JPH0621845Y2 - カセット式プリンタ - Google Patents

カセット式プリンタ

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JPH0621845Y2
JPH0621845Y2 JP5824790U JP5824790U JPH0621845Y2 JP H0621845 Y2 JPH0621845 Y2 JP H0621845Y2 JP 5824790 U JP5824790 U JP 5824790U JP 5824790 U JP5824790 U JP 5824790U JP H0621845 Y2 JPH0621845 Y2 JP H0621845Y2
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cassette
roller
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカセット式プリンタに関し、詳しくはプリンタ
本体のカセット装着部に、印字紙ロールを有するカセッ
トを着脱自在に装着して使用するカセット式プリンタに
おける剥離印字紙の保持手段に関する。
(従来技術とその課題) 従来、プリンタ等においてラベルロールから剥離したラ
ベルの保持手段として、実公昭53-39197号公報及び実開
昭50-60000号公報が知られる。その実公昭53-39197号公
報には、剥離部材の先端にラベル保持ローラを並設し、
前記剥離部材により台紙から剥離されたラベルを一定の
状態に保持させることが開示され、また実開昭50-60000
号公報には、剥離部材の下側にローラを配設して、台紙
の折り返し方向を定めるローラを保持するローラホルダ
をラベル剥離部材と離反する方向に付勢して移動自在に
設け、前記ローラを必要に応じて剥離部材から離間させ
て台紙の装填性を向上させることが開示されている。
しかしながら、上記従来技術は何れも保持ローラが剥離
部材の周辺に常に配置され、保持ローラを可動式とした
後者公報の場合でも、剥離部材の周辺から保持ローラが
完全になくなるわではなく、台紙の装填性を著しく改善
し得るものではなかった。
特にカセット式プリンタの如く、小型化したカセットに
ラベル台紙などの印字紙ロールを装填しやすくすること
は、該プリンタの実用上重要である。
本考案は斯る従来不具合に鑑み、保持ローラを備えたカ
セット式プリンタにおいて、カセットへの印字紙ロール
の装填性をより高めて実用上の便益大なるカセット式プ
リンタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 斯る本考案は、プリンタ本体にカセット装着部とそれに
隣接する印字ヘッドを備え、カセットに印字紙ロール、
プラテンローラ及び剥離部材を備え、このカセットをプ
リンタ本体のカセット装着部に着脱自在に装着して前記
印字ヘッド、プラテンローラ及び剥離部材により印字発
行部を構成するカセット式プリンタにおいて、プリンタ
本体には、印字発行部の近傍に印字紙保持ローラを回動
自在に取付けるとともに該保持ローラを所定位置に移動
させる係合部を設け、カセットには前記係合部と係合す
る作動部を設け、カセット装着時に前記作動部と係合部
とが共働して前記保持ローラを剥離部材に対向する第1
位置へ移動させ、カセットの離脱とともに前記係合部の
解放により前記保持ローラを剥離部材から離間した第2
位置へ移動させることを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、プリンタ本体のカセット装着部にカセ
ットを装着したときに、保持ローラが剥離部材に対向し
た状態に配置され(第1位置)、印字発行部から発行さ
れる印字紙を所定の状態で保持してその巻込みが防止さ
れ、カセットを装着部から取外したときには、カセット
側には保持ローラがないために印字紙ロールの装填性を
良好ならしめる。
又、カセット離脱時には保持ローラが剥離部材から離間
する状態に配置(第2位置)されるので、保持ローラが
邪魔になることなくカセットを取外し、その後の装着作
業を行なうことができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面により説明すれば、第1図は本考
案のプリンタ本体A及びカセットBを示す。
第1図(1)は、プリンタ本体Aのカセット装着部a周
辺の平面図を示し、図中矢印方向からカセットBが装着
されるもので、1は基板、2は本体カバーである。カセ
ット装着部aには、基板1上に2つの挾持板3,3′を
