昭63−253538号公報)。
【0003】図5は、従来の光学ヘッド調整工程を行う
調整装置について、その要部構成の一例を示す図であ
る。図において、1はX−Yステージ、2は光ピックア
ップのハウジング、3は偏向プリズム、4はアクチュエ
ータ、5はネジ、6は対物レンズ、7はカバーガラス、
8は顕微鏡、9はカメラコントローラ、10はTVモニ
ター、LBはレーザ光を示す。
【0004】この図5に示すように、光ピックアップの
ハウジング2には、偏向プリズム3が設けられている。
また、ハウジング2の上部に、アクチュエータ4があ
り、その中に、対物レンズ6が設けられている。
【0005】アクチュエータ4は、ネジ5によってハウ
ジング2に固定されているが、ネジ5の締め方を調整す
ることにより、アクチュエータ4の傾きを調整すること
ができる。また、光ディスクと同じ厚みを有するカバー
ガラス7が、アクチュエータ4の上部に、光ピックアッ
プのハウジング2と平行に設置されている。
【0006】従来の対物レンズアクチュエータの傾きの
調整工程は、次のように行う。偏向プリズム3に、レー
ザ光LBを入射し、対物レンズ6によって形成されるス
ポットを顕微鏡8で観察する。顕微鏡8には、図示され
ないカメラが接続されており、カメラコントローラ9を
通して、TVモニター10の画面上にスポットが表示さ
れる。
【0007】作業者は、このスポットの表示を見なが
ら、1次のサイドローブが対称となるように、アクチュ
エータ4の傾きを調整する。以上のような工程によっ
て、対物レンズアクチュエータの傾きの調整が行われ
る。
【0008】この調整工程は、アクチュエータに組み込
まれている対物レンズの傾きを光ディスクと並行に調整
することにより、スポット形状を良好にする目的で行わ
れるものである。そのために、図5に関連して説明した
ように、スポット像をTVモニターで観察しながら行う
が、この工程は、スポット形状を良好にすると同時に、
異常な形状のスポットを除去する工程(換言すれば、ス
ポットの形状を検査する工程)も兼ねている場合が多
い。
【0009】このスポット検査工程は、通常、経験的な
許容限度見本を用いて、作業者の目視によって行われ
る。そのため、作業者の負担が大きいばかりでなく、そ
の主観が入りやすいので、品質にバラツキが生じる要因
にもなる、という不都合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光学的情報記録再生装置のスポット検査時に生じるこの
ような不都合を解決し、スポット検査工程、特に、スポ
ットの光軸と傾きの検出と補正、およびスポットの形状
の検査とが自動的に行えるようにして、作業者の負担を
軽減すると共に、品質のバラツキを防止した光ピックア
ップ検査装置および検査方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
レンズからの出射光を撮像素子上に結像させて、該素子
上の点(i,j)における基準規格化強度A(i,j)
と、検査規格化強度B(i,j)とを用いて演算処理を
行う光ピックアップ検査装置において、演算手段とし
て、
【数3】 を演算し、値Sと、所定の値との大小を比較する手段、
を備えた構成である。
【0012】第2に、上記第1の光ピックアップ検査装
置において、コントローラ内部の画素メモリにおいて、
検査画素を(M,N)、基準画素を(m,n)としたと
き、M>m、かつ、N>nの関係に設定し、記憶した基
準画素を検査画素上で平行移動し、各々のピーク位置を
一致させた後、上記第1の演算処理を行う検査方法であ
る。
【0013】第3に、上記第1の光ピックアップ検査装
置において、演算手段として、 p=int(n/2),q=int(m/2)とすると
き、
【数4】 を演算し、値Sと、所定の値との大小を比較する手段、
を備えた構成である。
【0014】第4に、上記第3の光ピックアップ検査装
置において、コントローラ内部の画素メモリにおいて、
検査画素を(M,N)、基準画素を(m,n)としたと
き、M>m、かつ、N>nの関係に設定し、記憶した基
準画素を検査画素上で平行移動し、各々のピーク位置を
一致させた後、上記第3の演算処理を行う検査方法であ
る。
【0015】
【作用】この発明では、カメラコントローラからのスポ
ット画像を一旦フレームメモリに取り込み、この画像に
演算処理を行うことによって、スポットの良否が自動的
に判定できるようにしている。まず、アクチュエータに
組み込まれている対物レンズの傾きが良好に調整された
場合のスポットの強度分布について説明する。
【0016】図2は、対物レンズの傾きが良好に調整さ
れ、かつ、歪みがない場合のスポットの光強度の分布
(等光エネルギー密度線)の一例を示す斜視図である。
