JPH0621580U - 鋏 - Google Patents

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JPH0621580U
JPH0621580U JP4206392U JP4206392U JPH0621580U JP H0621580 U JPH0621580 U JP H0621580U JP 4206392 U JP4206392 U JP 4206392U JP 4206392 U JP4206392 U JP 4206392U JP H0621580 U JPH0621580 U JP H0621580U
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Inventor
栄美 足立
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有限会社足立工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具を別途用意することなくボルトの締付力
を簡単に調節することができる鋏を提供すること。 【構成】 一対の刃体10を軸着するボルト20または
ナットを回動操作することができる係合部51を有する
指掛け50を着脱自在に備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鋏に関し、特に、ボルトとナットを用いて一対の刃体を互いに回動自 在に軸着するとともにボルトの締付力を調節可能にした鋏の改良に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば図6に示すように刃体の把手に指掛けを備えた理容鋏等の鋏 としては種々のものが案出されているが、中でも、ボルトとナットとにより一対 の刃体を回動自在に軸着するとともにボルトとナットとの締付力を調節可能にし た鋏がある。
【0003】 この種の鋏は、例えば図7に示すように、一方の刃体側から両刃体にボルトを 嵌通し、他方の刃体側からボルトにナットを螺着した構造となっており、この場 合、ボルトとナットとの締付力を調節する際には例えばマイナスドライバー等に よってボルトを回せばよい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような鋏にあっては、ボルトとナットとの締付力を調整する際 にマイナスドライバー等の工具を必要とし、調節の度に工具を用意せねばならず 非常に面倒であった。
【0005】 一方、このような問題を解決した鋏として、例えば図8に示すような構造の鋏 も案出されている。この鋏は、一方の刃体側から両刃体にボルトを嵌通し、他方 の刃体側から凸部を備えた板バネを挿嵌し、そしてこの板バネの凸部に係合する 複数の凹部を内側に備えたナットをボルトに螺着した構造となっている。従って 、ナットを指等で回せば板バネの凸部に係合するナットの凹部箇所を変更するこ とができ、ボルトとナットとの締付力を調節することができる。
【0006】 しかしながら、このような構造の鋏にあっては、板バネ及びナットが刃体から 突出しているため、使用の際にこの突出したナット等が邪魔になる、或は、例え ば理容鋏として使用した場合には突出したナット等に髪が絡まってしまう等の問 題があるばかりでなく、使用中に指等がナットに触れ不用意にナットを回してし まい、ボルトとナットとの締付力が変わってしまう等の問題もあった。
【0007】 本各考案は以上の課題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、まず請求項1及び請求項3の考案は、工具によらずともボルトとナッ トとの締付力を簡単に調節することができる鋏を簡単な構造によって提供するこ とである。そして請求項2の考案は、工具によらずともボルトとナットとの締付 力を簡単に調節することができることに加えて、ナット等が使用の邪魔にならず 、しかも不用意にナットが回りボルトとナットとの締付力が変わってしまうこと のない鋏を簡単な構造によって提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために本各考案の採った手段を、図面に使用する符号を 付した説明すると、 まず請求項1の考案の採った手段は、 「一対の刃体10を軸着するボルト20またはナット30を回動操作すること ができる係合部51を有する指掛け50を着脱自在に備えたことを特徴とする鋏 100」 である。
【0009】 そして請求項2の考案の採った手段は、 「一対の刃体10を有し、各々の刃体10に把手11と、少なくとも一方の刃 体10の把手11に指掛け50とを備え、 一方の刃体10側から両刃体10に嵌通したボルト20と、他方の刃体10側 からボルト20に挿嵌され凸部41を備えた板バネ40と、ボルト20に螺着さ れ板バネ40の凸部41に係合する複数の凹部31を内側に備えたナット30と により前記刃体10を互いに回動自在に軸着するとともにボルトとナット30と の締付力を調節可能にした鋏100において、 前記ナット30の外側に切欠部70と、ナット30側の刃体10にナット30 の略全体を収納する収納部12とを設け、前記指掛け50を刃体10に対して着 脱自在にするとともにこの指掛け50にナット30の切欠部70と係合する係合 部51を設けたことを特徴とする鋏100」 である。
