JPH06218073A - 防災シート - Google Patents
防災シートInfo
- Publication number
- JPH06218073A JPH06218073A JP5223486A JP22348693A JPH06218073A JP H06218073 A JPH06218073 A JP H06218073A JP 5223486 A JP5223486 A JP 5223486A JP 22348693 A JP22348693 A JP 22348693A JP H06218073 A JPH06218073 A JP H06218073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- disaster prevention
- disaster
- carbon fiber
- silicone rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織布
からなるシートの片面又は両面に、シリコーンゴム塗布
層を設けた防災シートに関する。 【効果】 難燃性に優れ、柔軟で被防災物に被装させや
すく作業性も良い。
からなるシートの片面又は両面に、シリコーンゴム塗布
層を設けた防災シートに関する。 【効果】 難燃性に優れ、柔軟で被防災物に被装させや
すく作業性も良い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性に優れた防災シ
ートに関する。
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、洞道内などに布設された可燃性ケ
ーブルに着火した火災が、ケーブルを伝って広範囲に広
がり、重要機器類を停止させるなどの重大な事故を引き
起すことがしばしば発生している。
ーブルに着火した火災が、ケーブルを伝って広範囲に広
がり、重要機器類を停止させるなどの重大な事故を引き
起すことがしばしば発生している。
【0003】そのため、難燃性の高い組成物、例えばク
ロロプレンゴムや塩素化ポリエチレンからなるシート
や、ガラスクロスに防水性に優れた難燃性のゴムまたは
プラスチックを塗布したシートを、ケーブル等の被防災
物に巻付けて燃焼を防止することが行われている。
ロロプレンゴムや塩素化ポリエチレンからなるシート
や、ガラスクロスに防水性に優れた難燃性のゴムまたは
プラスチックを塗布したシートを、ケーブル等の被防災
物に巻付けて燃焼を防止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来からの防災シートのうちクロロプレンゴムや塩
素化ポリエチレンをベースとするシートにおいては、火
災の際に人体や電気機器に有害な塩化水素ガスを発生す
るばかりでなく、難燃性が不十分で、大規模な火災に際
しては、延焼をくい止めることはできても、ケーブル等
の損傷を完全に防止することができないという問題があ
った。
うな従来からの防災シートのうちクロロプレンゴムや塩
素化ポリエチレンをベースとするシートにおいては、火
災の際に人体や電気機器に有害な塩化水素ガスを発生す
るばかりでなく、難燃性が不十分で、大規模な火災に際
しては、延焼をくい止めることはできても、ケーブル等
の損傷を完全に防止することができないという問題があ
った。
【0005】また、シート自体がある程度以上の厚みを
有する必要があるため、ケーブル等の被防災物にうまく
沿わせることが難しい、施工部分の熱放散性を低下させ
るという問題があった。
有する必要があるため、ケーブル等の被防災物にうまく
沿わせることが難しい、施工部分の熱放散性を低下させ
るという問題があった。
【0006】さらにガラスクロスを主体とする防災シー
トにおいては、縫製や施工作業の際に人体に触れると不
快感を与えるばかりでなく、柔軟性に乏しく被防災物の
外周面に沿わせることが難しいという問題があった。
トにおいては、縫製や施工作業の際に人体に触れると不
快感を与えるばかりでなく、柔軟性に乏しく被防災物の
外周面に沿わせることが難しいという問題があった。
【0007】またさらに火災時強い炎に長時間さらされ
た場合、外部応力に対して脆くなるという問題もあっ
た。
た場合、外部応力に対して脆くなるという問題もあっ
た。
【0008】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、火災時の防災性能が高くて被防災物に被
装させやすく、しかも人体に不快感を与えず作業のしや
すい防災シートを提供することを目的とする。
されたもので、火災時の防災性能が高くて被防災物に被
装させやすく、しかも人体に不快感を与えず作業のしや
すい防災シートを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の防災シートは、
焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織布からなるシ
ートの片面または両面に、防水性を有する難燃性のシリ
コーンゴム塗布層を設けて成ることを特徴としている。
焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織布からなるシ
ートの片面または両面に、防水性を有する難燃性のシリ
コーンゴム塗布層を設けて成ることを特徴としている。
【0010】本発明に使用する焼成ポリアクリロニトリ
ル系炭素繊維の織布は、アクリル繊維を高温で焼成して
炭素化した焼成ポリアクリロニトリル(PAN)系の炭
素繊維を所望の形状に織ったものである。具体的には、
たとえば、パイロメックス(東邦レーヨン社の商品名)
からなる織布があげられる。
ル系炭素繊維の織布は、アクリル繊維を高温で焼成して
炭素化した焼成ポリアクリロニトリル(PAN)系の炭