図において、x,yはそれぞれx軸とy軸、I(x,
y)はスポットの光軸、Gは強度がピークとなる点、1
1はスポットの強度分布曲線、12と13はそれぞれ点
Gを通る垂直面、14は強度I1を通る水平面を示す。
【0017】ここで、このスポットの像が結ばれる撮像
素子の面(一般に撮像素子は平面状である)を想定し
て、この面上に、x軸およびy軸を取る。そして、撮像
素子上の点(x,y)におけるスポットの強度をI
(x,y)、強度がピークとなる点をGとする。なお、
この図2では、理解を容易にするために、点Gと座標原
点とを一致させて図示している。
【0018】この図2に示すように、対物レンズの傾き
が良好に調整され、かつ、歪みがない場合、スポットの
強度分布は釣鐘状の形状11になる。すなわち、光軸I
(x,y)の周りに同心円状に分布されるので、x−y
平面に平行な任意の平面14で切断した断面の強度分布
は、円状の等強度線となり、かつ、断面(例えばx軸)
の分布は、ガウス分布となる。
【0019】したがって、その光軸I(x,y)の傾き
や、強度分布の値を知るためには、全ての強度分布を調
べる必要はなく、互いに直交し、かつ光軸I(x,y)
を通る二つの平面、図2では、点Gを通る垂直面12,
13の断面について、その強度分布を調べれば十分であ
る。この発明では、このような点に着目し、基準となる
光ピックアップのスポットと、検査対象のスポットとを
比較する。
【0020】具体的にいえば、撮像素子上のスポット画
像がフレームメモリ上に投影されるため、撮像素子上の
想定したx,y座標を、フレームメモリのx,y座標と
して取り扱うことが可能となり、スポットの各部分の強
度Iは、フレームメモリの座標(x,y)の関数I
(x,y)として処理することができる。
【0021】
【実施例1】次に、この発明の光ピックアップ検査装置
について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説
明する。この実施例は、主として、請求項1の発明に関
連しているが、ハード構成やスポットの正常異常の判断
の基本原理は、請求項2から請求項4の発明とも関連し
ている。
【0022】図1は、この発明の光ピックアップ検査装
置について、そのハードウエアの要部構成の一実施例を
示す機能ブロック図である。図における符号は図5と同
様であり、また、21はCCDカメラ、22はモノクロ
CRTモニター、23は画像処理ボード、24はパーソ
ナルコンピュータを示す。
【0023】この図1において、符号1〜6で構成され
る被試験ピックアップ、すなわち、X−Yステージ1か
ら対物レンズ6までの構成、および、カバーガラス7と
顕微鏡8の構成と動作は、先の図5と同様である。そし
て、被試験ピックアップから出射したレーザ光LBのス
ポットは、CCDカメラ21の撮像面にそのスポットを
結像する。
【0024】その像は、順次画素に対応した順序で、そ
の光強度に応じた電気信号に変換されて、画像処理ボー
ド23に入力される。また、このスポットの像は、コン
ピュータからのコマンドによって、画像処理ボード23
を通して、フレームメモリに取り込まれ、その生画像が
モノクロCRTモニター22の画面上に表示される。画
像処理ボード23は、次の図3に示すような構成であ
る。
【0025】図3は、図1に示したこの発明の光ピック
アップ検査装置の画像処理ボード23について、その詳
細な内部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
図における符号は図1と同様であり、また、31はA/
DC(アナログ−デジタル変換器)、32はSYNC
(同期信号検出部)、33はD/AC(デジタル−アナ
ログ変換器)、34はVRAM、35はシステムRA
M、36はGSP(画像処理プロセッサ)を示す。
【0026】この図3に示すように、図1のCCDカメ
ラ23からの信号は、アナログ−デジタル変換器31に
よってデジタル信号のコードに変換され、変換されたコ
ードが、VRAM34に格納される。また、このVRA
M34に格納されたコードは、デジタル−アナログ変換
器33によって、光強度に応じたアナログ信号に変換さ
れて、光強度の信号が復元される。
【0027】この復元された光強度の信号が、モノクロ
CRT22へ出力されて、画面上に表示される。一方、
VRAM34のコードは、システムRAM35によって
画像処理プロセッサ36と接続されており、取り込まれ
た画像データの処理が、この画像処理プロセッサ36に
よって行われる。
【0028】画像データの処理としては、例えば、光強
度に応じた色分けを行い、その結果をパーソナルコンピ
ュータ24の画面上に表示したり、また、輪郭を強調し
たりすることができる。この発明の光ピックアップ検査