【0010】 そして請求項3の考案の採った手段は、 「前記指掛け50は、挿通孔53と前記係合部51とを備えた指掛け本体52と 、前記挿通孔53に挿通され指掛け本体52からネジ部55が突出するとともに 頭部56が係合部51を保護する指掛けボルト54とから構成したことを特徴と する請求項1記載の鋏100」 である。
【0011】
【考案の作用】
このように構成された本各考案の鋏100は次のように作用する。 まず、請求項1の考案の鋏においては、例えばボルト20またはナット30に 切欠部70が設けてあり、指掛け50にはこの切欠部70と係合する係合部51 が設けてある。ここで、指掛け50は刃体10の把手11に着脱自在となってい るため、ボルト20とナット30との締付力を調節する際には、指掛け50を刃 体10より外し、この指掛け50の係合部51をボルト20またはナット30の 切欠部70に係合させてボルト20またはナット30を回せばよい。つまり、こ の鋏100は、工具を別途用意することなくその指掛け50の係合部51によっ て簡単にボルト20の締付力を調節し得るものとなる。
【0012】 次に、請求項2の考案の鋏においては、板バネ40及びナット30が従来の如 く刃体10の外部に大きく突出しておらず、刃体10に設けた収納部12に略全 体が収納されている。このため、指等がナット30に触れて不用意にナット30 が回ることはなく、また、この鋏100を例えば理容鋏として使用してもナット 30等に髪等が絡むことはない。
【0013】 ところが、このように刃体の収納部にナットを収納してしまうと、ナットを回 して締付力を調節する際に専用の工具が必要となり、調節の度に専用の工具を用 意せねばならないという問題が生じてくる。そこで、本考案においては、この問 題を以下のように解決している。
【0014】 つまり、ナット30には切欠部70が設けてあり、指掛け50にはナット30 の切欠部70と係合する係合部51が設けてある。ここで、指掛け50は刃体1 0の把手11に着脱自在となっているため、ナット30の締付力を調節する際に は、指掛け50を刃体10より外し、この指掛け50の係合部51をナット30 の切欠部70に係合させてナット30を回し、板バネ40の凸部41に係合する ナット30の凹部31を変更すればよい。すなわち、この鋏100は、専用の工 具を必要とせずとも簡単にナット30の締付力を調節し得るものとなる。
【0015】 最後に、請求項3の考案の鋏100においては、指掛け50が、挿通孔53と 係合部51とを備えた指掛け本体52と、この指掛け本体52の挿通孔53に挿 通される指掛けボルト54とから構成してあり、指掛けボルト54は、指掛け本 体52の挿通孔53に挿通されると、ネジ部55が指掛け本体52から突出する とともに頭部56が指掛け本体52の係合部51を保護するようにしてある。つ まり、鋏100として使用する際等は、指掛け本体52の係合部51を指掛けボ ルト54の頭部56が保護することになり、ボルト20とナット30との締付力 を調節する際には、鋏10から指掛け50を外し、指掛け本体52から指掛けボ ルト54を抜いて、指掛け本体52の係合部51でボルト20とナット30との 締付力を調節すればよいことになる。
【0016】 従って、この鋏10は、請求項1の考案の鋏100と同様に作用するのである が、加えて、鋏100の使用時等に、指掛け50の係合部51に衣服や切断する 髪等が引っかかることを防止し得ることになる。
【0017】
【実施例】
次に、本各考案に係る鋏100の実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0018】 ・実施例1 図1には、請求項1の考案に係る鋏100の一実施例が示してある。 図2に示すように、一方の刃体10側から両刃体10にボルト20が嵌通して あり、他方の刃体10側からボルト20にナット30が螺着してある。そして、 ボルト20には一文字形状の切欠部70が設けてあり、指掛け50にはこの切欠 部70と係合する係合部51が設けてある。ここで、指掛け50にはオネジ、刃 体10の把手11にはメネジが設けてあり、刃体10に対して指掛け50が着脱 自在となっている。
【0019】 なお、本実施例においては、ナット30側の刃体10にナット30の一部或い は全体が嵌合するようにしてあり、刃体10に対してナット30が回らないよう にしてある。つまり、ボルト20を指掛けによって回してもボルト20とともに ナット30が回ることはなく、ボルト20とナット30との締付力を調節できる ようにしてあるのである。また、必ずしも本実施例の如く刃体10とナット30 とを別体にする必要はなく、例えば刃体10にメネジを刻設して、刃体10自体 をナット30としてもよい。
【0020】 ・実施例2 図3には、請求項2の考案に係る鋏100の一実施例が示してある。 図4及び図5に示すように、両刃体10にボルト20が嵌通してあり、このボ ルト20に挿嵌した板バネ40と、ボルト20に螺着したナット30とが刃体1 0に設けられた収納部12に収納されている。ここで、ボルト20を嵌通する側 の刃体10はボルト20に対して回動するのであるが、本実施例においては、こ の回動が円滑になるようワッシャー60を介してボルト20が嵌通してある。