所定間隔をおいて平行に配設するとともにガイド突縁4
及びガイド溝5を前記挾持板3と平行に形成し、それら
部材3,3′,4,5は何れもカセット装着方向へ延び
る長手形状とする。
又、上記装着部aには、装着されるカセットBの後端位
置に板バネからなるストッパ6,6を起設し、前端部に
カセット掛止爪7,7を上向きに突出せしめる。
カセット装着部aの一側寄り、図中左側にはモータMを
設置し、該モータMにタイミングベルト伝動されるタイ
ミングプーリ8に歯車9を一体的に取付け水平状回転自
在に配設し、この歯車9を介して後述するカセットBの
巻取軸31及びプラテンローラ32に回転動力を伝達するよ
うにする。
又、上記タイミングプーリ8の近傍には、ラベル位置検
出器用の検出素子10,10を配置せしめる。上記カセット
装着部aに隣接する位置、詳しくは前記挾持板3の近傍
にヘッド固定板11を取付け、該固定板11にサーマルヘッ
ド(印字ヘッド)12を配設する。
ヘッド固定板11は、平行な上下面の一部を垂直面で連設
した側面形状を有し、その下面を基板1上に固定して
取付け、このヘッド固定板11に一端を基板に固定した支
軸13にヘッド支持板14の支持部14′を揺動自在に軸支
し、該ヘッド支持板14に前記サーマルヘッド12を取付け
てなる(第2図、第3図)。
尚、第2図、第3図において15はサーマルヘッド12の幅
方向中央部を押圧して後述するカセットBに備えたプラ
テンローラ32に所定圧で付勢するバネ、16は該バネの付
勢力を調整するネジである。
上記ヘッド固定板11は第1図及び第2図示す如く、外方
先端部に上下面を貫通する軸17を取付け、該軸17にロー
ラ支持板18を回動自在に取付ける。
ローラ支持板18は、垂直連結面18aの上下両端部を図中
左側へ平行に折曲してコ字形に形成し、この上下面に後
述するローラ軸19の軸受面18b,18cを形成した軸受部18f
と、垂直連結面18eの上下両端部を前記軸受面18b,18cと
逆方向へ平行に折曲して逆コ字形に形成し、前記軸17の
軸受面18g,18hを形成し、下側軸受面18hを延長して後述
する係合部21を設け、前記垂直連結面18eの一端にカッ
ター18iを形成した係合部材18dとからなる。
上記ローラ支持板18は両連結面18a,18eを対面させ溶接
により固着して一体的とし、その係合部材18dを前記軸1
7に回動自在に取付け、前記軸受面18b,18cの先端部にロ
ーラ軸19によってラベル保持ローラ20を遊転自在に取付
けるとともに係合部材18dの下面軸受面18hに形成した係
合部21が後述するカセットBの作動部43と係合するよう
にする。
又、上記ローラ支持板18は、一端を前記ヘッド固定板11
の前端部に取付けた固定ピン22′に掛止めた捩りコイル
バネ22の他端を前記係合部21に掛止めることによって、
図中の反時計方向へ付勢され、カッター18iを形成した
垂直連結面18eの他端側が前記ヘッド支持板14の前端に
当接することで第2図の位置(第2位置)に保持され
る。
カセットBはその枠体b上にラベルロール軸30及び巻取
軸31を配設するとともに一側隅部(実施例図面では左下
隅部)にプラテンローラ32及び剥離部材33を配設し、前
記ラベルロール軸30に取付けられたラベルロール34から
ラベル台紙34aを前記プラテンローラ32へ導く移送路上
には適宜にラベルガイド35,35及び前記プリンタ本体A
のカセット装着部aに取付けた検出素子10から発光され
る光を台紙移送路上を通過するように反射させるラベル
位置検出部36を配設してなる。
プラテンローラ32は第6図、第7図に示す如く、枠体b
の底面下に間隔をおき水平に固着した下部取付板37と、
枠体b上に所定間隔をおいて配設した上部取付板37′と
に渉り回転自在に起設し、該プラテンローラ32のローラ
軸32′には従動歯車38を設ける。ローラ軸32′と従動歯
車38との取付け構造は、第8図に示す如く従動歯車38に
は、ローラ軸32′を挿入する孔39の周縁に該孔を挾んで
突出し対面する一対の軸受部40,40を形成し、ローラ軸3
2′には、前記軸受部40,40に嵌合う周面に一対の平行面
を形成した角軸部41を一体に形成し、前記角軸部41を軸
受部40,40に嵌合った状態でローラ軸32′を孔39に挿入
して取付ける。上記取付け構造によれば、ネジを用いた
取付け構造に較べて、ネジの破損やゆるみがなく耐久性
が向上するとともに加工性に優れ、しかも軸受部40,40
の高さを低くしても確実な動力伝達が得られるので小型
化が可能となる。
又、上記剥離部材33も前記プラテンローラ32に近接する
位置で、前記上下取付板37,37′に渉り起設してなる。