装置では、スポットの検査に必要な演算(請求項1また
は請求項3の演算)や、強度分布のピーク位置の検出、
および画面内部における画素の移動等の動作は、パーソ
ナルコンピュータ24からのコマンドに従って、この画
像処理プロセッサ36が全て行い、その結果は、パーソ
ナルコンピュータ24に通知される。
【0029】次に、図1と図3に示したこの発明の光ピ
ックアップ検査装置について、請求項1の発明による検
査時の具体的な動作を説明する。対物レンズから出射さ
れたレーザ光LBは、CCDカメラ23の撮像面にスポ
ットの形状の像を結ぶ。
【0030】この像は、CCDカメラ23内のフォトダ
イオードによって、画素ごとにその光の強弱に応じた電
荷に変換される。この電荷は、シフトクロックによって
電極に転送され、目的とする画素の光の強さとして検出
される。
【0031】この動作は二次元で行われるので、撮像面
の光の強さの二次元分布図が得られる。この信号は、ア
ナログ−デジタル変換器31によって、強さに応じたコ
ードデータとして変換され、装置内のVRAM34に格
納される。
【0032】この装置は、少なくとも2画面分のコード
データを格納することができるVRAM34を備えてお
り、一方のメモリエリアには、基準となるスポットの光
の強度分布が格納され、他方のメモリエリアには、検査
されるスポットの強度分布のデータが格納される。
【0033】すでに述べたように、この検査は、2つの
目的をもっている。第1の目的は、光軸の傾きの検出と
補正であり、第2の目的は、スポットの形状そのものの
検査である。
【0034】この2つの目的の検査を行うために、検査
手段として、最小自乗法を用い、2つの画面の対応する
画素の強度のデータの差の絶対値の積分値が小さい程似
ていると判断する。もし、両者が全く同一であれば、積
分値は“0”となる。
【0035】この検査の手順としては、まず、光軸の傾
きが“0”の状態で、かつ形状も良好なスポットの状態
を、基準画面に格納する。これが基準スポットのデータ
となる。次に、ピーク位置を合わせて、そのピークの値
を一定値にして規格化し、光軸を動かして、積分値が最
も小さくなる状態を探す。
【0036】この状態で、積分値はある値をもつが、こ
の値が、基準のスポットに対して、検査スポットがどの
程度異なっているか、を示す値になる。そして、この値
が、ある値以下であれば、基準スポットの値と検査対象
のスポットとは許容範囲内である、と判断して合格とす
る。
【0037】ここで、素子上の点(i,j)における基
準規格化強度をA(i,j)、検査規格化強度をB
(i,j)、とすれば、演算値Sは、次の式(1) によっ
て求められる。
【数5】
【0038】この式(1) による演算結果によって求めら
れる値Sを、所定の値と比較して、その大小によって、
スポットの形状の良否、および光軸の傾きの調整を行う
ことにより、作業者の主観によるあいまいな判定が排除
され、しかも、迅速な検査が可能になる。次に、この発
明の光ピックアップ検査装置について、スポット検査の
手順を説明する。
【0039】(1) 基準となるピックアップを傾きが
“0”となるように設置し、そのスポットを測定し、そ
の強度分布をコントローラ内部のメモリに格納する。そ
の際、ピークがなるべく画面の中心になるようにする。 (2) ピークの強度が“1”となるように規格化する。
【0040】(3) 基準スポットのピーク(強度が最大
となる点)を探し、CRT上に点として表示する。 (4) 検査対象のピックアップを設置し、CRTにスポ
ットのピークを表示する。
【0041】(5) 基準スポットのピークと検査スポッ
トのピークが一致するようにX−Yステージを移動す
る。 (6) 検査スポットの強度分布を測定しピーク値で規格
化する。
【0042】(7) 検査値と基準値を次の演算式に従っ
て計算する。
【数6】 ここで、A(i,j)は基準のピックアップの画素の光
強度、B(i,j)は検査されるピックアップの画素の
光強度、m,nは縦横の画素数である。 (8) この演算結果がある決められた値以下であれば、
検査されたピックアップの傾きは合格とする。
【0043】(9) 基準値以上であれば、傾きの調整を
行う。 (10) 傾き調整を行っても基準値以下にならない場合
は不合格とする。 以上の(1)〜(10)の手順によって、この第1の実施例
による光ピックアップ検査装置のスポット検査が行われ
る。
【0044】図4は、この発明の光ピックアップ検査装
置について、スポット検査時の主要な処理の流れを示す
フローチャートである。図において、#1〜#12はス
テップを示す。
【0045】ステップ#1で、ピックアップを傾きが
“0”となるように設置してスポットを測定し、その強
度分布をコントローラ内部のメモリに格納する。ステッ