【0021】 また、ボルト20の一部は断面が略四角形状となっており、他方の刃体10に 形成された同様の四角形状の嵌通口と、板バネ40に形成された同様の四角形状 の嵌通口とに前述したボルト20の一部が嵌通してある。このため、ボルト20 に螺着したナット30を回してもボルト20に対して刃体10及び板バネ40が 回ることはなく、ナット30を回せば板バネ40の凸部41に係合するナット3 0の凹部31箇所を変更することができ、ナット30の締付力を容易に調節する ことができる。
【0022】 一方、ナット30には二つの切欠部70が設けてあり、指掛け50にはこの切 欠部70と係合する係合部51が設けてある。そして、指掛け50は、実施例1 と同様にネジにより刃体10に対して着脱自在となっている。
【0023】 ・実施例3 図9には、請求項3の考案に係る鋏100における指掛け50の一例が示して ある。 指掛け本体52には、端部に突起状の係合部51と、指掛けボルト54が挿通 する挿通孔53とが設けてある。そして、この挿通孔53に指掛けボルト54を 挿通して、指掛け本体52と指掛けボルト54とで指掛け50を構成するのであ るが、指掛けボルト54のネジ部55は、指掛け本体52から突出するようにし てあり、このネジ部55により指掛け50を鋏100に対して着脱できるように してある。また、指掛けボルト54の頭部56には、指掛け本体52の係合部5 1に嵌合して係合部51を覆い隠すようにして保護する切欠57が設けてあり、 指掛け50の着脱の際に、指掛け本体52を指等で回せば指掛けボルト54も同 時に回るようにしてある。
【0024】 以上、請求項1、請求項2及び請求項3の考案に係る鋏の各実施例を説明した が、ボルト20またはナット30を回動操作できるようにするためには、本各実 施例の如くボルト20またはナット30に切欠部70を設けることに限らず例え ば突起等を設けてよい。つまり、指掛け50の係合部51にてボルト20または ナット30を回動操作できるようにすればよい。ただし、ボルト20またはナッ ト30をどのような形状にしても、指掛け50の係合部51の形状をボルト20 またはナット30を回動操作することができる形状としなければならない。
【0025】 また、例えば刃体10の把手11に複数のメネジを設け、指掛け50をこれら のメネジの何れかに螺着できるようにして指掛け50の刃体10に対する角度を 変更できるようにしてもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、まず請求項1の考案の鋏においては、刃体に対し て着脱自在の指掛けによってボルトとナットとの締付力を容易に調節することが できる。従って、請求項1の考案によれば、工具を別途用意することなくボルト の締付力を簡単に調節することができる鋏を提供することができる。
【0027】 そして請求項2の考案の鋏においては、ナット及び板バネが従来の如く刃体よ り突出しておらず刃体に設けられた収納部に収納されており、しかもナットの締 付力を調節する際には、刃体に対して着脱自在の指掛けによってナットを回すこ とができる。従って、請求項2の考案によれば、工具を別途用意することなくボ ルトとナットとの締付力を簡単に調節することができることに加えて、ナット等 が使用の邪魔にならず非常にシンプルで操作性がよく、しかも不用意にナットが 回りナットの締付力が変わってしまうことのない鋏を提供することができる。
【0028】 そして請求項3の考案の鋏においては、刃体に対して着脱自在の指掛けによっ てボルトとナットとの締付力を容易に調節することができるばかりでなく、指掛 け本体の係合部を指掛けボルトにより保護することができる。従って、請求項3 の考案によれば、工具を別途用意することなくボルトの締付力を簡単に調節する ことができることに加えて、指掛けの係合部が衣服等に引っかかることを防止す ることができる安全性の高い鋏を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に係る鋏の一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】 図1に示した鋏の構造を示す分解部分斜視図
である。
【図3】 請求項2に係る鋏の一実施例を示す平面図で
ある。
【図4】 図3におけるA−A断面図である。
【図5】 図3に示した鋏の構造を示す分解部分斜視図
である。
【図6】 従来の鋏を示す平面図である。
【図7】 図6に示した鋏の構造を示す分解部分斜視図
である。
【図8】 従来の鋏の構造の別の例を示す分解部分斜視
図である。
【図9】 請求項3に係る鋏における指掛けの一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 刃体 11 把手 12 収納部 20 ボルト 30 ナット 31 凹部 40 板バネ 41 凸部 50 指掛け 51 係合部 52 指掛け本体 53 挿通孔 54 指掛けボルト 55 ネジ部 56 頭部 57 切欠 60 ワッシャー 70 切欠部 100 鋏

