JPH06216304A - 薄板多ピン用リードフレーム材およびその製造方法 - Google Patents

薄板多ピン用リードフレーム材およびその製造方法

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JPH06216304A
JPH06216304A JP520493A JP520493A JPH06216304A JP H06216304 A JPH06216304 A JP H06216304A JP 520493 A JP520493 A JP 520493A JP 520493 A JP520493 A JP 520493A JP H06216304 A JPH06216304 A JP H06216304A
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JP
Japan
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annealing
tension
lead frame
thin plate
frame material
Prior art date
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Pending
Application number
JP520493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamada
廣志 山田
Kazuhisa Ishida
和久 石田
Shigeru Koide
茂 小出
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06216304A publication Critical patent/JPH06216304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄板多ピン用リードフレーム材において、打
抜き工程の途中で行なう焼鈍による収縮が僅少なものを
提供する。 【構成】 (30〜50%)Ni−Fe合金の冷温圧延
焼鈍の繰り返しによる薄板の製造に当って、最終の焼鈍
を温度530〜700℃、好ましくは630〜670
℃、張力3kgf/mm2、好ましくは1kgf/mm2以下の条件
でテンションアニーリングとして行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、(30〜50%)Ni
−Fe合金系のICリードフレーム材のうちとくに薄板
で多ピン用のものと、その製造方法の改良に関する。
Ni−Fe合金は、これら主成分のほかに、特性を改善
するために添加された微量の他の成分を含んでいてもよ
い。
【0002】
【従来の技術】42Ni−Feを代表とする(30〜5
0%)Ni−Fe合金は、ICのリードフレーム材とし
て最もよく用いられている。 リードフレーム材の製造
は、熱間圧延により用意した帯鋼を冷間圧延と焼鈍の繰
り返しによって所定の厚さの薄板にする工程にほかなら
ない。 この焼鈍の最終工程は、冷間圧延により生じた
残留応力をなくし歪みをとる目的で、張力を加えながら
加熱する、いわゆるテンションアニーリングによること
が多い。
【0003】一方、近年のICは高密度に集積化し、そ
れにつれて多ピン化(たとえば208ピン)が進んでい
るため、リードフレーム材を薄板とし、その打抜きのプ
レス作業を打抜きおよび曲げの2回に分けて行なって、
中間に焼鈍工程を入れる必要がある。
【0004】ところが、この中間焼鈍によって材料の薄
板が収縮し、薄板に設けた材料送り用の孔とプレス装置
の位置決めピンとのピッチが合わなくなるという問題が
生じた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、薄板
多ピン用リードフレーム材の加工に関して生じた上記の
問題を解消し、打抜き工程において中間焼鈍により生じ
る収縮が抑制された材料と、その製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の薄板多ピン用リ
ードフレーム材は、(30〜50%)Ni−Fe合金の帯
から冷間圧延および焼鈍を繰り返して製造されたリード
フレーム材であって、最終の焼鈍処理を、温度530〜
700℃、張力3kgf/mm2以下のテンションアニーリン
グによって行ない、硬さをHv210〜220に調整す
るとともに、リードフレームへの打抜き工程の中間に行
なう焼鈍で生じる収縮率を0.02%以下に抑制した薄
板多ピン用リードフレーム材である。
【0007】上記の薄板多ピン用リードフレーム材を製
造する本発明の方法は、(30〜50%)Ni−Fe合
金の帯から冷間圧延および焼鈍を繰り返して所定の厚さ
の薄板とし、最終の焼鈍処理を、温度530〜700
℃、好ましくは630〜670℃、張力3kgf/mm2
下、好ましくは実質上ゼロ〜1kgf/mm2のテンションア