素繊維を所望の形状に織ったものである。具体的には、
たとえば、パイロメックス(東邦レーヨン社の商品名)
からなる織布があげられる。
【0011】
【作用】本発明の防災シートにおいては、焼成PAN系
の炭素繊維の織布からなるシートをベースとし、その片
面または両面に難燃性と防水性とを兼ね備えたシリコー
ンゴムの塗布層が設けているので、高い難燃性を有し優
れた防災性能を発揮する。しかも、全体の厚さを薄くす
ることができるうえ、柔軟性に優れるため、被防災物に
適応させやすい利点がある。
の炭素繊維の織布からなるシートをベースとし、その片
面または両面に難燃性と防水性とを兼ね備えたシリコー
ンゴムの塗布層が設けているので、高い難燃性を有し優
れた防災性能を発揮する。しかも、全体の厚さを薄くす
ることができるうえ、柔軟性に優れるため、被防災物に
適応させやすい利点がある。
【0012】さらに、表面のシリコーンゴムの塗布層に
よって、ベースの焼成PAN系の炭素繊維の織布からな
るシートが、外部からの水分の侵入等に対して保護され
るため、長期間の使用に耐える。
よって、ベースの焼成PAN系の炭素繊維の織布からな
るシートが、外部からの水分の侵入等に対して保護され
るため、長期間の使用に耐える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図面は本発明の防災シートの一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【0015】図において符号1はパイロメックスのよう
な焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織布からなる
シートを示しており、その片面または両面には難燃性と
防水性が高いシリコーンゴムの塗布層2が設けられてい
る。
な焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織布からなる
シートを示しており、その片面または両面には難燃性と
防水性が高いシリコーンゴムの塗布層2が設けられてい
る。
【0016】次に、このような構造の防災シートの具体
的な例とそれらをケーブルに適応した場合の試験結果を
示す。
的な例とそれらをケーブルに適応した場合の試験結果を
示す。
【0017】すなわち、パイロメックスからなる0.47mm
厚の織布からなるシートの片面に、公知のシリコーンゴ
ム組成物を塗布してなる400mm ×1000mmのシート(実施
例1)を、22kVCVT(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシ
ース電力ケーブル)(3×150 mm2 )の外周に2廻り巻
き付け、パイロメックスバンドで固定した。
厚の織布からなるシートの片面に、公知のシリコーンゴ
ム組成物を塗布してなる400mm ×1000mmのシート(実施
例1)を、22kVCVT(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシ
ース電力ケーブル)(3×150 mm2 )の外周に2廻り巻
き付け、パイロメックスバンドで固定した。
【0018】また、実施例1のシートを60mm幅のテープ
状に切断して得られたテープ(実施例2)を、前途のケ
ーブルの周りに1/2ラップ巻きした。さらに従来の防
災シート、すなわち0.47mm厚のガラスクロスの片面にシ
リコーンゴムを塗布した実施例1と同サイズのシート
(比較例1)と、2.8mm 厚のクロロプレンゴムベースの
難燃性シート(比較例2)とを、それぞれ実施例と同じ
ケーブルの外周に2廻り巻き付けた。
状に切断して得られたテープ(実施例2)を、前途のケ
ーブルの周りに1/2ラップ巻きした。さらに従来の防
災シート、すなわち0.47mm厚のガラスクロスの片面にシ
リコーンゴムを塗布した実施例1と同サイズのシート
(比較例1)と、2.8mm 厚のクロロプレンゴムベースの
難燃性シート(比較例2)とを、それぞれ実施例と同じ
ケーブルの外周に2廻り巻き付けた。
【0019】次いでこれらのケーブルについて、IEE
EStd.383 の規定に準拠したトレイ燃焼試験(火源は70
000 BTU/時 20分で、トレイは3.1mのダクト)を行っ
て、ケーブルの損傷状況を観察した。
EStd.383 の規定に準拠したトレイ燃焼試験(火源は70
000 BTU/時 20分で、トレイは3.1mのダクト)を行っ
て、ケーブルの損傷状況を観察した。
【0020】これらの結果を巻付けの際の作業性等と共
に次表に示す。
に次表に示す。
【0021】
【表1】 表からも明らかなように、本発明の防災シートおよびこ
れをテープ状に切断したものにおいては、いずれも燃焼
試験に良好な結果を示し、またケーブルへの巻付け作業
性および装着性も良好であった。
れをテープ状に切断したものにおいては、いずれも燃焼
試験に良好な結果を示し、またケーブルへの巻付け作業
性および装着性も良好であった。
【0022】これに対し比較例の防災シートにおいて
は、燃焼試験でいくらかのケーブル損傷がみられ、また
ケーブルへの巻付け作業性および適応性が充分ではなか
った。
は、燃焼試験でいくらかのケーブル損傷がみられ、また
ケーブルへの巻付け作業性および適応性が充分ではなか
った。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の防災シートは軽量で柔軟性に富み難燃性に優れてい
る。従って、本発明の防災シートによれば被防災物への
巻付け等の作業が簡単であり、高い防災性能が発揮され
る。
の防災シートは軽量で柔軟性に富み難燃性に優れてい
る。従って、本発明の防災シートによれば被防災物への
巻付け等の作業が簡単であり、高い防災性能が発揮され
る。
【図1】本発明の防災シートの一実施例を示す断面図。
1…焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織布からな