下部取付板37上にはまた、プリンタ本体A側の歯車9と
噛合する伝達歯車31b、この伝達歯車31bに噛合する前記
巻取軸31の下端に一体に取付けた従動歯車31a及び前記
プラテンローラ32′の従動歯車38と噛合する中間歯車31
cとを配設する。カセットBをプリンタ本体Aに装着し
たときに、前記伝達歯車31bがプリンタ本体A側の歯車
9に噛合して前記モータMの動力をプラテンローラ32及
び巻取軸31に伝達する。
下部取付板37は前記プリンタ本体Aの挾持板3,3′間
に介在する幅面からなり、その一側挾持面42が挾持板3
に、他側挾持面42′が挾持板3′下に夫々挿入挾持さ
れ、カセットBの上下方向の動きを規制せしめる。下部
取付板37の挾持面42側先端部、すなわち、剥離部材33近
傍の下部取付板37には、挾持面42より拡幅せる部分を形
成して作動部43とし、この作動部43がカセットBをプリ
ンタ本体Aに装着する際にローラ支持板18の係合部21と
係合するようにする。
カセットBの枠体b底面には、ガイド溝44及びガイド突
縁45を両側部に形成し、それらガイド溝44、ガイド突縁
45が、カセットBを装着する際にプリンタ本体A側のガ
イド突縁4、ガイド溝5に嵌合しつつ、前記カセットB
を所定位置に装着案内する。
さらに上記枠体bの底面には、略中央前半部に係合板46
を上下揺動自在に配設する。
係合板46は、その後端の内端中央部をヒンジ部47として
枠体b底面に回動自在に取付けて上下揺動するように
し、前記ヒンジ部47を、一端を枠体bの底面に固定した
板バネ48を当接させることによりヒンジ部47を押えると
ともに係合板46の前端縁46aを後述する化粧板49の段部
に係合させる(第4図)。
第4図から明らかなように、枠体bの前面には化粧板49
が被着され、この化粧板49の下端裏面に形成した段部4
9′上に前記係合板46の前端縁46aを当接させ、それによ
り係合板46の下限位置を設定する。
上記係合板46の底面には下向傾斜状に突出する係合爪5
0,50を一体に形成し、カセットBを装着したときに該係
合爪50,50がカセット装着部aの掛止爪7,7に係合す
るようにする。係合爪50,50はヒンジ部47側を斜面状と
することによって、カセットBをカセット装着部aに差
込み装着する際に、係合板46が板バネ48の弾力に抗して
上動しながら係合爪50,50が掛止爪7,7上を乗り上
げ、それを乗り越えたところで係合板46が板バネ48によ
り下動し、係合爪50,50が掛止爪7,7に係合する。
而して、カセットBは第1図に示す如く、ラベルロール
軸30にラベルロール34を取付け、該ラベルロール34から
ラベル付き台紙34aを、ガイド35,35、ラベル位置検出部
36、プラテンローラ32、剥離部材33を介して巻取軸31へ
導き、台紙先端を該巻取軸31に掛止めるラベル付き台紙
の装填作業を行なう。
ラベル付き台紙が装填されたカセットBは第1図矢印方
向にカセット装着部aへ差込むことによりプリンタ本体
Aに装着される。
カセットBの装着時に前述の通り、ガイド溝44、ガイド
突縁45がカセット装着部aのガイド突縁4、ガイド溝5
に嵌合い摺動するとともに下部取付板37の挾持面42,4
2′がカセット装着部aの挾持板3,3′に挾持され、
装着終了端においてカセットBの後縁がカセット装着部
aのストッパ6,6に突当たるとともに係合爪50,50が
掛止爪7,7を乗り越え下動し、ストッパ6,6がその
弾力によりカセットBを若干押し戻して係合爪50,50と
掛止爪7,7とを確実に掛止めるとともにサーマルヘッ
ド12の発熱部とプラテンローラ32の周面を所定位置に位
置決めする。
上記カセットBの装着によりカセットBのプラテンロー
ラ32はラベル付き台紙34aを介してサーマルヘッド12に
接合し、このサーマルヘッド12、プラテンローラ32及び
剥離部材33が近接状に配設されて印字発行部を構成する
(第3図)。
一方、前記カセットBの装着時には、カセットBの下部
取付板37がカセット装着部aに差込まれる終了端直前
で、該取付板37の作動部43がプリンタ本体Aのローラ支
持板18の係合部21を押し動かし該支持板18を捩りバネ22
の弾力に抗して反時計方向に回動させ、ラベル保持ロー
ラ20を剥離部材33に対向する位置(第1位置)へ移動さ
せる(第3図)。
上記作動部43はカセット装着終了時も係合部21との係合
状態を保持して保持ローラ20を前記第1位置に保持す
る。
従って、印字発行部において発行されたラベル34bはラ
ベル台紙34aが剥離部材33を通過する際にラベル付き台
紙34aから剥がれて保持ローラ20方向へ移行し、該ロー
ラ20上に一定の状態で仮止め保持され、巻取軸31方向へ