ニーリングとして行なうことを特徴とする。
【0008】
【作用】Ni−Fe合金には“Directional Order”と
よばれる固有の現象があって、圧延により結晶格子中の
Ni−NiおよびFe−Feのペアが特定の方向に配列
し、それが焼鈍によりランダムな配置に戻り、そのとき
収縮が生じると考えられる。
【0009】発明者らは、この現象とテンションアニー
ルとの間に関係があると考え、処理条件の選択によって
収縮を小さくできる可能性を求めて実験した。
【0010】その結果、前掲の条件が効果的であること
を見出したのであって、これに従うことにより、形状の
歪みの修正およびバネ限界値等の改善に関して有用であ
るというテンションアニーリングの特性を活かしつつ、
二段階式プレスによるリードフレーム製作を容易にした
わけである。
【0011】
【実施例】42%Ni−Fe合金の帯から冷間圧延−焼
鈍の繰り返しにより厚さ0.15mmの薄板をつくり、こ
れを幅50mmのリボンにスリットした。 この合金リボ
ンを、420〜660℃の範囲の種々の温度に10分
間、1,3または5kgf/mm2の張力を加えた状態で加熱
するテンションアニーリングにより処理した。
【0012】続いて各リボンに対し、二段プレス作業の
中間焼鈍の条件として代表的な600℃×5分間の加熱
を施して、長手方向の収縮の度合を測定した。 結果を
図1に示す。 図のグラフから、二段プレス作業にとっ
て許容できる収縮率0.02%のレベルを達成するに
は、温度530℃以上、張力3kgf/mm2以下の条件、よ
りきびしい条件である収縮率0.01%以下を実現する
には、温度630℃以上、張力1kgf/mm2程度が好まし
いことがわかる。
【0013】一方、各リボンの表面硬さを測定した結果
は、図2に示すとおりである。 プレスの加工性や精度
等を高く得るためには、合金リボンがHv210以上の
硬さをもつことが要求される。 図2のデータから、ア
ニーリングの温度が700℃を超えてはならないこと、
および670℃以下に止めるのが好ましいことがわか
る。
【0014】
【発明の効果】本発明により、薄板多ピン用リードフレ
ーム材において、テンションアニーリングによる歪みと
バネ限界値向上の効果が確保でき、二段プレスの中間で
行なう焼鈍による収縮が僅少であって、しかも適切な硬
さをもち、従ってプレスの加工性を損うことのない材料
が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例において、42%Ni−Fe
合金の薄板にテンションアニーリングを行なったときの
温度および張力の条件と、プレス工程での中間焼鈍によ
る収縮の率との関係を示したグラフ。
【図2】 同じく本発明の実施例において、42%Ni
−Fe合金の薄板に張力1kgf/mm2でテンションアニー
リングを行なったときの、温度と硬さHvの関係を示し
たグラフ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (30〜50%)Ni−Fe合金の帯か
    ら冷間圧延および焼鈍を繰り返して製造されたリードフ
    レーム材であって、最終の焼鈍処理を、温度530〜7
    00℃、張力3kgf/mm2以下のテンションアニーリング
    によって行ない、硬さをHv210〜220に調整する
    とともに、リードフレームへの打抜き工程の中間に行な
    う焼鈍で生じる収縮率を0.02%以下に抑制した薄板
    多ピン用リードフレーム材。
  2. 【請求項2】 (30〜50%)Ni−Fe合金の帯か
    ら冷間圧延および焼鈍を繰り返して所定の厚さの薄板と
    し、最終の焼鈍処理を、温度530〜700℃、張力3
    kgf/mm2以下のテンションアニーリングとして行なうこ
    とを特徴とする薄板多ピン用リードフレーム材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 テンションアニーリングを、温度が63
    0〜670℃、張力が実質上ゼロ〜1kgf/mm2の条件で
    実施する請求項2の製造方法。
JP520493A 1993-01-14 1993-01-14 薄板多ピン用リードフレーム材およびその製造方法 Pending JPH06216304A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08293577A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレーム
CN100374583C (zh) * 2004-09-29 2008-03-12 日立金属株式会社 用于制造铁-镍基合金薄板材的方法
CN114472515A (zh) * 2021-12-21 2022-05-13 江西铜业集团铜板带有限公司 一种引线框架用多元合金薄带的制备方法

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