るシート 2…防水性に優れた難燃性のシリコーンゴム塗布層
るシート 2…防水性に優れた難燃性のシリコーンゴム塗布層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 15/12 Z 7199−3B D06M 15/643 H02G 9/00 B 7509−5G // B32B 7/02 105 9267−4F H01B 7/34 B 7244−5G
Claims (1)
- 【請求項1】焼成ポリアクリロニトリル系炭素繊維の織
布からなるシートの片面または両面に、防水性を有する
難燃性のシリコーンゴム塗布層を設けて成ることを特徴
とする防災シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223486A JPH06218073A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 防災シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223486A JPH06218073A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 防災シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218073A true JPH06218073A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=16798894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5223486A Pending JPH06218073A (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 防災シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218073A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003239157A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Toho Tenax Co Ltd | ポリアクリロニトリル系炭素繊維紡績糸織物、炭素繊維紡績糸織物ロール、及び炭素繊維紡績糸織物の製造方法 |
| KR100845019B1 (ko) * | 2007-02-21 | 2008-07-08 | 이스켐주식회사 | 이형 복합시트의 제조방법 및 제조장치 |
| KR101326149B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2013-11-06 | 샤앙지 제이앤알 파이어 파이팅 캄파니 리미티드 | 내고온융제 단열층을 갖는 에어로졸 화재진압장치 및 그 제조방법 |
| CN105655961A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-08 | 广州振泽电力科技有限公司 | 一种可遮阳透明盖板 |
| KR20190104084A (ko) * | 2018-02-28 | 2019-09-06 | 주식회사 포이즈 | 탄소 섬유 소재를 이용한 차량용 보호커버 및 그 제조방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60191076A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-28 | 日東紡績株式会社 | 耐火・耐熱性体の製造方法 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5223486A patent/JPH06218073A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60191076A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-28 | 日東紡績株式会社 | 耐火・耐熱性体の製造方法 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003239157A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Toho Tenax Co Ltd | ポリアクリロニトリル系炭素繊維紡績糸織物、炭素繊維紡績糸織物ロール、及び炭素繊維紡績糸織物の製造方法 |
| KR100845019B1 (ko) * | 2007-02-21 | 2008-07-08 | 이스켐주식회사 | 이형 복합시트의 제조방법 및 제조장치 |
| KR101326149B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2013-11-06 | 샤앙지 제이앤알 파이어 파이팅 캄파니 리미티드 | 내고온융제 단열층을 갖는 에어로졸 화재진압장치 및 그 제조방법 |
| CN105655961A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-08 | 广州振泽电力科技有限公司 | 一种可遮阳透明盖板 |
| KR20190104084A (ko) * | 2018-02-28 | 2019-09-06 | 주식회사 포이즈 | 탄소 섬유 소재를 이용한 차량용 보호커버 및 그 제조방법 |
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