プ#2で、ピークの強度が“1”となるように規格化す
る。
【0046】ステップ#3で、基準スポットのピーク
(強度が最大となる点)を探し、CRT上に表示する。
ステップ#4で、検査対象のピックアップを設置し、C
RTにスポットのピークを表示する。
【0047】ステップ#5で、基準スポットのピークと
検査スポットのピークが一致するようにX−Yステージ
を移動する。ステップ#6で、検査スポットの強度分布
を測定しピーク値で規格化する。
【0048】ステップ#7で、演算式(1) に従って、検
査値と基準値とを計算する。ステップ#8で、式(1) の
演算結果が、ある決められた値以下であるか否かチェッ
クする。
【0049】もし、ある決められた値以下であれば、ス
テップ#9で、検査されたピックアップの傾きは合格と
する。また、ステップ#8でチェックした結果、ある決
められた値以下でなければ、ステップ#10へ進み演算
回数をチェックし、次のステップ#11で傾きの調整を
行う。
【0050】傾き調整を所定回数行ってもある決められ
た値以下にならないときは、ステップ#12で、不合格
とする。以上のステップ#1〜#12の処理によって、
スポットの検査が行われる。
【0051】
【実施例2】次に、この発明について、第2の実施例を
説明する。この実施例は、主として、請求項2の発明に
対応するが、請求項1の発明とも関連している。
【0052】先の第1の実施例では、検査対象のスポッ
トと基準にするスポットの光軸は、図1のX−Yステー
ジ1などで機械的に調整を行うことを前提としている。
しかしながら、画面を見ながらの調整操作には、時間が
かかるとともに精度がばらつく、という問題がある。
【0053】この第2の実施例では、画素メモリ上でピ
ーク位置を合致させる方法を採用する。すなわち、基準
の画面(M,N)を大きくとり、検査対象の画面(m,
n)をそれより小さくとることによって、両者のピーク
位置の検出後、その位置が異なっていても、X方向にM
−m、Y方向にN−nだけ、検査画面を移動させること
が可能である。
【0054】したがって、スポットのピークの位置のず
れの距離が、それぞれの可動範囲内であれば、機械的な
移動手段を用いる必要なしに、光軸合わせを行うことが
できる。このような光軸合わせを行った後、所定の演算
を行い、検査と判定を行えば、機械的な光軸合わせの必
要なしに、スポットの検査が可能となる。以上の動作
が、請求項2の発明の実施例である。
【0055】
【実施例3】次に、この発明について、第3の実施例を
説明する。この実施例は、主として、請求項3の発明に
対応するが、請求項1と請求項4の発明とも関連してい
る。
【0056】先に述べた第1の実施例では、式(1) によ
って積分値Sを求めたが、この演算処理では、多くの計
算回数が必要である。例えば、画素数が、縦2048、
横4096の場合、その計算回数は、合計838万86
08回になる。
【0057】ここで、引き算とその積分の1画素当りの
計算時間を10μ秒とすると、約84秒かかる。このよ
うに、演算処理に多くの時間がかかると、検査スポット
を移動させながら、その傾きをリアルタイムで見ること
はできないので、計算時間の短縮が課題となる。
【0058】この第3の実施例では、この演算処理が迅
速に行えるようにしている。そのために、先の図2に示
したように、スポットは軸対称である、という点に着目
し、この軸対称性を利用する。具体的にいえば、図2の
光軸Iを通り、互いに直交する2つの平面11,12で
切断される断面14の強度分布を調べれば十分である。
この場合の演算は、次の式(2) に従って行う。
【数7】
【0059】この式(2) によれば、縦、横の画素数が、
先の例の場合に、演算回数は、2048+4096=6
142となり、演算時間は、0.06秒である。したが
って、十分にリアルタイムの検査が可能である。すなわ
ち、請求項1の光ピックアップ検査装置に比べて、迅速
な演算が可能になり、一層迅速な検査が行える。
【0060】
【実施例4】次に、この発明について、第4の実施例を
説明する。この実施例は、主として、請求項4の発明に
対応するが、請求項2と請求項3の発明とも関連してい
る。
【0061】この第4の実施例でも、先の第2の実施例
と同様に、画素メモリ上でピーク位置を合致させる方法
を採用する。そして、その演算処理は、先の第3の実施
例で説明した式(2) を使用する。
【0062】したがって、請求項2の光ピックアップの
検査方法と同様に、X−Yテーブルなどの機械的な移動
によってピーク位置を合わせる操作が不要になると共
に、請求項2の光ピックアップの検査装置の場合と同様
に、迅速な演算も可能になると共に、より一層迅速な検
査を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1の光ピックアップ検査装置で