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の刃体を軸着するボルトまたはナッ
    トを回動操作することができる係合部を有する指掛けを
    着脱自在に備えたことを特徴とする鋏。
  2. 【請求項2】 一対の刃体を有し、各々の刃体に把手
    と、少なくとも一方の刃体の把手に指掛けとを備え、 一方の刃体側から両刃体に嵌通したボルトと、他方の刃
    体側からボルトに挿嵌され凸部を備えた板バネと、ボル
    トに螺着され板バネの凸部に係合する複数の凹部を内側
    に備えたナットとにより前記刃体を互いに回動自在に軸
    着するとともにボルトとナットとの締付力を調節可能に
    した鋏において、 前記ナットの外側に切欠部と、ナット側の刃体にナット
    の略全体を収納する収納部とを設け、前記指掛けを刃体
    に対して着脱自在にするとともにこの指掛けにナットの
    切欠部と係合する係合部を設けたことを特徴とする鋏。
  3. 【請求項3】 前記指掛けは、挿通孔と前記係合部とを
    備えた指掛け本体と、前記挿通孔に挿通され指掛け本体
    からネジ部が突出するとともに頭部が係合部を保護する
    指掛けボルトとから構成したことを特徴とする請求項1
    記載の鋏。
JP4206392U 1992-02-28 1992-06-18 Expired - Lifetime JPH0850Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4206392U JPH0850Y2 (ja) 1992-02-28 1992-06-18

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JP4-9785 1992-02-28
JP978592 1992-02-28
JP4206392U JPH0850Y2 (ja) 1992-02-28 1992-06-18

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JPH0621580U true JPH0621580U (ja) 1994-03-22
JPH0850Y2 JPH0850Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=26344585

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319072A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Yagyu:Kk 理髪用鋏のナット
AT16101U1 (de) * 2016-10-13 2019-01-15 Mclean Brian Schere

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319072A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Yagyu:Kk 理髪用鋏のナット
AT16101U1 (de) * 2016-10-13 2019-01-15 Mclean Brian Schere

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