の巻込みが防止される。
そして、カセットBをプリンタ本体Aから離脱させるに
は、カセットBの係合板46を押上げて係合爪50,50を掛
止爪7,7から離脱させた状態でカセットBを引抜く操
作を行なうが、このカセットBの引抜きにより、カセッ
トB側の作動部43とローラ支持板18の係合部21との押圧
状態が解放されるので、ローラ支持板18は捩りバネ22の
弾力により時計方向へ回動し、第2図に示す第2位置へ
復帰する。
この第2位置は、カセットBが装着された状態を想定し
て、剥離部材33から離間した位置である。プリンタ本体
Aから離脱した状態のカセットBは、第1図からわかる
ように、剥離部材33の近傍に保持ローラなどラベル付き
台紙の配回しに障害となる大きな部材がないので、ラベ
ル付き台紙の前記装填作業を容易に行なうことができ
る。
尚、上記実施例はカセットBを横にしてプリンタ本体A
の側面から装着する場合を示したが、本考案の構成を用
いるかぎり、カセットを立てた状態でプリンタ本体の正
面から装着することも自由である。
又、ローラ支持板18はバネ材により常に剥離部材から離
間する方向へ付勢しているがそれに限定されるものでは
なく、バネ材がデットポイントを越えてラベル保持ロー
ラを第1位置と第2位置へ付勢するもの、ローラ支持板
18の係合部21とカセットBの作動部43との係合によりラ
ベル保持ローラ20を第1位置と第2位置とに移動させる
ようにするもの、又前記カセットを立てた状態で装着す
るようにしたカセット式プリンタにおいては、ローラ支
持板18の係合部21の近傍に重りを取付け、保持ローラ20
の第2位置へは、この重りの自重で移動するようにした
ものなど、バネ材を使用しないものも含むものである。
(効果) 本考案によれば、保持ローラがカセットの装着、取外し
の支障となることはなく、カセットの装着、取外し作業
を容易に行なうことができるとともに、カセットの装着
時にカセット側の作動部と保持ローラの係合部との共働
により保持ローラが剥離部材近傍の所定位置に自動的に
配置されるので、その操作が簡便である。
そして、カセット装着状態では、保持ローラが具備され
ることにより、ラベルなど発行された印字紙が保持ロー
ラへ移行して保持されるので、印字紙の巻込みを防止し
て確実な印字発行を行ない得る。又、カセットには保持
ローラを具備しないので、印字紙を配回す狭い間隙が形
成されず、印字紙の装填性を低下させることがないとと
もにカセットのコストを安価ならしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカセット式プリンタを示し、第1図
(1)はプリンタ本体の一部平面図、第1図(2)はカ
セットの平面図、第2図はプリンタ本体の要部拡大断面
平面図、第3図はカセットを装着した状態の要部拡大断
面平面図、第4図は第3図の(IV)−(IV)線断面図、
第5図は第2図中の要部正面図、第6図はカセットの一
部切欠せる正面図、第7図はカセットの底面図、第8図
はプラテンローラのローラ軸端部の分解斜視図である。 図中、 A……プリンタ本体、B……カセット a……カセット装着部、12……サーマルヘッド 32……プラテンローラ、33……剥離部材 34……ラベルロール、20……保持ローラ 21……係合部、43……作動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタ本体にカセット装着部とそれに隣
    接する印字ヘッドを備え、カセットに印字紙ロール、プ
    ラテンローラ及び剥離部材を備え、このカセットをプリ
    ンタ本体のカセット装着部に着脱自在に装着して前記印
    字ヘッド、プラテンローラ及び剥離部材により印字発行
    部を構成するカセット式プリンタにおいて、プリンタ本
    体には、印字発行部の近傍に印字紙保持ローラを回動自
    在に取付けるとともに該保持ローラを所定位置に移動さ
    せる係合部を設け、カセットには前記係合部と係合する
    作動部を設け、カセット装着時に前記作動部と係合部と
    が共働して前記保持ローラを剥離部材に対向する第1位
    置へ移動させ、カセットの離脱とともに前記係合部の解
    放により前記保持ローラを剥離部材から離間した第2位
    置へ移動させるカセット式プリンタ。
JP5824790U 1990-05-31 1990-05-31 カセット式プリンタ Expired - Lifetime JPH0621845Y2 (ja)

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