は、演算処理によって算出される演算結果の値の大小に
より、スポットの合格、不合格、および傾きの調整が行
えるようにしている。したがって、従来のように、個人
の主観による判断のあいまいさを排除することができる
と共に、迅速な検査も可能になる。
【0064】請求項2の光ピックアップの検査方法で
は、X−Yテーブルなどの機械的な移動によってピーク
位置を合わせる操作が不要になる。したがって、迅速な
位置合わせが可能になる。
【0065】請求項3の光ピックアップ検査装置では、
請求項1の演算処理に比べて、より迅速な演算を行うこ
とができる。したがって、請求項1の光ピックアップ検
査装置に比べて、演算時間が大幅に短縮され、より迅速
な検査が可能になる。
【0066】請求項4の光ピックアップの検査方法で
は、請求項2の光ピックアップの検査方法と同様に、X
−Yテーブルなどの機械的な移動によってピーク位置を
合わせる操作が不要になると共に、請求項1の光ピック
アップ検査装置に比べて、演算時間が大幅に短縮される
ので、迅速な演算も可能になる。したがって、一層迅速
な検査が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ピックアップ検査装置について、
そのハードウエアの要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】対物レンズの傾きが良好に調整され、かつ、歪
みがない場合のスポットの光強度の分布(等光エネルギ
ー密度線)の一例を示す斜視図である。
【図3】図1に示したこの発明の光ピックアップ検査装
置の画像処理ボード23について、その詳細な内部構成
の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明の光ピックアップ検査装置について、
スポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図5】従来の光学ヘッド調整工程を行う調整装置につ
いて、その要部構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 X−Yステージ 2 光ピックアップのハウジング 3 偏向プリズム 4 アクチュエータ 5 ネジ 6 対物レンズ 7 カバーガラス 8 顕微鏡 9 カメラコントローラ 10 TVモニター 21 CCDカメラ 22 モノクロCRTモニター 23 画像処理ボード 24 パーソナルコンピュータ 31 アナログ−デジタル変換器 32 SYNC 33 デジタル−アナログ変換器 34 VRAM 35 システムRAM 36 画像処理プロセッサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させて、該素子上の点(i,j)における基準規格化強
    度A(i,j)と、検査規格化強度B(i,j)とを用
    いて演算処理を行う光ピックアップ検査装置において、
    演算手段として、 【数1】 を演算し、値Sと、所定の値との大小を比較する手段、
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光ピックアップ検査装置にお
    いて、 コントローラ内部の画素メモリにおいて、検査画素を
    (M,N)、基準画素を(m,n)としたとき、M>
    m、かつ、N>nの関係に設定し、記憶した基準画素を
    検査画素上で平行移動し、各々のピーク位置を一致させ
    た後、上記請求項1の演算処理を行うことを特徴とする
    光ピックアップの検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の光ピックアップ検査装置にお
    いて、 演算手段として、 p=int(n/2),q=int(m/2)とすると
    き、 【数2】 を演算し、値Sと、所定の値との大小を比較する手段、
    を備えたことを特徴とする光ピックアップ検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の光ピックアップ検査装置にお
    いて、 コントローラ内部の画素メモリにおいて、検査画素を
    (M,N)、基準画素を(m,n)としたとき、M>
    m、かつ、N>nの関係に設定し、記憶した基準画素を
    検査画素上で平行移動し、各々のピーク位置を一致させ
    た後、上記請求項3の演算処理を行うことを特徴とする
    光ピックアップ検査方法。
JP2489693A 1993-01-20 1993-01-20 光ピックアップ検査装置および検査方法 Pending JPH06215414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2489693A JPH06215414A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 光ピックアップ検査装置および検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2489693A JPH06215414A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 光ピックアップ検査装置および検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06215414A true JPH06215414A (ja) 1994-08-05

Family

ID=12150954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2489693A Pending JPH06215414A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 光ピックアップ検査装置および検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06215414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146717A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Hioki Ee Corp 光ピックアップの調整方法およびその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146717A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Hioki Ee Corp 光ピックアップの調整方法およびその装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5619587A (en) System and method for contactlessly gauging the thickness of a contoured object, such as a vehicle wheel
US6055329A (en) High speed opto-electronic gage and method for gaging
US6760096B2 (en) Lens-evaluating method and lens-evaluating apparatus
JP2004012301A (ja) パターン欠陥検出方法およびその装置
US6532310B1 (en) Removing noise caused by artifacts from a digital image signal
JP2001183124A (ja) 表面性状検査方法および表面性状検査装置
JPH0636016A (ja) 物体表面の欠陥の光学的検査法とその装置
US20250117895A1 (en) Image processing apparatus, inspection apparatus, image processing method, and inspection method
JPH06215414A (ja) 光ピックアップ検査装置および検査方法
JP2006276454A (ja) 画像補正方法、およびこれを用いたパターン欠陥検査方法
JPH01115043A (ja) 走査電子顕微鏡を用いた欠陥検査装置
JP2924859B2 (ja) 外観検査方法及び装置
JPH10307011A (ja) 表面検査方法および表面検査装置
KR100939541B1 (ko) 자동 영상 검사 시스템 및 그 시스템에서의 자동 영상 검사방법
JP3287639B2 (ja) スポット検査装置
WO2006082932A1 (ja) 欠陥粒子測定装置および欠陥粒子測定方法
JP2007199089A (ja) 表面検査装置
JP2001255237A (ja) ヘッドライトの光軸検査装置及び方法
JPH1073419A (ja) エンジン外付け部品の誤欠品検査装置
JPH07208917A (ja) 自動焦点合わせ方法及び装置
JP4893938B2 (ja) 欠陥検査装置
JP3225135B2 (ja) 対物レンズの傾き検査装置
CN110873639B (zh) 一种光学检测装置
JP3863408B2 (ja) 磁気ヘッドスライダの検査装置
JP3168100B2 (ja) バンプ検査装置